JPH1179437A - シート切離し装置 - Google Patents

シート切離し装置

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Publication number
JPH1179437A
JPH1179437A JP9250781A JP25078197A JPH1179437A JP H1179437 A JPH1179437 A JP H1179437A JP 9250781 A JP9250781 A JP 9250781A JP 25078197 A JP25078197 A JP 25078197A JP H1179437 A JPH1179437 A JP H1179437A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
suction
air cylinder
wrinkles
wrinkle forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP9250781A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takimoto
博章 瀧本
Tatsuya Murase
達也 村瀬
Kazuhiro Miyaji
和宏 宮地
Katsuya Yamamoto
克哉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の大きさに切断されて多数枚積層された
シート層から1枚のシートを取り出すことを可能にす
る。 【解決手段】 切離し装置1の中央にはシートSを積層
載置する載置部2が水平に配設されている。載置部2の
四隅と対応する位置にはエアシリンダ4がそれぞれ配設
され、そのピストンロッド4aに上向きに支持されたエア
シリンダ6のピストンロッド6aに固定された支持ブラケ
ット7には第1及び第2の吸着パッド8,9が支持され
ている。第2の吸着パッド9は支持レバー12を介して支
持ブラケット7に回動可能に支持され、エアシリンダ15
の作動により第1の吸着パッド8との距離が変更可能と
なっている。載置部2の四隅にはエアシリンダ19が昇降
可能に配設され、ピストンロッド19aに押さえ板21が支
持されている。押さえ板21は吸着パッド8,9に吸着
されたシートSと、その下側のシートSとの間に挿入さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート切離し装置に
係り、詳しくはプラスチックフィルム等の薄くて比較的
面積の大きなシートが多数枚積層された状態のストック
部から、シートを1枚ずつ切り離すためのシート切離し
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント基板を製造する場
合、複数のプリント基板を同時に積層プレスして製造す
る方法がある。この際、多層プリント基板の各層を構成
するシート状のプリプレグ及び回路基板が所定数積層さ
れたシート部材の組みの間に多層プリント基板の平滑性
を保つためのステンレス板が配置される。また、ステン
レス板とプリプレグあるいは回路基板とが密着するのを
防止する離型シートとしてプラスチックフィルム(例え
ばポリプロピレン)が使用されている。
【0003】そして、多層プリント基板を効率良く製造
するため、1回のプレスで使用する必要組の素材シート
を所定のパレット上に位置決めした状態で積層してい
る。この素材シートを積層する際、離型フィルム及び素
材シートはそれぞれ多数枚積層されてストックされた素
材供給部から1枚ずつ取り出されて前記パレット上に配
置される。離型フィルム以外の素材シートやステンレス
板は離型フィルムに比較して厚みが大きく、吸着パッド
を備えたロボットにより1枚ずつ吸着して順次所定の位
置に積層配置することができる。しかし、離型フィルム
は厚みが数十μm程度のため、多数枚積層された状態で
ストックされた離型フィルム層から1枚だけを吸着パッ
ドを備えたロボットにより吸着して取り出して、所定位
置に配置することは非常に難しい。そのため、離型フィ
ルムの配置は手作業で行われていた。
【0004】厚みが100μm以下の薄くて比較的面積
の大きなシートを、1枚ずつ吸着パッドで吸着可能な状
態にする方法として、ロールに巻かれたフィルムをロー
ルから引き出して所定の長さに切断する方法が考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロールに巻
かれたフィルムをロールから引き出して所定の長さに切
断した場合は、フィルムはロール状に巻かれていた影響
のため、湾曲した状態になり易く、所定の位置に位置決
めした状態で配置するのが難しい。
【0006】多数枚積層された薄いプラスチックフィル
ム製のシート層から、1枚のシートを吸着して取り出そ
うとすると、下側のフィルムが圧着や静電気の作用によ
り一緒について来るという問題がある。そして、搬送途
中で下側のシートを取り除く作業を行う場合は、そのシ
ートを再び位置決めした状態で所定位置に配置しなおさ
なければならず、手間がかかるという問題がある。
【0007】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は所定の大きさに切断されて多数
枚積層されたシート層から1枚のシートを切り離す(分
離する)ことができるシート切離し装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、多数枚積層されたシー
ト層から一番上のシートを切り離すシート切離し装置で
あって、前記シートの上面を吸着保持する吸着手段と、
前記吸着手段を水平方向若しくは水平方向よりも上方の
斜め方向に移動させてシートに皺を形成する皺形成手段
と、前記吸着手段及び前記皺形成手段を一体的に上下方
向に移動させる昇降手段とを備えた。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記皺形成手
段は前記吸着手段を構成する2個の吸着部の少なくとも
一方を移動させることにより皺を形成する。請求項3に
記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明に
おいて、前記皺形成手段は前記吸着手段が前記シートの
上面を吸着し前記昇降手段によって上昇位置に配置され
た状態で作動される。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記皺形
成手段により皺が形成されたシートの側方に向けて気体
を吹き付けるノズルを備えている。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記吸着
手段に吸着された最上部のシートと該シートの下側に位
置するシートとの間に挿入された状態で下側のシートを
下方に押さえ付ける作用位置と、前記シートの上方から
退避した待機位置とに移動配置可能に設けられた押さえ
板を備えている。
【0012】従って、請求項1に記載の発明では、吸着
手段が多数枚積層されたシート層の一番上のシートを吸
着保持する。そして、皺形成手段の作動により吸着手段
が水平方向若しくは水平方向よりも上方の斜め方向に移
動されて、シートに皺が形成される。また、昇降手段の
作動により吸着手段及び皺形成手段が一体的に上下方向
に移動される。シートに皺が形成されることにより、一
番上のシートとその下のシートとの間に隙間が生じる。
そして、下側のシートが自重で上側のシートから離間す
る(切り離される)。
【0013】請求項2に記載の発明では、前記吸着手段
を構成する2個の吸着部の少なくとも一方を移動させる
ことにより皺が形成される。請求項3に記載の発明で
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
皺形成手段は前記吸着手段が前記シートの上面を吸着し
前記昇降手段によって上昇位置に配置された状態で作動
される。従って、シートに皺が寄り易くなる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、皺が形成
された状態においてノズルから噴射された気体が一番上
のシートとその下のシートの隙間に侵入し、下側のシー
トが上側のシートから切り離され易くなる。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記吸着
手段に吸着された最上部のシートと該シートの下側に位
置するシートとの間に隙間ができた状態において、押さ
え板がその隙間に挿入される。そして、押さえ板は積層
されたシート層の上から2番目以下のシートを下方に押
さえ付ける作用位置に保持される。従って、一番上のシ
ートが吸着された状態で搬送される際に確実に下側のシ
ートが所定位置に保持される。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図8に従って説明する。図1はシー
ト切離し装置(以下、単に切離し装置という)1の正面
図を示し、図2はシート切離し装置1の概略平面図を示
す。
【0017】図2に示すように、切離し装置1の中央に
はシートSを積層載置する載置部2が水平に配設されて
いる。載置部2は長方形状のシートSを位置決めした状
態で積層載置するための位置決め片2aを備えている。
載置部2の左右両側には支持フレーム3が平行に配設さ
れている。載置部2の四隅と対応する位置にはエアシリ
ンダ4がそれぞれ配設されている。各エアシリンダ4は
支持フレーム3に対して直交する状態でブラケット5a
(図1に図示)を介して固定されている。なお、この実
施の形態ではエアシリンダ4にはガイドロッド4b付の
ものが使用され、ピストンロッド4aが回動することな
く往復動するように構成されている。各エアシリンダ4
のピストンロッド4aとガイドロッド4bの先端は連結
部材5bで連結され、連結部材5bにエアシリンダ6が
固定されている。エアシリンダ6はピストンロッド6a
が上向きに延びるように固定されている。また、該ピス
トンロッド6aは、自身に凸状等の回り止め形状を有し
ている。
【0018】図1に示すように、ピストンロッド6aの
先端には支持ブラケット7が固定されている。支持ブラ
ケット7はクランク状に屈曲形成され、吸着手段を構成
する吸着部としての2個の第1及び第2の吸着パッド
8,9が支持されている。図3に示すように、吸着パッ
ド8,9は図示しない負圧源にフレキシブルチューブ
(図示せず)を介して接続される管部8a,9aと、シ
ートSに接触するパッド部8b,9bとを備えている。
パッド部8b,9bの先端はシートSを傷付けないよう
な状態、例えば伸縮性を有する状態に形成されている。
両吸着パッド8,9はその下端の位置が同じ高さとなる
ように配設されている。
【0019】そして、図3及び図4に示すように、第1
の吸着パッド8は支持ブラケット7の先端寄りにおいて
下方に突出するように固定された支持ロッド10の下部
に、パッド部8bが下端に位置するように固定されてい
る。また、支持ブラケット7の中間部には支軸11を介
して支持レバー12が回動可能に支持され、支持レバー
12の一端に支持ロッド13が下方に突出するように固
定されている。そして、支持ロッド13の下端に第2の
吸着パッド9が固定されている。
【0020】また、支持ブラケット7の基端寄りにはブ
ラケット14を介してエアシリンダ15が固定されてい
る。エアシリンダ15のピストンロッド15aの先端に
は支持レバー12の他端に形成された係合溝12aと係
合する状態でピン16が取付けられている。そして、エ
アシリンダ15の作動により支持レバー12が支軸11
を中心に回動されて、両吸着パッド8,9の間隔が伸縮
するようになっている。図4に実線で示すように、ピス
トンロッド15aが突出位置に配置された状態が基準位
置で、エアシリンダ15の没入作動で第2の吸着パッド
9が第1の吸着パッド8に近づく位置に配置される。
【0021】この実施の形態ではエアシリンダ15及び
支持レバー12により、吸着手段のうちの吸着パッド9
をシートSの上面に沿った方向に移動させてシートSに
皺を形成する皺形成手段が構成されている。また、エア
シリンダ6及び支持ブラケット7が吸着手段及び皺形成
手段を一体的に上下方向に移動させる昇降手段を構成す
る。吸着手段及び皺形成手段はピストンロッド4aの突
出状態において吸着パッド8,9が載置部2上のシート
層と対向する作用位置に配置され、ピストンロッド4a
の没入状態において吸着パッド8,9が載置部2上のシ
ート層と対向しない待避位置に配置されるようになって
いる。
【0022】載置部2の四隅と対応する位置にはエアシ
リンダ17がそれぞれ配設されている。図2に示すよう
に、各エアシリンダ17はピストンロッド17aが上向
きに延びる状態で支持フレーム3に対してブラケット1
8aを介して固定されている。また、該ピストンロッド
17aは、自身に凸状等の回り止め形状を有している。
各エアシリンダ17のピストンロッド17aの先端には
ブラケット18bが固定され、そのブラケット18bに
エアシリンダ19が固定されている。エアシリンダ19
はピストンロッド19aが水平方向(この実施の形態で
はピストンロッド4aと平行)に延びるように固定され
ている。なお、この実施の形態ではエアシリンダ19に
はガイドロッド19b付のものが使用され、ピストンロ
ッド19aが回動することなく往復動するように構成さ
れている。
【0023】ピストンロッド19aとガイドロッド19
bとを連結する連結部材20には押さえ板21が固定さ
れている。押さえ板21はL字状に屈曲形成されるとと
もに、押さえ部がほぼ四角形状に形成されている。押さ
え板21はこの実施の形態では金属板で形成されてい
る。押さえ板21はピストンロッド19aの突出状態に
おいて、吸着パッド8,9に吸着された最上部のシート
Sと該シートSの下側に位置するシートSとの間に挿入
可能な位置に配置され、ピストンロッド19aの没入状
態においてシートSと対向しない待避位置に配置され
る。また、ピストンロッド19aの突出状態においてエ
アシリンダ17が没入作動されると、押さえ板21は下
側のシートSを下方に押さえ付ける作用位置に配置され
るようになっている。
【0024】載置部2の四隅と対応する位置にはシート
Sの側方に向けて気体(この実施の形態では圧縮空気)
を吹き付けるノズル22がそれぞれ配設されている。ノ
ズル22はそれぞれシートSに対して斜め方向から圧縮
空気を吹き付ける位置に配設されている。ノズル22が
接続された配管23の途中には制御弁(図示せず)が設
けられ、制御弁の開閉により圧縮空気の噴射時期及び噴
射圧が調整されるようになっている。ノズル22から噴
射される適正な空気圧や角度はシートSの厚さや大きさ
によって異なり、予め試験で適正条件を求めておく。な
お、図示の都合上、図1ではノズル22を省略してい
る。
【0025】前記各エアシリンダ4,6,15,17,
19及びノズル22の作動は図示しない制御装置により
制御されるようになっている。切離し装置1の上方には
載置部2上のシート層からシートSを1枚ずつ吸着して
所定位置に配置された組合せステーションまで吸着搬送
する吸着搬送装置24が待機可能となっている。吸着搬
送装置24は直交3軸ロボット25(一部のみ図示)
と、直交3軸ロボット25によりX方向(図2の左右方
向)、Y方向(図2の紙面と直交方向)及びZ方向(図
2の上下方向)に移動可能に支持された支持プレート2
6と、支持プレート26に多数装備された吸着パッド2
7とから構成されている。
【0026】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。吸着搬送装置24によるシートSの吸着に先
立って、先ず積層されたシート層から切離し装置1によ
る1番上のシートSの切離し作業が行われる。切離し装
置1の待機状態においてはノズル22からの圧縮空気の
噴射が停止され、ピストンロッド4a,19aが没入状
態に、ピストンロッド6a,15a,17aが突出状態
に配置されている。
【0027】この待機状態から先ずエアシリンダ4が作
動されてピストンロッド4aが突出され、図5に鎖線で
示すように、各吸着パッド8,9がシートS層の上方に
配置される。次にエアシリンダ6が作動されてピストン
ロッド6aが引き込まれて各吸着パッド8,9がシート
Sに軽く圧着される。また、エアシリンダ6の作動とほ
ぼ同時に各吸着パッド8,9は負圧が作用する状態に保
持される。
【0028】次にエアシリンダ6が作動されてピストン
ロッド6aが突出し、各吸着パッド8,9はシートSを
吸着した状態で上昇する。この時からノズル22からの
圧縮空気の噴射が開始され、シートSの側方に向けて圧
縮空気が吹き付けられる。支持ブラケット7が上昇位置
に配置された状態で、エアシリンダ15が作動されてピ
ストンロッド15aが引き込まれる。その結果、図4に
鎖線で示すように、支持レバー12が支軸11を中心に
回動され、第2の吸着パッド9が第1の吸着パッド8に
近づくように移動される。そして、図6に示すように、
両吸着パッド8,9の間隔が縮まってシートSに皺がよ
り、吸着パッド8,9に吸着された1番上のシートS
と、その下側に静電気あるいは圧着により付着していた
シートSとの間に隙間が生じる。静電気あるいは圧着に
よる付着力が弱いときは、隙間が生じることにより下側
のシートSが自重で1番上のシートSから離れる。ま
た、前記付着力が強いときは、下側のシートSは自重だ
けでは離れないが、前記隙間にノズル22から噴射され
ている圧縮空気が吹き込まれるため、隙間の間隔がさら
に拡がるとともに、隙間の面積も拡がる。その結果、下
側のシートSが1番上のシートSから離れ易くなる。エ
アシリンダ15を複数回作動させて、支持レバー12を
複数回往復回動させてもよい。複数回作動させることに
よりシートSに皺がより易くなる。
【0029】次に、図7に示すように、エアシリンダ1
9が作動されてピストンロッド19aが突出され、押さ
え板21が作用位置に配置される。押さえ板21は各吸
着パッド8,9に吸着された1番上のシートSとその下
側のシートSとの隙間に侵入する。その状態でエアシリ
ンダ17が作動されて押さえ板21が下降され、1番上
のシートSを除いた他のシートSを載置部2上に軽く押
さえ付ける状態となる。その結果、吸着パッド8,9に
吸着された一番上のシートSとそれより下のシートSと
が完全に分離される。なお、押さえ板21が作用位置に
配置される前にノズル22からの圧縮空気の噴射が停止
される。
【0030】次に各吸着パッド8,9に対する負圧の作
用が解除され、各吸着パッド8,9に吸着されていたシ
ートSが吸着パッド8,9から離脱して押さえ板21の
上に載置される。その後、図8に示すように、エアシリ
ンダ4が作動されて各吸着パッド8,9及びエアシリン
ダ15が待避位置に配置される。その状態で吸着搬送装
置24の支持プレート26が下降移動され、吸着パッド
27に1番上のシートSが吸着された後、支持プレート
26が上昇移動される。吸着パッド27が1番上のシー
トSを吸着した状態で支持プレート26が上昇する際、
2番目以下のシートSは押さえ板21によって押さえら
れているため、図8に示すように、1番上のシートSの
みが確実に吸着パッド27に吸着されて移動される。そ
して、吸着パッド27に吸着されたシートSは吸着搬送
装置24により所定位置に配置された組合せステーショ
ンまで搬送される。また、押さえ板21が待避位置に配
置されて、切離し装置1の1サイクルが完了する。
【0031】この実施の形態では以下の効果を有する。 (イ) 複数枚積層されたシートSの1番上に配置され
たシートSを吸着パッド8,9で吸着した状態で、吸着
パッド8,9(実施の形態では9のみ)を水平方向に移
動させてシートSに皺を形成する。従って、積層状態で
載置されたシートS同士が静電気や圧着により互いに付
着していても、1番上のシートSとその下のシートSと
の間に隙間が生じ、1番上のシートSとその下側のシー
トSとの切離し(分離)を行うことができる。
【0032】(ロ) 吸着パッド8,9が四隅において
シートSを吸着するとともに皺を形成するため、シート
Sの切離しがより確実に行われる。 (ハ) 吸着手段を構成する2個の吸着パッド8,9の
一方が移動することにより皺が形成されるため、皺が形
成され易くなる。
【0033】(ニ) 吸着パッド8,9の作動による皺
の形成が、シートSの上面を吸着パッド8,9で吸着し
て上昇位置に配置した状態で行われるため、シートSに
皺が寄り易くなる。
【0034】(ホ) シートSの四隅を吸着パッド8,
9で吸着した状態で各第2の吸着パッド9を移動させて
皺を形成するが、第2の吸着パッド9はシートSを外側
から内側へ寄せるように移動して皺を形成するため、4
個の第2の吸着パッド9が同期せずに作動されても、シ
ートSに無理な力が加わることがない。従って、複数の
第2の吸着パッド9の作動制御が簡単になる。
【0035】(ヘ) シートSに皺が形成された状態に
おいて、ノズル22から噴射された圧縮空気が一番上の
シートSとその下のシートSの隙間に侵入するため、下
側のシートSが上側のシートSから切り離され易くな
る。
【0036】(ト) 押さえ板21が吸着パッド8,9
に吸着された1番上のシートSと、その下側のシートS
との間に挿入されて2番目以下のシートSを下方に押さ
え付ける作用位置に保持される。従って、一番上のシー
トSが吸着された状態で搬送される際に確実に下側のシ
ートSが所定位置に保持される。
【0037】(チ) 押さえ板21が金属板で形成され
ているため、押さえ板21が一番上のシートSと、2番
目のシートSとの間に挿入された状態で両シートSの表
面に帯電していた静電気がアースされ、静電気による両
シートS間の付着力を弱めることができる。
【0038】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図9に従って説明する。この実施の形態ではシート
切離し装置を構成する第1及び第2の吸着パッド8,9
及び皺形成手段としてのエアシリンダ15を吸着搬送装
置24側に設けた点が前記実施の形態と大きく異なって
いる。前記実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳
しい説明を省略する。
【0039】支持プレート26の四隅には第1の吸着パ
ッド8が支持ロッド(図示せず)を介して所定位置に固
定されている。各第1の吸着パッド8の近傍には支持レ
バー12が支軸28を介して回動可能に支持され、支持
レバー12の一端に第2の吸着パッド9が支持ロッド
(図示せず)を介して固定されている。支持ロッドは支
持プレート26に形成された長孔(図示せず)に遊挿さ
れ、支持レバー12の回動に伴って移動可能となってい
る。エアシリンダ15はブラケット29を介して支持プ
レート26に固定され、支持レバー12の他端はエアシ
リンダ15のピストンロッド15aに連結されている。
また、支持プレート26には両吸着パッド8,9が設け
られた分、前記実施の形態の装置に比較して吸着パッド
27の数が少なく配設されている。各吸着パッド8,
9,27はその下端が同一平面上に位置するように配設
されている。
【0040】そして、この実施の形態の装置では、載置
部2上に積層配置されたシート層から1枚のシートSを
吸着して取り出す場合、先ず第1及び第2の吸着パッド
8,9に負圧が作用する状態で、直交3軸ロボット25
が作動されて支持プレート26が下降位置に配置され、
吸着パッド8,9にシートSが吸着される。次に直交3
軸ロボット25が作動されて支持プレート26とともに
各吸着パッド8,9がシートSを吸着した状態で所定位
置まで上昇する。即ち、この実施の形態では直交3軸ロ
ボット25が昇降手段となる。また、所定位置とは前記
実施の形態における両吸着パッド8,9の上昇位置に相
当する位置である。この時からノズル22からの圧縮空
気の噴射が開始され、シートSの側方に向けて圧縮空気
が吹き付けられる。
【0041】次にエアシリンダ15が作動されて支持レ
バー12を介して第2の吸着パッド9が第1の吸着パッ
ド8に近づくように移動され、両吸着パッド8,9の間
隔が縮まってシートSに皺が寄る。そして、一番上のシ
ートSとその下側のシートSとの隙間にノズル22から
噴射されている圧縮空気が吹き込まれ、隙間が拡がる。
次に、エアシリンダ19が作動されて押さえ板21が作
用位置に配置された後、エアシリンダ17が作動されて
押さえ板21が下降され、1番上のシートSを除いた他
のシートSを載置部2上に軽く押さえ付ける状態とな
る。
【0042】次にエアシリンダ15が作動されて第2の
吸着パッド9が元の位置に復帰した後、吸着パッド27
にも負圧が作用する状態となる。そして、直交3軸ロボ
ット25が作動されて、吸着パッド8,9,27に吸着
されたシートSは吸着搬送装置24により所定位置に配
置された組合せステーションまで搬送される。
【0043】従って、この実施の形態では直交3軸ロボ
ット25が、吸着手段及び皺形成手段を一体的に上下方
向に移動させる昇降手段として機能するため、第1の実
施の形態で装備されたエアシリンダ6が不要となる。ま
た、皺形成手段と吸着搬送装置24との干渉を回避する
必要がないため、エアシリンダ4も不要となり、構造が
簡単になる。また、エアシリンダ4がないため、ノズル
22やエアシリンダ17,19の配設位置の自由度が大
きくなる。
【0044】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 両吸着パッド8,9によるシートSの吸着箇所及び
押さえ板21の挿入箇所は四隅に限らず、対角線上の二
隅を含む複数箇所や、シートSの長手方向の両端であっ
てもよい。
【0045】○ 各吸着パッド8,9でシートSを吸着
した後、エアシリンダ15を作動させて皺形成動作を行
う前に、エアシリンダ6を作動させてシートSを吸着し
た状態の各吸着パッド8,9を昇降動させてもよい。こ
の動作により2番目以下のシートSのうち弱い付着力の
ものが落下する。この昇降動作は1回でも複数回でもよ
い。なお、第2の実施の形態においては、エアシリンダ
6の代わりに直交3軸ロボットの昇降動作となる。
【0046】○ 皺形成動作後、あるいは皺形成動作
(エアシリンダ15の作動)が複数回行われる場合は皺
形成動作の途中で前記昇降動作を行ってもよい。この場
合、皺の形成により1番めのシートSとの付着力が弱く
なったシートSがより分離され易くなる。
【0047】○ 両吸着パッド8,9による皺形成動作
は、吸着パッド8,9に吸着されたシートSに皺が形成
される動作であればよく、第2の吸着パッド9を第1の
吸着パッド8を中心に旋回させる動作に限らない。例え
ば、第2の吸着パッド9を直線的に往復動させたり、両
吸着パッド8,9を移動させてもよい。また、第1の吸
着パッド8のみを動作させてもよい。更に、両吸着パッ
ド8,9の少なくとも何れか一方を、両者が上下差を有
するように動作させてもよい。即ち、吸着手段を水平方
向だけでなく水平方向よりも上方の斜め方向に移動させ
てもよい。
【0048】○ 皺形成動作を実施する時期は、両吸着
パッド8,9がシートSを吸着して上昇位置に配置され
た状態に限らず、両吸着パッド8,9が下降位置に配置
された状態、あるいは上昇位置及び下降位置の両位置で
実施してもよい。さらには、上昇あるいは下降途中で実
施してもよい。下降位置で実施する場合は、必ずしも吸
着パッドとして固定の吸着パッド8と可動の吸着パッド
9の2個を設けず、1個の可動パッドとしてもよい。
【0049】○ ノズル22から噴射する気体は圧縮空
気に限らず、例えば窒素や一部イオン化された圧縮空気
を使用してもよい。一部イオン化された空気の場合、静
電気の除去に役立つ。また、ノズル22は必ずしも必須
のものではなく、省略してもよい。
【0050】○ 押さえ板21の数と皺形成手段の数と
は同じでなくてもよく、皺形成手段が四隅に配設された
場合に押さえ板21を2箇所としてもよい。 ○ 押さえ板21は必ずしも2番目以下のシートSを下
方へ押さえ付ける必要はなく、シートSと係合してシー
トSの上昇を阻止する作用位置と、シートSの上昇を許
容する待避位置とに往復移動可能に構成してもよい。こ
の場合、昇降用のエアシリンダ17が不要になり、構造
が簡単になる。
【0051】○ エアシリンダ4,6,15,17,1
9に代えて、他のアクチュエータ、例えばソレノイドや
油圧シリンダ、電動シリンダを使用してもよい。特に、
比較的作動力を必要としないエアシリンダ15にソレノ
イドを使用すると、装置のコンパクト化に役立つ。
【0052】○ シートSを位置決めした状態で積層保
持する手段として、一対の支柱を立設し、シートSに支
柱に係合する孔を形成してもよい。 ○ 皺形成手段である吸着パッドは2つに限らず3ケ以
上設けてもよい。その場合、そのうちの少なくとも1個
以上を動作させて皺を形成する。
【0053】○ 押さえ板21は四角形に限定されず、
他の形状であってもよい。例えば、先端に角部を有する
三角形状等が挙げられる。 ○ 各シリンダのロッドの回転止めの機構は、ガイドロ
ッドを設けたものに限らず、ガイドロッドの代わりにロ
ッド自身に凸状等の回り止め形状を有するようにしても
よい。逆に、ロッド自身に凸状等の回り止め形状を有す
るものを全てガイドロッドで代えても勿論よい。
【0054】○ 押さえ板に金属以外の材質を用いても
よい。例えば、樹脂製のものが挙げられる。この場合、
静電気対策として、導電性を有するものが好ましい。前
記各実施の形態から把握できる請求項記載以外の技術的
思想(発明)について、以下にその効果とともに記載す
る。
【0055】(1) 請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の発明において、前記吸着手段はシートの四隅
と対応する位置に配設されている。この場合、吸着手段
が四隅においてシートを吸着するとともに皺を形成する
ため、シートの切離しがより確実に行われる。
【0056】(2) 請求項1〜請求項5及び(1)の
いずれか一項に記載の発明において、皺形成手段は吸着
手段を構成する2個の吸着部のうちシートの外縁までの
距離の小さな側に位置する吸着部を移動させることによ
り皺を形成する。この場合、複数の吸着部を同期せずに
作動させても、シートに無理な力が加わることがなく、
複数の吸着部の作動制御が簡単になる。
【0057】(3) 多数枚積層載置されたシート層の
1番上のシートを少なくとも二隅において吸着手段で吸
着し、吸着状態で吸着手段を移動させてシートに皺を形
成することにより、1番上のシートとその下側のシート
との間に隙間を形成し、その隙間に押さえ板を挿入して
1番上のシートをその下側のシートと分離するシート切
離し方法。この方法では積層されたシート層から1番上
のシートを確実に切り離すことができる。
【0058】(4) (3)に記載の発明において、押
さえ板をシートの隙間に挿入する前に気体を隙間に向か
って噴射する。この場合、押さえ板の隙間への挿入がよ
り確実に行われ、分離が確実に行われる。
【0059】(5) 請求項1〜請求項3のいずれかに
記載の吸着手段及び皺形成手段を装備したシート吸着搬
送装置。この場合、シート吸着搬送装置は多数積層載置
されたシート層から1番上のシートを1枚だけ吸着して
搬送できるとともに、シートの載置部側の構成が簡単に
なる。
【0060】なお、本明細書でいうシートに形成される
「皺」とは、細かい皺に限らず、「湾曲」あるいは「撓
み」をも含む。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、所定の大きさに切断されて多数
枚積層されたシート層から1枚のシートを切り離す(分
離する)ことができる。
【0062】請求項2に記載の発明では、吸着手段を構
成する2個の吸着部の少なくとも一方が移動することに
より皺が形成されるため、皺が形成され易くなる。請求
項3に記載の発明では、吸着部の作動による皺の形成
が、シートの上面を吸着部で吸着して上昇位置に配置し
た状態で行われるため、下降位置で皺形成動作を行う場
合に比較してシートに皺が寄り易くなる。
【0063】請求項4に記載の発明では、シートに皺が
形成された状態において、ノズルから噴射された圧縮気
体が一番上のシートとその下のシートの隙間に侵入する
ため、下側のシートが上側のシートから切り離され易く
なる。
【0064】請求項5に記載の発明では、押さえ板が吸
着手段に吸着された1番上のシートと、その下側のシー
トとの間に挿入されて2番目以下のシートを下方に押さ
え付ける作用位置に保持されるため、一番上のシートが
吸着された状態で搬送される際に確実に下側のシートを
所定位置に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のシート切離し装置の概略
正面図。
【図2】 同じく概略平面図。
【図3】 図1の部分拡大図。
【図4】 皺形成手段の平面図。
【図5】 作用を示す模式正面図。
【図6】 作用を示す模式平面図。
【図7】 作用を示す模式正面図。
【図8】 作用を示す模式正面図。
【図9】 第2の実施の形態のシート切離し装置の概略
正面図。
【符号の説明】
1…切離し装置、6…昇降手段を構成するエアシリン
ダ、7…同じく支持ブラケット、8,9…吸着手段を構
成する吸着部としての吸着パッド、12…皺形成手段と
しての支持レバー、15…同じくエアシリンダ、21…
押さえ板、22…ノズル、S…シート。
フロントページの続き (72)発明者 山本 克哉 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚積層されたシート層から一番上の
    シートを切り離すシート切離し装置であって、 前記シートの上面を吸着保持する吸着手段と、 前記吸着手段を水平方向若しくは水平方向よりも上方の
    斜め方向に移動させてシートに皺を形成する皺形成手段
    と、 前記吸着手段及び前記皺形成手段を一体的に上下方向に
    移動させる昇降手段とを備えたシート切離し装置。
  2. 【請求項2】 前記皺形成手段は前記吸着手段を構成す
    る2個の吸着部の少なくとも一方を移動させることによ
    り皺を形成する請求項1に記載のシート切離し装置。
  3. 【請求項3】 前記皺形成手段は前記吸着手段が前記シ
    ートの上面を吸着し前記昇降手段によって上昇位置に配
    置された状態で作動される請求項1又は請求項2に記載
    のシート切離し装置。
  4. 【請求項4】 前記皺形成手段により皺が形成されたシ
    ートの側方に向けて気体を吹き付けるノズルを備えてい
    る請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のシート切
    離し装置。
  5. 【請求項5】 前記吸着手段に吸着された最上部のシー
    トと該シートの下側に位置するシートとの間に挿入され
    た状態で下側のシートを下方に押さえ付ける作用位置
    と、前記シートの上方から退避した待機位置とに移動配
    置可能に設けられた押さえ板を備えている請求項1〜請
    求項4のいずれか一項に記載のシート切離し装置。
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