JPH11505576A - 繊維用フィックス剤 - Google Patents

繊維用フィックス剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、第1工程において場合に応じて脂肪族アミンまたはポリアミンの存在下でシアリルアミンもしくはN−メチル−ジアリルアミンのホモポリマーまたはジアリルアミンとN−メチルアミンのコポリマーのいずれかとエピハロヒドリンとを反応させるかまたはエピハロヒドリンと脂肪族アミンまたはポリアミンとを反応させることにより得られる生成物と前記ホモポリマーまたはコポリマーと反応させ、次いで場合に応じて第1反応工程の反応生成物を部分第4級化することにより得られるフィックス剤であって、最終生成物が下記式(I):

Description

【発明の詳細な説明】 繊維用フィックス剤 本発明は繊維用後処理剤に関する。この後処理剤は、染色物および捺染物の堅 牢度を改良するためのフィックス剤(dye-fixing agent)である。本発明はそれ らの製造方法および使用方法にも関する。 染色物および捺染物は、往々にして不十分な湿潤堅牢度、特に洗濯堅牢度およ び水堅牢度を有する。このことは、直接染料、酸性染料および反応性の低い染料 を使用して染色された染色物において見出される。直接染料は、それらが適用さ れる繊維に対して親和性を有するものである。全ての直接染料がセルロース材料 に対してその性質から直接的であると見なされており、一方、反応染料は直接的 であるとともに反応性である。全ての反応染料の場合において、一部の染料はセ ルロース繊維上のヒドロキシル基と化学反応し、そして一部の染料は繊維と反応 せず、一般的に加水分解した形態で存在する。繊維と化学反応しなかった一部の 染料は、繰返し洗浄することにより脱着する。酸性染料は、蛋白質繊維に対して 直接的な親和性を有するものであって、羊毛の染色に使用される染料の主な種類 である。しかしながら、直接染料が、それらに対して強い親和力を有するセルロ ース材料を染色する第1候補である。同じ洗浄工程において脱着した染料が洗浄 されている未染色繊維材料により吸収され、そしてさらに、染色された基材がそ の元の着色を保持しないために、染色物が湿潤堅牢度を示さないことは望ましく ない。染色物の湿潤堅牢度を改良するために、染色後にフィックス剤により繊維 を処理することが周知である。 ヨーロッパ特許出願公開明細書第0250365 号(米国特許第482237 4 号)には、直接染料を用いて製造されたセルロース染色物の湿潤堅牢度を特に 改良する色止め法が記載されている。この方法では、繊維材料がN−アルキル− ジアリルアミン重合体のポリ第4級アンモニウム化合物により処理される。 ***特許出願公開明細書第3938918 号には、特に、種々のアリルアミンと、エ ピクロロヒドリンとポリアルキレンポリアミンの縮合物と、アンモニアまたはア ミンとエピクロロヒドリンの反応生成物との混合物の形態の繊維用フィックス剤 が記載されている。この方法では、個々の成分が互いに反応しないが、相乗混合 物(synergistic mixture )として存在する。 特開平第6-108382号には、ジアリルアミンとエピハロヒドリンの反応、それに 続く反応生成物の重合により得られるポリマーを使用し、染色されたセルロース 繊維材料の湿潤堅牢度を改良する方法が開示されている。この反応生成物の欠点 は、ジアリルアミンとエピハロヒドリンの反応時に、特に比較的高温(20〜60℃ )であることおよび反応時間(実施例1において10時間)が長い結果、2−ヒ ドロキシ−1,3−プロピレンにより大部分が架橋されたジアリルアミン二量体 が生成することである。この結果、これらの化合物が重合した場合に架橋度が高 くなる。そのような架橋は、製造時または貯蔵時に、水性最終生成物を非常に粘 稠質または固形物にする効果を有し、そのため粉末状の貯蔵安定性のある商品を 製造するためには最終生成物を沈殿させなければならない。特開平第6-108382号 に記載されている方法の更なる欠点は、ジアリルアミンポリマーの収率(82%〜 88%)が不十分であること、換言すれば、モノマー含有率が比較的高いことであ る。ジアリルアミンモノマーが有毒であるために、このことは特に望ましくない 。 本発明の目的は、染色物、特にセルロース染色物の堅牢度を改良 する架橋性であるが水溶性である高分子のフィックス剤を提供することである。 前記フィックス剤はジアリルアミンモノマーを高い割合で含まない。 この問題は、適用時の繊維との高い反応性および繊維への架橋のために、繊維 材料上の染色物、特にセルロース染色物を特に良好に色止めする本発明に係るフ ィックス剤により解消され、従って非常に優れた染色堅牢度が得られる。さらに 、本発明の製造方法の結果、高収率でフィックス剤が得られ、その結果としてフ ィックス剤のジアリルアミンモノマーの割合は低い。すなわち、下記のように本 発明のフィックス剤は、それらが適用された染色物に優れた湿潤堅牢度を付与し 、さらにこのフィックス剤は貯蔵安定性があり、ジアリルアミンモノマーを高い 割合で含まない。 この場合、高い収率は95%〜100 %、または98%〜100 %の間にある。ジアリ ルアミンモノマーの割合が低いということは、その割合が適切には約5重量%以 下、好ましくは約1.0 重量%以下、より好ましくは0.1 重量%以下であることを 意味する。 本発明は、第1反応工程において場合に応じて脂肪族アミンまたはポリアミン の存在下でジアリルアミンもしくはN−メチル−ジアリルアミンのホモポリマー またはジアリルアミンとN−メチル−ジアリルアミンのコポリマーのいずれかを エピハロヒドリンと反応させるかまたはエピハロヒドリンと脂肪族アミンもしく はポリアミンとを反応させることにより得られる生成物と前記ホモポリマーもし くはコポリマーとを反応させ、場合に応じて続いて第1反応工程の反応生成物を 部分第4級化することにより得られるフィックス剤であって、最終生成物が、下 記式(I): (式中、Xはハロゲンである) により表される第3級アミノ基をアミノ基の総数に基づいて少なくとも 10mol% 有することを特徴とするフィックス剤を提供する。ただし、前記ホモポリマーが N−メチル−ジアリルアミンである場合には、脂肪族アミンまたはポリアミンの 存在はエピハロヒドリンとの反応において必須であり、前記ホモポリマーがジア リルアミンのホモポリマーである場合には、第1反応工程の反応生成物の部分第 4級化は必須であることを条件とする。 前記ジアリルアミン重合体は、本発明のフィックス剤が水溶性であり、かつ室 温で貯蔵安定であるように、2−ヒドロキシ−1,3−プロピレン/シアリルア ミン架橋を有しないことが好ましい。 そのようなフィックス剤は、適用時に、式(I)により表される基が2−ヒド ロキシ−3−ハロプロピル基と重合体の非第4級アミノ基との反応を通じて繊維 上で架橋し、繊維への固着が改良されるという利点を有する。 好ましい化合物は、最終生成物が、下記式(II): により表される第3級アミノ基を、重合したジアリルアミノ基に基づいて少なく とも 10mol%、好ましくは少なくとも20%さらに有することを特徴とする。 さらに好まい化合物は、最終生成物が、式(I)により表される第3級アミノ 基をアミノ基の総数に基づいて少なくとも15から80mol%、好ましくは20〜70mol% 、最も好ましくは25〜55mol%有することを特徴とする。 「第3級アミノ基」なる用語は、窒素がプロトン化された式(I)または(II )により表される分子も包含し、プロトン化された化合物が好ましい。本発明の 化合物のプロトン化に対し、pHは一般的に強無機酸または有機酸、特に氷酢酸 、ギ酸、リン酸、硫酸または塩酸により酸性化される。 好ましい化合物は、ジアリルアミンのホモポリマーとエピハロヒドリンの(部 分的)反応に続く第4級化により得られる化合物Sである。 使用することができる第4級化剤は、ジメチルスルフェート、ジエチルスルフ ェート、ハロゲン化メチルまたはハロゲン化エチルであり、ジメチルスルフェー トが好ましく使用される。 化合物Sの製造時のエピハロヒドリンに対するジアリルアミンポリマーのモル 比は1モル:0.5 モルである。ジアリルアミンポリマーとエピハロヒドリンの反 応生成物は、1モルのジメチルスルフェートにより第4級化されたものであるこ とが好ましい。 エピハロヒドリンは好ましくはエピクロロヒドリン、すなわち式Iにおいて置 換基Xが好ましくはClであるものである。 ジアリルアミンのホモポリマーは、無機酸、好ましくはHClを使用してジア リルアミンをプロトン化し、その後、開始剤、好ましくは過硫酸ナトリウムまた はアゾビス−2(2’−アミジノプロパン)二塩酸塩、および調節剤、好ましく は亜リン酸の存在下で重合させることにより生成されることが好ましい。エピハ ロヒドリンとの後の反応はpH 8〜10、好ましくはpH 9で塩基性媒体中で実施され ることが好ましい。 同様に好ましい化合物は、第1反応工程において脂肪族アミンまたはポリアミ ンの存在下でN−メチル−ジアリルアミンのホモポリマーもしくはジアリルアミ ンとN−メチル−ジアリルアミンのコポリマーとエピハロヒドリン(b)とを反 応させるかまたは好ましくはエピハロヒドリンとポリアルキレンポリアミンとを 反応させることにより得られる縮合生成物と前記ホモポリマーもしくはコポリマ ーとを反応させ、場合に応じて続いて反応生成物を部分的に第4級化することに より得られる反応化合物Tである。 エピハロヒドリン(b)はポリエピハロヒドリンの形態で存在してもよい。 Tの製造において、エピハロヒドリン(b)との反応は、一段法(1)または 二段法のいずれかで実施される。(2)で脂肪族アミン、ポリアミンまたは初期 縮合物をエピハロヒドリン(b)と反応させ、その後、反応生成物をジアリルア ミンコポリマーまたはホモポリマーと反応させることが好ましい。代わりに、ジ アリルアミンコポリマーまたはホモポリマーを最初にエピクロロヒドリンと反応 させ、次いで脂肪族アミン、ポリアミンまたは初期縮合物と反応させてもよい。 上記(1)の反応は、-15 ℃〜+40 ℃、好ましくは-10 ℃〜+25 ℃、最も好ま しくは-5℃〜10℃でアルカリ性域内で実施するかまたは40℃〜90℃、好ましくは 50℃〜80℃で中性から強酸性域で実施する。(2)の反応は、アルカリ性域内で -15 ℃〜+40 ℃で前記アミンまたはポリアミンがエピハロヒドリンと反応し、反 応生成物が続いて、直接またはアルカリを添加した後に、アルカリ性域内で低温 でジアリルアミン重合体と反応してエポキシ環を形成するように実施することが 好ましい。 Tを製造するのに使用される脂肪族アミンは、好ましくは1個以上のアミノ基 を有し、17〜1,000,000 、好ましくは50〜500,000 、最も好ましくは100 〜100, 000 の分子量を有する脂肪族第1級または第2級アミンである。同様にそのよう なアミンまたはポリアミンの混合物も含まれる。そのようなアミンの例には、特 にアンモニア、メチルアミンもしくはエチルアミン、ジメチルアミン、アミノグ アニジン、ヒドラジン、ピペラジン、アミノエチルピペラジン、ヒドロキシエチ ルエチレンジアミン、N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンジアミン、 N−プロピルアミノエチレンジアミン、またはポリアルキレンポリアミン、例え ばジプロピレントリアミン、テトラエチレンペンタアミン、ジエチレントリアミ ン、トリエチレンテトラアミン、ペンタエチレンヘキサアミン、もしくは100 〜 150,000 の分子量を有するポリエチレンイミンもしくはポリプロピレンイミン、 もしくはジシアンジアミドとポリアルキレンポリアミンの反応生成物、ジカルボ ン酸とポリアルキレンポリアミンの反応生成物、ポリエピハロヒドリンとポリア ルキレンポリアミンの反応生成物、ポリビニルアミンまたはこれらの混合物があ り、テトラエチレンペンタアミンが特に好ましい。脂肪族アミンは好ましくはエ ピハロヒドリンとの初期縮合物として、最も好ましくはエピハロヒドリンとポリ アルキレンポリアミンの初期縮合物として、最も好ましくはエピハロヒドリンと テトラエチレンペンタアミンの初期縮合物として存在する。 化合物Tの製造において、N−メチル−ジアリルアミンとジアリルアミンとを 9:1〜2:8のモル比で共重合させることが好ましい。 エピハロヒドリンと脂肪族アミンまたはポリアミンとの初期縮合物の製造に対 し、500 〜100,000 、好ましくは750 〜50,000、最も 好ましくは1000〜20,000の分子量を有する初期縮合物が得られるようにモル比が 選ばれる。初期縮合物は、水性条件下または無水条件下でアルカリ性域および酸 性域の双方で製造することができる。 化合物Tの場合、残留アミノ基に対するジアリルアミノ基の比は、1:0.5 〜 4、好ましくは1:0.75〜3、最も好ましくは1:1〜2である。第3級アミノ 基、場合に応じて第1級、第2級または第4級アミノ基であるアミノ基は、第1 級、第2級または第3級アミンである場合にはプロトン化されていることが好ま しい。最終生成物が常に上記量の式(I)により表される基および場合に応じて 式(II)により表される基を有するように、エピハロヒドリン(b)との反応後 に依然として存在するアミノ基を慣用的な第4級化剤により部分第4級化しても よい。ジメチルスルフェートを第4級化剤として使用することが好ましい。 N−メチル−ジアリルアミノホモ重合体または共重合体を製造するために、重 合前に、ギ酸およびホルムアルデヒドによるジアリルアミンのメチル化によって N−メチル−ジアリルアミンが製造されることが好ましい。ホモ重合または共重 合は、pH 1〜3 でギ酸および無機酸、好ましくはHCl、ならびに開始剤、例え ば過硫酸アンモニウム、カリウムもしくはナトリウムまたはアゾビス−2(2’ −アミジノプロパン)二塩酸塩の存在下で実施されることが好ましい。一段法で のエピクロロヒドリンおよびポリアルキレンポリアミン/エピクロロハロヒドリ ン初期縮合物とのコポリマーの反応は、pH 8〜11、好ましくはpH 9〜10の塩基性 媒体中、好ましくは-5℃〜+10 ℃の温度で実施されることが好ましい。 化合物Tは、10,000〜1,000,000 、好ましくは50,000〜500,000 の平均分子量 MW(重量平均)を有する。 本発明のフィックス剤は、約 1.0〜7.0 、好ましくは1.5 〜5.0 最も好ましくは2.0 〜3.5 のpH値を有する。 本発明の化合物は、ヒドロキシ基、アミノ基またはチオール基を含む紙、皮革 または紡織繊維を含む染色または捺染された基材の色止めに使用される。好まし い紡織繊維基材は、セルロース繊維、特に綿繊維、羊毛繊維、ビスコース繊維も しくは再生セルロース繊維自体からなるセルロース材料であるか、またはセルロ ース繊維、特に綿繊維、羊毛繊維、ビスコース繊維もしくは再生セルロース繊維 と天然もしくは合成繊維、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニト リル、ポリプロピレン、ウールおよび絹との混合物であるセルロース材料である 。 本発明の化合物が綿上1/1 の標準染色濃度に相当する濃色染色物の色止めに使 用される場合には、本発明の化合物の量は、当該フィックス剤中の活性物質と基 材の乾燥重量に基づいて好ましくは0.1 〜5重量%、より好ましくは0.5 〜3重 量%である。淡い色相に対しては、上記量の約30〜50%が使用される。 当該フィックス剤は、染色または捺染された基材に吸尽法または例えばパジン グ、吹付け、浸漬等のような代替法により適用される。吸尽法が好ましい。 典型的な適用条件は、染色された基材を、例えば、室温および浴比1:4〜1 :20で固着浴に導入すること、30〜60℃で5〜20分間加熱すること、およびこの 温度をさらに5〜20分間維持することである。適用は、アルカリ性条件下、好ま しくはpH 9〜13、より好ましくはpH 10 〜12.5で行われる。アルカリは最適な固 着温度に達した後に添加されることが好ましい。好ましいアルカリはソーダ灰で ある。より好ましいアルカリは苛性ソーダである。必要であれば、固着は、5〜 20g/l の量の電解質、例えば塩化ナトリウムの存在下で行われる。 仕上加工すべき基材へのフィックス剤の適用は、染色された基材を染浴から除 去し濯いだ後、または染色され濯がれた基材を中間乾燥工程にかけた後のいずれ かの時点で実施することができる。本発明のフィックス剤が適用された基材を通 常の方法で濯ぎ、中和し、次いで乾燥させる。 染色に使用される染料の性質は重要ではない。本発明のフィックス剤は、反応 染料、直接染料または酸性染料の形態にあるアニオン染料を固着させるのに適す る。染料は、C.I.反応染料、C.I.酸性染料または特にC.I.直接染料としてカラー インデックスに示されている種類の染料である。基材は、鮮明な特に金属を含有 しない染料により染色され、次いで本発明の薬剤により色止めされることが好ま しい。そのような染料の例には、Direct Yellow 152 、Direct Yellow 162 、Di rect Orange 39、Direct Red 89 、Direct Red 224、Direct Red 227、Direct B lue 71、Direct Blue 85、Direct Blue 199 、Acid Blue 193 およびAcid Black 194、カナダ国特許第 157627-99-1およびヨーロッパ特許出願公開明細書第0425 907 号の実施例2に記載の染料がある。混紡織物に対し、他の繊維に適する染料 を使用してもよい。例えば、ポリエステルとセルロースの混紡織物に対し、上記 反応染料、酸性染料または直接染料以外に分散染料を使用してもよい。 本発明は、染色もしくは捺染されたかまたは染色および捺染され、次いで本発 明のフィックス剤により処理された繊維基材である色止めされた基材をさらに提 供する。基材は、上記染料または慣用的な捺染インクのいずれを使用して染色ま たは捺染されていてもよい。好ましい態様において、色止めされる基材は、直接 染料または酸性染料のいずれかにより染色されたものである。好ましい基材はセ ルロース材料である。 全ての部および百分率を重量で表し、そして全ての温度を摂氏で表した以下の 実施例により本発明をさらに説明する。他に記載がない限り、使用した塩酸は30 %であり、水酸化ナトリウム溶液はは約30%であり、および過硫酸ナトリウム溶 液は38.4%である。他に記載が無いかぎり、エピクロロヒドリンは、15分間にわ たって0〜5°で滴下添加した。 実施例1 129.5 部の脱イオン水、124.4 部のパラホルムアルデヒドおよび340.6 部のギ 酸を調製し、次いで窒素雰囲気下で80°±2で加熱した。その後、6時間にわた って80°±2°で良く攪拌した。窒素雰囲気を用いずにこれに 402.2部のジアリ ルアミンを添加し、それにより連続的に約181 部のCO2が発生した。二相反応 混合物を室温に冷却し、次いで約180 部の塩酸を添加することによりpH 6.5に調 節した。この間、氷浴中で冷却することにより温度を20〜30℃に保った。その後 、97.2部のジアリルアミンおよび99部の脱イオン水を反応混合物に良く攪拌しな がら添加した。反応混合物を75°に加熱し、約340 部の塩酸によりpH 2.5±0.3 に調節し、次いで75〜80°の温度で4時間にわたって165 部の過硫酸ナトリウム 溶液を滴下添加した。反応混合物を80°で2時間攪拌し、続いて室温に冷却した 。1680部の透明褐色な重合体P-1 を得た。 窒素雰囲気下で412 部のジエチレントリアミンを装入し、次いで80〜85°に加 熱した。これにこの温度で90分間にわたって良く攪拌しながら103.6 部のエピク ロロヒドリンを添加した。反応混合物を90°で10時間攪拌し、次いで室温に放冷 した。2000 mPa・s (20°)の粘度を有する透明黄色の初期縮合物V-1 を514 g 得た。 81.65 部の重合体P-1 、7.64部の初期縮合物V-1 および119.2 部の脱イオン水 を調製した。30℃で3ml/分の速度で21.76 部の水酸 化ナトリウム溶液を滴下添加した。17.28 部のエピクロロヒドリンを添加した。 この温度を保ちながら反応混合物を9時間攪拌し、次いで約27部の塩酸を添加す ることによりpH 2.5に調節した。273 部の透明黄色生成物を得た。 実施例2 実施例1の第3工程において、実施例1に記載した量の代わりに12.73 部の初 期縮合物V-1 および21.48 部のエピクロロヒドリンを使用し、そして0〜3°で 8時間攪拌した後に、約41.2部の塩酸により反応混合物をpH 2.5に調節すると、 287 部の透明黄色生成物が得られた。 実施例3 窒素雰囲気下で458.5 部のジプロピレントリアミンを装入し、次いで80〜85° に加熱した。その後、この温度を保ちながらこれに良く攪拌しながら1.5 時間に わたって90.65 部のエピクロロヒドリンを添加した。次いで混合物を90°で10時 間攪拌し、次いで室温に放冷した。546.7 部の初期縮合物V-2 を得た。 81.65 部の重合体P-1 、9.28部の初期縮合物V-2 および119.2 部の脱イオン水 を調製した。30°で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次いで反応 混合物を0°に冷却した。これに14.23部のエピクロロヒドリンを添加した。反 応混合物を0〜3°で5時間攪拌し、次いで約30.4部の塩酸を添加することによ りpH 2.5に調節した。275 部の透明黄色生成物を得た。 実施例4 実施例3の第2工程において、実施例3に記載した量の代わりに12.73 部の初 期縮合物V-2 および18.27 部のエピクロロヒドリンを使用し、そして0〜3°で 1.5 時間攪拌した後、約35部の塩酸(30%)により反応混合物をpH 2.5に調節し た。288 部の透明黄色生成 物を得た。 実施例5 窒素雰囲気下で438.7 部のトリエチレンテトラアミンを装入し、80〜85°に加 熱した。この温度で良く攪拌しながらこれに1.5 時間にわたって77.7部のエピク ロロヒドリンを添加した。次いで混合物を90°で10時間攪拌し、そして室温に放 冷した。513.9 部の初期縮合物V−3を得た。 81.65 部の重合体P-1 、10.18 部の初期縮合物V-3 および119.2 部の脱イオン 水を調製した。30°で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次いで反 応混合物を0°に冷却した。これに14.23 部のエピクロロヒドリンを添加した。 反応混合物を0〜5°で9時間攪拌し、次いで約34部の塩酸を添加することによ りpH 2.5に調節した。281 部の透明黄色生成物を得た。 実施例6 実施例5の第2工程において、実施例5に記載した量の代わりに15.23 部の初 期縮合物V-3 および17.0部のエピクロロヒドリンを使用し、そして0〜3°で9 時間攪拌した後、約38部の塩酸により反応混合物をpH 2.5に調節し、287 部の透 明黄色生成物を得た。 実施例7 窒素雰囲気下で711.9 部のテトラエチレンペンタアミンを装入し、次いで80〜 85°に加熱した。この温度を保ちながらこれに良く攪拌しながら1.5 時間にわた って97.4部のエピクロロヒドリンを添加した。次いで混合物を90°で10時間攪拌 し、そして40°に冷却した。806.6 部の透明な黄色がかった初期縮合物V-4 を得 た。 81.65 部の重合体P-1 、12.73 部の初期縮合物V-4 および119.2 部の脱イオン 水を調製した。30℃で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次いで反 応混合物を0℃に冷却した。これに22.5 0 部のエピクロロヒドリンを添加した。この温度で反応混合物を9時間攪拌し、 次いで約34部の塩酸を添加することによりpH 2.5に調節した。289 部の透明黄色 生成物を得た。 実施例8 窒素雰囲気下で409.5 部のN−プロピルアミン−エチレンジアミンを装入し、 次いで80〜85°に加熱した。この温度で良く攪拌しながらこれに1.5 時間にわた って90.7部のエピクロロヒドリンを添加した。次いで混合物を90°で10時間攪拌 し、そして室温に放冷した。478.4 部の透明な黄色がかった初期縮合物V-5 を得 た。 81.65 部の重合体P-1 、12.73 部の初期縮合物V-5 および119.2 部の脱イオン 水を調製した。30℃で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次いで反 応混合物を0°に冷却した。これに20.39 部のエピクロロヒドリンを添加した。 この温度で反応混合物を6時間攪拌し、次いで約37部の塩酸を添加することによ りpH 2.5に調節した。284 部の透明黄色生成物を得た。 実施例9 窒素雰囲気下で456.1 部のポリエチレンイミン(MW15,000)を装入し、次い で80〜85°に加熱した。この温度を保ちながらこれに良く攪拌しながら1.5 時間 にわたって5.5 部のエピクロロヒドリンを添加した。次いで混合物を90℃で10時 間攪拌し、そして室温に放冷した。455.5 部の透明淡黄色初期縮合物V-6 を得た 。 81.65 部の重合体P-1 、34.05 部の初期縮合物V-6 および119.2 部の脱イオン 水を調製した。30°で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次いで反 応混合物を0°に冷却した。0〜3°で15分間にわたって21.12 部のエピクロロ ヒドリンを滴下添加した。この温度で反応混合物を2時間攪拌し、次いで約77部 の塩酸を添加することによりpH 2.5に調節した。349 部の透明黄色生成物を得た 。 実施例10 250部の脱イオン水、240 部のパラホルムアルデヒドおよび657 部のギ酸を調 製し、次いで窒素雰囲気下で80°±2°に加熱した。次いで、窒素を用いずに良 く攪拌しながら80°±2℃で8時間にわたってこれに776 部のジリルアミンを添 加し、それによって約343 部のCO2が連続的に発生した。二相混合物を室温に 冷却し、次いで約365 部の塩酸を用いてpH 6.5に調節した。氷浴中で冷却するこ とにより温度を20〜30°に保った。1945部の透明黄色溶液P-2 を得た。 良く攪拌しながら64.7部のジアリルアミンを243 部の溶液P-2 に添加した。約 153 部の塩酸により反応混合物をpH 2.5±0.3 に調節した。次いで、窒素雰囲気 下75〜80°の温度で2時間にわたって40部の過硫酸ナトリウム溶液を滴下添加し た。この温度で反応混合物を3時間攪拌し、次いで室温に冷却した。513 部の透 明橙色重合体P-3 を得た。 77部の重合体P-3 、12.7部の実施例7の初期縮合物V-4 および119.2 部の脱イ オン水を調製した。30°で3ml/分の速度で21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を 滴下添加し、次いで反応混合物を0°に冷却した。これに22.5部のエピクロロヒ ドリンを添加した。この温度で反応混合物を5時間攪拌し、次いで約39部の塩酸 を添加することによりpH 2.5に調節した。292 部の透明黄色生成物を得た。 実施例11 良く攪拌しながら145.5 部のジアリルアミンを243 部の溶液P-2 (実施例10) に添加した。約222 部の塩酸により反応混合物をpH 2.5±0.3 に調節した。次い で、窒素雰囲気下75〜80°の温度で2時間にわたって40部の水酸化ナトリウム溶 液を滴下添加した。この温 度で反応混合物を3時間攪拌し、続いて室温に冷却した。645 部の透明橙褐色重 合体P-4 を得た。 64.5部の重合体P-4 、12.7部の初期縮合物V-4 (実施例7)および119.2 部の 脱イオン水を調製した。30℃で3ml/分の速度で21.76 部の水酸化ナトリウム溶 液を滴下添加し、次いで反応混合物を0°に冷却した。これに22.5部のエピクロ ロヒドリンを添加した。この温度で反応混合物を2時間攪拌し、次いで約39部の 塩酸を添加することによりpH 2.5に調節した。270 部の透明黄色生成物を得た。 実施例12 良く攪拌しながら155.2 部のジアリルアミンを97部の溶液P-2 (実施例10)に 添加した。約195 部の塩酸により反応混合物をpH 2.5±0.3 に調節した。次いで 、窒素雰囲気下75〜80°の温度で65部の過硫酸ナトリウム溶液を3時間にわたっ て滴下添加した。この温度で反応混合物を3時間攪拌し、その後室温に冷却した 。521 部の透明橙褐色重合体P-5 を得た。 65.2部の重合体P-5 、13.2部の実施例7の初期縮合物V-4 および119.2 部の脱 イオン水を調製した。11.7部の水酸化ナトリウム溶液(約30%)を添加すること により反応混合物をpH 10 に調節し、次いで0°に冷却した。0〜5℃で15分間 にわたって22.5部のエピクロロヒドリンを滴下添加した。この温度で反応混合物 を6時間攪拌し、次いで約32部の塩酸を添加することによりpH 2.5に調節した。 265 部の透明黄色生成物を得た。 実施例13 292 部の塩酸を48部の氷および233 部のジアリルアミンに滴下添加した。溶液 を80〜85°に加熱した。この温度を保ちながら6時間にわたって78部の過硫酸ナ トリウム溶液を滴下添加した。1時間攪拌後、混合物を室温に冷却した。642 部 の透明褐色重合体P-6 を得 た。 66.8部の重合体P-6 、12.7部の初期縮合物V-4 (実施例7)および119.2 部の 脱イオン水を調製した。5.1 部の水酸化ナトリウムを添加することにより反応混 合物をpH 10 に調節し、次いで0°に冷却した。これに22.5部のエピクロロヒド リンを添加した。この温度で反応混合物を7時間攪拌し、次いで約27部の塩酸を 添加することによりpH 2.5に調節した。253 部の透明生成物を得た。 実施例14 389 部の溶液P-2 (実施例10)を38部の水により希釈し、90部の塩酸によりpH 2.5±0.3 に調節した。次いで、75〜80°の温度で3時間にわたって64部の過硫 酸ナトリウム溶液を滴下添加した。この温度で反応混合物を2時間攪拌し、次い で室温に冷却した。575 部の透明褐色重合体P-7 を得た。 81.7部の重合体P-7 、12.7部の初期縮合物V-4 (実施例7)および119.2 部の 脱イオン水を調製した。30℃で21.8部の水酸化ナトリウム溶液を滴下添加し、次 いで反応混合物を0℃に冷却した。これに22.5部のエピクロロヒドリンを添加し た。この温度で反応混合物を9時間攪拌し、次いで約30部の塩酸を添加すること によりpH 2.5に調節した。286 部の透明橙黄色生成物を得た。 実施例15 66.8部の実施例13の重合体P-6 および64部の脱イオン水を調製した。21部の水 酸化ナトリウム溶液を添加した後、反応混合物を5〜10°に冷却した。この温度 で15分間にわたって10.4部のエピクロロヒドリンを添加した。この温度で反応混 合物を3時間攪拌し、次いで約10部の塩酸を添加することによりpH 6.5に調節し た。25部の水を添加した後、良く攪拌しながら1時間にわたって45〜50°で31.5 部のジメチルスルフェートを滴下添加した。約29部の水酸化ナトリ ウム溶液(30%)を添加することによりpHを一定に保った。1時間攪拌した後、 混合物を室温に冷却した。257 部の透明濃黄色生成物を得た。 実施例16 85部の水に溶解した51部の硫酸(96%)の溶液により97部のジアリルアミンを 中和した。8.2 gの亜リン酸を添加した後、30部の水に溶解した5.2 部の2,2 ’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩の溶液を65〜70°の温度で5時 間にわたって滴下添加した。その後、65〜70°で10時間次いで90°で1時間攪拌 を行った。室温に冷却し250 部の水を添加した後、525 部の透明黄色重合体P-8 を得た。 131 部のこの重合体溶液P-8 を21部の水酸化ナトリウム溶液(30%)と混合し 、次いで5〜10°に冷却した。15分間にわたって10.4部のエピクロロヒドリンを 滴下添加し、次いで3時間攪拌し、約5部の硫酸によりpHを6.5 に調節し、次い で混合物を25部の水により希釈した。45〜50°で、1時間の間に15.8部のジメチ ルスルフェートを滴下添加した。約14部の水酸化ナトリウム溶液(30%)を添加 することによりpHを一定に保った。1時間攪拌後、混合物を室温に冷却した。22 0 部の濃黄色生成物を得た。 実施例17 不活性窒素ガス雰囲気下で140 部の水および90部のジメチルアミンを装入した 。40〜45°で10時間にわたって55.5部のエピクロロヒドリンを添加した。85°で 2時間攪拌した後、混合物を室温に冷却した。285 部の透明黄色溶液V-7 を得た 。 71.2部の溶液V-7 および189 部のテトラエチレンペンタアミンを調製した。85 °で30分間にわたって50.9部のエピクロロヒドリンを滴下添加し、90〜95°で10 時間攪拌し、次いで室温に冷却した。30 7 部の透明粘稠溶液V-8 を得た。 13.3部のこの溶液V-8 、81.65 部の重合体P-1 (実施例1)を119.2 部の水と 混合し、次いで21.76 部の水酸化ナトリウム溶液(約30%)を添加した後、0℃ に冷却した。これに22.5部のエピクロロヒドリンを添加し、5時間攪拌し、次い で約17部の塩酸によりpH 5に調節した。275 部の黄色生成物を得た。 実施例18 71.2部の実施例17の溶液V-7 および94.5部のテトラエチレンペンタアミンを調 製した。80〜85°で30分間にわたって37部のエピクロロヒドリンを調製し、90〜 95°で10時間攪拌し、次いで室温に冷却した。200 部の透明粘稠溶液V-9 を得た 。 14.8部のこの溶液V-8 および81.65 部の重合体P-1 (実施例1)を119.2 部の 水と混合し、21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を添加した後、0°に冷却した。 これに22.5部のエピクロロヒドリンを添加し、5時間攪拌し、次いで約14部の塩 酸によりpH 5に調節した。270 部の黄色生成物を得た。 実施例19 114 部の溶液V-7 (実施例17)および75.6部のテトラエチレンペンタアミンを 調製した。80〜85°で30分間にわたって59.2部のエピクロロヒドリンを滴下添加 し、90〜95°で10時間攪拌し、次いで室温に冷却した。245部の透明粘稠橙褐色 溶液V-10を得た。 16.5部のこの溶液V-10、81.65 部の実施例1の重合体P-1 を119.2 部の水と混 合し、次いで21.76 部の水酸化ナトリウム溶液を添加した後、0°に冷却した。 これに22.5部のエピクロロヒドリンを添加し、5時間攪拌し、次いで約10部の塩 酸によりpH 5に調節した。265 部の黄色生成物を得た。 実施例20 560 部の水および317 部のジメチルアミンを調製した。不活性ガスとしての窒 素雰囲気下40〜45°で6時間にわたって382 部のエピクロロヒドリンを滴下添加 した。その後、85〜90°で混合物を攪拌し、次いで室温に冷却した。1250部の透 明濃黄色溶液V-11を得た。 88部のこの溶液V-11および131 部の重合体溶液P-8 (実施例16)を調製し、21 部の水酸化ナトリウム溶液(30%)と混合し、次いで5〜10°に冷却した。15分 間にわたって10.4部のエピクロロヒドリンを滴下添加し、次いで混合物を3時間 攪拌し、約5部の硫酸によりpH 6.5に調節し、次いで30部の水により希釈した。 45〜50°で1時間で31.5部のジメチルスルフェートを滴下添加した。18部の水酸 化ナトリウム溶液(30%)を添加することによりpHを一定に保った。1時間攪拌 した後、混合物を室温に冷却した。330 部の濃黄色生成物を得た。 実施例21 153.7 部のN−メチルジアリルアミン、4.5 部の水および57.5部のジアリルア ミンを調製し、次いで36.5%塩酸水溶液195.4 部によりpH 1.75 に調節した。次 いで混合物を65°に加熱し、そしてこの温度を保ちながらこれに15%の2,2'−ア ゾビス-(2-アミジノプロパン)二塩酸塩水溶液103.9 部を攪拌しながら20時間に わたって添加した。約5000 mPa・s の粘度(ブルックフィールド回転粘度計、23 °で測定)を有する中間生成物約515.0 部を得た。 515.0 部の前記中間生成物、分子量1800のポリエチレンイミン200.0 部および 532.6 部の水を調製し、次いで355.1 部の塩酸(36.5%)と混合し、pH値を1.0 に調節した。次いで混合物を50°に加熱した。この温度で5分間にわたって740. 0 部のエピクロロヒドリンを滴下添加した。50℃で約70分後、pH値は約6.9 であ った。次いでこれに368.8 部の塩酸(36.5%)を添加してpH値を2.5 に調節し、 次いで混合物を室温に冷却した。約2710.0部のポリマー溶液を得た。 実施例22 73.6部のN−メチルジアリルアミン、31.1部のジアリルアミン、104.2 部のN −メチルジアリルアミン−ギ酸塩および102.2 部の水を178.6 部の塩酸と混合し 、pH値を2.0 〜2.5 に調節した。次いで、ニトリロ三酢酸三ナトリウム塩の40% 溶液0.8 部を添加し、得られたモノマー溶液を80℃に加熱した。次いで、この温 度で約6〜7時間にわたって43.7部の水に溶解させた26.8部の過硫酸ナトリウム をこれに添加し、その後さらにこれに8.0 部の過硫酸ナトリウム(固形物)を添 加した。80°で約2時間攪拌した後、混合物を室温に冷却した。569.0 部の中間 生成物を得た。 74.9部のテトラエチレンペンタアミンを65℃に加熱した。この温度で90分間に わたって10.2部のエピクロロヒドリンを滴下添加し、温度を90°以下に保った。 エピクロロヒドリンの添加後、92〜95°で混合物を3時間反応させ、約50°に冷 却し、198.6 部の水により希釈し、次いで0°に冷却した。この温度で2時間に わたって150.1 部のエピクロロヒドリンを滴下添加した。その後、0〜4°でま ず始めに597.2 部の水を、次いで569.0 部の中間生成物を添加した。その後、0 〜3℃で145.2 部の水酸化ナトリウム溶液(30%)を滴下添加し、0〜2℃で12 時間反応させた。その後、220.5 部の塩酸を滴下添加してpH値を2.5 に調節した 。1965.0部の最終生成物を得た。 実施例23 75.0部のテトラエチレンペンタアミンを80℃に加熱した。次いで、温度が90℃ を超えないようにこの温度で3時間にわたって10.3部のエピクロロヒドリンを滴 下添加した。90℃で約4時間後、混合物 を40℃に冷却し、次いで36.5部の水を添加した後、混合物を室温に冷却した。12 1.8 部の透明な黄色がかった中間生成物を得た。 37%ホルムアルデヒド水溶液107.5 部及び85%ギ酸水溶液109.0部を調製し、 次いで60℃に加熱した。次いで、62℃を超えないようにこの温度で128.7 部のジ アリルアミンを6時間にわたって滴下添加した。2.5 時間攪拌後、混合物を30° に冷却し、そして66.0部の塩酸によりpH値を6.3 〜6.5 に調節した。次いで、ジ アリルアミン31.1部および約2.0 〜2.5 のpH値が得られるように30%塩酸115.0 部を室温で添加した。40%ニトリロ三酢酸三ナトリウム塩溶液0.8部を添加した 後、溶液を78℃に加熱した。この温度で、43.7部の水に溶解させた26.8部の過硫 酸ナトリウムの添加を開始した。約7〜8時間続けたこの添加の間、温度を80〜 85℃に保った。その後、8.0 部の過硫酸ナトリウム(固形物)を添加し、混合物 を1時間攪拌し、次いで室温に冷却した。121.8 部の中間生成物を添加した後、 144.9 部の水酸化ナトリウム溶液(30%)を計量添加し、次いで5℃に冷却した 。次いで、756.9 部の氷を添加し、それにより温度を約-10 ℃に下げた。次いで 、149.9 部のエピクロロヒドリンを2時間にわたって均等に滴下添加し、それに より中間温度を常に0℃またはわずかにこの温度よりも低く保った。エピクロロ ヒドリンの添加後、0℃±1℃で攪拌を10時間行った。この攪拌後、約232.9 部 の塩酸を添加することにより正確にpH値を2.5 ±0.2 に設定した。その後、40% 亜硫酸水素ナトリウム溶液3.9 部を添加した。約1986.0部のポリマー溶液を得た 。 実施例24 実施例21の中間生成物515.0 部、1200の分子量を有するポリエピクロロヒドリ ン1モル当量とジエチレントリアミン1モルの反応生成物の30%水溶液194.7 部 、および水973.5 部を約3°±1℃に冷 却し、次いでこの温度で、約30分で滴下添加した180.1 部のエピクロロヒドリン と混合した。3°±1℃で約3時間後、15〜20℃に昇温させ、次いでこの温度で さらに攪拌を約10時間行った。その後、15分間加熱を行い40℃にすると即座に粘 度が増加した。次いで、約64.4部の塩酸(36.5%)を添加し、それにより200mPa ・s の粘度(ブルックフィールド、22°)を有するポリマー溶液1927.0部を得た 。 本発明を以下の適用例によりさらに説明する。 適用例1 市販の配合物であるC.I.Direct Yellow 152(標準染色濃度約1/1 )0.95重量 %を使用して染色された綿染色物100部を染色後に以下のように直接処理し、次 いで40℃の軟水1000部を含む浴中で濯いだ:実施例1から得たポリマー溶液2.5 重量%を約5分間にわたって浴に添加し、次いで前記ポリマー溶液を分散させる ためにこの温度で10分間放置した。ボーメ度36(予備希釈)の水酸化ナトリウム 溶液1.5ml/l を約10分間にわたって計量添加することにより固着を行い、その後 さらに固着を10分間行った。続いて浴をドレンし、次いで新たな浴内でこれに酸 (酢酸、ギ酸、クエン酸)を添加することにより織物を中和した。湿潤堅牢度( 洗濯堅牢度、水堅牢度)が非常に高い黄色染色物が得られた。 適用例2 市販の配合物であるC.I.Direct Yellow 152(標準染色濃度約1/1 )1.0 重量 %を使用して染色されたビスコース染色物100 部を染色後に以下のように直接処 理し、次いで50℃の軟水1000部を含む浴中で濯いだ:実施例1から得たポリマー 溶液2.5 重量%を約5分間にわたって浴に添加し、次いで前記ポリマー溶液を分 散させるためにこの温度で10分間放置した。ボーメ度36(予備希釈)の水酸化ナ トリウム溶液1.5ml/l を約10分間にわたって計量添加することにより固着を行い 、その後さらに固着を10分間行った。続いて浴をドレンし、次いで新たな浴内で これに酸(酢酸、ギ酸、クエン酸)を添加することにより織物を中和した。湿潤 堅牢度(洗濯堅牢度、水堅牢度)が非常に高い黄色染色物が得られた。 綿に対する適用例1およびビスコースに対する適用例2と同様な手順で下記表 に記載した量の各染料およびフィックス剤を使用して次の適用例を実施した。湿 潤堅牢度(洗濯堅牢度、水堅牢度)が非常に高い黄色もしくは赤色または青色染 色物が得られた。 下記表において、C.I.Direct Blue 199を除く全ての染料に対する標準染色濃 度は1/1 である。C.I.Direct Blue 199に対しては、標準染色濃度は1/3 である 。 適用例3 4%のC.I.Acid Blue 193により染色された羊毛織物を、染色し 濯いだ直後に、実施例1のポリマー溶液3%(織物の重量に基づく)を含む50℃ の浴中に浸漬した。この温度で10分間を要して前記織物を処理し、ポリマー溶液 を良好に分散させた。必要量のアンモニアを添加することにより浴をpH 10 にし 、次いで織物をさらに20分間処理して固着を完了した。その後、浴をドレンし、 次いで新しい水により織物を濯ぎ、そして中和した。染色された織物は非常に優 れた湿潤堅牢度を示した。 適用例4 C.I.Acid Blue 193の代わりにC.I.Acid Black 194を使用して適用例3を実 施した。染色された織物は非常に優れた湿潤堅牢度を示した。 実施例1から得たポリマー溶液の代わりに他の実施例から得たポリマー溶液を 上記適用例3および4においても使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1反応工程において場合に応じて脂肪族アミンまたはポリアミンの存在 下でジアリルアミンもしくはN−メチル−ジアリルアミンのホモポリマーまたは ジアリルアミンとN−メチル−ジアリルアミンのコポリマーのいずれかをエピハ ロヒドリンと反応させるかまたはエピハロヒドリンと脂肪族アミンもしくはポリ アミンとの反応により得られる生成物と前記ホモポリマーもしくはコポリマーと を反応させ、次いで場合に応じて第1反応工程の反応生成物を部分的に第4級化 することにより得られるフィックス剤であって、最終生成物が、下記式(I): (式中、Xはハロゲンである) により表される第3級アミノ基をアミノ基の総数に基づいて少なくとも10mol%有 することを特徴とし、前記ホモポリマーがN−メチル−ジアリルアミンである場 合に脂肪族アミンまたはポリアミンの存在が必須であり、前記ホモポリマーがジ アリルアミンのホモポリマーである場合に第1反応工程の反応生成物の部分第4 級化が必須であることを条件とするフィックス剤。 2.最終生成物が、下記式(II): により表される第3級アミノ基を、重合したジアリルアミノ基に基 づいて少なくとも10mol%さらに有する請求項1記載のフィックス剤。 3.ジアリルアミンのホモポリマーとエピハロヒドリンとの(部分的)反応、 それに続く第4級化により得られる請求項1または2に記載のフィックス剤。 4.第1反応工程において場合に応じて脂肪族アミンもしくはポリアミンの存 在下でN−メチル−ジアリルアミンのホモポリマーもしくはジアリルアミンとN −メチル−ジアリルアミンのコポリマーをエピハロヒドリンと反応させるかまた は好ましくはエピハロヒドリンとポリアルキレンポリアミンとを反応させること により得られる初期縮合物と前記ホモポリマーもしくはコポリマーとを反応させ 、次いで場合に応じて反応生成物を部分第4級化することにより得られる請求項 1または2に記載のフィックス剤。 5.ポリアミンが、ポリアルキレンポリアミンとエピハロヒドリンとの初期縮 合物、特にペンタエチレンヘキサアミン、テトラエチレンペンタアミン、トリエ チレンテトラアミン、ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミンもしくは N−プロピルアミノエチレンジアミンまたは100 〜150,000 の分子量を有するポ リエチレンイミンとエピハロヒドリンとの初期縮合物である請求項1〜4のいず れか1項記載のフィックス剤。 6.ヒドロキシ基、アミノ基またはチオール基を含有する皮革または紡織繊維 を含む染色または捺染された基材を色止めする方法であって、前記基材を請求項 1〜5のいずれか1項に記載のフィックス剤により処理する工程を含む方法。 7.基材が、直接染料、酸性染料もしくは反応染料により染色されたセルロー ス繊維を含むかまたは直接染料、酸性染料または反応染料により染色されたセル ロース繊維と適切な染料により染色され た他の天然若しくは合成繊維の混合物を含む請求項6記載の方法。 8.染色され、続いて上記請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィックス剤 により処理された繊維基材。 9.直接染料または酸性染料により染色された請求項8記載の繊維基材。
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