JPH069318Y2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH069318Y2
JPH069318Y2 JP5423188U JP5423188U JPH069318Y2 JP H069318 Y2 JPH069318 Y2 JP H069318Y2 JP 5423188 U JP5423188 U JP 5423188U JP 5423188 U JP5423188 U JP 5423188U JP H069318 Y2 JPH069318 Y2 JP H069318Y2
Authority
JP
Japan
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housing
spool
neck
fixed
flow meter
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JP5423188U
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JPH01158927U (ja
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善彦 黒木
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、磁場を測定流体に印加することによって発生
する起電力から測定流量を検出する電磁流量計に係り、
特にそのハウジングの構造を改良した電磁流量計に関す
る。
<従来の技術> 第3図は従来の電磁流量計の構成を示す構成図である。
第3図(イ)は縦断面図、第3図(ロ)はその側面図で
ある。
10は円筒状で非磁性のスプールであり、この両端には
相手の配管と当接するフランジ部11、12が一体に形
成されている。
このスプール10の内面は図示してはいないが絶縁物で
ライニングが施されている。そして、この上から一対の
電極13(他の電極14は図示せず)が設けられ、リー
ド線15(他のリード線16は図示せず)が引き出され
ている。
このスプール10の上下には測定流体に印加する磁場を
発生させる励磁コイル17、18が配置され、そのリー
ド線19、20が引き出されている。
フランジ部11、12の外側には金属板を円筒状に曲げ
てその底部21で溶接したハウジング22が挿入固定さ
れている。この円筒状のハウジング22の端面の周囲は
溶接によりフランジ部11、12に固定されている。
また、ハウジング20の中央の上部には矩形状のネック
23が溶接により固定されている。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、この様な従来の電磁流量計は次に説明す
るような問題点がある。第4図に示す組立て手順を説明
する説明図を用いて説明する。第4図(イ)は励磁コイ
ルが搭載されたスプールを、第4図(ロ)はネックが溶
接されたハウジングをそれぞれ示している。
まず、電磁流量計のサイズが大きくなるとネック23ま
でのフランジ部11、12からの距離が長くなりハウジ
ング22自体の強度が低下する。そこで、この強度の低
下を防止するためにハウジング22の板厚を厚くするこ
とが考えられるが、この様にすると全体の重量が増加し
コストの上昇につながる。
さらに、第4図(ロ)に示すようにハウジング22にネ
ック23を溶接するとハウジング22の上部がV字状に
変形しスプール10がこのハウジング22の中に挿入す
ることができなくなるので、ハウジング22の矯正が必
要になる。
その上、スプール10をハウジング22の中に挿入する
場合に、信号電圧を引き出すためのリード線14、及び
励磁電圧を印加するためのリード線19、20等を予め
点線で示す経路に沿ってネック23の中に引き入れた後
に、スプール10をハウジング22の中に挿入しなけれ
ばならないので、これ等のリード線をフランジ部11の
角部とハウジング22の内面とで傷付ける心配があり、
作業性が悪い。
などの問題がある。
<課題を解決するための手段> この考案は、これ等の課題を解決するために、両端面に
フランジ部のあるスプールを有しこのスプールに励磁コ
イルが固定された電磁流量計において、スプールの軸方
向に所定の幅で切欠部が設けられフランジ部に外接する
円筒形のハウジングと、励磁コイルからのリード線など
を引き出すネックが固定されハウジングの軸方向に所定
の幅で形成されたネックアッシーとを有し、このネック
アッシーを切欠部に挿入固定するようにしたものであ
る。
<作用> 円筒形のハウジングの上部をスプールの軸方向に所定の
幅で切欠部を設け、この切欠部にネックを固定したハウ
ジングの軸方向に所定の幅を持つネックアッシーを挿入
しフランジ部も含めて固定することにより、リード線を
予めこの切欠部を通してネックに引き出すことができる
のでリード線を傷付けることがなく、またネックの溶接
によるハウジングの一部の変形を来たすこともなく、さ
らにフランジ部でネックアッシーに加わる力を受け持つ
ことができるのでハウジングの肉厚を薄くすることがで
きる。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案の1実施例の構成を示す構成図であ
る。第1図(イ)はその縦断面図、第1図(ロ)はその
側面図である。
24はスプールであり、その両端にはフランジ部25、
26が一体に形成されている。このフランジ部25、2
6の外端の上部の内側を一辺としてスプール24の軸方
向と同じ方向に矩形状の切欠部27が形成されている。
このスプール24の上下には励磁コイル17、18が固
定され、これ等の励磁コイル17、18からは励磁用の
リード線19、20が引き出されている。この他に、ス
プール24の内面には図示しない絶縁物のライニングが
されており、このライニングの上から一対の電極13、
14(図示せず)が気密を保って固定され、ここからリ
ード線15、16(図示せず)がそれぞれ引き出されて
いる。
フランジ部25、26の周囲は切欠部27の部分を除い
て円筒状にハウジング28が形成され、その周囲は溶接
によって気密を保って固定されている。
切欠部27には、中央部に矩形状のネック29が垂直に
固定された矩形状のスプール24の軸方向に伸びるネッ
クアッシー30が挿入され、溶接によりその周囲が固定
されている。このネック29の中にはリード線15、リ
ード線19、20等が挿入されて引き出されている。
第2図は第1図に示す電磁流量計を組立てる手順を示す
説明図である。
スプール24の励磁コイル17、18が搭載されこれ等
から引き出されたリード線19、20と電極13、14
から引き出されたリード線15、16とを第2図に示す
ようにネック29の中に通した後、点線で示すように切
欠部27にネックアッシー30を挿入しフランジ部2
5、26の上端の内面を含んでその周囲を溶接により固
定することにより組み立てる。
組み立ては、以上のようにして行われるので、リード線
15、16、および19、20を傷つけることなく、ネ
ック29の溶接によるハウジング28の変形も引き起こ
さず、またフランジ部25、26の部分でネックアッシ
ー30を固定するので、ハウジング28にかかる力を分
散することができ、このめハウジング28の厚さを薄く
することができる。
なお、この場合のハウジングの材質は板金でも鋳物でも
良い。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案によ
れば、円筒形のハウジングの上部をスプールの軸方向に
所定の幅で切欠部を設け、この切欠部にネックを固定し
たハウジングの軸方向に所定の幅を持つネックアッシー
を挿入しフランジ部も含めて固定することにより、リー
ド線を予めこの切欠部を通してネックに引き出す様にし
たので、リード線を傷付けることがなく、またネックの
溶接によるハウジングの一部の変形を来たすこともな
く、さらにフランジ部でネックアッシーに加わる力を受
け持つことができるのでハウジングの肉厚を薄くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の構成を示す構成図、第2図
は第1図に示す電磁流量計を組み立てるときの手順を示
す説明図、第3図は従来の電磁流量計の構成を示す構成
図、第4図は第3図に示す電磁流量計を組み立てる手順
を示す説明図である。 10…スプール、11、12…フランジ部、13、14
…電極、15、16、19、20…リード線、17、1
8…励磁コイル、22…ハウジング、23…ネック、2
4…スプール、25、26……フランジ部、27…切欠
部、28…ハウジング、29…ネック、30…ネックア
ッシー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端面にフランジ部のあるスプールを有し
    このスプールに励磁コイルが固定された電磁流量計にお
    いて、前記スプールの軸方向に所定の幅で切欠部が設け
    られ前記フランジ部に内接する円筒形のハウジングと、
    前記励磁コイルからのリード線などを引き出すネックが
    固定され前記ハウジングの軸方向に所定の幅で形成され
    たネックアッシーとを有し、このネックアッシーを前記
    切欠部に挿入固定したことを特徴とする電磁流量計。
JP5423188U 1988-04-22 1988-04-22 電磁流量計 Expired - Lifetime JPH069318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5423188U JPH069318Y2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 電磁流量計

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JP5423188U JPH069318Y2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPH01158927U JPH01158927U (ja) 1989-11-02
JPH069318Y2 true JPH069318Y2 (ja) 1994-03-09

Family

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JP5423188U Expired - Lifetime JPH069318Y2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 電磁流量計

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