JPS59200531A - 二重化切替方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二重化された被制御装置において、その二重化
切替動作によるシステムの機能停止を極力少なくするこ
とを可能とする二重化切替方式に関するものである。

従来、この種の二重化された被制御装置２に対しては、
処理の連続性を確保するため切替回路を経由することな
くそれぞれ第１図に示すように独立に制御装置１から制
御するか、もしくは処理の連続性を犠牲にして第２図に
示す如く切替回路５を経由して制御装置ｌと接続してい
た。しかしながら第１図の場合には制御装置の出力回路
が複雑となり、また制御装置１と被制御装置２の距離が
離れている場合にはその間の接続線に係る費用が増大す
る欠点があった。また第２図の場合は切替回路５の動作
期間中および切替後制御装置の異常（接続線、切替回路
の異常も含む）が発見された場合、被制御装置２の動作
が停止する欠点があった。

本発明は被制御装置として最低限要求される機能に関係
する制御装置からの制御データが事前に確定出来る場合
に、その制御データに相当する固定データを被制御装置
に内蔵させ、切替回路の動作中および切替後制御装置か
らの制御データを受信不能であることが判明した場合に
はその固定デ−夕により被制御装置の処理を連続して行
なうことを可能にする二重化切替方式を提供するもので
ある。

つまり、本発明においては、制御装置および切替回路経
由制御装置から伝達される制御データにより動作する２
台の被制御装置において、被制御装置内部に制御データ
の代用として使用される固定データを有し、切替回路の
切替動作中および切替動作完了後制御装置から制御デー
タが伝達されない場合はその固定データによシ被制御装
置の動作を継続させる。

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第３図において、制御装置１の制御データは切替回路５
経出で被制御装置３に伝達され処理回路６により処理さ
れ被制御装置３が現用系として供される。被制御装置３
の障害等により被制御装置の切替が必要となると切替制
御回路４の動作により切替回路５が動作するとともに被
制御装置３が現用系から切り離され、かつ固定データ回
路７′が処理回路６′に接続される。この状態は切替回
路５の動作が完了し、制御装置１からの制御データを処
理部６′が受は取るまで継続する。この状態では被制御
装置３′は固定データ回路のデータにより制御動作が決
定される。したがって固定データ回路のデータ内容を適
切に選ぶことにより、切替動作期間中および切替動作完
了後制御データを正しく受信出来ない場合もシステムと
して要求される被制御装置の動作を限定的ではあるが継
続させることが可能となる。

本発明は以上説明したように、被制御装置内部にあらか
じめ定められた固定データを保持し、切替回路の動作期
間中および切替動作完了後制御装置から正常な制御デー
タを受信するまでその固定データの内容により被制御装
置の動作を規定することにより限定された範囲ではある
が処理の連続性を確保する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は従来例を示す図であり、第１図は切替
回路を伴なわない二重化システム、第２図は切替回路を
含む二重化システムを示す。第３図は本発明の一実施例
の二重化システムの構成図である。 なお図において、１・・・・・・制御装置、２，３．３
’・・・・・・被制御装置、４・・・・・・切替制御回
路、訃・・・・・切替回路、６．６’・・・・・・処理
回路、７．７’・・・・・・固定データ回路。 ５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １台の制御装置および切替回路を経由して前記制御装置
   から伝達される制御データにより動作する２台の同一の
   被制御装置から構成されるシステムの二重化切替方式に
   おいて、前記切替回路の動作期間中および切替後制御装
   置の異常が判明した場合、前記被制御装置に内蔵する予
   め定めた固定データにより前記被制御装置が動作するよ
   うにしたことを特徴とする二重化切替方式。