JPH11506428A - ピラゾロ[1,5a]ピリミジン、その製造方法およびその用途 - Google Patents

ピラゾロ[1,5a]ピリミジン、その製造方法およびその用途

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JPH11506428A
JPH11506428A JP8533705A JP53370596A JPH11506428A JP H11506428 A JPH11506428 A JP H11506428A JP 8533705 A JP8533705 A JP 8533705A JP 53370596 A JP53370596 A JP 53370596A JP H11506428 A JPH11506428 A JP H11506428A
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Abstract

(57)【要約】 下式I により表わされ、かつnが0または1を意味し、YがO、S、NRa、OCH2 *、SCH2 *、NRaCH2 *、CH2*、CH2*、CH2NRa*、CH2CH2、CRa=RbまたはC≡Cを意味し、*印がフェニル環への結合位置を示し、R′がH3CO−CO−●=CHOCH3、H3CNH−CO−●=CHOCH3、H3CO−CO−●=NOCH3、H3CNH−CO−●=NOCH3、H2N−CO−●=NOCH3、HO−CO−●=NOCH3、H3CO−CO−●=CHCH3、H3CO−●=CHCH2CH3、H3C−CO−●=COHCH3、H3C−CO−●=NOCH3、H3CCH2−CO−●=NOCH3を意味し、●印がフェニル環に結合されている炭素原子を意味し、R′がさらにN(OCH3)−CO2CH3、N(CH3)−CO2CH3、N(CH2CH3)−CO2CH3または基R′.1−●=NOCH3、R′.2−●=NOCH3、R′.3−●=NOCH3、R′.4−●=NOCH3を意味し、これらR′.1からR′.4は以下の環、すなわち を意味し、mが0、1、2または3を意味するが、mが2以上の場合には複数のR′′は互に異なる意味を有することができ、R′′がシアノ、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオまたはC1−C4ハロアルキルチオを意味し、R1、R3が水素、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、ヘテロアリールチオあるいはNRcd、NRcNRde、CO−Rc、CO2c、CO−NRcd、O−CORc、O−CO2−Rc、O−CO−NRc、Rd、NRc−CO−Rd、NRc−CO2−RdまたはNRc−CO−NRdeを意味し、R2が水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、CO−Rc、CO2cまたはCRf=NORgを意味し、R4が水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、ヘテロアリールチオ、あるいはNRcd、CORc、CO2−RcまたはCRf=NORgを意味し、上述のRa、Rbが水素、ハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルを意味し、上述のRc、Rd、Reが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを意味し、上述のRfが水素、シアノ、ハロゲン、非置換もしくは置換アルキル、アルキルオキシ、アルキルチオ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルケニルチオ、アルキニル、アルキニルオキシ、アルキニルチオ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルチオ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシまたはヘテロアリールチオを意味し、上述のRgが水素、非置換もしくは置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロ環、アリールまたはヘテロアリールを意味することを特徴とするピラゾロ[1,5a]ピリミジン。

Description

【発明の詳細な説明】 ピラゾロ[1,5a]ピリミジン、その製造方法およびその用途 本発明は、下式I により表わされ、かつ nが0または1を意味し、 YがO、S、NRa、OCH2 *、SCH2 *、NRaCH2 *、CH2*、CH2* 、CH2NRa*、CH2CH2、CRa=RbまたはC≡Cを意味し、*印がフェニ ル環への結合位置を示し、 R′がH3CO−CO−●=CHOCH3、H3CNH−CO−●=CHOCH3 、H3CO−CO−●=NOCH3、H3CNH−CO−●=NOCH3、H2N− CO−●=NOCH3、HO−CO−●=NOCH3、H3CO−CO−●=CH CH3、H3CO−●=CHCH2CH3、H3C−CO−●=COHCH3、H3C −CO−●=NOCH3、H3CCH2−CO−●=NOCH3を意味し、●印がフ ェニル環に結合されている炭素原子を意味し、 R′がさらにN(OCH3)−CO2CH3、N(CH3)−CO2CH3、N(C H2CH3)−CO2CH3または 基R′.1−●=NOCH3、R′.2−●=NOCH3、R′.3−●=NO CH3、R′.4−●=NOCH3を意味し、これらR′.1からR′.4は以下 の環、すなわち を意味し、 mが0、1、2または3を意味するが、mが2以上の場合には複数のR′′は 互に異なる意味を有することができ、 R′′がシアノ、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1 −C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオまたはC1− C4ハロアルキルチオを意味し、 R1、R3が水素、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、アルキ ル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキル チオ、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ア リールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ 、ヘテロアリールアルコキシ、ヘテロアリールチオあるいは NRcd、NRc、NRde、CO−Rc、CO2c、CO−NRcd、O−C ORc、O−CO2−Rc、O−CO−NRc、Rd、NRc−CO−Rd、NRc−C O2−RdまたはNRc−CO−NRdeを意味し、 R2が水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキ シ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、CO −Rc、CO2cまたはCRf=NORgを意味し、 R4が水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル 、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アリール、 アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、ヘテ ロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール アルコキシ、ヘテロアリールチオ、あるいはNRcd、CORc、CO2−Rcま たはCRf=NORgを意味し、 上述のRa、Rbが水素、ハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハ ロアルキルを意味し、 上述のRc、Rd、Reが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール 、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを意味し、 上述のRfが水素、シアノ、ハロゲン、非置換もしくは置換アルキル、アルキ ルオキシ、アルキルチオ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルケニルチオ、ア ルキニル、アルキニルオキシ、アルキニルチオ、シクロアルキル、シクロアルキ ルオキシ、シクロアルキルチオ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、ア リール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキ シまたはヘテロアリールチオを意味し、 上述のRgが水素、非置換もしくは置換アルキル、アルケニル、アルキニル、 シクロアルキル、ヘテロ環、アリールまたはヘテロアリールを意味することを特 徴とするピラゾロ[1,5a]ピリミジン、その製造方法、これを含有する組成 物、その有害虫類、菌類の制御のための使用に関する。 例えば殺菌作用を有する、ピラゾロ[1,5a]ピリミジン環の代わりに、キ ノリニル、イソキノリニルまたはベンゾピラジニル基を有する化合物が諸文献に 開示されている(ヨーロッパ特願公開278595号公報)。さらに、ピリジル 、ピリダジニル、ピリミジル、ピラジニル、トリアジニルまたはテトラジニル基 を有する、同様の作用を示す化合物も文献公知である(同上398692号、2 54426号各公報)。 本発明の目的は、改善された作用範囲を有する、新規の有効化合物を見出し、 提供することである。 しかるに、この目的は、冒頭に掲記したピラゾロ[1,5a]ピリミジンによ り達成されることが本発明者らにより見出された。当然のことながら、これを製 造するための方法、これを含有する組成物、これを有害虫類、有害菌類制御のた めに使用する用途、方法も見出された。 本発明による新規化合物Iは、それ自体文献公知の種々の方法により製造され 得る。製造に当たり、まず基Rを形成するのか、またはまずピラゾロピリミジン をまずYと結合させるのかは、一般的に、特に重要なことではない。中間生成物 の安定性に対応して、Rの各形成工程において、ピラゾロピリミジンとの結合を 行なうことも可能である。 そこで、以下の反応式に関連して、ピラゾロピリミジン基もしくはその前駆物 質は、この反応に関与しない場合にはR*で簡明に示される。 YnがOCH2 *、SCH2 *またはNRaCH2 *(これらをXCH2として総括的 に示す)を意味する場合の化合物Iの製造においては、一般的に、式IIaのベ ンジル誘導体を、塩基の存在下、不活性有機溶媒中において、それ自体公知の態 様で、式IIIaのピラゾロピリミジンと反応させる。 上記式IIa中のL1は、求核的に置換可能の離脱基、例えばハロゲン(塩素 、臭素、沃素)またはスルホナート(トリフルオロメチルスルホナート、フェニ ルスルホナート、p−メチルフェニルスルホナート)を意味する。 この反応は、通常、0℃から120℃、ことに15℃から60℃で行なわれる 。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエチル、ジ オキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセトニトリ ル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケトンのよ うなケトン類、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール 、n−ブタノールのようなアルコール類、さらにはt−ブチル、ジメチルスルホ キシド、ジメチルホルムアミドであって、ことにメチレンクロリド、トルエン、 アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドが好ましい。これらの混 合溶媒も使用され得る。 適当な塩基は、無機化合物として、リチウムヒドロキシド、ナトリウムヒドロ キシド、カリウムヒドロキシド、カリウムヒドロキシドのようなアルカリ金属、 アルカリ土類金属の水酸化物、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カルシウム 、酸化マグネシウムのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物、リチウ ムヒドリド、ナトリウムヒドリド、カリウムヒドリド、カルシウムヒドリドのよ うなアルカリ金属、アルカリ土類金属の水化物、リチウムアミド、ナトリウムア ミド、カリウムアミドのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属アミド、リチウ ムカルボナート、カルシウムカルボナートのようなアルカリ金属、アルカリ土類 金属の炭酸塩、炭酸水素ナトリウムのような炭酸水素アルカリ金属、アルカリ土 類金属、有機金属化合物、ことにメチルリチウム、ブチルリチウム、フェニルリ チウムのようなアルカリ金属アルキルメチルマグネシウムクロリドのようなハロ ゲン化アルキルマグネシウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、 カルシウムt−ブトキシド、ジメトキシマグネシウムのようなアルカリ金属、ア ルカリ土類金属アルコキシド、さらに有機塩基、例えばトリメチルアミン、トリ エチルアミン、トリイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリジンのような 三級アミン、コリジン、ルチジン、4−ジメチルアミノピリジンのような非置換 、置換ピリジン、さらに二環アミンであって、ことにカリウムカルボナート、ナ トリウムヒドロキシド、ナトリウムメトキシドが好ましい。これら塩基は、一般 的に過剰量で、または場合により溶媒としても使用される。 出発材料は、一般的に、相互に等モル量で使用されるが、収率の点から、化合 物IIaに対して、化合物IIIaを過剰量で、または過少量で使用するのが有 利な場合もある。 化合物Iを製造するために必要な式IIaの出発化合物は文献公知であって、 個々の基R′の製造に関連して文献名を後述する。 式IIIaの出発物質は、それ自体公知の態様で、β−ジカルボニル化合物I Vを、5−アミノピラゾールVaまたはシアノ酢酸ヒドラジドVbと反応させて 得られる。 β−ジカルボニル化合物IVと、5−アミノピラゾールVaとの反応は、酸ま たは酸性触媒の存在下、有機溶媒中において、それ自体公知の態様(Liebi gs Ann.Chem.647(1961)、116)で0℃から200℃、 好ましくは20℃から150℃、ことに20℃から120℃の温度で行なわれる 。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、 ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、メタノール 、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブ タノールのようなアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジメチルホル ムアミドおよび水である。これらの混合溶媒も使用され得る。 使用される酸、酸性触媒は、弗化水素酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、過塩素酸 、例えば三弗化硼素、三塩化アルミニウム、塩化鉄(III)、塩化錫(IV) 、塩化チタン(IV)、塩化亜鉛(II)のようなルイス酸、さらに有 機酸、例えば蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、オキサル酸、くえ ん酸である。これらの酸は、一般的に触媒的量で使用されるが、等モル量、過剰 量で、または溶媒としても使用され得る。 出発材料は、一般的に相互に等モル量で使用されるが、収率の点から、化合物 IVを化合物Vに対して、過剰量もしくは過少量で使用するのが有利な場合もあ る。 β−ジカルボニル化合物IVと、シアノ酢酸ヒドラジドVbとの反応は、それ 自体公知の態様(上述文献同様個所参照)で、塩基もしくは酸の存在下に、不活 性溶媒中において、0℃から150℃、好ましくは0℃から100℃、ことに2 0℃から80℃の温度で行なわれる。 このための適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテ ルのような脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような炭化 水素、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭 化水素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテ ル、ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセト ニトリル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケト ン、ジエチルケトン、t−ブチルメチルケトンのようなケトン類、メタノール、 n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノールのよう なアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミドであっ て、ことにアルコール、水が好ましい。これらの混合溶媒も使用され得る。 適当な塩基は、一般的に無機化合物、例えばリチウムヒドロキシド、ナトリウ ムヒドロキシド、カリウムヒドロキシド、カルシウムヒドロキシドのようなアル カリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化 カルシウム、酸化マグネシウムのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化 物、リチウムヒドリド、ナトリウムヒドリド、カリウムヒドリド、カルシウムヒ ドリドのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の水化物、リチウムアミド、ナ トリウムアミド、カリウムアミドのようなアルカリ金属アミド、リチウムカルボ ナート、カルシウムカルボナートのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の炭 酸塩、炭酸水素ナトリウムのような炭酸水素アルカリ金属、その他の有機金属化 合物、ことにメチルリチウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムのようなアル カリ金属アルキル、メチルマグネシウムクロリドのようなアルキルマグネシウム ハロゲン化物、さらにナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム エトキシド、カリウムt−ブトキシド、ジメトキシマグネシウムのようなアルカ リ金属、アルカリ土類金属のアルコキシド、さらに有機塩基、例えばトリメチル アミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリ ジンのような三級アミン、コリジン、ルチジン、4−ジメチルアミノピリジンの ような非置換、置換ピリジン、さらには二環アミンである。ことにナトリウム、 カリウムの水酸化物が好ましい。これら塩基は、一般的に触媒的量で使用される が、等モル量または過剰量で、または溶媒としても使用され得る。 使用される酸は、例えば弗化水素酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、過塩素酸、例 えば三弗化硼素、三塩化アルミニウム、塩化鉄(III)、塩化錫(IV)、塩 化チタン(IV)、塩化亜鉛(II)のようなルイス酸、さらには蟻酸、酢酸、 プロピオン酸、オキサル酸、くえん酸、トリフルオロ酢酸のような有機酸である 。 これらの酸は、一般的に触媒的量で使用されるが、等モル量、過剰量で、ある いは溶媒としても使用され得る。また出発材料は、一般的に、相互に等モル量で 使用されるが、収率の点から、化合物IVを、化合物Vbに対して、過剰量で、 または過少量で使用するのが有利な場合もある。 YnがC≡Cである場合の化合物Iの製造は、一般的に式IIbのフェニルア セチレンを、それ自体公知の態様で、希金属触媒の存在下、不活性溶媒中におい て、式IIIのピラゾロピリミジニルハロゲン化物と反応させることにより行な われる。 式中Zはシスを意味する。 式IIIbのL2は、ハロゲン原子(例えば弗素、塩素、臭素、沃素、ことに 臭素、塩素)を意味する。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、 ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセトニト リル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケトン、 ジエチルケトン、t−ブチルメチルケトンのようなケトン類、メタノール、エタ ノール、n−プロパノール、イソブタノール、イソプロパノール、n−ブタノー ル、t−ブタノールのようなアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジ メチルホルムアミドであって、ことにテトラヒドロフランを使用するのが有利で ある。これらの混合溶媒も使用可能である。 希金属触媒としては、Pd(OCOCH32、PdCl2、Pd[P(C65 34、NiCl2が使用される。この希金属触媒は、化合物IIbに対して、 一般的に0.1から100モル%、好ましくは5から50モル%、ことに10か ら50モル%の量で使用される。 出発材料は、一般的に、相互に等モル量で使用されるが、収率の観点から、化 合物IIIbに対する化合物IIbの量を過剰量もしくは過少量にするのが有利 な場合もある。 化合物Iを製造するために必要な出発物質IIbは、文献(ヨーロッパ特願公 開582925号、独国同4226557号各公報)からそれ自体公知であるが 、これらに引用されている文献に記載されている方法で製造され得る。 また式IIIbのピラゾロピリミジニルハロゲン化物も同様に公知であるか、 あるいは上述したLiebigs Ann.Chem.647(1961)11 6により、式IIIaの対応するアルコール(X=O)から製造され得る。 YがCH2*、CH2*またはCH2NRa*(これらを総合してCH2Xで表わ す)である場合の化合物Iの製造は、適当なフェニル誘導体IIcを、塩 基の存在下、不活性溶媒中において、それ自体公知の態様で、式IIIcのピラ ゾロピリミジニルメチレンハロゲン化物と反応させることにより行なわれる。 式IIIcにおけるL3は、求核的に置換可能な離脱基、例えばハロゲン(塩 素、臭素、沃素)またはスルホナート(トリフルオロメチルスルホナート、フェ ニルスルホナート、p−メチルフェニルスルホナート)を意味する。 この反応は、通常、0℃から200℃、ことに15℃から150℃で行なわれ る。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、 ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセトニト リル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケトン、 ジエチルケトン、t−ブチルメチルケトンのようなケトン類、メタノール、エタ ノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノー ルのようなアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ ドであるが、ことに好ましいのは、アセトン、ジメチルホルムアミド、ジメチル スルホキシドである。これらの混合溶媒も使用される。 また適当な塩基は、一般的に無機化合物、例えば、リチウムヒドロキシド、ナ トリウムヒドロキシド、カリウムヒドロキシド、カルシウムヒドロキシドのよう なアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、リチウムオキシド、ナトリウム オキシド、カルシウムオキシド、マグネシウムオキシドのようなアルカリ金属、 アルカリ土類金属の酸化物、リチウムヒドリド、ナトリウムヒドリド、カリウム ヒドリド、カルシウムヒドリドのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の水化 物、リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミドのようなアルカリ金属 アミド、リチウムカルボナート、カルシウムカルボナートのようなアルカリ金属 、アルカリ土類金属の炭酸塩、炭酸水素ナトリウムのような炭酸水素アルカリ金 属の炭酸水素アルカリ金属、ことにアルカリ金属アルキル、例えばメチルリチウ ム、ブチルリチウム、フェニルリチウム、例えばメチルマグネシウムクロリドの ようなアルキルマグネシウムハロゲン化物、ナトリウムメトキシド、ナトリウム エトキシド、カリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド、ジメトキシマグ ネシウムのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属のアルコキシド、さらには有 機塩基、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチル アミン、N−メチルピペリジンのような三級アミン、二環式アミンである。カリ ウムカルボナート、ナトリウムヒドロキシド、ナトリウムメトキシドが、ことに 好ましい。これらの塩基は、一般的に過剰量で、または必要に応じて溶媒として 使用され得る。 出発材料は、一般的に相互に等モル量で使用されるが、収率の観点から、化合 物IIIcに対して化合物IIcの量を過剰量もしくは過少量で使用するのが好 ましい場合もある。 化合物Iの製造に必要な出発物質IIcは、文献公知(ヨーロッパ特願公開2 60794号、英国同2249092号各公報)であるか、あるいはその引用文 献に記載された方法により製造され得る。 式IIIcのピラゾロピリミジニルメチレンハロゲン化物も、同様に公知であ るか、または公知方法(ファルマコー編、「サイエンス」39(1984)88 8、J.Org.Chem.53(1988)2055、Can.J.Chem .60(1982)1233)により、元素、臭素またはN−ブロモスクシンイ ミドでハロゲン化することにより対応するメチル化合物から製造され得る。 YnがO、SまたはNR5(これらを包括的にXで表わす)を意味する場合の 化合物Iの製造は、式IIcの適当なフェニル誘導体に、それ自体公知の態様で 、塩基の存在下、不活性溶媒中において、式IIIbのピラゾロピリミジルハ ロゲン化物を結合させることにより行なわれる。 この結合は、塩基の存在下、適当な場合には、ウルマン結合(Russ.Ch em.Rev.43(1974)、679、J.Org.Chem.29(19 64)、977)のように、または求核的置換反応(J.Chem.Soc. 942 、381、J.Heterocycl.Chem.15(1978)、1 513)のように遷移金属触媒の存在下に、不活性溶媒中で行なわれる。 またYnがCRa=CRbを意味する場合の化合物Iは、式IIdのベンジル燐 化合物を、塩基の存在下、不活性溶媒中において、それ自体公知の態様で、ウィ ティッヒ反応またはウィティッヒ/ホーナー反応により、式IIIdのメチルピ ラゾロピリミジンと反応させることにより得られる。 式IIdのP#は、トリアリールホスホニウム基(例えばトリフェニルホスホ ニウムクロリド、トリフェニルホスホニウムブロミド)またはジアリルホスフィ ノ基(例えばジメチルホスフィノ、ジエチルホスフィノ、ジイソプロピルホスフ ィノ)を意味する。 この反応は、通常、−30℃から60℃、ことに0℃から40℃の温度で行な われる。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、 ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセトニト リル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケトン、 ジエチルケトン、t−ブチルメチルケトンのようなケトン類、メタノール、エタ ノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノー ルのようなアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ ドであって、ことにジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキ シド、ジメチルホルムアミドが好ましい。これらの混合溶媒も使用可能である。 適当な塩基は、一般的に無機化合物、例えばリチウムヒドロキシド、ナトリウ ムヒドロキシド、カリウムヒドロキシド、カルシウムヒドロキシドのようなアル カリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、リチウムオキシド、ナトリウムオキシ ド、カルシウムオキシド、マグネシウムオキシドのようなアルカリ金属、アルカ リ土類金属の酸化物、リチウムヒドリド、ナトリウムヒドリド、カリウムヒドリ ド、カルシウムヒドリドのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属水化物、リチ ウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミドのようなアルカリ金属、アルカ リ土類金属のアミド、リチウムカルボナート、カルシウムカルボナートのような アルカリ金属、アルカリ土類金属の炭酸塩、炭酸水素ナトリウムのようなアルカ リ金属、アルカリ土類金属の炭酸水素塩、有機金属化合物、ことにメチルリチウ ム、ブチルリチウム、フェニルリチウムのようなアルカリ金属アルキル、メチル マグネシウムクロリドのような塩化メチルマグネシウム、さらにナトリウムメト キシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシ ド、ジメトキシマグネシウムのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属のアルコ キシド、さらには有機塩基、例えばトリエチルアミン、トリイソプロピルエチレ ンアミン、N−メチルピペリジンのような三級アミン、コリジン、ルチジン、4 −ジメチルアミノピリジンのような非置換、置換ピリジン、さらに二環式アミン である。ことに、ナトリウムメトキシド、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウ ムヒドリド、カリウムカルボナート、ナトリウムヒドリドがことに好ましい。こ れら塩基は、一般的に過剰量で、また場合により溶媒として使用される。 出発材料は、一般的に相互に等モル量で使用されるが、収率に関連して、出発 材料IIdを化合物IIIdに対して過剰量または過少量で使用するのが好まし い場合もある。 化合物Iを製造するために必要な出発物質IIdは、諸文献から公知であるか 、あるいはこれに引用されている文献から公知の方法で製造され得る。 YnがCRa=CRbを意味する場合の化合物Iは、下式IIeのベンズアルデ ヒドを、塩基の存在下、不活性有機溶媒中において、ウィティッヒ反応またはホ ルナー/ウィティッヒ反応による、それ自体公知の態様、上述した方法と類似の 態様で、下式IIIeのピラゾロピリミジン燐化合物と反応させることにより得 られる。 式IIIe中のP#は、トリアリールホスホニウム基(例えばトリフェニルホ スホニウムクロリド、トリフェニルホスホニウムブロミド)またはジアリルホス フィノ基(例えばジメチルホスフィノ、ジエチルホスフィノ、ジイソプロピルホ スフィノ)を意味する。この反応は−30℃から60℃、ことに0℃から40℃ において行なわれる。 適当な溶媒は、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルのような 脂肪族炭化水素、トルエン、o−、m−、p−キシレンのような芳香族炭化水素 、メチレンクロリド、クロロホルム、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水 素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、 ジオキサン、アニソール、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセト ニトリル、プロピオニトリルのようなニトリル類、アセトン、メチルエチルケト ン、ジエチルケトン、t−ブチルメチルケトンのようなケトン類、メタノール、 エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタ ノールのようなアルコール類、さらにはジメチルスルホキシド、ジメチルホルム アミドであって、ことにジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルスル ホキシド、ジメチルホルムアミドが好ましい。上述各アルコールの混合溶媒も使 用され得る。 また適当な塩基は、一般的に無機化合物、例えばリチウムヒドロキシド、ナト リウムヒドロキシド、カリウムヒドロキシド、カルシウムヒドロキシドのような アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、酸化リチウム、酸化ナトリウム、 酸化カルシウム、酸化マグネシウムのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の 酸化物、リチウムヒドリド、ナトリウムヒドリド、カリウムヒドリド、カルシウ ムヒドリドのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属の水化物、リチウムアミド 、ナトリウムアミド、カリウムアミドのようなアルカリ金属アミド、リチウムカ ルボナート、カルシウムカルボナートのようなアルカリ金属、アルカリ土類金属 の炭酸塩、炭酸水素ナトリウムのような炭酸水素アルカリ金属、その他の有機金 属化合物、ことにメチルリチウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムのような アルカリ金属アルキル、メチルマグネシウムクロリドのようなアルキルマグネシ ウムハロゲン化物、さらにナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ ウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド、ジメトキシマグネシウムのようなア ルカリ金属、アルカリ土類金属のアルコキシド、さらに有機塩基、例えばトリメ チルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチルアミン、N−メチルピ ペリジンのような三級アミン、コリジン、ルチジン、4−ジメチルアミノピリジ ンのような非置換、置換ピリジン、さらには二環アミンである。ことに、ナトリ ウムメトキシド、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムヒドリド、カリウムカ ルボナートが好ましい。これらの塩基は、一般的に、過剰量で、または溶媒とし て使用される。 出発材料は、一般的に、相互に等モル量で使用されるが、化合物IIeを、化 合物IIIeに対して、過剰量もしくは過少量で使用するのが有利である場合も ある。 化合物Iを製造するのに必要な出発物質IIeは、文献から公知(ヨーロッパ 特願公開499823号、544587号、621277号各公報)であるか、 またはこれに引用されている文献に記載されている方法により製造され得る。ま た化合物Iを製造するために必要な他方の出発物質IIIeは、対応する式II Icのピラゾロピリミジニルメチルハロゲン化物から、公知方法(Synthe sis 8(1992)743、Indian J.Chem.22(1983 )、1050)によりホスホリル化することにより得られる。 反応混合物は、慣用の方法、例えば水との混合、相分離、場合により粗生成物 のクロマトグラフィーによる精製で後処理される。中間生成物および最終生成物 は、場合により無色もしくは淡褐色の粘稠油状体として得られるが、これは揮発 性分除去により分離され、または減圧、穏和な加熱下に精製される。また中間生 成物、最終生成物が固体として得られる場合には、精製は再結晶、温浸によって も行なわれ得る。 またYnがOCH2を意味する場合の化合物Iは、式IIa.1の対応するア ルコールおよび下式VIフタリドから出発して、以下の反応式に示されるように 、ことに有利に使用され得る。 アルコールIIa.1とフタリドVIの反応は、ヨーロッパ特願公開4937 11号公報に記載されている条件下において行なわれる。これにより得られる安 息香酸VIIは、中間生成物としてのカルボニルハロゲン化物VIIIを経て、 対応するシアノカルボニルIXに転化される。 シアノカルボニルIXから出発して、ピンナー反応(Angew.Chem.94 (1982)、1)により、対応するα−ケトエステルXが得られ、あるい は加水分解(J.Med.Chem.20(1977)791)により対応する α−ケトカルボン酸XIが得られ、これら化合物X、XIは、共に Synthesis1978、622に記載されるアミド化により化合物XII に転化される。 上記α−ケトエステルXまたはα−ケトアミドXIIは、公知方法(ヨーロッ パ特願公開348766号、同178826号、***同3623921号、同3 705389号各公報)により、対応する化合物Iに転化され得る。 基R′の合成は、基本的には各公知方法により行なわれ得る。すなわち、 R′がH3CO−CO−●=CHOCH3を意味する場合の化合物Iは、例えば ヨーロッパ特願公開178826号、同226917号、同242081号、同 278595号各公報に記載されている方法により得られる。 R′がH3CO−CO−●=NOCH3を意味する場合の化合物Iは、ヨーロッ パ特願公開253213号、同254426号各公報に記載されている方法によ り得られる。 R′がH3CNH−CO−●=CHOCH3、H3CHN−CO−●=NOCH3 またはH2N−CO−●=NOCH3を意味する場合の化合物Iは、ヨーロッパ特 願公開398692号、同463488号各公報に記載されている方法により得 られる。 R′がH3CO−CO−●=CHCH3またはH3CO−CO−●−CHCH2C H3を意味する場合の化合物Iは、ヨーロッパ特願公開513580号公報に記 載されている方法により得られる。 R′がH3C−CO−●=NOCH3またはH3CCH2−CO−●=NOCH3 を意味する場合の化合物Iは、ヨーロッパ特願公開498188号公報に記載さ れている方法により得られる。 R′がN(OCH3)−CO2CH3、N(CH3)−CO2CH3またはN(CH2 CH3)−CO2CH3を意味する場合の化合物Iは、ヨーロッパ特願公開498 396号、PCT特願公開93/15046号各公報に記載されている方法によ り得られる。 R′がCH(OCH3)−CO2CH3またはCH(OCH3)−CONHCH3 を意味する場合の化合物Iは、***特願4432336.0号明細書に記載され ている方法により得られる。 さらに、R′が基R′.1、R′.2、R′.3、またはR′.4を意味する 場合の化合物Iは、PCT特願公開94/22844号公報に記載されている方 法により得られる。 上述した各式において示された包括的用語は以下のように置換され、また具体 的には以下の置換基を総称する。すなわち、 ハロゲンは、例えば弗素、塩素、臭素、沃素を総称し、 アルキルは炭素原子数1から4、6または10の、飽和、直鎖もしくは分岐炭 化水素、ことにC1−C6アルキルを意味し、例えばメチル、エチル、プロピル、 1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1 −ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチ ルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1 −ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メ チルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブ チル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブ チル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、 2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチル プロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル を総称する。 ハロアルキルは、炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐アル キル(上述)であって、これらの水素原子が、部分的もしくは完全に、前述した ハロゲン原子により置換されている基であって、例えばC1−C2ハロアルキル、 ことにクロロメチル、ブロモメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフ ルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロ メチル、クロロジフルオロメチル、1−クロロエチル、1−ブロモエチル、1− フルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2 −トリフルオロエチル、2−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2 −ジフルオロエチル、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル、2,2,2−ト リクロロエチル、ペンタフルオロエチルを総称する。 アルコキシは炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐アルキル (上述)であって、炭素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基を意味 し、 ハロアルコキシは、炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐ハ ロアルキル(上述)であって、炭素原子(−O−)を介して骨格に結合されてい る基を意味し、 アルキルチオは、炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐アル キル(上述)であって、硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されている基を 意味し、 ハロアルキルチオは、炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐 ハロアルキル(上述)であって、硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されて いる基を意味し、 アルキルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキル(上述) であって、アミノ基(−NH−)または基−NY1−または−NZaを介して骨格 に結合されている基を意味し、 ジアルキルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ジアルキル(上 述)であって、両アルキルが相互に無関係に、窒素原子(−N−)を介して骨格 に結合されている基を意味し、 アルキルカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキル(上 述)であって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合されている基を意 味し、 アルキルカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキ ル(上述)であって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介して骨格に結合さ れている基を意味し、 アルキルカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキ ル(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を介して骨格に結合 されている基を意味する。 アルコキシカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキル( 上述)であって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合されている基を 意味し、 ハロアルコキシカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ハロア ルコキシ(上述)であって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合され ている基を意味する。 アルキルチオカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキル チオ(上述)であって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合されてい る基を意味し、 ハロアルキルチオカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ハロ アルキルチオ(上述)であって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合 されている基を意味し、 アルキルアミノカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アルキ ルアミノであって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合されている基 を意味し、 ジアルキルアミノカルボニルは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ジア ルキルアミノであって、カルボニル基(−CO−)を介して骨格に結合されてい る基を意味し、 アルコキシカルボニルオキシは、アルコキシ(上述)であって、カルボニルオ キシ基(−CO2−)を介して骨格に結合されている基を意味し、 ハロアルコキシカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐 ハロアルコキシであって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介して骨格に結 合されている基を意味し、 アルキルチオカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ア ルキルチオ(上述)であって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介して骨格 に結合されている基を意味し、 ハロアルキルチオカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分 岐ハロアルキルチオ(上述)であって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介 して骨格に結合されている基を意味し、 アルキルアミノカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐 アルキルアミノ(上述)であって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介して 骨格に結合されている基を意味し、 ジアルキルアミノカルボニルオキシは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分 岐ジアルキルアミノ(上述)であって、カルボニルオキシ基(−CO2−)を介 して骨格に結合されている基を意味し、 アルコキシカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐アル コキシ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を介して骨格に 結合されている基を、 ハロアルコキシカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐 ハロアルコキシ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を介し て骨格に結合されている基を意味する。 アルキルチオカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐ア ルキルチオ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を介して骨 格に結合されている基を、 ハロアルキルチオカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分 岐ハロアルキルチオ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を 介して骨格に結合されている基を、 アルキルアミノカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分岐 アルキルアミノ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を介し て骨格に結合されている基を、 ジアルキルアミノカルボニルアミノは、炭素原子数1から4の直鎖もしくは分 岐ジアルキルアミノ(上述)であって、カルボニルアミノ基(−CONH−)を 介して骨格に結合されている基を意味する。 アルケニルは2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位置に二重 結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基を意味し、例えばC2−C6 アルケニル、ことにエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メチルエ テニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペ ニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−ペンテ ニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−1−ブ テニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メチル− 3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、 1,1−ジメチル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−1−プロペニル、1, 2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−プロペニル、1−エチル−2 −プロペニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセ ニル、5−ヘキセニル、1−メチル−1−ペンテニル、2−メチル−1−ペンテ ニル、3−メチル−1−ペンテニル、4−メチル−1−ペンテニル、1−メチル −2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル 、4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3 −ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1 −メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペ ンテニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1 ,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−1−ブテニル、1,2−ジ メチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチル− 1−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテ ニル、2,2−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−1−ブテニル、2 ,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、3,3−ジ メチル−1−ブテニル、3,3−ジメチル−2−ブテニル、1−エチル−1−ブ テニル、1−エチル−2−ブテニル、1−エチル−3−ブテニル、2−エチル− 1−ブテニル、2−エチル−2−ブテニル、2−エチル−3−ブテニル、1,1 ,2−トリメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2−プロペニル 、1−エチル−2−メチル−1−プロペニル、1−エチル−2−メチル−2−プ ロペニルを総称する。 アルケニルオキシは、2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位 置に二重結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基(上述)であって 、酸素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基を、 アルケニルチオは、2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位置 に二重結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基(上述)であって、 硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されている基を、 アルキニル基は、2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位置に 三重結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基を意味し、例えばC2 −C6アルキニル、ことにエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブ チニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、1−ペン チニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−2− ブチニル、1−メチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、3−メチル −1−ブチニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、1−エチル−2−プロピ ニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5 −ヘキシニル、1−メチル−2−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、1 −メチル−4−ペンチニル、2−メチル−3−ペンチニル、2−メチル−4−ペ ンチニル、3−メチル−1−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル、4−メ チル−1−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチニル、1,1−ジメチル−2− ブチニル、1,1−ジメチル−3−ブチニル、1,2−ジメチル−3−ブチニル 、2,2−ジメチル−3−ブチニル、3,3−ジメチル−1−ブチニル、1−エ チル−2−ブチニル、1−エチル−3−ブチニル、2−エチル−3−ブチニル、 1−エチル−1−メチル−2−プロピニルを総称する。 アルキニルオキシは、2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位 置に三重結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基(上述)であって 、酸素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基を、 アルキニルチオは、2または3から6または10個の炭素原子と、任意の位置 に三重結合を有する、不飽和、直鎖もしくは分岐炭化水素基(上述)であって、 硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されている基を、 シクロアルキルは、3から6、8または12個の炭素環員を有する単環アルキ ル基を意味し、例えばC3−C8シクロアルキル、ことにシクロプロピル、シクロ ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルを 総称する。 シクロアルコキシは、3から6、8または12個の炭素環員を有する単環アル キル基(上述)であって、酸素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基 を、 シクロアルキルチオは、3から6、8または12個の炭素環員を有する単環ア ルキル基(上述)であって、硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されている 基を意味する。 ヘテロ環(複素環)基は、炭素原子のほかに、酸素、硫黄、窒素の中から選択 されるヘテロ原子を環員として有する。飽和または部分的不飽和の環式基、例え ば炭素環員のほかに、1から3個の窒素原子および/または1個の酸素もしくは 硫黄原子、または1もしくは2個の酸素原子および/または硫黄原子を有する基 を意味し、例えば5員もしくは6員のヘテロ環基、例えば2−テトラヒドロフラ ニル、3−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロチエニル、3−テトラヒド ロチエニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、3−イソオキサゾリジニル 、4−イソオキサゾリジニル、5−イソオキサゾリジニル、3−ピラゾリジニル 、4−ピラゾリジニル、5−ピラゾリジニル、2−オキサゾリジニル、4−オキ サゾリジニル、5−オキサゾリジニル、2−チアゾリジニル、4−チアゾリジニ ル、5−チアゾリジニル、2−イミダゾリジニル、4−イミダゾリジイル、1, 2,4−オキサジアゾリジニル−3、1,2,4−オキサジアゾリジニル−5、 1,2,4−チアジアゾリジニル−3、1,2,4−チアジアゾリジニル−5、 1,2,4−トリアゾリジニル−3、1,3,4−トリアゾリジンジニル−2、 2,3−ジヒドロ−2−フラニル、2,3−ジヒドロ−3−フラニル、2,4− ジヒドロ−2−フラニル、2,4−ジヒドロ−3−フラニル、2,3−ジヒドロ チエニル−2、2,3−ジヒドロチエニル−3、2,4−ジヒドロチエニル−2 、2,4−ジヒドロチエニル−3、2,3−ピロリニル−3、2,3−ピロリニ ル−4、2,4−ピロリニル−2、2,4−ピロリニル−3、2,3−イソオキ サゾリニル−3、3,4−イソオキサゾリニル−3、4,5−イソオキサゾリニ ル−4、2,3−イソオキサゾリニル−5、3,4−イソオキサゾリニル−5、 4,5−イソオキサゾリニル−5、2,3−イソチアゾリニル−3、3,4−イ ソチアゾリニル−3、4,5−イソチアゾリニル−4、2,3−イソチアゾリニ ル−5、3,4−イソチアゾリニル−5、4,5−イソチアゾリニル−5、2, 3−ジヒドロピラゾリル−1、2,3−ジヒドロピラゾリル−2、2,3−ジヒ ドロピラゾリル−3、2,3−ジヒドロピラゾリル−4、2,3−ジヒドロピラ ゾリル−5、3,4−ジヒドロピラゾリル−1、3,4−ジヒドロピラゾリル− 3、3,4−ジヒドロピラゾリル−4,3,4−ジヒドロピラゾリル−5、 4,5−ジヒドロピラゾリル−1、4,5−ジヒドロピラゾリル−3、4,5− ジヒドロピラゾリル−4、4,5−ジヒドロピラゾリル−5、2,3−ジヒドロ オキサゾリル−2、2,3−ジヒドロオキサゾリル−3、2,3−ジヒドロオキ サゾリル−4、2,3−ジヒドロオキサゾリル−5、3,4−ジヒドロオキサゾ リル−2、3,4−ジヒドロオキサゾリル−3、3,4−ジヒドロオキサゾリル −4、3,4−ジヒドロオキサゾリル−5、3,4−ジヒドロオキサゾリル−2 、3,4−ジヒドロオキサゾリル−3、3,4−ジヒドロオキサゾリル−4、2 −ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、1,3−ジオキサニル −5、2−テトラヒドロピラニル、4−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒド ロチエニル、3−テトラヒドロピリダジニル、4−テトラヒドロピリダジニル、 2−テトラヒドロチエニル、3−テトラヒドロピリダジニル、4−テトラヒドロ ピリダジニル、2−テトラヒドロピリミジニル、4−テトラヒドロピリミジニル 、5−テトラヒドロピリミジニル、2−テトラヒドロピラジニル、1,3,5− テトラヒドロトリアジニル−2、1,2,4−テトラヒドロトリアジニル−3を 総称する。 ヘテロ環オキシ基は、ヘテロ環基(上述)であって、酸素原子(−O−)によ り骨格に結合されている基を、 ヘテロ環チオ基は、ヘテロ環基(上述)であって、硫黄原子(−S−)を介し て骨格に結合されている基を、 アリールは、6から14個の炭素環員を有する単環から3環の芳香族環基を意 味し、例えばフェニル、ナフチル、アントラセニルを総称する。 アリールアルキルは、6から14個の炭素環員を有する単環から3環の芳香族 環基(上述)であって、炭素原子数1から4、6または10の直鎖もしくは分岐 アルキルを介して骨格に結合されている基を、 アリールオキシは、6から14個の炭素環員を有する単環から3環の芳香族環 基(上述)であって、酸素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基を、 アリールアルコキシは、アリールアルキル(上述)であって、酸素原子(−O −)を介して骨格に結合されている基を、 アリールチオは、6から14個の炭素環員を有する単環から3環の芳香族環基 (上述)であって、硫黄原子(−S−)を介して骨格に結合されている基を意味 する。 ヘテロアリールは、炭素環員のほかに、酸素、硫黄、窒素の中から選択される ヘテロ原子を有する芳香族環であって、 1から4個の窒素原子または1から3個の窒素原子と1個の硫黄もしくは酸 素原子を有する5員のヘテロアリール 、例えば2−フリル、3−フリル、2−チ エニル、3−チエニル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−イソオキサゾリル、 4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、3−イソチアゾリル、4−イソ チアゾリル、5−イソチアゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、1, 2,4−オキサジアゾリル−3、1,2,4−オキサジアゾリル−3、1,2, 4−オキサジアゾリル−5、1,2,4−トリアゾリル−3、1,3,4−オキ サジアゾリル−2、1,3,4−トリアゾリル−2を総称し、また 1から3個の窒素原子または1個の窒素原子と1個の酸素もしくは硫黄原子 を有するベンゾ縮合5員ヘテロアリール であって、隣接する2個の炭素環員また は1個の窒素原子と隣接する炭素環員が、ブタ−1,3−ジエン−1,4−ジイ ル基によりブリッジされている基を包含し、さらに 1から4個の窒素原子を有し、窒素原子を介して結合されている5員ヘテロ アリール、または1から3個の窒素原子を有し、窒素原子を介して結合されてい るベンゾ縮合5員ヘテロアリール であって、隣接する2個の炭素環員または窒素 原子 と隣接する炭素環員がブタ−1,3−ジエン−1,4−ジイル基によりブ リッ ジされており、かつ窒素環員の1個を経て骨格に結合されている基を包含 し、 さらに、1から3個または1から4個の窒素原子を環員として有する6 員の ヘテロアリール、例えば2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニ ル、 3−ピリダジニル、4−ピリダジニル、2−ピリミジニル、4−ピリミジ ニル 、5−ピリミジニル、2−ピラジニル、1,3,5−トリアジニル−2、 1, 2,4−トリアジニル−3を包含する。 ヘテロアリールアルキルは、ヘテロアリール基(上述)であって、炭素原子数 4、6または10の直鎖もしくは分岐アルキルを介して骨格に結合されている基 を、 ヘテロアリールオキシは、ヘテロアリール基(上述)であって、酸素原子(− O−)を介して骨格に結合されている基を、 ヘテロアリールアルコキシは、ヘテロアリールアルキル(上述)であって、酸 素原子(−O−)を介して骨格に結合されている基を、 ヘテロアリールチオは、ヘテロアリール(上述)であって、硫黄原子(−S− )を介して骨格に結合されている基を意味する。 アルキル、アルケニル、アルキニル基に関して非置換ないし置換と称する附加 語は、これらの基が、部分的もしくは完全にハロゲン化(すなわちこれら基の水 素原子が、部分的もしくは完全に、同じまたは異なる上述ハロゲン原子(ことに 弗素、塩素、臭素)により置換)されていてもよく、かつ/または1から3個( 好ましくは1個)の以下の置換基を持っていてもよいことを意味する。 この置換基は、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ホルミル、カルボキ シル、アミノカルボニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロア ルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニル、アルコ キシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニル、ジア ルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルア ミノ、アルキルカルボニル−N−アルキルアミノ、アルキルカルボニル−N−ア ルキルアミノであって、これらのアルキル基部分は、1から6個、ことに1から 4個の炭素原子を有するのが好ましい。 上記置換基は、さらにシクロアルキル、シクロアルコキシ、シクロアルキルチ オ、シクロアルキルアミノ、シクロアルキル−N−アルキルアミノ、ヘテロ環、 ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、ヘテロ環アミノ、ヘテロ環−N−アルキルアミ ノであって、これらは非置換であっても、通常の基により置換されていてもよく 、3から12の環員、好ましくは2から8、ことに3から6の環員を有し、アル キル基部分は1から6個、ことに1から4個の炭素原子を有するのが好ましい。 上記置換基は、さらにアリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールア ミノ、アリール−N−アルキルアミノ、アリールアルコキシ、アリールアルキル チオ、アリールアルキルアミノ、アリールアルキル−N−アルキルアミノ、ヘテ ロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキルチオ、ヘテロアリ ールアルキルアミノ、ヘテロアリールアルキル−N−アルキルアミノであって、 非置換であっても、通常の基により置換されていてもよく、6から10の環員、 ことに6の環員(フェニル)を有し、ことにヘテロアリールの場合、5または6 の環員を有し、アルキル基部分は1から6個、ことに1から4個の炭素原子を有 するのが好ましい。 また、環式(飽和、不飽和または芳香族)基に関して、非置換もしくは置換と 称する附加語は、これらの基が、部分的もしくは完全にハロゲン化(すなわち、 これらの基の水素原子が部分的もしくは完全に、同じまたは異なる上述ハロゲン 原子(好ましくは、弗素、塩素、臭素、ことに弗素、塩素)により置換されてい てもよく、かつ/もしくは1から4個、ことに1から3個の以下の基、 すなわち、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、カルボニル、アミノカル ボニル、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルケニルオ キシ、ハロアルケニルオキシ、アルキニル、ハロアルキニル、アルキニルオキシ 、ハロアルキニルオキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロア ルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニル、アルコ キシカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルアミノカルボニル、ジア ルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルア ミノ、アルキルカルボニルアミノ−N−アルキルアミノ、カルボニルアミノ−N −アルキルアミノ(これらのアルキル基部分は、1から6個、ことに1から4個 の炭素原子、アルケニルもしくはアルキニル基部分は2から8個、ことに2から 6個、とくに2から4個の炭素原子を持っているのが好ましい)を持っていても よく、かつ/もしくは、1から3個、ことに1個の以下の基、すなわち シクロアルキル、シクロアルコキシ、シクロアルキルチオ、シクロアルキルア ミノ、シクロアルキル−N−アルキルアミノ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテ ロ環チオ、ヘテロ環アミノ、ヘテロ環−N−アルキルアミノ(非置換であっても 通常の基で置換されていてもよく、環基部分は、3から12、ことに2から8、 とくに3から6の環員を、アルキル基部分は1から6個、ことに1から4個の炭 素原子を持っているのが好ましい)を持っていてもよく、さらに アリール、アリールチオ、アリールアミノ、アリール−N−アルキルアミノ、 アリールアルコキシ、アリールアルキルチオ、アリールアルキルアミノ、アリー ルアルキル−N−アルキルアミノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘ テロアリールチオ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリール−N−アルキルアミ ノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキルチオ、ヘテロアリールアル キルアミノ、ヘテロアリールアルキル−N−アルキルアミノ(非置換であっても 、通常の基で置換されていてもよく、アリールの場合には、6から10の、こと に6の環員(フェニル)を、ヘテロアリールの場合には5または6の環員を、 これらのアルキル基部分は1から6個、ことに1から4個の炭素原子を持って いるのが好ましい)を持っていてもよく、かつ/もしくは、1または2個、こと に1個の以下の基、すなわちホルミルまたはCRi=NORiiを持っていてもよ い。ただし、Riは水素またはアルキル、Riiはアルキル、アルケニル、アルキ ニルまたはアリールアルキルを意味し、上述炭化水素基は1個または3から6個 の、ことに1から4個の炭素原子を持っているのが好ましく、アリールは、こと に、非置換または通常の基で置換されているフェニル基またはその隣接両炭素原 子が以下のブリッジを有するフェニル基であるのが好ましい。すなわちC3−C5 アルキレン、C3−C5アルケニレン、オキシ−C2−C4アルキレン、オキシ−C1 −C3−アルキレンオキシ、オキシ−C2−C4アルケニレン、オキシ−C2−C4 アルケニレンオキシまたはブタジエンジイルであって、これらがまた部分的また は完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/または1から3個の、ことに1も しくは2個の以下の置換基、すなわちC1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル 、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオを持っ ていてもよい。 前述および上述の通常の基と称するのは、ことにハロゲン、シアノ、ニトロ、 C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロ アルコキシ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4 アルキルチオのような置換基を意味する。 式Iのピラゾロ〔1,5a〕ピリミジンは、その生物学作用にかんがみて、そ の置換基が以下の意味を有するのがことに好ましい。すなわち、 R1、R3は水素、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、さらに C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハ ロアルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、アリール、 アリール−C1−C4アルキル、アリールオキシ、アリール−C1−C4アルコキシ 、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C1−C4アルキル、ヘテロ アリールオキシ、ヘテロアリール−C1−C4アルコキシ、ヘテロアリールチオ、 さらに NRcd、NRcNRde、CO−Rc、CO−NRcd、O−CO−Rc、O −CO2−Rc、O−CO−NRcd、NRc−CO−Rd、NRc−CO2−Rd、 NRc−CO−NRdeを意味するのが好ましい。 R2は水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6 アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリ ール、ヘテロアリールオキシ、CO−Rc、CO2−Rc、CRf=NORgを、 R4は水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、さらに C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、C1− C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、アリール、アリール−C1−C4 アルキル、アリールオキシ、アリール−C1−C4アルコキシ、アリールチオ、ヘ テロアリール、ヘテロアリール−C1−C4アルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘ テロアリール−C1−C4アルコキシ、ヘテロアリールチオ、さらに NRcd、CO−Rc、CO2−Rc、CRf=NORgを意味するのが好ましい 。 このRc、Rd、Reは、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3− C6アルキニル、アリール、アリール−C1−C4アルキル、ヘテロアリール、ヘ テロアリール−C1−C4アルキルを意味する。 Rfは、水素、シアノ、ハロゲン、さらに C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C3 −C6アルケニル、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルケニルチオ、C3− C6アルキニル、C3−C6アルキニルオキシ、C3−C6アルキニルチオを意味す るが、これらは部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、また1から3 個の以下の基、すなわちシアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロア ルコキシ、C1−C4ハロアルキルチオ、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シク ロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオ キシを持っていてもよく、またこれら環式置換基自体が、部分的または完全ハロ ゲン化されていてもよく、また1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニト ロ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4 ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C1−C4ハロアルキルチオ、C1 −C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノを持っていてもよい。 RfはさらにC3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキルオキシ、C3− C6シクロアルキルチオ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオを意味する が、これらは部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、また1から3個 の以下の基、すなわちシアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1 −C4ハロアルキルチオ、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルコキシ 、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシを持って いてもよく、これら環式置換基自体が、部分的または完全にハロゲン化されてい てもよく、また1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4ア ルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ 、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ 、ジ−C1−C4アルキルアミノを持っていてもよい。 Rgは水素、さらに C1−C10アルキル、C3−C10アルケニルまたはC3−C10アルキニルを意味 するが、これらは、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、また1か ら3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシ、C1 −C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1 −C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルカルボ ニル、C1−C4アルキルカルボニルオキシ、C1−C4アルキルカルボニルアミノ 、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4ハロアルコキシカルボニル、C1− C4アルキルチオカルボニル、C1−C4ハロアルキルチオカルボニル、C1−C4 アルキルアミノカルボニル、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニル、C1−C4 アルコキシチオカルボニルオキシ、C1−C4ハロアルコキシチオカルボニルオキ シ、C1−C4アルキルチオカルボニルオキシ、C1−C4ハロアルキルチオカルボ ニルオキシ、C1−C4アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ−C1−C4アルキル アミノカルボニルオキシ、C1−C4アルコキシカルボニルアミノ、C1−C4ハロ アルコキシカルボニルアミノ、C1−C4アルキルチオカルボニルアミノ、C1− C4ハロアルキルチオカルボニルアミノ、C1−C4アルキルアミノカルボニルア ミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニルアミノ、C3−C6シクロアルキル 、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘ テロアリールオキシを持っていてもよく、これら環式置換基自体が、部分的また は完全にハロゲン化されていてもよく、また1から3個の以下の基、すなわち、 シアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキ シ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチ オ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノを持っていてもよい 。 RgはさらにC3−C6シクロアルキル、ヘテロ環、アリールまたはヘテロアリ ールを意味するが、これらは部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、 また1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシ、 C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、 C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルカル ボニル、C1−C4アルキルカルボニルオキシ、C1−C4アルキルカルボニルアミ ノ、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4ハロアルコキシカルボニル、C1 −C4アルキルチオカルボニル、C1−C4ハロア ルキルチオカルボニル、C1−C4アルキルアミノカルボニル、ジ−C1−C4アル キルアミノカルボニル、C1−C4アルコキシチオカルボニルオキシ、C1−C4ハ ロアルコキシチオカルボニルオキシ、C1−C4アルキルチオカルボニルオキシ、 C1−C4ハロアルキルチオカルボニルオキシ、C1−C4アルキルアミノカルボニ ルオキシ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニルオキシ、C1−C4アルコキシ カルボニルアミノ、C1−C4ハロアルコキシカルボニルアミノ、C1−C4アルキ ルチオカルボニルアミノ、C1−C4ハロアルキルチオカルボニルアミノ、C1− C4アルキルアミノカルボニルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニル アミノ、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、アリ ールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシを持っていてもよく、これ ら環式置換基自体が、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、また1 から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1−C4 ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキ ルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4ア ルキルアミノを持っていてもよい。 式Iの化合物としては、その生物学的作用にかんがみて、nがI、R′がH3 CO−CO−●=CHOCH3を意味する場合の化合物I.Aがことに好ましい 。 ことに、R′′mが水素、ハロゲン(ことに塩素)、C1−C2アルキル(こと にメチル)、C1−C2ハロアルキル(ことにトリフルオロメチル)、C1−C2ア ルコキシ(ことにメトキシ)を意味する場合の化合物I.Aも好ましい。 ことに、YがOCH2、SCH2、O、CH=CH、C≡CまたはCH2O(こ とに、O、OCH2、CH2O、CH=CH、C≡O)を意味する場合の化合物I .Aも好ましい。 ことに、R1、R2、R3、R4が水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルコキシカルボニルを意味する場合の化合 物I.Aも好ましい。 化合物Iとしては、その生物学的作用にかんがみて、nが1、R′がH3CO −CO−●=NOCH3を意味する場合の化合物I.Bがことに好ましい。 ことに、R′′mが水素、ハロゲン(ことに塩素)、C1−C2アルキル(こと にメチル)、C1−C2ハロアルキル(ことにトリフルオロメチル)、C1−C2ア ルコキシ(ことにメトキシ)を意味する場合の化合物I.Bが好ましい。 ことに、YがOCH2、SCH2、O、CH=CH、C≡CまたはCH2O(こ とに、O、OCH2、CH2O、CH=CH、C≡O)を意味する場合の化合物I .Bが好ましい。 ことに、R1、R2、R3、R4が水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルコキシカルボニル、フェニルを意味する 場合の化合物I.Bも好ましい。 化合物Iとしては、その生物学的作用にかんがみて、nが1、R′がH3CN H−●−NOCH3を意味する場合の化合物I.Cがことに好ましい。 ことに、R′′mが水素、ハロゲン(ことに塩素)、C1−C2アルキル(こと にメチル)、C1−C2ハロアルキル(ことにトリフルオロメチル)、C1−C2ア ルコキシ(ことにメトキシ)を意味する場合の化合物I.Cも好ましい。ことに 、YがOCH2、SCH2、O、CH=CH、C≡CまたはCH2O(ことに、O 、OCH2、CH2O、CH=CH、C≡O)を意味する場合の化合物I.Cも好 ましい。 ことに、R1、R2、R3、R4が水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルコキシカルボニル、フェニルを意味する 場合の化合物I.Cも好ましい。 化合物Iとしては、その生物学的作用にかんがみて、nが1、R′がH3CO −CO−●=CHCH3を意味する場合の化合物I.Dがことに好ましい。 ことに、R′′mが水素、ハロゲン(ことに塩素)、C1−C2アルキル(こと にメチル)、C1−C2ハロアルキル(ことにトリフルオロメチル)、C1−C2ア ルコキシ(ことにメトキシ)を意味する場合の化合物I.Dも好ましい。ことに 、YがOCH2、SCH2、O、CH=CH、C≡CまたはCH2O(ことに、O 、OCH2、CH2O、CH=CH、C≡CO)を意味する場合の化合物I.Dも 好ましい。 ことに、R1、R2、R3、R4が水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルコキシカルボニル、フェニルを意味する 場合の化合物I.Dも好ましい。 化合物Iとしては、その生物学的作用にかんがみて、nが1、R′≡がN(O CH3)−CO2CH3を意味する場合の化合物I.Eがことに好ましい。 ことに、R′′mが水素、ハロゲン(ことに塩素)、C1−C2アルキル(こと にメチル)、C1−C2ハロアルキル(ことにトリフルオロメチル)、C1−C2ア ルコキシ(ことにメトキシ)を意味する場合の化合物I.Eも好ましい。 ことに、YがOCH2、SCH2、O、CH=CH、C≡CまたはCH2O(こ とに、O、OCH2、CH2O、CH=CH、C≡O)を意味する場合の化合物I .Eも好ましい。 ことに、R1、R2、R3、R4が水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキ ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルコキシカルボニル、フェニルを意味する 場合の化合物I.Eも好ましい。 基Yおよび/または基R′の二重結合にかんがみて、化合物IはZまたはE形 態で存在し得る。従って、化合物Iの製造に際しては両異性体の混合物が形成さ れ得る。一般的に、生物学的作用に関し、基Yおよび/または基R′の二重結合 がE形態に存在する場合の化合物Iが好ましい。 ことに下表に掲記される化合物Iがその用途に関して好ましい。表中に置換基 として記載されている基は、それ自体(掲記されている組合せとは無関係に)置 換基のことに好ましい実施態様として考えられるべきである。 表1 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表2 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表3 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表4 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表5 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表6 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表7 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表8 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表9 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表10 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表11 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表12 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.A。 表13 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表14 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表15 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表16 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表17 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表18 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表19 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表20 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表21 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表22 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表23 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表24 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.B。 表25 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表26 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表27 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表28 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表29 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表30 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表31 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表32 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表33 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表34 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表35 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表36 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.C。 表37 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表38 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表39 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表40 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表41 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表42 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表43 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表44 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表45 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表46 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表47 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表48 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.D。 表49 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表50 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表51 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表52 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表53 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表54 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表55 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表56 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表57 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表58 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表59 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表60 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.E。 表61 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表62 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表63 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表64 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表65 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表66 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表67 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表68 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表69 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表70 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表71 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表72 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.F。 表73 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表74 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表75 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表76 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表77 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表78 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表79 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表80 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表81 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表82 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表83 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表84 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表85 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表86 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表87 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表88 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表89 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表90 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表91 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表92 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表93 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表94 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表95 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表96 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.H。 表97 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表98 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表99 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表100 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表101 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表102 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表103 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表104 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表105 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表106 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表107 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表108 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.K。 表109 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表110 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表111 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表112 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表113 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表114 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表115 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.G。 表116 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表117 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表118 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表119 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表120 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.L。 表121 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表122 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表123 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表124 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表125 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表126 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表127 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表128 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表129 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表130 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表131 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表132 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.M。 表133 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表134 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表135 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表136 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合 せが、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表137 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表138 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表139 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表140 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表141 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表142 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表143 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表144 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.N。 表145 式中のYが酸素、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表146 式中のYが硫黄、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、後 掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表147 式中のYが−NH−、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表148 式中のYがOCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表149 式中のYがSCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表150 式中のYがNHCH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表151 式中のYがCH2O、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表152 式中のYがCH2S、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが 、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表153 式中のYがCH2NH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表154 式中のYがCH2CH2、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表155 式中のYがCH=CH、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せ が、後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表156 式中のYがC≡C、R′′mが水素、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、 後掲の表Aの各行に対応する化合物I.O。 表6 式中のR′′mが --- 、置換基R1、R2、R3、R4の組合せが、下表Aの 各行に対応する化合物I.F。 本発明の式Iの化合物は、昆虫類、ダニ類、および線虫類等の有害菌類および 有害動物の防除に好適に用いられる。これらは農作物の保護、および衛生、在庫 保護および獣医学の各方面において殺菌剤および殺虫剤として用いられる。 害虫には次のものがある。すなわち、 鱗翅目(Lepidoptera)の害虫には例えばアドキソフィエス・オラ ナ(Adoxophyes orana)、アグロテス・イプシロン(Agro tis ypsilon)、アグロテス・セゲタム(Agrotis sege tum)、アラバマ・アルジラセア(Alabama argillacea) 、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis )、アルジレスチア・コンジュゲラ(Arggresthia conjuge lla)、オートグラファ・ガマ(Autographa gamma)、カコ エシア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カプア・レチキュ ラナ(Capua reticulana)、チョリストネウラ・フミフェラナ (Choristoneura fumiferana)、チロ・パルテルス( Chilo partellus)、チョリストネウラ・オクシデンタリス(C horistoneura occidentalis)、シルピス・ウニプン クタ(Cirphis unipuncta)、クナファロクロシス・メディナ リス(Cnaphalocrocis medinalis)、クロシドロ ミア・ビノタリス(Crocidolomia binotalis)、チデイ ア・ポモネーラ(Cydia pomonella)、デンドロリマス・ピニ( Dendrolimus pini)、ダイアファニア・ニチダリス(Diap hania nitidalis)、ダイアトラエア・グランディオセーラ(D iatraea grandiosella)、エアリアス・インスラナ(Ea rias insulana)、エラスモパルパス・リグノセーラス(Elas mopalpus lignosellus)、オイポエシリア・アムピグエー ラ(Eupoecilia ambiguella)、フェルチア・サブテーラ ネア(Feltia subterranea)、グラホリタ・フネブラナ(G rapholita funebrana)、グラホリタ・モレスタ、(Gra pholita molesta)、ヘリオテス・アルミゲラ(Helioth is armigera)、ヘリオテス・ピレセンス(Heliothis v irescens)、ヘリオテス・ジー(heliothis zea)、ヘー ルラ・アンダリス(Hellula undalis)、ヒベルニア・デフォリ アリア(Hibernia defoliaria)、ヒファントリア・クネア (Hyphantria cunea)、ヒポノムータ・マリネラス(Hypo nomeuta malinellus)、ケイフェリア・リコペルシセーラ( Keifferia lycopersicella)、ラムブディナ・フィセ ラリア(Lambdina fiscellaria)、ラフィグマ・エクシグ ア(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・シテルラ(Leuco ptera scitella)、リソコレーチス・ブランカルデーラ(Lit hocolletis blancardella)、ロベシア・ボトラナ(L obesia botrana)、ロクソステーゲ・スティクティカリス(Lo xostege sticticalis)、リマントリア・ディスパー(Ly mantria dispar)、リマントリア・モナチャ(Lymantri a monacha)、リオネチア・クレルケーラ(Lyonetia cle rkella)、マンドゥカ・セクタ(Manduca sexta)、マラコ ソマ・ノイストリア (Malacosoma neustria)、マメストラ・ブラシーカエ(M amestra brassicae)、モキス・レパンダ(Mocis re panda)、オペロフテラ・ブルマータ(Operophthera bru mata)、オルギィア・プソイドツガタ(Orgyia pseudotsu gata)、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilali s)、パンデミス・ペパラナ(Pandemis heparana)、パノリ ス・フラメア(Panolis flammea)、ペクチノフォラ・ゴシィピ エーラ(Pectinophora gossypiella)、フトリマエア ・オペルキュレーラ(Phthorimaea operculella)、フ ィロチスティス・シトレーラ(Phyllochitis citrella) 、ピエリス・ブラシーカ(Pieris brassicae)、プラティペナ ・スカブラ(Plathypena scabra)、プラティノタ・ストゥル タナ(Platynota stultana)、プルテーラ・キシロステーラ (Plutella xylostella)、ピライス・シトリ(Prays citri)、ピライス・オレア(Prays oleae)、プロデニア・ スニア(Prodenia sunia)、プロデニア・オルニトガリ(Pro denia ornithogalli)、プソイドプルシア・インクルデンス (Pseudoplusia includens)、フィアシオニア・フルス トラナ (Phyacionia frustrana)、スクロビパルプラ・ アブソルタ(Scrobipalpula absoluta)、セサミア・イ ンフェレンス(Sesamia inferens)、スパルガノティス・ピレ リアナ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ・ フルジペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ ・リトラリス(Spodoptera littoralis)、スポドプテラ ・リチュラ(Spodoptera litura)、シレプタ・デロガタ(S yllepta derogata)、シナンテドン ミオパエフォラミス(S ynanthedon myopaeformis)、タウマトポエア・ピティ オカムパ(Thaumatopoea pityocampa)、ト リトリックス・ビリダナ(Tortrix viridana),トリコプルシ ア・ニ(Trichoplusia ni)、トリポリザ・インセルツラス(T ryporyza incertulas)、ザイラフェラ・カナデンシス(Z eiraphera canadensis)ガレリア・メロネラ(Galle ria mellonella)、シトトロガ・セレレーラ(Sitotrog a cerelella)、エフェスティア・カウテラ(Ephestia c autella)、ティネオラ・ビセリエラ(Tineola bissell iella)が属する。 鞘翅目(Coleoptera)としては例えばアグリオテス・リネアタス( Agriotes lineatus)、アグリオテス・オブスキュラス(Ag riotes obscurus)、アンソノムス・グランディス(Antho nomus grandis)、アンソノムス・ポモラム(Anthonomu s pomorum)、アピオン・フォラクス(Apion vorax)、ア トマリア・リネアリム(Atomaria linearis)、ブラストファ グス・ピニペルダ(Blastophagus piniperda)、カシィ ーダ・ネビュローサ(Cassida nebulosa)、セロトマ・トリフ ルカタ(Cerotoma trifurcata)、シュートリーンカス・ア ッシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、シュー トリーンカス・ナピ(Ceuthorrhynchus napi)、チャエト クネマ・ティビアリル(Chaetocnema tibialis)、コノデ ラス・ベスペルティナス(Conoderus vespertinus)、ク リオセリス・アスパラギー(Crioceris asparagi)、デンド ロクトヌス・レフィペンニス(Dendroctonus refipenni s)、ダイアブロティカ・ロンジコロニス(Diabrotica longi cornis)、ダイアブロティカ・12−プンクタタ(Diabrotica 12−punctata)、ダイアブロティカ・ビルジフェラ(Diabro tica virgifera)、エピラシュナ・バリベスティス(Epila chna varivestis)、エピ トリックス・ヒルティペニス(Epitrix hirtipennis)、オ イティノボスラス・ブラシリエンシス(Eutinobothrus bras iliensis)、ヒロビウス・アビエティス(Hylobius abie tis)、ヒペラ・ブルネイペニス(Hypera brunneipenni s)、ヒペラ・ポスティカ(Hypera postica)、イプス・ティポ グラファス(Ips typographus)、レマ・ビリネアタア(Lem a bilineata)、レマ・メラノプス(Lema melanopus )、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decem lineata)、リモニウス・カリフォルニカス(Limonius cal ifornicus)、リソルホプトラス・オリゾフィラス(Lissorho ptrus oryzophilus)、メラノタス・コミュニス(Melan otus communis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethe s aeneus)、メロロンタ・ヒポカスタニ(Melolontha hi ppocastani)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha m elolontha)、オンレマ・オリーザ(Onlema oryzae)、 オルティオリーンカス・サルカタス(Ortiorrhynchus sulc atus)、オルテゥオリーンカス・オバタス(Ortiorrhynchus ovatus)、ファエドン・コックレアリア(Phaedon cochl eariae)、フィロペルサ・ホルティコラ(Phyllopertha h orticola)、フィロフィガ・エスピー(Phyllophaga sp .)、フィロトレタ・クリソセファラ(Phyllotreta chryso cephala)、フィロトレタ・ネモラム(Phyllotreta nem orum)、フィロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta stri olata)、ポピーリア・ジャポニカ(Popillia japonica )、サイリオデス・ナピ(Psylliodes napi)、スコリツス・イ ントリカタス(Scolytus intricatus)、シトナ・リネアタ ス(Sitona lineatus)、ブルカス・ルフィマヌス (Bruchus rufimanus)、ブルカス・ピソラム(Bruchu s pisorum)、ブルカス・レンティス(Bruchus lentis )、シトフィラス・グラナリア(Sitophilus granaria)、 ラシオデルマ・セリコルネ(Lasioderma serricorne)、 オリザエフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surina mensis)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhyzopertha domin ica)、シトフィルス・オリザエ(Sitophilus oryzae)、 トリボリウム・カスタネウム(Tribolium castaneum)、ト ロゴデルマ・グラナリウム(Trogoderma granarium)、ザ ブロテス・サブファシアトス(Zabrotes subfasciatus) が属する。 双翅目(Diptera)としては例えばアナストレファ・ルーデンス(An astrepha ludens)、セラティティス・カピタタ(Cerati tis capitata)、コンタリニア・ソルジヒコラ(Contarin ia sorghicola)、ダカス・キュキュルビテア(Dacus cu curbitae)、ダカス・オレアレ(Dacus oleae)、ダシネウ ラ・ブラシーカ(Dasineura brassicae)、デリア・コアル クタタ(Delia coarctata)、デリア・ラディコム(Delia radicum)、ヒデレリア・グリセオラ(Hydrellia gris eola)、ヒーレミア・プラチュラ(Hylemyia platura)、 リリオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、リリオミザ・ トリフォリィ(Liriomyza trifolii)、マエティオラ・デス トラクター(Mayetiola destructor)、オルセオリア・オ リザエ(Orseolia oryzae)、オッシネーラ・フリット(Osc inella frit)、ペゴミア・ヒソシャーミ(Pegomya hys ocyami)、フォルビア・アンティカ(Phorbia antiqua) 、フォルビア・ブラシーカ(Phorbia brassicae)、フォレビ ア・コアルクタタ(Phorbia coarctata)、ラゴレティス・セラシ(Rhagoletis cer asi)、ラゴレティス・ポモネーラ(Rhagoletis pomonel la)、ティプラ・オレラセア(Tipula oleracea)、ティプラ ・パルドサ(Tipula paludosa)、アエデス・アエジプティ(A edes aegypti)、アエデス・ベキサンス(Aedes vexan s)、アノフェレス・マクリペニス(Anopheles maculipen nis)、クリソミア・ベツィアナ(Chrysomya bezziana) 、クリソミア・ホミニホラックス(Chrysomya hominivora x)、クリソミア・マセラリア(Chrysomya macellaria) 、コルディロビア・アントロポファガ(Cordylobia anthrop ophaga)、キュレツクス・ピピエンス(Culex pipiens)、 ファニア・カニキュラリス(Fannia canicularis)、ガステ ロフィラス・インティティナリス(Gasterophilus intest inalis)、グロシア・モルシタンス(Glossia morsitan s)、ヘマトビア・イリタンス(Haematobia irritans)、 ハプロディプロシス・エケストリス(Haplodiplosis eques tris)、ヒポデルマ・リネアタ(Hypoderma lineata)、 ルシリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルシリア・セリカタ (Lucilia sericata)、ムスカ・ドメスティカ(Musca domestica)、ムシーナ・スタビュランス(Muscina stab ulans)、オエストラス・オビス(Oestrus ovis)、タバナス ・ボビヌス(Tabanus bovinus)、シミュリウム・ダムノスム( Simulium damnosum)が属する。 総翅目(Thysanoptera)として例えばフランクリニエーラ・フス カ(Frankliniella fusca)、フランクリニエーラ・オクシ デンタリス(Frankliniella occidentalis)、フラ ンクリニエーラ・トリティシ(Frankliniella tritici)、ハプロトリプス・トリティシ(Haplothrips t ritici)、シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips ci tri)、スリップス・オリザエ(Thrips oryzae)、スリップス ・パルミ(Thrips palmi)、スリップス・タバシ(Thrips tabaci)が属する。 膜翅目(Hymentoptera)としては例えばアサリア・ロザエ(At halia rosae)、アタ・セファロテス(Atta cephalot es)、アタ・セックスデンス(Atta sexdens)、アタ・テキサナ (Atta texana)、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampa minuta)、ホプロカンパ・テスチュディネア(Hoplocampa t estudinea)、イリドミルメス・フミリス(Iridomyrmes humilis)、イリドミルメス・プルプレウス(Iridomyrmes purpureus)、モノモリウム・ハァラオニス(Monomorium pharaonis)、ソレノプシス・ゲミナタ(Solenopsis ge minata)、ソレノプシス・インビクタ(Solenopsis invi cta)、ソレノプシス・リヒテリ(Solenopsis richteri )が属する。 異翅亜目(Heteroptera)としては例えばアクロステルナム・ヒラ レ(Acrosternum hilare)、ブリサッス・ロイコプテラス( Blissus leucopterus)、シルトペルティス・ノタタス(C yrtopeltis notatus)、ディスデルカス・シングラタス(D ysdercus cingulatus)、ディスデルカス・インテルメディ アス(Dysdercus intermedius)、オイリーガスター・イ ンテグリセプス(Eurygaster integriceps)、オイチス タス・インピクティベントリス(Euchistus impictivent ris)、レプトグローサス・フィロープス(Leptoglossus ph yllopus)、リーガス・ヘスペルス(Lygus hesperus)、 リーガス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、リーガス・プ ラテンシス(Lygus pratensis)、ネザラ・ビリデゥラ(Nezara viridula )、ピエズマ・カドラタ(Piesma quadrata)、ソルベア・イン スラリス(Solubea insularis)、ティアンタ・ペルディトー ル(Thyanta perditor)が属する。 同翅亜目(Homoptera)には例えばアシルトシフォン・オノブリーシ ス(Acyrthosiphon onobrychis)、アシルトシフォン ・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アデルゲス・ラリシス (Adelges laricis)、アオニデエラ・アウランティ(Aoni diella aurantii)、アフィドラ・ナスチュルティ(Aphid ula nasturtii)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae )、アフィス・ゴシピ(Aphis gossypii)、アフィス・ポミ(A phis pomi)、アウラコルトム・ソラニ(Aulacorthum s olani)、ベミシア・タバキ(Bemisia tabaci)、ブラチー カウダス・カルデゥイ(Brachycaudus cardui)、ブレブコ リンネ・ブラシイーカ(Brevicoryne brassicae)、ダル ブルス・マイディス(Dalbulus maidis)、ドレフュシア・ノル ドマンニィアナエ(Dreyfusia nordmannianae)、ドレ フュシア・ピセェア(Dreyfusia piceae)、ドレフュシア・ラ ジコラ(Dreyfusia radicola)、エムポアスカ・ファバエ( Empoasca fabae)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)、ラオデルファクス・ストリアテラ(Laodelph ax striatella)、マクロシフム・アベナエ(Macrosiph um avenae)、マクロシフム・オイフォルビア(Macrosiphu m euphorbiae)、マクロシフム・ロザエ(Macrosiphum rosae)、メグーラ・ビシア(Megoura viciae)、メトポ ロフィウム・ディルホダム(Metopolophium dirhodum) 、ミゾデス・ペルシカエ (Myzodes persicae)、ミザス・セラシー(Myzus ce rasi)、ネフォテティクス・シンクテセプス(Nephotettix c incticeps)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata l ugens)、ペルキンシェラ・サッカリシィデ(Perkinsiella saccharicida)、フォロドン・フムリー(Phorodon hu muli)、プラノココス・シトリ(Planococos citri)、プ シーラ・マリ(Psylla mali)、プシーラ・ピリ(Psylla p iri)、プシーラ・ピリコール(Psylla pyricol)、クアドラ スピディオトス・ペルニシオサス(Quadraspidiotus pern iciosus)、ロパロシィフム・マイディス(Rhopalosiphum maidis)、サパフィス・オレア(Sappaphis oleae)、 シザフィス・グラミナム(Schizaphis graminum)、セレナ スピドス・アルティクラタス(Selenaspidus articulat us)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、ソガテラ ・フルキフェラ(Sogatella furcifera)、トキソプテラ・ シトリシダ(Toxoptera citricida)、トリアロイロデス・ アブティロネア(Trialeurodes abutilonea)、トリア ロイロデス・バポラリオラム(Trialeurodes vaporario rum)、ビテウス・ビティフォリー(Viteus vitifolii)が 属する。 等翅目(Isoptera)には例えばカロテルメス・フラビコーリス(Ca lotermes flavicollis)、ロイコテルミス・フラビペス( Leucotermes flavipes)、マクロテルメス・サブヒアリヌ ス(Macrotermes subhyalinus)、オドントテルメス・ フォルメザヌス(Odontotermes formosaunus)、レテ ィキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifu qus)、テルメス・ナタレンシス(Termes natalensis)。 直翅目(Orthoptera)には例えばグリーロタルパ・グリーロタルパ (Gryllotalpa gryllotalpa)、ロカスタ・ミグラトリ ア(Locusta migratoria)、メラノプラス・ビビッタタス( Melanoplus bivittatus)、メラノプラス・フェムル−ル ブラム(Melanoplus femurrubrum)、メラノプラス・メ キシカナス(Melanoplus mexicanus)、メラノプラス・サ ングイニペス(Melanoplus sanguinipes)、メラノプラ ス・スプレタス(Melanoplus spretus)、ノマダリクス・セ プテムファシィアータ(Nomadacris septemfasciata )、シストセルサ・アメリカーナ(Schistocerca america na)、シストセルサ・ペレグリナ(Schistocerca peregr ina)、スタウロノタス・マロッカナス(Stauronotus maro ccanus)、シスットセルサ・グレガリア(Scistocerca gr egaria)、アチタ・ドメスチカ(Acheta domestica)、 ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ブラッタ ・ジェルマニカ(Blatta germanica)、ペリプラネタ・アメリ カーナ(Periplaneta americana)が属する。 蛛形類(Arachnoidea)例えばアクロプス・リコペルシカエ(Ac ulops lycopersicae)、アクロプス・ペレカッシ(Acul ops pelekassi)、アクルス・シレエクテンダリ(Aculus schlechtendali)、ブレビパルパス・フェニシス(Brevip alpus phoenicis)、ブリオビア・プラエティオサア(Bryo bia praetiosa)、エオテトラニーカス・カルピニ(Eotetr anychus carpini)、エウテトラニキス・バンクシ(Eutet ranychus banksii)、エリオフェス・シエルドニ(Eriph yes sheldoni)、オリゴニキス・プラテンシス(Oligonyc hus pratensis)、パノニカス・ウルミ(Panonychus ulmi)、パノニカス・シトリ (Panonychus citri)、フィロコプトルタ・オレイボラ(Ph yllocoptruta oleivora)、ポリファゴタルソネムス・ラ タス(Polyphagotarsonemus latus)、タルソネムス ・パリダス(Tarsonemus palliodus)、テトラニカス・シ ンナバリナス(Tetranychus cinnabarinus)、テトラ ニカス・カンザワイ(Tetranychus kanzawai)、テトラニ カス・パシフィカス(Tetranychus pacificus)、テトラ ニカス・ウルチィカエ(Tetranychus urticae)、ダニ類、 例えばアムブリオンマ・アメリカナム(Amblyomma american um)、アムブリオンマ・バリエガタム(Amblyomma variega tum)、アルガス・ペルシカス(Argas persicus)、ブーフィ ラス・アンヌラタス(Boophilus annulatus)、ブーフィラ ス・デコロラタス(Boophilus decoloratus)、ブーフィ ラス・ミクロプラス(Boophilus microplus)、デルマセン トール・シルバラム(Dermacentor silvarum)、ヘイアロ ムマ・トランカタム(Hyalomma truncatum)、イクソデス・ リシナス(Ixodes ricinus)、イクソデス・ルビカンダス(Ix odes rubicundus)、オルニトドラス・マウバタ(Ornith odorus moubata)、オトビンス・メグニニ(Otobins m egnini)、リピセファラス・アペンディキュラタス(Rhipiceph alus appendiculatus)、リピセファラス・エヴェルトシー (Rhipicephalus evertsi)、および動物寄生ダニ類例え ばデルマニサス・ガリナエ(Dermanysus gallinae)、ソロ プテス・オビス(Psoroptes ovis)、サルコプテス・スカビエ( Sarcoptes scabiei)が属する。 線虫類として例えば根状虫線虫には、例えばメロイドギーネ・ハプラ(Mel oidogyne hapla)、メロイドギーネ・インコグニタ(Meloi dogyne incognita)、メロイドギーネ・ジャバニ カ(Meloidogyne javanica)が属する。 包嚢形成線虫には、例えばグロボデラ・パリダ(Globodera pal lida)、グロボデラ・ロストチーエンシス(Globodera rost ochiensis)、ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera ave nae)、ヘテロデラ・グリシネス(Heterodera glycines )、ヘテロデラ・シャツティー(Heterodera schachtii) 、移住性および半寄生線虫類、たとえばヘリオコチレンカス・マルチシンクタス (Heliocotylenchus multicinctus)、ヒルスマ ニーラ・オリザエ(Hirschmanniella oryzae)、ホプロ ライムス・エスピーピー(Hoplolaimus spp)、プラチーレンカ ス・ブラキュラス(Pratylenchus brachyurus)、プラ チーレンカス・ファラックス(Pratylenchus fallax)、プ ラチーレンカス・ペネトランス(Pratylenchus penetran s)、プラチーレンカス・バルナスイー(Pratylenchus vuln us)、ラドフォラス・シミリス(Radopholus similis)、 ロチレンカス・レインフォルミス(Rotylenchus reinform is)、スクテロネマ・ブラディス(Scutrllonema bradys )、チレンクリス・セミペネトランス(Tylenchulus semipe netrans)、および幹および葉線虫には、例えばアングイナ・トリティシ (Anguina tritici)、アフェレンコイデス・ベセイ(Aphe lenchoides besseyi)ジチレンカス・アングスタス(Dit ylenchus angustus)、ジチレンカス・ディプサシ(Dity lenchus dipsaci)、ウィルス媒介動物、例えばロンジドラス類 (Longidorus spp.)、トリコドラス・クリスティ(Trich odorus christei)、トリコドラス・ビルリファルス(Tric hodrus viruliferus)、キシフィネマ・インデックス(Xi phinema index)、キシフィネマ・メディテラネウム(Xiphi nema mediterraneum)が属する。 有効成分は、例えば直接的に噴霧可能な溶液、粉末、懸濁液、高濃度の水性、 油性またはその他の懸濁液または分散液、エマルジョン、油性分散液、ペースト 、ダスト剤、散布剤または顆粒の形で噴霧、ミスト法、ダスト法、散布法または 注入法によって適用することができる。適用形式は、完全に使用目的に基づいて 決定される。いずれの場合にも、本発明の有効物質の可能な限りの微細分が保証 されるべきである。 式Iの化合物のうちの数種類を、殺菌剤として用いる場合、系統的な作用祖示 す。新規化合物は、広範囲な植物病理学的菌類、特に不完全菌類、子嚢菌類、藻 菌類、または担子菌類に対して、葉または土壌作用殺菌剤として使用可能である 。 これらは種々の農作物、例えばコムギ、ライ麦、大麦、オート麦、稲、トウモ ロコシ、芝、綿花、大豆、コーヒー、サトウキビ、ブドウ、果実および観賞用植 物および野菜、例えばキュウリ、豆類、ウリ、並びにこれら植物の種子における 多種細菌を防除するにあたり特に重要である。 化合物Iは以下の植物病の防除に特に適している。 穀物類のエリシペ・グラミニス(Erysiphe graminis;うど ん粉病)、 ウリ科のエリシペ・キコラケアラム(Erysiphe cichorace arum)およびスフェロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fu liginea)、 リンゴのポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leuco tricha)、 ブドウのウンキヌラ・ネカトル(Uncinula necator)、 穀物類のプッキニア(Puccinia)種、 ワタおよびシバのリゾクトニア(Rhizoctonia)種、 穀物類およびサトウキビのウスチラゴ(Ustilago)種、 リンゴのベンツリア・イネクアリス(Venturia inaeqalis ;腐敗病)、 穀物類のヘルミントスポリウム(Helminthosporium)種、 コムギのセプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、 イチゴおよびブドウのボトリチス・キネレア(Botrytis ciner ea;灰色カビ)、 ナンキンマメのセルコスポラ・アラキジコラ(Cercospora ara chdicola)、 コムギおよびオオムギのシュードケルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Ps eudocercosporella herpotrichoides)、 イネのピリクラリア・オリザエ(Pyricularia orizae) ジャガイモおよびトマトのフィトピトラ・インフェスタンス(Phytoph thora infestans)、 種々の植物のフサリウム(Fusarium)およびベルチキルリウム(Ve rticillium)種、 ブドウのプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola )、 果実および野菜のアルテルナリア(Alternaria)種。 新規化合物を、例えばパエシロミセス・バリオッティ(Paecilomyc es variotii)の資材保護(木材の保護)に用いることも可能である 。 新規物質は通常の製剤形、例えば溶液、エマルジョン、懸濁液、微粉末、粉末 、ペーストおよび顆粒に加工することができる。適用形は全く使用目的次第であ るが、いずれにせよ有効物質の細分および均一な分配が保証されるべきである。 製剤は公知方法で、例えば有効物質を溶剤および/または賦形剤で、場合によ り乳化剤および分散助剤を使用して増量することにより製造することができ、こ の際希釈剤として水を使用する場合には、補助溶媒として別の有機溶媒を使用す ることができる。 このための助剤としては、主に 溶剤、例えば芳香族化合物(例えばキシレン)、塩素化芳香族化合物(例えば クロルベンゼン)、パラフィン(例えば石油留分)、アルコール(例えばメタノ ール、ブタノール)、ケトン(例えばシクロヘキサノン)、アミン(例えばエタ ノールアミン、ジメチルホルムアミド)および水、 賦形剤例えば天然岩石粉(例えばカオリン、アルミナ、タルク、白亜)、合成 岩石粉(例えば高分散性珪酸、珪酸塩)、 乳化剤、例えば非イオン性および陰イオン性乳化剤(例えばポリオキシエチレ ン−脂肪アルコールエーテル、アルキルスルホナートおよびアリールスルホナー ト)、および 分散剤例えばリグニン−亜硫酸廃液およびメチルセルロースが該当する。 界面活性剤としては次のものが挙げられる。芳香族スルホン酸、たとえばリグ ニンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタリンスルホン酸、ジブチルナフ タリンスルホン酸の各アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、 並びに脂肪酸、アルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、アルキ ルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファート のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、並びに硫酸化ヘ キサデカノール、ヘプタデカノールおよびオクタデカノールの塩、並びに硫酸化 脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタリンおよびナフタリ ン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフタリンスルホ ン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレン −オクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチ ルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテル 、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテル アルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコールエチレンオキシド−縮 合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、またはポ リオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタート、 ソルビットエステル、リグニン−亜硫酸廃液およびメチルセルロース。 水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト、または湿潤可能の粉末、水分散可能の 粉末より水の添加により製造することができる。乳濁液、ペーストまたは油分散 液を製造するためには、物質をそのまま、または油または溶剤中に溶解して、湿 潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤により水中に均質に混合することができる。 また、有効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤および場合により溶剤ま たは油よりなる濃縮物を製造することもでき、これは水にて希釈するのに適する 。 粉末、散布剤およびダスト剤は有効物質と固状担体物質とを混合または一緒に 磨砕することにより製造することができる。 粒状体例えば被覆−、含浸−および均質粒状体は、有効物質を固状担体物質に 結合することにより製造することができる。 固状担体物質は例えば鉱物土、例えばシリカゲル、珪酸、珪酸塩、滑石、カオ リン、石灰石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、粘土、白雲石、珪藻土 、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成樹脂、肥料 例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素および植 物性生成物例えば穀物粉、樹皮、木材およびクルミ穀粉、セルロース粉末および 他の固状担体物質である。 直接使用可能な調製における有効成分の濃度は比較的広範囲に変更可能である 。 特に一般的には、この様な組成物は0.0001〜95重量%の有効成分を有 する。 95重量%を超過する有効成分を含有する調製物は超低量法(ULV)により 好適に使用可能であり、添加剤を用いずに有効成分を使用することも可能である 。 殺菌剤として使用する場合、有効物質の濃度を0.01〜95重量%、特に0 .5〜90重量%とすると好ましい。殺虫剤として好適に用いられる組成には、 有効物質が0.0001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%含まれる 。 この際有効物質は純度90〜100%、特に95〜100%(NMRスペクト ルによる)で使用される。 製剤例は以下の通りである。 I.90重量部の本発明の化合物Iと、N−メチル−α−ピロリドン10重量 部とを含む溶液を得る。この溶液は微小液滴の形状で使用すると好ましい。 II.20重量部の本発明の化合物Iを、アルキル化ベンゼン80重量部、エ チレンオキシド8乃至10モルをオレイン酸−N−モノエタノールアミド1モル に付加した付加生成物10重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸のカルシウム塩 5重量部およびエチレンオキシド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成 物5重量部よりなる混合物中に添加する。この混合物を水に注入しかつ細分布す ることにより分散液が得られる。 III.20重量部の本発明の化合物Iを、シクロヘキサノン40重量部、イ ソブタノール30重量部、エチレンオキシド7モルをイソオクチルフェノール1 モルに付加した付加生成物20重量部、エチレンオキシド40モルをヒマシ油1 モルに付加した付加生成物10重量部よりなる混合物中に分散する。この組成物 を水に細分散することにより分散液が得られる。 IV.20重量部の本発明の化合物Iを、シクロヘキサノン25重量部、沸点 210乃至280℃の鉱油留分65重量部およびエチレンオキシド40モルをヒ マシ油1モルに付加した付加生成物10重量部よりなる混合物中に分散する。こ の組成物を水に細分散することにより分散液が得られる。 V.20重量部の本発明の化合物Iを、ジイソブチルナフタリン−α−スルホ ン酸のナトリウム塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルホン酸のナトリ ウム塩17重量部および粉末状珪酸ゲル60重量部と混和し、かつハンマーミル 中において磨砕する。この混合物を水に細分散することにより噴霧液が得られる 。 VI.3重量部の本発明の化合物Iを細粒状カオリン97重量部と密に混和す る。かくして有効物質3重量%を含有するダスト剤が得られる。 VII.30重量部の本発明の化合物Iを、粉末状珪酸ゲル92重量部および この珪酸ゲルの表面上に吹きつけられたパラフィン油8重量部よりなる混合物と 密に混和する。良好な接着性を有する有効物質の組成物が得られる。 VIII.40重量部の本発明の化合物Iをフェノールスルホン酸−尿素−ホ ルムアルデヒド−縮合物のナトリウム塩10重量部、珪酸ゲル2重量部および水 48重量部と混和する。安定な水性分散液が得られる。この分散液は更に水で希 釈することができる。 IX.20重量部の本発明の化合物Iを、ドデシルベンゼンスルホン酸のカル シウム塩2重量部、脂肪アルコールポリグリコールエーテル8重量部、フェノー ルスルホン酸−尿素−ホルムアルデヒド−縮合物のナトリウム塩2重量部および パラフィン系鉱油68重量部と密に混和する。安定な油状分散液が得られる。 X.10重量部の本発明の化合物Iを、ジイソブチル−ナフタリン−α−スル ホン酸のナトリウム塩4重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルホン酸のナト リウム塩20重量部、珪酸ゲル38重量部およびカオリン38重量部と充分に混 和し、かつハンマーミル中において磨砕する。こ混合物を水10000重量部に 細分散することにより有効物質0.1重量%を含有する噴霧液が得られる。 化合物Iは、細菌、または細菌による被害から保護されるべき種子、植物、資 材または土壌を有効物質の殺菌有効量で処理する方法で施与される。 新規化合物は、殺菌により資材、植物または種子に被害がもたらされる以前ま たは以後に施与される。 所望の効果に応じて、ヘクタールあたりの有効物質の施与量を、0.02−3 kg、特に0.1−1kgとする。 種子を処理する場合、種子1kgにあたりに0.001−50g、特に0.0 1−10gの量の有効物質が一般的に必要とされる。 野外条件下における菌類の防除に必要とされる有効物質の割合は、ヘクタール あたり0.02−10kg、特に0.1−2.0kgとする。 化合物Iは、単独でまたは他の除草剤または生長抑制剤と、また更なる植物保 護剤と組み合わせ、混合し、例えば生長抑制剤、殺菌剤または殺バクテリア剤と 共に施用することができるという利点を有する。苗栄養不足、希元素欠乏などの 症状治癒のために使用されるミネラル塩溶液と混合し得ることも重要である。 また、必要に応じて施与直前に、本発明の組成物に農作物保護剤および肥料を 1:10−10:1の重量比で添加することも可能である(タンクミックス)。 これらを殺菌剤または殺虫剤と混合することにより、殺菌作用範囲が広がる結果 が得られる場合が多い。 以下に本発明の化合物とともに使用可能な化合物を列挙するが、これは組み合 わせの可能性を示すためのものであって、制限を加えるためのものではない。 硫黄 ジチオカルバマート及びその誘導体、例えば 鉄(II)ジメチルジチオカルバマート、 亜鉛ジメチルジチオカルバマート、 亜鉛エチレンビスジチオカルバマート、 マンガンエチレンビスジオカルバマート、 マンガン−亜鉛−エチレンジアミン−ビス−ジチオカルバマート、 テトラメチルチウラムジスルフィド、 亜鉛−(N,N−エチレン−ビス−ジチオカルバマート)のアンモニア錯化合 物、 亜鉛−(N,N′−プロピレン−ビス−ジチオカルバマート)のアンモニア錯 化合物、 亜鉛−(N,N′−プロピレン−ビス−ジチオカルバマート)、 N’N−ポリプロピレン−ビス−(チオカルバモイル)−ジスルフィド, ニトロ誘導体、例えば ジニトロ−(1−メチルヘプチル)−フェニルクロトナート、 2−sec−ブチル−4,6−ジニトロフェニル−3,3−ジメチルアクリラ ート、 2−sec−ブチル−4,6−ジニトロフェニル−イソプロピルカルボナート 、 ジイソプロピル5−ニトロイソフタラート、 複素環式物質、例えば 2−ヘプタデシル−2−イミダゾリン−アセタート、 2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニリノ)−s−トリアジン、 O,O−ジエチル−フタルイミドホスホノチオエート、 5−アミノ−1−〔ビス−(ジメチルアミノ)−ホスフィニル〕−3−フェニ ル−1,2,4−トリアゾール、 2,3−ジシアノ−1,4−ジチオアントラキノン、 2−チオ−1,3−ジチオロ−(4,5−b)−キノキサリン、 1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンズイミダゾール−カルバミン酸メチル エステル、 2−メトキシカルボニルアミノ−ベンゾイミダゾール、 2−(フリル−2−イル)−ベンゾイミダゾール、 2−(チアゾリル−4−イル)−ベンゾイミダゾール、 N−(1,1,2,2−テトラクロロエチルチオ)テトラヒドロフタルイミド 、 N−トリクロロメチルチオ−テトラヒドロフタルイミド、 N−トリクロロメチルチオ−フタルイミド、 N−ジクロロフルオロメチルチオ−N′,N′−ジメチル−N−フェニル−硫 酸ジアミド、 5−エトキシ−3−トリクロロメチル−1,2,3−チアジアゾール、 2−チオシアノメチルチオベンゾチアゾール、 1,4−ジクロロ−2,5−ジメトキシベンゼン、 4−(2−クロロフェニルヒドラゾノ)−3−メチル−5−イソキサゾロン、 2−チオピリジン−1−オキシド、 8−ヒドロキシキノリン又はその銅塩、 2,3−ジヒドロ−5−カルボキシアニリド−6−メチル−1,4−オキサチ イン、 2,3−ジヒドロ−5−カルボキシアニリド−6−メチル−1,4−オキサチ イン−4,4−ジオキシド、 2−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピラン−3−カルボキシアニリド、2 −メチル−フラン−3−カルボキシアニリド、 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシアニリド、 2,4,5−トリメチル−フラン−3−カルボンキシアニリド、 N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチル−フラン−3−カルボ キシアミド、 N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフラン−2,5−ジメ チルフラン−3−カルボキシアミド、 2−メチルベンズアニリド、 2−ヨードベンズアニリド、 N−ホルミル−N−モルホリン−2,2,2−トリクロロエチルアセタール、 ピペラジン−1,4−ジイルビス−(1−(2,2,2−トリクロロ−エチル )−ホルムアミド)、 1−(3,4−ジクロロアニリノ)−1−ホルミルアミノ−2,2,2−トリ クロロエタン、 2,6−ジメチル−N−トリデシルモルホリン又はその塩、 2,6−ジメチル−N−シクロドデシル−モルホリン又はその塩、 N−〔3−(p−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕−シス −2,6−ジメチルモルホリン、 N−〔3−(p−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕−ピペ リジン、 1−〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−エチル−1,3−ジオキソラ ン−2−イル−エチル〕−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−n−プロピル−1,3−ジオ キソラン−2−イルエチル〕−1H−1,2,4−トリアゾール、 N−(n−プロピル)−N−(2,4,6−トリクロロフェノキシエチル)− N′−イミダゾールイル−尿素、 1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4 −トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン、 α−(2−クロロフェニル)−α−(4−クロロフェニル)−5−ピリミジン メタノール、 5−ブチル−2−ジメチルアミノ−4−ヒドロキシ−6−メチル−ピリミジン 、 ビス(p−クロロフェニル)−3−ピリジンメタノール、 1,2−ビス−(3−エトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン、 1,2−ビス−(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン、 α−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル )−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、 1−[3−(2−クロロフェニル)−1−(4−フルオロフェニル)オキシラ ン−2−イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール、および 他の殺菌剤、例えば ドデシルグアニジンアセタート、 3−(3−(3,5−ジメチル−2−オキシシクロヘキシル)−2−ヒドロキ シエチル)−グルタルイミド、 ヘキサクロロベンゾール、 DL−メチル−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−2−フロイルアラニ ナート、 DL−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(2′−メトキシアセシル) −アラニン−メチルエステル、 N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−クロロアセチル−D,L−2−アミ ノブチロラクトン、 DL−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(フェニルアセチル)−アラ ニンメチルエステル、 5−メチル−5−ビニル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−2,4−ジオ キソ−1,3−オキサゾリジン、 3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−5−メトキシメチル−1, 3−オキサゾリジン−2,4−ジオン、 3−(3,5−ジクロロフェニル)−1−イソプロピルカルバモイルヒダント イン、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2−ジメチルシクロプロパン−1, 2−ジカルボキシイミド、 2−シアノ−〔N−(エチルアミノカルボニル)−2−メトキシイミノ〕アセ トアミド、 1−〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−ペンチル〕−1H−1,2,4− トリアゾール、 2,4−ジフルオロ−α−(1H−1,2,4−トリアゾリル−1−メチル) −ベンゾヒドリルアルコール、 N−(3−クロロ−2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)− 5−トリフルオロメチル−3−クロロ−2−アミノピリジン、 1−((ビス−(4−フルオロフェニル)メチルシニル)メチル)−1H−1 ,2,4−トリアゾール。 合成実施例 以下の合成実施例に示される処理は、さらに他の化合物Iを得るために、出発 材料を適宜変更して行なわれた。これにより得られた目的化合物は、後掲の表に 、それぞれの物性と共に掲記される。 実施例1 5,7−ジメチル−2−ヒドロキシピラゾロ[1,5a]ピリミジンの合成 10g(0.1モル)のペンタン−2,4−ジオン、9.9g(0.1モル) の2−シアノアセトヒドラジンおよび0.5ミリリットルの氷酢酸を20ミリリ ットルのエタノール中に投入し、これを30分間にわたり還流、加熱した。室温 まで冷却してから、これを2Nの水酸化ナトリウム溶液に添加し、15分間還流 、加熱した。冷却反応混合物を5N塩酸(氷冷)によりpH7に調整し、生成固 体分を吸引濾別し、水とペンタン/メチル−t−ブチルエーテル(1:5)で洗 浄し、乾燥した。これにより、所望の生成物11.1g(理論量の68%)を得 た。融点233℃(Lit,229−230℃)Liebigs Ann、19 61、647、116。 1H−NMR(ppm)、2.40(s、3H)、2.55(s、3H)、5 .70(s、1H)、6.65(s、1H)、10.90(m、1H) 実施例2 メチル−2−[2−(5,7−ジメチルピラゾロ[1,5a]ピリミジン−2 −イルオキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリラートの合成 1.25g(7.7ミリモル)の5,7−ジメチル−2−ヒドロキシピラゾロ [1,5a]ピリミジンを30ミリリットルのメタノールに溶解させ、30%濃 度のナトリウムメトキシドのメタノール溶液(1.1当量)1.4gで処理し、 室温で10分間攪拌した後、溶液を真空下に蒸散処理し、残渣を30ミリリット ルのジメチルホルムアミドに投入した。 この溶液に0.12g(0.1当量)の沃化カリウムと、2.0g(7.0ミ リモル)のメチル−2−(2−ブロモエチルフェニル)メトキシイミノアセター トを20ミリリットルDMFに溶解させた溶液を滴下、添加し、室温で4時間攪 拌した後、反応混合物に氷を添加し、生成沈殿物を吸引濾別し、ペンタンで洗浄 した。これにより融点136−139℃の表記化合物1.7gが得られた。 収率=理論量の66% 1H−NMR、2.50(s、3H)、2.63(s、3H)、3.69(s 、3H)、3.83(s、3H)、5.22(s、2H)、5.88(s、1H )、6.41(s、1H)、7.25(m、1H)、7.33(m、2H)、7 .60(s、1H)、7.62(m、1H) 実施例3 メチル−2−[2−(5,7−ジメチルピラゾロ[1,5a]ピリミジン−2 −イルオキシメチル)フェニル]メトキシイミノアセタートの合成 3.13g(19.2ミリモル)の5,7−ジメチル−2−ヒドロキシピラゾ ロ[1,5a]ピリミジンを50ミリリットルのメタノールに溶解させ、メタノ ール中、30%濃度のナトリウムメトキシド溶液3.5g(1.1当量)で処理 し、室温で10分間攪拌してから、真空下に蒸散処理し、残渣を50ミリリット ルのジメチルホルムアミドに投入した。 この溶液に0.3g(1.1当量)の沃化カリウムと、5.0g(17.5ミ リモル)のメチル−2−(2−ブロモメチルフェニル)メトキシイミノアセター トを30ミリリットルのDMFに溶解させた溶液を滴下、添加した。室温で4時 間攪拌した後、反応混合物に氷を投入し、生成沈殿物を吸引濾別し、ペンタンで 洗浄した。融点123−126℃の表記化合物4.8gが得られた。 収率、理論量の75% 1H−NMR、2.30(s、3H)、2.43(s、3H)、3.86(s 、3H)、4.06(s、3H)、5.24(s、2H)、5.88(s、 1H)、6.42(s、1H)、7.20(m、1H)、7.42(m、2H) 、7.64(s、1H)、 実施例4 メチル−[2−5,7−ジメチルピラゾロ[1,5a]ピリミジン−2−イル オキシメチル)フェニル]メトキシイミノアセタートの合成 2.5g(6.8ミリモル)のメチル2−[2−(5,7−ジメチルピラゾロ [1,5a]ピリミジン−2−イルオキシメチル)フェニル]メトキシイミノア セタート(実施例3による生成物)を20ミリリットルのテトラヒドロフランに 溶解し、11.6gの濃度40%のメチルアミン溶液(25eq)を添加し、反 応混合物を室温で12時間攪拌した。 反応溶液を減圧下に蒸発させた後、残渣を酢酸エチルに取り込み、水で2回洗 浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。これにより融点1 35−138℃の褐色結晶2.3gが得られた。収量、理論量の95%。 1H−NMR:2.48(s、3H)、2.61(s、3H)、2.93(d 、3H)、3.96(s、3H)、5.22(s、2H)、5.88(s、1H )、6.40(s、1H)、6.82(m、1H)、7.25(m、1H)、7 .40(m、2H)、7.60(m、1H)。 実施例5 メチル−2−[2−(5,7−ジメチルピラゾロ[1,5a]−ピリミジン− 2−イルオキシメチル)フェニル]クロトナートの合成 2.3g(14ミリモル)の5,7−ジメチル−2−ヒドロキシピラゾロ[1 ,5a]ピリミジンを30ミリリットルのメタノールに溶解させ、メタノール中 、30%濃度のナトリウムメトキシド溶液2.5g(1.1当量)で処理した。 室温で15分間攪拌してから、溶液を真空下に蒸散処理し、残渣を50ミリリッ トルのジメチルホルムアミド中に投入した。 0.2g(1.1当量)の沃化カリウムと、3.2g(12ミリモル)のメチ ル−2−(2−ブロモメチルフェニル)クロトナートを30ミリリットルのDM Fに溶解させ、上記溶液に滴下、添加した。室温で1日間攪拌した後、この反応 混合物に氷を添加し、形成された沈殿物を吸引、濾別し、ペンタンで洗浄し た。これにより、融点109−110℃の表記化合物3.47gが得られた。 収率、理論量の83% 1H−NMR、1.70(d、3H)、2.52(s、3H)、2.68(s 、3H)、3.72(s、3H)、5.20(s、2H)、5.90(s、1H )、6.43(s、1H)、7.21 (m、1H)、7.30(q、1H)、 7.40(m、2H)、7.65(m、1H) 有害動物に対する作用の例 以下の実験により一般式Iの化合物の殺菌作用を示す。 有効物質を、70重量%のシクロヘキサノン、20重量%のNekanil( 登録商標)LN(Lutensol(登録商標)AP6、エトキシル化アルキル フェノールを基礎とする乳化作用および分散作用を有する湿潤剤)および10重 量%のEmulphor(登録商標)EL(Emulan(登録商標)EL、エ トキシル化脂肪アルコールを基礎とする乳化剤)から成る混合物中の濃度20重 量%の乳濁液として加工し、所望の濃度を得るために水で希釈した。プッキニア・リコンディタ(コムギのさび菌) コムギ(Kanzler種)の葉にさび菌(プッキニア・リコンディタ)の胞 子を振りかけた。このように処理された植物を20−20℃、相対湿度90−9 5%で24時間培養し、次いで有効物質の水性組成物で処理した(施与割合:2 50ppm)。20−22℃、相対湿度65−70%で更に8時間保管した後、 菌の繁殖の程度を測定した。目視にて評価を行った。 この実験において、本発明の化合物2、3、7、11、12、14、17、1 9、21−23、26、30、34−36、39、40、43、47、49、5 2、53、55、57、58または62で処理された植物には15%以下の被害 があり、一方未処理(対照)植物は70%に及ぶ被害を受けた。 対応の試験において、250ppmの化合物64、66、68、69、72、 74、78、79、81、82、83、85、86、88、89、90、92、 94、96、97、98、100、101、102、103、104、105、 107、108、109、110、111、113、116、118、119、 120、121、125、127、131、166、167、175、176、 177、178、180、190、193、194、196、198、201、 202または204で処理を行った植物には15%以下の被害があり、未処理( 対照)植物は70%に及ぶ被害を受けた。ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)(稲胴枯病 稲の苗(Tai Nong 67種)を有効成分組成物の液が滴るまで噴霧し た(施与割合:63ppm)。24時間後、植物にピリクラリア・オリザエ菌の 胞子水性懸濁液を噴霧し、22−24℃、相対湿度95−99%で6日間保管し た。目視にて評価を行った。 この実験では、本発明の化合物No.2、3、6、7、11、17、21−2 3、30、35、36、40、43、47−49、52、53、55−58また は62で処理した植物の被害は15%以下であり、一方、未処理(対照)植物の 被害は65%に及んだ。 対応する実験で63ppmの化合物66、67、71、72、73、76、7 7、78、79、80、81、82、86、88、89、90、91、92、9 4、95、96、97、98、100、101、102、103、104、10 5、107、109、110、111、116、118、119、125、12 7、129、130、131、134、135、137、139、174、17 5、176または178で処理した植物の被害は15%以下であり、未処理(対 照)植物の被害は85%に及んだ。有害動物に対する作用の例 有害動物に対する一般式Iの化合物の作用を以下の実験で示した。 有効物質を a)アセトン中の0.1%濃度溶液、または b)70重量%のシクロヘキサノン、20重量%のNekanil(登録商標) LN(Lutensol(登録商標)AP6、エトキシル化アルキルフェノール を基礎とする乳化作用および分散作用を有する湿潤剤)および10重量%のEm ulphor(登録商標)EL(Emulan(登録商標)EL、エトキシル化 脂肪アルコールを基礎とする乳化剤)として調製し、 a)の場合はアセトンで、b)の場合は水で希釈し、所望の濃度を得た。 実験の終了後、本発明の化合物を用いて、未処理対照に比較して80−100 %の阻害率または致死率の得られるそれぞれの場合の最低濃度(作用の限界また は最低濃度)を測定した。 Aphis fabae(インゲンマメアブラムシ) (接触作用) アブラムシが著しく繁殖しているインゲンマメを、本発明水性調剤で処理し、 24時間後の殺虫効果を観察した。この実験において、化合物25、35、14 1、193、196、197は、400ppm以下の活性閾値を示した。 Nephotettix cincticeps(ツマクロヨコバイ) (接触作用) 円形フィルターを本発明水性調剤で処理し、これに5匹のツマクロヨコバイの 成虫を載せ、24時間後の殺虫効果を観察した。この実験において、化合物53 、83、125、141、193、196、197、201は、0.4mg以下 の活性閾値を示した。 Prodenia litura(エジプトメンハイモムシ) (接触作用) 本発明水性調剤で処理したフィルターに、5匹のイモムシを載せ、第1回の観 察を4時間後に行ない、1匹でも生存イモムシが観察されたフィルターにはさら に調剤を添加して、24時間後の殺虫効果を観察した。この実験において、化合 物、45、46、55、141、196、197は0.4mg以下の活性閾値を 示した。 Heliothis virescens(メンカツボミイモムシ) (接触、殺虫、傷害作用) 草丈約10cmのタバコ草植物を本発明水性調剤で処理し、乾燥してから、各 タバコ草植物に、それぞれ第3成長期の幼虫10匹づつを附着させ、48時間後 に、その死傷状態を観察した。この実験において、化合物55、196、197 は、400ppm以下の活性閾値を示した。 Tetranychus telarius(ハダニ) (接触作用) 第2成長双葉を有する鉢植インゲンマメを、本発明水性調剤で処理し、温室中 に5日間放置してから、両眼鏡により結果を観察した。この実験において、化合 物17、25、35、46、47、49、51、51、52、54、57、63 、66、79、80、82、83、84、85、86、125、127、131 、141、150、151、169、173、196、197、198、 199、201は、400ppm以下の活性閾値を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,CA,CN,CZ,HU,JP,KR,MX, NO,NZ,PL,SG,SK,TR,UA,US (72)発明者 バイァ,ヘルベルト ドイツ国、D−68159、マンハイム、デー、 3.4 (72)発明者 ミュラー,ベルント ドイツ国、D−67227、フランケンタール、 ジャン−ガンス−シュトラーセ、21 (72)発明者 オーバードルフ,クラウス ドイツ国、D−69117、ハイデルベルク、 ビーネンシュトラーセ、3 (72)発明者 ザウター,フーベルト ドイツ国、D−68167、マンハイム、ネカ ルプロメナーデ、20 (72)発明者 アマーマン,エーバーハルト ドイツ国、D−64646、ヘペンハイム、フ ォン−ガーゲルン−シュトラーセ、2 (72)発明者 ロレンツ,ギーゼラ ドイツ国、D−67434、ハムバッハ、エル レンヴェーク、13 (72)発明者 シュトラトマン,ズィークフリート ドイツ国、D−67117、リムブルガーホー フ、ドネルスベルクシュトラーセ、9 【要約の続き】 ールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、 ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、ヘ テロアリールチオあるいはNRcd、NRcNRde、 CO−Rc、CO2c、CO−NRcd、O−CORc、 O−CO2−Rc、O−CO−NRc、Rd、NRc−CO −Rd、NRc−CO2−RdまたはNRc−CO−NRde を意味し、R2が水素、ハロゲン、アルキル、ハロアル キル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリール、アリー ルオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、C O−Rc、CO2cまたはCRf=NORgを意味し、R4 が水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、アルキ ル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アル キルチオ、ハロアルキルチオ、アリール、アリールアル キル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリール チオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテ ロアリールオキシ、ヘテロアリールアルコキシ、ヘテロ アリールチオ、あるいはNRcd、CORc、CO2−Rc またはCRf=NORgを意味し、上述のRa、Rbが水 素、ハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハロア ルキルを意味し、上述のRc、Rd、Reが水素、アルキ ル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアル キル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを 意味し、上述のRfが水素、シアノ、ハロゲン、非置換 もしくは置換アルキル、アルキルオキシ、アルキルチ オ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルケニルチオ、 アルキニル、アルキニルオキシ、アルキニルチオ、シク ロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルチ オ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、アリー ル、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、 ヘテロアリールオキシまたはヘテロアリールチオを意味 し、上述のRgが水素、非置換もしくは置換アルキル、 アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロ環、 アリールまたはヘテロアリールを意味することを特徴と するピラゾロ[1,5a]ピリミジン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下式I により表わされ、かつ nが0または1を意味し、 YがO、S、NRa、OCH2 *、SCH2 *、NRaCH2 *、CH2*、CH2* 、CH2NRa*、CH2CH2、CRa=RbまたはC≡Cを意味し、*印がフェニ ル環への結合位置を示し、 R′がH3CO−CO−●=CHOCH3、H3CNH−CO−●=CHOCH3 、H3CO−CO−●=NOCH3、H3CNH−CO−●=NOCH3、H2N− CO−●=NOCH3、HO−CO−●=NOCH3、H3CO−CO−●=CH CH3、H3CO−●=CHCH2CH3、H3C−CO−●=COHCH3、H3C −CO−●=NOCH3、H3CCH2−CO−●=NOCH3を意味し、●印がフ ェニル環に結合されている炭素原子を意味し、 R′がさらにN(OCH3)−CO2CH3、N(CH3)−CO2CH3、N(C H2CH3)−CO2CH3または 基R′.1−●=NOCH3、R′.2−●=NOCH3、R′.3−●=NO CH3、R′.4−●=NOCH3を意味し、これらR′.1からR′.4は以下 の環、すなわち を意味し、 mが0、1、2または3を意味するが、mが2以上の場合には複数のR′′は 互に異なる意味を有することができ、 R′′がシアノ、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1 −C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオまたはC1− C4ハロアルキルチオを意味し、 R1、R3が水素、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、アルキ ル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキル チオ、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、ア リールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ 、ヘテロアリールアルコキシ、ヘテロアリールチオあるいは NRcd、NRcNRde、CO−Rc、CO2c、CO−NRcd、O−CO Rc、O−CO2−Rc、O−CO−NRc、Rd、NRc−CO−Rd、NRc−CO2 −RdまたはNRc−CO−NRdeを意味し、 R2が水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキ シ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、CO −Rc、CO2cまたはCRf=NORgを意味し、 R4が水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル 、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アリール、 アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、ヘテ ロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール アルコキシ、ヘテロアリールチオ、あるいはNRcd、CORc、CO2−Rcま たはCRf=NORgを意味し、 上述のRa、Rbが水素、ハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハ ロアルキルを意味し、 上述のRc、Rd、Reが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール 、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを意味し、 上述のRfが水素、シアノ、ハロゲン、非置換もしくは置換アルキル、アルキ ルオキシ、アルキルチオ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルケニルチオ、ア ルキニル、アルキニルオキシ、アルキニルチオ、シクロアルキル、シクロアルキ ルオキシ、シクロアルキルチオ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、ア リール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキ シまたはヘテロアリールチオを意味し、 上述のRgが水素、非置換もしくは置換アルキル、アルケニル、アルキニル、 シクロアルキル、ヘテロ環、アリールまたはヘテロアリールを意味することを特 徴とするピラゾロ[1,5a]ピリミジン。 2. 請求項1の式Iで表わされ、かつ R1、R3が水素、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、 C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハ ロアルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、アリール、 アリール−C1−C4アルキル、アリールオキシ、アリール−C1−C4アルコキシ 、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C1−C4アルキル、ヘテロ アリールオキシ、ヘテロアリール−C1−C4アルコキシ、ヘテロアリールチオ、 NRcd、NRcNRde、CO−Rc、CO2−Rc、CO−NRcd、O−C O−Rc、O−CO2−Rc、O−CO−NRcd、NRc−CO−Rd、NR−C O2−Rd、NRc−CO−NRdeを意味し、 R2が水素、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6 アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリ ールオキシ、NRcd、CO−Rc、CO2−Rc、CRf=NORgを意味し、 R4は水素、シアノ、ニトロ、ニトロソ、ハロゲン、さらに C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルコキシ、C1− C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、アリール、アリール−C1−C4 アルキル、アリールオキシ、アリール−C1−C4アルコキシ、アリールチオ、ヘ テロアリール、ヘテロアリール−C1−C4アルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘ テロアリール−C1−C4アルコキシ、ヘテロアリールチオ、さらに このRc、Rd、Reが、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3− C6アルキニル、アリール、アリール−C1−C4アルキル、ヘテロアリール、ヘ テロアリール−C1−C4アルキルを意味し、 Rfが、水素、シアノ、ハロゲン、 C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C3−C6ア ルケニル、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルケニルチオ、C3−C6アル キニル、C3−C6アルキニルオキシ、C3−C6アルキニルチオを意味し、これら の基が、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、また1から3個の 以下の基、すなわちシアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコ キシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C3−C6シクロアル キル、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール 、ヘテロアリールオキシを持っていてもく、またこれらの環式基が、さらに部分 的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/または、1から3個の以 下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル 、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1 −C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミ ノを持っていてもよく、 Rfがさらに、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキルオキシ、C3 −C6シクロアルキルチオ、ヘテロ環、ヘテロ環オキシ、ヘテロ環チオ、アリー ル、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、 ヘテロアリールチオを意味し、これらの基が部分的もしくは完全にハロゲン化さ れていてもよく、また1から3個の以下の基、すなわちシアノ、ニト ロ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4 ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C3−C6 シクロアルキル、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、ヘテ ロアリール、ヘテロアリールオキシを持っていてもよく、またこれらの環式基が 、さらに部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/もしくは1 から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1−C4 ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキ ルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4ア ルキルアミノを持っていてもよく、 Rgが水素、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、またはC3−C10アル キニルを意味するが、これらの基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されてい てもよく、また1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4ア ルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアル キルチオ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4ア ルキルカルボニル、C1−C4アルキルカルボニルオキシ、C1−C4アルキルカル ボニルアミノ、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4ハロアルコキシカルボ ニル、C1−C4アルキルチオカルボニル、C1−C4ハロアルキルチオカルボニル 、C1−C4アルキルアミノカルボニル、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニル 、C1−C4アルコキシカルボニルオキシ、C1−C4ハロアルコキシカルボニルオ キシ、C1−C4アルキルチオカルボニルオキシ、C1−C4ハロアルキルチオカル ボニルオキシ、C1−C4アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ−C1−C4アルキ ルアミノカルボニルオキシ、C1−C4アルコキシカルボニルアミノ、C1−C4ハ ロアルコキシカルボニルアミノ、C1−C4ハロアルキルチオカルボニルアミノ、 C1−C4アルキルアミノカルボニルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボ ニルアミノ、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、 アリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシを持っていてもよく、 またこれらの環式基が、さらに部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよ く、かつ/もしくは1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1− C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアル コキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキル アミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノを持っていてもよく、 RgがさらにC3−C6シクロアルキル、ヘテロ環、アリール、ヘテロアリール を意味し、これらの基が部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、ま た1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4アルキル、C1 −C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4 アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1 −C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルカルボニル、C1−C4アルキルカルボ ニルオキシ、C1−C4アルキルアミノカルボニル、ジ−C1−C4アルキルアミノ カルボニル、C1−C4アルコキシカルボニルオキシ、C1−C4ハロアルコキシカ ルボニルオキシ、C1−C4アルキルチオカルボニルオキシ、C1−C4アルキルカ ルボニルアミノ、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4ハロアルコキシカル ボニル、C1−C4アルキルチオカルボニル、C1−C4ハロアルキルチオカルボニ ル、C1−C4ハロアルキルチオカルボニルオキシ、C1−C4アルキルアミノカル ボニルオキシ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニルオキシ、C1−C4アルコ キシカルボニルアミノ、C1−C4ハロアルコキシカルボニルアミノ、C1−C4ア ルキルチオカルボニルアミノ、C1−C4ハロアルキルチオカルボニルアミノ、C1 −C4アルキルアミノカルボニルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノカルボニ ルアミノ、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルコキシ、アリール、ア リールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシを持っていてもよく、ま たこれら環式基が、さらに部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、 かつ/もしくは1から3個の以下の基、すなわち、シアノ、ニトロ、C1−C4ア ルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ 、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4アルキルアミノ 、ジ−C1−C4アルキルアミノを持っていてもよいことを特徴とするピラゾロ[ 1,5a]ピリミジン。 3. 式中のYnがOCH2 *、SCH2 *またはNRaCH2 *(総体的に XCH2で表わされる)を意味する場合の化合物Iを製造するために、下式II a で表わされ、かつL1が求核的に置換可能の離脱基を意味するベンジル誘導体を 、塩基の存在下、不活性有機溶媒中において、下式IIIa のピラゾロピリミジンと、それ自体公知の態様で反応させることを特徴とする方 法。 4. 式中のYnがC≡Cを意味する場合の化合物Iを製造するために、下式 IIb で表わされるフェニルアセチレンを、希金属触媒の存在下、不活性溶媒中におい て、下式IIIb で表わされ、かつL2がハロゲン原子を意味するハロゲン化ピラゾロピリミジニ ルと、それ自体公知の態様で反応させることを特徴とする方法。 5. 式中のYnがCH2*、CH2*またはCH2NRa*(総体的にCH2X で表わされる)を意味する場合の化合物Iを製造するために、下式IIc で表わされる適当なフェニル誘導体を、塩基の存在下、不活性有機溶媒中におい て、下式IIIc で表わされ、かつL3が求核的に置換可能の離脱基を意味するハロゲン化ピラゾ ロピリミジニルメチレンと、それ自体公知の態様で反応させることを特徴とする 方法。 6. 式中のYnがO、SまたはNR5(総体的にXで表わされる)を意味する 場合の化合物Iを製造するために、請求項5の式IIcで表わされる適当なフェ ニル誘導体を、塩基の存在下、不活性有機溶媒中において、請求項4の式III bで表わされるハロゲン化ピラゾロピリミジニルと、それ自体公知の態様で反応 させることを特徴とする方法。 7. 式中のYnがCRa=CRbを意味する場合の化合物Iを製造するために 、下式IId で表わされ、かつP#がハロゲン化トリアリールホスホニウムまたはジアルコキ シホスホナートを意味するベンジル燐化合物を、ウィティッヒ反応またはホルナ ー/ウィティッヒ反応により、下式IIId で、式Iの化合物に転化する方法。 8. 式中のYnがCRa=CRbを意味する場合の化合物Iを製造するために 、下式IIIe で表わされ、かつP#がハロゲン化トリアリールホスホニウムまたはジアルコキ シホスホナートを意味するベンジル燐化合物を、ウィティッヒ反応またはウィテ ィッヒ/ホルナー反応により、下式IIe により表わされるベンズアルデヒドで、式Iの化合物に転化する方法。 9. 固体もしくは液体担体と請求項1における一般式Iの化合物とを含有す る、害虫類または病原菌類を抑制するために適当な組成物。 10. 害虫類または病原菌類を抑制するために適当な組成物を製造するため の、請求項1における式Iの化合物の使用方法。 11. 病原菌類またはこれに対して保護されるべき諸材料、植物、土壌また は種子を、請求項1における一般式Iの化合物で処理することを特徴とする病原 菌類の抑制方法。 12. 害虫類またはこれに対して保護されるべき諸材料、植物、土壌または 種子を、請求項1における一般式Iの化合物で処理することを特徴とする害虫類 の抑制方法。
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