JPH11514394A - 共硬化性耐塩基性フルオロエラストマー混合組成物 - Google Patents

共硬化性耐塩基性フルオロエラストマー混合組成物

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JPH11514394A JP9510428A JP51042897A JPH11514394A JP H11514394 A JPH11514394 A JP H11514394A JP 9510428 A JP9510428 A JP 9510428A JP 51042897 A JP51042897 A JP 51042897A JP H11514394 A JPH11514394 A JP H11514394A
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Abstract

(57)【要約】 優れた耐塩基性および低温特性を有するフルオロエラストマー混合組成物は、テトラフルオロエチレンとオレフィンとのコポリマーであるフルオロエラストマー成分と、エチレンとアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレートとのコポリマーであるエラストマー系エチレンコポリマーとを含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】 共硬化性耐塩基性フルオロエラストマー混合組成物 関連出願のクロス・リファレンス 本出願は、1995年8月22日に出願された同時係属出願第08/517,865号の 一部継続出願である。 発明の背景 本発明は、フルオロエラストマーとエチレンコポリマーエラストマーとの共硬 化性混合物に関するものである。より詳細に述べるならば本発明は、フルオロエ ラストマー成分がテトラフルオロエチレンとオレフィンとのコポリマーである、 優れた耐塩基性を有するフルオロエラストマー混合組成物に関するものである。 フルオロエラストマー類およびエチレンコポリマーエラストマー類は、低温可 撓性および侵襲性の自動車油(automotive fluids)に対する耐性に関して著しい 差を示す。この2種類のエラストマー間には著しいコスト差もある。フルオロエ ラストマーに近い性能特性を有し、しかも炭化水素エラストマーのコストで得ら れるエラストマーが長い間待ち望まれていた。フルオロエラストマー組成物を炭 化水素エラストマーと混合することによって、この要求に応えようとするこれま での試みは、これら2種類のエラストマーが不相溶性であったため、限定的な成 功をおさめているに過ぎない。この不相溶性を克服するために先行技術による幾 つかの組成物が開示されたが、優れた耐塩基性と低温特性とを合わせもつ組成物 はこれまで得られていない。 例えば、トモダらの米国特許第4,251,399 号はヨウ素含有フルオロエラストマ ーと炭化水素エラストマーとの共架橋性過酸化物硬化性混合物を開示している。 トモダ文献の教示によると、一般的フルオロエラストマー類(例えばヨウ素 を含まないエラストマー類)は有機過酸化物と架橋はするが、その架橋性は劣る ため、それらは実際には使用されていない。 サカイらは、米国特許第5,206,293 号において、フルオロエラストマー;ポリ エチレンまたはエチレンコポリマー;および有機過酸化物の混合物を剪断歪みを 与えながら反応させることによって得られるゴム組成物を、開示している。サカ イの文献に開示されているエチレンコポリマー類は、比較的少量の極性コモノマ ー類を含み、熱可塑性であり、エラストマーではない。サカイは、フルオロエラ ストマーと、極性基をもつエラストマーとの混合物は、均質混合物とすることが 難しいため、性能特性が不満足であると述べている。そのため、サカイは、彼の 発明のポリマー混合物を部分的に硬化させる動的方法を記載している。その方法 によると、エチレン樹脂は架橋するが、フルオロエラストマーの架橋は起きない 。サカイが開示したゴム組成物は、その後フルオロエラストマーのための架橋剤 を加えることによって、さらに硬化することができる。フルオロエラストマーの みのための架橋剤をフルオロエラストマーとエチレン樹脂との混合物(充填剤な ども含むことがある)に配合するとき、複雑な形の押出物を得ることは不可能で あることが、教示されている。フルオロエラストマーとエチレン樹脂とを同時に 架橋し、所望の結果が得られたという開示はない。 コチアン(Kotian)は、米国特許第4,456,654 号において、テトラフルオロエチ レン/プロピレンコポリマーおよび、エチレンとメチルアクリレートとのコポリ マーの少量からなるエラストマー混合物を好ましくない組成物として、比較例に 開示している。その特殊の組成物は、多量の水和アルミナフィラーも含む。この 文献は、概ね電気ケーブルのためのエラストマー性難燃剤組成物に関したもので ある。 タブ(Tabb)は、米国特許第5,412,034 号において、フルオロエラストマーと炭 化水素エラストマーとの共硬化性エラストマー混合物を開示している;その際フ ルオロエラストマーおよび炭化水素エラストマーの少なくとも1つが共重合硬化 部位モノマー(copolymerized cure site monomer)を含む。 上記組成物は、いずれも、広い温度範囲にわたって塩基性環境にさらされるよ うな用途に用いるために必要な、顕著な耐塩基性、低温特性、および加工性を示 さない。 発明の要約 本発明は、フルオロエラストマーとエチレンコポリマーエラストマーとの共硬 化性混合物であって、どちらの重合性混合物成分も共重合性硬化部位モノマーを 含まない、そのような共硬化性混合物を、提供するものである。前記ポリマー混 合物類は、硬化したときに、優れた耐塩基性、低温耐性、および加工性を示すエ ラストマー組成物である。 より詳細に述べるならば、本発明は共硬化性エラストマー混合組成物を提供す るもので、このエラストマー混合組成物は: (A) 該成分(A)および下記成分(B)の総重量の少なくとも約15重量 %のテトラフルオロエチレンとオレフィンとの共重合単位を含んでな り、フッ素含量が最低約45重量%であるコポリマーと; (B) 前記成分(A)および該成分(B)の総重量の少なくとも5重量%の 少なくとも1種類のエチレンコポリマーであって、 (1) エチレンと、 (2) アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートからなる群 から選択され、前記エチレンコポリマーの少なくとも55〜80 重量パーセントを構成する少なくとも1種類の極性コモノマーと の共重合単位を含む該エチレンコポリマーと; を有してなり、 前記成分(A)のコポリマーも前記成分(B)のコポリマーも共重合性硬化部 位モノマーを含まないことを特徴とする。 本発明の共硬化性エラストマー混合物の他の実施態様は: (A) 該成分(A)および下記成分(B)の総重量の少なくとも約5重量% のテトラフルオロエチレンとオレフィンとの共重合単位を含んでな り、フッ素含量が最低約45重量%であるコポリマーと; (B) 前記成分(A)および該成分(B)の総重量の少なくとも5重量%の 少なくとも1種類のエチレンコポリマーであって、 (1) エチレンと、 (2) アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートからなる群 から選択され、前記エチレンコポリマーの少なくとも55〜80 重量パーセントを構成する少なくとも1種類の極性コモノマーと の共重合単位を含む該エチレンコポリマーと; (C) 前記成分(A)および(B)の100重量部あたり150重量部以下 のフィラーと; を有してなり、 前記成分(A)のコポリマーも前記成分(B)のコポリマーも共重合性硬化部 位モノマーを含まないことを特徴とする。 本発明の詳細な説明 本発明のエラストマー 混合組成物の成分として特に有用なフルオロポリマー 類は、ブラセン(Brasen)らの米国特許第3,467,635 号に記載されている。詳細に 述べるならば、好適なフルオロポリマーは、共重合したテトラフルオロエチレン 単位とオレフィン単位とをモル比で約1:0.6〜1.2で含み、前記オレフィ ン単位は、 (1) 50〜100モル%のプロピレン、ブテン−1、およびそれらの混合物 の単位と、0ないし50モルパーセントのエチレンまたはイソブチレンから選択 される残りのオレフィン単位とからなるオレフィン単位;および (2) 約1:1モル比のエチレンおよびイソブチレンと; から選択される。前記エラストマーのフッ素含量は、少なくとも45重量パーセ ントである。エラストマーテトラフルオロエチレン/プロピレンコポリマー、す なわちフルオロエラストマー、は特に重要である。このような組成物は、テトラ フルオロエチレンとプロピレンとの乳化重合によって作られ、例えば、株式会社 旭硝子(東京、日本)からアフラス(Aflas;登録商標)フルオロエラストマーとし て市販されている。このようなポリマーは、約56モルパーセント(75重量 %)のテトラフルオロエチレンを含み、そのポリマー鎖には、硬化部位モノマー または単位が共重合性単位として存在しないとはいえ、過酸化物架橋系と反応し て硬化エラストマー組成物を生成することができる。硬化部位モノマーまたは単 位とは、ブラセンが、共重合混合物に少量、すなわち3モルパーセント以下加え ることによって、架橋を起こすことができる部分として説明した。このような硬 化部位モノマーまたは単位には、金属酸化物と架橋可能な−COOH;アミン類 と架橋可能な反応性ハロゲン類;および硫黄と架橋可能な非重合性炭素−炭素二 重結合を含む化合物;が含まれる。 本発明の実施に使用するのに適したフルオロポリマー類は、テトラフルオロエ チレンおよびオレフィンに加えて他のコモノマーを含んでもよい。例えば、特に 望ましいタイプのフルオロエラストマーは、約20ないし60モルパーセントの テトラフルオロエチレン、20ないし50モルパーセントのプロピレン、および 3ないし70モルパーセントのフッ化ビニリデンを含んでなるコポリマーである 。4ないし50モルパーセントフッ化ビニリデンを含むコポリマー類である。こ のような組成物は乳化共重合によって作られ、株式会社旭硝子から市販されてい る。これらの組成物は共重合性硬化部位モノマーを含まない。 フルオロエラストマー組成物は、一般に触媒、活性剤、緩衝液および表面活性 剤の存在のもとで遊離基乳化重合によって製造される。例えば、水溶性過酸化硫 酸塩を触媒として用いてもよく;亜硫酸ナトリウムを活性剤として用いてもよく ;二塩基性燐酸ナトリウム六水加物を緩衝液として用いることができ;そして、 ペルフルオロ酸の塩類を表面活性剤として用いることができる。重合温度は50 〜90℃の範囲で、圧力は500ないし2000psigの範囲である。 本発明に使用するのに適したエチレンコポリマーは、エチレンと、少なくとも 1種類の他のエステルコモノマーとの過酸化物硬化性コポリマー類であって、硬 化してエラストマーになる、すなわちエチレンコポリマーエラストマーになる前 記過酸化物硬化性コポリマー類である。共重合エステルモノマー類には、アクリ ル酸またはメタクリル酸のC1〜C8アルキルエステル類が含まれる。さらに、そ のコポリマー類は、硬化部位モノマーの共重合単位を含まない。このようなコポ リマー類は当業者には公知であり、このようなコポリマー類の多数が市販され ている。例えば、エチレンメチルアクリレートコポリマーなどである。 このコポリマーのエチレン含量は、ポリマーの約20〜55重量パーセント、 好適には20〜45重量パーセントである。この範囲内のエチレン含量を有する コポリマーは、硬化するとエラストマーになる。アルキルアクリレートまたはア ルキルメタクリレート コモノマーは、ポリマーの約55〜80重量パーセント を構成する。ポリマー類に使用するのに適したアルキルアクリレートおよびアル キルメタクリレート類は、アクリル酸またはメタクリル酸のC1〜C8アルキルエ ステル、例えば、メチル−、エチル−、イソブチル−、ヘキシル−、および2− エチル−ヘキシルエステルを含める。メチル−、エチル−およびブチルアクリレ ートが好ましい。メチルアクリレートが最も好ましい。 本発明による混合物の製造に有用なエチレンコポリマーエラストマーのムーニ ー粘度は、10〜120、好適には10〜50である(ASTM D−1646 、100℃、1分間予熱、4分で測定した粘度)。 このようなコポリマー類は、一般には、エチレン、エステルコモノマー(類)、 および他の任意のコモノマーを、撹拌型反応器中で少なくとも1種類の遊離基開 始剤の存在下で約120℃から300℃までの温度で、約130ないし310M Paの圧力で連続共重合することによって、得られる。最も効果的開始剤は、半 減期が反応器温度で0.1〜1.0秒であるもの、例えばラウリル過酸化物、ジ −t−ブチル過酸化物、t−ブチルペルアセテート、ジ(sec−ブチル)ペルオキ シ ジカルボネート、t−ブチルペルオキシ ネオデカノエート、およびt−ア ミルペルオキシピバレートなどである。または、このコポリマーは、ハッチ(Hat ch)らの米国特許第5,028,674 号およびスタッツ(statz)の米国特許第5,027,593 号に記載されているように、反応器のよごれを軽減または排除するために、約2 〜25重量%メタノールまたはアセトンの存在下で製造してもよい。反応器から ポリマーを取り出した後、例えばフィッシャー(Fisher)らの米国特許第5,194,51 6 号およびハレル(Harrell)の米国特許第5,214,108 号に開示されているように 、ポリマーを反応後に処理にかけることによって粘度を高めることができる。 本発明に用いることができる特殊のエチレンコポリマーエラストマーの代表的 例は、エチレン/メチルアクリレート、エチレン/メチルメタクリレート、エチ レン/エチルアクリレート、エチレン/エチルメタクリレート、エチレン/ブチ ルアクリレート、エチレン/2−エチルヘキシルメタクリレート、エチレン/ブ チルアクリレート/一酸化炭素、エチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメ タクリレートおよびエチレン/ブチルアクリレート/アクリル酸を含める。コポ リマーがC1〜C8アルキルアクリレートまたはメタクリレートの共重合単位を含 むのが好ましい。本発明に使用するに適するエチレンコポリマーエラストマー類 のその他の代表的例は、ターポリマー類、例えばエチレン/メチルアクリレート /一酸化炭素およびエチレン/ブチルアクリレート/一酸化炭素などを含める。 このようなエチレンコポリマー類は過酸化物の存在下で硬化させたときエラスト マー生成物を与える。 硬化剤として適した過酸化物は、150〜250℃の温度範囲内で速やかに分 解するものである。使用できる有機過酸化物の代表的例は、ジクミル過酸化物、 t−ブチルペルベンゾエート、ベンゾイル過酸化物、t−ブチルペルアセテート 、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン 、2,5−ジメチル−2,5、ジ−(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5 −ジメチル−2,5、ジ−(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、n−ブチル−4 ,4−ビス(t−ブチルペルオキシバレレート)、およびジ[1,3−ジメチル −3−(t−ブチルペルオキシ)ブチル]−カルボネートである。一般に1種類 の過酸化物で十分であるが、場合によっては1種類以上の過酸化物の種類を組み 合わせて使用するのが好都合である。普通は約0.5〜5phr(phr=ポリ マー混合物100重量部あたりの重量部)の過酸化物を用いる。過酸化物は不活 性担体に吸着させることができ;その担体の重量は過酸化物について記載した範 囲には含まれない。 補助剤、すなわち過酸化物と協力して有効な硬化をもたらすことができるポリ 不飽和化合物は、通常、過酸化物硬化剤系の部分として存在する。このような化 合物には、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリメタリ ルイソシアヌレート、ジアリルマレエート、高ビニル低分子量ブタジエン、N、 N′−m−フェニレンジマレイミド、ペンタエリトリトールトリアクリレート、 ペンタエリトリトールトリメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ レート、およびトリメチロールプロパントリメタクリレートが、含まれる。硬化 または架橋プロセスにおけるこのような補助剤の使用は、当業者には周知である 。1種類より多い補助剤を用いてもよいが、一般には1種類の補助剤を単独で用 いる。補助剤の量は、約0.1〜10phrで、約0.5〜5phrが好ましい 。 さらに、二価金属酸化物または二価金属水酸化物から選択した少なくとも1種 類の金属化合物を本発明の共硬化性ポリマー混合物に添加することができる。代 表的金属化合物には、マグネシウム、亜鉛、カルシウムおよび鉛の酸化物および 水酸化物が含まれる。過酸化物硬化系に用いるには酸化マグネシウムおよび水酸 化カルシウムが特に有用である。弱酸の金属塩も酸化物および/または水酸化物 と共に添加できる。弱酸の塩として代表的なものとしては、バリウム、ナトリウ ム、カリウム、鉛およびカルシウムのステアリン酸塩、安息香酸塩、炭酸塩、蓚 酸塩および亜燐酸塩が含まれる。一般に使用する金属化合物の量は、ポリマー混 合物100重量部に対し0.02〜10重量部である。 さらに、少なくとも1種類の有機塩基を、本発明の共硬化性ポリマー混合物に 添加することができる。好適な有機塩基は、最低約10、好ましくは最低約12 のpKaをもつ強塩基である。このような塩基の代表は、アクゾケミカルズ社(A kzo Chemicals,Inc)からアルメーン18−D(Armeen 18-D)として手に入るオク タデシルアミンである。使用する有機塩基の量は、普通はポリマー混合物100 重量部あたり0.02〜5重量部である。 これらの混合物は、従来のフィラー、例えばカーボンブラック、クレー、シリ カおよびタルクなどを含むこともできる。その他のフィラー、色素、抗酸化剤、 安定剤なども使用できる。特に好都合なのは、カーボンブラックをそのフルオロ エラストマーに加えて、その弾性率を大きくすることである。通常、混合物ポリ マー100部あたり約5〜150部を用いる。本発明の目的のためには、フィラ ーは使用するポリマーの100重量部あたり150部以下、より好適には10〜 100部存在し、ポリマーの100重量部あたり10〜80部存在するのが最も 好適である。具体量はフィラーの粒度および硬化組成物の所望硬度に依っ てきまる。本発明の混合物が、結合フルオロエラストマー−エチレンコポリマー 100重量部あたり最低5重量パーセントおよび15重量パーセント以下のフル オロエラストマーを含むとき、存在するフィラーの量は混合物ポリマー100部 あたり150部より多くてはいけない。 本発明の共硬化性混合物は、当業者には公知のゴム配合技術によって作られる 。例えば、未硬化のフルオロエラストマーとエチレンコポリマーエラストマーを ゴム用ロール機またはバンバリーミキサーで混合する。混合時に添加剤および硬 化剤を加えてもよいし、またはポリマーと添加剤の一部を含むマスターバッチ( これには、その後、成形直前にその他の添加剤および硬化剤が配合される)を作 ってもよい。それらの組成物は、通常、高温、通常160〜210℃でプレス硬 化し、その後、後硬化段階が続く;この間、成形部分は2〜24時間高温に保持 され、硬化プロセスは完了する。 フルオロエラストマーは、混合物中に、結合フルオロエラストマー−エチレン コポリマー100重量部あたり5〜95重量パーセント存在する。好ましくは、 フルオロエラストマーは結合フルオロエラストマー−エチレンコポリマーの10 0重量部あたり15〜95重量パーセント存在する。フルオロエラストマーが結 合フルオロエラストマー・エチレンコポリマー100重量部あたり25〜95重 量パーセント存在するのが、最も好適である。硬化したとき、本発明の混合物は 、硬化エチレンコポリマーエラストマーそのものよりも高い耐塩基性を示し、ポ リマー不相溶の兆候はない。 フルオロエラストマーおよびエチレンコポリマーが一緒になって、本発明の硬 化性混合物の主要重合成分を構成することを意図しているが、当業者はその他の 共硬化性エラストマーを含む混合物中にその他のポリマーを含むことができると 認めるであろう。 本発明の組成物を用いて、一般ゴム製品、例えば、O−リング、ガスケット、 シャフトシール(shaft seal)、およびホースなどを作ることができる。これらの 組成物は、優れた成形流を有する低粘度製品を提供する。それらは、塩基性条件 に対する抵抗が重要である環境、例えば自動車用パワー・トレーン(powertrain) 油にさらされるエラストマー物品の製造に特に有用である。 自動車用油は、金属部品を保護し、この油の使用期間を延ばすために塩基性添 加剤を含むことが多い。このような油は、フッ化ビニリデン(VF2)およびヘ キサフルオロプロピレン(HFP)をベースにした従来の二量体または三量体フ ルオロエラストマーに対して、侵襲的である。このようなフルオロエラストマー は、VF2およびHFPの二量体、またはVF2、HFPおよびテトラフルオロエ チレンの三量体のいずれかである。従来のフルオロエラストマー類は、自動車用 油中の塩基性添加物によって架橋する。このような架橋は、そのような油に浸漬 後のフルオロエラストマーの破断点伸びの減少となってあらわれる。これはAS TMD−412によって測定される。トランスミッション油およびギヤー油は従 来のフルオロエラストマーに対して特に侵襲的である。 パワー・トレーンに使用するシャフトシールがある温度範囲にわたって機能す る能力は、重要な特性である。シャフトシールに課される1つの重要な要求は、 凍結点以下の温度で始動中に破断せずに機能する能力である。温度の関数として の耐衝撃性の尺度である脆化点温度をこの特性の指標として用いることができる 。したがって低い脆化点温度が必要である。 次に、本発明を以下の実施態様によって説明する。ここですべての部は特に記 載しない限り重量であらわされる。 実施例 下記の各実施例および各比較実施例の組成物は、次に示す一般的方法によって 作られた。第1にフルオロエラストマーとエチレンコポリマーエラストマーとを 、密閉式ミキサーに負荷率70%で投入した。それらポリマーをチャート温度が 77℃に達するまで混合した。ポリマー混合物を排出し、2ロール−ゴム用ロー ル機でシート状にして出す。この予備的混合物段階を単一エラストマーを基礎に する比較実施例では省いた。その後、所望配合物のポリマー混合物およびその他 の成分をB バンバリー混合機に入れた。この場合も負荷率70%であった。諸 成分を、チャート温度が約77℃に達するまで混合し、配合物を排出し、2ロー ルゴム用ロール機でシート状にした。加硫ゴム特性を測定するためのスラ ブ(76mm×152mm×1.9mm)およびO−リング(内径25.4mm ×厚さ3.5mm)を177℃10分間のプレス硬化を用いて成形し、その後、 循環空気オーヴン中で、200℃8時間の後硬化を行った。 引張応力−歪特性をASTM D−412によって測定した。 ASTM D−471に従って、油のエージング(fluid aging)を行った。エ ージングは自動車用トランスミッション油(Dexron III ATF)およびギヤー油(8 0W90−EP潤滑油)中で行った。エージングは、1および6週間行い、油を 毎週交換した。硬度をASTM D−2240によって測定した。低温耐衝撃性 を反映する脆化点は、ASTM D−746によって測定した。 本発明の実施例および比較実施例に使用したポリマーおよび幾つかの硬化剤を 表1に記載し、定義する。表1の組成物は重量ベースで示される。使用ポリマー の一般的製法の特許文献も記載した。 1 テトラフルオロエチレンおよびプロピレンのコポリマー。2 フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレ ン、およびブロモテトラフルオロブテンのコポリマー。3 エチレンとメチルアクリレートとのコポリマー。実施例1〜4および比較A、B、C フルオロエラストマーAをエチレンコポリマーAと、および、その他の諸成分 と、表2に示す割合で、混合物した。その後、生成した組成物を成形し、硬化し 、上に概略示した一般的方法で試験した。試験結果を表2に示す。比較A、B、 Cの処方は、フルオロエラストマーA、エチレンコポリマーAおよびフルオロエ ラストマーBに、それぞれ適する。実施例1−4のための処方は、混合物中のフ ルオロエラストマーAおよびエチレンコポリマーAの割合を反映している。 表2に示すように、本発明の硬化ポリマー混合物は、優れた可撓性と、侵襲性 自動車用油に対する耐性を示す。本発明の混合物では、エージング後の伸び(EB )の貯留性が、比較Cで示される過酸化物硬化VF2/HFPベースのフルオロ エラストマー類におけるよりも、有意に良い。それに加えて、本発明の硬化混合 物の特性は、エチレンコポリマー比較Aのそれらよりすぐれており、混合物して いないフルオロエラストマーAのそれらにほぼ等しい。本発明の混合組成物のす ぐれた低温耐衝撃性は、脆化点データによって証明されている。驚くべきことに 、本発明の組成物の脆化点は、ここの混合物成分の結果の平均から予想されるも のより良い(すなわち低い)。実施例5〜7および比較D〜E フルオロエラストマーAをエチレンコポリマーAおよびその他の諸成分と、表 3に示す割合で混合した。生成した組成物をそれから成形し、硬化し、上に概略 記した一般的方法で試験した。試験結果も表3に示す。比較DおよびEのための 処方がフルオロエラストマーAおよびエチレンコポリマーAそれぞれに該当する 。実施例5〜7の処方は、混合物中のフルオロエラストマーAおよびエチレンコ ポリマーAの割合を反映する。 表3に示すデータによって説明されるように、本発明の過酸化物硬化性ポリマ ー類の混合物は、良好な低温耐衝撃性および侵襲的自動車油に対する耐性を示す 。このような混合物は、混合物していないエチレンコポリマーと比較して、改善 された耐油性を示す。このような混合物は、油に長時間曝した後、すぐれた破 断点伸びを示すことによって、混合物していないエチレンコポリマーと比較して 改善された耐油性を示す。これらの混合物類の良い低温耐衝撃性は脆化点データ によって証明される。同様に、実施例1〜4の組成物によって示される脆化点の 相乗作用もここに明らかにされる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A) 該成分(A)および下記成分(B)の総重量の少なくとも約15重 量%のテトラフルオロエチレンとオレフィンとの共重合単位を含ん でなり、フッ素含量が少なくとも約45重量%であるコポリマー と; (B) 前記成分(A)および該成分(B)の総重量の少なくとも5重量% の少なくとも1種類のエチレンコポリマーであって、 (1) エチレンと、 (2) アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートからなる 群から選択され、前記エチレンコポリマーの少なくとも55〜 80重量パーセントを構成する少なくとも1種類の極性コモノ マーとの共重合単位を含む該エチレンコポリマーと; を有してなり、 前記成分(A)のコポリマーも前記成分(B)のコポリマーも共重合性硬化部 位モノマーを含まないことを特徴とする共硬化性エラストマー混合組成物。 2.前記成分(A)が成分(A)と(B)との総重量の少なくとも25重量パー セントであることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー混合物。 3.テトラフルオロエチレンおよびオレフィンの共重合単位を含んでなる前記コ ポリマーが、テトラフルオロエチレンとプロピレンとのコポリマーであることを 特徴とする請求項1に記載のエラストマー混合物。 4.前記成分(B)のエチレンコポリマーがエチレンとアルキルアクリレートと のコポリマーであることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー混合物。 5.前記アルキルアクリレートがメチルアクリレートであることを特徴とする請 求項4に記載のエラストマー混合物。 6.前記成分(B)のエチレンコポリマーがエチレンとアルキルメタクリレート とのコポリマーであることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー混合物。 7.テトラフルオロエチレンおよびオレフィンの共重合単位を含んでなる前記コ ポリマーが、テトラフルオロエチレン、プロピレンおよびフッ化ビニリデンのコ ポリマーであることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー混合物。 8.(A) 該成分(A)および下記成分(B)の総重量の少なくとも約15重 量%のテトラフルオロエチレンとオレフィンとの共重合単位を含ん でなり、フッ素含量が少なくとも約45重量%であるコポリマー と; (B) 前記成分(A)および該成分(B)の総重量の少なくとも5重量% の少なくとも1種類のエチレンコポリマーであって、 (1) エチレンと、 (2) アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートからなる 群から選択され、前記エチレンコポリマーの少なくとも55〜 80重量パーセントを構成する少なくとも1種類の極性コモノ マーとの共重合単位を含む該エチレンコポリマーと; (C) 前記成分(A)と前記成分(B)とのコポリマーの両方ともを架橋 できる有効量の有機過酸化物硬化剤と; を有してなり、 前記成分(A)のコポリマーも前記成分(B)のコポリマーも共重合性硬化部 位モノマーを含まないことを特徴とする共硬化性エラストマー混合組成物。 9.(A) 該成分(A)および下記成分(B)の総重量の少なくとも約5重量 %のテトラフルオロエチレンとオレフィンとの共重合単位を含んで なり、フッ素含量が最低約45重量%であるコポリマーと; (B) 前記成分(A)および該成分(B)の総重量の少なくとも5重量% の少なくとも1種類のエチレンコポリマーであって、 (1) エチレンと、 (2) アルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートからなる 群から選択され、前記エチレンコポリマーの少なくとも55〜 80重量パーセントを構成する少なくとも1種類の極性コモノ マーとの共重合単位を含む該エチレンコポリマーと; (C) 前記成分(A)および(B)の100重量部あたり150重量部以 下のフィラーと; を有してなり、 前記成分(A)のコポリマーも前記成分(B)のコポリマーも共重合性硬化部 位モノマーを含まないことを特徴とする共硬化性エラストマー混合組成物。 10.テトラフルオロエチレンおよびオレフィンの共重合単位を含んでなる前記 コポリマーがテトラフルオロエチレンとプロピレンとのコポリマーであることを 特徴とする請求項9に記載のエラストマー混合物。 11.前記成分(B)のエチレンコポリマーがエチレンとアルキルアクリレート とのコポリマーであることを特徴とする請求項9に記載のエラストマー混合物。 12.前記アルキルアクリレートがメチルアクリレートであることを特徴とする 請求項11に記載のエラストマー混合物。 13.前記成分(B)のエチレンコポリマーがエチレンとアルキルメタクリレー トとのコポリマーであることを特徴とする請求項9に記載のエラストマー混合物 。 14.少なくとも1種類の過酸化物硬化剤をさらに含有することを特徴とする請 求項9に記載のエラストマー混合物。 15.該混合物が前記成分(A)および(B)の100重量部あたり10ないし 100重量部のフィラーを含むことを特徴とする請求項9に記載のエラストマー 混合物。 16.該混合物が前記成分(A)および(B)の100重量部につき10〜80 重量部を含むことを特徴とする請求項9に記載のエラストマー混合物。 17.テトラフルオロエチレンおよびオレフィンの共重合単位を含んでなる前記 コポリマーが、テトラフルオロエチレン、プロピレンおよびフッ化ビニリデンと のコポリマーであることを特徴とする請求項9に記載のエラストマー混合物。
JP9510428A 1995-08-22 1996-08-21 共硬化性耐塩基性フルオロエラストマー混合組成物 Pending JPH11514394A (ja)

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