JPH11328380A - 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体

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JPH11328380A
JPH11328380A JP4534699A JP4534699A JPH11328380A JP H11328380 A JPH11328380 A JP H11328380A JP 4534699 A JP4534699 A JP 4534699A JP 4534699 A JP4534699 A JP 4534699A JP H11328380 A JPH11328380 A JP H11328380A
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稔 長谷川
Toshinori Takagi
俊典 高木
Norihiko Sakata
憲彦 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初心者にも容易にかつ効率的に画像の編集加
工ができるようにすることを課題とする。 【解決手段】 表示の対象となる基準画像を抽出する基
準画像抽出部401と、抽出された基準画像に関する複
数のパラメータおよびパラメータ値を管理するパラメー
タ管理部402と、任意の2つのパラメータを選択し、
選択されたそれぞれのパラメータを縦・横軸のスケール
として設定するパラメータ設定部403と、基準画像に
対し選択された2つのパラメータのパラメータ値を所定
の変化量だけ変化させた周辺画像を作成する周辺画像作
成部404と、表示画面上の所定位置に基準画像と、周
辺画像を周辺画像のパラメータ値を縦・横軸のスケール
に対応させて基準画像を中心にその周辺にn層に取り囲
む状態で配置するように表示制御する画像表示制御部4
05とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像を表示画面
上に表示し、前記表示画面上に表示された画像を編集加
工する画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として、従来、画像の明
度、彩度、色相、コントラスト等の複数のパラメータの
パラメータ値を変更する場合、各パラメータごとに適宜
数値をキーボード等の入力装置から入力するか、あるい
は画面上に表示されたGUI(グラフィック・ユーザー
・インターフェイス)による調整つまみあるいは調整バ
ー等をマウス等のポインティングデバイスを用いて調整
することによりパラメータ値を変更していた。また、そ
のパラメータ値の変更に応じて画面上に表示された画像
自体が変化する構成であった。
【0003】また、第2の従来技術として、従来、原画
像に編集加工を施した画像を原画像とは別に保存すると
いう技術が存在する。たとえば、原画像を所定の角度で
回転させた状態で保存したり、原画像の一部を所定の形
状で切り出して保存したりする場合である。
【0004】原画像を所定の角度で回転させる具体例と
しては、原画像である写真、特に顔写真が撮影の状況に
より元々傾いている場合に、それらの写真をIDカード
等に貼付する写真用としてその傾きを補正するために原
画像を回転させたり、また、原画像は傾いていないが、
それらの原画像をチラシやパンフレットの写真としても
ちいる場合に、デザイン効果を高めるためにあえて画像
を回転させたりすることがあり、回転した状態で画像を
保存したりすることも考えられる。
【0005】また、原画像の一部を所定の形状で切り出
す具体例としては、原画像である全身写真からIDカー
ド等に貼付する写真としてもちいるために、顔の部分だ
けを切り出す場合や、結婚式のパンフレット等に掲載す
るために顔写真をハート形に切り出す等、画像を装飾す
る目的で画像の一部を切り出す場合があり、切り出した
状態で画像を保存したりすることも考えられる。
【0006】保存した画像のファイルを検索する技術と
しては、従来、原画像を縮小した検索用縮小画像、いわ
ゆるサムネイルを画面上に複数個表示して、その縮小画
像を手がかりに所望画像のファイルを検索するという技
術が存在する。
【0007】また、編集加工された画像を保存する際
は、その画像を包含するような長方形の領域をもって保
存するのが一般的である。その際、余白の部分はあらか
じめ定められた色を着色して、編集加工された画像とと
もに保存していた。これらの保存された画像を合成処理
する場合に、余白部分に関しては透明処理を施す必要が
あり、その透明処理は、保存の際に余白の部分に着色し
た色を手がかりに、着色した部分を透明にすることによ
り行っていた。
【0008】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術にあっては、パラメータ値を変更する都
度、画面上に表示された画像が変化するので、変更前の
画像との比較を同時にすることができず、どのくらい変
更前の画像が変化したのか把握できなかった。そのた
め、何度も変更前の画像を復元し直して比較しなければ
ならなかった。これらの作業は画像の編集加工の熟練者
であればともかく、初心者には容易にまたは効率よくお
こなうことができないという問題点があった。
【0009】また、上記第1の従来技術にあっては、複
数のパラメータがある場合に、パラメータ値は1つずつ
変更しなければならず、2つ以上のパラメータのそれぞ
れのパラメータ値の変更量を微妙に調整し合いながら所
望のパラメータ値を取得したい場合には、何度も繰り返
してパラメータ値の変更をし、その都度、画像を確認し
なければならず、これらの作業も、画像の編集加工の熟
練者であればともかく、初心者には容易または効率よく
おこなうことができないという問題点があった。
【0010】また、第2の従来技術にあっては、検索用
縮小画像は原画像のサイズを基準にして縮小画像を作成
するため、編集加工した画像であっても、原画像と同一
の縮小率により縮小画像が作成されていた。したがっ
て、たとえば長方形の画像を回転処理した場合、縮小画
像の枠から画像の一部がはみ出してしまい、回転処理し
た画像の全体が表示されず、縮小画像からは回転処理を
した状態を十分に把握できないという問題点があった。
【0011】また、上記第2の従来技術にあっては、同
様に原画像の一部を所定の形状で切り出した場合、たと
えば全身写真の画像から顔の部分だけを切り出した場合
に、原画像と同一の縮小率により縮小するため、切り出
した画像の大きさは変化せず、切り出した画像は縮小画
像の中に小さく表示されてしまい、切り出しの状況によ
っては縮小画像からはその内容を十分把握できないとい
う問題点があった。
【0012】また、上記第2の従来技術にあっては、透
明処理の対象となる色を変更することができなかったた
め、画像内に透明処理の対象となる色と同一の色が多く
存在する場合は、余白の部分だけでなく、その色と同一
の色の部分も同様に透明処理されてしまうという問題点
があった。
【0013】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、初心者にも画像の複数のパラメータのパ
ラメータ値を所望のパラメータ値を容易にかつ効率的に
変更することにより、原画像に編集加工を施した画像を
もちいて検索用の縮小画像を作成する際に、編集加工を
施した画像ごとに最適な縮小率の縮小画像を得ることに
より、また、編集加工した画像を保存する際の余白部分
を透明処理の対象となる色で着色する際、透明処理の対
象となる色を変更することにより、容易にかつ効率的に
画像の編集加工をすることが可能な画像処理装置、画像
処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像処理装
置は、画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前
記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処理
装置において、編集加工の対象となる基準画像を抽出す
る基準画像抽出手段と、前記基準画像抽出手段により抽
出された基準画像に関する明度、彩度、色相、コントラ
スト等の複数のパラメータおよび前記パラメータのパラ
メータ値を管理するパラメータ管理手段と、前記パラメ
ータ管理手段により管理された複数のパラメータの中か
ら任意の2つのパラメータを選択し、選択されたそれぞ
れのパラメータを縦軸および横軸のスケールとして設定
するパラメータ設定手段と、前記基準画像に対し前記パ
ラメータ設定手段により選択された2つのパラメータの
パラメータ値を所定の変化量だけ変化させた画像を前記
基準画像の周辺画像として作成する周辺画像作成手段
と、前記表示手段を制御して、前記表示画面上の所定位
置に前記基準画像を表示するとともに、前記周辺画像作
成手段により作成された周辺画像を前記周辺画像のパラ
メータ値を前記パラメータ設定手段により設定された縦
軸および横軸のスケールに対応させて前記基準画像を中
心として前記基準画像の周辺に前記基準画像をn層に取
り囲む状態で配置するように表示する画像表示制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項1の発明によれば、表示画面上
の所定位置に基準画像を表示するとともに、周辺画像を
周辺画像のパラメータ値を縦軸および横軸のスケールに
対応させて基準画像を中心として基準画像の周辺に基準
画像をn層に取り囲む状態で表示するようにしたので、
基準画像のパラメータ値を変更する際に周辺画像を参照
しながらおこなうことが可能であり、特に、基準画像の
近傍に縦軸および横軸スケールに対応させて周辺画像を
配置したので、2つのパラメータ値の変化量の合成と合
成されたパラメータ値による画像の変化の具合を直感的
に認識することができ、基準画像の複数のパラメータ値
の変更を高速かつ効率的におこなうことができる。
【0016】また、請求項2に係る画像処理装置は、請
求項1の発明において、前記パラメータ設定手段は、前
記縦軸および横軸のいずれか一方の軸ですでに設定され
たパラメータと同一のパラメータを、他方の軸で設定し
ないように制御することを特徴とする。
【0017】この請求項2の発明によれば、同一のパラ
メータを縦軸および横軸の両方のパラメータとして同時
に選択することを禁止するので、操作者が誤操作により
同一パラメータを設定してしまうことを事前に回避する
ことができる。
【0018】また、請求項3に係る画像処理装置は、請
求項1または2の発明において、さらに、前記表示画面
上に表示された複数の周辺画像の中から1の周辺画像を
指定する周辺画像指定手段を備え、前記基準画像抽出手
段が、前記周辺画像指定手段により指定された周辺画像
を基準画像として抽出することを特徴とする。
【0019】この請求項3の発明によれば、複数の周辺
画像の中から1の周辺画像を指定し、指定された周辺画
像を基準画像として抽出するので、操作者は表示されて
いる複数の周辺画像の中からもっとも所望するパラメー
タ値の画像を指定するだけの簡易な操作で2つの異なる
パラメータのパラメータ値を変更することができ、所望
の画像のイメージに近い画像を次々指定していくだけ
で、2つのパラメータにつき最終的にもっともイメージ
に近い画像を容易にかつ効率的に選択することができ、
より視覚的にかつ直感的に複数のパラメータ値を同時に
変更することができる。
【0020】また、請求項4に係る画像処理装置は、請
求項1〜3の発明において、さらに、前記基準画像およ
び/または前記周辺画像の縦軸および横軸のパラメータ
のパラメータ値の情報を前記表示画面上に表示された前
記基準画像および/または前記周辺画像の内あるいは近
傍の所定位置に表示するパラメータ値情報表示制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0021】この請求項4の発明によれば、縦軸および
横軸のパラメータのパラメータ値の情報を基準画像およ
び/または周辺画像の内あるいは近傍の所定位置に表示
させるので、パラメータ値を変更する際の参考にするこ
とが可能であり、特に、周辺画像を基準画像として抽出
することによりパラメータ値を変更する際に容易に変更
量を認識することができる。
【0022】また、請求項5に係る画像処理装置は、画
像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示画
面上に表示された画像を編集加工する画像処理装置にお
いて、前記表示画面上に表示された画像を編集加工する
編集加工手段と、前記編集加工手段により編集加工され
た画像を包含する長方形のうち最小のサイズとなる長方
形を算出する長方形算出手段と、前記長方形算出手段に
より算出された長方形に基づいて縮小画像を作成する縮
小画像作成手段と、前記表示手段を制御して、前記縮小
画像作成手段により作成された縮小画像を前記表示画面
上に表示する縮小画像表示制御手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0023】この請求項5の発明によれば、適切なサイ
ズの縮小画像を表示するので、縮小画像を参照しながら
所望の画像データファイルを容易にかつ効率的に検索す
ることができる。
【0024】また、請求項6に係る画像処理装置は、請
求項5の発明において、前記編集加工手段により編集加
工された画像が、長方形の形状からなる画像を所定角度
だけ回転させた画像であることを特徴とする。
【0025】この請求項6の発明によれば、回転させた
画像の全体を縮小画像とするので、縮小画像において画
像の回転状況もあわせて確認することができる。
【0026】また、請求項7に係る画像処理装置は、請
求項5の発明において、前記編集加工手段により編集加
工された画像が、長方形以外の形状により切り出された
画像であることを特徴とする。
【0027】この請求項7の発明によれば、縮小画像に
おいて切り出された画像を最大表示するので、縮小画像
において画像の内容がより明確に確認することが可能で
あるとともに切り出しの状況も確認することができる。
【0028】また、請求項8に係る画像処理装置は、画
像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示画
面上に表示された画像を編集加工する画像処理装置にお
いて、前記表示画面上に表示された画像を編集加工する
編集加工手段と、前記編集加工手段により編集加工され
た画像を包含する長方形のうち最小のサイズとなる長方
形を算出する長方形算出手段と、前記長方形算出手段に
より算出された長方形のうち編集された画像を除いた余
白部分を抽出する余白抽出手段と、前記余白抽出手段に
より抽出された余白部分を所定の色で着色し、前記所定
の色で着色された部分を透明にする余白処理手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0029】この請求項8の発明によれば、余白部分を
着色し、着色された部分を透明にするので、着色すると
いう簡易な処理により透明処理する部分を特定すること
ができ、画像合成処理を容易におこなうことができる。
【0030】また、請求項9に係る画像処理装置は、請
求項8の発明において、前記余白処理手段が、前記余白
抽出手段により抽出された余白部分を着色する色を指定
する色指定手段と、前記色指定手段により指定された色
により着色された部分を透明にする透明処理手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0031】この請求項9の発明によれば、余白部分が
着色される透明処理の対象となる色を任意に指定するの
で、透明処理をすべきでない部分が透明処理されてしま
うことを回避することができ、画像合成処理を容易にお
こなうことができる。
【0032】また、請求項10に係る画像処理装置は、
請求項8の発明において、前記余白処理手段が、前記余
白抽出手段により抽出された余白部分を着色する色を前
記編集加工された画像内において用いられている色に基
づいて設定する色設定手段と、前記色設定手段により設
定された色により着色された部分を透明にする透明処理
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0033】この請求項10の発明によれば、透明処理
の対象となる色を設定する際、画像で用いられている色
を参照にそれらの色に基づいて設定するので、任意の色
を指定することなく、透明処理をすべきでない部分が透
明処理されてしまうことを回避することができ、画像合
成処理を容易におこなうことができる。
【0034】また、請求項11に係る画像処理装置は、
請求項10の発明において、前記色設定手段が、あらか
じめ定められた複数の色のうち前記編集加工された画像
内において用いられていない色またはもっとも少なく用
いられている色を、前記余白抽出手段により抽出された
余白部分を着色する色として設定することを特徴とす
る。
【0035】この請求項11の発明によれば、透明処理
の対象となる色として画像に用いられているもっとも少
ない色を設定するようにしたので、透明処理をすべきで
ない部分が透明処理されてしまうことを最小限に抑えつ
つ、画像合成処理を容易におこなうことができる。
【0036】また、請求項12に係る画像処理装置は、
画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示
画面上に表示された画像を編集加工する画像処理装置に
おいて、前記表示画面上に表示された画像を編集加工す
る編集加工手段と、前記編集加工手段により編集加工さ
れた画像の編集加工履歴を記憶する編集加工履歴記憶手
段と、前記表示手段を制御して、前記編集加工履歴記憶
手段により記憶された編集加工履歴を前記表示画面上に
前記画像とともに表示する編集加工履歴表示制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0037】この請求項12の発明によれば、編集加工
された画像の編集加工履歴を表示するので、画像が編集
加工された状況を容易に把握することができる。
【0038】また、請求項13に係る画像処理装置は、
請求項12の発明において、前記編集加工履歴記憶手段
が、編集加工の対象となった元の画像に関する情報を記
憶し、前記編集加工履歴表示制御手段が、前記編集加工
履歴記憶手段により記憶された編集加工の対象となった
元の画像に関する情報を表示することを特徴とする。
【0039】この請求項13の発明によれば、編集加工
の対象となった元の画像に関する情報を表示するので、
容易に元の画像を特定することができる。
【0040】また、請求項14に係る画像処理装置は、
画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示
画面上に表示された画像を編集加工する画像処理装置に
おいて、前記表示手段を制御して、編集加工の対象とな
る画像ファイルの情報を表示する前記表示画面上の第1
の専用表示領域に表示する第1表示制御手段と、前記表
示手段を制御して、前記第1の専用領域に表示され画像
ファイルの情報のうち、指定された画像ファイルの情報
に対応する画像ファイルの画像の縮小画像を表示する前
記表示画面上の第2の専用表示領域に表示する第2表示
制御手段と、前記表示手段を制御して、前記第2の専用
領域に表示された縮小画像うち、指定された縮小画像に
対応する画像ファイルの画像を編集加工の対象として、
所定の倍率で表示する前記表示画面上の第3の専用表示
領域に表示する第3表示制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0041】この請求項14の発明によれば、第1〜第
3の専用表示領域は、固定領域としてあり、これらの領
域の位置および大きさは変更できないので、常に同一構
成の画面が表示され、操作者はこれらの領域を一枚の画
面としてとらえることができる。したがって、操作者は
操作時に困惑することなく、また複雑な操作手順を覚え
る必要もなく、画像処理装置を直感的に使いこなしてい
くことができる。
【0042】また、請求項15に係る画像処理装置は、
請求項14の発明において、前記第1表示制御手段が、
編集加工の対象となる画像ファイルを格納するフォルダ
情報のみを表示し、前記第2表示制御手段が、前記第1
の専用領域に表示されフォルダ情報のうち、指定された
フォルダ情報に格納された画像ファイルの縮小画像を表
示することを特徴とする。
【0043】この請求項15の発明によれば、操作者は
ファイル名を正確に記憶していなくてもサムネイルの画
像を手がかりに所望の画像データファイルを高速にかつ
容易に選択することができる。
【0044】また、請求項16に係る画像処理方法は、
画像を表示画面上に表示する表示し、前記表示画面上に
表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
編集加工の対象となる基準画像を抽出する基準画像抽出
工程と、前記基準画像抽出工程により抽出された基準画
像に関する明度、彩度、色相、コントラスト等の複数の
パラメータおよび前記パラメータのパラメータ値を管理
し、管理された複数のパラメータの中から任意の2つの
パラメータを選択し、選択されたそれぞれのパラメータ
を縦軸および横軸のスケールとして設定するパラメータ
設定工程と、前記基準画像に対し前記パラメータ設定工
程により選択された2つのパラメータのパラメータ値を
所定の変化量だけ変化させた画像を前記基準画像の周辺
画像として作成する周辺画像作成工程と、前記表示画面
上の所定位置に前記基準画像を表示するように表示する
とともに、前記周辺画像作成工程により作成された周辺
画像を前記周辺画像のパラメータ値を前記パラメータ設
定工程により設定された縦軸および横軸のスケールに対
応させて前記基準画像を中心として前記基準画像の周辺
に前記基準画像をn層に取り囲む状態で配置するように
表示する画像表示工程と、を含んだことを特徴とする。
【0045】この請求項16の発明によれば、表示画面
上の所定位置に基準画像を表示するとともに、周辺画像
を周辺画像のパラメータ値を縦軸および横軸のスケール
に対応させて基準画像を中心として基準画像の周辺に基
準画像をn層に取り囲む状態で表示するようにしたの
で、基準画像のパラメータ値を変更する際に周辺画像を
参照しながらおこなうことが可能であり、特に、基準画
像の近傍に縦軸および横軸スケールに対応させて周辺画
像を配置したので、2つのパラメータ値の変化量の合成
と合成されたパラメータ値による画像の変化の具合を直
感的に認識することができ、基準画像の複数のパラメー
タ値の変更を高速かつ効率的におこなうことができる。
【0046】また、請求項17に係る画像処理方法は、
請求項16の発明において、前記パラメータ設定工程
が、前記縦軸および横軸のいずれか一方の軸ですでに設
定されたパラメータと同一のパラメータを、他方の軸で
設定しないことを特徴とする。
【0047】この請求項17の発明によれば、同一のパ
ラメータを縦軸および横軸の両方のパラメータとして同
時に選択することを禁止するので、操作者が誤操作によ
り同一パラメータを設定してしまうことを事前に回避す
ることができる。
【0048】また、請求項18に係る画像処理方法は、
請求項16または17の発明において、前記表示画面上
に表示された複数の周辺画像の中から1の周辺画像を指
定する周辺画像指定工程を含み、前記基準画像抽出工程
が、前記周辺画像指定工程により指定された周辺画像を
基準画像として抽出することを特徴とする。
【0049】この請求項18の発明によれば、複数の周
辺画像の中から1の周辺画像を指定し、指定された周辺
画像を基準画像として抽出するので、操作者は表示され
ている複数の周辺画像の中からもっとも所望するパラメ
ータ値の画像を指定するだけの簡易な操作で2つの異な
るパラメータのパラメータ値を変更することができ、所
望の画像のイメージに近い画像を次々指定していくだけ
で、2つのパラメータにつき最終的にもっともイメージ
に近い画像を容易にかつ効率的に選択することができ、
より視覚的にかつ直感的に複数のパラメータ値を同時に
変更することができる。
【0050】また、請求項19に係る画像処理方法は、
請求項16〜18の発明において、前記基準画像および
/または前記周辺画像の縦軸および横軸のパラメータの
パラメータ値の情報を前記表示画面上に表示された前記
基準画像および/または前記周辺画像の内あるいは近傍
の所定位置に表示するパラメータ値情報表示工程を含ん
だことを特徴とする。
【0051】この請求項19の発明によれば、縦軸およ
び横軸のパラメータのパラメータ値の情報を基準画像お
よび/または周辺画像の内あるいは近傍の所定位置に表
示させるので、パラメータ値を変更する際の参考にする
ことが可能であり、特に、周辺画像を基準画像として抽
出することによりパラメータ値を変更する際に容易に変
更量を認識することができる。
【0052】また、請求項20に係る画像処理方法は、
画像を表示画面上に表示する表示し、前記表示画面上に
表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
工工程と、前記編集加工工程により編集加工された画像
を包含する長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算
出する長方形算出工程と、前記長方形算出工程により算
出された長方形に基づいて縮小画像を作成する縮小画像
作成工程と、前記縮小画像作成工程により作成された縮
小画像を前記表示画面上に表示する縮小画像表示工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0053】この請求項20の発明によれば、適切なサ
イズの縮小画像を表示するので、縮小画像を参照しなが
ら所望の画像データファイルを容易にかつ効率的に検索
することができる。
【0054】また、請求項21に係る画像処理方法は、
請求項20の発明において、前記編集加工工程により編
集加工された画像が、長方形の形状からなる画像を所定
角度だけ回転させた画像であることを特徴とする。
【0055】この請求項21の発明によれば、回転させ
た画像の全体を縮小画像とするので、縮小画像において
画像の回転状況もあわせて確認することができる。
【0056】また、請求項22に係る画像処理方法は、
請求項20の発明において、前記編集加工工程により編
集加工された画像が、長方形以外の形状により切り出さ
れた画像であることを特徴とする。
【0057】この請求項22の発明によれば、縮小画像
において切り出された画像を最大表示するので、縮小画
像において画像の内容がより明確に確認することが可能
であるとともに切り出しの状況も確認することができ
る。
【0058】また、請求項23に係る画像処理方法は、
画像を表示画面上に表示する表示し、前記表示画面上に
表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
工工程と、前記編集加工工程により編集加工された画像
を包含する長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算
出する長方形算出工程と、前記長方形算出工程により算
出された長方形のうち編集された画像を除いた余白部分
を抽出する余白抽出工程と、前記余白抽出工程により抽
出された余白部分を所定の色で着色し、前記所定の色で
着色された部分を透明にする余白処理工程と、を含んだ
ことを特徴とする。
【0059】この請求項23の発明によれば、余白部分
を着色し、着色された部分を透明にするので、着色する
という簡易な処理により透明処理する部分を特定するこ
とができ、画像合成処理を容易におこなうことができ
る。
【0060】また、請求項24に係る画像処理方法は、
請求項23の発明において、前記余白処理工程が、前記
余白抽出工程により抽出された余白部分を着色する色を
指定する色指定工程と、前記色指定工程により指定され
た色により着色された部分を透明にする透明処理工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0061】この請求項24の発明によれば、余白部分
が着色される透明処理の対象となる色を任意に指定する
ので、透明処理をすべきでない部分が透明処理されてし
まうことを回避することができ、画像合成処理を容易に
おこなうことができる。
【0062】また、請求項25に係る画像処理方法は、
請求項23の発明において、前記余白処理工程が、前記
余白抽出工程により抽出された余白部分を着色する色を
前記編集加工された画像内において用いられている色に
基づいて設定する色設定工程と、前記色設定工程により
設定された色により着色された部分を透明にする透明処
理工程と、を含んだことを特徴とする。
【0063】この請求項25の発明によれば、透明処理
の対象となる色を設定する際、画像で用いられている色
を参照にそれらの色に基づいて設定するので、任意の色
を指定することなく、透明処理をすべきでない部分が透
明処理されてしまうことを回避することができ、画像合
成処理を容易におこなうことができる。
【0064】また、請求項26に係る画像処理方法は、
請求項25の発明において、前記色設定工程が、あらか
じめ定められた複数の色のうち前記編集加工された画像
内において用いられていない色またはもっとも少なく用
いられている色を、前記余白抽出工程により抽出された
余白部分を着色する色として設定することを特徴とす
る。
【0065】この請求項26の発明によれば、透明処理
の対象となる色として画像に用いられているもっとも少
ない色を設定するようにしたので、透明処理をすべきで
ない部分が透明処理されてしまうことを最小限に抑えつ
つ、画像合成処理を容易におこなうことができる。
【0066】また、請求項27に係る画像処理方法は、
画像を表示画面上に表示する表示し、前記表示画面上に
表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
工工程と、前記編集加工工程により編集加工された画像
の編集加工履歴を前記表示画面上に前記画像とともに表
示する編集加工履歴表示工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0067】この請求項27の発明によれば、編集加工
された画像の編集加工履歴を表示するので、画像が編集
加工された状況を容易に把握することができる。
【0068】また、請求項28に係る画像処理方法は、
請求項27の発明において、前記編集加工履歴表示工程
が、編集加工の対象となった元の画像に関する情報を表
示することを記憶することを特徴とする。
【0069】この請求項28の発明によれば、編集加工
の対象となった元の画像に関する情報を表示するので、
容易に元の画像を特定することができる。
【0070】また、請求項29に係る画像処理方法は、
画像を表示画面上に表示する表示し、前記表示画面上に
表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
編集加工の対象となる画像ファイルの情報を前記表示画
面上の第1の専用表示領域に表示する第1表示工程と、
前記第1の専用領域に表示され画像ファイルの情報のう
ち、指定された画像ファイルの情報に対応する画像ファ
イルの画像の縮小画像を前記表示画面上の第2の専用表
示領域に表示する第2の表示工程と、前記第2の専用領
域に表示された縮小画像うち、指定された縮小画像に対
応する画像ファイルの画像を編集加工の対象として、所
定の倍率で第3の専用表示領域に表示する第3表示工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0071】この請求項29の発明によれば、第1〜第
3の専用表示領域は、固定領域としてあり、これらの領
域の位置および大きさは変更できないので、常に同一構
成の画面が表示され、操作者はこれらの領域を一枚の画
面としてとらえることができる。したがって、操作者は
操作時に困惑することなく、また複雑な操作手順を覚え
る必要もなく、画像処理装置を直感的に使いこなしてい
くことができる。
【0072】また、請求項30に係る画像処理方法は、
請求項29の発明において、前記第1の専用表示領域
は、編集加工の対象となる画像ファイルを格納するフォ
ルダ情報のみを表示し、前記第2の専用領域は、前記第
1の専用領域に表示されフォルダ情報のうち、指定され
たフォルダ情報に格納された画像ファイルの縮小画像を
表示することを特徴とする。
【0073】この請求項30の発明によれば、操作者は
ファイル名を正確に記憶していなくてもサムネイルの画
像(縮小画像)を手がかりに所望の画像データファイル
を高速にかつ容易に選択することができる。
【0074】また、請求項31の発明に係る記憶媒体
は、請求項16〜30のいずれか一つに記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
で、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これに
よって、請求項16〜30のいずれか一つの動作をコン
ピュータによって実現することができる。
【0075】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0076】(実施の形態1)まず、この発明の実施の
形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作
成システム全体の構成を説明する。図1はこの発明の実
施の形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメン
ト作成システム全体の構成を機能的に示す説明図であ
る。この画像付ドキュメント作成システムは、図1に機
能的に示したように、入力部101と、加工部102
と、出力部103とから構成される画像処理装置100
と、ホストコンピュータシステム105とがLAN等の
ネットワークで接続されている。
【0077】入力部101は、画像の取込み処理をおこ
なうものであり、たとえば、スキャナやICカード、あ
るいはデジタルスチルカメラ、フォトCD読取装置等を
含むものである。入力部101は画像を取込み、取込ん
だ画像を所定のファイル形式に変換した後、加工部10
2へ送信する。
【0078】加工部102は、入力部101により取込
まれた画像を登録、削除、変更等の加工処理をするもの
であり、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)等
をもちいておこなうものである。また、加工部102内
に設けられた、あるいは、加工部102に外付けされた
画像データ記憶部104は、たとえば、PCに内蔵のハ
ードディスクや、フロッピーディスク、書き換え可能な
CD−ROM、MO、DVD等、加工部102において
加工された画像データを記憶するものである。
【0079】さらに加工部102は、画像データ記憶部
104に記憶された画像データを検索し、検索した画像
データを他のドキュメントに貼付け、そのドキュメント
をディスプレイに表示するように表示制御をおこなった
り、出力部103に印刷するように印刷制御をおこなっ
たりする。
【0080】出力部103は、加工部102により印刷
制御された画像データおよび画像データを含むドキュメ
ントを印刷処理するものである。たとえば、白黒および
フルカラーの印刷が可能なレーザープリンタやデジタル
複写機等が含まれる。また、出力部103には、名刺を
印刷したり、IDカード等のカードを印刷した後そのカ
ードをラミネート加工する機能等を有するプリンタ等も
含まれる。
【0081】ホストコンピュータシステム105は、加
工部102であるPCとLAN等のネットワークで接続
されており、ホストコンピュータ106と、ホストコン
ピュータ106とネットワークで接続された複数の端末
装置107とからなる。ホストコンピュータ106に
は、たとえば社内の人事情報の関する人事情報ファイル
108が記憶されており、各端末装置107からはその
人事情報ファイル108にアクセルすることができる。
【0082】また、加工部102と人事情報ファイル1
08とはその情報を互いにリンクできるようになってお
り、端末装置107から社員番号等の人事情報を入力す
ることにより、人事情報ファイル108を介して加工部
102の画像データ記憶部104に記憶された画像デー
タを検索することも可能である。
【0083】画像付ドキュメント作成システムの具体的
な応用例としては、たとえば、顔写真付の名刺を作成す
る名刺作成システムや、商品写真やスタッフの顔写真を
掲載した案内状等の葉書を作成する葉書作成システム
や、写真付きの身分証明書(IDカード)を作成するI
Dカード作成システムや、企画書や広告チラシやカタロ
グ等のリーフレットを作成するリーフレット作成システ
ムや、写真付きのカードを作成するカード作成システム
等が含まれる。
【0084】また、社員の写真や履歴書、自己申告書等
の顔写真付人事台帳、住所、地図等を作成、管理する人
事情報システムや、中古車の写真付き情報を検索する中
古車検索システムや、仕入れ情報を管理する仕入れ情報
企画購入システムや、工程管理、工事台帳との合成によ
る土木建設業向けシステムや、三次元CADとの合成に
よる建設完成予想図システム等が含まれる。
【0085】これらのシステムは当然、カラー写真等の
カラー画像をもちいて作成管理するカラーシステムとし
てももちいることができる。
【0086】つぎに、画像処理装置100のハードウエ
ア構成ついて説明する。図2は、実施の形態1による画
像処理装置のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。図2において、201はシステム全体を制御するC
PUを、202はブートプログラム等を記憶したROM
を、203はCPUのワークエリアとして使用されるR
AMを、204はCPU201の制御にしたがってHD
(ハードディスク)205に対するデータのリード/ラ
イトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、
205はHDD204の制御で書き込まれたデータを記
憶するHDをそれぞれ示している。
【0087】また、206はCPU201の制御にした
がってFD(フロッピーディスク)207に対するデー
タのリード/ライトを制御するFDD(フロッピーディ
スクドライブ)を、207はFDD206の制御で書き
込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、208は
文字、画像等を含むドキュメントや機能情報等を表示す
るディスプレイをそれぞれ示している。
【0088】また、209は通信回線210を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、211は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、212はカーソルの移
動や範囲選択等をおこなうマウスを、213は画像を光
学的に読み取るスキャナを、214はドキュメント等を
印刷するプリンタを、215は上記各部を接続するため
のバスをそれぞれ示している。
【0089】また、図3は、実施の形態1による画像処
理装置100の構成を機能的に示すブロック図である。
図3において、加工部102は、画像データ記憶部10
4のほか、操作指示部301と、画像登録部302と、
画像削除部303と、画像変更部304と、画像検索部
305と、画像貼付部306と、表示制御部307と、
表示部308と、印刷制御部309等を含む構成であ
る。
【0090】操作指示部301は、表示部308の表示
内容にしたがって、画像登録部302、画像削除部30
3、画像変更部304、画像検索部305、画像貼付部
306、表示制御部307、印刷制御部309の各部に
操作の指示をおこなうものである。たとえば、キーボー
ド211や、マウス212等のポインティングデバイス
を含むものである。
【0091】画像登録部302は、入力部101から送
信された画像データを、ファイル名等の所定のデータを
付加することにより画像データファイルとして登録し、
画像データ記憶部104へ記憶するものである。
【0092】画像削除部303は、操作指示部301か
らの削除指示にしたがって、画像データ記憶部104に
すでに記憶されている画像データを画像データ記憶部1
04から削除するものである。
【0093】画像変更部304は、操作指示部301か
らの変更指示にしたがって、画像データ記憶部104に
すでに記憶されている画像データファイルの画像データ
に変更を加え、変更後の画像データを再度画像データ記
憶部104に記憶するものである。
【0094】画像検索部305は、操作指示部301か
らの検索指示にしたがって、画像データ記憶部104に
すでに記憶されている画像データファイルのうち、所望
の画像データファイルを検索するものである。
【0095】画像貼付部306は、操作指示部301か
らの画像貼付指示にしたがって、画像データ記憶部10
4にすでに記憶されている画像データをドキュメントに
貼付け処理をおこなうものである。
【0096】表示制御部307は、操作指示部301か
らの表示指示にしたがって、画像データ記憶部104に
記憶された画像データファイルの画像や当該画像を縮小
した縮小画像等を表示部308の表示画面上に表示させ
るように制御するものである。表示制御部の制御につい
ての詳細は、後述する。
【0097】印刷制御部309は、操作指示部301か
らの印刷指示にしたがって、画像データあるいは画像付
ドキュメント等の印刷データを出力部103へ送信す
る。また、出力部の操作制御、たとえば印刷枚数の設定
等も操作指示部301からの操作指示にしたがっておこ
なう。
【0098】画像登録部302、画像削除部303、画
像変更部304、画像検索部305、画像貼付部30
6、表示制御部307、印刷制御部309はそれぞれ、
ROM202、RAM203またはハードディスク20
5、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録され
たOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに
記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理
を実行することにより、各部の機能を実現するものであ
る。
【0099】また、表示部308は、表示制御部307
による表示制御に基づき、画像や文字列を含むドキュメ
ント等を表示するものである。たとえばディスプレイ2
08であり、ディスプレイ208にはCRTや液晶ディ
スプレイ等を含むものである。
【0100】つぎに、表示制御部307の構成について
より詳細に説明する。図4は実施の形態1による画像処
理装置の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に
示すブロック図である。図4に示すように、表示制御部
307は、基準画像抽出部401と、パラメータ管理部
402と、パラメータ設定部403と、周辺画像作成部
404と、画像表示制御部405とを含む構成となって
いる。
【0101】基準画像抽出部401は、編集加工等をお
こなおうとする基準となる画像(基準画像)を抽出する
抽出部である。具体的には、表示部308に表示されて
いる等倍画像あるいは縮小画像等の画像を操作指示部3
01におけるマウス212等でクリックすることにより
当該画像を抽出したり、あるいは画像のファイル名をマ
ウス212やキーボード211等から指定し、該当する
画像を画像記憶部104から読み出すことにより抽出す
ることができる。
【0102】パラメータ管理部402は、基準画像に関
する複数のパラメータを管理する管理部である。パラメ
ータには、たとえば画像の明度、彩度、色相をあらわす
パラメータのほか、コントラストをあらわすパラメー
タ、明るさをあらわすパラメータ、色の三原色である赤
色(R)、緑色(G)、青(B)等の表色系のそれぞれ
のパラメータ等、画像を構成するために必要なあらゆる
パラメータを含むものである。
【0103】また、パラメータ管理部402は、前述の
複数のパラメータのパラメータ値についてもあわせて管
理をする。すなわち、基準画像の各パラメータにおける
値を基準パラメータ値として保持するものである。
【0104】パラメータ設定部403は、操作指示部3
01からの指示信号にもとづいてパラメータ管理部40
2に管理された複数のパラメータの中から任意の2つの
パラメータを選択する。なお、操作指示部301がおこ
なう選択処理についての詳細は後述する。
【0105】また、パラメータ設定部403は、選択さ
れた2つのパラメータについて、操作指示部301から
の指示信号に基づいて縦軸および横軸のスケールとして
の設定もあわせておこなう。たとえば色相パラメータを
縦軸のスケールに設定し、明度パラメータを横軸のスケ
ールに設定するといったものである。縦軸および横軸の
スケールの設定処理およびスケールの内容についても後
述する。
【0106】周辺画像作成部404は、基準画像に対し
パラメータ設定部403により選択された2つのパラメ
ータのパラメータ値を所定の変化量だけ変化させた画像
(周辺画像)を作成する画像作成部である。たとえば色
相パラメータを縦軸のスケールに設定し、彩度パラメー
タを横軸のスケールに設定した場合、基準画像の色相パ
ラメータ値を所定の変化量(たとえば10レベル)だけ
増加/減少させた画像を作成する。
【0107】同様に彩度パラメータについても同様に作
成する。さらに、両パラメータ値を所定の変化量だけと
もに増加させた画像、減少させた画像、どちらか一方だ
けを増加/減少させた画像もそれぞれ個別に作成する。
【0108】画像表示制御部405は、表示部308の
表示画面上の所定位置に基準画面を表示するように表示
制御する制御部である。所定位置については、あらかめ
基準画面および周辺画面が確認しやすい位置である場合
があり、また、操作者が操作指示部301から表示部3
08の表示画面上を指定した位置とすることもできる。
【0109】具体的には、通常、表示画面の中央が望ま
しく、また、周辺画像が隠れないような位置へマウス2
12等をもちいてドラッグ等をすることにより移動する
ことも可能である。
【0110】また、画像表示制御部405は、周辺画像
を周辺画像のパラメータ値を設定された縦軸および横軸
のスケールに対応させて基準画像を中心として基準画像
の周辺に基準画像をn層に取り囲む状態で配置するよう
に表示制御する。
【0111】具体的には、たとえば色相に関するパラメ
ータを縦軸のスケールに設定し、明度に関するパラメー
タを横軸のスケールに設定した場合、基準画像の色相に
関するパラメータ値を所定の変化量だけ増加させた周辺
画像は、基準画像の上側に配置するように表示制御し、
色相に関するパラメータ値を所定の変化量だけ減少させ
た周辺画像は、基準画像の下側に配置するよう表示制御
する。同様に、明度に関するパラメータ値を所定の変化
量だけ増加させた周辺画像は基準画像の右側に、減少さ
せた周辺画像は基準画像の左側にそれぞれ配置するよう
に表示制御する。
【0112】また、基準画像を中心として基準画像の周
辺に基準画像をn層に取り囲む状態で配置するので、結
果的には、周辺画像が1層の場合は3×3のマトリック
ス状に9個の画像(基準画像も含む)が配置される。ま
た、周辺画像が2層の場合は5×5のマトリックス状に
25個の画像が配置される。以後同様であり、これらの
画像の個数は、表示画面の解像度により、また、表示さ
れる画像の内容や用途に応じて変更することが可能であ
る。周辺画像の表示制御についての詳細は後述する。
【0113】基準画像抽出部401、パラメータ管理部
402、パラメータ設定部403、周辺画像作成部40
4、画像表示制御部405はそれぞれ、ROM202、
RAM203またはハードディスク205、フロッピー
ディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリ
ケーションプログラム等のプログラムに記載された命令
にしたがってCPU201等が命令処理を実行すること
により、各部の機能を実現するものである。
【0114】つぎに、具体的な表示例をもちいて画像処
理装置の操作の内容および表示画面の内容について説明
する。図5は実施の形態1による画像処理装置の表示部
308に表示される表示画面の一例を示す説明図であ
る。図5に示される表示画面は実施の形態1による画像
処理装置の基本表示画面であり、図5において、表示画
面は、画面の略左半分の上側を占めるファイル名表示領
域501と、ファイル名表示領域501の下側を占める
縮小画像表示領域502と、画面の略右半分を占める選
択画像表示領域503の3つの領域から構成される。
【0115】これらの領域はマルチウインドウにより表
示をするのではなく、あえて固定領域としてあり、これ
らの領域の位置および大きさは変更できないような構成
になっている。そのため、常に同一構成の画面が表示さ
れるため、操作者はこれらの領域を一枚の画面としてと
らえることができる。したがって、操作者は操作時に困
惑することなく、また複雑な操作手順を覚える必要もな
く、画像処理装置を直感的に使いこなしていくことがで
き、効率よく画像の編集加工作業等をおこなうことがで
きる。
【0116】ファイル名表示領域501は、画像データ
記憶部104、具体的にはたとえばハードディスク20
5やフロッピーディスク207に記憶されているファイ
ル名が階層的に表示される。ファイル名表示領域501
に表示されている画像データファイルのファイル名を見
てその中から所望の画像データファイルを検索し指定す
ることにより、所望の画像データファイルを選択するこ
とができる。
【0117】縮小画像表示領域502は、複数の縮小画
像から構成されている。縮小画像はいわゆるサムネイル
とよばれ、実際の画像データを所定倍率で縮小し、その
縮小された画像を見ることにより、当該画像データファ
イルがどのファイルであったかを瞬時に認識するもので
ある。サムネイルの下側には、当該サムネイルの画像デ
ータファイルのファイル名があわせて表示されている。
【0118】ファイル名表示領域501のファイル名を
指定する代わりに、図5に示したように、ファイル名表
示領域501には、ファイルを格納するフォルダのみを
表示し、フォルダを指定することにより、指定されたフ
ォルダに格納されたファイルのサムネイルを縮小画像表
示領域502に表示し、表示されたサムネイルのうちか
らサムネイルの画面自体をマウス212等でクリックす
ることにより、所望の画像を選択することができる。
【0119】この場合、操作者はファイル名を正確に記
憶していなくてもサムネイルの画像を手がかりに所望の
画像データファイルを高速にかつ容易に選択することが
可能である。
【0120】また、各画像データファイルに所定のキー
ワード、たとえば「人物」、「風景」あるいは「業務
用」、「個人用」等のキーワードを付加して登録してお
けば、そのキーワードに基づいてサムネイルの表示順序
を並べ替えて表示することができる。これにより、登録
画像データファイル数が増加しても、キーワードによる
並べ替えをおこなうことにより、所望の画像データファ
イルの高速で検索することが可能である。
【0121】サムネイルの表示数は図5の表示例では8
個×3行で24個表示されるように設定されているが、
表示装置の解像度や表示画像の内容、あるいは検索方法
の違いによってサムネイルの表示配列や表示個数を変更
することが可能である。
【0122】選択画像表示領域503は、ファイル名表
示領域501においてファイル名から選択された画像デ
ータファイルあるいは縮小画像表示領域502において
サムネイルから選択された画像データファイルの画像を
表示する領域である。表示形式としては、標準サイズで
表示をする標準表示と、画像全体を表示するために拡大
または縮小して表示する全体表示と、操作者が所望する
倍率で表示する変倍表示とが考えられる。
【0123】変倍指定は変倍のパーセントを入力するこ
とにおこなわれ、100パーセントで等倍となり、それ
より少ない数値を入力した場合は縮小、大きい数値を入
力した場合は拡大されることになる。
【0124】また、選択画像表示領域503は、所定の
メニューからコマンドを指定することにより、またはそ
の画像自体をダブルクリックすることにより、表示画面
全体にファイル名表示領域501および縮小画像表示領
域502を隠蔽するように現在表示中の画像を表示する
ことができる。これにより、編集加工作業をより効率よ
くおこなうことができる。特に、大きな画像の場合には
有効である。
【0125】編集加工処理が終了した場合は、所定のメ
ニューからコマンドを指定することにより、または再度
画像自体をダブルクリックすることにより元の画像領域
に戻すことができ、その際、ファイル名表示領域501
および縮小画像表示領域502が再表示される。
【0126】つぎに、色調整の操作の内容および表示画
面の内容について説明する。図6〜図8は実施の形態1
による画像処理装置の表示部308に表示される表示画
面の別の一例を示す説明図である。図6は図5の基本表
示画面において色調整メニューを選択した場合に表示さ
れる画面である。
【0127】図6の画面において、選択画像表示領域5
03はそのまま変更せず、ファイル名表示領域501と
縮小画像表示領域502の代わりに、色調整メニュー6
01が表示される。色表示メニュー601は、上側に表
示されるパラメータ選択ボタン表示領域602とその下
側に表示されるパラメータ調整バー表示領域603とか
ら構成される。
【0128】パラメータ選択ボタン表示領域602は、
「明るさ・コントラスト」ボタン604と、「カラーバ
ランス」ボタン605と、「RGB補正」ボタン606
と、「色相・彩度」ボタン607と、調整が終了した際
に押下されることにより基本表示画面に戻るための「調
整終了」ボタン608から構成される。
【0129】パラメータ調整バー表示領域603には、
「明るさ・コントラスト」ボタン604が押下された場
合の表示画面が表示されており、明るさに関する調整バ
ー609と、コントラストに関する調整バー610が表
示されている。さらに、パラメータを調整する際に、基
準画面のほかに周辺画面を表示して調整をおこなうため
のカタログビュア(Catalog Viewer)を
表示させるか否かを選択するためのチェックボックス6
11が表示されている。カタログビュアについての詳細
は後述する。
【0130】調整バー609および610にはレベルつ
まみ612が備えられており、レベルつまみ612をマ
ウス212をもちいてドラッグして左右に移動させるこ
とにより、それぞれのパラメータ値を変更することがで
きる。
【0131】つぎに、「RGB補正」ボタン606を押
下した場合の表示画面を図7に示す。パラメータ調整バ
ー表示領域603に赤色(R)に関する調整バー701
と、緑色(G)に関する調整バー702と、青色(B)
に関する調整バー703が表示されている。調整バー7
01,702,703については調整バー609と同一
の構成であるので、その説明は省略する。
【0132】さらに、「色相・彩度」ボタン607を押
下した場合の表示画面を図8に示す。パラメータ調整バ
ー表示領域603に色相に関する調整バー801と、明
度に関する調整バー802と、彩度に関する調整バー8
03が表示されている。調整バー801,802,80
3についても調整バー609と同一の構成であるので、
その説明は省略する。
【0133】つぎに、カタログビュアについて説明す
る。図9は、カタログビュアを表示させるか否かを選択
するためのチェックボックス611をチェックした場合
の画面表示の一例である。図9において、カタログビュ
ア900がウインドウ形式でポップアップして表示され
ているのがわかる。
【0134】カタログビュア900には、3×3のマト
リックス状に9個の画像が表示されている。その中央に
配置されるように表示されている画像が基準画像901
であり、基準画像901の周辺には8個の周辺画像90
2〜909が表示されている。
【0135】また、ウインドウ900には、横軸のパラ
メータを設定するための横軸パラメータ枠910と縦軸
のパラメータを設定するための縦軸パラメータ枠911
が設定されている。図9にあっては、横軸に彩度のパラ
メータが、また縦軸に色相のパラメータがそれぞれ設定
されている。
【0136】それらのパラメータの設定にあわせて、9
個の画像の横(上側)には彩度のパラメータ値に関する
スケール(横スクロールバー)912が設定され、9個
の画像の縦(左側)には色相のパラメータ値に関するス
ケール(縦スクロールバー)913が設定されてる。
【0137】横スクロールバー912は、右へ行くほど
彩度のパラメータ値が高くなり、左に行くほど彩度のパ
ラメータ値が低くなることを意味している。縦スクロー
ルバーも同様に、上へ行くほど色相のパラメータ値が高
くなり、下へ行くほどパラメータ値が低くなることを意
味している。
【0138】さらに、カタログビュア900には、カタ
ログビュア900のウインドウを閉じるための「閉じ
る」ボタン914が設定されている。
【0139】基準画像901は、選択画像表示領域50
3に表示された画像と同一の画像を縮小して表示したも
のである。したがって、画像に関する彩度および色相に
関するパラメータ値も選択画像表示領域503に表示さ
れた画像のパラメータ値と同一である。
【0140】つぎに、周辺画像902〜909について
説明する。周辺画像902〜909は、基準画像901
と同一画像であって、基準画像901の彩度または色相
あるいはその両方のパラメータ値を所定の変化量だけ変
化させて作成した画像である。
【0141】基準画像901のパラメータ値を(0,
0)として、パラメータ値の所定の変化量をプラス・マ
イナス10とした場合、周辺画像902のパラメータ値
は(−10,0)となり、周辺画像903のパラメータ
値は(0,10)となり、周辺画像904のパラメータ
値は(10,10)となり、周辺画像905のパラメー
タ値は(−10,0)となり、周辺画像906のパラメ
ータ値は(10,0)となり、周辺画像907のパラメ
ータ値は(−10,−10)となり、周辺画像908の
パラメータ値は(0,−10)となり、周辺画像909
のパラメータ値は(10,−10)となる。
【0142】周辺画像902のパラメータ値を例にとる
と、横軸の彩度のパラメータ値については基準画像90
1と比較して−10となっており、縦軸の色相のパラメ
ータ値については基準画像901と比較して+10とな
っている。したがって、周辺画像902は、彩度に関し
ては基準画像901よりも左側に配置され、かつ、色相
に関しては基準画像901よりも上側に配置される。結
果として、周辺画像902は基準画像901の左上側の
位置に配置されることになる。
【0143】他の周辺画像903〜909も同様に、周
辺画像903が基準画像901の上側に、周辺画像90
4が基準画像901の右上側に、周辺画像905が基準
画像901の左側に、周辺画像906が基準画像901
の右側に、周辺画像907が基準画像901の左下側
に、周辺画像908が基準画像901の下側に、周辺画
像909が基準画像901の右下側に、それぞれ配置さ
れる。
【0144】これにより、周辺画像902〜909はパ
ラメータ値を横軸のスケールである横スクロールバー9
12および縦軸のスケールである縦スクロールバー91
3に対応させて基準画像901を中心として基準画像9
01の周辺に基準画像901を取り囲む状態で配置され
るようになる。
【0145】画像を変更するには、横スクロールバー9
12または縦スクロールバー913をマウス212等に
よりドラッグ操作等する。これによりスクロールバーに
対応するパラメータ値に応じてパラメータ値が変更され
た画像が表示されることになる。
【0146】つぎに、実施の形態1において表示制御部
307がおこなう基準画像901と周辺画像902〜9
09の表示制御処理の手順について説明する。図10は
実施の形態1による表示制御処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【0147】図10のフローチャートにおいて、まず、
カタログビュア900を表示すべき旨の指示があったか
否か、すなわちチェックボックス611がチェックされ
たか否かを判断し(ステップS1001)、指示があっ
た場合(ステップS1001肯定)、つぎに、横軸と縦
軸のパラメータの指定があったか否かを判断する(ステ
ップS1002)。
【0148】ステップS1002において、パラメータ
指定があった場合(ステップS1002肯定)は、当該
指定されたパラメータを設定する(ステップS100
3)。一方、ステップS1002において、パラメータ
の指定がなかった場合(ステップS1002否定)は、
デフォルト値として設定されているパラメータを指定さ
れたパラメータとして設定する(ステップS100
4)。
【0149】つぎに、ステップS1003またはS10
04において設定された横軸および縦軸のパラメータに
ついて基準画像901のパラメータ値をパラメータ管理
部402から取得する(ステップS1005)。
【0150】つぎに、周辺画像902、すなわち基準画
像901の左上側に配置される周辺画像を作成する(ス
テップS1006)。具体的には、基準画像の横軸のパ
ラメータのパラメータ値をx=0として、x−10を周
辺画像902の横軸のパラメータのパラメータ値とす
る。縦軸についても同様に、基準画像のパラメータ値を
y=0として、y+10を縦軸のパラメータとする。し
たがって、周辺画像902のパラメータ値は(x−1
0,y+10)となる。
【0151】ステップS1006と同様の手順で、ステ
ップS1007〜ステップS10013まで処理をおこ
なう。ただしステップS1006乃至ステップS101
3までの処理の順序はこの順序にとらわれることはな
い。また、各ステップともすべて基準画像のパラメータ
値を基準にパラメータ値を算出したが、この限りではな
く、たとえば8個の周辺画像の内のすでに作成済みの他
の周辺画像のパラメータ値を基準として算出するように
してもよい。
【0152】つぎに、すべての周辺画像902乃至90
9の作成が終了した後、基準画像901を表示画面上に
表示し(ステップS1014)、それに引き続き、周辺
画像902乃至909を同じく表示画面上に表示する
(ステップS1015)。
【0153】なお、ここでもすべての周辺画像902乃
至909の作成が終了した後、基準画像901を表示す
ることとしたが、基準画像901の表示時期は周辺画像
902乃至909の作成前でも構わない。また周辺画像
902乃至909もすべての周辺画像の作成終了後に表
示するようにしたが、作成された周辺画像から順次表示
をおこなうようにしてもよい。
【0154】つぎに、現在設定されているパラメータを
変更するためのパラメータの再指定があったか否かを判
断する(ステップS1016)。ステップS1016に
おいて、パラメータの再指定があった場合(ステップS
1016肯定)は、ステップS1003へ移行し、以下
同様の処理を繰り返す。
【0155】一方、ステップS1016において、パラ
メータの再指定がなかった場合、カタログビュア900
を閉じるための「閉じる」ボタン914が押下されたか
否かを判断する(ステップS1017)。
【0156】ステップS1017において、「閉じる」
ボタン914が押下された場合(ステップS1017肯
定)は、カタログビュア900を閉じて(ステップS9
018)、すべての処理を終了する。
【0157】一方、ステップS1017において、「閉
じる」ボタン914が押下されない場合(ステップS1
017否定)は、ステップS1016へ移行し、以下同
様の処理を繰り返す。
【0158】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、基準画像のパラメータ値を変更する際に周辺画
像を参照しながらおこなうことができる。特に、基準画
像の近傍に縦横のパラメータに対応させて周辺画像を配
置するようにしたので、パラメータ値の変化量と画像の
変化の具合および他のパラメータとのバランスを直感的
に認識することができ、また、パラメータ値の変更を高
速かつ効率的におこなうことができる。
【0159】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、パラメータ設定部403については横軸パラ
メータ設定枠911と縦軸パラメータ設定枠912へパ
ラメータを入力することにより縦・横軸のパラメータを
設定するようにしたが、以下に説明する実施の形態2の
ように、あらかじめ設定されている複数のパラメータの
中から選択することによりパラメータを設定するように
してもよい。
【0160】この発明の実施の形態2による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち表示制御部307をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0161】つぎに、表示制御部307について説明す
る。図11はこの発明の実施の形態2による画像処理装
置の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示す
ブロック図である。パラメータ設定部1101をのぞく
他の各部は実施の形態1と同様の構成であるので、その
説明は省略する。
【0162】パラメータ設定部1101は、縦軸および
横軸のパラメータとして設定可能なパラメータをあらか
じめ用意しておき、それらのパラメータの候補を表示画
面に表示するとともに、操作指示部301からの指示信
号にもとづいてそれらのパラメータ候補の中から各軸に
対して1つずつのパラメータを設定する。
【0163】この際、いずれかの軸ですでに設定された
パラメータと同一のパラメータについては、他の軸では
設定できないように制御する。両軸に同一のパラメータ
を設定することは全く意味のないことであり、操作者の
誤操作により設定されてしまった場合に、基準画像の左
上側の画像および右下側の画像においてパラメータ値の
矛盾が生じる等の問題が発生してしまうからである。
【0164】つぎに縦軸および横軸のスケールの設定処
理について説明する。図12はこの発明の実施の形態2
による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の一
例を示す説明図である。図12において、横軸パラメー
タ設定枠1201には現在彩度に関するパラメータが設
定されており、縦軸パラメータ設定枠1202には色相
に関するパラメータが設定されてる。
【0165】横軸パラメータ設定枠1201の右端のボ
タン1203を押下することにより、選択可能なパラメ
ータ候補がブルダウンメニューとして表示されている。
選択可能なパラメータ候補としては、現在設定されてい
る彩度も含め、色相および明度が表示されていることが
わかる。縦軸パラメータ設定枠1202も横軸パラメー
タ設定枠1201と同様に、右端部のボタン1203を
押下することにより、選択可能なパラメータ候補として
色相、彩度、明度が表示される。
【0166】図12の状態で、横軸パラメータ設定枠1
201に色相に関するパラメータを選択して設定しよう
とした場合、パラメータ設定部1101は、縦軸パラメ
ータ設定枠1202に色相に関するパラメータがすでに
設定されていることを認識し、その旨を操作者に報知
し、横軸パラメータ設定枠1201に色相に関するパラ
メータの入力を無効にすることにより、色相に関するパ
ラメータが設定されることを禁止する。
【0167】また、パラメータ設定部1101は、同様
の場合に、その旨を操作者に報知するとともにあるいは
報知する代わりに、横軸パラメータ設定部1201には
色相に関するパラメータの設定を許可し、そのかわり、
縦軸パラメータ設定部1202にすでに設定されている
色相に関するパラメータを色相の代わりに選択可能な別
のパラメータ、この場合、彩度あるいは明度に関するパ
ラメータを自動的に設定するようにしてもよい。
【0168】こうすることで、軸だけを縦軸から横軸へ
変更したい場合などに、直接横軸への設定だけをおこな
えば、縦軸は自動的に別のパラメータが設定されるの
で、縦軸のパラメータを変更してから横軸への設定をす
るといった作業の手間を省略することができる。
【0169】つぎに、実施の形態2においてパラメータ
設定部1101がおこなうパラメータ設定処理の手順に
ついて説明する。図13は実施の形態2によるパラメー
タ設定処理の手順を示すフローチャートである。
【0170】図13のフローチャートにおいて、まず、
パラメータ設定部1101はデフォルト値として設定さ
れているパラメータを横軸パラメータ設定枠910およ
び縦軸パラメータ設定枠911に設定する(ステップS
1301)。
【0171】つぎに、横軸パラメータ設定枠910また
は縦軸パラメータ設定枠911のいずれかのパラメータ
の変更があったか否かを判断し(ステップS130
2)、変更があった場合(ステップS1302肯定)
に、つぎに、変更があったパラメータと他軸のパラメー
タ設定枠のパラメータとが同一であるか否かを判断する
(ステップS1303)。
【0172】ステップS1303において、パラメータ
が同一でない場合(ステップS1303否定)は、ステ
ップS1302へ移行する。一方、ステップS1303
において、パラメータが同一である場合(ステップS1
303肯定)は、つぎに、報知することについて設定さ
れているか否かを判断する(ステップS1304)。
【0173】ステップS1304において、報知するこ
とについて設定されている場合(ステップS1304肯
定)は、その旨を報知する(ステップS1305)。つ
ぎに、ステップS1302におけるパラメータの変更を
無効とし(ステップS1306)、その後、報知を解除
して(ステップS1307)、ステップS1302へ移
行する。
【0174】一方、ステップS1304において、報知
することについて設定されていない場合(ステップS1
304否定肯定)は、パラメータの変更があったパラメ
ータ設定枠ではない他方のパラメータ設定枠のパラメー
タを現時点で設定されているパラメータ以外のパラメー
タへ変更する(ステップS1308)。その後、ステッ
プS1302へ移行し、以下同様の処理を繰り返す。
【0175】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、同一のパラメータを縦軸と横軸に同時に設定し
てしまうことを回避できるので、操作者が誤って同一パ
ラメータを設定してしまうことを未然に防止することが
できる。
【0176】(実施の形態3)さて、この発明は、前述
した実施の形態1および2において、以下に説明する実
施の形態3のごとく周辺画像の中から1の周辺画像を指
定し、指定された周辺画像を基準画像として抽出する機
能を付加するように適用してもよい。以下、この発明の
実施の形態3について説明する。
【0177】この発明の実施の形態3による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち表示制御部307をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0178】つぎに、表示制御部307について説明す
る。図14はこの発明の実施の形態3による画像処理装
置の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示す
ブロック図である。周辺画像指定部1401および基準
画像抽出部1402をのぞく他の各部は実施の形態1と
同様の構成であるので、その説明は省略する。
【0179】つぎに、周辺画像指定部1401について
説明する。周辺画像指定部1401は、表示画面上に表
示された周辺画像の中から1の周辺画像を指定する指定
部である。具体的には、周辺画像指定部1401は操作
指示部301からの指示信号に基づいて周辺画像の中の
1の周辺画像を指定する。
【0180】たとえば、マウス212をもちいてマウス
カーソルを指定しようとする周辺画像が表示されている
領域内移動させ、そこでクリックすることにより、1の
周辺画像を指定する。そのほか、キーボード211の矢
印キーをもちいて1の周辺画像を指定するようにしても
よい。
【0181】また、基準画像抽出部1402は、周辺画
像指定部1401によって指定された周辺画像を基準画
像として抽出する。したがって、周辺画像指定部140
1によって指定された周辺画像は、基準画像抽出部14
02によって、それまで基準画像であった画像に代わり
り基準画像として扱われることになる。
【0182】周辺画像指定部1401および基準画像抽
出部1402はそれぞれ、ROM202、RAM203
またはハードディスク205、フロッピーディスク20
7等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプ
ログラム等のプログラムに記載された命令にしたがって
CPU201等が命令処理を実行することにより、各部
の機能を実現するものである。
【0183】以下、パラメータ管理部402、パラメー
タ設定部403、周辺画像作成部404、画像表示制御
部405は、実施の形態1と同様の処理を実施するの
で、その説明は省略する。
【0184】つぎに、具体的な表示画面をもちいて周辺
画像の指定処理および基準画像の抽出処理の内容につい
て説明する。図15は実施の形態3による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の一部(カタログ
ビュア900)の一例を示す説明図である。図15
(a)において、3×3のマトリックス状に基準画像と
周辺画像とが表示されている。これらの画像に、説明の
便宜上、A1からC3までの番号を付加した。したがっ
て、基準画像はB1である。
【0185】また、マウスカーソル1501は、マウス
212の操作により表示画面上を移動する。マウスカー
ソル1501は移動した位置によってその形状を変化さ
せる。図15(a)にあっては周辺画像A3の位置にあ
り、周辺画像A3は指定されることにより左斜め下方向
へ移動するため、マウスカーソル1501の形状もその
移動方向を表すように左斜め下方向と右斜め上方向の矢
印を備える形状となっている。
【0186】周辺画像C1の位置に移動した場合も同一
形状のマウスカーソルとなる。同様に、マウスカーソル
1501を周辺画像B1またはB2の位置に移動した場
合は、左右方向の矢印を備える形状のマウスカーソルと
なり、周辺画像A2またはC2の位置に移動した場合
は、上下方向の矢印を備える形状のマウスカーソルとな
り、周辺画像A1またはC3の位置に移動した場合は、
右斜め下方向と左斜め上方向の矢印を備える形状のマウ
スカーソルとなる。
【0187】ここで、マウスカーソル1501を基準画
像の右上側に配置された周辺画像A3の表示領域内でク
リックする。クリックした後の表示画面の表示状態が図
15(b)である。周辺画像であったA3が基準画像が
配置される位置に移動していることがわかる。この移動
にともない、基準画像であったB2が左下側へ移動して
いる。すなわち、右上側の周辺画像を指定したことにと
もない、画像全体が左下へ1画像分だけ移動したことに
なる。このように、指定した周辺画像が基準画像の位置
に移動するように、画像全体が移動する。
【0188】また、パラメータ値が(10,10)であ
った周辺画像A3が移動したことにともない、元々周辺
画像A3が配置され位置には、あらたにパラメータ値が
(x+10,y+10)の画像が周辺画像作成部404
によって作成されるので、(10+10,10+10)
すなわち(20,20)のパラメータ値の周辺画像が表
示されることになる。このようにして、結果的には選択
画像の2つのパラメータのパラメータ値を同時に変更す
ることもできる。
【0189】つぎに、実施の形態3において周辺画像指
定部1401および基準画像抽出部1402がおこなう
周辺画像の指定処理および基準画像の抽出処理の手順に
ついて説明する。図16は実施の形態3による周辺画像
の指定処理および基準画像の抽出処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0190】図16のフローチャートにおいて、まず、
周辺画像指定部1401は画像の指定があったか否かを
判断する(ステップS1601)。ここで、画像の指定
を待って(ステップS1601肯定)、指定があった場
合にその画像が周辺画像であるか否かを判断する(ステ
ップS1602)。
【0191】ステップS1602において、指定された
画像が周辺画像である場合(ステップS1602肯定)
は、基準画像抽出手段は当該周辺画像を基準画像として
抽出し、当該周辺画像のパラメータ値を取得する(ステ
ップS1603)。その後、実施の形態1の図10のス
テップS1006へ移行する。以下実施の形態1の処理
手順であるので、その説明は省略する。
【0192】一方、ステップS1602において、指定
された画像が周辺画像ではなく基準画像である場合(ス
テップS1602否定)、パラメータ値の変更が終了し
たとみなし、カタログビュア900によるパラメータ値
を確定させ(ステップS1604)、カタログビュア9
00を閉じた(ステップS1605)のち、すべての処
理を終了させる。
【0193】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、複数の周辺画像の中から1の周辺画像を指定
し、指定された周辺画像を基準画像として抽出するの
で、操作者は表示されている複数の周辺画像の中からも
っとも所望するパラメータ値の画像を指定するだけの簡
易な操作で2つの異なるパラメータのパラメータ値を変
更することができ、より視覚的にかつ直感的に複数のパ
ラメータ値を変更することが可能である。
【0194】(実施の形態4)さて、この発明は、前述
した実施の形態1乃至3において、以下に説明する実施
の形態4のごとく表示された画像の内にあるいはその近
傍にパラメータ値の情報を表示させる機能を付加するよ
うに適用してもよい。以下、この発明の実施の形態4に
ついて説明する。
【0195】この発明の実施の形態4による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち表示制御部307をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0196】つぎに、表示制御部307について説明す
る。図17はこの発明の実施の形態4による画像処理装
置の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示す
ブロック図である。パラメータ表示制御部1701をの
ぞく他の各部は実施の形態1と同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0197】つぎに、パラメータ値情報表示制御部17
01について説明する。パラメータ表示制御部1701
は、表示画面上に表示された基準画像および/または周
辺画像の内あるいは基準画像および/または周辺画像の
近傍の所定位置にパラメータ値に関する情報を表示させ
るように制御させる制御部である。
【0198】パラメータ値情報表示制御部1701は、
操作指示部301からのパラメータ値情報を表示すべき
旨の表示指示信号にしたがって、基準画像抽出部40
1、周辺画像作成部404からそれぞれの画像の各軸の
パラメータのパラメータ値に関する情報を取得し、取得
した情報を所定の表示形式(表示色も含む)で所定の位
置に表示する。
【0199】また、パラメータ値情報表示制御部170
1は、操作指示部301からのパラメータ値情報を消去
すべき旨の表示指示信号にしたがって、すでに表示して
いるパラメータ値に関する情報を表示画面上から消去す
る。
【0200】パラメータ値情報表示制御部1701は、
ROM202、RAM203またはハードディスク20
5、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録され
たOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに
記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理
を実行することにより機能を実現するものである。
【0201】また、パラメータ値に関する情報とは、実
施の形態1においても説明したとおり、基準画像のパラ
メータ値を0として、周辺画像のパラメータ値を基準画
像とのパラメータ値の変化量の差分の値とするものであ
る。
【0202】そのほか、パラメータ値に関する別の基準
値を設け、基準画像も周辺画像もその基準値をもとにパ
ラメータ値を算出して、その算出したパラメータ値をパ
ラメータ値に関する情報として表示することにしてもよ
い。要するに、パラメータ値に関する情報とは、基準画
像のパラメータ値と周辺画像のパラメータ値が比較可能
となる情報であればそれらのすべての情報を含むもので
ある。
【0203】また、パラメータ値に関する情報の表示方
法の代表的なものとしては、(x,y)をもちいて示す
ものが簡潔かつ認識しやすい表示方法として考えられ
る。ここで、xは横軸のパラメータのパラメータ値を、
yは縦軸のパラメータのパラメータ値をそれぞれ示して
いる。表示方法はこの方法に限らず、横軸のパラメータ
のパラメータ値および縦軸のパラメータのパラメータ値
が認識できるすべての表示方法を含むものである。
【0204】つぎに、表示画面をもちいてパラメータ値
に関する情報の表示制御手順の内容について説明する。
図18および図19は実施の形態4による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の一部(カタログ
ビュア900)の一例を示す説明図である。
【0205】図18は、パラメータ値に関する情報を基
準画像および周辺画像の画像内に表示するものである。
表示の内容については上述において説明したとおりであ
る。また、図18では、パラメータ値に関する情報18
01を画像の右下側に表示したが、この位置に限ること
はなく、また、画像の内容等その他の条件によっては表
示の位置を任意に変更することも可能である。さらに、
画像ごとに表示の位置を変更するようにしてもよい。
【0206】また、パラメータ値に関する情報を表示す
る際は、画像に近い色をもちいることにより表示が認識
が困難にならないよう、画像の色とは別の区別が可能な
色をもちいる。特に、パラメータ値を変更することによ
り画像の状態が変化する場合には、その変化の状態に応
じて表示の色も変化させるようにする。
【0207】さらに、画像のうち、パラメータに関する
情報を表示する位置のみ画像を消去し、消去した部分に
識別可能な色をもちいてパラメータに関する情報を表示
することで、表示の色をその都度変化させることなく確
実にパラメータに関する情報を画像内に表示することが
できる。
【0208】図19は、パラメータ値に関する情報を基
準画像および周辺画像の画像近傍に表示するものであ
る。図19において、各画像の下側にパラメータに関す
る情報を表示するために専用に設けた専用領域1901
が配置されており、その専用領域1901内にパラメー
タ値に関する情報を表示している。これにより、画像の
内容がパラメータ値に関する情報の表示によって隠蔽さ
れてしまう領域を作ることなく、前記情報表示を確実に
おこなうことができる。
【0209】つぎに、実施の形態4においてパラメータ
値情報表示制御部1701がおこなうパラメータ値に関
する情報の表示制御処理の手順について説明する。図2
0は実施の形態4によるパラメータ値に関する情報の表
示制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0210】図20のフローチャートにおいて、まず、
パラメータ値情報表示制御部1701はパラメータ値に
関する情報を表示する旨の指示があったか否かを判断す
る(ステップS2001)。ここで、ステップS200
1において表示の指示を待って(ステップS2001肯
定)、指示があった場合に、表示の対象となる画像のパ
ラメータ値を取得する(ステップS2002)。
【0211】つぎに、ステップS2002において取得
したパラメータ値を所定の表示形式で表示画面の所定の
位置に表示させる(ステップS2003)。その後、パ
ラメータ値に関する情報を消去する旨の指示があったか
否かを判断する(ステップS2004)。
【0212】ステップS2004において消去の指示を
待って(ステップS2004肯定)、指示があった場合
に、表示されているパラメータ値に関する情報を消去す
る。その後、ステップS2001へ移行し、以下同様の
処理を繰り返す。
【0213】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、パラメータ値に関する情報を基準画像および周
辺画像の内あるいは近傍の所定位置に数値をもちいて表
示させるので、パラメータ値を変更する際に、その数値
を参考にすることができる。
【0214】特に、周辺画像を指定して、周辺画像を基
準画像を変更することによりパラメータ値を変更する場
合に、どの周辺画像をどのように指定することによりど
のくらいパラメータ値を変更したか、その変更量を数値
で認識することできる。また、最初の基準画像が(0,
0)で表示されるので、最初の基準画像がどこであるか
も、画像だけを見ただけでは判断するのは困難である
が、数値により表示されているので、容易にかつ迅速に
最初の基準画像を発見することができる。
【0215】(実施の形態5)以下に説明する実施の形
態5においては、回転処理を施した画像の全体を縮小画
像として表示するようにしたので、縮小画像上で画像の
傾き等を容易に把握することができる。
【0216】この発明の実施の形態5による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304と表示制御
部307をのぞく他の各部についても実施の形態1と同
様の構成であるので、その説明も省略する。
【0217】つぎに、画像変更部304および表示制御
部307の構成についてより詳細に説明する。図21は
実施の形態5による画像処理装置の画像変更部304、
表示制御部307およびその周辺部の構成を機能的に示
すブロック図である。図21に示すように、画像変更部
304は、編集加工部2101と、長方形算出部210
2と、縮小画像作成部2103とを含む構成となってい
る。また表示制御部307は、縮小画像表示制御部21
04を含む構成となっている。さらに編集加工部210
1は画像回転処理部2105を含んでいる。
【0218】編集加工部2101は、画像データ記憶部
104に記憶され、表示制御部307により表示部30
8に表示された画像を編集加工処理をするものである。
編集加工処理には、画像回転処理部2105による表示
された画像を所定角度だけ回転させる処理を含め、画像
の反転処理、画像の画素数の変更処理、カラー画像の場
合の色調整処理、画像合成処理等、画像に関するあらゆ
る編集加工処理が含まれる。
【0219】なお、画像回転処理部2105による画像
の回転処理については公知の技術を用いる。画像の回転
処理についての詳細は後述する。さらに、編集加工部2
101により編集加工処理された画像はファイル名が付
されて画像データ記憶部104により記憶される。
【0220】長方形算出部2102は、回転処理された
画像を包含するような長方形のうち最小のサイズとなる
ような長方形を算出するものである。画像回転処理部2
105により所定角度だけ回転させた長方形画像の場
合、最小サイズとなる長方形は、当然、当該回転させた
長方形画像よりも大きな長方形となる。長方形の算出方
法については後述する。
【0221】縮小画像作成部2103は、検索用の縮小
画像いわゆるサムネイルを作成する作成部であり、長方
形算出部2102により算出された長方形の形状(縦横
比)および大きさに基づいて縮小画像を作成する。
【0222】また、縮小画像表示制御部2104は、縮
小画像作成部2103により作成された縮小画像を表示
部308の表示画面上の所定の位置に表示制御する制御
部である。表示する位置および表示方法については後述
する。
【0223】編集加工部2101、長方形算出部210
2、縮小画像作成部2103、縮小画像表示制御部21
04、画像回転処理部2105はそれぞれ、ROM20
2、RAM203またはハードディスク205、フロッ
ピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、ア
プリケーションプログラム等のプログラムに記載された
命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行する
ことにより、各部の機能を実現するものである。
【0224】つぎに画像の回転処理の内容について説明
する。図22は実施の形態5による画像処理装置の表示
部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図
である。図22において選択画像表示領域503には図
5において選択された画像を時計回りに45度回転させ
た選択画像2201が表示されている。
【0225】図形の回転指示の方法としては、たとえば
所望の回転角度と回転方向をキーボード211等から入
力することにより画像の中心点を中心として画像を回転
させるものである。また、マウス212等を用いて、画
像をドラッグすることにより所望の角度まで画像を回転
させるものでもよい。画像の回転処理の方法については
特に限定しない。
【0226】選択画像2201は、図5において選択画
像表示領域503に表示されている画像と同一サイズで
ある。しかしながら45度回転させたことにより、画像
全体が選択画像表示領域503には表示されていないこ
とがわかる。
【0227】つぎに、長方形算出部2102による長方
形の算出方法について説明する。図23は実施の形態5
による画像処理装置の長方形算出部2102の長方形算
出方法についての簡略化した説明図である。
【0228】図23において、回転処理された長方形の
画像2300は4つの頂点、頂点2301(x1,y
1)、頂点2302(x2,y2)、頂点2303(x
3,y3)、頂点2304(x4,y4)を有する。こ
れらの頂点のうちで、xの座標値がもっとも大きいもの
と小さいもの、およびyの座標値がもっとも大きいもの
と小さいものをそれぞれ抽出する。xの座標値がもっと
も大きいのはx4であり、小さいのはx1である。ま
た、yの座標値がもっとも大きいのはy3であり、小さ
いのはy2である。
【0229】つぎに、求めようとする長方形2305を
点線で示す。その対角線上の頂点2点を求めることによ
り、画像2300を包含する最小のサイズの長方形を求
めることができる。対角線上の頂点2306(X1,Y
2)および頂点2307(X2,Y2)はそれぞれX1
=x1、Y1=y4、X2=x2、Y2=y3となる。
【0230】すなわち、算出しようとする長方形230
5の頂点は、回転処理された長方形の各頂点のうち、x
方向の座標値の最大値とy方向の座標値の最小値、およ
びx方向の座標値の最小値とy方向の座標値の最大値の
座標であることがわかる。また、長方形2305の各辺
の長さは、長方形2305の2つの頂点のx方向の座標
値同士、y方向の座標値の座標値同士を比較し大きい値
から小さい値を引いた差分の長さである。このようにし
て、長方形2305を算出する。
【0231】つぎに、縮小画像の表示例を示しながら縮
小画像の作成処理および縮小画像の表示制御処理につい
て説明する。図24は実施の形態5による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の一部(縮小画像
表示領域502)の一例を示す説明図である。図24に
あっては、縮小画像の表示個数を8個にしてあるが、こ
れは説明の便宜上であって、縮小画像の表示個数が図5
のように24個であっても処理の内容に変更はない。
【0232】図24においては、原画像が同一であり、
回転角度が異なる4つの画像を縮小画像として表示して
いる。縮小画像2401は回転処理をおこなっておら
ず、回転角度は0度である。縮小画像2402は回転角
度が時計回りに45度、縮小画像2403は90度、縮
小画像は135度にそれぞれ回転処理を施してある。
【0233】縮小画像2401にあっては、画像を包含
する長方形のうち最小のサイズの長方形2305は画像
2401と同一サイズであるから、縮小画像の表示枠の
縦横のサイズと比較して、画像2401全体が表示可能
な最大の画像となるような倍率によって原画像を縮小さ
れ、表示枠に表示される。
【0234】縮小画像2402にあっては、上述した方
法により長方形2305を算出し、その長方形2305
と表示枠の縦横サイズとを比較して、長方形2305全
体が最大のサイズで表示可能な倍率により原画像が縮小
され、表示枠に表示される。
【0235】図24を比較すればわかるとおり、原画像
より長方形2305の方が大きいサイズとなるため、原
画像の縮小率が大きくなり、画像自体が縮小画像240
1と比較して小さくなっていることがわかる。しかしな
がら、画像の回転の状況が明確となっているため、所望
の画像を検索する速度および効率はきわめて向上する。
縮小画像2403および2404についても同様であ
る。
【0236】つぎに、実施の形態5において縮小画像を
表示するための一連の処理の手順について説明する。図
25は実施の形態5による画像処理装置の縮小画像を表
示するための一連の処理の手順を示すフローチャートで
ある。図25のフローチャートにおいて、まず、選択さ
れた画像について種々の編集加工処理をおこなう(ステ
ップS2501)。
【0237】つぎに、ステップS2501において編集
加工処理された画像について回転処理がされたか否かを
判断する(ステップS2502)。ステップS2502
において、回転処理がされていない場合(ステップS2
502否定)は、ステップS2504へ移行する。一
方、ステップS2502において、回転処理がされてい
る場合(ステップS2502肯定)は、回転処理されて
いる画像を包含する最小の長方形を算出する(ステップ
S2503)。
【0238】つぎに、ステップS2504において、回
転処理されていない画像または回転処理されている画像
を包含する最小の長方形に基づいて縮小画像を作成す
る。そして、ステップS2504において作成された縮
小画像を表示部308の所定の位置に表示した(ステッ
プS2505)後、すべての処理を終了する。
【0239】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、回転処理を施した画像の全体を縮小画像として
表示するようにしたので、縮小画像上で画像の傾き等を
容易に把握することができ、それにより画像の検索を高
速にかつ効率的におこなうことができる。
【0240】(実施の形態6)さて、上述した実施の形
態5では、編集加工部2101により編集加工された画
像が長方形の画像を所定角度回転させた画像としたが、
以下に説明する実施の形態6のように、編集加工部によ
り編集加工された画像が長方形以外の形状により切り出
された画像としてもよい。
【0241】この発明の実施の形態6による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304と表示制御
部307をのぞく他の各部についても実施の形態1と同
様の構成であるので、その説明も省略する。
【0242】つぎに、画像変更部304および表示制御
部307について説明する。図26はこの発明の実施の
形態6による画像処理装置の画像変更部304、表示制
御部307およびその周辺部の構成を機能的に示すブロ
ック図である。図26に示すように、画像変更部304
は、編集加工部2601と、長方形算出部2602と、
縮小画像作成部2603とを含む構成となっている。ま
た表示制御部307は、縮小画像表示制御部2604を
含む構成となっている。さらに編集加工部2601は画
像切出処理部2605を含んでいる。
【0243】編集加工部2601は、画像データ記憶部
104に記憶され、表示制御部307により表示部30
8に表示された画像を編集加工処理をするものである。
編集加工処理には、画像切出処理部2605による表示
された画像を所定の形状で切り出す画像切出処理を含
め、画像の反転処理、画像の画素数の変更処理、カラー
画像の場合の色調整処理、画像合成処理等、画像に関す
るあらゆる編集加工処理が含まれる。
【0244】なお、画像切出処理部2605による画像
の切出処理については公知の技術を用いる。画像の切出
処理についての詳細は後述する。さらに、編集加工部2
601により編集加工処理された画像はファイル名が付
されて画像データ記憶部104により記憶される。
【0245】長方形算出部2602は、編集加工された
画像、特に切出処理をすることにより画像のサイズが変
更された画像を包含する長方形のうち最小のサイズとな
る長方形を算出するものである。切り出された画像の切
り口の軌跡の座標値に基づいて、実施の形態1の長方形
算出部2102と同様に、x方向の座標値の最大値と最
小値、y軸方向の座標値の最大値と最小値を求め、その
値から長方形を算出する。
【0246】また、縮小画像作成部2603および縮小
画像表示制御部2604は実施の形態1の縮小画像作成
部2103および縮小画像表示制御部2104と同様の
構成であるので、その説明は省略する。
【0247】編集加工部2601、長方形算出部260
2、縮小画像作成部2603、縮小画像表示制御部10
04、画像切出処理部2605はそれぞれ、ROM20
2、RAM203またはハードディスク205、フロッ
ピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、ア
プリケーションプログラム等のプログラムに記載された
命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行する
ことにより、各部の機能を実現するものである。
【0248】実施の形態6による画像処理装置の操作の
内容および表示画面の内容については実施の形態1の特
に図5により説明された内容と同様なので、その説明は
省略する。
【0249】つぎに、画像の切出処理について説明す
る。図27は実施の形態6による画像処理装置の表示部
308に表示される表示画面の一例を示す説明図であ
る。図27において、楕円の点線で示したのが画像の切
出線2701である。楕円による切出処理をおこなうに
は、まず、範囲指定するための種類を選定する。
【0250】範囲指定をするための種類には、楕円のほ
かに、多角形、フリーハンド、テンプレート等の種類が
用意されている。楕円の場合は、マウス212等をもち
いて、所望の位置でマウスボタン等を押下し、押下した
状態のまま所望のサイズ・形状になるまでマウス212
等を移動させ、所望のサイズ・形状になった際にマウス
ボタン等の押下を解除すると点線による楕円の切出線2
701が画面上に表示される。
【0251】また、多角形の場合は、マウス212等を
もちいて、所定の位置でシングル・クリックをした位置
が多角形の頂点となる。最後にダブル・クリックをする
ことにより最初にシングル・クリックをした位置に戻
り、それにより多角形が完成し、点線による多角形の切
出線が画面上に表示される。
【0252】また、フリーハンドの場合は、マウス21
2等をもちいて、所望の位置でマウスボタン等を押下
し、押下した状態のまま所望の形状をフリーハンドで描
き、マウスボタン等の押下を解除した時点でその位置か
ら最初の起点となった位置まで自動的に線を結ぶことに
より閉領域が完成する、その閉領域が切出範囲として確
定し、点線による切出範囲の切出線が画面上に表示され
る。
【0253】つぎに、テンプレートによる範囲指定処理
について説明する。図28は実施の形態6による画像処
理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例
を示す説明図である。図28において、複数のテンプレ
ート(ハート形のテンプレート2801、スペード形の
テンプレート2802、ダイヤ形のテンプレート280
3、クローバー形のテンプレート2804、星形のテン
プレート2805)が表示されている。これらのテンプ
レートは上記5個に限定されるわけではなく、また、任
意の形状を自ら作成し、それをテンプレートとして登録
することも可能である。
【0254】図29は実施の形態6による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す
説明図である。図29においてはハート形のテンプレー
ト2802をもちいて画像の切出処理をおこなったもの
であり、画像上にはハート形の切出線2901が表示さ
れている。テンプレートによる切出処理は楕円の切出処
理と同様であるので、その説明は省略する。
【0255】つぎに、縮小画像の表示例を示しながら縮
小画像の作成処理および作成された縮小画像の表示制御
処理について説明する。図30は実施の形態6による画
像処理装置の表示部308に表示される表示画面の一部
(縮小画像表示領域502)の一例を示す説明図であ
る。図30にあっても実施の形態1の図8と同様に、縮
小画像の表示個数を8個にしてあるが、これは説明の便
宜上であって、縮小画像の表示個数が図27のように2
4個であっても処理の内容に変更はない。
【0256】図30においては、原画像が同一であり、
原画像と切出処理の指定範囲が異なる3つの画像を縮小
画像として表示している。縮小画像3001は原画像を
そのまま縮小画像にしたものである。縮小画像3002
は顔のサイズに合わせて楕円により切り出した縮小画像
であり、縮小画像3003は同じく顔のサイズに合わせ
てハート形のテンプレート2801をもちいて切り出し
た縮小画像であり、縮小画像3004は同じく星形のテ
ンプレート2805をもちいて切り出した縮小画像であ
る。
【0257】縮小画像3001にあっては、画像を包含
する長方形のうち最小のサイズの長方形は画像3001
と同一サイズであるから、縮小画像の表示枠の縦横のサ
イズと比較して、画像3001全体が表示可能な最大の
画像となるような倍率によって原画像を縮小し、表示枠
に表示するよう制御する。
【0258】縮小画像3002にあっては、楕円に切り
出された画像を包含する最小のサイズの長方形を算出
し、その長方形と表示枠の縦横サイズとを比較して、長
方形全体が最大のサイズで表示可能な倍率で原画像を拡
大し、表示枠に表示するように制御する。
【0259】図30を比較すればわかるとおり、原画像
より長方形の方が小さいサイズとなるため、原画像の縮
小率が小さくなり、画像自体(顔の部分)が縮小画像3
001と比較して大きくなっていることがわかる。縮小
画像3003および3004についても同様である。
【0260】つぎに、実施の形態6において縮小画像を
表示するための一連の処理の手順について説明する。図
31は実施の形態6による画像処理装置の縮小画像を表
示するための一連の処理の手順を示すフローチャートで
ある。図31のフローチャートにおいて、まず、選択さ
れた画像について種々の編集加工処理をおこなう(ステ
ップS3101)。
【0261】つぎに、ステップS3101において編集
加工処理された画像について切出処理がされたか否かを
判断する(ステップS3102)。ステップS3102
において、切出処理がされていない場合(ステップS3
102否定)は、ステップS3104へ移行する。一
方、ステップS3102において、切出処理がされてい
る場合(ステップS3102肯定)は、切出処理されて
いる画像を包含する最小の長方形を算出する(ステップ
S3103)。
【0262】つぎに、ステップS3104において、切
出処理されていない画像または切出回転処理されている
画像を包含する最小の長方形に基づいて縮小画像を作成
する。そして、ステップS3104において作成された
縮小画像を表示部308の所定の位置に表示した(ステ
ップS3105)後、すべての処理を終了する。
【0263】以上説明したように、この実施の形態6に
よれば、切出処理を施した画像の全体を縮小画像として
表示するようにしたので、縮小画像上で切り出した部分
の特徴がわかるように原画像と比較して大きく表示され
るので、画像の特徴等を容易に把握することができ、ま
た、縮小画像上で画像の切り出しの形状や大きさ等の状
況を容易に把握することができ、それにより画像の検索
を効率的におこなうことができる。
【0264】(実施の形態7)以下に説明する実施の形
態7においては、透明色となる色を指定することによ
り、透明処理をすべき部分に着色する色を任意に選択で
きるようにしたので、透明処理をすべきでない部分が透
明処理されてしまうことを回避することができる。
【0265】この発明の実施の形態7による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304と表示制御
部307をのぞく他の各部についても実施の形態1と同
様の構成であるので、その説明も省略する。
【0266】つぎに、画像変更部304の構成について
より詳細に説明する。図32は実施の形態7による画像
処理装置の画像変更部304およびその周辺部の構成を
機能的に示すブロック図である。図32に示すように、
画像変更部304は、編集加工部3201と、長方形算
出部3202と、余白抽出部3203と、色指定部32
04と、透明処理部3205とを含む構成となってい
る。さらに編集加工部3201は画像回転処理部320
6および画像切出処理部3207を含んでいる。
【0267】編集加工部3201は、画像データ記憶部
104に記憶され、表示制御部307により表示部30
8に表示された画像を編集加工処理をするものである。
編集加工処理には、画像回転処理部3206による表示
された画像を所定角度だけ回転させる処理および画像切
出処理部3207による表示された画像を所定の形状で
切り出す画像切出処理を含め、画像の反転処理、画像の
画素数の変更処理、カラー画像の場合の色調整処理、画
像合成処理等、画像に関するあらゆる編集加工処理が含
まれる。
【0268】なお、画像回転処理部3206による画像
の回転処理および画像切出処理部3207による画像の
切出処理については公知の技術を用いる。また、画像の
回転処理および画像の切出処理についての詳細は後述す
る。さらに、編集加工部3201により編集加工処理さ
れた画像はファイル名が付されて画像データ記憶部10
4により記憶される。
【0269】長方形算出部3202は、編集加工された
画像を包含するような長方形のうち最小のサイズとなる
長方形を算出するものである。また、余白抽出部320
3は長方形算出部3202より算出された長方形のうち
編集された画像を除いた余白部分を抽出するものであ
る。また、色指定部3204は、余白抽出部3203に
より抽出された余白部分を着色するための色を指定する
ものである。
【0270】具体的には、編集加工された画像を画像デ
ータ記憶部104に保存する際に、後述する透明色設定
画面から色を指定する。また、透明処理部3205は色
指定部3204により指定された色により着色された部
分を透明にするものである。長方形の算出処理、余白の
抽出処理、色指定処理および透明処理についての詳細は
後述する。
【0271】編集加工部3201、長方形算出部320
2、余白抽出部3203,色指定部3204、透明処理
部3205、画像回転処理部3206、画像切出処理部
3207はそれぞれ、ROM202、RAM203また
はハードディスク205、フロッピーディスク207等
の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログ
ラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCP
U201等が命令処理を実行することにより、各部の機
能を実現するものである。
【0272】つぎに画像の回転処理の内容について説明
する。図33は実施の形態7による画像処理装置の表示
部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図
である。図33において選択画像表示領域503には図
5において選択された画像を時計回りに45度回転させ
た選択画像3301が表示されている。
【0273】図形の回転指示の方法としては、たとえば
所望の回転角度と回転方向をキーボード211等から入
力することにより画像の中心点を中心として画像を回転
させるものである。また、マウス212等を用いて、画
像をドラッグすることにより所望の角度まで画像を回転
させるものでもよい。画像の回転処理の方法については
特に限定しない。
【0274】選択画像3301は、図5において選択画
像表示領域503に表示されている画像と同一サイズで
ある。しかしながら45度回転させたことにより、画像
全体が選択画像表示領域503には表示されていないこ
とがわかる。
【0275】つぎに、画像の切出処理について説明す
る。図34は実施の形態7による画像処理装置の表示部
308に表示される表示画面の一例を示す説明図であ
る。図34において、楕円の点線で示したのが画像の切
出線3401である。楕円による切出処理をおこなうに
は、まず、範囲指定するための種類を選定する。範囲指
定をするための種類には、楕円のほかに、多角形、フリ
ーハンド、テンプレート等の種類が用意されている。
【0276】楕円の場合は、マウス212等を用いて、
所望の位置でマウスボタン等を押下し、押下した状態の
まま所望のサイズ・形状になるまでマウス212等を移
動させ、所望のサイズ・形状になった際にマウスボタン
等の押下を解除すると点線による楕円の切出線3401
が画面上に表示される。
【0277】また、多角形の場合は、マウス212等を
用いて、所定の位置でシングル・クリックをした位置が
多角形の頂点となる。最後にダブル・クリックをするこ
とにより最初にシングル・クリックをした位置に戻り、
それにより多角形が完成し、点線による多角形の切出線
が画面上に表示される。
【0278】また、フリーハンドの場合は、マウス21
2等を用いて、所望の位置でマウスボタン等を押下し、
押下した状態のまま所望の形状をフリーハンドで描き、
マウスボタン等の押下を解除した時点でその位置から最
初の起点となった位置まで自動的に線を結ぶことにより
閉領域が完成する。その閉領域が切出範囲として確定
し、点線による切出範囲の切出線が画面上に表示され
る。
【0279】つぎに、テンプレートによる範囲指定処理
について説明する。図35は実施の形態7による画像処
理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例
を示す説明図である。図35において、複数のテンプレ
ート(ハート形のテンプレート3501、スペード形の
テンプレート3502、ダイヤ形のテンプレート350
3、クローバー形のテンプレート3504、星形のテン
プレート3505)が表示されている。これらのテンプ
レートは上記5個に限定されるわけではなく、また、任
意の形状を自ら作成し、それをテンプレートとして登録
することも可能である。
【0280】図36は実施の形態7による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す
説明図である。図36においてはハート形のテンプレー
ト3501を用いて画像の切出処理をおこなったもので
あり、画像上にはハート形の切出線3601が表示され
ている。テンプレートによる切出処理は楕円の切出処理
と同様であるので、その説明は省略する。
【0281】つぎに、長方形算出部3202による長方
形の算出処理について説明する。図37は実施の形態7
による画像処理装置の長方形算出部3202の長方形算
出処理についての簡略化した説明図である。図37にお
いて、回転処理された長方形の画像3700は4つの頂
点、頂点3701(x1,y1)、頂点3702(x
2,y2)、頂点3703(x3,y3)、頂点370
4(x4,y4)を有する。
【0282】これらの頂点のうちで、xの座標値がもっ
とも大きいものと小さいもの、およびyの座標値がもっ
とも大きいものと小さいものをそれぞれ抽出する。xの
座標値がもっとも大きいのはx4であり、小さいのはx
1である。また、yの座標値がもっとも大きいのはy3
であり、小さいのはy2である。
【0283】つぎに、求めようとする長方形3705を
点線で示す。その対角線上の頂点2点を求めることによ
り、画像3700を包含する最小のサイズの長方形を求
めることができる。対角線上の頂点3706(X1,Y
2)および頂点3707(X2,Y2)はそれぞれX1
=x1、Y1=y4、X2=x2、Y2=y3となる。
【0284】すなわち、算出しようとする長方形370
5の頂点は、回転処理された長方形の各頂点のうち、x
方向の座標値の最大値とy方向の座標値の最小値、およ
びx方向の座標値の最小値とy方向の座標値の最大値の
座標であることがわかる。また、長方形3705の各辺
の長さは、長方形3705の2つの頂点のx方向の座標
値同士、y方向の座標値の座標値同士を比較し大きい値
から小さい値を引いた差分の長さである。このようにし
て、長方形3705を算出する。
【0285】また、編集加工された画像、特に画像切出
処理部3207により切出処理がされることにより画像
のサイズが変更された画像を包含する長方形のうち最小
のサイズとなる長方形を算出方法としては、上述の回転
処理された長方形画像の場合と同様に、切り出された画
像の切り口の軌跡の座標値に基づいて、x方向の座標値
の最大値と最小値、y軸方向の座標値の最大値と最小値
を求め、その値から長方形を算出する。
【0286】つぎに、余白抽出部3203による余白の
抽出処理について説明する。図38は実施の形態7によ
る画像処理装置の余白抽出部3203の余白抽出処理に
ついての簡略化した説明図である。図38において、切
出処理された画像3801とその画像3801を包含す
る長方形3802を示している。画像3801と長方形
3802とは接点a,b,c,d,eにより接してい
る。
【0287】余白部分とは長方形3802から画像38
01の部分を除いた残りの部分であり、余白部分380
3は接点aとbにより、余白部分3804は接点bとc
により、余白部分3805は接点cとdにより、余白部
分3806は接点dとeにより、余白部分3807は接
点eとaにより、それぞれできた領域である。これらの
余白部分3803〜3807は画像3801の領域を示
す座標と長方形3802の領域を示す座標および接点a
〜eの座標をもとに差分を算出することにより求めるこ
とができる。このようにして余白抽出部3203は余白
の抽出をおこなう。
【0288】つぎに、色指定部3204による色指定処
理について説明する。図39は実施の形態7による画像
処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一
例を示す説明図である。図39において、メニューバー
において「オプション(O)」−「環境設定」−「透明
色設定」を選択すると、透明色設定画面3900が表示
される。透明色設定画面3900には透明色の選択のた
めの8色の色があらかじめ用意されている。
【0289】「透明色の選択」と記載された下側に表示
された8個の透明色の選択ボックス3901〜3908
には、白色の選択ボックス3901と、赤色の選択ボッ
クス3902と、緑色の選択ボックス3903と、青色
の選択ボックス3904と、ピンク色の選択ボックス3
905と、水色の選択ボックス3906と、黄色の選択
ボックス3907と、黒色の選択ボックス3908とが
表示されている。これらの選択ボックス3901〜39
08のうちから、余白部分を着色するのに所望の一色を
指定する。
【0290】指定の方法としては、マウス212等によ
ってマウスカーソルを所望の選択ボックスの領域へ移動
させ、マウスボタン等をクリックすることにより指定を
する方法が一般的である。透明色を使用しない場合は、
「透明色を使用しない」と記載された下側に表示された
グレー色の不使用ボックス3909を同様の方法で指定
する。
【0291】マウス212等のクリックにより指定され
た色は、「現在選択されている透明色」と記載された下
側の表示ボックス3910に表示される。不使用ボック
ス1209が指定された場合は、表示ボックス3910
にはグレー色が表示される。色の指定が確定したら、
「OK」ボタン3911を押下することにより色指定処
理が完了し、透明色設定画面3900はクローズする。
これにより、色指定処理が完了する。色の変更をおこな
う場合は、同様の処理を繰り返すことにより何度でも色
の変更をおこなうことができる。
【0292】色の指定は通常は白色でおこなう。したが
って、デフォルト値も白色としてある。しかしながら、
画像が全体的に白色を基調としているような場合、たと
えば雪景色の写真の画像等の場合、白色を指定すると、
余白部分が透明になるだけでなく、画像自体の白色で表
現されている部分まで透明になってしまう。そのような
場合に別の色を指定することにより上記問題点を回避す
るものである。
【0293】色指定処理をおこなった後、画像の編集加
工、たとえば画像の一部を切出処理をして、その画像を
画像データ記憶部104に保存する際、切り出した形状
を包含するような最小の長方形との余白部分の色が色指
定処理時に指定した色に着色される。色指定処理をおこ
なわずに同様の処理をおこなうと、デフォルト値である
白色が着色される。また、不使用ボックス3909を指
定した後、同様の切出処理をおこなうと、この場合も同
様にデフォルト値である白色が着色されることになる。
【0294】つぎに、透明処理部3205による透明処
理について説明する。図40および図41は実施の形態
7による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の
別の一例を示す説明図である。図40は画像を合成する
際、透明処理を施した場合であり、一方、図41は透明
処理を施していない場合である。
【0295】透明処理部3205による透明処理とは、
点線で示した余白部分4001を含む編集加工の対象と
なっている画像4000に透明処理すべき色が存在する
場合、当該色の部分の画像を透明として、画像の下側に
ある画像を当該編集加工の対象となっている画像に透過
させて表示する処理である。図40にあっては、余白部
分4001が透明処理すべき色で着色されていたため、
当該部分を透明として、画像の下側にあった画像を透過
させて表示したものである。
【0296】一方、図41にあっては、余白部分410
1が透明処理すべき色で着色されていなかったため、当
該部分は透明処理されず、余白部分がそのまま表示され
た状態となっている。余白部分4101が透明処理すべ
き色で着色されていない場合とは、たとえば、上述の色
指定部3204において、画像を保存した後に、透明処
理すべき色を余白部分を着色した色とは別の色に変更し
た場合や、画像を保存した後に、余白部分を着色した色
とは別の色に変更した場合が考えられる。
【0297】つぎに、実施の形態7において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図42は実施の形態7による画像変更部
および表示制御部の一連の処理の手順を示すフローチャ
ートである。図42のフローチャートにおいて、まず、
選択された画像について種々の編集加工処理をおこなう
(ステップS4201)。
【0298】つぎに、ステップS4201において編集
加工処理された画像について回転処理がされたか否かを
判断する(ステップS4202)。また、ステップS4
201において編集加工処理された画像について切出処
理がされたか否かを判断する(ステップS4203)。
【0299】ステップS4202またはステップS42
03のいずれかの処理がされている場合(ステップS4
202肯定、またはステップS4202否定で、ステッ
プS4203肯定)は、編集加工された画像を包含する
長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算出する(ス
テップS4204)。
【0300】一方、ステップS4202およびステップ
S4203のいずれもされていない場合(ステップS4
202否定・ステップS4203否定)は、ステップS
4211へ移行する。ステップS4204において長方
形を抽出した後、長方形と編集加工処理された画像との
差分である余白部分を抽出する(ステップS420
5)。
【0301】つぎに、余白部分を着色するための色指定
があったか否かを判断する(ステップS4206)。ス
テップS4206において、色指定があった場合は、指
定された色にて余白部分を着色する(ステップS420
7)。一方、ステップS4206において、色指定がな
かった場合は、デフォルト値である白色にて余白部分を
着色する(ステップS4208)。
【0302】つぎに、余白部分も含めた編集加工された
画像内において透明の設定色と同一の色があるか否かを
判断する(ステップS4209)。ステップS4209
において、同一の色がある場合(ステップS4209肯
定)は、その色の部分を透明処理する(ステップS42
10)。一方ステップS4209において、同一色がな
い場合(ステップS4209否定)は、ステップS42
11へ移行する。その後、画像を表示し(ステップS4
211)、すべての処理を終了する。
【0303】以上説明したように、この実施の形態7に
よれば、透明色となる色を指定することにより、透明処
理をすべき部分に着色する色を任意に選択できるように
したので、透明処理をすべきでない部分が透明処理され
てしまうことを回避することができる。
【0304】(実施の形態8)さて、上述した実施の形
態7では、色指定部3204により透明色となる色を指
定したが、以下に説明する実施の形態8のように、画像
内において使用されている用いられている色に基づいて
透明色となる色を設定されるようにしてもよい。
【0305】この発明の実施の形態8による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0306】つぎに、画像変更部304について説明す
る。図43はこの発明の実施の形態8による画像処理装
置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的
に示すブロック図である。
【0307】図43に示すように、画像変更部304
は、編集加工部4301と、長方形算出部4302と、
余白抽出部4303と、色設定部4304と、透明処理
部4305とを含む構成となっている。さらに編集加工
部4301は画像回転処理部4306および画像切出部
4307を含んでいる。なお、色設定部4304以外の
各部は実施の形態7と同様の構成であるので、その説明
は省略する。
【0308】編集加工部4301、長方形算出部430
2、余白抽出部4303、色設定部4304、透明処理
部4305、画像回転処理部4306、画像切出部43
07はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハ
ードディスク205、フロッピーディスク207等の記
録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム
等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU2
01等が命令処理を実行することにより、各部の機能を
実現するものである。
【0309】つぎに、色設定部4304による色設定処
理について説明する。図44は実施の形態8による色設
定部の色設定処理の手順を示すフローチャートである。
図44のフローチャートにおいて、まず、編集加工され
た画像において用いられている色について分析をする
(ステップS4401)。分析の結果、あらかじめ定め
られた複数の色、たとえば実施の形態7において色指定
の候補とした8色のうち、編集加工された画像において
用いられていない色があるか否かを判断する(ステップ
S4402)。
【0310】ステップS4402において、用いられて
いない色がある場合は、その色が複数あるか否かを判断
する(ステップS4403)。複数ある場合(ステップ
S4403肯定)は、その中から任意の一色を抽出した
(ステップS4404)後、ステップS4406へ移行
する。一方、ステップS4403において、複数ない場
合、すなわち一色のみある場合(ステップS4403否
定)は、そのままステップS4406へ移行する。
【0311】ステップS4402において、用いられて
いない色がない場合(ステップS4402否定)は、複
数の色の中でもっとも少なく用いられている一色を抽出
する(ステップS4405)。
【0312】ステップS4406においては、それぞれ
抽出された一色を透明色として設定し、その後すべての
処理を終了する。
【0313】つぎに、実施の形態8において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図45は実施の形態8による画像変更部
および表示制御部の一連の処理の手順を示すフローチャ
ートである。図45のフローチャートは、ステップS4
501〜ステップS4507までは、実施の形態7の図
42のステップS4201〜ステップS4207までと
同様のステップであるので、その説明は省略する。
【0314】ステップS4506において、色指定がな
かった場合は、図44のフローチャートに示した手順に
より透明色を設定し、その色にて余白部分を着色する
(ステップS4508)。また。ステップS4509〜
ステップS4511までは、実施の形態7の図42のス
テップS4209〜ステップS4211までと同様のス
テップであるので、その説明も省略する。
【0315】以上説明したように、この実施の形態8に
よれば、透明色となる色を画像に用いられているもっと
も少ない色を設定するようにしたので、透明処理をすべ
きでない部分が透明処理されてしまうことを最小限にす
ることができる。
【0316】(実施の形態9)さて、上述した実施の形
態9では、編集加工された画像の編集加工履歴を表示す
るので、画像が編集加工された状況を容易に把握するこ
とができ、表示された編集加工履歴に基づいて画像の編
集加工をすることができる。
【0317】この発明の実施の形態9による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100の加工部102うち、画像データ記
憶部104と画像変更部304と表示制御部307をの
ぞく他の各部についても実施の形態1と同様の構成であ
るので、その説明も省略する。
【0318】つぎに、画像データ記憶部104、画像変
更部304および表示制御部307について説明する。
図46はこの発明の実施の形態9による画像処理装置の
画像データ記憶部104、画像変更部304、表示制御
部307およびその周辺部の構成を機能的に示すブロッ
ク図である。
【0319】図46に示すように、画像データ記憶部1
04は、編集加工履歴記憶部4602を含む構成となっ
ている。また、画像変更部304は、編集加工部460
1を含む構成となっている。また、表示制御部307
は、編集加工履歴表示制御部4604を含む構成となっ
ている。
【0320】編集加工部4601は、表示画面上に表示
された画像を編集加工する。編集加工処理には、画像の
切り出し処理、画像の反転処理、画像の画素数の変更処
理、カラー画像の場合の色調整処理、画像合成処理等、
画像に関するあらゆる編集加工処理が含まれる。編集加
工部4601により編集加工処理された画像はファイル
名が付されて画像データ記憶部104により記憶され
る。
【0321】編集加工履歴記憶部4602は、編集加工
部4601により編集加工された画像の編集加工履歴を
記憶する。その際、編集加工部4601において加工さ
れた画像と関連付けして記憶する。また、編集加工履歴
記憶部4602は、編集加工の対象となった元の画像に
関する情報を記憶する。
【0322】編集加工履歴表示制御部4603は、編集
加工履歴記憶部4602により記憶された編集加工履歴
を表示画面上に画像とともに表示する。また、編集加工
履歴表示制御部4603は、編集加工履歴記憶部460
2により記憶された編集加工の対象となった元の画像に
関する情報を表示する。
【0323】編集加工部4601、編集加工履歴記憶部
4602、編集加工履歴表示制御部4603はそれぞ
れ、ROM202、RAM203またはハードディスク
205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録
されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラ
ムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令
処理を実行することにより、各部の機能を実現するもの
である。
【0324】つぎに、編集加工履歴の内容について説明
する。図47は、実施の形態9による画像処理装置の表
示部308に表示される編集加工履歴の一例を示す説明
図である。図5の表示画面上において、画像を選択画像
表示領域503に表示させた状態で、その画像の表示領
域にカーソルを移動させ、マウスの右ボタン等をクリッ
クすることにより、図47に示す編集加工履歴表示画面
4700を表示する。
【0325】図47において、編集加工履歴情報には、
上記画像のファイル名、このファイルが格納されている
フォルダ、編集加工の対象となったオリジナル画像、編
集加工者の名前、編集加工の日時と、編集加工の内容が
表示される。オリジナル画像には、その所在を示すパス
が表示される。さらに、ハイパーリンクさせることによ
り、表示されたパスの部分をマウス等でクリックするこ
とにより、当該オリジナル画像を選択画像表示領域50
3に直接表示させることもできる。
【0326】編集加工の内容としては、たとえば、色
相、明度、彩度をどのレベル変更したのか、RGB補正
をどのくらいのレベルでおこなったのか、また、画像回
転した場合の角度等、編集加工に関する内容が表示され
る。
【0327】編集加工履歴情報は、必要なものだけ、操
作者が選択することにより、選択された編集加工履歴の
みを表示されるようにしてもよい。また、編集加工の対
象となった内容だけを表示させてもよい。
【0328】さらに、「履歴複写」ボタン4702を押
下することにより、表示された履歴情報のみを複写する
ことができ、複写された履歴情報に基づいて、他の画像
に対して編集加工を自動的におこなうこともできる。
【0329】以上説明したように、この実施の形態9に
よれば、編集加工された画像の編集加工履歴を表示する
ので、画像が編集加工された状況を容易に把握すること
ができ、表示された編集加工履歴に基づいて、容易にか
つ効率的に画像の編集加工をすることができる。
【0330】また、編集加工の対象となった元の画像に
関する情報を表示するので、容易に元の画像を特定する
ことができ、これにより、容易にかつ効率的に画像の編
集加工をすることができる。
【0331】なお、実施の形態1〜9で説明した画像処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現される。このプログラムは、
ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、
MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、ネットワークを介して配布
することができる。
【0332】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、表示画面上の所定位置に基準画像を表示すると
ともに、周辺画像を周辺画像のパラメータ値を縦軸およ
び横軸のスケールに対応させて基準画像を中心として基
準画像の周辺に基準画像をn層に取り囲む状態で表示す
るようにしたので、基準画像のパラメータ値を変更する
際に周辺画像を参照しながらおこなうことが可能であ
り、特に、基準画像の近傍に縦軸および横軸スケールに
対応させて周辺画像を配置したので、2つのパラメータ
値の変化量の合成と合成されたパラメータ値による画像
の変化の具合を直感的に認識することができ、基準画像
の複数のパラメータ値の変更を高速かつ効率的におこな
うことができ、これにより、容易にかつ効率的に画像の
編集加工をすることが可能な画像処理装置が得られると
いう効果を奏する。
【0333】また、請求項2の発明によれば、同一のパ
ラメータを縦軸および横軸の両方のパラメータとして同
時に選択することを禁止するので、操作者が誤操作によ
り同一パラメータを設定してしまうことを事前に回避す
ることができ、これにより、容易にかつ効率的に画像の
編集加工をすることが可能な画像処理装置が得られると
いう効果を奏する。
【0334】また、請求項3の発明によれば、複数の周
辺画像の中から1の周辺画像を指定し、指定された周辺
画像を基準画像として抽出するので、操作者は表示され
ている複数の周辺画像の中からもっとも所望するパラメ
ータ値の画像を指定するだけの簡易な操作で2つの異な
るパラメータのパラメータ値を変更することができ、所
望の画像のイメージに近い画像を次々指定していくだけ
で、2つのパラメータにつき最終的にもっともイメージ
に近い画像を容易にかつ効率的に選択することができ、
より視覚的にかつ直感的に複数のパラメータ値を同時に
変更することができ、これにより、容易にかつ効率的に
画像の編集加工をすることが可能な画像処理装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0335】また、請求項4の発明によれば、縦軸およ
び横軸のパラメータのパラメータ値の情報を基準画像お
よび/または周辺画像の内あるいは近傍の所定位置に表
示させるので、パラメータ値を変更する際の参考にする
ことが可能であり、特に、周辺画像を基準画像として抽
出することによりパラメータ値を変更する際に容易に変
更量を認識することができ、これにより、容易にかつ効
率的に画像の編集加工をすることが可能な画像処理装置
が得られるという効果を奏する。
【0336】また、請求項5の発明によれば、適切なサ
イズの縮小画像を表示するので、縮小画像を参照しなが
ら所望の画像データファイルを容易にかつ効率的に検索
することができ、これにより、容易にかつ効率的に画像
の編集加工をすることが可能な画像処理装置が得られる
という効果を奏する。
【0337】また、請求項6の発明によれば、回転させ
た画像の全体を縮小画像とするので、縮小画像において
画像の回転状況もあわせて確認することができ、これに
より、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが
可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0338】また、請求項7の発明によれば、縮小画像
において切り出された画像を最大表示するので、縮小画
像において画像の内容がより明確に確認することが可能
であるとともに切り出しの状況も確認することができ、
これにより、容易にかつ効率的に画像の編集加工をする
ことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0339】また、請求項8の発明によれば、余白部分
を着色し、着色された部分を透明にするので、着色する
という簡易な処理により透明処理する部分を特定するこ
とができ、画像合成処理を容易におこなうことができ、
これにより、容易にかつ効率的に画像の編集加工をする
ことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0340】また、請求項9の発明によれば、余白部分
が着色される透明処理の対象となる色を任意に指定する
ので、透明処理をすべきでない部分が透明処理されてし
まうことを回避することができ、画像合成処理を容易に
おこなうことができ、これにより、容易にかつ効率的に
画像の編集加工をすることが可能な画像処理装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0341】また、請求項10の発明によれば、透明処
理の対象となる色を設定する際、画像で用いられている
色を参照にそれらの色に基づいて設定するので、任意の
色を指定することなく、透明処理をすべきでない部分が
透明処理されてしまうことを回避することができ、画像
合成処理を容易におこなうことができ、これにより、容
易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが可能な画
像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0342】また、請求項11の発明によれば、透明処
理の対象となる色として画像に用いられているもっとも
少ない色を設定するようにしたので、透明処理をすべき
でない部分が透明処理されてしまうことを最小限に抑え
つつ、画像合成処理を容易におこなうことができ、これ
により、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすること
が可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0343】また、請求項12の発明によれば、編集加
工された画像の編集加工履歴を表示するので、画像が編
集加工された状況を容易に把握することができ、これに
より、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが
可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0344】また、請求項13の発明によれば、編集加
工の対象となった元の画像に関する情報を表示するの
で、容易に元の画像を特定することができ、これによ
り、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが可
能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0345】また、請求項14の発明によれば、第1〜
第3の専用表示領域は、固定領域としてあり、これらの
領域の位置および大きさは変更できないので、常に同一
構成の画面が表示され、操作者はこれらの領域を一枚の
画面としてとらえることができる。したが操作者は操作
時に困惑することなく、また複雑な操作手順を覚える必
要もなく、画像処理装置を直感的に使いこなしていくこ
とができ、これにより、容易にかつ効率的に画像の編集
加工をすることが可能な画像処理装置が得られるという
効果を奏する。
【0346】また、請求項15の発明によれば、操作者
はファイル名を正確に記憶していなくてもサムネイルの
画像を手がかりに所望の画像データファイルを高速にか
つ容易に選択することができ、これにより、容易にかつ
効率的に画像の編集加工をすることが可能な画像処理装
置が得られるという効果を奏する。
【0347】また、請求項16の発明によれば、表示画
面上の所定位置に基準画像を表示するとともに、周辺画
像を周辺画像のパラメータ値を縦軸および横軸のスケー
ルに対応させて基準画像を中心として基準画像の周辺に
基準画像をn層に取り囲む状態で表示するようにしたの
で、基準画像のパラメータ値を変更する際に周辺画像を
参照しながらおこなうことが可能であり、特に、基準画
像の近傍に縦軸および横軸スケールに対応させて周辺画
像を配置したので、2つのパラメータ値の変化量の合成
と合成されたパラメータ値による画像の変化の具合を直
感的に認識することができ、基準画像の複数のパラメー
タ値の変更を高速かつ効率的におこなうことができ、こ
れにより、容易にかつ効率的に画像の編集加工をするこ
とが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏す
る。
【0348】また、請求項17の発明によれば、同一の
パラメータを縦軸および横軸の両方のパラメータとして
同時に選択することを禁止するので、操作者が誤操作に
より同一パラメータを設定してしまうことを事前に回避
することができ、これにより、容易にかつ効率的に画像
の編集加工をすることが可能な画像処理方法が得られる
という効果を奏する。
【0349】また、請求項18の発明によれば、複数の
周辺画像の中から1の周辺画像を指定し、指定された周
辺画像を基準画像として抽出するので、操作者は表示さ
れている複数の周辺画像の中からもっとも所望するパラ
メータ値の画像を指定するだけの簡易な操作で2つの異
なるパラメータのパラメータ値を変更することができ、
所望の画像のイメージに近い画像を次々指定していくだ
けで、2つのパラメータにつき最終的にもっともイメー
ジに近い画像を容易にかつ効率的に選択することがで
き、より視覚的にかつ直感的に複数のパラメータ値を同
時に変更することができ、これにより、容易にかつ効率
的に画像の編集加工をすることが可能な画像処理方法が
得られるという効果を奏する。
【0350】また、請求項19の発明によれば、縦軸お
よび横軸のパラメータのパラメータ値の情報を基準画像
および/または周辺画像の内あるいは近傍の所定位置に
表示させるので、パラメータ値を変更する際の参考にす
ることが可能であり、特に、周辺画像を基準画像として
抽出することによりパラメータ値を変更する際に容易に
変更量を認識することができ、これにより、容易にかつ
効率的に画像の編集加工をすることが可能な画像処理方
法が得られるという効果を奏する。
【0351】また、請求項20の発明によれば、適切な
サイズの縮小画像を表示するので、縮小画像を参照しな
がら所望の画像データファイルを容易にかつ効率的に検
索することができ、これにより、容易にかつ効率的に画
像の編集加工をすることが可能な画像処理方法が得られ
るという効果を奏する。
【0352】また、請求項21の発明によれば、回転さ
せた画像の全体を縮小画像とするので、縮小画像におい
て画像の回転状況もあわせて確認することができ、これ
により、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすること
が可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0353】また、請求項22の発明によれば、縮小画
像において切り出された画像を最大表示するので、縮小
画像において画像の内容がより明確に確認することが可
能であるとともに切り出しの状況も確認することがで
き、これにより、容易にかつ効率的に画像の編集加工を
することが可能な画像処理方法が得られるという効果を
奏する。
【0354】また、請求項23の発明によれば、余白部
分を着色し、着色された部分を透明にするので、着色す
るという簡易な処理により透明処理する部分を特定する
ことができ、画像合成処理を容易におこなうことがで
き、これにより、容易にかつ効率的に画像の編集加工を
することが可能な画像処理方法が得られるという効果を
奏する。
【0355】また、請求項24の発明によれば、余白部
分が着色される透明処理の対象となる色を任意に指定す
るので、透明処理をすべきでない部分が透明処理されて
しまうことを回避することができ、画像合成処理を容易
におこなうことができ、これにより、容易にかつ効率的
に画像の編集加工をすることが可能な画像処理方法が得
られるという効果を奏する。
【0356】また、請求項25の発明によれば、透明処
理の対象となる色を設定する際、画像で用いられている
色を参照にそれらの色に基づいて設定するので、任意の
色を指定することなく、透明処理をすべきでない部分が
透明処理されてしまうことを回避することができ、画像
合成処理を容易におこなうことができ、これにより、容
易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが可能な画
像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0357】また、請求項26の発明によれば、透明処
理の対象となる色として画像に用いられているもっとも
少ない色を設定するようにしたので、透明処理をすべき
でない部分が透明処理されてしまうことを最小限に抑え
つつ、画像合成処理を容易におこなうことができ、これ
により、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすること
が可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0358】また、請求項27の発明によれば、編集加
工された画像の編集加工履歴を表示するので、画像が編
集加工された状況を容易に把握することができ、これに
より、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが
可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0359】また、請求項28の発明によれば、編集加
工の対象となった元の画像に関する情報を表示するの
で、容易に元の画像を特定することができ、これによ
り、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが可
能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0360】また、請求項29の発明によれば、第1〜
第3の専用表示領域は、固定領域としてあり、これらの
領域の位置および大きさは変更できないので、常に同一
構成の画面が表示され、操作者はこれらの領域を一枚の
画面としてとらえることができる。したが操作者は操作
時に困惑することなく、また複雑な操作手順を覚える必
要もなく、画像処理装置を直感的に使いこなしていくこ
とができ、これにより、容易にかつ効率的に画像の編集
加工をすることが可能な画像処理方法が得られるという
効果を奏する。
【0361】また、請求項30の発明によれば、操作者
はファイル名を正確に記憶していなくてもサムネイルの
画像(縮小画像)を手がかりに所望の画像データファイ
ルを高速にかつ容易に選択することができ、これによ
り、容易にかつ効率的に画像の編集加工をすることが可
能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0362】また、請求項31の発明によれば、請求項
16〜30のいずれか一つに記載された方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプ
ログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請
求項16〜30のいずれか一つの動作をコンピュータに
よって実現することが可能な記録媒体が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による画像処理装置を
含む画像付ドキュメント作成システム全体の構成を機能
的に示す説明図である。
【図2】実施の形態1による画像処理装置のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による画像処理装置の構成を機能
的に示すブロック図である。
【図4】実施の形態1による画像処理装置の表示制御部
およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図であ
る。
【図5】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図7】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図8】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1による表示制御処理の手順を示
すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態2による画像処理装置
の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図12】実施の形態2による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図13】実施の形態2によるパラメータ設定処理の手
順を示すフローチャートである。
【図14】この発明の実施の形態3による画像処理装置
の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図15】実施の形態3による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一部の一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態3による周辺画像の指定処理およ
び基準画像の抽出処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】この発明の実施の形態4による画像処理装置
の表示制御部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図18】実施の形態4による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一部の一例を示す説明図である。
【図19】実施の形態4による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一部別の一例を示す説明図であ
る。
【図20】実施の形態4によるパラメータ値に関する情
報の表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図21】この発明の実施の形態5による画像処理装置
の画像加工部、表示制御部およびそれらの周辺部の構成
を機能的に示すブロック図である。
【図22】実施の形態5による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図23】実施の形態5による画像処理装置の長方形算
出部の長方形算出方法についての簡略化した説明図であ
る。
【図24】実施の形態5による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一部(縮小画像表示領域)の一例
を示す説明図である。
【図25】実施の形態5による画像処理装置の縮小画像
を表示するための一連の処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図26】この発明の実施の形態6による画像処理装置
の画像加工部、表示制御部およびそれらの周辺部の構成
を機能的に示すブロック図である。
【図27】実施の形態6による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図28】実施の形態6による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図29】実施の形態6による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図30】実施の形態6による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一部(縮小画像表示領域)の一例
を示す説明図である。
【図31】実施の形態6による画像処理装置の縮小画像
を表示するための一連の処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図32】この発明の実施の形態7による画像処理装置
の画像加工部およびそれらの周辺部の構成を機能的に示
すブロック図である。
【図33】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図34】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図35】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図36】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図37】実施の形態7による画像処理装置の長方形算
出部の長方形算出処理についての簡略化した説明図であ
る。
【図38】実施の形態7による画像処理装置の余白抽出
部の余白抽出処理についての簡略化した説明図である。
【図39】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図40】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図41】実施の形態7による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図42】実施の形態7による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順を示すフローチャートである。
【図43】この発明の実施の形態8による画像処理装置
の画像変更部、表示制御部およびその周辺部の構成を機
能的に示すブロック図である。
【図44】実施の形態8による色設定部の色設定処理の
手順を示すフローチャートである。
【図45】実施の形態8による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順を示すフローチャートである。
【図46】この発明の実施の形態9による画像処理装置
の画像変更部、表示制御部およびその周辺部の構成を機
能的に示すブロック図である。
【図47】実施の形態9による画像処理装置の表示部に
表示される編集加工履歴の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 入力部 102 加工部 103 出力部 104 画像データ記憶部 201 CPU 205 HD 207 FD 208 ディスプレイ 211 キーボード 212 マウス 213 スキャナ 301 操作指示部 307 表示制御部 308 表示部 401 基準画像抽出部 402 パラメータ管理部 403 パラメータ設定部 404 周辺画像作成部 405 画像表示制御部 501 ファイル名表示領域 502 縮小画像表示領域 503 選択画像表示領域 601 色調整メニュー 611 チェックボックス 900 カタログビュア 901 基準画像 902〜909 周辺画像 912 横スクロールバー 913 縦スクロールバー 1101 パラメータ設定部 1102 横軸パラメータ設定枠 1202 縦軸パラメータ設定枠 1401 周辺画像指定部 1402 基準画像抽出部 1501 マウスカーソル 1701 パラメータ値情報表示制御部 2101 編集加工部 2102 長方形算出部 2103 縮小画像作成部 2104 縮小画像表示制御部 2105 画像回転処理部 2401〜2404 縮小画像 2601 編集加工部 2602 長方形算出部 2603 縮小画像作成部 2604 画像表示制御部 2605 画像切出処理部 2701、2901 切出線 2801〜2805 テンプレート 3001〜3004 縮小画像 3201 編集加工部 3202 長方形算出部 3203 余白抽出部 3204 色指定部 3205 透明処理部 3206 画像回転処理部 3207 画像切出処理部 3900 透明色設定画面 4301 編集加工部 4302 長方形算出部 4303 余白抽出部 4304 色設定部 4305 透明処理部 4306 画像回転処理部 4307 画像切出処理部 4601 編集加工部 4601 編集加工履歴記憶部 4603 編集加工履歴表示制御部 4700 編集加工履歴表示画面

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示画面上に表示する表示手段を
    備え、前記表示画面上に表示された画像を編集加工する
    画像処理装置において、 編集加工の対象となる基準画像を抽出する基準画像抽出
    手段と、 前記基準画像抽出手段により抽出された基準画像に関す
    る明度、彩度、色相、コントラスト等の複数のパラメー
    タおよび前記パラメータのパラメータ値を管理するパラ
    メータ管理手段と、 前記パラメータ管理手段により管理された複数のパラメ
    ータの中から任意の2つのパラメータを選択し、選択さ
    れたそれぞれのパラメータを縦軸および横軸のスケール
    として設定するパラメータ設定手段と、 前記基準画像に対し前記パラメータ設定手段により選択
    された2つのパラメータのパラメータ値を所定の変化量
    だけ変化させた画像を前記基準画像の周辺画像として作
    成する周辺画像作成手段と、 前記表示手段を制御して、前記表示画面上の所定位置に
    前記基準画像を表示するとともに、前記周辺画像作成手
    段により作成された周辺画像を前記周辺画像のパラメー
    タ値を前記パラメータ設定手段により設定された縦軸お
    よび横軸のスケールに対応させて前記基準画像を中心と
    して前記基準画像の周辺に前記基準画像をn層に取り囲
    む状態で配置するように表示する画像表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ設定手段は、前記縦軸お
    よび横軸のいずれか一方の軸ですでに設定されたパラメ
    ータと同一のパラメータを、他方の軸で設定しないよう
    に制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記表示画面上に表示された複
    数の周辺画像の中から1の周辺画像を指定する周辺画像
    指定手段を備え、 前記基準画像抽出手段は、前記周辺画像指定手段により
    指定された周辺画像を基準画像として抽出することを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記基準画像および/または前
    記周辺画像の縦軸および横軸のパラメータのパラメータ
    値の情報を前記表示画面上に表示された前記基準画像お
    よび/または前記周辺画像の内あるいは近傍の所定位置
    に表示するパラメータ値情報表示制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 画像を表示画面上に表示する表示手段を
    備え、前記表示画面上に表示された画像を編集加工する
    画像処理装置において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工手段と、 前記編集加工手段により編集加工された画像を包含する
    長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算出する長方
    形算出手段と、 前記長方形算出手段により算出された長方形に基づいて
    縮小画像を作成する縮小画像作成手段と、 前記表示手段を制御して、前記縮小画像作成手段により
    作成された縮小画像を前記表示画面上に表示する縮小画
    像表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記編集加工手段により編集加工された
    画像が、長方形の形状からなる画像を所定角度だけ回転
    させた画像であることを特徴とする請求項5に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記編集加工手段により編集加工された
    画像が、長方形以外の形状により切り出された画像であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像を表示画面上に表示する表示手段を
    備え、前記表示画面上に表示された画像を編集加工する
    画像処理装置において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工手段と、 前記編集加工手段により編集加工された画像を包含する
    長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算出する長方
    形算出手段と、 前記長方形算出手段により算出された長方形のうち編集
    された画像を除いた余白部分を抽出する余白抽出手段
    と、 前記余白抽出手段により抽出された余白部分を所定の色
    で着色し、前記所定の色で着色された部分を透明にする
    余白処理手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記余白処理手段は、 前記余白抽出手段により抽出された余白部分を着色する
    色を指定する色指定手段と、 前記色指定手段により指定された色により着色された部
    分を透明にする透明処理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記余白処理手段は、 前記余白抽出手段により抽出された余白部分を着色する
    色を前記編集加工された画像内において用いられている
    色に基づいて設定する色設定手段と、 前記色設定手段により設定された色により着色された部
    分を透明にする透明処理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記色設定手段は、あらかじめ定めら
    れた複数の色のうち前記編集加工された画像内において
    用いられていない色またはもっとも少なく用いられてい
    る色を、前記余白抽出手段により抽出された余白部分を
    着色する色として設定することを特徴とする請求項10
    に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 画像を表示画面上に表示する表示手段
    を備え、前記表示画面上に表示された画像を編集加工す
    る画像処理装置において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工手段と、 前記編集加工手段により編集加工された画像の編集加工
    履歴を記憶する編集加工履歴記憶手段と、 前記表示手段を制御して、前記編集加工履歴記憶手段に
    より記憶された編集加工履歴を前記表示画面上に前記画
    像とともに表示する編集加工履歴表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記編集加工履歴記憶手段は、編集加
    工の対象となった元の画像に関する情報を記憶し、 前記編集加工履歴表示制御手段は、前記編集加工履歴記
    憶手段により記憶された編集加工の対象となった元の画
    像に関する情報を表示することを特徴とする請求項12
    に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像を表示画面上に表示する表示手段
    を備え、前記表示画面上に表示された画像を編集加工す
    る画像処理装置において、 前記表示手段を制御して、編集加工の対象となる画像フ
    ァイルの情報を表示する前記表示画面上の第1の専用表
    示領域に表示する第1表示制御手段と、 前記表示手段を制御して、前記第1の専用領域に表示さ
    れ画像ファイルの情報のうち、指定された画像ファイル
    の情報に対応する画像ファイルの画像の縮小画像を表示
    する前記表示画面上の第2の専用表示領域に表示する第
    2表示制御手段と、 前記表示手段を制御して、前記第2の専用領域に表示さ
    れた縮小画像うち、指定された縮小画像に対応する画像
    ファイルの画像を編集加工の対象として、所定の倍率で
    表示する前記表示画面上の第3の専用表示領域に表示す
    る第3表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記第1表示制御手段は、編集加工の
    対象となる画像ファイルを格納するフォルダ情報のみを
    表示し、 前記第2表示制御手段は、前記第1の専用領域に表示さ
    れフォルダ情報のうち、指定されたフォルダ情報に格納
    された画像ファイルの縮小画像を表示することを特徴と
    する請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 画像を表示画面上に表示する表示し、
    前記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処
    理方法において、 編集加工の対象となる基準画像を抽出する基準画像抽出
    工程と、 前記基準画像抽出工程により抽出された基準画像に関す
    る明度、彩度、色相、コントラスト等の複数のパラメー
    タおよび前記パラメータのパラメータ値を管理し、管理
    された複数のパラメータの中から任意の2つのパラメー
    タを選択し、選択されたそれぞれのパラメータを縦軸お
    よび横軸のスケールとして設定するパラメータ設定工程
    と、 前記基準画像に対し前記パラメータ設定工程により選択
    された2つのパラメータのパラメータ値を所定の変化量
    だけ変化させた画像を前記基準画像の周辺画像として作
    成する周辺画像作成工程と、 前記表示画面上の所定位置に前記基準画像を表示するよ
    うに表示するとともに、前記周辺画像作成工程により作
    成された周辺画像を前記周辺画像のパラメータ値を前記
    パラメータ設定工程により設定された縦軸および横軸の
    スケールに対応させて前記基準画像を中心として前記基
    準画像の周辺に前記基準画像をn層に取り囲む状態で配
    置するように表示する画像表示工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記パラメータ設定工程は、前記縦軸
    および横軸のいずれか一方の軸ですでに設定されたパラ
    メータと同一のパラメータを、他方の軸で設定しないこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記表示画面上に表示された複数の周
    辺画像の中から1の周辺画像を指定する周辺画像指定工
    程を含み、 前記基準画像抽出工程は、前記周辺画像指定工程により
    指定された周辺画像を基準画像として抽出することを特
    徴とする請求項16または17に記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記基準画像および/または前記周辺
    画像の縦軸および横軸のパラメータのパラメータ値の情
    報を前記表示画面上に表示された前記基準画像および/
    または前記周辺画像の内あるいは近傍の所定位置に表示
    するパラメータ値情報表示工程を含んだことを特徴とす
    る請求項16〜18のいずれか一つに記載の画像処理方
    法。
  20. 【請求項20】 画像を表示画面上に表示する表示し、
    前記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処
    理方法において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工工程と、 前記編集加工工程により編集加工された画像を包含する
    長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算出する長方
    形算出工程と、 前記長方形算出工程により算出された長方形に基づいて
    縮小画像を作成する縮小画像作成工程と、 前記縮小画像作成工程により作成された縮小画像を前記
    表示画面上に表示する縮小画像表示工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記編集加工工程により編集加工され
    た画像が、長方形の形状からなる画像を所定角度だけ回
    転させた画像であることを特徴とする請求項20に記載
    の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記編集加工工程により編集加工され
    た画像が、長方形以外の形状により切り出された画像で
    あることを特徴とする請求項20に記載の画像処理方
    法。
  23. 【請求項23】 画像を表示画面上に表示する表示し、
    前記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処
    理方法において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工工程と、 前記編集加工工程により編集加工された画像を包含する
    長方形のうち最小のサイズとなる長方形を算出する長方
    形算出工程と、 前記長方形算出工程により算出された長方形のうち編集
    された画像を除いた余白部分を抽出する余白抽出工程
    と、 前記余白抽出工程により抽出された余白部分を所定の色
    で着色し、前記所定の色で着色された部分を透明にする
    余白処理工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記余白処理工程は、 前記余白抽出工程により抽出された余白部分を着色する
    色を指定する色指定工程と、 前記色指定工程により指定された色により着色された部
    分を透明にする透明処理工程と、 を含んだことを特徴とする請求項23に記載の画像処理
    方法。
  25. 【請求項25】 前記余白処理工程は、 前記余白抽出工程により抽出された余白部分を着色する
    色を前記編集加工された画像内において用いられている
    色に基づいて設定する色設定工程と、 前記色設定工程により設定された色により着色された部
    分を透明にする透明処理工程と、 を含んだことを特徴とする請求項23に記載の画像処理
    方法。
  26. 【請求項26】 前記色設定工程は、あらかじめ定めら
    れた複数の色のうち前記編集加工された画像内において
    用いられていない色またはもっとも少なく用いられてい
    る色を、前記余白抽出工程により抽出された余白部分を
    着色する色として設定することを特徴とする請求項25
    に記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 画像を表示画面上に表示する表示し、
    前記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処
    理方法において、 前記表示画面上に表示された画像を編集加工する編集加
    工工程と、 前記編集加工工程により編集加工された画像の編集加工
    履歴を前記表示画面上に前記画像とともに表示する編集
    加工履歴表示工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  28. 【請求項28】 前記編集加工履歴表示工程は、編集加
    工の対象となった元の画像に関する情報を表示すること
    を記憶することを特徴とする請求項27に記載の画像処
    理方法。
  29. 【請求項29】 画像を表示画面上に表示する表示し、
    前記表示画面上に表示された画像を編集加工する画像処
    理方法において、 編集加工の対象となる画像ファイルの情報を前記表示画
    面上の第1の専用表示領域に表示する第1表示工程と、 前記第1の専用領域に表示され画像ファイルの情報のう
    ち、指定された画像ファイルの情報に対応する画像ファ
    イルの画像の縮小画像を前記表示画面上の第2の専用表
    示領域に表示する第2の表示工程と、 前記第2の専用領域に表示された縮小画像うち、指定さ
    れた縮小画像に対応する画像ファイルの画像を編集加工
    の対象として、所定の倍率で第3の専用表示領域に表示
    する第3表示工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記第1の専用表示領域は、編集加工
    の対象となる画像ファイルを格納するフォルダ情報のみ
    を表示し、 前記第2の専用領域は、前記第1の専用領域に表示され
    フォルダ情報のうち、指定されたフォルダ情報に格納さ
    れた画像ファイルの縮小画像を表示することを特徴とす
    る請求項29に記載の画像処理方法。
  31. 【請求項31】 前記請求項16〜30のいずれか一つ
    に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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