JPS5810509Y2 - 保温容器 - Google Patents

保温容器

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JPS5810509Y2
JPS5810509Y2 JP1980126014U JP12601480U JPS5810509Y2 JP S5810509 Y2 JPS5810509 Y2 JP S5810509Y2 JP 1980126014 U JP1980126014 U JP 1980126014U JP 12601480 U JP12601480 U JP 12601480U JP S5810509 Y2 JPS5810509 Y2 JP S5810509Y2
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JP
Japan
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container body
heat
cover
container
casing
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Expired
Application number
JP1980126014U
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English (en)
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JPS5748826U (ja
Inventor
雅文 山中
Original Assignee
ピ−コツク魔法瓶工業株式会社
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Publication date
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 現在魔法瓶、水筒、ランチジャ等の保温容器には真空二
重瓶を使用しているが、真空二重瓶は断熱性にすぐれて
いるが破損しやすくまた高価である等の欠点があった。
そこで本考案は真空二重瓶を用いた場合と略同等のすぐ
れた保温性を有しながら且つ割れにくく耐久性にすぐれ
た保温容器を安価に提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図〜第3図に示す保温容器1において、2は容器本
体であり、透明なガラスで形成されている。
3は、鏡面状反射皮膜であり、容器本体2の外周面2a
に銀色の金属を真空蒸着して形成したものである。
そして鏡面状反射皮膜3の外周面に樹脂塗料等の塗銀保
護膜4を形成している。
5はカバーであり、気密性を有する樹脂にて容器本体2
よりやや大きな寸法に形成した上下一対のカバ一部材5
a 、5 bから成り、両力バ一部材5a、5bを容
器本体2に上下より被せて、各々重合部5Cで接着して
いる。
この場合カバー5の内面と容器本体2の外面との間には
3〜4mm程度の隙間が形成され、この隙間に密閉状態
の断熱空気層6が形成されている。
7は容器本体2とカバー5との間に設けられた断熱性を
有するスペーサーである。
8はケーシングであり、内部に上記容器本体2を収容し
ている。
9はウレタンフオーム又はスチロール等より戒る断熱材
であり、カバー5とケーシング8との間に装填している
10は栓体であり、容器本体2の上部注出口2bを開閉
するためのものであり、ケーシング8の上部に螺着して
いる。
上記のように構成した保温容器では使用時において容器
本体2内の飲み物より放射される熱は外向きに放射され
るが、容器本体2外周面2aの鏡面状反射皮膜3によっ
て容器本体2の外部への熱の放射が阻止される。
また容器本体2を伝って外部へ伝導される熱は外周の断
熱空気層6によってカバー5への熱伝導が阻止される。
この場合断熱空気層6はカバー8によって密閉状態に保
持されており、外部との空気の流通がないので熱伝導性
は極めて悪い状態となっている。
しかもカバー5の外周には断熱材9があるので、カバー
5から外部への熱伝導も阻止される。
このように熱の放射及び熱伝導が阻止されて断熱される
ので容器本体2内の飲み物は温度低下が少なく、長時間
保温される。
上記実施例の保温容器以外に例えば保温水筒、ランチジ
ャー等種々の保温容器にも適用できる。
また容器本体2の素材はガラスに限らずアルミニウム、
ステンレス等いかなるものを用いてもよく、そして容器
本体の厚みは薄くすればするほど熱伝導性が悪くなり保
温性が向上する。
そして鏡面状反射皮膜は容器本体の外周面に限らず内周
面に設けてもよい。
以上実施例に示すように本考案の保温容器は、ケーシン
グ内部に容器本体を設け、容器本体の内周面又は外周面
に鏡面状′反射皮膜を形成し、容器本体の外周全面を上
下一対の気密性を有するカバーによって被覆して、該カ
バーと容器間に密閉状態の断熱空気層を形成し、且つカ
バーとケーシング間に断熱材を装填したことを特徴とす
るものであるから、容器本体の鏡面状反射皮膜により、
容器本体内の内容物から外向きに出る放射熱を内向きに
反射させて外部への熱放散を防止する。
また容器本体外周全面は気密性を有するカバーにより、
密閉状態に保持された断熱空気層を形成しているので、
容器本体からカバーへの熱伝導を阻止し、しかも断熱空
気層と外部との空気の流通もなく、真空二重瓶を用いた
場合と同等の優れた保温効果を発揮する。
さらに断熱空気層は真空にする必要がなく、カバーは上
下一対の部材によって構成しているので、組立も容易で
安価に提供できる。
またカバー自体が補強作用を有し、断熱空気層は外部か
らの衝撃に対する緩衝効果を果すのでたとえガラス製の
容器本体を用いた場合でも割れ難く、耐久性に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は縦
断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1
図の部分拡大断面図である。 2・・・・・・容器本体、2a・・・・・・外周面、3
・・・・・・鏡面状反射皮膜、5・・・・・・カバー、
6・・・・・・断熱空気層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内部に容器本体を設け、容器本体の内周面又
    は外周面に鏡面状反射皮膜を形成し、容器本体の外周全
    面を上下一対の気密性を有するカバーによって被覆して
    、該カバーと容器間に密閉状態の断熱空気層を形成し、
    且つカバーとケーシング間に断熱材を装填した保温容器
JP1980126014U 1980-09-02 1980-09-02 保温容器 Expired JPS5810509Y2 (ja)

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JP1980126014U JPS5810509Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02 保温容器

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JPS5748826U JPS5748826U (ja) 1982-03-18
JPS5810509Y2 true JPS5810509Y2 (ja) 1983-02-25

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CH705594A1 (de) * 2011-10-04 2013-04-15 Pi Design Ag Doppelwandiger Flüssigkeitsbehälter.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133858U (ja) * 1973-03-14 1974-11-18
JPS5129368U (ja) * 1974-08-28 1976-03-03
JPS5614755Y2 (ja) * 1975-12-29 1981-04-07

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JPS5748826U (ja) 1982-03-18

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