JPS58133343A - 半硬質磁性合金 - Google Patents
半硬質磁性合金Info
- Publication number
- JPS58133343A JPS58133343A JP57014648A JP1464882A JPS58133343A JP S58133343 A JPS58133343 A JP S58133343A JP 57014648 A JP57014648 A JP 57014648A JP 1464882 A JP1464882 A JP 1464882A JP S58133343 A JPS58133343 A JP S58133343A
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- Japan
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- alloy
- hard magnetic
- magnetic alloy
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自己保持形リレーおよびスイッチ用鉄心材と
して好適な残留磁束密度が高くかつ冷間。
して好適な残留磁束密度が高くかつ冷間。
熱間加工性の喪好な半硬質磁性合金に関するものである
。
。
電子交換機や通信用宅内機器々どの自己保持形リレーお
よびスイッチ用鉄心材としての半硬質磁性合金は、リレ
ーおよびスイッチの設計条件によって種々の特性が要求
される。特に、これらの半硬質磁性合金は、加工性が良
好で数Ｏｅからほぼ１０００ｓの保磁力（ＨＣ）を有す
るとともに、リレーおよびスイッチの小形化のためには
残留磁束密度（Ｂｒ）の高いことが極めて重要となる。
よびスイッチ用鉄心材としての半硬質磁性合金は、リレ
ーおよびスイッチの設計条件によって種々の特性が要求
される。特に、これらの半硬質磁性合金は、加工性が良
好で数Ｏｅからほぼ１０００ｓの保磁力（ＨＣ）を有す
るとともに、リレーおよびスイッチの小形化のためには
残留磁束密度（Ｂｒ）の高いことが極めて重要となる。
このような自己保持形リレーおよびスイッチ用半硬質磁
性合金としては、従来からパイカロイ。
性合金としては、従来からパイカロイ。
リメンダなどのｐ’ｅ−Ｃｏ系合金、ニブコロイなどの
高Ｃｏ系合金、 Ｆｅ−Ｍｎ系合金、あるいはＦｅ−Ｎ
ｉ系合金などがある。しかしながら、これら従来の半硬
質磁性合金は、Ｈｃがほぼ２００ｅ 〜８００ｅ 、
ＢｒＡ？’！ぼ１８〜１２ＫＧであるが、Ｆｅ−励系合
金のごと＜ｃ。
高Ｃｏ系合金、 Ｆｅ−Ｍｎ系合金、あるいはＦｅ−Ｎ
ｉ系合金などがある。しかしながら、これら従来の半硬
質磁性合金は、Ｈｃがほぼ２００ｅ 〜８００ｅ 、
ＢｒＡ？’！ぼ１８〜１２ＫＧであるが、Ｆｅ−励系合
金のごと＜ｃ。
を含まぬ半硬質磁性合金で得られるＢｒは１７Ｋ（）以
下であり、１７ＫＧ以上の高いＢｒを得るためには、リ
メンダ（４９＊Ｃｏ −４８１６Ｆｅ −３％ｖ）ｏご
とく合金に高価なｃｏを多量に含ませなければならない
欠点が６つ九。
下であり、１７ＫＧ以上の高いＢｒを得るためには、リ
メンダ（４９＊Ｃｏ −４８１６Ｆｅ −３％ｖ）ｏご
とく合金に高価なｃｏを多量に含ませなければならない
欠点が６つ九。
近年、自己保持形リレーおよびスイッチの小形化、経済
化はますます重要になってきてお沙、このためには従来
以上に高いＢｒを持ち、かつ高価なＣＯ量の少ない半硬
質磁性合金の゛開発が待たれており、更にリレーおよび
スイッチの広範囲な設計に対処するためには、高いＢｒ
を持ち、かつ数Ｏｅから百数十Ｏｅという従来以上に広
範囲なＨｃを持つ半硬質磁性合金の開発が待たれていた
。
化はますます重要になってきてお沙、このためには従来
以上に高いＢｒを持ち、かつ高価なＣＯ量の少ない半硬
質磁性合金の゛開発が待たれており、更にリレーおよび
スイッチの広範囲な設計に対処するためには、高いＢｒ
を持ち、かつ数Ｏｅから百数十Ｏｅという従来以上に広
範囲なＨｃを持つ半硬質磁性合金の開発が待たれていた
。
このような半硬質磁性合金の製造方法として、本出願人
は、先に、重量比でＣａＯ量が５〜４０チ。
は、先に、重量比でＣａＯ量が５〜４０チ。
Ｗの量が８〜１８％で、残Ｆ）Ｆｅからなる３元合金を
、１１００℃以上の温度から焼入れた後、加工率６０％
以上の冷間加工を施して、５００〜９００℃の温度で焼
戻しを行なうことにより、Ｂｒが１６Ｋ（）以上、Ｈｃ
が３０〜１２００・の特性を有する半硬質磁性合金を得
る方法を提案した（特願昭５３−１１３１６）。
、１１００℃以上の温度から焼入れた後、加工率６０％
以上の冷間加工を施して、５００〜９００℃の温度で焼
戻しを行なうことにより、Ｂｒが１６Ｋ（）以上、Ｈｃ
が３０〜１２００・の特性を有する半硬質磁性合金を得
る方法を提案した（特願昭５３−１１３１６）。
しかしながら、上記方法によシ得られる半硬質磁性合金
を詳細に検討した結果、量産時の熱間加工工程で金属間
化合物の析出相が粗大化するために、熱間加工割れを起
こし易いということが明らかになった。この場合、加工
割れを起こさずに熱間加工を可能とすることは、量産性
を向上させて半硬質磁性合金の経済化を図るために極め
て重畳である。
を詳細に検討した結果、量産時の熱間加工工程で金属間
化合物の析出相が粗大化するために、熱間加工割れを起
こし易いということが明らかになった。この場合、加工
割れを起こさずに熱間加工を可能とすることは、量産性
を向上させて半硬質磁性合金の経済化を図るために極め
て重畳である。
そこで、本発明の目的は、自己保持形リレーおよびスイ
ッチの小形化、高性能化、経済化を可能とする、残留磁
束密度Ｂｒが高くかつＣｏ量が少なく、しかも冷間加工
性および熱間加工性の良好な半硬このような目的を達成
するために、本発明による半硬質磁性合金は、重量比で
ｃｏを５〜４０％、Ｗを５〜１８チ、阻、Ｍｎ、Ｖのい
ずれかを０．１〜５％含み、残部が実質的にＦｅからな
るものである。
ッチの小形化、高性能化、経済化を可能とする、残留磁
束密度Ｂｒが高くかつＣｏ量が少なく、しかも冷間加工
性および熱間加工性の良好な半硬このような目的を達成
するために、本発明による半硬質磁性合金は、重量比で
ｃｏを５〜４０％、Ｗを５〜１８チ、阻、Ｍｎ、Ｖのい
ずれかを０．１〜５％含み、残部が実質的にＦｅからな
るものである。
即ち、本発明に係る半硬質磁性合金は、基質である過飽
和α相からの金属間化合物の析出反応をもって、必要な
保磁力Ｈａを得るための基本反応とするものであるが、
その場合、各元素成分はそれぞれ次のような役割を果し
ている。
和α相からの金属間化合物の析出反応をもって、必要な
保磁力Ｈａを得るための基本反応とするものであるが、
その場合、各元素成分はそれぞれ次のような役割を果し
ている。
先ずＷは、時効により、ＦｅおよびＣｏと結合した金属
間化合物として析出し、Ｈｃおよび角形比（Ｂｒ ／Ｂ
’ｊ００１．ここでＢｓｏｏは２０００ｓを印ｉ１ま
たと！の合金の磁束！！Ｆ［）を増加させるのに有効で
ある。
間化合物として析出し、Ｈｃおよび角形比（Ｂｒ ／Ｂ
’ｊ００１．ここでＢｓｏｏは２０００ｓを印ｉ１ま
たと！の合金の磁束！！Ｆ［）を増加させるのに有効で
ある。
しかしながらＷ量が５９１（重量比、以下同じ）未満で
は析出反応が期待できず、従って冷間加工処理による磁
気異方性発達の効果が少ないため、ＨｃおよびＢｒ／Ｂ
錦Ｏが著しく低下する。またｗｔが部が金属間化合物と
して析出するためＨｅを増加させるのに有効である。し
かしながらＣｏ量が５チ未満ではＢｒが著しく低下する
。またＣｏ量が４０％を越えると冷間加工が困難になる
とともに、素材費が高価とｋる。
は析出反応が期待できず、従って冷間加工処理による磁
気異方性発達の効果が少ないため、ＨｃおよびＢｒ／Ｂ
錦Ｏが著しく低下する。またｗｔが部が金属間化合物と
して析出するためＨｅを増加させるのに有効である。し
かしながらＣｏ量が５チ未満ではＢｒが著しく低下する
。またＣｏ量が４０％を越えると冷間加工が困難になる
とともに、素材費が高価とｋる。
更にＮｉ、Ｍｎ、Ｖは、合金のα−γ変態温度を低下さ
せ、加工性の良好なγ相領域を拡大させるとともに、金
属間化合物の析出相の粗大化を抑えることから、熱間加
工割れを防ぐのに極めて有効である。しかしながら、Ｎ
ｉ、Ｍｎ、Ｖのいずれかの量が０．１−未満では、α−
γ変態点の低下および金属間化合物の析出相の粗大化を
抑える効果が十分でないため、熱間加工性の向上は期待
できない。またＮｉ、Ｍｎ、Ｖのいずれかの量が５チを
越えるとＢｒが着しく低下する。
せ、加工性の良好なγ相領域を拡大させるとともに、金
属間化合物の析出相の粗大化を抑えることから、熱間加
工割れを防ぐのに極めて有効である。しかしながら、Ｎ
ｉ、Ｍｎ、Ｖのいずれかの量が０．１−未満では、α−
γ変態点の低下および金属間化合物の析出相の粗大化を
抑える効果が十分でないため、熱間加工性の向上は期待
できない。またＮｉ、Ｍｎ、Ｖのいずれかの量が５チを
越えるとＢｒが着しく低下する。
次に、上記効果を明確にするために、具体的な実験例を
掲げて説明する。
掲げて説明する。
先ず、第１表に示した種々の組成の合金をアル−ボン雰
囲気において溶解して得た直径７０１ｍ１の丸形インゴ
ットを１２００℃で３０分間加熱して均一化した後、熱
間鍛造を行なった。この熱間鍛造は、合金の温度が７０
０℃になつ九ときに中断して、１２００℃に再加熱した
後、再び熱間鍛造を同様にして行なった。これらの熱間
鍛造工程を繰り返して、最終的に直径１５−とした。熱
間鍛造工程で、本発明外の合金番号４および８０合金は
加工割れを起こしたが、本発明合金は加工割れを起むさ
ず非常に良好な熱間鍛造性を示した。その後、合金番号
１〜３，５〜フ、９〜１１の本発明合金を１２００℃に
加熱後、直径９■まで熱間溝ロール加工を行なった。
囲気において溶解して得た直径７０１ｍ１の丸形インゴ
ットを１２００℃で３０分間加熱して均一化した後、熱
間鍛造を行なった。この熱間鍛造は、合金の温度が７０
０℃になつ九ときに中断して、１２００℃に再加熱した
後、再び熱間鍛造を同様にして行なった。これらの熱間
鍛造工程を繰り返して、最終的に直径１５−とした。熱
間鍛造工程で、本発明外の合金番号４および８０合金は
加工割れを起こしたが、本発明合金は加工割れを起むさ
ず非常に良好な熱間鍛造性を示した。その後、合金番号
１〜３，５〜フ、９〜１１の本発明合金を１２００℃に
加熱後、直径９■まで熱間溝ロール加工を行なった。
この熱間溝ロール加工工程でも、本発明合金は加工割れ
を起こさず、非常に曳好な熱間加工性を示した。このよ
う１ｃＮｉ、Ｍｎ、ＶはＦｓ−Ｃｏ−Ｗ系合金の熱間加
工性を著しく改善する効果がおる。ついでこれらの合金
は１２００℃で１時間保持後水冷して溶体化処理し、加
工率９５ｇ６の冷間線引を施して直径２−の線材とした
後、７００℃で１時間時効した。第２表に、第１表に示
した各組成の合金の磁気特性および熱間加工性を示す。
を起こさず、非常に曳好な熱間加工性を示した。このよ
う１ｃＮｉ、Ｍｎ、ＶはＦｓ−Ｃｏ−Ｗ系合金の熱間加
工性を著しく改善する効果がおる。ついでこれらの合金
は１２００℃で１時間保持後水冷して溶体化処理し、加
工率９５ｇ６の冷間線引を施して直径２−の線材とした
後、７００℃で１時間時効した。第２表に、第１表に示
した各組成の合金の磁気特性および熱間加工性を示す。
第１表
第２表
第１表および第２表から明らかなように、本発明に係る
組成を有する合金では、熱間加工性が喪好で、保磁力Ｈ
ｅが３２〜１００００であシ、かつ１７ＫＧ以上の高い
残留磁束密度が得られる。しかもＣ。
組成を有する合金では、熱間加工性が喪好で、保磁力Ｈ
ｅが３２〜１００００であシ、かつ１７ＫＧ以上の高い
残留磁束密度が得られる。しかもＣ。
量は少ない。
以上説明したように、本発明によれば、残留磁束密度Ｂ
Ｔが高く、かつＣＯ量が少なく、シかも冷間加工が可能
であるとともに、量産性を向上させる丸めに極めて重要
な熱間加工性も嵐好な半硬質磁性合金が得られ、特に電
子交換機や通信用宅内機器などに用いられる自己保持形
リレーおよびスイッチの小形化、高性能化、経済化に対
して極めて大きな効果を有する。
Ｔが高く、かつＣＯ量が少なく、シかも冷間加工が可能
であるとともに、量産性を向上させる丸めに極めて重要
な熱間加工性も嵐好な半硬質磁性合金が得られ、特に電
子交換機や通信用宅内機器などに用いられる自己保持形
リレーおよびスイッチの小形化、高性能化、経済化に対
して極めて大きな効果を有する。
特許出願人 日本電信電話公社
代理人 山川 政樹
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量比でＣＯを５〜４０％、Ｗを５〜１８％、Ｎｉ、Ｍ
ｎ。 ■のいずれかを０．１〜５チ含み、残部が実質的にＦｅ
からなる半硬質磁性合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57014648A JPS58133343A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 半硬質磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57014648A JPS58133343A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 半硬質磁性合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133343A true JPS58133343A (ja) | 1983-08-09 |
Family
ID=11867015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57014648A Pending JPS58133343A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 半硬質磁性合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58133343A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077965A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-02 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 角形ヒステリシス磁性合金およびその製造方法 |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP57014648A patent/JPS58133343A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077965A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-02 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 角形ヒステリシス磁性合金およびその製造方法 |
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