JPS583548Y2 - 携帯用弁当箱 - Google Patents
携帯用弁当箱Info
- Publication number
- JPS583548Y2 JPS583548Y2 JP6315378U JP6315378U JPS583548Y2 JP S583548 Y2 JPS583548 Y2 JP S583548Y2 JP 6315378 U JP6315378 U JP 6315378U JP 6315378 U JP6315378 U JP 6315378U JP S583548 Y2 JPS583548 Y2 JP S583548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- lunch box
- shoulder
- portable lunch
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は携帯用弁当箱に関する。
携帯用弁当箱は、菜入れ器、飯器、水筒などの内容器を
収容する収納器の外周部に真空二重状、或いは断熱材な
どの断熱手段を施して保温効果を得るようにした構造を
とるが、収納器の開口部は上蓋との結合構成上、堅牢な
構造を要するから、適当な断熱構造を構成することかむ
っがしく、そのため開口部近傍では熱伝導により断熱効
果が減殺され、必ずしも十分な保温機能を付与しえない
という欠点があった。
収容する収納器の外周部に真空二重状、或いは断熱材な
どの断熱手段を施して保温効果を得るようにした構造を
とるが、収納器の開口部は上蓋との結合構成上、堅牢な
構造を要するから、適当な断熱構造を構成することかむ
っがしく、そのため開口部近傍では熱伝導により断熱効
果が減殺され、必ずしも十分な保温機能を付与しえない
という欠点があった。
特に断熱手段として真空二重状に変え断熱材を採用する
場合には、中胴部よりの熱放散が真空二重状による場合
よりも多くなることが考えられるから、上記の如く収納
器の開口部からの熱伝導による熱放散を十分防止して、
断熱材による保温効果の減少分をできるだけ補う必要が
ある。
場合には、中胴部よりの熱放散が真空二重状による場合
よりも多くなることが考えられるから、上記の如く収納
器の開口部からの熱伝導による熱放散を十分防止して、
断熱材による保温効果の減少分をできるだけ補う必要が
ある。
この考案は、如上の技術課題に鑑みなされたもので、収
納器の開口部からの伝熱作用による熱放散をできるだけ
小さくして、保温効果を向上させた携帯用弁当箱を提供
することを目的とするものである。
納器の開口部からの伝熱作用による熱放散をできるだけ
小さくして、保温効果を向上させた携帯用弁当箱を提供
することを目的とするものである。
実施例について説明すれば、飯器９．水筒８等を収容す
る収納器１は合成樹脂素材で構成し、開口に近い上部に
は、該収納器１の最上部に取置される菜入れ器１０など
の比較的保温の必要性の低い内容器を受ける肩部１ａを
形成し、開口縁部１ｂ外周には上蓋４を受ける口縁部材
５を嵌着する。
る収納器１は合成樹脂素材で構成し、開口に近い上部に
は、該収納器１の最上部に取置される菜入れ器１０など
の比較的保温の必要性の低い内容器を受ける肩部１ａを
形成し、開口縁部１ｂ外周には上蓋４を受ける口縁部材
５を嵌着する。
上記収納器１の肩部１ａの肉厚は、該収納器１の胴部１
Ｃよりも薄く形成し、収納器１の底部ないし胴部相当部
に収容される水筒８．飯器９などの比較的保温の必要性
の高い内容器より吸収される熱が、収納器１の胴部１Ｃ
より肩部１ａを経て断熱効果の小さい開口縁部１ｂに伝
熱するのを阻止するようにする。
Ｃよりも薄く形成し、収納器１の底部ないし胴部相当部
に収容される水筒８．飯器９などの比較的保温の必要性
の高い内容器より吸収される熱が、収納器１の胴部１Ｃ
より肩部１ａを経て断熱効果の小さい開口縁部１ｂに伝
熱するのを阻止するようにする。
上記肉薄部は、第３図に示すように肩部１ａより胴部１
Ｃの上端部近傍に亙るものでもよく、さらに第４図に示
すように肩部１ａを波形に形成して肩部１ａの開口縁部
１ｂまでの伝熱経路をできるだけ長くするようにしても
よい。
Ｃの上端部近傍に亙るものでもよく、さらに第４図に示
すように肩部１ａを波形に形成して肩部１ａの開口縁部
１ｂまでの伝熱経路をできるだけ長くするようにしても
よい。
もつとも、肩部１ａの伝熱経路を長くする構造としては
、収納器１の容積などに不都合のない限り第５図に示す
ように、胴部１Ｃ上端と開口縁部１ｂとの間の距離を単
に長くするだけで肩部１ａそのものは平坦に形成したも
のであってもよい。
、収納器１の容積などに不都合のない限り第５図に示す
ように、胴部１Ｃ上端と開口縁部１ｂとの間の距離を単
に長くするだけで肩部１ａそのものは平坦に形成したも
のであってもよい。
収容器１の外周部ないし底部には発泡断熱材２を覆着し
、該発泡断熱材２の外表面を外装体３で被覆する。
、該発泡断熱材２の外表面を外装体３で被覆する。
６は上蓋４の開口縁外周に形成したフランジ部４ａに係
合し上蓋４を閉止状態に保持する止め金であって、収納
器１の開口縁部１ｂ外周及び外装体３上部を覆う台座７
に固定する。
合し上蓋４を閉止状態に保持する止め金であって、収納
器１の開口縁部１ｂ外周及び外装体３上部を覆う台座７
に固定する。
上記実施例は第２図に平面図で示すように角筒状の弁当
箱の場合について示したものであるが、断熱手段として
収納器を真空二重瓶内に収置する構造の弁当箱の場合に
ついても同様に構威しうろことは勿論である。
箱の場合について示したものであるが、断熱手段として
収納器を真空二重瓶内に収置する構造の弁当箱の場合に
ついても同様に構威しうろことは勿論である。
この考案は上記の構成よりなり、飯器９．水筒８など保
温の必要性の高い内容器が収置される収納器１の胴部１
Ｃないし底部において、該収納器１に吸収される熱は、
肩部１ａの胴部１Ｃに対する肉薄形状のため開口縁部１
ｂ側に熱伝動されにくく、断熱手段が講じられていない
開口縁部１ｂからの熱の放散が抑制される。
温の必要性の高い内容器が収置される収納器１の胴部１
Ｃないし底部において、該収納器１に吸収される熱は、
肩部１ａの胴部１Ｃに対する肉薄形状のため開口縁部１
ｂ側に熱伝動されにくく、断熱手段が講じられていない
開口縁部１ｂからの熱の放散が抑制される。
特に第４図に示すように肩部１ａを波形に形成した実施
例の場合には、菜入れ器１０の底面への接触面積が小さ
くなるから、該接触部より菜入れ器１０への熱の分散が
抑えられ、保温効果が一層向上する。
例の場合には、菜入れ器１０の底面への接触面積が小さ
くなるから、該接触部より菜入れ器１０への熱の分散が
抑えられ、保温効果が一層向上する。
この考案によれば、飯器、水筒などの保温の必要性の高
い内容器の収納位置に相当する収納器底部ないし胴部と
、菜入れ器など保温の必要性の低い内容器を載置しうる
ように拡開形成した開口縁部との間を胴部よりも肉薄の
肩部で連続さｌせたから、胴部ないし底部で吸収される
熱の、断熱処理が施されない開口縁部への伝導が抑制さ
れ、保温効果を向上させることができる。
い内容器の収納位置に相当する収納器底部ないし胴部と
、菜入れ器など保温の必要性の低い内容器を載置しうる
ように拡開形成した開口縁部との間を胴部よりも肉薄の
肩部で連続さｌせたから、胴部ないし底部で吸収される
熱の、断熱処理が施されない開口縁部への伝導が抑制さ
れ、保温効果を向上させることができる。
特に第４図に示すように肩部を波形に形成した場合には
、肩部の菜入れ器底部への接触面積がそれだけ小さくな
るから、菜入れ器を介しての熱号放散が少なく、保温効
果を一層向上させることかで゛きる。
、肩部の菜入れ器底部への接触面積がそれだけ小さくな
るから、菜入れ器を介しての熱号放散が少なく、保温効
果を一層向上させることかで゛きる。
第１図は半部を縦断面で示す実施例の正面図、第２図は
第１図に示す実施例の平面図、第３図、第４図及び第５
図はそれぞれ別の実施例の要部を示す拡大縦断面図であ
る。 １・・・・・・収納器、１ａ・・・・・・肩部、１ｂ・
・・・・・開口縁部、１Ｃ・・・・・・胴部、２・・・
・・・発泡断熱材、３・・・・・・外装体、４・・・・
・・上蓋、４ａ・・・・・・フランジ部、５・・・・・
・口縁部材、６・・・・・・止め金、７・・・・・・台
座、８・・・・・・水筒、９・・・・・・飯器、１０・
・・・・・菜入れ器。
第１図に示す実施例の平面図、第３図、第４図及び第５
図はそれぞれ別の実施例の要部を示す拡大縦断面図であ
る。 １・・・・・・収納器、１ａ・・・・・・肩部、１ｂ・
・・・・・開口縁部、１Ｃ・・・・・・胴部、２・・・
・・・発泡断熱材、３・・・・・・外装体、４・・・・
・・上蓋、４ａ・・・・・・フランジ部、５・・・・・
・口縁部材、６・・・・・・止め金、７・・・・・・台
座、８・・・・・・水筒、９・・・・・・飯器、１０・
・・・・・菜入れ器。
Claims (2)
- （１）飯器、水筒など保温の必要性の高い内容器の収納
位置に相当する収納器の胴部と、菜入れ器などの保温の
必要性の低い内容器を載置しうるように拡開形成した開
口縁部との間を、胴部よりも肉薄の肩部で連続させたこ
とを特徴とする携帯用弁当箱。 - （２）肩部を波形に形成したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第１項記載の携帯用弁当箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315378U JPS583548Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 携帯用弁当箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315378U JPS583548Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 携帯用弁当箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54167082U JPS54167082U (ja) | 1979-11-24 |
| JPS583548Y2 true JPS583548Y2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=28966079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6315378U Expired JPS583548Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 携帯用弁当箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583548Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58126022U (ja) * | 1982-02-20 | 1983-08-26 | タイガー魔法瓶株式会社 | 保温弁当箱 |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP6315378U patent/JPS583548Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54167082U (ja) | 1979-11-24 |
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