JPS59141045A - X線分析装置 - Google Patents
X線分析装置Info
- Publication number
- JPS59141045A JPS59141045A JP1526283A JP1526283A JPS59141045A JP S59141045 A JPS59141045 A JP S59141045A JP 1526283 A JP1526283 A JP 1526283A JP 1526283 A JP1526283 A JP 1526283A JP S59141045 A JPS59141045 A JP S59141045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- ray detector
- solar slit
- magnet
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/02—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
- G21K1/04—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using variable diaphragms, shutters, choppers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は炭素、硼素、窒素等の軽元素の分析に−適した
X線分析装置に関する。
X線分析装置に関する。
口・従来技術
炭素とか硼素或は窒素等の超軽元素の原子を励起したと
き発せられるX線は波長が長いので分光結晶を用いる分
光法が適用できず、X線を鏡面に、その面に平行に近い
入射角で入射させ、鏡面による全反射を利用して短波長
のX線と分離しヤ検出する方法が用いられている。この
場合エネルギーの低い長波長のX線を検出するためX線
検出回路の増幅度を上げているので試料を励起する放射
線従来全反射鏡と試料との間に磁石を配置してX線検出
器の方へ向う電子線の経路を曲げて光電子等がX線検出
器に飛び込むのを防いでいたが、実際上は殆んど効果が
認められず、X線による超軽元素の高感度の分析はきわ
めで困難であった。以下この点をもう少し詳しく説明す
る。
き発せられるX線は波長が長いので分光結晶を用いる分
光法が適用できず、X線を鏡面に、その面に平行に近い
入射角で入射させ、鏡面による全反射を利用して短波長
のX線と分離しヤ検出する方法が用いられている。この
場合エネルギーの低い長波長のX線を検出するためX線
検出回路の増幅度を上げているので試料を励起する放射
線従来全反射鏡と試料との間に磁石を配置してX線検出
器の方へ向う電子線の経路を曲げて光電子等がX線検出
器に飛び込むのを防いでいたが、実際上は殆んど効果が
認められず、X線による超軽元素の高感度の分析はきわ
めで困難であった。以下この点をもう少し詳しく説明す
る。
第1図は従来の螢光X線分析装置を示す。1は励起用の
一次X線源、2は試料で、3が全反射鏡、4がX線検出
器で、5はX線検出器40前面に配置されたソーラスリ
ットである。X線検出器4にはガスフロー比例計数管が
用いられている。試料2は一次X線の照射を受けて螢光
X線Xを放射する。全反射鏡5とX線検出器4及び試料
2の位置関係は、試料から出た螢光X線が例えば炭素分
析の場合約8°の角度で全反射鏡面に入射し、同じ角度
で全反射されたX線が検出器4に入射するようにしであ
る。このように全反射鏡3に対して人、反対側X線が平
行に近いから、X線検出器4からはノーラスリット5を
通しても試料2を望むことができ試料2から出た光電子
のうちX線検出器従来は試料2と全反射鏡3との間に磁
石Mを置き、試料からX線検出器の方へ向けて放出され
た光電子の進路を曲げてX線検出器4に入るのを防ぐよ
うにしていた。しかしこの場合、試料からX線検出器と
は異る方向へ放出された光電子の経路が磁殆んど効果が
なかった。
一次X線源、2は試料で、3が全反射鏡、4がX線検出
器で、5はX線検出器40前面に配置されたソーラスリ
ットである。X線検出器4にはガスフロー比例計数管が
用いられている。試料2は一次X線の照射を受けて螢光
X線Xを放射する。全反射鏡5とX線検出器4及び試料
2の位置関係は、試料から出た螢光X線が例えば炭素分
析の場合約8°の角度で全反射鏡面に入射し、同じ角度
で全反射されたX線が検出器4に入射するようにしであ
る。このように全反射鏡3に対して人、反対側X線が平
行に近いから、X線検出器4からはノーラスリット5を
通しても試料2を望むことができ試料2から出た光電子
のうちX線検出器従来は試料2と全反射鏡3との間に磁
石Mを置き、試料からX線検出器の方へ向けて放出され
た光電子の進路を曲げてX線検出器4に入るのを防ぐよ
うにしていた。しかしこの場合、試料からX線検出器と
は異る方向へ放出された光電子の経路が磁殆んど効果が
なかった。
へ目的
本発明は軽元素から発せられる長波長のX線によって軽
元素の分析する場合における上述した光電子等によシ発
生−hシー減してX線分析法による軽元素の検出感度を
高めることを目的とするO 二、構成 本発明はX線検出器の前面に磁場を形成するように磁石
を配置したX線分析装置を提供する。
元素の分析する場合における上述した光電子等によシ発
生−hシー減してX線分析法による軽元素の検出感度を
高めることを目的とするO 二、構成 本発明はX線検出器の前面に磁場を形成するように磁石
を配置したX線分析装置を提供する。
ホ、実施例
この実施例は第1図を利用して説明すればソーラスリッ
ト5の側面に磁石を配置するものである。
ト5の側面に磁石を配置するものである。
X線分析装置としての全体的な構成は第1図と同じであ
るので、第2図に実施例におけるX線検出器部分だけを
示す。X線検出器4はガスフロー比例計数管で、Bは本
体、Cは芯線で、これが陽極になっている。WはX線入
射窓で1μmの厚さのポリプロピレンフィルムFが張設
してあり、ソーラスリット5のケース5CがフィルムF
の押えに兼用されている。ソーラスリット5は数枚の鉄
板5pを平行に配置したものであり、ソーラスリットケ
ースの側板5Cが磁石板になっている。この磁石板は厚
さ方向に磁化され、磁極は図示のように形成されている
。従って磁場は下向き矢印方向に形成され、スリイトの
鉄板5pに平行に図左方からソーラスリット5に入射し
た電子の経路は図の紙面に垂直にこちらに向けて曲げら
れ、X線検出器4の窓Wから反らされる。
るので、第2図に実施例におけるX線検出器部分だけを
示す。X線検出器4はガスフロー比例計数管で、Bは本
体、Cは芯線で、これが陽極になっている。WはX線入
射窓で1μmの厚さのポリプロピレンフィルムFが張設
してあり、ソーラスリット5のケース5CがフィルムF
の押えに兼用されている。ソーラスリット5は数枚の鉄
板5pを平行に配置したものであり、ソーラスリットケ
ースの側板5Cが磁石板になっている。この磁石板は厚
さ方向に磁化され、磁極は図示のように形成されている
。従って磁場は下向き矢印方向に形成され、スリイトの
鉄板5pに平行に図左方からソーラスリット5に入射し
た電子の経路は図の紙面に垂直にこちらに向けて曲げら
れ、X線検出器4の窓Wから反らされる。
第3図は上述実施例の斜視図で、5yはソーラスリット
のケースを兼ねた軟鉄板のヨークで磁石板5Cに対する
磁気回路を構成してソーラスリット内の空間に形成され
る磁場を強めている。
のケースを兼ねた軟鉄板のヨークで磁石板5Cに対する
磁気回路を構成してソーラスリット内の空間に形成され
る磁場を強めている。
X線検出器の前面に磁場を形成する方法は上述したよう
な構造だけに限られない。例えば第3図において上下方
向に磁場を形成するように上下に磁石を設けてもよい。
な構造だけに限られない。例えば第3図において上下方
向に磁場を形成するように上下に磁石を設けてもよい。
この場合ソーラスリットを構成する平行板は非磁性材料
が望ましい。
が望ましい。
へ、効果
本発明によるときは、X線検出器の前面まで飛来する電
子はその経路の方向が略々試料とX線検出器とを結ぶ方
向に揃っているので、X線検出器の前面に磁場を形成す
ることにより、殆んど全部がX線検出器のX線入射窓か
ら反らされ、異る方向の電子が磁場で曲げられた結果、
X線検出器に入射するようになると云った可能性がなく
なり、光電子等によって発生するバックグランドが従来
に比し著るしく低減し、X線検出のS / N比を向上
させることができる。第4図は本発明の効果を例示する
グラフで、鋳鉄中の炭素の検量線(X線検出強度と炭素
濃度との関係グラフ)を示す。この図でAは従来例、B
は本発明における検量線、縦軸はX線強度、横軸は鋳鉄
中の炭素濃度である。
子はその経路の方向が略々試料とX線検出器とを結ぶ方
向に揃っているので、X線検出器の前面に磁場を形成す
ることにより、殆んど全部がX線検出器のX線入射窓か
ら反らされ、異る方向の電子が磁場で曲げられた結果、
X線検出器に入射するようになると云った可能性がなく
なり、光電子等によって発生するバックグランドが従来
に比し著るしく低減し、X線検出のS / N比を向上
させることができる。第4図は本発明の効果を例示する
グラフで、鋳鉄中の炭素の検量線(X線検出強度と炭素
濃度との関係グラフ)を示す。この図でAは従来例、B
は本発明における検量線、縦軸はX線強度、横軸は鋳鉄
中の炭素濃度である。
士の印は従来例、本発明の夫々において、S / N比
1となる炭素濃度とX線強度を示す。S / N比が1
まで定量測定が可能とすると、従来例では炭素濃度3.
2係までしか測定できなかったの゛が、本発明によれば
濃度1.6q6まで測定可能となり、感度が2倍に向上
したことになる。
1となる炭素濃度とX線強度を示す。S / N比が1
まで定量測定が可能とすると、従来例では炭素濃度3.
2係までしか測定できなかったの゛が、本発明によれば
濃度1.6q6まで測定可能となり、感度が2倍に向上
したことになる。
第1図は従来例の平面図、第2図は本発明の一実施例に
おけるX線検出部の水平断面図、第3図は同実施例X線
検出部の斜視図、第4図は本発明の効果を例示するグラ
フである。 1・・・励起用−次X線源、2・・・試料、3・・・全
反射鏡、4・・・X線検出器、5 ・ソーラスリット、
5c・・・ソーラスリットのケース兼磁石板、5p・・
・ソーラスリットを構成する板、5y・・ヨーク。 代理人 弁理士 縣 浩 介 ΦC 紫4図
おけるX線検出部の水平断面図、第3図は同実施例X線
検出部の斜視図、第4図は本発明の効果を例示するグラ
フである。 1・・・励起用−次X線源、2・・・試料、3・・・全
反射鏡、4・・・X線検出器、5 ・ソーラスリット、
5c・・・ソーラスリットのケース兼磁石板、5p・・
・ソーラスリットを構成する板、5y・・ヨーク。 代理人 弁理士 縣 浩 介 ΦC 紫4図
Claims (1)
- X線検出器の前面に配置させるソーラスリットのケース
を磁石によって構成したことを特徴とするX線分析装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526283A JPS59141045A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | X線分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526283A JPS59141045A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | X線分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59141045A true JPS59141045A (ja) | 1984-08-13 |
JPH0456274B2 JPH0456274B2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=11883935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1526283A Granted JPS59141045A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | X線分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59141045A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125549A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-07-04 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン | 偏向システムを有するx線分析装置 |
JPS6355199U (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-13 | ||
JP2000098091A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Rigaku Corp | ソーラスリット及びx線装置 |
JP2013096968A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Jeol Ltd | エネルギー分散型x線検出器 |
WO2023210633A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | 株式会社堀場製作所 | 放射線検出装置及び放射線検出器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53161687U (ja) * | 1977-05-23 | 1978-12-18 | ||
JPS55113955U (ja) * | 1979-02-02 | 1980-08-11 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1526283A patent/JPS59141045A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53161687U (ja) * | 1977-05-23 | 1978-12-18 | ||
JPS55113955U (ja) * | 1979-02-02 | 1980-08-11 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125549A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-07-04 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン | 偏向システムを有するx線分析装置 |
JPS6355199U (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-13 | ||
JP2000098091A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Rigaku Corp | ソーラスリット及びx線装置 |
JP2013096968A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Jeol Ltd | エネルギー分散型x線検出器 |
WO2023210633A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | 株式会社堀場製作所 | 放射線検出装置及び放射線検出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0456274B2 (ja) | 1992-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Pease et al. | Accurate X-ray absorption spectra obtained from concentrated bulk samples by fluorescence detection | |
JPS59141045A (ja) | X線分析装置 | |
JP2002189004A (ja) | X線分析装置 | |
Lees et al. | Direct beta autoradiography using microchannel plate (MCP) detectors | |
JP2637871B2 (ja) | X線計数管 | |
US4320295A (en) | Panoramic ion detector | |
Jaklevic et al. | Quantitative X-ray fluorescence analysis using monochromatic synchrotron radiation | |
Blomker et al. | Response of plastic scintillators in magnetic fields | |
JPS6073447A (ja) | 軽元素けい光x線分光器 | |
Bigler et al. | Quantitative mapping of atomic species by X-ray absorption spectroscopy and contact microradiography | |
JP2991253B2 (ja) | 蛍光x線分光方法および装置 | |
CA1237830A (en) | X-ray analysis apparatus comprising a deflection system | |
JPS6378056A (ja) | 全反射蛍光x線分析装置 | |
JP3946643B2 (ja) | 光粒子装置のx線分析方法 | |
JPH0220679Y2 (ja) | ||
Sevier | Emulsion as a detector of individual electrons for use in beta-spectroscopy | |
JPS5812123Y2 (ja) | 電子顕微鏡等におけるx線分析装置 | |
JPH07318658A (ja) | X線エネルギー検出器 | |
JP2500423Y2 (ja) | 電子顕微鏡 | |
JPS63151844A (ja) | X線光電子分析装置 | |
JPH0434349A (ja) | 蛍光x線分析装置 | |
JP4478792B2 (ja) | 背面設置型x線検出方法 | |
JPH07107518B2 (ja) | 一次イオン照射方法 | |
JPH08226904A (ja) | 分析電子顕微鏡及び分析方法 | |
JP3195046B2 (ja) | 全反射状態の検出方法および微量元素の測定装置 |