JPH11273827A - スパークプラグ - Google Patents

スパークプラグ

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JPH11273827A
JPH11273827A JP10090981A JP9098198A JPH11273827A JP H11273827 A JPH11273827 A JP H11273827A JP 10090981 A JP10090981 A JP 10090981A JP 9098198 A JP9098198 A JP 9098198A JP H11273827 A JPH11273827 A JP H11273827A
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JP
Japan
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insulator
rear end
metal shell
spark plug
hole
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JP10090981A
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English (en)
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Toru Moriya
透 守屋
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/20Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation

Landscapes

  • Spark Plugs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじリーチが長く放熱性に優れ、かつ絶縁体
の全長が過度に大きくなく生産性が良好であり、しかも
フラッシュオーバ現象が生じにくいスパークプラグを提
供する。 【解決手段】 スパープラグ100においては、取付ね
じ部7のねじリーチCが25mm以上と大きいので放熱
特性に優れ、高負荷・高出力運転条件下でも長期の寿命
を確保できる。さらに、端子金具13の後端縁を貫通孔
6内において絶縁体2の後端縁よりも内側に引っ込めて
位置させることで、絶縁体2の全長が過度に増大するこ
となく生産性に優れ、しかもフラッシュオーバを生じに
くいスパークプラグが実現される。ここで、絶縁体2の
貫通孔6の軸線方向において、該絶縁体2の後端縁位置
から、貫通孔6内の端子金具13の後端縁までの距離を
A、主体金具1の後方側端面位置からの、絶縁体2の突
出長さをBとして、A+Bは20mm以上、望ましくは
25mm以上とするのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車エンジン等の
内燃機関に使用されるスパークプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、内燃機関、例えば自
動車用等のガソリンエンジンの点火に使用されるスパー
クプラグ200は、主体金具の201の外周面に形成さ
れた取付ねじ部201aにより、エンジンのシリンダヘ
ッドSHに取り付けて使用される。接地電極204と中
心電極203とにより形成される火花放電ギャップg
は、この取り付け状態において燃焼室K内に位置し、混
合気に着火することとなる。ここで、火花放電ギャップ
gを形成する電極部分は、エンジン作動中は燃焼混合ガ
スにさらされるため、かなりの高温となる。また、近年
では、自動車等に使用される内燃機関の高出力化に伴
い、燃焼室内における吸気及び排気バルブの占有面積も
拡大してきている。そのため、混合気に点火するための
スパークプラグはその小型化が必要とされている上、タ
ーボチャージャー等の過給装置等により、燃焼室内の温
度もますます上昇する傾向にある。
【0003】このような苛酷な使用状況下においてもス
パークプラグの寿命を十分に確保するには、電極部分の
放熱(熱引き)を十分に図ることが必要である。スパー
クプラグの熱は各種経路にて放出されるが、特に絶縁体
202から主体金具201の取付ねじ部201aを経て
シリンダヘッドSHへ逃げる経路が熱流量も大きく、放
熱を確保する上で重要な役割を果たす。一般に使用され
ているスパークプラグにおいて、この取付ねじ部201
aの長さ(ねじリーチ)は、いわゆるロングリーチ型と
呼ばれるものでも19〜20mm程度が最大であるが、
最近になってこのねじリーチをさらに長くすることによ
り、スパークプラグの放熱性能を改善する試みがなされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7におい
て、スパークプラグ200のねじリーチを長くすると、
その分だけ絶縁体202の全長を大きくする必要が生ず
る。絶縁体202は、一般にアルミナ等の原料粉末をラ
バープレス等により成形し、その成形体の外周面を必要
に応じて旋削等により加工して、焼成することにより製
造されている。しかしながら、絶縁体202の全長があ
まりに大きくなり過ぎると、成形体の焼成時に曲がりを
生じたり、あるいは焼成前の旋削加工時に偏心を生じた
りして寸法精度が確保しにくくなり、製造歩留まりの低
下につながることがある。また、絶縁体202の長さ増
大によりスパークプラグ200全体の重量が大きくな
り、振動や衝撃を受けたときの慣性により、主体金具2
01の加締め部201bに緩み等を生じやすくなること
もありうる。
【0005】この場合、絶縁体202の全長の過度の増
大を防止するために、主体金具201後方からの突出部
202aの長さを小さくすることが考えられる。ところ
が、突出部202aの長さを短くし過ぎると、新たな問
題として、その突出部202aの表面を回り込む形で中
心電極203の後端部と主体金具201との間で放電す
る、いわゆるフラッシュオーバ現象が生じやすくなる。
従って、このフラッシュオーバ現象回避のため、上記絶
縁体202の突出部202aの長さは一定以上には短く
することはできず、最低でも25mm以上は確保しなけ
ればならないというのが、現状での常識となっている。
【0006】本発明の課題は、ねじリーチが長く放熱性
に優れ、かつ絶縁体の全長が過度に大きくなく生産性が
良好であり、しかもフラッシュオーバ現象が生じにくい
スパークプラグを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために本発明のスパークプラグは、軸状の中
心電極と、両端が開放する筒状に形成され、中心電極の
外側に配置される主体金具と、その主体金具の前端側開
口縁に結合されて中心電極の前端部と対向し、該中心電
極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極と、主
体金具の後端側開口部から自身の後端部を突出させた状
態で該主体金具の内側に配置されるとともに軸方向の貫
通孔を有し、その貫通孔内に中心電極が配置される絶縁
体と、絶縁体の貫通孔内において、中心電極の後端側に
これと一体に、又は導電結合層(例えば抵抗体あるいは
導電性ガラスシール層)を間に挟んで中心電極と別体に
設けられた軸状の端子金具部とを備え、主体金具の前端
側外周面には取付ねじ部が形成されるとともに、その取
付けねじ部よりも後端側において主体金具の外周面に
は、周方向に沿ってフランジ状のガスシール部が外向き
に突出する形態で形成され、主体金具の軸方向において
ガスシール部の前端縁位置から当該主体金具の前端縁位
置までの長さを取付ねじ部のねじリーチと定義したとき
に、そのねじリーチが25mm以上であり、かつ端子金
具部の後端縁が、貫通孔内において絶縁体の後端縁より
も内側に引っ込んで位置していることを特徴とする。な
お、本明細書においては、中心電極の軸方向において、
火花放電ギャップの形成される先端側を前端側、これと
反対側を後端側と定義する。
【0008】本発明のスパークプラグは、取付ねじ部の
ねじリーチが25mm以上と大きいので放熱特性に優
れ、高負荷・高出力運転条件下でも長期の寿命を確保で
きる。さらに、端子金具部の後端縁を貫通孔内において
絶縁体の後端縁よりも内側に引っ込めて位置させること
で、主体金具の後端縁から端子金具部の後端縁に至る絶
縁体の表面放電経路の長さを大きくすることができる。
これにより、フラッシュオーバ現象の発生を抑制しつ
つ、絶縁体の主体金具の後端側開口部からの突出長さひ
いては絶縁体の全長を短くすることができる。その結
果、例えば絶縁体の焼成時に曲がり等も生じにくくな
り、生産性が向上する他、スパークプラグ全体の重量も
小さくでき、振動や衝撃による主体金具の緩み等も生じ
にくくすることができる。
【0009】この場合、絶縁体の貫通孔の軸線方向にお
いて、該絶縁体の後端縁位置から、貫通孔内の端子金具
部の後端縁までの距離(すなわち端子金具部後端縁の引
っ込み深さ)をA、主体金具の後方側端面位置からの、
絶縁体の突出長さをBとして、A+Bを20mm以上と
するのがよい。A+Bが20mm未満になると、前述の
フラッシュオーバ現象を防止する効果が不十分となる場
合がある。なお、A+Bの値は、より望ましくは25m
m以上確保するのがよい。この場合、上記端子金具部後
端縁の引っ込み深さAの長さは、絶縁体の突出長さBに
応じてA+Bの値が20mm以上、望ましくは25mm
以上が確保されるよう適宜調整される。従って、絶縁体
の全長を短くするために絶縁体の突出長さBを小さくす
れば、その分だけ端子金具部後端縁の引っ込み深さAを
大きくして、必要な絶縁経路の長さA+Bを確保するよ
うにするのである。
【0010】例えば、自動車用ガソリンエンジンに使用
されるスパークプラグにおいては、取付ねじ部の外径が
10〜14mm程度の範囲で設定されていることが多
い。この場合、主体金具の後方側端面位置からの絶縁体
の突出長さBを9〜20mmの範囲とすることで、絶縁
体の全長が過度に増大せず、しかもねじリーチ長25m
m以上を容易に確保することができるようになる。
【0011】なお、絶縁体の突出部には、スパークプラ
グの品番や製造メーカー名等の文字情報を形成すること
が多いが、上記突出長さBが9mm未満になると、この
ような文字情報を形成するためのスペースが不足する場
合がある。他方、突出長さBが20mmを超えると絶縁
体の全長が長くなり過ぎ、成形体の焼成時に曲がりを生
じたり、あるいは焼成前に成形体の旋削加工を行う場合
には偏心を生じたりしやすくなり、ひいては得られる絶
縁体の寸法精度の確保が困難となって製造歩留まりの低
下につながる場合がある。また、絶縁体の長さ増大によ
りスパークプラグ全体の重量が大きくなり、例えば振動
や衝撃を受けたときの慣性が増大して、主体金具の加締
め部に緩みを生じやすくなることもありうる。なお、突
出長さBは、望ましくは15〜20mmの範囲で調整す
るのがよい。
【0012】なお、絶縁体の主体金具の後端側開口部か
ら突出する部分の外径最大寸法が例えば8〜12mmに
設定される場合、絶縁体の軸方向全長は50〜69mm
とするのがよい。絶縁体の軸方向全長が50mm未満に
なると、絶縁体の上記突出長さを9mm以上確保するこ
と、及び取付ねじ部のねじリーチ25mm以上を確保す
ることが困難となる。他方、該軸方向全長が69mmを
超えて大きくなると、前記したのと同様の理由により製
造歩留まりが低下したり、あるいはスパークプラグ全体
の重量増大といった問題を招く場合がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1及び図2に示す本発明の一例た
るスパークプラグ100は、筒状の主体金具1、先端部
21が突出するようにその主体金具1の内側に嵌め込ま
れた絶縁体2、先端に形成された発火部31を突出させ
た状態で、絶縁体2の内側に配置された中心電極3、及
び主体金具1に一端が溶接等により結合されるとともに
他端側が側方に曲げ返されて、その側面が中心電極3の
先端部と対向するように配置された接地電極4等を備え
ている。また、接地電極4には上記発火部31に対向す
る発火部32が形成されており、それら発火部31と、
対向する発火部32との間の隙間が火花放電ギャップg
とされている。
【0014】絶縁体2の軸方向には貫通孔6が形成され
ており、その一方の端部側に端子金具(端子金具部)1
3が挿入・固定され、同じく他方の端部側に中心電極3
が挿入・固定されている。また、該貫通孔6内において
端子金具13と中心電極3との間に抵抗体15が配置さ
れている。この抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシ
ール層16,17を介して中心電極3と端子金具13と
にそれぞれ電気的に接続されている。なお、抵抗体15
は、ガラス粉末と導電材料粉末(及び必要に応じてガラ
ス以外のセラミック粉末)とを混合して、ホットプレス
等により焼結して得られる抵抗体組成物により形成され
る。そしてこれら抵抗体15及び導電性ガラスシール層
16,17が導電結合層を形成している。なお、抵抗体
15及び導電性ガラスシール層16,17を省略して、
端子金具13と中心電極3とを一体化した構成としても
よい。
【0015】絶縁体2は、主体金具1の後端側開口部か
ら自身の後端部を突出させている。また、主体金具1の
前端側外周面には取付ねじ部7が形成されるとともに、
その取付けねじ部7よりも後端側において主体金具1の
外周面には、周方向に沿うフランジ状のガスシール部1
fが外向きに突出して形成されている。そして、主体金
具1の軸方向においてガスシール部1fの前端縁位置か
ら当該主体金具1の前端縁位置までの長さCを取付ねじ
部のねじリーチと定義したときに、そのねじリーチ(す
なわちCの長さ;以下、ねじリーチCという)が25m
m以上とされている。
【0016】端子金具13は、その後端縁が貫通孔6内
において絶縁体2の後端縁よりも内側に引っ込んで位置
している。そして、絶縁体2の貫通孔6の軸線方向にお
いて、該絶縁体2の後端縁位置から、貫通孔6内の端子
金具13の後端縁までの距離(すなわちの端子金具13
の後端縁の引っ込み深さ)をA、主体金具1の後方側端
面位置からの絶縁体2の突出長さをBとして、A+Bは
20mm以上、望ましくは25mm以上とされている。
また、ねじリーチCは26.5mmである。なお、主体
金具1の取付けねじ部7の外径は10〜14mmとする
ことができ、この場合は上記Bの長さは9〜20mmの
範囲で調整される。例えば、図1のスパークプラグ10
0では、Aが7.5mm、Bが17.5mm、A+Bが
25mm、取付けねじ部7の外径が14mmである。
【0017】図1に示すように、絶縁体2の軸方向中間
には、外向きに突出する突出部2eが周方向に沿ってフ
ランジ状に形成されている。そして、絶縁体2には、中
心電極3の先端に向かう側を前方側として、該突出部2
eよりも後方側がこれよりも細径に形成された本体部2
bとされている。一方、突出部2eの前方側にはこれよ
りも細径の第一軸部2gと、その第一軸部2gよりもさ
らに細径の第二軸部2iがこの順序で形成されている。
なお、本体部2bの外周面には釉薬(図示せず)が施さ
れている。また、第一軸部2gの外周面は略円筒状とさ
れ、第二軸部2iの外周面は先端に向かうほど縮径する
略円錐面状とされている。
【0018】中心電極3の軸断面径は抵抗体15の軸断
面径よりも小さく設定されている。そして、絶縁体2の
貫通孔6は、中心電極3を挿通させる略円筒状の第一部
分6aと、その第一部分6aの後方側(図面上方側)に
おいてこれよりも大径に形成される略円筒状の第二部分
6bとを有する。図1に示すように、端子金具13と抵
抗体15とは第二部分6b内に収容され、中心電極3は
第一部分6a内に挿通される。中心電極3の後端部に
は、その外周面から外向きに突出して電極固定用凸部3
aが形成されている。そして、上記貫通孔6の第一部分
6aと第二部分6bとは、第一軸部2g内において互い
に接続しており、その接続位置には、中心電極3の電極
固定用凸部3aを受けるための凸部受け面6cがテーパ
面あるいはアール面状に形成されている。
【0019】また、第一軸部2gと第二軸部2iとの接
続部2hの外周面は段付面とされ、これが主体金具1の
内面に形成された主体金具側係合部としての凸条部1c
とリング状の板パッキン63を介して係合することによ
り、軸方向の抜止めがなされている。他方、主体金具1
の後方側開口部内面と、絶縁体2の外面との間には、フ
ランジ状の突出部2eの後方側周縁と係合するリング状
の線パッキン62が配置され、そのさらに後方側にはタ
ルク等の充填層61を介してリング状のパッキン60が
配置されている。そして、絶縁体2を主体金具1に向け
て前方側に押し込み、その状態で主体金具1の開口縁を
パッキン60に向けて内側に加締めることにより加締め
部1dが形成され、主体金具1が絶縁体2に対して固定
されている。
【0020】図4により、絶縁体2の各部の望ましい寸
法範囲を以下に例示する。 ・全長L1:50〜69mm。 ・第一軸部2gの長さL2:0〜41mm(ただし、係
止用突出部2eとの接続部2fを含まず、第二軸部2i
との接続部2hを含む)。 ・第二軸部2iの長さL3:7〜20mm。 ・本体部2bの外径D1:8〜12mm。 ・突出部2eの外径D2:10.5〜15.2mm。 ・第一軸部2gの外径D3:4.8〜9.5mm。 ・第二軸部2iの基端部外径D4:3.5〜7mm。 ・第二軸部2iの先端部外径D5(ただし、先端面外周
縁にアールないし面取が施される場合は、中心軸線Oを
含む断面において、該アール部ないし面取部の基端位置
における外径を指す):2.7〜6mm。 ・貫通孔6の第二部分6bの内径D6:3〜5mm。 ・貫通孔6の第一部分6aの内径D7:1.7〜3.2
mm。 ・本体部2bの肉厚((D1−D6)/2:あるいは、図
1において、主体金具1の後方側端面位置からの、絶縁
体2の突出部の肉厚)t4:2.5〜3.5mm。 ・L/D1:5.5〜6.3。 ・第一軸部2gの肉厚t1:0.9〜2.25mm。 ・第二軸部2iの基端部肉厚t2(中心軸線Oと直交す
る向きにおける値):0.9〜1.9mm。 ・第二軸部2iの先端部肉厚t3(中心軸線Oと直交す
る向きにおける値;ただし、先端面外周縁にアールない
し面取りが施される場合は、中心軸線Oを含む断面にお
いて、該アール部ないし面取部の基端位置における肉厚
を指す):0.5〜1.4mm。 ・第二軸部2iの平均肉厚tA((t1+t2)/2):
0.9〜2.1mm。
【0021】なお、t1〜t4が上記各下限値を下回る
と、絶縁体2の耐電圧が不足する場合がある。また、L
/D1の値が6.67を上回ると、絶縁体2の成形体を
焼成する際に曲がりを生じたり、あるいは焼成前に成形
体の旋削加工を行う場合には偏心を生じたりしやすくな
り、ひいては得られる絶縁体の寸法精度の確保が困難と
なって製造歩留まりの低下につながる場合がある。
【0022】なお、本実施例において、図4に示す絶縁
体2の上記各部寸法は、例えば以下の通りである:L1
=61.5mm、L2=35mm、L3=14mm、D1
=10.5mm、D2=12.9mm、D3=9.2m
m、D4=6.9mm、D5=5.1mm、D6=3.9
mm、D7=2.7mm、t1=2.65mm、t2=
2.1mm、t3=1.2mm、tA=2.4mm。
【0023】次に、図3に示す中心電極3及び接地電極
4の本体部3a及び4aはNi合金等で構成されてい
る。また、中心電極3の内部には、放熱促進のためにC
uあるいはCu合金等で構成された芯材(図示せず)が
埋設されている。一方、上記発火部31及び対向する発
火部32は、Ir、Pt及びRhの1種又は2種以上を
主成分とする貴金属合金を主体に構成される。中心電極
3の本体部3aは先端側が縮径されるとともにその先端
面が平坦に構成され、ここに上記発火部を構成する合金
組成からなる円板状のチップを重ね合わせ、さらにその
接合面外縁部に沿ってレーザー溶接、電子ビーム溶接、
抵抗溶接等により溶接部Wを形成してこれを固着するこ
とにより発火部31が形成される。また、対向する発火
部32は、発火部31に対応する位置において接地電極
4にチップを位置合わせし、その接合面外縁部に沿って
同様に溶接部Wを形成してこれを固着することにより形
成される。なお、これらチップは、例えば表記組成とな
るように各合金成分を配合・溶解することにより得られ
る溶解材、又は合金粉末あるいは所定比率で配合された
金属単体成分粉末を成形・焼結することにより得られる
焼結材により構成することができる。なお、発火部31
及び対向する発火部32は少なくとも一方を省略する構
成としてもよい。
【0024】発火部31ないし32(あるいはチップ)
を構成する合金は、Ir、Pt及びRhの1種又は2種
以上を主成分とする貴金属合金を主体に構成できる。例
えばPtをベースにした合金を使用する場合には、Pt
−Ni合金(例えばPt−1〜30重量%Ni合金)を
好適に使用できる。また、Irを主成分とするものとし
ては、例えば次のようなものを使用できる。
【0025】(1)Irを主体としてRhを3〜50重
量%(ただし50重量%は含まない)の範囲で含有する
合金を使用する。該合金の使用により、高温でのIr成
分の酸化・揮発による発火部の消耗が効果的に抑制さ
れ、ひいては耐久性に優れたスパークプラグが実現され
る。
【0026】上記合金中のRhの含有量が3重量%未満
になるとIrの酸化・揮発の抑制効果が不十分となり、
発火部が消耗しやすくなるためプラグの耐久性が低下す
る。一方、Rhの含有量が50重量%以上になると合金
の融点が低下し、プラグの耐久性が同様に低下する。以
上のことから、Rhの含有量は前述の範囲で調整するの
がよく、望ましくは7〜30重量%、より望ましくは1
5〜25重量%、最も望ましくは18〜22重量%の範
囲で調整するのがよい。
【0027】(2)Irを主体としてPtを1〜20重
量%の範囲で含有する合金を使用する。該合金の使用に
より、高温でのIr成分の酸化・揮発による発火部の消
耗が効果的に抑制され、ひいては耐久性に優れたスパー
クプラグが実現される。なお、上記合金中のPtの含有
量が1重量%未満になるとIrの酸化・揮発の抑制効果
が不十分となり、発火部が消耗しやすくなるためプラグ
の耐久性が低下する。一方、Ptの含有量が20重量%
以上になると合金の融点が低下し、プラグの耐久性が同
様に低下する。
【0028】(3)Irを主体としてRhを0.1〜3
5重量%の範囲で含有し、さらにRuを0.1〜17重
量%の範囲で含有する合金を使用する。これにより、高
温でのIr成分の酸化・揮発による発火部の消耗がさら
に効果的に抑制され、ひいてはより耐久性に優れたスパ
ークプラグが実現される。Rhの含有量が0.1重量%
未満になるとIrの酸化・揮発の抑制効果が不十分とな
り、発火部が消耗しやすくなるためプラグの耐消耗性が
確保できなくなる。一方、Rhの含有量が35重量%を
超えると、Ruを含有する合金の融点が低下して耐火花
消耗性が損なわれ、プラグの耐久性が同様に確保できな
くなる。それ故、Rhの含有量は上記範囲で調整され
る。
【0029】一方、Ruの含有量が0.1重量%未満に
なると、該元素の添加によるIrの酸化・揮発による消
耗を抑制する効果が不十分となる。また、Ruの含有量
が17重量%を超えると、発火部が却って火花消耗しや
すくなり、プラグの十分な耐久性が確保できなくなる。
それ故、Ruの合計含有量は上記範囲で調整され、望ま
しくは0.1〜13重量%、さらに望ましくは0.5〜
10重量%の範囲で調整するのがよい。
【0030】Ruが合金中に含有されることにより発火
部の耐消耗性が改善される原因の一つとして、例えばこ
の成分の添加により、合金表面に高温で安定かつ緻密な
酸化物皮膜が形成され、単体の酸化物では揮発性が非常
に高かったIrが、該酸化物皮膜中に固定されることが
推測される。そして、この酸化物皮膜が一種の不動態皮
膜として作用し、Ir成分の酸化進行を抑制するものと
考えられる。また、Rhを添加しない状態では、Ruを
添加しても合金の高温での耐酸化揮発性はそれほど改善
されないことから、上記酸化物皮膜はIr−Ru−Rh
系等の複合酸化物であり、これが緻密性ないし合金表面
に対する密着性においてIr−Ru系の酸化物皮膜より
優れたものとなっていることも考えられる。
【0031】なお、Ruの合計含有量が増え過ぎると、
Ir酸化物の揮発よりはむしろ下記のような機構により
火花消耗が進行するようになるものと推測される。すな
わち、形成される酸化物皮膜の緻密性あるいは合金表面
に対する密着力が低下し、該合計含有量が17重量%を
超えると特にその影響が顕著となる。そして、スパーク
プラグの火花放電の衝撃が繰返し加わると、形成されて
いる酸化物皮膜が剥がれ落ちやすくなり、それによって
新たな金属面が露出して火花消耗が進行しやすくなるも
のと考えられる。
【0032】また、Ruの添加により、さらに次のよう
な重要な効果を達成することができる。すなわち、Ru
を合金中に含有させることにより、Ir−Rh二元合金
を使用する場合と比較して、Rh含有量を大幅に削減し
ても耐消耗性を十分に確保でき、ひいては高性能のスパ
ークプラグをより安価に構成できるようになる。この場
合、Rhの含有量は0.1〜3重量%となっているのが
よい。
【0033】なお、上記(1)〜(3)のいずれの材質
においても、発火部を構成する材料には、元素周期律表
の3A族(いわゆる希土類元素)及び4A族(Ti、Z
r、Hf)に属する金属元素の酸化物(複合酸化物を含
む)を0.1〜15重量%の範囲内で含有させることが
できる。これにより、Ir成分の酸化・揮発による消耗
がさらに効果的に抑制される。上記酸化物の含有量が
0.1重量%未満になると、当該酸化物添加によるIr
の酸化・揮発防止効果が十分に得られなくなる。一方、
酸化物の含有量が15重量%を超えると、チップの耐熱
衝撃性が低下し、例えばチップを電極に溶接等により固
着する際に、ひびわれ等の不具合を生ずることがある。
なお、上記酸化物としては、Y23が好適に使用される
が、このほかにもLa23、ThO2、ZrO2等を好ま
しく使用することができる。
【0034】以下、スパークプラグ100の作用につい
て説明する。すなわち、図5に示すように、スパークプ
ラグ100は、その取付けねじ部7においてシリンダヘ
ッドSH側の雌ねじ部S1に取り付けられ、燃焼室Kに
供給される混合気への着火源として使用される。なお、
取付けねじ部7の基端部には金属製のガスケット70が
はめ込まれる。このガスケット70は例えばS字状の断
面を有し、取付けねじ部7を雌ねじ部S1にねじ込むこ
とにより、ガスシール部1fと雌ねじ部S1の開口周縁
部S2との間で挾圧されてつぶれるように変形し、雌ね
じ部S1と取付けねじ部7との間の隙間をシールする役
割を果たす。
【0035】また、貫通孔6の後端部には高圧コード7
1の端子部71cが装着される。端子部71cは、芯線
71aの外被部71dの末端部を突出させた形でこれを
覆うカラー71eを有する。そして、その突出する外被
部71dの末端部は貫通孔6の内側に挿入されるととも
に、ゴムキャップ75が、カラー71eとともに絶縁体
2の上端部を覆うように被せられる。このゴムキャップ
75の内面と絶縁体2の外面との間の摩擦により、高圧
コード71はスパークプラグ100に対し固定されるこ
ととなる。なお、芯線71aの末端に取り付けられたス
プリング71bは端子金具13との間で圧縮され、芯線
71aと該端子金具13との間を導通させる役割を果た
す。
【0036】上記スパープラグ100においては、取付
ねじ部7のねじリーチCが25mm以上と大きいので放
熱特性に優れ、高負荷・高出力運転条件下でも長期の寿
命を確保できる。さらに、端子金具13の後端縁を貫通
孔6内において絶縁体2の後端縁よりも内側に引っ込め
て位置させることで、具体的には前述のA+B(すなわ
ち絶縁経路の長さ)を20mm以上(望ましくは25m
m以上)とすることで、絶縁体2の全長が過度に増大す
ることなく生産性に優れ、しかもフラッシュオーバを生
じにくいスパークプラグが実現されている。
【0037】図6は、図1のスパークプラグの変形例を
示している。このスパークプラグ300は、図1のスパ
ークプラグ100と多くの部分が共通しているので、主
にその相違点についてのみ説明し、共通の部分には同一
の符号を付して詳細な説明は省略する。まず、絶縁体2
の外周面の後端部にはコルゲーション2cが形成されて
いる。これにより、絶縁体2の表面に沿って主体金具1
の後端縁から端子金具13の後端縁に至る表面放電経路
の長さがさらに大きくなり、フラッシュオーバがより生
じにくくなる。この場合、絶縁体2の軸線を含む断面に
おいて、主体金具1の後端縁から端子金具13の後端縁
に至るまでの、絶縁体2の外形に沿って測った距離は2
0mm以上、望ましくは25mm以上とするのがよい
(本実施例では25mmである)。
【0038】また、主体金具1のガスシール部1fの前
端面側には、取付けねじ部7に連なる円錐面状のテーパ
シート部1gが形成されている。この場合、このテーパ
シート部1gはガスシール部1fに属するものとみな
し、ねじリーチCは、このテーパシート部1gの基準径
D0(ISO2344:1992(E)に規定されたも
の)を与える位置から主体金具1の前端縁位置までの距
離として定義する。なお、図6のスパークプラグ300
では、このねじリーチCは25mmである。
【0039】
【実施例】以下、実験データにより本発明の効果を具体
的に示す。 (実施例1)図1に示すスパークプラグ100におい
て、ねじリーチCを26.5mm、取付けねじ部7の外
径を14mm、Bの長さを17mmとし、Aの長さを各
種値に調整した。また、絶縁体2の各部の寸法は、L1
=61.5mm、L2=35mm、L3=14mm、D1
=10.5mm、D2=12.9mm、D3=9.2m
m、D4=6.9mm、D5=5.1mm、D6=3.9
mm、D7=2.7mm、t1=2.65mm、t2=
2.1mm、t3=1.2mm、tA=2.4mmであ
る。そして、火花放電ギャップg側での放電を防止する
ため、シリコンチューブ等を絶縁体2の先端側に被せる
一方、スパークプラグ100を加圧チャンバーに取り付
け、外周をビニール等で絶縁した高圧リード線をその端
子金具13に接続した。そして、その状態で、接続した
高圧リード線を介してスパークプラグ100に電圧を印
加するとともに、その印加電圧レベルを0.1〜1.5
kV/秒の割合で増加させ、フラッシュオーバ現象を起
こす限界電圧を測定した。以上の結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】このように、A+Bの値が20mm以上に
おいて、限界電圧は20kVを超える高い値を示し、フ
ラッシュオーバ現象を起こしにくくなっていることがわ
かる。
【0042】(実施例2)図4に示す絶縁体2を以下に
示す方法により製造した。まず、原料粉末として、Al
23(平均粒径1.5μm)を95.0重量部、SiO
2(平均粒径1.5μm)を2.5重量部、CaO(平
均粒径1.5μm)を2.0重量部、MgO(平均粒径
1.5μm)を0.1重量部、BaO(平均粒径1.5
μm)を0.2重量部、B23(平均粒径1.5μm)
を0.2重量部それぞれ配合し、さらに所定量のバイン
ダと水を加えて湿式混合した後、スプレードライ法によ
り乾燥して造粒原料粉末を調製した。次に、この造粒粉
末をラバープレスにより所定の形状にプレス・成形した
後、約1570℃で1.5時間焼成することにより、図
4に示す絶縁体2を作製した。
【0043】得られた絶縁体2の各部の寸法は、L3=
14mm、D1=10.5mm、D2=12.9mm、D
3=9.2mm、D4=6.9mm、D5=5.1mm、
D6=3.9mm、D7=2.7mm、t1=2.65m
m、t2=2.1mm、t3=1.2mm、tA=2.4
mmであり、L1を50〜80mm、L2を15〜29m
mの各種値に調整している。また、実施例1のスパーク
プラグと同様の寸法の主体金具に上記各絶縁体を装着し
たときの、前記Bの値(図1)は9〜25mmである。
ここで、絶縁体2は、L1(あるいはB)の各値毎に2
00個ずつ作製している。そして、得られた各絶縁体2
につき、その本体部2bの中心線を回転軸としてこれを
回転させたときの、絶縁体先端部の振れ幅が0.15m
m以下のものを良、同じく0.15mmより大きいもの
を不良として、各全長L1の値毎にその不良発生率を求
めた。結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】このように、L1が60mm以下、さらに
L1/D1が5.71以下において、不良発生率が小さく
なっていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパークプラグの一例を示す全体正面
断面図。
【図2】図1の要部の正面部分断面図。
【図3】図1の発火部の近傍をさらに拡大して示す断面
図。
【図4】図1の絶縁体の全体正面断面図。
【図5】図1のスパークプラグの取付け状態の一例を示
す正面断面図。
【図6】図1のスパークプラグの変形例を示す正面断面
図。
【図7】従来のスパークプラグの取付け状態を示す正面
断面図。
【符号の説明】
1 主体金具 1f ガスシール部 2 絶縁体 3 中心電極 4 接地電極 7 取付けねじ部 13 端子金具(端子金具部) 15 抵抗体(導電結合層) 16,17 導電性ガラスシール層(導電結合層) 100,300 スパークプラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状の中心電極と、 両端が開放する筒状に形成され、前記中心電極の外側に
    配置される主体金具と、 その主体金具の前端側開口縁に結合されて前記中心電極
    の前端部と対向し、該中心電極との間に火花放電ギャッ
    プを形成する接地電極と、 前記主体金具の後端側開口部から自身の後端部を突出さ
    せた状態で該主体金具の内側に配置されるとともに軸方
    向の貫通孔を有し、その貫通孔内に前記中心電極が配置
    される絶縁体と、 前記絶縁体の貫通孔内において、前記中心電極の後端側
    にこれと一体に設けられた、又は導電結合層を間に挟ん
    で前記中心電極と別体に設けられた軸状の端子金具部と
    を備え、 前記主体金具の前端側外周面には取付ねじ部が形成され
    るとともに、その取付けねじ部よりも後端側において前
    記主体金具の外周面には、周方向に沿ってフランジ状の
    ガスシール部が外向きに突出する形態で形成され、 前記主体金具の軸方向において前記ガスシール部の前端
    縁位置から当該主体金具の前端縁位置までの長さを前記
    取付ねじ部のねじリーチと定義したときに、そのねじリ
    ーチが25mm以上であり、 かつ前記端子金具部の後端縁が、前記貫通孔内において
    前記絶縁体の後端縁よりも内側に引っ込んで位置してい
    ることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体の前記貫通孔の軸線方向にお
    いて、該絶縁体の後端縁位置から、前記貫通孔内の前記
    端子金具部の後端縁までの距離をA、前記主体金具の後
    方側端面位置からの、前記絶縁体の突出長さをBとし
    て、A+Bが20mm以上である請求項1記載のスパー
    クプラグ。
  3. 【請求項3】 前記取付ねじ部の外径が10〜14mm
    であり、 前記主体金具の後方側端面位置からの、前記絶縁体の突
    出長さBが9〜20mmである請求項1又は2に記載の
    スパークプラグ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁体の前記主体金具の後端側開口
    部から突出する部分の外径最大寸法が8〜12mmであ
    り、前記絶縁体の軸方向全長が50〜69mmである請
    求項1ないし3のいずれかに記載のスパークプラグ。
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