JPS5833536Y2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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Publication number
JPS5833536Y2
JPS5833536Y2 JP1977074654U JP7465477U JPS5833536Y2 JP S5833536 Y2 JPS5833536 Y2 JP S5833536Y2 JP 1977074654 U JP1977074654 U JP 1977074654U JP 7465477 U JP7465477 U JP 7465477U JP S5833536 Y2 JPS5833536 Y2 JP S5833536Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
outer casing
excitation coil
lid
casing body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977074654U
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English (en)
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JPS542464U (ja
Inventor
一郎 和田
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP1977074654U priority Critical patent/JPS5833536Y2/ja
Publication of JPS542464U publication Critical patent/JPS542464U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば励磁コイル等の構成部品の装着を容易に
した電磁流量計に関する。
従来の電磁流量計の1つに、被測定流体を流通する導管
の外側に鉄心兼用の外筐を被せ、かつ外筐の内側にコイ
ル収納凹部を形成し、これに励磁コイルを収納し同コイ
ルと外筐とで磁束発生装置を構威しこの装置で得た磁束
を導管内部の流体に作用させ、これにより誘起せられた
起電力を前記導管に設けた一対の電極で流量信号として
取り出している。
ところで、以上のような構造を採る電磁流量計では導管
と外筐との間隔が十分離れているために流量計全体の外
形が大形化し、さらに励磁コイルを外筐内部のコイル収
納凹部に装着しているために組み立て作業が煩雑であり
、また、収納部への装着後励磁コイルが比較的容易に動
きやすく、このため励磁コイルの動きを規制する工夫を
する必要がある。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、励磁コ
イルおよび電極等の装着並びに保守点検等を容易にし、
かつ全体の小形化が図れ、組立時の寸法精度を出しやす
い電磁流量計を提供するものである。
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図において10は非磁性の金属パイプであり、これ
の外周上に鉄心を兼ねる磁性の外筐11を設けている。
この外筐11は励磁コイル12の収納部11aを除いて
金属パイプ10に密接し、かつ両端部に例えば外筐11
と同材質の7ランジllb、11bを一体的に取り付け
ている。
しかも、外筐11自身で形成した励磁コイル収納部11
aは励磁コイル12を外筐11外側より装着できるよう
に該収納部11a上側に開口部11cを設け、この開口
部11cには磁束の帰還磁路となる磁性蓋体11aが閉
塞されるようになっている。
この磁性蓋体11aは、中央部に凹部が形成され、この
凹部側壁と前記磁性外筐11とで励磁コイル12を収納
するためのスペースが得られるようになっている。
そして、励磁コイル12の取り付けにあっては、磁性蓋
体11aの四部外周に励磁コイル12を嵌装した後、外
筐11の励磁コイル収納部11aに磁性蓋体11aを閉
塞すれば流量計本体への励磁コイル12の取り付けを終
了することになる。
なお、蓋体11dの閉塞時、励磁コイル収納部11aと
気密を保つため、両者間にOリングパツキン13を介在
している。
一方、金属パイプ10の内側に電気絶縁物によりライニ
ング14を施し、さらに金属パイプ10とライニング1
4とを挿通しライニング14内側に電極頭部を露出する
ように一対の電極15.15を対向設置している。
これにより、励磁コイル12によって発生した磁束が被
測定流体に直角に作用して得られる誘起起電力を一対の
電極15,15で被測定流体の流量信号として取り出す
ことができる。
また、外筐11の両側部、つまり一対の電極軸線上に位
置する外筐11側部に開口部11e。
11eを設け、電極15,15の装置並びに保守点検等
のために便利ならしめる。
この開口部11e。11eは電極部蓋体11fにより閉
塞される。
この場合もOリングパツキン16により気密に保持され
る。
なお、蓋体11d、11fの閉塞後は外筺11に溶接し
てもよく、あるいはねじ止めしてもよい。
さらに蓋体に励磁電源線、信号出力線の導入、引出孔を
設けてもよい。
また、励磁コイル12は直接収納部11aに収納しても
よく、又は蓋体11dに固定して蓋体11d閉塞時に収
納部11cに収納することも可能である。
次に、第2図は本考案電磁流量計の他の実施例であって
、これは外筐11を板金にて作る場合に外筺本体とフラ
ンジ11bとをそれぞれ金属パイプ10に溶接してもよ
い。
また、第3図は外筺11を鋳物で作る場合、金属パイプ
10を予め外筐11側に食い込むように鋳込むと便利で
ある。
即ち、フランジ11bの面部より外筐内側の距離tまで
を鋳込むときに予め突出させておけばよい。
なお、蓋体11dの略中央部は励磁コイル12が存在せ
ず空間部1γを形成しているが、この部分17に端子箱
を収めるようにすると便利である。
また、励磁信号として矩形波、台形波等を用いることも
可能である。
以上詳記したように本考案によれば、金属パイプの外周
に密接して外筐を設けたので、震動やプラント配管時で
も相対的な位置関係がくるいにくい、かつ取付は時の寸
法精度が出しやすい。
また、外筐が金属パイズに溶接しやすい構造であり、従
って、以上のような位置関係のずれはもとより、このず
れの生じない構造によって電気的精度の向上に寄与する
電磁流量計本体の製造後、磁性蓋体11dの凹部外周に
励磁コイル12を嵌挿し、その磁性蓋体11dを磁性外
筐11に閉塞すれば励磁コイル12の装着が完了するの
で、組み立てが容易であり、かつ保守点検並びに交換が
容易に行なえ、また金属パイプ10に対する励磁コイル
12の位置決めが正確となり、コイル装着後は移動しに
くく、電気的特性の点でもすぐれている。
さらに、外筐と蓋体との気密は簡単なOリングパツキン
でよく、これで気密の信頼性を半分高めることができる
また、従来のものは正弦波を用いて励磁するので、この
構造の対称性を最も重視する必要があるが、矩形波、台
形波等の励磁方式を採る場合には多少構造が非対称でも
ノイズ成分がでることがないので、励磁コイルは上下1
対設ける必要はな(、いずれか一方に設けることにより
、構造をより簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁流量計の構造を示す図であって、
同図Aは一部断面正面図、同図Bは一部断面側面図、第
2図および第3図は本考案電磁流量計の一部を変形して
示す断面図である。 10・・・金属パイプ、11・・・外筐、lla・・・
コイル収納部、11c・・・開口部、11d・・・蓋体
、11f・・・電極部蓋体、12・・・励磁コイル、1
3・・・Oリングパツキン、15・・・電極。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 一対の電極が対向設置され、被測定流体を流
    通する非磁性金属管体と、この金属管体の外周上に両端
    部が密接して設けられ、かつ前記管体の軸線方向および
    前記電極を結ぶ線に直角な方向にコイル収納開口部を有
    する磁性外筐本体と、この磁性外筐本体とでコイル収納
    部のスペースを形成するとともに、中央部に前記金属管
    体と密接する凹部を形成し磁束の帰還磁路となる前記磁
    性外筐本体に気密接合される磁性蓋体と、前記凹部外周
    に嵌装され、前記コイル収納部に収納して前記磁性外筐
    本体および磁性蓋体とで磁束発生装置を構成する励磁コ
    イルとを備えたことを特徴とする電磁流量計。
  2. (2)磁性外筐本体と磁性蓋体との気密接合はOリング
    パツキンを用いて行なうようにした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電磁流量計。
JP1977074654U 1977-06-08 1977-06-08 電磁流量計 Expired JPS5833536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977074654U JPS5833536Y2 (ja) 1977-06-08 1977-06-08 電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977074654U JPS5833536Y2 (ja) 1977-06-08 1977-06-08 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS542464U JPS542464U (ja) 1979-01-09
JPS5833536Y2 true JPS5833536Y2 (ja) 1983-07-27

Family

ID=28988378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977074654U Expired JPS5833536Y2 (ja) 1977-06-08 1977-06-08 電磁流量計

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JP (1) JPS5833536Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120496Y2 (ja) * 1974-03-28 1986-06-20
JPS50126261U (ja) * 1974-03-29 1975-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS542464U (ja) 1979-01-09

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