JPH09194056A - シート材分離方法 - Google Patents

シート材分離方法

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JPH09194056A
JPH09194056A JP440196A JP440196A JPH09194056A JP H09194056 A JPH09194056 A JP H09194056A JP 440196 A JP440196 A JP 440196A JP 440196 A JP440196 A JP 440196A JP H09194056 A JPH09194056 A JP H09194056A
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JP
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sheet material
vacuum
uppermost
pad
raising
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JP440196A
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Kazuo Shindo
和雄 進藤
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の積層されたシート材から最上層のシ
ート材を、重ね取りなく一枚ずつ分離して取り出す。 【解決手段】 独立して上下移動されるバキュームパッ
ド9,10,11が3列に並んで配列された装置を使用
する。バキュームパッド9,10,11を下降させて、
最上層のシート材S1の上面に当接させる((a)参
照)。バキュームパッド9,10,11のうち、その配
設方向の一方向外方にあるバキュームパッド9を上昇さ
せることにより、シート材S1の一端部を吸着して持上
げる((b)参照)。中央のバキュームパッド10を上
昇させることにより、シート材S1の中央部位を吸着し
て持上げる((c)参照)。バキュームパッド9を下降
させる((d)参照)。バキュームパッド9を上昇させ
た後に、残るバキュームパッド11を上昇させることに
より、シート材S1の他端部を吸着して持上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された複数枚
のシート材から最上層のシート材を1枚ずつ分離して取
り出すためのシート材分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ブレーキ用エアタンク製造工程
において、ブレーキ用エアタンクの素材としてアルミ板
(厚さが5mm程度)が使用されており、このアルミ板
(シート材)は、素材ストッカーに複数枚積層されて保
持される。そして、素材ストッカーよりアルミ板を最上
層のものから順次分離して取り出し、これを例えばタレ
ットパンチプレスに搬送して、ここで、アルミ板に孔明
けプレス加工を行っている。
【0003】ここで、従来のシート材の分離方法につい
て、2つの例(1),(2)を挙げて説明する。先ず、
シート材分離装置の一例としては、図3(a),(b)
に示すように、アーム部材(パッド支持体)30に、パ
ッド駆動用エアシリンダー31〜36が平面(矢印X−
Y方向)状に3×2列に配設され、各パッド駆動用エア
シリンダー31〜36のシリンダーロッド31a〜36
aの先端(下端)にはバキュームパッド37〜42がそ
れぞれ設けられている。そして、各バキュームパッド3
7〜42はパッド駆動用エアシリンダー31〜36によ
りそれぞれ上下方向(矢印Z方向)に移動可能である。
【0004】(1)先ず、アーム部材30を下降させる
ことにより、全てのバキュームパッド37〜42を、積
層された複数のアルミ板Sのうちの最上層のアルミ板S
1の上面に当接させる。ここで、各バキュームパッド3
7〜42の吸引動作を開始し、各バキュームパッド37
〜42をそれぞれ同期して上昇させることにより、バキ
ュームパッド37〜42に吸着された最上層のアルミ板
1を持上げる。そして、アーム部材30全体を所定の
タレットパンチプレス(不図示)まで移動させ、アルミ
板S1の前記吸着を解除する。この後、アルミ板S1に対
して孔明きプレスが行われる。
【0005】(2)先ず、アーム部材30を下降させる
ことにより、全てのバキュームパッド37〜42を、積
層された複数のアルミ板Sのうちの最上層のアルミ板S
1の上面に当接させる。ここで、各バキュームパッド3
7〜42の吸引動作を開始し、この後、矢印X方向の一
方向外方にある2つのバキュームパッド37,40を上
昇させることにより最上層のアルミ板S1の一端部位を
持上げた後に、矢印X方向の中央にある2つのバキュー
ムパッド38,41を上昇させ、さらに、矢印X方向の
他方向外方にある2つのバキュームパッド39,42を
上昇させることにより、前記最上層のアルミ板S1全体
を持上げる。そして、アーム部材30全体を所定のタレ
ットパンチプレス(不図示)まで移動させ、アルミ板S
1の前記吸着を解除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した
(1)の方法によれば、パキュームパッドを同時に上下
移動するものなので、その操作は容易である。しかしな
がら、全てのバキュームパッドを最上層のアルミ板に押
圧することにより発生した、最上層およびその直下のア
ルミ板間の表面張力等に起因して、全てのバキュームパ
ッドを上昇させたときに、前記直下のアルミ板が前記最
上層のアルミに着き、結果的に、2枚(2枚以上の場合
もある)のアルミ板を同時に持上げてしまうという問題
点がある。また、(2)のものは、上記のような2枚取
りの恐れは少なくなるものの、最後のバキュームパッド
が上昇する際に、前記最下層の直下のアルミ板が一時的
に持ち上がった後に落下し、その位置がずれ、後の吸着
工程時に吸着不能等の悪影響を招くことになる。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、複数枚の積層されたシート
材から最上層のシート材を、重ね取りなく一枚ずつ分離
して取り出すシート材分離方法を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、パッド支持体に、それぞれ上下方向に独立
して移動可能なバキュームパッドが、少なくとも3つ以
上配設されてなる装置を使用し、複数層に積み重ねたシ
ート材の最上層のシート材を前記バキュームパッドによ
り吸着して残るシート材から分離するシート材分離方法
であって、前記少なくとも3つ以上の全てのバキューム
パッドをそれぞれ下降させて前記最上層のシート材の上
面に当接させる第1の工程と、前記少なくとも3つ以上
のバキュームパッドのうち、その配設方向の一方向外方
にあるバキュームパッドを上昇させることにより、前記
最上層のシート材の一端部位を吸着して持上げる第2の
工程と、前記配設方向の内方にあるバキュームパッドを
上昇させることにより、前記最上層のシート材の中央部
位を吸着して持上げる第3の工程と、前記一方向外方に
あるバキュームパッドを下降させる第4の工程と、再
び、前記一方向外方にあるバキュームパッドを上昇させ
ることにより、前記最上層のシート材の一端部位を吸着
して持上げた後に、前記3つ以上のバキュームパッドの
うち、その配設方向の他方向外方にあるバキュームパッ
ドを上昇させることにより、前記最上層のシート材の他
端部位を吸着して持上げる第5の工程とを有することを
特徴とするものである。
【0009】また、前記第2の工程において最上層およ
びその直下層のシート材の端面に圧縮空気を吹き付けた
り、前記第5の工程後に、吸着したシート材をその上下
面より一対のクランプ部材で挾んでこのシート材の厚さ
を検出することが好ましい。
【0010】以下、本発明の作用について説明する。先
ず、全てのバキュームパッドを下降させて最上層のシー
ト材の上面に押圧する。そして、複数のバキュームパッ
ドのうち、その配設方向の一方向外方にあるバキューム
パッドを上昇させることにより、前記最上層のシート材
の一端部位を吸着して持上げる。この際、最上層および
その直下層のシート材の間に圧縮空気を吹き付けると、
前記最上層のみが持ち上がりやすくなる。次に、前記配
設方向の内方にあるバキュームパッドを上昇させること
により前記最上層のシート材の中央部位を吸着して持上
げた後、前記一方向外方にあるバキュームパッドを下降
させる。このように、前記一方向外方のバキュームパッ
ドを一旦下降させることにより、吸着されたシート材が
ほぼU字型に湾曲するので、最上層およびその直下のシ
ート材間の表面張力が緩和され、第2の工程において万
が一持ち上がった最上層直下のシート材の一端部位は、
最上層のシート材から分離しやすくなる。
【0011】次に、再び前記一方向外方にあるバキュー
ムパッドを上昇させることにより、前記最上層のシート
材の一端部位を持上げ、さらに、前記複数のバキューム
パッドの配設方向の他方向外方にあるバキュームパッド
を上昇させることにより、前記最上層のシート材の他端
部位を吸着して持上げる。このように、一方向外方のバ
キュームパッドによりシート材の一端部位を持上げる際
に、他方向外方のバキュームパッドによりこのシート材
の他端部位を固定しておくことにより、2枚持上げを阻
止できる。最後に、吸着したシート材をその上下面より
一対のクランプ部材で挾んでこのシート材の厚さを検出
し、前記吸着したシート材が一枚であることを確認す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態例につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、本発明のシー
ト材分離方法の一実施形態例を行うために使用する装置
の概略図、図2は本発明のシート材分離方法の各工程を
説明するための図である。なお、以下に説明する例は、
本発明の一例にすぎず、本発明は、その特許請求の範囲
を逸脱しない範囲内において、設計変更等の変形例を含
むものである。例えば、シート材はアルミ板に限らず、
吸着パッドの個数や配列はそれぞれ6個,3×2に限ら
ず、さらには、各バキュームパッドを独立して上下移動
させるための駆動手段としてはエアシリンダーに限らな
い等である。
【0013】先ず、シート材分離方法を実施する際に使
用する装置の一例の概略構成について、図1を参照して
説明する。装置本体(フレーム)1には搬送トラバーサ
ー2が設けられており、この搬送トラバーサー2は図示
しない駆動手段により装置本体1に沿って水平方向(矢
印X方向)に移動される構成になっている。この搬送ト
ラバーサー2にはアーム支持用エアシリンダー4,5を
介してパッド支持アーム(パッド支持体)3が支持され
ている。すなわち、搬送トラバーサー2には、アーム支
持用エアシリンダー4,5が、そのシリンダーロッド4
a,5aを下方に向けて固定されており、このシリンダ
ーロッド4a,5aの先端(下端)にはパッド支持アー
ム3が固定されている。これにより、アーム支持用エア
シリンダー4,5のシリンダーロッド4a,5aをそれ
ぞれ同期して進退させることにより、パッド支持アーム
3を矢印Z方向に上下移動させることができる。
【0014】パッド支持アーム3には、図3と同様に、
6つのパッド駆動用エアシリンダー6,7,8(3つの
パッド駆動用エアシリンダーは不図示)が配設されてお
り、各パッド駆動用エアシリンダー6,7,8のシリン
ダーロッド6a,7a,8aの下端にはバキュームパッ
ド9,10,11がそれぞれ設けられている。各パッド
駆動用エアシリンダー6,7,8を各別に駆動すること
により、バキュームパッド9,10,11を独立してそ
れぞれ上下移動させることができる。
【0015】パッド支持アーム3の一端側にはブラケッ
ト12を介してノズル13が設けられている。このノズ
ル13はそのノズル口13aをバキュームパッド9側に
向けて設けられており、ノズル口13aより圧縮空気2
1(図2(a)参照)を噴出できる構成になっている。
なお、後述するが、ノズル口13aから噴出された圧縮
空気21は、バキュームパッド9により吸着される最上
層のアルミ板S1の端面とその直下のアルミ板の端面と
に当り、これにより、前記最上層のアルミ板S1からそ
の直下のアルミ板を分離することができる。
【0016】パッド支持アーム3の他端側には厚さ検出
装置15が設けられている。詳述すると、パッド支持ア
ーム3の他端側には略L字型のブラケット14の一端が
固定され、このブラケット14の他端側には厚さ検出装
置15の本体部16が、図示しない駆動手段により矢印
X方向に駆動可能な形態で設けられている。この本体部
16には、ローラー駆動用エアシリンダー20が、その
シリンダーロッド20aを上方に向けた状態で、図示し
ないブラケットを介して固定されている。このシリンダ
ーロッド20aの先端(下端)には、一方のクランプロ
ーラー(クランプ部材)19が回転自在に支持されたロ
ーラー支持部材17が固定されている。他方のクランプ
ローラー(クランプ部材)18は、一方のクランプロー
ラー18の上方に位置するように、前記本体部16に回
転自在に設けられている。
【0017】このような構成により、バキュームパッド
9,10,11によりアルミ板S1が吸着されて持上げ
られた状態において、厚さ検出装置15を図1中左側へ
移動させた後、シリンダーロッド20aを突出させて一
対のクランプローラ18,19によりアルミ板S1の上
下面をクランプし、この際、シリンダーロッド20aの
移動量を検出することによりアルミ板S1の厚さを測定
でき、これにより、分離したアルミ板S1が一枚である
ことを確認できる。
【0018】次に、本実施形態例のシート材分離方法に
ついて、特に図2を参照して詳述する。先ず、パッド支
持アーム3が下降することで、三列全てのバキュームパ
ッド9,10,11を下降させて前記最上層のアルミ板
1の上面を押圧し、ここで、各バキュームパッド9,
10,11の吸引動作を開始する(第1の工程、図2
(a)参照)。複数のバキュームパッド9,10,11
の配設方向(矢印X方向)の一方向(図1および図2
中、左方向)外方にある2つのバキュームパッド(1つ
のバキュームパッドは不図示)を上昇させることによ
り、最上層のアルミ板S1の一端部位を吸着して持上げ
る(第2の工程、図2(b)参照)。この際、ノズル1
3より最上層およびその直下層のアルミ板S1,Sの間
に圧縮空気21を吹き付けると、前記最上層のアルミ板
1のみが持ち上がりやすくなる。
【0019】前記配設方向の内方にある2つのバキュー
ムパッド(一つのバキュームパッドは不図示)10を上
昇させることにより、前記最上層のシート材S1の中央
部位を吸着して持上げる(第3の工程、図2(c)参
照)。前記一方向外方にある2つのバキュームパッド9
を下降させて、図2(a)の状態と同様な状態にする
(第4の工程、図2(d)参照)。前記一方向外方にあ
る2つのバキュームパッド9を上昇させた後に、他方向
(図1および図2中、右方向)外方にある残る2つのバ
キュームパッド(1つのバキュームパッドは不図示)1
1を上昇させることにより、前記最上層のアルミ板S1
の他端部位を吸着して持上げる(第5の工程、図2
(e)参照)。
【0020】上記本実施形態例では、第4の工程におい
て、前記一方向外方の2つのバキュームパッド9を一旦
下降させることにより、吸着されたアルミ板S1がほぼ
U字型に湾曲するので、最上層およびその直下のアルミ
板S1,S間の表面張力が緩和され、これにより、第2
の工程において万が一持ち上がった最上層直下のアルミ
板Sの一端部位は、最上層のアルミ板S1から分離しや
すくなる。また、第5の工程において、一方向外方の2
つのバキュームパッド9によりアルミ板S1の一端部位
を持上げる際に、他方向外方の2つのバキュームパッド
11によりこのアルミ板S1の他端部位を固定しておく
ことにより、アルミ板の2枚持上げを阻止できる。
【0021】そして、吸着したアルミ板S1をその上下
面より一対のクランプローラー18,19で挾んでこの
アルミ板S1の厚さを検出し、吸着したアルミ板S1が一
枚であることを確認する。最後に、パッド支持アーム3
を上昇させた後、搬送トラバーサー2を装置本体1に沿
って図1中右側に移動させ、吸着したアルミ板S1を図
示しないタレットパンチプレスまで搬送して、ここで、
前記吸着を解除する。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1に記載の発明は、複数枚の積層されたシート材か
ら最上層のシート材を、重ね取りなく一枚ずつ分離して
取り出すことができる。この方法を、例えばブレーキ用
エアタンク製造工程において、素材ストッカーに複数枚
積層されて保持されたアルミ板より最上層のものから順
次分離して取り出し、これを例えばタレットパンチプレ
スに搬送する際に使用すると、孔明けプレス工程時に複
数枚のアルミ板を同時にプレスしてしまう恐れがなくな
るため、極めて有効である。請求項2に記載の発明は、
上記効果の他、シート材の一端部位を持上げる初期の段
階で、シート材の2枚持上げを防止できる。請求項3に
記載の発明は、上記効果の他、最後の段階にて、吸着し
て持上げたシート材が一枚であることを確認でき、吸着
したシート材を後段の装置に移送するか否かの判断でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート材分離方法の一実施形態例を行
うために使用する装置の概略図である。
【図2】本発明のシート材分離方法の各工程を説明する
ための図である。
【図3】(a)および(b)はそれぞれ、従来のシート
材分離方法を説明するための装置の概略正面図、平面図
である。
【符号の説明】
1 装置本体(フレーム) 2 搬送トラバーサー 3 パッド支持アーム(パッド支持体) 4,5 アーム支持用エアシリンダー 6,7,8 パッド駆動用エアシリンダー 6a,7a,8a シリンダーロッド 9,10,11 バキュームパッド 12,14 ブラケット 13 ノズル 13a ノズル口 15 厚さ検出装置 16 本体部 17 ローラー支持部材 18,19 クランプローラー(クランプ部材) 20 ローラー駆動用エアシリンダー 20a シリンダーロッド 21 圧縮空気 S,S1 アルミ板(シート材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッド支持体に、それぞれ上下方向に独
    立して移動可能なバキュームパッドが、少なくとも3つ
    以上配設されてなる装置を使用し、複数層に積み重ねた
    シート材の最上層のシート材を前記バキュームパッドに
    より吸着して残るシート材から分離するシート材分離方
    法であって、 前記少なくとも3つ以上の全てのバキュームパッドをそ
    れぞれ下降させて前記最上層のシート材の上面に当接さ
    せる第1の工程と、 前記少なくとも3つ以上のバキュームパッドのうち、そ
    の配設方向の一方向外方にあるバキュームパッドを上昇
    させることにより、前記最上層のシート材の一端部位を
    吸着して持上げる第2の工程と、 前記配設方向の内方にあるバキュームパッドを上昇させ
    ることにより、前記最上層のシート材の中央部位を吸着
    して持上げる第3の工程と、 前記一方向外方にあるバキュームパッドを下降させる第
    4の工程と、 再び、前記一方向外方にあるバキュームパッドを上昇さ
    せることにより、前記最上層のシート材の一端部位を吸
    着して持上げた後に、前記3つ以上のバキュームパッド
    のうち、その配設方向の他方向外方にあるバキュームパ
    ッドを上昇させることにより、前記最上層のシート材の
    他端部位を吸着して持上げる第5の工程とを有すること
    を特徴とするシート材分離方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程において、最上層および
    その直下層のシート材の端面に圧縮空気を吹き付ける請
    求項1に記載のシート材分離方法。
  3. 【請求項3】 前記第5の工程後に、吸着して持上げた
    シート材をその上下面より一対のクランプ部材で挾んで
    このシート材の厚さを検出する請求項1または請求項2
    に記載のシート材分離方法。
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