JPS5914900Y2 - 磁気録音再生装置 - Google Patents

磁気録音再生装置

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JPS5914900Y2
JPS5914900Y2 JP586377U JP586377U JPS5914900Y2 JP S5914900 Y2 JPS5914900 Y2 JP S5914900Y2 JP 586377 U JP586377 U JP 586377U JP 586377 U JP586377 U JP 586377U JP S5914900 Y2 JPS5914900 Y2 JP S5914900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
circuit
playback
switch
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP586377U
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English (en)
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JPS53100914U (ja
Inventor
雅晴 森田
恒夫 竹崎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Priority to JP586377U priority Critical patent/JPS5914900Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は録音回路を集積回路等により独立に構成し、か
つ録音ヘッド駆動アンプの出力側と再生プリアンプの入
力側を直結した磁気録音再生装置に関し、再生時に再生
信号が録音回路系によって影響をうけないよう、また録
音時に録音信号が再生回路系によって影響をうけないよ
うにするとともに、録音再生の切換えを1回路1接点の
スイッチで構威し大幅な実装スペースの削減やコスト減
を実現するものである。
従来、録音のための回路と再生のための回路を集積回路
(以下ICという)化したものとしては第1図に示すも
のが提案されている。
すなわち、第1図において1はICであり、これには録
音プリアンプ2、その録音プリアンプ2の出力が入力さ
れる録音ヘッド駆動アンプ3、再生プリアンプ4、その
初段トランジスタ5、バイアス抵抗6. 7. 8、負
帰還抵抗9,10が内蔵されており、かつ、前記録音プ
リアンプ2の入力端子11、録音プリアンプ2と録音ヘ
ッド駆動アンプ3の電源端子12、再生プリアンプ4の
電源端子13、録音ヘッド駆動アンプ3の出力端子14
、再生プリアンプ4の初段トランジスタ5の入力端子1
5、録音プリアンプ2と再生プリアンプ4の出力端子1
6、接地端子17及び再生イコライザ端子27が設けら
れている。
そして入力端子11にはコンデンサ18を介してマイク
ロホン19が接続され、出力端子14と入力端子15は
直結されている。
またこれらの端子14゜15には発振器20のタンク回
路21とコンデンサ22の直列回路を介して録音再生兼
用ヘッド23が接続され、かつタンク回路21とコンデ
ンサ22の接続点と接地間にはコンデンサ24が接続さ
れている。
一方、出力端子16と接地間にはコンデンサ25と負荷
抵抗26が接続され、再生イコライザ端子27と出力端
子16間にはコンデンサ28が接続されている。
さらに端子13は録音再生切換スイッチ29の固定接点
すに、端子12は同スイッチ29の固定接点aに、同ス
イッチ29の可動接点Cは電源スィッチ30の固定接点
dに、その可動接点eは電源Vcc31に接続されてい
る≧ 第1図は録音状態を示しており、録音プリアンプ2、録
音ヘッド駆動アンプ3、発振回路20には電源31が供
給されている。
したがってマイクロホン19からの信号は、録音プリア
ンプ2、録音ヘッド駆動アンプ3で増幅された後、出力
端子14より録音再生兼用ヘッド23に供給されて録音
が行なわれる。
この時、端子14には約)4 Vccの直流電圧とバイ
アス発振と信号電圧が重畳されて加わっている。
一方、録音プリアンプ2の出力は出力端子16に導かれ
、パワーアンプ(図示せず)を介して録音モニタされる
ところが、この時、端子14と端子15をコンデンサを
介することなく直結しているため、前記録音ヘッド駆動
アンプ3の出力電圧は再生回路の初段トランジスタ5に
加わる。
このためトランジスタ5は導通し、端子15のインピー
ダンスが低下し、録音信号が低下すると共に、再生負帰
還回路の抵抗9,10、コンデンサ28を介して出力端
子16にバイアス発振や録音信号が漏れ、またその漏れ
電圧が録音ヘッド駆動アンプ3の入力となるため録音信
号や録音モニタ信号の歪の悪化をもたらしていた。
また、この問題を解決するために端子14と端子15の
間にコンデンサを挿入して直流電圧にVccを阻止して
も、バイアス発振と録音信号のために初段トランジスタ
5が前記信号の正のサイクルで導通し、少なからず影響
が出てくる。
次に、再生動作時には録音再生切換スイッチ29を切換
え、可動接点Cを固定接点すに接続する。
すると再生プリアンプ4と初段トランジスタ5に電源が
供給され、録音再生兼用ヘッド23の出力は初段トラン
ジスタ5と再生プリアンプ4を介して増幅され、出力端
子16に導びかれる。
ところがこの時にも初段トランジスタ5のベース電圧が
端子15.14を通じて、録音ヘッド駆動アンプ3に加
わり、そのバイアス電流が流れ、見かけ上、再生回路の
入力インピーダンスは初段トランジスタ5と録音ヘッド
駆動アンプ3のバイアス回路が並列となり、入力インピ
ーダンスが下がり、再生信号のゲイン低下や歪発生をき
たしていた。
また、録音再生切換スイッチ29が1回路2接点スイッ
チであるため、これをリーフスイッチで構成すると複雑
となり、また、スライドスイッチで構成するとブリ・ン
ト基板に実装する必要があり、プリント基板設計の制約
が大きくなる等の欠点があった。
本考案は前記の欠点を一挙に解決するようにした磁気録
音再生装置を提供するものである。
第2図に本考案の一実施例を示す。
第2図において第1図と同一番号のものは同一機能を有
しているから説明を省略する。
第2図からも明らかなように本考案は録音再生切換スイ
ッチ29を1回路1接点のスイッチ32で構成し、再生
時には録音プリアンプ2、録音ヘッド駆動アンプ3のト
ランジスタのベース直流バイアスを接地し、録音時には
再生プリアンプのトランジスタのベース直流バイアスを
接地すると共に、再生回路の初段トランジスタを非導通
するようにしたものである。
以下その詳細な動作について説明する。
第2図は録音状態を示しており、この場合には端子12
に電源スィッチ30、録音再生切換スイッチ32を介し
て電源が加わる。
このためトランジスタ33はオン、トランジスタ34は
オフ、トランジスタ35はオンとなり、初段トランジス
タ5のエミッタに、(Vcc IB (R36+R3
7))なる電圧が加わる。
ここでIBはトランジスタ35のベース電流、R36,
R。
は抵抗36.37の抵抗値である。
そこで上記電圧が%Vccより高くなるように抵抗36
.37の抵抗値を設定すれば、トランジスタ5は非導通
となる。
ここで、抵抗36.38.40はベース電流制限抵抗、
抵抗37.39はバイアス抵抗である。
そしてこの実施例ではトランジスタ33〜35抵抗36
〜40で第3のスイッチ回路41を構成しており、この
第3のスイッチ回路41を録音時にオン、再生時オフの
モードをもつスイッチとして動作させている。
一方、42は前記第3のスイッチ回路41のトランジス
タ33と抵抗40に相当するトランジスタと抵抗で構成
された第2のスイッチ回路であり、このトランジスタの
コレクタを再生プリアンプ4のトランジスタのベースの
直流バイアス点に接続したものである。
したがって、録音時には再生回路の直流バイアスを完全
に遮断し、再生時には第2、第3のスイッチ回路42,
41が共にオフになるため、再生回路には正常バイアス
が加わる。
またコ43は前記第3のスイッチ回路41のトランジス
タ33.34および抵抗38.39.40に相当するト
ランジスタと抵抗で構成された第1のスイッチ回路で′
あり、トランジスタ34に相当するトランジスタのコレ
クタを録音プリアンプ2および録音ヘッド駆動アンプ3
のトランジスタのベース直流バイス点にそれぞれ接続し
たものである。
したがって、再生時には録音プリアンプ2および録音ヘ
ッド駆動アンプ3のトランジスタの直流バイアスを接地
し、録音時にはこれらの録音回路に正常バイアスを供給
する。
第2図において、第1、第2のスイッチ回路43゜42
は比較的少ない消費電流で制御でき、第3のスイッチ回
路は大きな消費電流を必要とする。
したがって、消費電流が大きくなっても差支えない場合
には第3のスイッチ回路41のみで全てのスイッチ回路
の動作をさせてもよい。
また、短絡するポイントが増加すれば、それに応じてス
イッチ回路の制御トランジスタを増設すればよい。
第3図はスイッチ回路の応用例を示すものであり、第1
図、第2図と同一番号のものは同一機能を有している。
そして劇はイコライザ回路、45は制御電圧発生回路、
46は信号源である。
ここで、再生時には制御電圧発生回路45が動作せず、
トランジスタ35のベースには電圧が加わらないから、
トランジスタ5は正常に動作して信号源46からの信号
を増幅し、再生プリアンプ4に導びく。
一方、録音時には制御電圧発生回路45から電圧が発生
し、トランジスタ35がオンしてトランジスタ5のエミ
ッタ電圧を上昇させる。
このため、制御電圧発生回路45から電圧が供給されて
いる期間トランジスタ5はカットオフになり、再生信号
を遮断する。
そして第3図のようなスイッチ回路は、電源投入時の異
常音防止やミューティング等に応用することができる。
以上のように、本考案によれば録音再生切換スイッチを
1回路1接点のスイッチで構成することができるから、
機構側にリーフスイッチを設けることにより、録音再生
レバー関係の直材や組立、調整工数の削減を図ることが
できる。
また、アンプ側には録音再生切換スイッチがなくなるか
らそれだけ設計の自由度が大きくなる。
しかも録音時のバイアス洩れや歪の悪化、再生時のゲイ
ンの低下や歪の悪化等の問題も解決することができるか
ら、特に小型のテープレコーダに用いた場合その効果は
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本考案の一実施
例を示す回路図、第3図は他の実施例に用いるスイッチ
回路を示す回路図である。 1・・・・・・IC12・・・・・・録音プリアンプ、
3・・・・・・録音ヘッド駆動アンプ、4・・・・・・
再生プリアンプ、5・・・・・・初段トランジスタ、3
2・・・・・・録音再生切換スイッチ、41・・・・・
・第3のスイッチ回路、42・・・・・・第2のスイッ
チ回路、43・・・・・・第1のスイッチ回路、45・
・・・・・制御電圧発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音回路系と再生回路系を有し、録音回路系中の録音ヘ
    ッド駆動アンプの出力端と再生回路系の再生プリアンプ
    の・入力端とを接続した磁気録音再生装置において、前
    記録音または再生回路系中のトランジスタのベースと基
    準電圧点とを短絡して該録音または再生回路系を非動作
    状態にする第1および第2のスイッチ回路と、前記録音
    または再生回路系中のトランジスタのエミッタの電圧を
    上昇させて該録音または再生回路系を非動作状態とする
    第3のスイッチ回路とを設け、前記第3のスイッチ回路
    を構成する制御トランジスタのエミッタを再生プリアン
    プの初段トランジスタのエミッタに接続し、前記制御ト
    ランジスタのベース電圧を制御することにより、前記初
    段トランジスタの導通、非導通を制御するように構成し
    、前記第1、第2、第3のスイッチ回路の入力端を共通
    接続しこの共通接続点に1回路1接点のスイッチを接続
    し、このスイッチを開閉して再生状態、録音状態を切換
    えるように構成し、再生時には前記第1のスイッチ回路
    により、録音回路系を非動作状態にし、録音時には前記
    第2のスイッチ回路により、前記再生プリアンプの初段
    トランジスタを除いた再生回路系を非動作状態にすると
    共に、前記第3のスイッチ回路の制御トランジスタのベ
    ース電圧を制御することにより前記再生プリアンプの初
    段トランジスタを非導通状態となすように構成したこと
    を特徴とする磁気録音再生装置。
JP586377U 1977-01-19 1977-01-19 磁気録音再生装置 Expired JPS5914900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP586377U JPS5914900Y2 (ja) 1977-01-19 1977-01-19 磁気録音再生装置

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JP586377U JPS5914900Y2 (ja) 1977-01-19 1977-01-19 磁気録音再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS53100914U JPS53100914U (ja) 1978-08-15
JPS5914900Y2 true JPS5914900Y2 (ja) 1984-05-02

Family

ID=28692630

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