JPH11345265A - 電子商取引システム - Google Patents

電子商取引システム

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JPH11345265A
JPH11345265A JP15460098A JP15460098A JPH11345265A JP H11345265 A JPH11345265 A JP H11345265A JP 15460098 A JP15460098 A JP 15460098A JP 15460098 A JP15460098 A JP 15460098A JP H11345265 A JPH11345265 A JP H11345265A
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JP
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transaction
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orderer
identifier
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JP15460098A
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Tsuyoshi Miyake
強志 三宅
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子商取引システムにおいて、企業間で授受
される取引情報を基にして企業間で決済処理のしやすい
データベースを作成し、このデータベースを利用して企
業間に亘る相殺処理を実行する。 【解決手段】 サーバ11の相殺管理部24は、端末装
置から発注データを受信したとき、取引の識別子と発注
者の識別子をもつ取引レコードを作成して取引情報デー
タベース21に登録する。同一取引識別子をもつ受注デ
ータを受信したとき、取引情報データベース21を検索
して該当するレコードに受注者の識別子と精算金額を設
定するよう更新する。2つ以上の取引レコードについて
相殺指示を受けたとき、相殺管理部24は指定された取
引レコードについて相殺処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して電子的に商取引を行う電子商取引システムに係わ
り、特に取引者間で伝送されデータベースに登録された
取引情報を基にして取引者間の支払金額を相殺処理する
ような電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、企業間等で商取引を行うにあた
り、各企業に配置される端末装置をネットワークを介し
て相互に接続し、相互に取引情報を交換して商取引を行
う電子商取引が実用化されつつある。
【0003】例えば特開平9−73496号公報は、売
り主と買い主との間を接続する産業界ネットワークを介
して受発注等のデータを交換して商取引を行い、金融機
関との間に設けられた中継センタを介して支払関連デー
タを相互に交換することにより効率よく商取引を行える
ようにしたシステムを開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】商取引を行う当事者、
特に企業のように特定の相手方の取引者と相互に代金の
支払いが発生するような商取引を行う場合、支払金額及
び受取金額を集計するとともに、集計された金額を相互
に相殺するようなことが行われる。また複数の企業でグ
ループを構成し、グループ内の企業間で支払金額および
受取金額を相殺するといったことも行われる。
【0005】上記従来技術によれば、中継センタを介し
て支払い関連データを交換することにより各種の送金方
法を採ることができる。しかし上述したような特定相手
方、あるいは複数企業間で行われるような支払金額と受
取金額の相殺に関しては何等考慮がされておらず、この
ような相殺処理を行うには、それぞれの企業が発注およ
び受注した商品についてどの企業までの相殺作業が終了
していて、限度額に対して超過がないか否かを把握する
といった決済情報の管理を行わなければならない。この
ため各企業における負担が大きく、また効率の良い決済
処理を行うことが難しいと云った問題があった。
【0006】本発明の目的は、各取引者から送られる取
引情報を基にして決済管理のしやすいデータベースを作
成することにある。
【0007】本発明の他の目的は、このデータベースを
用いて相殺処理を実行することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、取引の識別
子、発注者の識別子、受注者の識別子及び発注者から受
注者へ支払うべき精算金額を有する取引情報を複数個格
納する記憶手段と、発注データを受信したとき取引の識
別子および発注者の識別子を設定した取引情報をこの記
憶手段に登録する処理手段と、同一の取引識別子をもつ
取引情報について受注データを受信したときこの取引情
報に受注者の識別子と精算金額を設定するようこの記憶
手段を更新する手段とを有する電子商取引システムを特
徴とする。
【0009】また本発明は、発注者である第1の取引者
から受注者である第2の取引者へ支払うべき第1の精算
金額を有する第1の取引情報と、発注者である第2の取
引者から受注者である第1の取引者へ支払うべき第2の
精算金額を有する第2の取引情報とを格納する記憶手段
と、第1の取引情報と第2の取引情報について相殺指示
があったとき、第1の精算金額と第2の精算金額とが等
しいとき両金額を相殺して第1の取引情報と第2の取引
情報とを支払済としてこの記憶手段を更新し、第1の精
算金額と第2の精算金額とが等しくないとき小さい方の
精算金額をもつ取引情報を支払済とし、大きい方の精算
金額をもつ取引情報の精算金額を第1の精算金額と第2
の精算金額の差額にするようこの記憶手段を更新する処
理手段を有する電子商取引システムを特徴とする。
【0010】さらに本発明は、上記の処理手段をプログ
ラムの形態で格納する記憶媒体を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態における電子
商取引システムの構成図である。
【0013】本システムは、サーバ11と、ネットワー
ク15を介してサーバ11に接続されクライアントとな
る取引情報端末12a、12b、12c、12d(以
下、個々の取引情報端末を特に区別する必要がない場合
には、添字を省略して取引情報端末12として引用す
る)とから構成される。
【0014】取引情報端末12は、本システムを利用し
て商取引を行う企業等に設置され、取引を行う相手方に
設けられた取引情報端末12との間で取引情報の送受信
を行う。取引情報はサーバ11により中継されて送信元
の取引情報端末12から送信先の取引情報端末12に伝
送される。例えば取引情報端末12aから取引端末12
dに取引情報を送る場合、取引情報端末12aから送信
された取引情報は一旦サーバ11により受信され、その
後サーバ11から取引端末12dに送られる。またサー
バ11は、このように取引情報端末12相互の取引情報
の受け渡しに介在して取引情報端末12間で受け渡され
る商品の発注、受注、支払などに関する取引情報を中継
するとともに、取引情報に基づいて発注・受注から清算
完了までの作業中に参照可能な取引情報データベースを
作成し、また更新してその決済状況を管理する。
【0015】取引情報端末12は、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置によって構成される。取引情報端
末12がサーバ11を介して他の取引情報端末12との
間で商取引を行うために必要となる機能は、その情報処
理装置で実行されるアプリケーションプログラム(A
P)により実現される。
【0016】サーバ11は、パソコン、ワークステーシ
ョン、メインフレームコンピュータ等の情報処理装置で
ある。ネットワーク15としては、複数の取引当事者間
で利用できるインターネット、VAN業者が提供する専
用線などを利用することができる。
【0017】図2は、サーバ11の機能構成を示すブロ
ック図である。取引情報データベース21は、サーバ1
1の処理装置に接続される記憶装置上に設けられ、取引
情報端末12間でやりとりされる発注データ及び受注デ
ータに基づいて複数の取引情報端末12に亘る取引情報
についてのデータを格納する。
【0018】相殺管理部24は、受発注データを基にし
て精算に適したレコードの形式に展開して取引情報デー
タベース21に格納する。また支払い情報及び相殺指示
に従って取引情報データベース21の該当するレコード
を削除又は更新する。
【0019】検索部27は、取引情報端末12からの照
会要求に応答して取引情報データベース21を検索し、
該当するレコードを取得する処理部である。編集部28
は、検索部27が取得した取引データを編集し、取引状
況データを作成する処理部である。
【0020】送受信部22は、取引情報端末12から送
られてくる取引情報及び照会要求を受信し、取引情報の
他の取引情報端末への中継、取引状況データの送信の制
御を行う。また送受信部22は、受信した取引情報を相
殺管理部24に送り、照会要求を検索部27に送る。
【0021】これらの送受信部22、相殺管理部24、
検索部27及び編集部28の機能は、ソフトウェアによ
る機能モジュールとして実現できる。このようなソフト
ウェアによる機能モジュールは、単独でまたは取引情報
端末12間で商取引を行う上で必要となるサーバ11の
他の機能を実現するための機能モジュールと共に、記憶
媒体上にプログラムとして格納され、サーバ11の主記
憶装置に読み込まれるかまたは伝送され、処理装置によ
って実行される。
【0022】図3は、取引情報端末12間で送受信され
る取引情報のうち、商品の発注側から受注側に送られる
発注データの一例を示す図である。発注データは、発注
する商品を特定するための商品番号、その商品の単価、
数量、金額、商品の納入日を示す納期、発注者及びその
取引を特定する取引番号(取引の識別子)を含んでい
る。
【0023】図4は、取引情報端末12間で送受信され
る取引情報のうち、商品の受注側から発注側に送られる
受注データの一例を示す図である。受注データは、商品
番号、単価、数量、金額、納期、支払いが行われる日で
ある精算日、精算金額、取引条件、発注者、受注した当
事者を特定するための受注者および取引番号を含んでい
る。
【0024】発注者、受注者としては、取引情報端末1
2を所有する企業等の名称、あるいはそれら企業に対し
てシステム内で割り当てられる会員番号、識別子などの
識別情報を用いることができる。なお取引情報の書式と
して、CIIシンタックスルール、EDIFACTのよ
うな標準書式に準拠することができる。また取引番号や
商品番号などは商取引を行う当事者間のコード体系の統
一基準に従って統一されているものとする。
【0025】図5は、取引情報端末12からサーバ11
へ送信される支払い情報のデータ例を示す図である。
【0026】支払い情報は、発注者番号、取引番号、発
注者、受注者及び支払金額を含んでいる。
【0027】図6は、取引情報データベース21に格納
される取引データの構成を示すデータ構成図である。取
引データは、各取引の清算日順に取引の清算予定を示し
ている。各レコードは、清算日40、清算金額41、取
引番号42、取引日43、発注者(支払)44、受注者
(受取)45、商品番号46、納期47、単価48、数
量49、取引額50、取引条件51及び相殺状況52等
の取引情報を含んでいる。取引情報データベース21
は、特に相殺処理をするのに適したデータ形式をもつ
が、相殺処理をするか否かにかかわらず発注者44と受
注者45との間の支払金額の状況を把握するのに便利な
データ形式となっている。
【0028】清算日40は、取引当事者間で決まってい
る取引の清算日(振込日)である。清算金額41は、精
算日40で指定される日に精算される金額を示す情報で
あり、通常は受注時に決定された受注金額である。取引
番号42は、商取引を行う当事者間で合意した個々の取
引を識別する通番である。発注者(支払)44、受注者
(受取)45は、それぞれ商取引を行った取引者である
発注者、受注者を特定するための情報であり、発注デー
タ及び受注データに含まれる発注者、受注者に相当する
ものである。商品番号46は、取引当事者間で成立した
取引において取引される商品の識別子である。納期47
は、商品の納入日である。単価48、数量49、取引額
50は、取引が成立したときの取引内容である。取引条
件51は、清算日、支払回数などの条件を示す情報であ
る。たとえば当事者間で標準清算条件を使うときは、
「商品受取後30日以内」、「商品受取後の翌月末」、
「商品受取時」、「商品契約成立時」、「商品受取後2
週間以内」などがある。また支払を複数回に分割して行
う取引方法もある。相殺状況52は、相殺処理が終了し
たか否か、すなわち消込みの状態を示すフラグである。
図6の例では、企業間あるいは企業グループ間での相殺
済は「済」、相殺未完は「未」である。
【0029】図6において、レコード55は、取引番号
がPS001の取引について商品納期が8月20日であ
り、10月25日に発注者である企業Aから受注者であ
る企業Bへ600万円が振込まれることを示している。
【0030】また商取引における精算が分割して行われ
る場合は、例えばレコード56とレコード57に示され
るように、同一の取引番号の取引に対して精算日ごとに
レコードが形成され、取引条件51に取引条件として精
算の分割回数、精算回数等を示す情報が設定される。
【0031】図7は、サーバ11の記憶装置に格納さ
れ、取引情報について信用限度額をチェックするときの
テーブルの一例を示す図である。信用限度額レコード
は、発注者、信用限度額、アラーム値及び清算日より構
成されている。この例ではアラーム値は信用限度額の8
0%に設定されている。信用限度額、アラーム値、清算
日は、企業グループ内の発注者、受注者ごとに設定する
こともできる。最初のレコードは、発注者がAで、信用
限度額が300百万円、アラーム値が240百万円、清
算日は毎月25日を示している。
【0032】図8は、サーバ11の相殺管理部24の処
理の流れを示すフローチャートである。相殺管理部24
は、送受信部22を介して取引情報端末12から取引情
報を受信し(ステップ60)、信用限定額テーブルを参
照して取引情報に含まれる発注者又は受注者に関する取
引金額が信用限定額以内か否か判定する(ステップ6
1)。信用限度額を越えていれば(ステップ61N
O)、処理を終了する。信用限定額以内であれば(ステ
ップ61YES)、アラーム値を越えているか否か判定
する(ステップ62)。アラーム値を越えていれば(ス
テップ62YES)、相殺管理部24は取引情報を送信
した取引情報端末12へアラーム情報を通知しし(ステ
ップ63)、ステップ64へ行く。
【0033】次に相殺管理部24は、取引情報に含まれ
る取引番号をキーとして取引情報データベース21を検
索し(ステップ64)、取引情報データベース21に登
録されていない新規の取引に関する取引情報か否か判定
する(ステップ65)。取引情報データベース21に登
録されていなければ(ステップ65YES)、新規の発
注情報とみなして、取引情報データベース21のレコー
ドを作成し、取引情報データベース21の最後のレコー
ドとして登録し(ステップ66)、処理を終了する。こ
のとき清算日40、清算金額41、受注者45及び取引
条件51は空欄のままであり、取引日43はサーバ11
が発注情報を受けた日であり、相殺状況52には未を設
定する。
【0034】取引情報が取引情報データベース21に登
録されており(ステップ65NO)、受注情報であれば
(ステップ67受注)、既存の発注情報を更新し、取引
情報データベース21を更新する(ステップ68)。受
注情報の清算日40、清算金額41、受注者45及び取
引条件51をデータ入力し、取引日43、納期47、単
価48、数量49、取引額50を更新する。作成された
レコードを清算日40の順序に従って取引情報データベ
ース21に挿入する。また分割払いの場合には、分割の
個数だけレコードを分割し、各々のレコードを清算日4
0の順序に従って取引情報データベース21に挿入す
る。
【0035】取引情報が支払い情報であれば(ステップ
67支払)、支払い情報中の発注者、受注者及び支払金
額と既存受注情報中の発注者44、受注者45及び清算
金額41とが各々一致していれば当該レコードを取引情
報データベース21から削除する(ステップ69)。
【0036】取引情報が相殺指示であれば(ステップ6
7相殺)、指定された2つ以上の取引番号のレコードに
ついて発注者44と受注者45の間で清算金額41の相
殺計算を行い(ステップ70)、取引情報データベース
21中の該当レコードの相殺状況52を済に更新する
(ステップ71)。最後に相殺されなかった支払い残分
の金額があれば、支払い残を生じたレコードを基にし、
清算金額41を支払残金額に更新したレコードを作成し
て取引情報データベース21に登録する(ステップ7
2)。2つの取引レコードの清算金額41を相殺する場
合には、第1のレコードの発注者44は第2のレコード
の受注者45に等しく第2のレコードの発注者44は第
1のレコードの受注者45に等しいから、両レコードの
清算金額41の差額を求める。差額が0であれば両レコ
ードの相殺状況52を済に更新する。差額が0でなけれ
ば小さい方の清算金額41をもつレコードの相殺状況5
2を済とし、大きい方の清算金額41をもつレコードの
清算金額41を両清算金額41の差額に更新する。大き
い方の清算金額41をもつレコードの相殺状況52を済
とし、別に大きい方の清算金額41をもつレコードの清
算金額41を両清算金額41の差額に更新したレコード
を追加してもよい。2つ以上の取引レコードの清算金額
41を相殺する場合には、2つの取引レコードについて
上記相殺処理を行い、支払い未済で残った取引レコード
の中から2つの取引レコードを選択して上記相殺処理を
行い、最後にすべての取引レコードの相殺状況52が済
になるか又はただ1つの取引レコードの清算金額41が
支払い残として支払い未済になるまで処理を繰り返す。
【0037】図9は、取引情報端末12から取引状況の
照会要求を受けたときのサーバ11の応答処理の流れを
示すフローチャートである。検索部27は送受信部22
を介して取引情報端末12から照会要求を受信すると
(ステップ81)、取引情報データベース21を検索し
て要求のあった企業が発注者44又は受注者45となつ
ているレコードを抽出する(ステップ82)。検索条件
として精算日が指定されていれば、指定された精算日の
レコードを抽出する。編集部28は抽出された取引情報
を編集し(ステップ83)、送受信部22を介して取引
状況データを照会元の取引情報端末12へ送信する(ス
テップ84)。
【0038】図10は、取引情報端末12の表示装置上
に表示される取引状況データのデータ例を示す図であ
る。取引情報端末12は、サーバ11から受け取った指
定した精算日の取引状況データを発注データと受注デー
タに分けて表示する。
【0039】図11は、取引情報端末12の表示装置上
に表示される支払いと受け取りの状況のデータ例を示す
図である。サーバ11から受け取った指定した精算日の
取引状況データの各レコードから発注者44、受注者4
5及び清算金額41を抽出し、BからAのように同一の
支払企業−受け取り企業間の金額を集計し、支払い側と
受取側に各企業名を配列したマトリックスによって当該
A企業と他企業との間の支払/受取の状況を表示する。
このマトリックスによって、例えばBからAへの支払い
金額22.5M¥とAからBへの支払い金額6M¥を相
殺すると、BからAへの支払い残16.5M¥となるこ
とが知れる。なおサーバ11の編集部28がこのマトリ
ックスを作成して取引情報端末12へ送信してもよい。
【0040】図12は、取引情報端末12の表示装置上
に表示される相殺指示をするときの取引状況データのデ
ータ例を示す図である。相殺処理が選択されると、取引
情報端末12は同一精算日の取引状況データの中で相殺
状況52が未のレコードを抽出し、相殺に関連するよう
なデータ項目を抽出して表示装置上に表示する。2つ以
上のレコードが指示されると、取引情報端末12はこれ
らレコードの取引番号と相殺指示をサーバ11へ送信す
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
注データと対応する受注データを1つの取引情報として
まとめた取引情報データベースを作成するので、企業間
での決済処理のしやすい電子商取引システムを提供でき
る。またこの取引情報データベースは一元管理されるの
で、各企業等がそれぞれ独自に企業間の取引状況を管理
することなく、これを把握することができ、各企業の負
担を軽減できる。さらにこの取引情報データベースを利
用して相殺処理を実行でき、各企業による取引の伝票発
行、銀行振り込み等の作業を軽減でき、取引費用を削減
できるとともに効率のよい商取引を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の電子商取引システムの構成図であ
る。
【図2】実施形態のサーバ11の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】発注側から受注側への発注データの一例を示す
図である。
【図4】受注側から発注側への受注データの一例を示す
図である。
【図5】支払い情報のデータ例を示す図である。
【図6】実施形態の取引情報データベース21のデータ
構成を示す図である。
【図7】信用限度額データの一例を示す図である。
【図8】実施形態の相殺管理部24の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図9】実施形態の取引状況の照会処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図10】取引状況データの表示例を示す図である。
【図11】企業間の支払/受取状況の表示例を示す図で
ある。
【図12】相殺指示をするときの表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11:サーバ、12:取引情報端末、21:取引情報デ
ータベース、24:相殺管理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引の識別子、発注者の識別子、受注者の
    識別子及び発注者から受注者へ支払うべき精算金額を有
    する取引情報を複数個格納する記憶手段と、発注データ
    を受信したとき取引の識別子および発注者の識別子を設
    定した該取引情報を該記憶手段に登録する処理手段と、
    同一の取引識別子をもつ取引情報について受注データを
    受信したとき該取引情報に受注者の識別子と該精算金額
    を設定するよう該記憶手段を更新する手段とを有するこ
    とを特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】取引者から取引状況の照会があったとき、
    該記憶手段上の取引情報を検索して該取引者の識別子が
    発注者の識別子と受注者の識別子のいずれか一方に合致
    する取引情報を抽出し、照会元の該取引者へ送信する処
    理手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    電子商取引システム。
  3. 【請求項3】発注者である第1の取引者から受注者であ
    る第2の取引者へ支払うべき第1の精算金額を有する第
    1の取引情報と、発注者である第2の取引者から受注者
    である第1の取引者へ支払うべき第2の精算金額を有す
    る第2の取引情報とを格納する記憶手段と、 第1の取引情報と第2の取引情報について相殺指示があ
    ったとき、第1の精算金額と第2の精算金額とが等しい
    とき両金額を相殺して第1の取引情報と第2の取引情報
    とを支払済として該記憶手段を更新し、第1の精算金額
    と第2の精算金額とが等しくないとき小さい方の精算金
    額をもつ取引情報を支払済とし、大きい方の精算金額を
    もつ取引情報の精算金額を第1の精算金額と第2の精算
    金額の差額にするよう記憶手段を更新する処理手段とを
    有することを特徴とする電子商取引システム。
  4. 【請求項4】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
    実体化されたプログラムであり、該プログラムは下記機
    能を含む: (a)発注データを受信したとき取引の識別子および発
    注者の識別子を有する取引情報を記憶手段に登録する機
    能、および(b)同一の取引識別子をもつ取引情報につ
    いて受注データを受信したとき、該取引情報に受注デー
    タに含まれる受注者の識別子と精算金額を設定するよう
    該記憶手段を更新する機能。
  5. 【請求項5】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
    実体化されたプログラムであり、該プログラムは下記機
    能を含む: (a)発注者である第1の取引者から受注者である第2
    の取引者へ支払うべき第1の精算金額を有する第1の取
    引情報と、発注者である第2の取引者から受注者である
    第1の取引者へ支払うべき第2の精算金額を有する第2
    の取引情報とを記憶手段に格納する機能、(b)第1の
    取引情報と第2の取引情報について相殺指示があったと
    き、第1の精算金額と第2の精算金額とが等しいとき両
    金額を相殺して第1の取引情報と第2の取引情報とを支
    払済として該記憶手段を更新する機能、および(c)第
    1の精算金額と第2の精算金額とが等しくないとき小さ
    い方の精算金額をもつ取引情報を支払済とし、大きい方
    の精算金額をもつ取引情報の精算金額を第1の精算金額
    と第2の精算金額の差額にするよう記憶手段を更新する
    機能。
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JP15460098A JPH11345265A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 電子商取引システム

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