JPS5822954Y2 - タンクコンテナ - Google Patents

タンクコンテナ

Info

Publication number
JPS5822954Y2
JPS5822954Y2 JP8024880U JP8024880U JPS5822954Y2 JP S5822954 Y2 JPS5822954 Y2 JP S5822954Y2 JP 8024880 U JP8024880 U JP 8024880U JP 8024880 U JP8024880 U JP 8024880U JP S5822954 Y2 JPS5822954 Y2 JP S5822954Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
stopper
outer ladder
locking member
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8024880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS573683U (ja
Inventor
政信 加藤
Original Assignee
日本トレ−ルモ−ビル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本トレ−ルモ−ビル株式会社 filed Critical 日本トレ−ルモ−ビル株式会社
Priority to JP8024880U priority Critical patent/JPS5822954Y2/ja
Publication of JPS573683U publication Critical patent/JPS573683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5822954Y2 publication Critical patent/JPS5822954Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタンクコンテナに係り、特にタンクコンテナに
取付けられている梯子の改善された、有用な構造を提供
するものである。
従来より、液体などの流体の運搬に供せられるタンクコ
ンテナにおいては、タンク上部への昇降のためにコンテ
ナの側面または後面に梯子が取付けられた構造のものが
知られている。
通常、この梯子は、角管等によって構成され、溶接など
によってコンテナ枠組の上部枠及び下部枠に固定されて
使用されることになる。
そのため、コンテナ枠組に固定されることにより、コン
テナの強度を補強する部材として働く利点を有する反面
、タンクコンテナがコンテナシャーシの上に乗せられた
状態では、地上から梯子のある位置までかなりの高さと
なるため、作業者がタンク上部へ昇る場合には何か他の
ものに足を掛けてからでなければ梯子に足が届かないと
いう不便さがあり、又降りる場合にも途中から飛び降り
なければならないため危険でもある等、タンク上部への
昇降に少なからぬ問題を内在しているのである。
ここにおいて、本考案は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その目的とするところは、タンクコ
ンテナがコンテナシャーシ上に乗せられている状態でも
タンク上部への昇降に不都合の生じない構造のタンクコ
ンテナを提供するにある。
かかる目的を達成するため、本考案は、タンクコンテナ
において、タンクを囲むようにして設けられる枠組の上
部枠に上端が枢着された外梯子と該外梯子内に収容され
且つ必要に応じて該外梯子の下端から引き出し得るよう
にされた内梯子とからなる構造の伸縮梯子を設けると共
に、該枠組の下部枠に脚部保持部材を設け、不使用時に
おいては該伸縮梯子の下端部が、該外梯子内に該内梯子
が収容された状態下において、該脚部保持部材にて保持
されるようにしたもので、これにより上記従来の問題を
悉く解消せしめ得たのである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を更に詳細に
説明する。
第1図は、本考案になるタンクコンテナ1が、コンテナ
シャーシ2上に設置されている状態(側面図)を示し、
また第2図、第3図はその後方からの視図であって、第
2図は本考案の伸縮梯子3が格納された状態を示し、第
3図は伸縮梯子3が伸ばされた状態を示すものである。
かかる伸縮梯子3は、第4図乃至第6図に示される様に
、外梯子4と該外梯子4内に収容され且つ必要に応じて
該外梯子4の下端から引き出し得るようにされた内梯子
5とから構成されている。
とごろで、該外梯子4は、二本の角管状柱部4a、4a
とそれらの間で所定の間隔をおいて設けられた複数の横
管4bとより構成されており、該柱部4aは矩形の長辺
の一部が切り欠かれた断面形状をしていて、その切欠き
部分のある方を内側にして(対向させて)二本の柱部4
a 、4 aが向い合い、横管4bのフランジ部4C
が欠けた辺の残り部分に溶接などによって取付けられて
いるのである。
また、内梯子5も、前記外梯子4と同様に、二本の柱部
5a、5aと所定間隔に配置された複数の横管5bとよ
り構成されており、該柱部5aはコの字型の断面形状を
していて、−辺の長辺部を内側にして該外梯子4の柱部
4 a 、4 a内部に摺動可能に収容されている。
また、該横管5bのフランジ部5Cが、該柱部5 a
、5 aの長辺の一部にリベット5 d 、5 dによ
り固定されている。
さらに、前記外梯子4の上端部には、ブラケット6が取
付けられていて、該ブラケット6とコンテナ1の枠組1
0の上部枠9下面に取付けられたブラケット7とが、第
7図に示されるように固定ピン8によって回動可能に枢
着されているため、該伸縮梯子3が該固定ピン8を回動
軸として回動せしめられることにより、該伸縮梯子3の
下部がタンクコンテナ1側方に引き出されるようになっ
ている。
第8図乃至第9図は、伸縮梯子3の下端部を示す図で、
ブロック状のストッパ11が前記内梯子5の長辺部側の
内側面にボルト12.12によって取付けられている。
一方、前記外梯子4には、細長な金属板材を折り曲げて
なるロック部材13とコイル状のバネ部材17からなる
ロック機構18がボルト19a、ナツト19 bによっ
てU字形支持部材40を介して取付けられている。
該ロック部材13は、一方の端部が折り曲げられて該ス
トッパ11に係合する保合部14とされ、他方の端部に
は該外梯子4の側面に形成された孔41から突出するブ
ツシュ部15が設けられており、更に中間部において前
記支持部材40に取り付けられた軸16に当接せしめら
れている。
また、該軸16が挿通されることにより固定される前記
バネ部材17によって、該ロック部材13の保合部14
が該ストッパ11側に付勢されて、常に該保合部14と
該ストッパ11とが係合するように付勢されているので
ある。
第10図a、l)は、コンテナ1の下部枠23に設けら
れた脚部保持部材20を示す。
該脚部保持部材20は、断面形状がコの字型の内梯子保
持(収容)部21とその上端部に取付けられた断面形状
がL字型の外梯子保持部22とからなっていて、該外梯
子保持部22の一端が外側に若干折り曲げられることに
よって脚部本体の下端部を収納容易としたガイド部22
aとされている。
該脚部保持部材20に前記伸縮梯子3の下端部を保持す
る場合には、まず前記外梯子4を該外梯子保持部22の
ガイド部22 aに案内させて該内梯子保持部21の上
部端面に接して該外梯子保持部22に保持せしめる。
次に、前記ロック部材13のブツシュ部15を押して該
ロック部材13の係合部14と前記ストッパ11との保
合を解き、前記内梯子5を少し落下せしめてその下端部
分を該内梯子保持部21内に収容せしめるようにすれば
よい。
このようにすれば該ロック部材13の係合部14に該内
梯子5の重量がかからなくなるため、部材の耐用年数が
延びることもなるのである。
また、ブツシュ部15の押込みからの解放により、前記
ロック部材13の折曲係合部14が前記ストッパ11の
上端面に係合するようになるので、該内梯子5は、前記
脚部保持部材20にて下方への□抜は出しが阻止さ゛れ
る一方、上方への移動、即ち外梯子4内への侵入も阻止
されることとなり、これによって該伸縮梯子3全体をも
ってコンテナ枠組10の強度メンバとしての機能を具備
せしめると共に、コンテナ1移動中の該伸縮梯子3のガ
タッキなども効果的に防止されるようになっているので
ある。
前記伸縮梯子3は、またその下部が所定距離だけコンテ
ナ1側方へ引き出されるように回動された状態で、前記
外梯子4の下端よりやや上方に位置する部分に取付けら
れた左右の一文字スチ一部材25.25によって支持さ
れることとなる。
該ステ一部材25は、第11図に示されるように、第一
スチ一部26と第ニスチ一部27.27よりなり、該第
−スチ一部26の一端は、支持板28に設けられたブラ
ケツ) 29.29にボルト30a、ナツ) 30 b
により回動可能に枢着されている。
また、該支持板28はボルト31a、ナツト31 bに
より、タンク保持部材32に固定されている。
該第−スチ一部26の他端は、前記第ニスチ一部27.
27の一端より少し内側部分でボルト33a、ナツ)3
3bにより回動可能に枢着されている。
該第ニスチ一部の一端(第一スチ一部側)には、ストッ
パ34が固定されており、他端は、前記外梯子4にボル
ト36a、ナツ) 36 bにより固定された支持板3
7に、ボルト35a、ナツト35 bにより回動可能に
枢着されている。
従って、前記伸縮梯子3が前方に回動された場合、該ス
テ一部材25の第一スチ一部26と第ニスチ一部27゜
27とが平行になる位置までくると、該ストッパ34に
第一スチ一部26が当接するため、その当接した状態で
該伸縮梯子3が該ステ一部材25.25によって支持さ
れるのである。
このような構造からなる伸縮梯子3を設けたタンクコン
テナ1において、タンク上部に昇ろうとする場合には、
先ず、前記ロック部材13のブツシュ部15を前記外梯
子4の内方に押し込むことによって前記軸(支点)16
を介して該ロック部材13の保合部14を前記ストッパ
11より離れる方向に移動せしめることにより、前記バ
ネ部材17の付勢力に抗して該ロック部材13の保合部
14と該ストッパ11上端面との保合を解く。
次に、その保合が解かれた状態で、前記内梯子5を上方
に押し上げることにより、該伸縮梯子3と前記脚部保持
部材20との保合を解き、該伸縮梯子3を前方に制動せ
しめ、そして更に該内梯子5を下方に引ぎ出すことによ
り、該内梯子5の下端部を地面に接地させる(第5図に
おいて二点鎖線で示されている。
)また一方、該伸縮梯子3はその下部が前記ステ一部材
25.25により所定距離コンテナ側方に回動された状
態で支持されるため、該伸縮梯子3の安定化が計られて
、極めて容易にタンク上部へ昇ることが可能となったの
である。
また、前記伸縮梯子3を格納する場合には、前述した順
序を逆に行えばよいので詳しい説明は省略する。
以上のように、本考案に従えば、タンクコンテナがコン
テナシャーシ上に乗けられている場合であっても、タン
ク上部への昇降が極めて容易に行なえ、しかも伸縮梯子
の格納、伸張が一操作にて行なうことができる等、種々
なる効果が達成され得ることとなったので゛ある。
なお、本考案は、上記例示のもののみに何等限定される
ものでなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種
々なる変形、改良等を加え得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるタンクコンテナがコンテナシャー
シ上に載置されている状態を示す側面図、第2図はその
後方からの視図、第3図は第2図において伸縮梯子が伸
びている状態を示す図である。 第4図は外梯子内に内梯子が収納された状態を示す伸縮
梯子の拡大正面図、第5図はその左側面図、第6図は第
4図のVI−VI断面図(一部省略)、第7図は第4図
のA部拡大断面図、第8図は第4図のB部拡大断面図、
第9図は第8図の■−に断面図、第10図aは第5図の
C部拡大図、第10図すは第10図aの平面図、第11
図は第5図のD矢視拡大図である。 1:タンクコンテナ、2:コンテナシャーシ、3:伸縮
梯子、4:外梯子、5:内梯子、6,7:ブラケット、
8:固定ピン、9:枠組の上部枠、11:ストツパ13
:ロック部材、14:係合部、15:プッシュ部、16
:支点(軸)、17:バネ部材、18:ロック機構、2
0:脚部保持部材、25ニスチ一部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)タンクコンテナにおいて、タンクを囲むようにし
    て設けられた枠組の上部枠に上端が枢着された外梯子と
    該外梯子内に収容され且つ必要に応じて該外梯子の下端
    から引き出し得るようにされた内梯子とからなる構造の
    ′伸縮梯子を設けると共に、該枠組の下部枠に脚部保持
    部材を設け、不使用時においては該伸縮梯子の下端部が
    、該外梯子内に該内梯子が収容された状態下において、
    該脚部保持部材にて保持されるようにしたことを特徴と
    するタンクコンテナ。
  2. (2)前記内梯子の内部に設けられたストッパと、前記
    外梯子の内部に配され、一方の端部に前記外梯子の側面
    から外方に突出するブツシュ部が設けられ且つ他方の端
    部が該ストッパに係合する保合部とされた、中間部に支
    点を有するロック部材と、該ロック部材の保合部を前記
    ストッパ側に付勢し、常に該保合部と該ストッパとが係
    合するように作用するバネ部材とを含むロック機構を有
    し、該ロック部材のブツシュ部を前記外梯子の内方に押
    し込むことによって前記支点を介して前記係合部を該ス
    トッパより離れる方向に移動せしめることにより、前記
    バネ部材の付勢力に抗して該ロック部材の係合部と該ス
    トッパとの保合を解き、該外梯子内から該内梯子が下方
    に引き出されるようにした実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のタンクコンテナ。
JP8024880U 1980-06-09 1980-06-09 タンクコンテナ Expired JPS5822954Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8024880U JPS5822954Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 タンクコンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8024880U JPS5822954Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 タンクコンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS573683U JPS573683U (ja) 1982-01-09
JPS5822954Y2 true JPS5822954Y2 (ja) 1983-05-16

Family

ID=29442691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8024880U Expired JPS5822954Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 タンクコンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822954Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104203645A (zh) * 2012-03-23 2014-12-10 爱沃特株式会社 液化气运输车

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2443023A4 (en) * 2009-06-18 2015-03-11 Internat Transp Equipment Corp INTERMODULAR TANK TRANSPORT SYSTEM, COMPONENTS AND METHOD
JP6702583B1 (ja) * 2019-05-10 2020-06-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータの梯子装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104203645A (zh) * 2012-03-23 2014-12-10 爱沃特株式会社 液化气运输车

Also Published As

Publication number Publication date
JPS573683U (ja) 1982-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6012545A (en) Foldable vehicle ladder system
EP3042019B1 (en) Adjustable ladders, ladder components and related methods
US9145733B2 (en) Adjustable ladders and related components
US6382358B1 (en) Safety lock device for automobile lifts
US6523640B1 (en) Undercarriage for mobile ladders and platforms
US20140158689A1 (en) Cart with latch
JP2009299371A (ja) 昇降台装置
JPS5822954Y2 (ja) タンクコンテナ
US4639004A (en) Hand cart with fulcrum lever and vertically adjustable auxiliary wheels
JP6525519B2 (ja) 駐輪装置
JP3851278B2 (ja) 引き手付きバッグおよびストッパ兼用引き手装置
US2980200A (en) Combination handtruck and ladder
US20160136803A1 (en) Portable work bench
JP2011000979A (ja) 運搬台車
TW300268B (en) Handrail frame for tubular scaffolding and scaffold assembly method
KR102491206B1 (ko) 캠핑용 차량의 자동 발판
JP2010274673A (ja) 運搬台車
JPH0514664B2 (ja)
JPH0318585Y2 (ja)
FR2539789A1 (fr) Dispositif evitant a un systeme banche-poutres de raidissement vertical de basculer du cote de la face coffrante
JPH09209672A (ja) 安全帯付き垂直昇降用梯子
JPH0332464Y2 (ja)
JP2005105550A (ja) 駐輪施設
JP3081359U (ja) 運搬車両荷台用脚立
KR200497271Y1 (ko) 탱크로리 출하장용 플랫폼