JPS5939794Y2 - ケ−ブル端末部 - Google Patents

ケ−ブル端末部

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Publication number
JPS5939794Y2
JPS5939794Y2 JP1975088409U JP8840975U JPS5939794Y2 JP S5939794 Y2 JPS5939794 Y2 JP S5939794Y2 JP 1975088409 U JP1975088409 U JP 1975088409U JP 8840975 U JP8840975 U JP 8840975U JP S5939794 Y2 JPS5939794 Y2 JP S5939794Y2
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JP
Japan
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shielding layer
sheath
small diameter
diameter portion
cable
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Expired
Application number
JP1975088409U
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JPS522291U (ja
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光雄 北村
庄市 米谷
進 山田
晃 室岡
竹男 熊谷
義仁 堀江
Original Assignee
日立電線株式会社
(株) 日立メデイコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高電圧ケーブルの改良された端末部に係わるも
のである。
たとえばレントゲン用高電圧ケーブルの端末部は第1図
のようにケーブル1の高電圧線心2、主絶縁体3、半導
電層4、金属編組遮蔽層5及びシース6を順次段剥ぎせ
しめ、絶縁体3の周上へ樹脂状物から成る絶縁補強体7
を形成し、更にこの補強体7の下方部には金属線9によ
って遮蔽層5と電気的に接続された電界緩和のためのベ
ルマウス状導電筒体8を設けることより構成されている
が、この構造の場合には遮蔽層5と筒体8とを金属線9
0巻付けによって電気的及び機械的に接続する関係上遮
蔽層5としてシース6よりも突出させなければならず、
従って周囲に機械的保護のためのシース6が存在しない
この突出遮蔽層5の部分がケーブルに加わる屈曲力や捻
小力のために損傷を受けるようなことがあり、又、遮蔽
層5を所定長さ突出させる結果としてその分だけ端末部
の長さが大きくなるという欠点を有していた。
本考案は構造安定にして且つ従来よりも短尺なケーブル
端末部の提供を目的として為されたもので、絶縁体上に
半導電層、金属遮蔽層及びシースを順次形成して成るケ
ーブルの前記絶縁体を適当長さ露出させて当該絶縁体の
周囲に絶縁補強体を形成すると共に該補強体の下方部に
ベルマウス状導電筒体を形成して成り、該筒体は小径部
をシース端から前記遮蔽層の内側又は外側に挿入した形
に位置させて成ることを特徴とするケーブル端末部に係
わるものである。
金属遮蔽層としては金属テープ又は金属編組テ−プ巻付
は或は金属編組などが考えられるが、一般に遮蔽層が金
属テープの巻付けにより構成されているときにはこのも
のの伸張性が乏しいことからベルマウス状導電筒体の小
径部は遮蔽層の外側つ昔り多くの場合はゴム或はプラス
チックからなる弾力性シースの内側に挿入されるのが普
通である。
又、遮蔽層が金属線組成は金属編組テープの巻付けによ
り構成されている場合には、ベルマウス状導電筒体の小
径部は遮蔽層の外側よりも内側に挿入した方が有利であ
る。
即ち、編組故に伸縮性のある遮蔽層が多くの場合金属製
から成る硬いベルマウス状導電筒体小径部の挿入により
拡開されることから、これによる遮蔽層からの弾力的な
締付力が導電筒体小径部に作用することになり、従って
導電筒体小径部と遮蔽層との電気的接触は良好に保たれ
ることになる。
そしてこのようにするどきKij:、多くの場合ゴム或
はプラスチックから成り且つ同様に導電筒体小径部の挿
入によって拡開されたシースもその弾力的締付力を硬い
導電筒体小径部上の遮蔽層へ作用させることになり、従
ってこの点からも導電筒体小径部と遮蔽層の電気的接触
はより安定したものとなる。
次に本考案ケーブル端末部の一実施例を第2図により説
明すると、11は高電圧線心12、ゴム或はプラスチッ
ク製の主絶縁体13、半導電層14、金属編組遮蔽層1
5及びゴム或はプラスチックシース16から成るレント
ゲン用ケーブルにして、線心12及び絶縁体13を夫々
適当長さ露出させている。
17は線心12の一部を残して線心12及び絶縁体13
上に形成されたエポキシ樹脂などから成る絶縁補強体、
18は該補強体17の下方部に形成されたベルマウス状
導電筒体にしてその小径部18′はシース端から遮蔽層
15の内側に挿入されてかりこれにより遮蔽層15を電
気的に接続されている。
小径部18′を遮蔽層15の内側に挿入位置せしめるの
に際して、本実施例のように小径部18′の先端に刃状
部を形成してかくときVC(riそうでもないものに比
べて挿入が容易となる。
又、たとえば金属編組遮蔽層15を幾分シース16より
も突出させてふ・いてその突出部をシース16端上に捲
り上げるときには遮蔽層15の内側に対する小径部18
′の挿入はより容易となる。
そしてこの場合遮蔽層15の内側には残した捷1でも良
いが、小径部18′挿入後に切除しても良い。
而して期様に構成する本実施例ケーブル端末部によれば
、ベルマウス状導電筒体18の小径部18′をシース1
6端から金属遮蔽層15の内側へ挿入した形に位置させ
ることにより導電筒体18を遮蔽層15とを電気的に接
続せしめたものであることから、第1図に示された従来
の端末部のようにシース6が欠除した突出遮蔽層5の部
分の如き機械的弱点部分は存在しないことになり、従っ
てケーブルに加かる屈曲力や捻小力を原因とした損傷を
未然に防止することができると共に更にこのように導電
筒体18の小径部18′をシース16端から遮蔽層15
の内側へ挿入位置させて両者を電気的に接続させる結果
として従来のように遮蔽層をシース端から所定長さ突出
させる必要がなくなり、従って端末部の長さを従来のも
のよりも短尺化することが可能となる。
以上のように本考案は構造安定にして且つ従来よりも短
尺なケーブル端末部を提供するものであり、その工業的
価値は極めて犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブル端末部説明図、第2図は本考案
ケーブル端末部の一実施例説明図である。 11:ケーブル、13:絶縁体、14:半導電層、15
:金属遮蔽層、16:シース、17:絶縁補強体、18
:ベルマウス状導電筒体、18′:小径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁導体上に半導電層、金属遮蔽層及びシースを順次形
    成して成るケーブルの前記絶縁体を適当長さ露出させて
    当該絶縁体の周囲に絶縁補強体を形成すると共に該補強
    体の下方部にベルマウス状導電筒体を形成して成り、該
    筒体は小径部をシース端から前記遮蔽層の内側又は外側
    に挿入した形に位置させて成ることを特徴とするケーブ
    ル端末部。
JP1975088409U 1975-06-24 1975-06-24 ケ−ブル端末部 Expired JPS5939794Y2 (ja)

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JP1975088409U JPS5939794Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 ケ−ブル端末部

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Publication Number Publication Date
JPS522291U JPS522291U (ja) 1977-01-08
JPS5939794Y2 true JPS5939794Y2 (ja) 1984-11-08

Family

ID=28570725

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