JPH11322543A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH11322543A JPH11322543A JP10125814A JP12581498A JPH11322543A JP H11322543 A JPH11322543 A JP H11322543A JP 10125814 A JP10125814 A JP 10125814A JP 12581498 A JP12581498 A JP 12581498A JP H11322543 A JPH11322543 A JP H11322543A
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Abstract
(B)含フッ素重合性モノマーのホモポリマー及び含フ
ッ素重合性モノマーを構成モノマーとて含むコポリマー
から選ばれる皮膜形成性含フッ素高分子物質を含有する
化粧料。 【効果】 耐水性、耐油性、耐摩擦性及び塗膜柔軟性に
優れ、良好な使用感を有し、化粧成分の濡れ、よれ、消
失を防止して化粧持ちが良く、しかも安定性に優れたも
のである。
Description
耐摩擦性及び塗膜柔軟性に優れ、良好な使用感を有し、
化粧成分の濡れ、よれ、消失を防止して化粧持ちが良
く、しかも安定性に優れた化粧料に関する。
消失、経時による顔面のテカリ、油浮き、色くすみ、よ
れ等の化粧くずれは、汗、涙、皮脂等の人体分泌物の作
用による内的要因と、皮膚の動き、手または衣類との接
触、雨(水)との接触等の外的要因とに依る。このよう
な問題を解決するため、化粧料に耐水性及び耐油性を付
与する目的で、フッ素化合物処理粉体を配合した化粧料
が提案されている(特開昭62−250074号公報
等)。しかし、このような粉体は、化粧料に常用される
油剤、ワックス等の基剤には分散し難く、十分な化粧く
ずれ防止効果は得難い。
を付与するため、液状のパーフルオロポリエーテル化合
物を配合した化粧料が提案されている(特開昭61−2
34928号公報)。しかし、パーフルオロポリエーテ
ル化合物は液状であるため、他の添加剤とは相溶性が悪
く、パーフルオロ化合物のみを油剤として多量に配合し
た場合、安定な化粧料が得られない。また、耐水性及び
耐油性は高いが、液状ゆえに流動性が高く、皮膚親和性
が低いため、顔の表情の変化により薬効成分や顔料等が
化粧成分とともに移動し、しわ部分にたまったり(よ
れ)、物理的な接触等により消失してしまうという問題
もあった。
しては、皮膜形成能を有する合成樹脂エマルジョンや油
性樹脂、アクリル−シリコーン系グラフト共重合体等
(特開平2−25411号公報等)が用いられている
が、合成樹脂エマルジョンの皮膜は水に触れると破れや
すく、剥がれ等が起こり、耐水性が充分でない。また油
性樹脂やアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は耐
汗性と耐摩擦性は良好であるが、耐皮脂性が不十分であ
る。さらに、耐皮脂性を有するフッ素系の合成樹脂(特
開平7−233027号公報等)もあるが、皮膜の柔軟
性が低いために顔の表情に連動した動きができず、肌へ
の違和感や、塗膜の破損がおこる。
性、耐油性、耐摩擦性及び塗膜柔軟性に優れ、化粧成分
の濡れ、よれ、消失を防止して化粧持ちが良く、しかも
安定性に優れた化粧料を提供することにある。
合物処理粉体とともに、特定の皮膜形成性含フッ素高分
子物質を併用すれば、耐水性、耐油性、耐摩擦性及び塗
膜柔軟性に優れ、良好な使用感を有し、かつ化粧成分の
濡れ、よれ、消失を防止して化粧持ちが良く、しかも安
定性に優れた化粧料が得られることを見出し、本発明を
完成した。
処理粉体、並びに(B)含フッ素重合性モノマーのホモ
ポリマー及び含フッ素重合性モノマーを構成モノマーと
して含むコポリマーから選ばれる皮膜形成性含フッ素高
分子物質を含有する化粧料を提供するものである。
素化合物処理粉体において、粉体処理用フッ素化合物と
しては、例えば一般式(1):
素数3〜21のパーフルオロアルキル基またはパーフル
オロオキシアルキル基を示し、dは1〜12の数を示
し、eは1〜3の数を示し、Mは水素、金属、アンモニ
ウム、置換アンモニウム等の水溶性カチオンを示す)で
表わされるパーフルオロアルキル基含有リン酸エステル
(米国特許第3632744号参照)、フルオロアルキ
ルリン酸エステルジエタノールアミン塩のモノエステル
体及びジエステル体(特開昭62−250074号公報
参照)、パーフルオロアルキル基を有する樹脂(特開昭
55−167209号公報参照)、四弗化エチレン樹
脂、パーフルオロアルコール、パーフルオロエポキシ化
合物、スルホアミド型フルオロリン酸、パーフルオロ硫
酸塩、パーフルオロカルボン酸塩、パーフルオロアルキ
ルシラン(特開平2−218603号公報参照)等が挙
げられる。特に、一般式(1)において、Rfが炭素数
5〜18のパーフルオロアルキル基またはパーフルオロ
アルキル基で、dが1〜4、eが1〜2のパーフルオロ
アルキル基含有リン酸エステルが好ましい。
母粉体としては、化粧料に常用される水及び油に実質的
に不溶の顔料、紫外線吸収性の粉体であれば特に制限さ
れない。例えば酸化チタン、酸化鉄、群青、酸化亜鉛、
酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、マイカ、セリサ
イト、タルク、シリカ、カオリン、水酸化クロム、カー
ボンブラック等の無機顔料;ナイロンパウダー、ポリメ
チルメタクリレート、スチレン−ジビニルベンゼン共重
合体、ポリエチレン粉体等の有機粉体及び有機色素など
がある。なかでも、化粧料がファンデーションの場合に
は、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、セリサイト、マイ
カ、タルク、ナイロンパウダー等が好ましい。
通り処理すれば良く、例えばコアセルベーション法、ト
ッピング法等の湿式処理法や、スプレードライ法、CV
D法等の乾式処理法を用いて処理できる。フッ素化合物
の処理量は、母粉体に対して0.1〜50重量%、特に
0.5〜20重量%であるのが好ましい。
種以上を用いることができ、全組成中に0.01〜99
重量%配合するのが好ましく、特に0.1〜99重量
%、さらに1〜95重量%配合すると、特に化粧もちに
優れ、使用感も良好である。また、パウダー型ファンデ
ーションでは20〜95重量%配合するのが好ましく、
乳化型ファンデーションでは1〜40重量%配合するの
が好ましい。
子物質は、皮膜形成性であり、含フッ素重合性モノマー
のホモポリマーまたは含フッ素重合性モノマーを構成モ
ノマーとして含むコポリマーであれば特に制限されない
が、含フッ素重合性モノマーのホモポリマーとしてはフ
ルオロアルキル基含有重合性モノマーのホモポリマーが
好ましく、また含フッ素重合性モノマーを構成モノマー
として含むコポリマーとしてはフルオロアルキル基含有
重合性モノマーと、それと共重合可能な重合性モノマー
とのコポリマーが好ましい。
しては、例えばフルオロアルキル(メタ)アクリレー
ト、フルオロアルキル(メタ)アクリル酸アミド、フル
オロアルキルビニルエーテル、α−フルオロオレフィン
等が挙げられるが、フルオロアルキル基含有(メタ)ア
クリレートが好ましい。フルオロアルキル基としては、
例えばポリフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル
基等を挙げることができる。具体的には、例えば、CH2=
CHCOOC2H4C6F13、CH2=CHCOOC2H4C8F17、CH2=CHCOOC2H4C
10F21、CH2=CHCOOC2H4C12F25、CH2=C(CH3)COOC2H4C
6F13、CH2=C(CH3)COOC 2H4C8F17、CH2=C(CH3)COOC2H4C10
F21、CH2=C(CH3)COOC2H4C12F25、CH2=C(CH3)COOC2H4(CF
2)6H、CH2=CHCOOC2H4(CF2)8H、CH2=C(CH3)COOC2H4(CF2)
8H、CH2=CHCOOC 2H4N(CH3)SO2C8F17、CH2=C(CH3)COOC2H4
N(CH3)SO2C8F17、CH2=CHCOOC2H4N(n-C3H 7)SO2C8F17 、C
H2=C(CH3)COOC2H4N(n-C3H7)SO2C8F17等が挙げられる。
共重合が可能な重合性モノマーとしては、直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ
ート及び/または分子鎖の末端に重合性基を有するジメ
チルポリシロキサン化合物が好ましい。他にメルカプト
変性ジメチルポリシロキサン、フマル酸エステル、スチ
レン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸アミド誘導体、無水マレイン
酸、マレイン酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、アクリロニト
リル等が挙げられる。
ル(メタ)アクリレートとしては、炭素数8〜50、好
ましくは8〜30の直鎖または分岐鎖のアルキルアルコ
ールと(メタ)アクリル酸とのエステル等が挙げられ、
特にステアリルメタクリレート、ベヘニルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレートが好ましい。
メチルポリシロキサン化合物としては、例えば次の一般
式(2)
0の数、sは0、1または2を示し、R1 は水素原子ま
たはメチル基を示し、R2 は酸素原子で中断されていて
もよい炭素数1〜6の2価の炭化水素基を示す)で表わ
されるものが挙げられる。一般式(2)で表わされる化
合物は、例えば環状シロキサンをアニオン重合してなる
リビングポリマーと(メタ)アクリレート含有クロロシ
ラン化合物との反応により合成できる(特開昭59−1
26478号)。
キサンは、例えば以下に示すものが挙げられる。
〜100の数を示し、bは3〜30、好ましくは3〜1
0の数を示し、R3 はエーテル結合1個または2個で遮
断されていてもよい炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖
状の2価の炭化水素基を示す)
により重合できるが、これに限定されず、必要に応じて
アニオン重合、カチオン重合、配位重合により重合させ
ることができる。ラジカル重合の場合、重合開始剤とし
て、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロ
ニトリルやベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイドや、分子内にアゾ基を有するジメチルポリシ
ロキサン化合物等のマクロアゾ重合開始剤を用いうる。
重合開始剤としては、特に分子内にアゾ基を有するジメ
チルポリシロキサン化合物が好ましく、一例として、以
下に示す構造のものが挙げられる。
50〜1000であり、cは3〜300、好ましくは5
〜100であり、R4 及びR5 はエーテル結合1個また
は2個で遮断されていてもよい、炭素数1〜10の直鎖
または分岐鎖状の2価の炭化水素基を示す。)
におけるポリスチレン換算の重量平均分子量が、300
0〜200000、特に5000〜100000の範囲
にあるのが好ましい。またコポリマーの種類はブロッ
ク、ランダム、交互いずれでもよい。
以上を用いることができ、全組成中に0.01〜90重
量%配合するのが好ましく、特に0.1〜70重量%、
さらに0.5〜30重量%配合すると、特に化粧もちに
優れ、使用感も良好である。
粧料常用成分、例えば油剤、固形・半固形油、水溶性及
び油溶性ポリマー、無機及び有機顔料、シリコーン処理
顔料、色材、界面活性剤、水、防腐材、酸化防止剤、色
素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、保湿剤、
血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤など
を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合できる。
き、その剤型、種類等は特に限定されず、例えば油性化
粧料、油中水型乳化化粧料、水中油型乳化化粧料、水性
化粧料、固形化粧料、油性固形化粧料等とできる。特に
ファンデーション、おしろい、口紅、頬紅、アイシャド
ー等のメイクアップ化粧料;スキンケアクリーム、乳
液、スキンローション、サンスクリーン剤等の皮膚保護
化粧料などが好適である。
摩擦性及び塗膜柔軟性に優れ、良好な使用感を有し、化
粧成分の濡れ、よれ、消失を防止して化粧持ちが良く、
安定性に優れる。特に、目尻や口元といった皮膚の大き
い動きに対しても柔軟に追従し、塗布された皮膜に違和
感を感じないため、初期の化粧効果を長時間維持でき
る。
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されない。
スト社製、Fluowet MAE600、CH2=C(CH3)COOC2H4C8F17)
40g、ステアリルメタクリレート56g、ジメチルポ
リシロキシプロピルメタクリレート(チッソ社製、FM71
1、平均分子量1000)4g、2,2−アゾビス−2,4
−ジメチルバレロニトリル0.6g、トルエン100g
を4つ口フラスコに仕込み、溶解混合後、室温で0.5
時間、窒素気流下で攪拌した後、65℃で窒素気流下に
て5時間、さらに75℃で1時間重合を行い、淡黄色透
明の粘ちょう溶液を得た。重合後適量のトルエンにて希
釈したものをエタノール中に投入して共重合体を沈殿さ
せ、濾別、減圧乾燥して目的の白色固体状の共重合体A
95.2gを得た。共重合体中のモノマー組成は仕込
み組成とほぼ一致していた(プロトンNMRにより確
認)。
スト社製、Fluowet MAE600、CH2=C(CH3)COOC2H4C8F17)
30g、ジメチルポリシロキシプロピルメタクリレート
(チッソ社製、FM711、平均分子量1000)4g、ステア
リルメタクリレート5g、2−エチルヘキシルメタクリ
レート61g、2,2−アゾビス−2,4−ジメチルバ
レロニトリル0.6g、及びノルマルヘキサン100g
を用い、合成例1と同様にして、白色固体状の共重合体
B 93.7gを得た。
ン社製、CH2=C(CH3)COOC2H4C10F21)30g、ジメチル
ポリシロキシプロピルメタクリレート(チッソ社製、FM
711、平均分子量1000)70g、2,2−アゾビス−
2,4−ジメチルバレロニトリル0.6g、及びノルマ
ルヘキサン100gを用い、合成例1と同様にして、白
色固体状の共重合体C 96.2gを得た。
ン社製、CH2=C(CH3)COOC2H4C10F21)40g、ベヘニル
メタクリレート40g、ゲルベセチルメタクリレート
(花王合成品)20g、2,2−アゾビス−2,4−ジ
メチルバレロニトリル0.6g、及びトルエン100g
を用い、合成例1と同様にして、白色固体状の共重合体
D 93.2gを得た。
スト社製、Fluowet MAE600、CH2=C(CH3)COOC2H4C8F17)
60g、ジメチルポリシロキサンを含有するマクロアゾ
重合開始剤(和光純薬社製、VPS-0501、平均分子量3万
〜4万)40g、及びノルマルヘプタン100gを用
い、合成例1と同様にして、白色固体状の共重合体E
85.3gを得た。
スト社製、Fluowet MAE600、CH2=C(CH3)COOC2H4C8F17)
40g、ステアリルメタクリレート30g、ジメチルポ
リシロキサンを含有するマクロアゾ重合開始剤(和光純
薬社製、VPS-1001、平均分子量7万〜9万)30g、及
びトルエン100gを用い、合成例1と同様にして、白
色固体状の共重合体F 83.5gを得た。
スト社製、Fluowet MAE600、CH2=C(CH3)COOC2H4C8F17)
40g、メルカプト変性ジメチルポリシロキサン(信越
化学社製、X-22-167B、粘度60cSt/25℃)60g、及び
ノルマルヘキサン100gを用い、合成例1と同様にし
て、白色固体状の共重合体G 85.9gを得た。
シプロピルメタクリレート(チッソ社製、FM711、平均
分子量1000)60g、2,2−アゾビス−2,4−ジメ
チルバレロニトリル0.6g、及びノルマルヘキサン1
00gを用い、合成例1と同様にして、無色粘ちょう液
状の共重合体H 75.3gを得た。
れ、混合しながら60℃まで加熱した。これに、(C6F
13CH2CH2O)2P(O)OHの13gをイソプロピルエーテル1
500gに溶解加温(50℃)しておいたものを加え、
60℃で4時間混合した。その後、50〜60℃でイソ
プロピルエーテルを減圧留去し、乾燥して、フッ素化合
物処理顔料157gを得た。
ファンデーション) 表1及び表2に示す組成の二層型液状ファンデーション
を製造し、化粧持ち、油浮き、耐摩擦、色移り性、よれ
にくさ及び使用感を評価した。結果を表3に示す。
分散したのち、顔料を添加し、ディスパーで分散させ
た。次に、これを20〜30℃に降温した後、水相を攪
拌しながら添加して乳化させ、二層型液状ファンデーシ
ョンを得た。
り、各ファンデーションを使用したときの化粧持ち、油
浮きを官能評価し、次の基準で5段階評価した。 5:10〜12人が良いと判断した。 4:8〜9人が良いと判断した。 3:6〜7人が良いと判断した。 2:4〜5人が良いと判断した。 1:3人以下が良いと判断した。
の一定量を人工皮革に均一に塗布し、木綿布で塗布した
部分を200g/cm2 の圧力下、表面性試験器を用いて
3往復摩擦させた。そのとき移行したファンデーション
による木綿布の着色度合いにより、以下の基準で評価し
た。 ◎:ほとんど着色していない。 ○:やや着色している。 △:着色している。 ×:かなり着色している。
って目尻にしわのできる男性10人の顔面にファンデー
ションの一定量を塗布し、その後、強いまばたきを5回
繰り返す。専門パネラーにより目尻のしわの部分を塗布
直後と比較し、次の基準で3段階評価した。結果は10
人の平均で示す。 5:まったく変化がない。 3:しわの部分にわずかな変化がある。 1:ファンデーションがしわにたまったり、しわの部分
で割れて、線ができる。
り、各ファンデーションを使用したときの使用感を官能
評価し、次の基準で評価した。 ○:8人以上が良いと判断した。 △:4〜7人が良いと判断した。 ×:3人以下が良いと判断した。
粧料はいずれも、化粧持ち、油浮き、耐摩擦色移り性、
よれにくさ及び使用感のすべてにおいて優れていた。ま
た安定性も良好であった。
ーションを製造した。
て粉砕した。これを高速ブレンダーに移し、結合剤等を
混合し、均一にしたものを顔料に加えてさらに混合して
均一にした。これを粉砕機で処理し、ふるいを通して粒
度を揃えたのち、金皿容器中で圧縮成形し、パウダーフ
ァンデーションを得た。
した。
チタンを混合した。その他は実施例10と同様にして、
以下に示す組成のパウダーアイシャドウを製造した。
ン乳液を製造した。
も、耐水性、耐油性、耐摩擦性及び塗膜柔軟性に優れ、
良好な使用感を有し、化粧成分の濡れ、よれ、消失を防
止して化粧持ちが良く、しかも安定性に優れたものであ
った。
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)フッ素化合物処理粉体、並びに
(B)含フッ素重合性モノマーのホモポリマー及び含フ
ッ素重合性モノマーを構成モノマーとして含むコポリマ
ーから選ばれる皮膜形成性含フッ素高分子物質を含有す
る化粧料。 - 【請求項2】 含フッ素重合性モノマーが、フルオロア
ルキル基含有重合性モノマーである請求項1記載の化粧
料。 - 【請求項3】 成分(B)の含フッ素重合性モノマーを
構成モノマーとして含むコポリマーが、フルオロアルキ
ル基含有重合性モノマーと、それと共重合可能な重合性
モノマーとのコポリマーである請求項1記載の化粧料。 - 【請求項4】 フルオロアルキル基含有重合性モノマー
が、フルオロアルキル基含有(メタ)アクリレートであ
る請求項2または3記載の化粧料。 - 【請求項5】 フルオロアルキル基含有重合性モノマー
と共重合可能な重合性モノマーが、直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート及
び/または分子鎖の末端に重合性基を有するジメチルポ
リシロキサン化合物である請求項3記載の化粧料。 - 【請求項6】 含フッ素重合性モノマーのホモポリマー
または含フッ素重合性モノマーを構成モノマーとして含
むコポリマーが、分子内にアゾ基を有するジメチルポリ
シロキサン化合物を重合開始剤として含フッ素重合性モ
ノマーまたは含フッ素重合性モノマーと他のモノマーを
重合して得られるものである請求項1記載の化粧料。
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---|---|---|---|
JP12581498A JP3766541B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 化粧料 |
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JP12581498A Expired - Fee Related JP3766541B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 化粧料 |
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