JPS5814239B2 - 飾り縫模様を作製するための縫製機械 - Google Patents

飾り縫模様を作製するための縫製機械

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JPS5814239B2
JPS5814239B2 JP52124638A JP12463877A JPS5814239B2 JP S5814239 B2 JPS5814239 B2 JP S5814239B2 JP 52124638 A JP52124638 A JP 52124638A JP 12463877 A JP12463877 A JP 12463877A JP S5814239 B2 JPS5814239 B2 JP S5814239B2
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sewing machine
clutch
clutch plate
adjusting member
rotational position
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ベルンハルト・シユテーリン
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジグザグ幅と送り長のうちの少なくとも一方
を調節するために設けられた少なくとも一つの調節部材
を有し、同調節部材がプログラム制御装置の、縫うべき
縫目に対応する制御信号に応じて、操作手段により位置
調節されるような、飾り縫い模様の連続する縫目を作製
するための縫製機械に係る。
この種の既知の縫製機械においては、操作手段が針棒も
しくは送り歯を位置調節するための調節部材を移動させ
るために必要な高い移動力を発生させるためには、電子
的プログラム制御装置により制御される操作手段を位置
調節するために非常に高い出力増幅が必要きなる。
従ってこの既知の装置に於では、出力増幅のための制御
用諸経費が必要以上に高くならないようにするために、
慣性が非常に小さい構成部分が用いられる。
しかしながら、プログラム制御装置の制御信号では非常
に僅少な電気的出力しか得られず、その出力は、調節部
材を操作するために必要な大きな移動力を発生させるた
めには、既知の操作手段の運動を申し分なく制御するよ
うに著しく増幅されねばならないので、非常に高い出力
増幅が必要となる。
更に、高い電気的出力増幅はその制御が非常に困難であ
り、そして個々の増幅器の線形基準線からの偏りをさけ
るために整合部材及び補償部材に著しい経費を必要さす
る。
本発明の目的は、非常に高い出力増幅を有し迅速に応答
する簡単な操作手段を提供するにある。
この目的を達成させるために、本発明の課題とするとこ
ろは、調節部材を位置調節するための移動力を特別な駆
動部より取り出すことにある。
この目的のために、既存の縫製駆動部を用いるさ有利で
ある。
上記の課題は、操作手段がクラッチより成り、同クラッ
チの伝達されるモーメントが制御可能であり、上記のク
ラッチの第2クラッチ板が調節部材と結合されており、
かつ上記のクラッチの第1クラッチ板が常に作動してい
る駆動部と結合されており、そしてクラッチの回転方向
と逆方向に作用する復帰手段が調節部材のために設けら
れることにより達成される。
更に他の同様な解決策は、操作手段が互に反対方向に作
用する二つのクラッチより成り、同クラッチの伝達する
モーメントが制御可能であり、そして両クラッチの第2
クラッチ板が調節部材と結合されており、かつ両のクラ
ッチの第1クラッチ板が常に作動している駆動部と結合
されていることを特徴とする。
この場合”制御可能■という表現により、クラッチの伝
達モーメントの大きさの制御を意味するのみならず、そ
の上衝撃的に付勢及び除勢されそれにより制御可能な全
伝達モーメントが生じるクラッチの係合持続時間の可変
性も意味する。
提案される両解決策は、調節移動力がその強さを任意に
選択される駆動部より取出されるので、非常に小さな電
子的出力に依って非常に大きな力が制御されると言う著
しい利点を有する。
このことに依り、調節移動エネルギーを供給する駆動部
が調節移動過程の際にそれ自体加速される必要がなく、
駆動部の自己慣性が比較的大きくても良い。
従って、このような制御に対して必要な回路に対する経
費を既知の装置に比して少なくすることができる。
更に、調節部材の操作を容易にするために、伝達要素の
慣性をそれ自体有利に減少することは経済的に意義があ
る程度で充分である。
既知の装置に比して伝達素子での摩擦減衰が比較的大き
いために、提案された解決手段による制御では実質的に
僅かな経費しか必要さしない。
復帰手段の非常に簡単な解決策は、同手段が調節部材と
縫製機械のケーシングとの間に配設されたばねであるこ
とにより得られる。
調節部材として渦巻状の曲線路(カム面)を有するカム
板が設けられており、同板に針棒揺動腕もしくは送り歯
の制御を行なう従動子が接していると有利である。
その場合曲線路の制御に有効な部分は、曲線路の全周に
わたって又はその一部分にのみ延在しているようにする
こさができる。
曲線路の有効長は、曲線路の昇降量と、駆動部と被駆動
クラッチ板さの間の減速比により定まる昇降量により予
め定められる調節部材の運動継続時間と、縫製工具の運
動サイクルに依り予め定められる調節部材の運動継続時
間との間を最適に合致させることに影響する。
ばねの復帰力を支持するために、調節部材の曲線路の上
昇方向はばねの力の方向と同じ方向にされている。
更に他の解決策の可能性として、調節部材がクラッチの
第2クラッチ板と結合されているねじスピンドルに支持
されているナットと従動子とに結合され、同従動子に依
り針又は送り歯の制御が行なわれるようにすることが出
来る。
特に簡単かつ低廉な解決策は、それぞれのクラッチの被
駆動クラッチ板が機械の主軸と、特に減速ギャーを介し
て駆動結合されていることに依り達せられる。
このために、機械の主軸に存在する力の余力が、調節部
材を調節するための調節移動力として用いられる。
クラッチ板の駆動速度が主軸の速度より減少しているこ
とにより、良好な力の伝達がクラッチで行なわれる。
機械の主軸に依るクラッチ板の駆動の場合には、縫製速
度が低い場合に被駆動クラッチ板の回転速度も減少する
と言う更に他の利点が得られる。
構成上の経費が僅少で最良にモーメントの調節された調
節移動駆動部は、スリップリングのない電磁クラッチを
用いることに依り得られ、同クラッチはその構成の大き
さに比較して非常に高い調節移動モーメントを伝達する
ことができる。
この場合、制御可能な電磁場により接極板として構成さ
れたクラッチ板が、磁場の強さに応じて著しく強く又は
少し強く他のクラッチ板と一緒に移動する摩擦挿入体に
向って押圧され、このことに依り微細に調節される調節
移動モーメントが伝達される。
以下本発明を、添付の実施例に関する図面に就き詳細に
説明する。
縫製機械には主軸1が装着されており、同主軸は針4が
取付けられ案内揺動腕5の中に支承されている針棒6に
クランク2及び導桿3を介して垂直往復運動を与える。
その場合案内揺動腕5は、図には示されていない縫製機
械のケーシングにピン7に依って支承されている。
案内揺動腕5とアングル片8は固く結合されており、同
アングル片は延長腕9を担持し、同腕は機械のケーシン
グの中に固定された軸受担持体11の中の滑り案内10
に案内されている。
延長腕9は、その自由端に従動子12を担持し、同従動
子は引張ばね13の作用のもので調節部材15の渦巻状
の曲線路(カム面)14(第3図をも参照のこと)に接
している。
その場合引張ばね13は、一端が延長腕9にそして他端
が軸受担持体11に係止されている。
調節部材15は、針4のジグザグ幅を制御するための、
後程説明する操作千段16の一部分である。
主軸1は、図には示されていないチェーンを介して下方
の軸17を駆動する。
軸ITには歯車18が固定されており、同歯車は歯車1
9さかみあっており、同歯車19は軸17に対して平行
に支承されている軸20に固定されている。
この軸に昇降用偏心体21が固くねじ止めされており、
同昇降用偏心体21はカム部22を担持している。
更に軸20には、偏心体23が固定されており、この偏
心体は偏心ロツド24に依って囲まれており、同ロツド
にピン24に依って二つの導桿26及び27が枢着され
ている。
導桿26はピン28を介してアングルレバー29と回転
できる様に連結されており、同アングルレバーは縫製機
械のケーシングに固定されている軸30に回転できる様
に支承されており、腕31及びロツド32を介してレバ
ー腕33と連結されている。
このレバー腕33は、ピン34に依って機械のケーシン
グに固定されている軸受担持体35に支承されている。
レバー腕33は、軸受担持体35の滑り案内36の中を
案内されており、従動子37を担持しこの同従動子は調
節部材39の渦巻状の曲線路(カム面)38に接してい
る。
調節部材39は縫製機械の送り長調節のための操作千段
40の一部分である。
一端でレバー腕33に係止された他端で軸受担持体35
に係止されている引張ばね41に依って、確実に従動子
37が調節部材39に接する。
ピン42に依って、導桿2γが軸11に支承されている
揺動レバー44の腕43と枢着結合されている。
揺動レバー44の上方に突出している第2の腕45は、
その一端に案内スリット46を備え、同スリットにはピ
ン41が案内されている。
このピンは担持腕48に固定されており、同担持腕は縫
製機械のケーシング9中で送り方向に対して平行に固定
された水平な軸49に移動できるように支承されている
担持腕48は、その自由端に送り歯50を担持し、同送
り歯は被縫製材料を運ぶ働きをし、同材料は針4に依っ
て図には示されていないルーパーと共動して縫製される
担持腕48は、下方に向いている突出部51を介して昇
降用偏心体21のカム22に支持されている。
両操作手段16及び40は、その構成が同じである。
従って、操作手段16の説明しか行なわない。
両操作手段16及び40の同じ要素には同じ符号かけさ
れている。
操作手段16は、軸受担持体11の中に収容されている
この軸受担持体の中に軸52(第2図参照)が支承され
ており、同軸はこれに固定された歯車53を介して主軸
1に固定された歯車54と駆動結合している。
軸52に電磁クラッチ56の第1クラッチ板55が固定
されており、同第1クラッチ板の背部に軸受担持体11
と固く結合されたソレノイド担持体57が配設されてお
り、同担持体の中にリング状の電磁巻線58が設けられ
ている。
第1クラッチ板55は断面がU字状の、リング状のクラ
ッチ部分59を備え、同部分はリング状の摩擦挿入体6
0を担持している。
ソレノイド担持体5Tの外周の延長部に存在するリング
壁61は、クラッチ部分59の外周壁の大部分を被覆す
る。
調節部材15は、軸52の上にゆるく支承されたボス部
62と固く結合されており、接極板さして構成された第
2クラッチ板63を担持し、同第2クラッチ板は僅少な
空隙をもって摩擦挿入体60と隣接している。
第2クラッチ板63には市方形の開口部64(第3図を
も参照)が設けられCおり、同開口部の中にボス部62
の正方形に構成された突起65が突入している。
ボス部62は、軸52を越えて延在をしている。
ボス部の端に軸52に対して共軸状に延在している孔6
6が設けられており、同孔の中に軸受担持体11に固定
された回転位置検出手段例えばポテンショメータ68の
軸67が突入しており、ねじ69で固定されている。
ボス部62にねじりばねγ0が支承されており、同ばね
は一端が調節部材15の孔71に引掛けられ、他端がね
じ付きピンγ2に接し、同ねじ付ピンは軸受担持体11
の中にねじ込まれている。
ねじりばね70は、調節部材15を、調節部材の中にね
じ込まれたピン73が軸受担持体11と結合されており
図には示されていないストッパーに接する迄歯車53及
び54に依る軸52の回転方向と逆の方向に回転する様
に前以って予張力を加えられている。
操作千段40と16との間の違いは、調節部材15に対
して異なる調節部材39の形状にあり、該調節部材39
の曲線路38は所要の他の制御機能に適合されている。
両操作手段16及び40が制御される制御回路が、第7
図にブロック線図で示されている。
この場合、それぞれの制御千段16もしくは40に対し
て、一つの固有の制御回路が必要である。
両制御向路は構成が等しいので、針の制御回路のみの説
明を行なう。
縫目の形状に関する情報が記憶されている既知の方法で
構成されたプログラム制御部分74から、導線75を介
して針4の所望の側方への振れに相当する目標値パルス
が加算増幅器76の入力に達する。
この増幅器の出力信号は、導線γ7を介して差動増幅器
78に入り、スカラー増幅器79ののちに導線80を介
して差動増幅器81に供給される一方、加算増幅器76
の出力に依存する比例信号は導線82を介して、単にス
カラー増幅器83及び導線84を介して差動増幅器81
に供給される。
差動増幅器81の出力信号は、今度は整流器85で整流
され、導線86を介してダーリントン回路88を有する
出力増幅器87に供給されて、電流及び電圧が著しく増
幅される。
ダーリントン回路88は、導線89を介して電磁クラッ
チ56の電磁巻線58を制御する。
電磁巻線58のフィードバック回路は、導線90を通り
測定抵抗91及び導線92を介して出力増幅器87の入
力に接続され、このことに依り電圧一電流一変換が行な
われる。
従って電磁巻線58の制御は、純粋な電流制御で行なわ
れ、同電磁巻線の誘導は制御回路に対し何等影響を与え
ない。
調節部材15にボス部62を介して結合されているボテ
ンショメータ68は、調節部材15の位置に比例する電
気信号を発生する。
この信号は、導線93を介して加算増幅器T6の入力に
適当な正負の記号と共に供給される。
制御回路は,主軸1の回転周期に応答する図には示され
ていないパルス発生装置に依り既知の方法で制御され、
電磁巻線58を有するソレノイドに依り制御される調節
部材15の移動の変化が針4が刺していない状態の間に
行なわれるようにする○ 上記の装置の作動態様は、以下の如くである。
縫製機械の駆動の際には、軸52(第2図参照)が操作
手段16の歯車54及び53を介して主軸1に依り駆動
される。
軸52と固く結合された電磁クラッチ56の第1クラッ
チ板55が、軸52と一緒に回転する。
制御回路の、先ず制御すべき縫目(ステッチ)のジグザ
グ幅の大きさに相当する予め与れられた制御電圧に応じ
て、電磁巻線58が励磁され、このことに依りクラッチ
部分59が電磁巻線58に依りクラッチ部分59に与え
られた磁場により適当に強く磁化される。
ポス部62の突起65に移動できる様に支承された第2
クラッチ板63は、この際磁場の強さに応じて多少強く
摩擦挿入体60に押圧され、クラッチ板55に依って連
行される。
第2クラッチ板63と共に、同第2クラッチ板と相対回
転しないように結合されているポテンショメータ68も
回転する。
調節部材15の、上記ポテンショメータで読みきられる
実際値は、導線93を介して加算増幅器76に供給され
、そこで導線75を通じて供給された目標値信号と比較
され、電磁巻線58に適当な強さの磁場を発生させるた
めに用いられる。
調節部材15の実際位置がプログラム制御部分74の目
標値信号に依り前以って与えられた目標位置に接近する
さ、電磁巻線58の第1クラッチ板55及び第2クラッ
チ板63に作用する磁場の強さが、プログラム制御部分
74の信号とポテンショメータ68の信号吉の間の、加
算増幅器76に印加されている差が減少する結果、減少
する。
この場合、電磁クラッチ56の中の磁場の強さはねじり
ばね70の復帰モーメントと、第1クラッチ板55と第
2クラッチ板63との間の摩擦結合による制御された連
行モーメントとの間の釣合が生じる限りにおいて減少さ
れる。
調節部材15の新たに制御された回転位置は、クラッチ
部分59と第2クラッチ板63との間のスリップに依り
、新たな電圧パルスがプログラム制御部分74から制御
回路に入る迄維持され、以後上述せる制御過程がくり返
されるっ 調節部材15が回転する際に、延長腕9が調節部材の曲
線路14により調節部材15の変更された回転位置に応
じて案内揺動腕5と一緒に旋回し、針4が次の縫目の、
プログラム制御部分74に依って前以って与えられた位
置に調節されることになる。
送り歯50の送り長を調節するための操作手段40(第
1図参照)の制御は、同様にして行なわれる。
調節部材39が回転する際には、この調節部材は、レバ
ー腕33を従動子37を介して、送り歯50の送り長に
対してあらかじめ制御回路に与えられた制御電圧に依る
、電磁巻線58の制御に応じて旋回する。
レバー腕33は、田ノド32及びアングルレバー29を
介して導桿26の回転軸の働きをするピン28をピン4
2に対して旋回させる。
従って、偏心ロツド24に依りピン25が揺動運動する
際に、導桿26はピン28の周りで純粋な回転運動を行
なう一方、導桿27はこの回転運動の外に更にピン42
の周りの相対運動を行う。
この相対運動は、揺動レバー44を介して移動運動とし
て担持腕48に伝達される。
この担持腕は軸49の上で図において前後に滑動し、そ
の際その端に固定されている送り歯50に移動運動を与
え、同運動の大きさは調節部材39の回転位置、即ちピ
ン28と42との間の位置の差に左右される。
その場合、調節部材39の曲線路38の昇降変化は、以
下の様に、即ち送り歯50の送り運動が、前進方向に行
なわれる最大送り長さ後退方向に行なわれる最大送り長
との間で可変であるように選定されている。
送り歯50がこの移動運動を行なう際に、昇降用偏心体
21のカム22が担持腕48を周期的に上昇せしめ、こ
のことに依り送り歯50の歯が図には示されていない針
板を通過して被縫製材料に作用する。
第4図乃至第6図には、同じ機械に用いられる第2の実
施例に基づく操作千段101が示されている。
この操作千段101は、軸受担持体102に収容され、
同担持体の側壁に軸103が支承されており、この軸に
は第1電磁クラッチ105の第1クラッチ板104と該
第1クラッチ用第1クラッチ板104から間隔を有して
配設された第2電磁クラッチ105′の第1クラッチ板
104′とがゆるく支承されている。
それぞれの第1クラッチ板104,104’の背後に、
軸受担持体102と固く結合されたソレノイド担持体1
06,106’が配設されており、同ソレノイ゛ド担持
体にリング状の電磁巻線107,107’が設けられて
いる。
第1クラッチ板104,104’は断面がU字状のリン
グ状のクラッチ部分108,108’を備え、同部分は
リング状の摩擦挿入体109,109’を担持している
クラッチ部分108,108’に設けられたリング壁1
08a,108a’は、ソレノイド担持体106,10
6’の、電磁巻線107,107’を取りまいている外
周壁の大部分を被覆している。
両クラッチ部分108,108’の間には、二つのボス
部110と110′が軸103に配設されており、同ボ
ス部の両端はねじスピンドル111に依って囲まれてい
る。
二つのピン112に依ってねじスピンドル111がボス
部110及び110′及び軸103と結合されている。
ボス部110,110′のそれぞれは、接極板として構
成された第2クラッチ板114,114’に対する接触
フランジ113,113’を備え、同接触フランジに僅
かな空隙をおいて摩擦挿入体109,109’と隣接し
ている。
第2クラッチ板114,114’には、正方形の開口部
115,115’が設けられており、同開口部の中にボ
ス部110,110’の正方形に構成された突起116
,116’が突入している。
第1電磁クラッチ105のクラッチ部分108には、そ
の外周に歯117が設けられており、同歯は歯車118
に係合し、この歯車118は軸受担持体102に支承さ
れている軸119に固定されている。
歯車118は、機械の主軸1に固定された歯車120と
係合している。
第2電磁クラッチ105′のクラッチ部分108′にも
同様に歯117′が設けられており、同歯は歯車121
に係合し、この歯車121は主軸1に固定されている。
ねじスピンドル111にねじ止めされたナット122は
、触感ドツク124を有する調節部材123を担持し、
同ドッグは従動子126の傾斜面125と共働する。
この従動子は、針4の案内揺動腕5と結合され軸受担持
体102の滑り案内127の中で案内されている延長腕
9の端に固定されている。
ナット122は、案内ピン128を担持し、同ピンは軸
受担持体102に固定された直線案内130の溝129
の中を滑動する。
ここに於でも、軸103とポテンショメータ68が結合
されている。
縫製機械が駆動される際に、第1電磁クラッチの第1ク
ラッチ板104は主軸1に依り歯車120及び118を
介して主軸1と同じ回転方向に駆動される。
これに対して第2電磁クラッチの第1クラッチ板104
′は、主軸1に固定された歯車121に依って直接に駆
動されるので、第1電磁クラッチの第1クラッチ板10
4と逆の方向に回転する。
原則的に第7図の制御回路と一致し両クラッチ105,
105’を制御するために配置された制御回路に依り、
次に制御される縫目のジグザグ幅の大きさに相当する前
もって与えられた制御電圧に応じて、両電磁巻線107
,107’の励磁が逆の態様で変化し、このことに依り
クラッチ部分108及び108′の中の適当に異なる強
さの磁場が誘起される。
第1クラッチ105と第2クラッチ105′のうち前の
状態より強い磁場をもったクラッチに所属するクラソチ
板(第1クラッチ板114又は114’)に高い初期モ
ーメントが作用するために、このクラッチ板のスリップ
が減少する一方、磁場の強さが減少するクラッチのクラ
ッチ板においてはスリップが増大する。
この様にして、両第1クラッチ板114及び114′と
相対回転しないように結合しているねじスピンドル11
1が磁場の強さにより定まる方向に回転する。
ねじスピンドル111が回転することに依り、調節部材
123がナット122の動きにより軸方向に移動し、そ
の際触感ドッグ124が従動子126の傾斜面125に
対する相対位置を変更し、同従動子を介して延長腕9を
旋回する。
このことに依り、案内揺動腕5の位置は、所望の新しい
縫目に調節される。
針4のための案内揺動腕5の制御さ同様に、上記の操作
千段101も、操作手段40の代りに、第1図ないし第
3図に示されたレバー腕33を介して送り歯を制御する
ために用いられる。
調節部材39のための、提案された操作千段40もしく
は101の調節移動力が大きいので、送り歯が第1図に
於て部分23乃至30より構成されている調節装置を介
して制御されるのみならず、この目的のために選択され
た操作千段40もしくは101に依って直接に駆動され
ることもできる。
この様な解決手段に於ては、ロツド32が揺動レバー4
4の腕43に枢着され、部分23乃至30及び42が省
略される。
この様な構成に於ては、プログラム制御部分74に依っ
て前以って与えられた制御パルスを送り歯50の間接駆
動の場合に対して変更された制御条件に合うようにする
こさが必要であることは当然である。
更にこの場合、制御パルスに依り制御された送り歯50
の最終位置が、縫製機械の縫目形成サイクルに対して次
のように制御され、即ち針4が刺されていない状態の間
に送り歯50の送り運動が行なわれ、針4が刺されてい
る状態の間に送り歯50の非作用状態での後退運動が行
なわれるようにすることも必要である。
調節部材39は、その外周の昇降量が調節量の大きさの
働きをする曲線路38を必ずしも備える必要がなく、そ
の調節量は調節部材の角度変位調節量に依っても発生さ
れることができる。
この種の解決策に於では、調節部材が例えばボス部62
と固く結合されているレバー腕古して構成され、同腕に
ロツド32が枢着されているようにすることが出来る。
提案された装置は、実施例に記載された電磁摩擦クラッ
チに限定されることなく、例えばニューマチッククラッ
チ又は油圧クラッチ又は電磁粉体クラッチの如く、伝達
されるモーメントが制御される他のクラッチも使用可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は縫製機械のジグザグ幅及び送り長制御用操作装
置の第1実施例の正面図、第2図はジグザグ制御用操作
手段の拡大断面図、第3図は第1図の■一■線による断
面図、第4図は第2実施例の操作手段の第2図と同様の
断面図、第5図は第4図のv−v線による断面図、第6
図は第4図の■−■線による断面図、第γ図は第2図に
示した操作手段の制御用ブロック線図である。 1……主軸、4……針、12……従動子、14……渦巻
状曲線路、15……調節部材、16……操作手段、31
……従動子、38……漸巻状曲線路、39……調節部材
、40……操作手段、50……送り歯、55……第1ク
ラッチ板、56……クラッチ、63……第2クラッチ板
、68……回転位置検出手段(ポテンショメータ)、7
0……復帰手段、74……プログラム制御装置、76…
…加算増幅器、101……操作手段、104,104’
……第1クラッチ板、105……第1クラッチ、105
′……第2クラッチ、111……ねじスピンドル、11
4,114’→…第2クラッチ板、117,117’,
118,121……減速ギャー、123……調節部材、
124……従動子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジグザグ幅と送り長の少なくとも一方を調節するた
    めに設けられた少なくとも一つの調節部材を有し、同調
    節部材がプログラム制御装置の縫うべき縫目に対応する
    制御信号に応じて操作手段により位置調節される、飾り
    縫模様の連続する縫目を作製するための縫製機械に於で
    、前記操作手段16.40が加算増幅器76を介して前
    記プログラム制御装置74と電気的に接続され前記制御
    信号に応じて伝達すべきモーメントが制御可能である1
    つのクラッチ56より成り、該クラッチの第1クラッチ
    板55が縫製機械の駆動部と直接又は間接的に連結され
    ており、第1クラッチ板に従動する第2クラッチ板63
    が調節部材15.39及び回転位置検出手段68さ連結
    されており、該回転位置検出手段68が前記加算増幅器
    76と電気的に接続されプログラム制御装置74の制御
    信号が前記加算増幅器T6において第2クラッチ板63
    の回転位置に依存して変えられ、前記調節部材に針4と
    送り歯50の何れかに直接又は間接的に連結された従動
    子12.37が駆動連結さ飢、該従動子12,37の移
    動距離が第2クラッチ板63の回転位置に依存して制御
    されることと、クラッチ56の回転方向と逆方向に作用
    する調節部材用復帰手段が設けられていることを特徴と
    する縫製機械。 2 復帰手段が、一端で調節部材15.39と、他端で
    機械のケーシングと結合されているばね70であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の縫製機械。 3 調節部材15.39として渦巻状の曲線路14.3
    8を有するカム板が設けられており、同板に針4又は送
    り歯50用の従動子12.37が接していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の縫製機
    械。 4 調節部材15.39の曲線路14.38の上昇方向
    が、ばねγ0の力の方向と同一方向であることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項に記載の縫製機械。 5 クラッチ56の第1クラッチ板55が機械の主軸1
    と減速ギヤ−54.53を介して駆動結合されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、から第4項のい
    ずれかに記載の縫製機械。 6 クラッチ56が電磁クラッチ依り成っていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれか
    に記載の縫製機械。 γ ジグザグ幅と送り長の少なくとも一方を調節するた
    めに設けられた少なくとも一つの調節部材を有し、同調
    節部材がプログラム制御装置の縫うべき縫目に対応する
    制御信号に応じて操作手段により位置調節される飾り縫
    模様の連続する縫目を作製するための縫製機械に於で、
    前記操作千段101が加算増幅器76を介して前記プロ
    グラム制御装置74と電気的に接続され互に反対方向に
    伝動する二つのクラッチios,ios’より成り、同
    クラッチの伝達するモーメントが前記制御信号に応じて
    制御可能であり、かつ上記のクラッチの第1クラッチ板
    104,104’が縫製機械の駆動部と直接又は間接的
    に連結されており、第1クラッチ板に従動する第2クラ
    ッチ板114,114’が単一の調節部材123及び回
    転位置検出手段68と連結されており、該回転位置検出
    手段68が前記加算増幅器76と電気的に接続されプロ
    グラム制御装置74の制御信号が前記加算増幅器16に
    おいて第2クラッチ板63の回転位置に依存して変えら
    れ、針4と送り歯50のいずれかに直接又は間接的に連
    結されている従動子126が前記調節部材123と駆動
    連結され、該従動子126の移動距離が第2クラッチ板
    114,114’の回転位置に依存して制御されること
    を特徴とする縫製機械。 8 調節部材123が両クラッチ105,105’の第
    2クラッチ板114,114’と結合されているねじス
    ピンドル111に支承されているナット122と触感ド
    ッグ124とを具備し、該触感ドッグが針4又は送り歯
    50のための従動子と駆動連結されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の縫製機械。 9 それぞれのクラッチ105及び105′の第1クラ
    ッチ板104及び104lが機械の主軸1と、減速ギヤ
    −120,118,117,及び121,117lを介
    して駆動結合されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項又は第8項に記載の縫製機械。 10 クラッチ105及び105′が電磁クラッチより
    成っていることを特徴とする特許請求の範囲第7項、第
    8項又は第9項に記載の縫製機械。
JP52124638A 1976-10-22 1977-10-19 飾り縫模様を作製するための縫製機械 Expired JPS5814239B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2647763A DE2647763C2 (de) 1976-10-22 1976-10-22 Nähmaschine zur Erzeugung aufeinanderfolgender Stiche von Zierstichmustern

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5353463A JPS5353463A (en) 1978-05-15
JPS5814239B2 true JPS5814239B2 (ja) 1983-03-17

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ID=5991089

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JP52124638A Expired JPS5814239B2 (ja) 1976-10-22 1977-10-19 飾り縫模様を作製するための縫製機械

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US (1) US4144826A (ja)
JP (1) JPS5814239B2 (ja)
CH (1) CH622841A5 (ja)
DE (1) DE2647763C2 (ja)
FR (1) FR2368566A1 (ja)
GB (1) GB1588940A (ja)
IT (1) IT1087104B (ja)
SE (1) SE421637B (ja)

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SE421637B (sv) 1982-01-18
IT1087104B (it) 1985-05-31
JPS5353463A (en) 1978-05-15
FR2368566B1 (ja) 1984-04-20
SE7711029L (sv) 1978-04-23
CH622841A5 (ja) 1981-04-30
FR2368566A1 (fr) 1978-05-19
DE2647763C2 (de) 1982-05-06
GB1588940A (en) 1981-04-29
US4144826A (en) 1979-03-20
DE2647763A1 (de) 1978-04-27

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