JPH11262191A - 電源供給アダプタ、電子機器および信号伝送システム - Google Patents

電源供給アダプタ、電子機器および信号伝送システム

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JPH11262191A
JPH11262191A JP10057867A JP5786798A JPH11262191A JP H11262191 A JPH11262191 A JP H11262191A JP 10057867 A JP10057867 A JP 10057867A JP 5786798 A JP5786798 A JP 5786798A JP H11262191 A JPH11262191 A JP H11262191A
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circuit
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACアダプタと電子機器とを2つの端子で接
続して、信号を伝送するとができる。 【解決手段】 ACアダプタ2では、スイッチ回路54
がオン状態であり、大電力回路53が動作する。セット
3では、制御回路62によって、ストップ回路63を介
してスイッチ回路64がオフ状態とされる。セット3で
は、スイッチ回路64のオフ状態が電流検出回路51で
検出されると、スイッチ回路54をオフ状態とし、小電
力回路52のみで動作がなされる。このとき、ACアダ
プタ2は、セット3からの信号を受信する状態となる。
セット3では、制御回路62が信号発信回路65を制御
することによりスイッチ回路66のオン/オフ動作を制
御し、ACアダプタ2へ信号が発信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に電源供給ア
ダプタと電子機器とを+端子と−端子との2つの端子で
接続して信号を伝送することが可能な電源供給アダプ
タ、電子機器および信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の二次電池として、リチウムイ
オン電池が注目を集めている。リチウムイオン電池は、
従来の二次電池と比べ、持続時間が長くでき、しかもメ
モリ効果が殆どないという利点がある。そのリチウムイ
オン電池を充電する場合には、電源供給アダプタ(以
下、ACアダプタと称する)と電子機器のマイコン(マ
イクロコンピュータ)による信号のやり取りによって、
当該電子機器に接続されたACアダプタが当該電子機器
と正しい対応関係のACアダプタであるか否かが判別さ
れている。それは、二次電池の定格、例えば4.2V/
0.5Aを超えて電圧、電流が供給された場合、例えば
6V/1Aで充電された場合、二次電池が破損するおそ
れがあるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、そのような場
合、図34Aに示すように、商用電源に接続可能なコン
セントを備えたACアダプタ291と電子機器のセット
292とが+端子、−端子そして信号端子の3端子で接
続する必要があった。
【0004】しかしながら、ACアダプタ291とセッ
ト292との間に電源供給に必要な+端子および−端子
の2つの端子とは別に信号端子を1つ設けることによる
コストアップや、充電器が発熱して破損するのを抑える
ための保護回路を付加することによる大型化が問題とな
っている。また、その信号端子に発生するノイズによる
誤動作も問題となっている。
【0005】また、ACアダプタ291とセット292
とを2端子で接続する場合、図34Bに示すように、フ
ィルタを使用する方法がある。
【0006】しかしながら、フィルタを使用した場合、
フィルタが高価になり、大きくなる欠点が生じ、ノイズ
などが発生し、特定の周波数を使用する必要があるなど
の問題があった。
【0007】従って、この発明の目的は、+端子と−端
子との2つの端子を用いて、ACアダプタと電気機器と
を接続するようにしても通信することができる電源供給
アダプタ、電子機器および信号伝送システムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電子機器と2端子で接続されうる電源供給アダプタ
において、小電力を出力する小電力モードと、大電力を
出力する大電力モードとを切り替え可能な電源部と、電
源部から出力される電流を検出する電流検出手段と、電
子機器から発信される信号を受信する信号受信手段と、
電流検出手段で検出された電流が基準以下の場合、電源
部を小電力モードで動作させると共に、信号受信手段を
動作させるようにした制御手段とからなることを特徴と
する電源供給アダプタである。
【0009】請求項4に記載の発明は、電子機器と2端
子で接続されうる電源供給アダプタにおいて、小電力を
出力する小電力モードと、大電力を出力する大電力モー
ドとを切り替え可能な電源部と、電源部から出力される
電流を検出する電流検出手段と、信号を電子機器へ発信
する信号発信手段と、電流検出手段で検出された電流が
基準以下の場合、電源部を小電力モードで動作させると
共に、信号発信手段を動作させるようにした制御手段と
からなることを特徴とする電源供給アダプタである。
【0010】請求項7に記載の発明は、電源供給アダプ
タと2端子で接続されうる電子機器において、電源供給
アダプタから発信される信号を受信する信号受信手段
と、信号受信手段に受信された信号に基づいて制御する
制御手段と、電源供給アダプタから供給される電源を切
断するスイッチ手段とからなることを特徴とする電子機
器である。
【0011】請求項10に記載の発明は、電源供給アダ
プタと2端子で接続されうる電子機器において、信号を
電源供給アダプタへ発信する信号発信手段と、信号発信
手段を制御する制御手段と、電源供給アダプタから供給
される電源を切断するスイッチ手段とからなることを特
徴とする電子機器である。
【0012】請求項14に記載の発明は、交流電源と接
続され、所定の直流電源電圧を発生する電源供給アダプ
タと、電源供給アダプタと電子機器とが2端子で接続さ
れる信号伝送システムにおいて、電源供給アダプタは、
小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
電力モードとを切り替え可能な電源部と、電源部から出
力される電流を検出する電流検出手段と、電子機器から
発信される信号を受信する第1の信号受信手段と、電流
検出手段で検出された電流が基準以下の場合、電源部を
小電力モードで動作させると共に、信号受信手段を動作
させるようにした第1の制御手段とを有し、電子機器
は、信号を電源供給アダプタへ発信する第2の信号発信
手段と、第2の信号発信手段を制御する第1の制御手段
と、電源供給アダプタから供給される電源を切断するス
イッチ手段とを有することを特徴とする信号伝送システ
ムである。
【0013】請求項17に記載の発明は、交流電源と接
続され、所定の直流電源電圧を発生する電源供給アダプ
タと、電源供給アダプタと電子機器とが2端子で接続さ
れる信号伝送システムにおいて、電源供給アダプタは、
小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
電力モードとを切り替え可能な電源部と、電源部から出
力される電流を検出する電流検出手段と、信号を電子機
器へ発信する第1の信号発信手段と、電流検出手段で検
出された電流が基準以下の場合、電源部を小電力モード
で動作させると共に、信号発信手段を動作させるように
した第1の制御手段とを有し、電子機器には、電源供給
アダプタから発信される信号を受信する第2の信号受信
手段と、信号受信手段に受信された信号に基づいて制御
する第2の制御手段と、電源供給アダプタから供給され
る電源を切断するスイッチ手段とを有することを特徴と
する信号伝送システムである。
【0014】このように、ACアダプタとセットとを+
端子と−端子の2つの端子で接続しても信号を発信およ
び受信することができる。ACアダプタから現在のAC
アダプタの状態を意味する信号を伝送することによっ
て、その信号を受信したセットは、ACアダプタの状態
にあうように状態を制御する。また、セットから現在の
セットの状態を意味する信号を伝送することによって、
その信号を受信したACアダプタは、セットの状態にあ
うように電圧電流を出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用さ
れた実施形態の概略的構成を示す。商用電源が接続可能
なコンセント1と結合されたACアダプタ2と、セット
3とが接続される。この図1では、セット3の一例とし
て、携帯用電話機が用いられている。セット3には、負
荷回路4が含まれる。この負荷回路4には、二次電池が
含まれる。
【0016】説明を容易とするために、この発明の基本
的な通信方法を図2を用いて説明する。この図2は、A
Cアダプタ2の出力段とセット3の入力段の一例の概略
図である。ACアダプタ2の出力段は、負荷停止検出回
路11、信号受信/発信回路12および制御回路13か
ら構成され、負荷回路4の入力段は、電源状態検出回路
14、信号受信/発信回路15および制御回路16から
構成される。
【0017】入力端子T1およびT2を介して商用電源
から作られた直流の電圧電流が供給される。負荷停止検
出回路11では、負荷、すなわちセット3が接続されて
いるか、否かが検出される。信号受信/発信回路12で
は、負荷停止検出回路11を介してセット3からの信号
を受信する、または負荷停止検出回路11を介してセッ
ト3へ信号が発信される。制御回路13では、受信した
信号または発信した信号に応じてACアダプタ2が制御
される。
【0018】出力端子T3およびT4を介して負荷回路
4へ電圧電流が供給される。電源状態検出回路14で
は、ACアダプタ2から電源の供給が停止されたか、ま
たは電圧電流が変化したかが検出される。信号受信/発
信回路15では、ACアダプタ2から信号を受信する、
またはACアダプタ2へ信号が発信される。制御回路1
6では、受信した信号または発信した信号に応じてセッ
ト3が制御される。
【0019】このときの動作を説明する。まず、セット
3は、負荷接続を一時切り離す。ACアダプタ2は、セ
ット3の負荷が停止したことを検出する。この検出によ
って、ACアダプタ2では、信号を受信または発信でき
る状態(小電力モード)に切り替えられる。ACアダプ
タ2とセット3とは、信号を通信する。
【0020】また、ACアダプタ2は、電源供給後、電
源供給を一時停止する。セット3は、電源供給が停止し
たことを検出する。セット3では、負荷を停止し、信号
を受信または発信できる状態(小電力モード)に切り替
えられる。ACアダプタ2とセット3とは、信号を通信
する。
【0021】信号伝送する方向は、セット3、ACアダ
プタ2からセット負荷一時停止および電源供給一時停止
させることによってわかる。この動作により信号を通信
する。
【0022】この発明が適用された信号伝送システムの
いくつかの例について説明する。図3は、第1の例の概
略的なブロック図を示す。ACアダプタ2は、スイッチ
回路43がオン状態であるので、大電力回路44で動作
する。このとき、電流検出回路41において、セット3
のスイッチ回路46のオフ状態が検出された場合、スイ
ッチ回路43をオフ状態とし、ACアダプタ2は、小電
力回路42のみで動作する。ACアダプタ2がこの小電
力回路42のみで動作するとき、セット3の信号発信回
路47から信号が発信される。その信号を信号受信回路
45で受信し、受信した信号に応じてACアダプタ2が
制御される。
【0023】ここで、大電力回路44は、図4に示すよ
うに、一例として5V/1Aの電圧電流を出力し、小電
力回路42は、5V/10mAの電圧電流を出力する。
そして、電流検出回路41において、検出される電流が
20mA以下になると、スイッチ回路44がオフ状態で
ある、または無負荷に近い状態であると判断し、スイッ
チ回路43をオフ状態とし、小電力回路42のみで動作
するようにする。そして、信号発信回路47から信号が
発信され、信号受信回路45で受信される。
【0024】この発明が適用された信号伝送システムの
第2の例の概略的なブロック図を図5に示す。ACアダ
プタ2は、スイッチ回路164がオン状態であり、大電
力回路163で動作する。ここで、スイッチOFF信号
発信回路166によって制御された、小電力回路162
および大電力回路163からセット3のスイッチ回路1
67をオフ状態とするための信号が発信される。その信
号を検出回路168で検出し、スイッチ回路167がオ
フ状態とされる。そして、ACアダプタ2では、スイッ
チ回路167がオフ状態となったことが電流検出回路1
61で検出され、電流検出回路161によって、スイッ
チ回路164がオフ状態とされる。すなわち、小電力回
路162のみの動作となる。また、電流検出回路161
でスイッチ回路167がオフ状態となったことが検出さ
れた場合、信号発信回路165によって制御された、小
電力回路162からセット3に対して信号が発信され
る。
【0025】この発明が適用された信号伝送システムの
第3の例の概略的なブロック図を図6に示す。ACアダ
プタ2は、小電力回路202で動作し、スイッチOFF
信号を発信する。そして、電流検出回路201では、セ
ット3のスイッチ回路207のオフ状態が検出される。
この状態からセット3の信号発信回路206は、スイッ
チ回路207のオン/オフ動作を繰り返すように制御す
ることにより、信号を発信させる。その信号を信号受信
回路205で受信すると、スイッチ回路204がオフ状
態からオン状態へ切り替えられる。すなわち、ACアダ
プタ2は、セット3からの信号で小電力モードから大電
力モードへ切り替えられる。
【0026】この発明が適用された信号伝送システムの
第4の例の概略的なブロック図を図7に示す。ACアダ
プタ2は、小電力回路211で動作し、ACアダプタ2
から信号を発信する。このとき、信号発信確認検出回路
212では、発信した信号が正確に発信しているか判断
される。そして、信号がないと判断された場合、タイマ
回路213の所定の時間Δtを経過した後、ストップ回
路214によって制御され、小電力回路211の動作は
停止される。このとき、セット3でも信号発信確認検出
回路215によって、信号が発信されたか否かが検出さ
れる。
【0027】この発明が適用された信号伝送システムの
第5の例の概略的なブロック図を図8に示す。この第5
の実施形態では、ACアダプタ2またはセット3の一方
が信号を発信し、他方が信号を受信する状態になってい
る。このとき、先に信号を発信した方が信号を発信する
優先権を有する。しかし、優先権を有しない方が信号を
発信することにより優先権を有することができる。具体
的には、小電力回路221で動作し、通信モード発信/
受信回路222において図7中のaに示すように信号を
発信する。また、ACアダプタ2に優先権がある場合、
セット3からスイッチ回路224のオン/オフ動作によ
って図7中のbに示すように信号が発信された場合、優
先権がセット3に移る。そして、通信モード発信/受信
回路223からACアダプタ2へ信号が発信される。
【0028】上述した図2に示す、この発明の基本的な
通信方法に対応した第1の実施形態を図10に示す。A
Cアダプタ2では、電源モードA回路21および電源モ
ードB回路22によって、セット3に供給する電圧電流
が制御される。スイッチOFF検出回路23では、セッ
ト3のスイッチ回路28がオフされたか否かが検出され
る。その検出結果は、信号受信回路24および切り替え
回路26へ供給される。信号受信回路24では、スイッ
チOFF検出回路23からの検出結果と、セット3から
伝送される信号とが受信される。信号発信回路25で
は、信号部27から供給された信号に応じて信号をセッ
ト3および切り替え回路26へ供給する。切り替え回路
26では、スイッチOFF検出回路23からの検出結果
と、信号発信回路25からの信号とに応じて、電源モー
ドA回路21および電源モードB回路22を切り替える
制御が行われる。
【0029】セット3では、ACアダプタ2から伝送さ
れた信号が、モード検出回路32へ供給される。モード
検出回路32では、伝送された信号から通信モードか電
源供給モードのいずれかが検出されると共に、その信号
が受信回路33へ供給される。受信回路33では、供給
された信号が端子34を介して制御部へ供給される。
【0030】モード検出回路32で検出されたモードに
応じて、このセット3は、動作する。まず、電源供給モ
ードの場合、スイッチ回路28がオン状態となり、出力
端子T3およびT4を介して、電源がセット側に供給さ
れる。通信モードの場合、ストップ回路29から出力さ
れる指示は、スイッチ回路28および信号発信回路30
へ供給される。この指示に応じてスイッチ回路28をオ
フ状態とする。また、信号発信回路30では、ストップ
回路29からの指示と、信号部31からの信号とに応じ
て信号が発信される。
【0031】通信モードにおいて、セット3からACア
ダプタ2へ通信を行う場合、ACアダプタ2は、セット
3のスイッチ回路28のオフ状態を検出する。スイッチ
回路28のオフ状態を検出した場合、ACアダプタ2
は、通信できる電源モードに切り替えた後、信号を発信
する。
【0032】ACアダプタ2から通信を行う場合、セッ
ト3およびACアダプタ2の一時停止または電圧変化を
検出する。スイッチ回路28をオフ状態とし、ACアダ
プタ2およびセット3をそれぞれ通信モードに切り替え
る。
【0033】上述した図3の第1の例の概略的な構成か
らなる第2の実施形態を図11に示す。ACアダプタ2
では、スイッチ回路54がオン状態となり、大電力回路
53が動作する。このとき、電流検出回路51におい
て、セット3のスイッチ回路64のオフ状態が検出され
た場合、スイッチ回路54をオフ状態とし、ACアダプ
タ2は、小電力回路52のみで動作する。また、電流検
出回路51の検出結果は、受信回路55にも供給され
る。受信回路55では、供給された信号によって、スイ
ッチ回路64がオフ状態であると判断すると、受信状態
となり、セット3からの信号を受信すると制御回路56
へ信号を供給する。
【0034】セット3では、制御回路62によって、ス
トップ回路63を制御することにより、スイッチ回路6
4がオフ状態とされる。スイッチ回路64をオフ状態と
した後に、制御回路62は、信号発信回路65を制御す
ることにより、スイッチ回路66のオン/オフ動作を制
御する。このスイッチ回路66のオン/オフ動作を制御
することにより、定電圧定電流を流すための負荷回路6
7をオン/オフすることとなり、信号が生成される。ス
イッチ回路66のオン/オフ動作により生成される信号
を受信回路61において受信し、受信した信号は、制御
回路62へ供給される。制御回路62では、供給された
信号に応じて信号発信回路65を介して、スイッチ回路
66のオン/オフ動作が制御される。また、制御回路6
2は、信号の有無の確認により全動作をストップさせる
ための信号を発信する。
【0035】上述した図3の第1の例の概略的な構成か
らなる第3の実施形態を図12に示す。ACアダプタ2
は、小電力回路72および/または大電力回路73で動
作する。入力端子T1と接続された電流検出回路71で
検出された電流の検出結果は、ストップ回路74へ供給
される。このACアダプタ2では、小電力回路72およ
び大電力回路73が制御され、電圧電流が出力される。
【0036】受信回路75では、セット3から伝送され
る信号が受信される。受信された信号は、ストップ回路
74および信号分析回路76へ供給される。ストップ回
路74では、電流検出回路71からの検出結果と、受信
回路75からの信号とに基づいて大電力回路73の動作
を停止させる。信号分析回路76では、供給された信号
の分析が行われ、分析結果は、スイッチ制御回路79お
よびメモリ信号77へ供給される。
【0037】スイッチ制御回路79では、供給された分
析結果に基づいてスイッチ回路80が切り替えられる。
スイッチ回路80には、ACアダプタAモード81、A
CアダプタBモード82および充電モード83から制御
信号が供給される。その中から適宜選択された制御信号
は、小電力回路72および大電力回路73へ供給され
る。小電力回路72および大電力回路73は、供給され
た制御信号に応じて動作される。
【0038】充電モード83と結合される充電メモリ8
4では、充電モードの状態が記憶される。充電モードが
記憶されると、メモリ信号77へ信号が供給される。メ
モリ信号77では、信号分析回路76からの分析結果
と、充電メモリ84からの信号とに基づいて信号が生成
される。生成された信号は、信号発信回路78へ供給さ
れる。信号発信回路78では、供給された信号に基づい
て信号が発信される。
【0039】信号受信回路91では、ACアダプタ2か
ら伝送される信号が受信される。受信された信号は、信
号分析回路92において分析される。その分析結果は、
表示部93、ON/OFF回路94および選定回路97
へ供給される。表示部93では、例えば液晶ディスプレ
イによって分析結果が表示され、ユーザに現在のモード
が知らされる。また、表示部の一例として、液晶ディス
プレイとしたが、音声によって知らせるようにしても良
い。
【0040】選定回路97では、供給された分析結果に
基づいてスイッチ回路98を切り替えるための信号がス
イッチ回路98へ供給される。スイッチ回路98では、
選定回路97によって適宜選択された信号がスイッチO
FF回路104および信号発信回路106へ供給され
る。温度検出回路99では、例えば二次電池(図示しな
い)の温度が検出され、検出結果がスイッチ回路98を
介して信号発信回路106へ供給される。
【0041】充電モード100では、セット3が充電モ
ードに設定されていることがスイッチ回路98を介して
信号発信回路106へ供給される。ACアダプタモード
101では、セット3がACアダプタモードに設定され
ていることがスイッチ回路98を介して信号発信回路1
06へ供給される。
【0042】電圧検出電流検出回路102では、電圧お
よび電流が検出される。検出された電圧および電流が電
圧電流回路103へ供給される。電圧電流回路103で
は、現在の電圧をΔVだけ高くなるようにスイッチ回路
98を介して信号が信号発信回路106へ供給される。
同様に、現在の電流をΔIだけ高くなるようにスイッチ
回路98を介して信号が電圧電流回路103から信号発
信回路106へ供給される。信号発信回路106では、
スイッチ回路98を介して供給された信号に応じた信号
が発信される。
【0043】電圧検出回路105では、供給される電圧
が検出される。その検出結果は、スイッチOFF回路1
04へ供給される。スイッチOFF回路104では、ス
イッチ回路98からの信号と、電圧検出回路105から
の検出結果とからスイッチ回路96をオフ状態とするた
めの信号が制御回路95へ供給される。制御回路95で
は、ON/OFF回路94からの信号と、スイッチOF
F回路からの信号とに基づいてスイッチ回路96を制御
するための制御信号がスイッチ回路96へ供給される。
スイッチ回路96では、制御回路95からの制御信号に
応じてスイッチ回路96のオン/オフ動作が制御され
る。
【0044】上述した図3の第1の例の概略的な構成か
らなる第4の実施形態を図13に示す。この図13は、
ACアダプタ2およびセット3の制御部分にマイコン
(マイクロコンピュータ)を用いたものである。
【0045】ACアダプタ2は、小電力回路112およ
び/または大電力回路113で動作する。入力端子T1
と接続された電流検出回路111で検出された電流の検
出結果は、ストップ回路114およびマイコン116へ
供給される。受信回路115では、セット3からの信号
が受信される。受信した信号は、マイコン116へ供給
される。マイコン116では、供給された検出結果と、
信号とからACアダプタ2を制御するために、制御信号
をストップ回路114、各モード動作回路117および
信号発信回路119へ供給される。ストップ回路114
は、電流の検出結果と、マイコン116からの制御信号
に基づいて、大電力回路113の動作を停止するように
制御する。
【0046】各モード動作回路117では、マイコン1
16からの制御信号に応じたモードでこのACアダプタ
2を動作させるために、制御回路118へ信号を供給す
る。制御回路118は、その信号に応じて小電力回路1
12および大電力回路113を制御する。信号発信回路
119では、マイコン116からの制御信号に応じて信
号が伝送される。
【0047】セット3は、信号受信回路121におい
て、ACアダプタ2から伝送された信号が受信される。
信号受信回路121では、受信した信号を信号分析回路
92へ供給する。信号分析回路122では、供給された
信号が分析され、その分析結果は、マイコン123へ供
給される。電圧検出回路124では、検出された電圧の
検出結果がマイコン123へ供給される。電圧検出・電
流検出回路125では、現在の電圧および電流が検出さ
れる。検出された電圧および電流は、マイコン123へ
供給される。
【0048】温度検出回路126では、例えば二次電池
(図示しない)の温度が検出される。検出された温度
は、マイコン123へ供給される。ACアダプタモード
127では、セット3が現在ACアダプタ2から電圧電
流が供給されるACアダプタモードとなっている場合、
マイコン123へその旨を意味する信号を供給する。充
電モード128では、セット3が現在二次電池を充電す
る充電モードとなっている場合、マイコン123へその
旨を意味する信号を供給する。
【0049】マイコン123では、供給された信号に基
づいて制御信号が信号発信回路129および制御回路1
30へ供給される。信号発信回路129では、マイコン
123からの制御信号に応じて信号が発信する。制御回
路130では、マイコン123からの制御信号に応じて
スイッチ回路131のオン/オフ動作を制御する信号が
出力する。
【0050】上述した図11、図12および図13の構
成の動作を説明するためのフローチャートを図14およ
び図15に示す。まず、ACアダプタ2の動作を図14
のフローチャートを用いて説明する。ステップS1で
は、電流が検出される。ステップS2では、検出された
電流がスイッチ回路がオフ状態の時の電流か否かが判断
され、スイッチ回路がオフ状態であると判断された場
合、ステップS3へ制御が移り、スイッチ回路がオン状
態であると判断された場合、ステップS1へ制御が戻
る。
【0051】ステップS3では、スイッチ回路がオフ状
態であると判断されたので、ACアダプタ2を小電力モ
ードで動作させる。ステップS4では、ACアダプタ2
を信号受信モードとする。ステップS5では、信号を受
信したか否かが判断され、信号を受信したと判断した場
合、ステップS6へ制御が移り、信号を受信していない
と判断した場合、ステップS4へ制御が戻る。ステップ
S6では、受信した信号の分析が行われる。
【0052】ステップS7では、分析された結果に応じ
てモードの選定が行われ、充電用の電圧電流を出力する
場合、ステップS8へ制御が移り、ACアダプタAに設
定される電圧電流を出力する場合、ステップS9へ制御
が移り、ACアダプタBに設定される電圧電流を出力す
る場合、ステップS10へ制御が移り、電圧電流を制御
して出力する場合、ステップS11へ制御が移る。ステ
ップS8では、ACアダプタ2がセット3の二次電池を
充電するための電圧電流を出力する充電モードに設定さ
れる。
【0053】ステップS9では、ACアダプタ2がセッ
ト3に対してACアダプタとして電圧電流を出力するA
CアダプタAモードに設定される。ステップS10で
は、ACアダプタ2がセット3に対してACアダプタと
して電圧電流を出力するACアダプタBモードに設定さ
れる。このとき、ACアダプタAモードとACアダプタ
Bモードとは、共にセット3に電圧電流をACアダプタ
として供給するモードであるが、例えば電圧の値および
/または電流の値が異なるモードである。
【0054】ステップS11では、ACアダプタ2がセ
ット3に対して制御した電圧電流の値を出力する制御モ
ードに設定される。この一例では、この制御モードは、
電圧電流を高くする。具体的には、このモードが設定さ
れると、電圧はΔVだけ高くされ、ACアダプタ2から
セット3へ出力され、同様に電流はΔIだけ高くされ、
ACアダプタ2からセット3へ出力される。ステップS
12では、設定されたモードに応じて大電力回路および
/または小電力回路が制御される。そして、制御はステ
ップS1へ戻る。
【0055】次に、セット3の動作を図15のフローチ
ャートを用いて説明する。ステップS21では、セット
3の制御回路が動作する。ステップS22では、スイッ
チ回路をオン状態からオフ状態へ切り替えられる。ステ
ップS23では、信号発信回路を動作させる。ステップ
S24では、スイッチ回路のオン/オフ動作が切り替え
られ、信号が発信される。ステップS25では、発信し
た信号が受信回路で受信される。ステップ26では、受
信された信号の有無が判断され、信号があると判断され
た場合、ステップS25へ制御が戻り、信号がないと判
断された場合、ステップS27へ制御が移る。ステップ
S27では、セット3の全回路の動作を停止させる。こ
の実施形態では、制御回路を動作させた後、スイッチ回
路をオフ状態とし、信号発信回路を動作しているが、最
初から信号発信回路を動作するようにしても良い。すな
わち、フローチャートをステップS23から始まるよう
にしても良い。
【0056】ここで、セット3から信号を発信する信号
発信回路の詳細な回路図を図16に示す。ACアダプタ
2では、小電力/大電力回路141が制御回路142に
よって制御され、まず小電力で動作される。セット3の
信号発信部を説明する。NPN型のトランジスタ144
のコレクタは、ツェナーダイオード147のカソードと
接続され、そのエミッタは、抵抗144を介して接地さ
れ、そのベースは、NPN型のトランジスタ145のコ
レクタと接続される。トランジスタ145のベースは、
トランジスタ144のエミッタと接続され、そのエミッ
タは、接地される。ツェナーダイオード147のアノー
ドと、PNP型のトランジスタ149のエミッタとの間
に抵抗148が挿入される。トランジスタ149のエミ
ッタ、ベース間に抵抗150が挿入される。トランジス
タ149のコレクタは、トランジスタ145のコレクタ
と接続され、そのベースは、抵抗151を介してNPN
型のトランジスタ152のコレクタと接続される。トラ
ンジスタ152のエミッタは、接地される。
【0057】そして、ツェナーダイオード147のカソ
ードと接地との間に定電圧回路153および回路154
が直列に挿入される。定電圧回路153は、5〜7mA
の電流が流れる3Vのレギュレータとする。回路154
は、例えば二次電池および携帯用電話機などの回路であ
る。
【0058】図17Aに示す信号が、トランジスタ15
2のベースに供給される。トランジスタ152のベース
に供給される信号がオン状態となると、トランジスタ1
49、そしてトランジスタ144がオン状態となる。ト
ランジスタ152のベースに供給される信号がオフ状態
となると、トランジスタ149、そしてトランジスタ1
44がオフ状態となる。このように、トランジスタ15
2のベースにオン/オフの信号を供給し、トランジスタ
152をオン/オフすることで、トランジスタ144を
オン/オフすることができる。
【0059】このとき、例えばツェナーダイオード14
7が3Vでオン状態となる場合、図17Bに示すよう
に、トランジスタ152がオン状態のときに、3Vとな
り、オフ状態のときに5Vとなる。そして、トランジス
タ144を出力電圧分オン状態とさせる。図17Cに示
すように、トランジスタ152がオン状態となり、トラ
ンジスタ149がオン状態となる。このとき、トランジ
スタ144および145には、ツェナーダイオード14
7までの電流I1 (小電力モード)より定電流が大きい
ので、ツェナーダイオード147の電圧V1 まで流れ
る。よって、トランジスタ152のオン/オフ動作をす
ることで、図17Bに示す信号をつくることができる。
【0060】一例として、図17Bの信号をセット3か
ら発信し、ACアダプタ2の受信回路143で受信す
る。受信した信号は、制御回路142へ供給される。制
御回路142は、小電力/大電力回路141を制御し、
大電力で動作するように切り替える。
【0061】上述した図5の第2の例の概略的な構成か
らなる第5の実施形態を図18に示す。ACアダプタ2
は、スイッチ回路174をオン状態とし、小電力回路1
72および大電力回路173で動作する。セット側のス
イッチ回路184をオフ状態とするためのスイッチOF
F信号がスイッチOFF信号回路180からスイッチO
FF確認回路175、信号発信確認回路177および小
電力回路172へ供給される。このとき、小電力回路1
72からスイッチ回路184をオフ状態とするためのス
イッチOFF信号が発信される。信号発信確認回路17
7では、スイッチOFF信号回路180から信号が供給
された後に、小電力回路172からスイッチ回路184
をオフ状態にする信号が発信されたことが確認される。
その信号を受けてセット3のスイッチOFF信号回路1
83がオフ状態となると、そのオフ状態が電流検出回路
171によって、検出される。
【0062】スイッチOFF確認回路175では、スイ
ッチOFF信号回路180からの信号が供給された後、
電流検出回路171において、オフ状態が検出される
と、スイッチ回路174、信号発信回路176およびタ
イマ回路178へ信号が供給される。その信号が供給さ
れたスイッチ回路174は、オフ状態となる。すなわ
ち、ACアダプタ2は、小電力回路172のみで動作す
る。タイマ回路178では、所定の時間の後、ストップ
回路179へ信号が供給される。タイマ回路178から
の信号が供給されたストップ回路179は、小電力回路
172および大電力回路173の動作を停止するための
信号をそれぞれに供給する。信号発信回路176では、
信号を発信するために、信号発信確認回路177へ信号
を供給する。信号発信確認回路177では、信号発信回
路176からの信号と、スイッチOFF信号回路180
からの信号とに基づいて、信号を発信すると共に、その
信号を発信したことが確認される。
【0063】セット3では、電流検出回路181におい
て電流が検出され、検出された電流はスイッチOFF確
認回路182へ供給される。また、電圧検出回路185
において電圧が検出され、検出された電圧はスイッチO
FF確認回路182へ供給される。スイッチOFF信号
回路183では、ACアダプタ2からスイッチ回路18
4をオフ状態とするための信号が受信され、その信号を
スイッチOFF確認回路182へ供給すると共に、スイ
ッチ回路184をオフ状態とする。スイッチ回路184
では、電流検出回路181からの電流と、電圧検出回路
185からの電圧と、スイッチOFF信号回路183か
らの信号とから、スイッチ回路184がオフ状態である
ことが確認される。
【0064】スイッチ回路184がオフ状態であること
が確認されると、スイッチOFF確認回路182から信
号受信回路186へ信号が供給される。これは、スイッ
チ回路184がオフ状態となったことを電流検出回路1
71が検出した場合、ACアダプタ2は、小電力動作と
した後、信号が発信される。その信号をスイッチOFF
確認回路182からの信号の後に受信すると、信号受信
回路186は、制御回路187および処理回路188へ
信号が供給される。制御回路187では、供給された信
号に応じた制御が行われる。例えば、セット3からさら
に信号を発信するための信号発信回路189などに信号
が供給される。処理回路188では、セット側の電源部
の温度または二次電池充電容量などの表示および電圧電
流の制御の切り替えが行われる。
【0065】上述した図18の構成の動作を説明するた
めのフローチャートを図19、図20および図21に示
す。ステップS31では、ACアダプタ2が動作する。
ステップS32では、スイッチ回路184をオフ状態と
するためのスイッチOFF信号がACアダプタ2からセ
ット3へ発信される。ステップS33では、スイッチ回
路184のオフ状態を検出するために電流検出回路17
1において電流が検出される。ステップS34では、検
出された電流が規準以下か否かが判断され、規準以下と
判断された場合、スイッチ回路184がオフ状態と判断
するのでステップS35へ制御が移り、規準より大きい
と判断された場合、スイッチ回路184がオン状態と判
断するのでステップS39へ制御が移る。
【0066】ステップS35では、スイッチ回路174
がオフ状態とされる。すなわち、ACアダプタ2は、大
電力回路173がオフ状態となり、小電力回路172が
オン状態となる。ステップS36では、ACアダプタ2
からセット3へ信号が発信される。ステップS37で
は、発信された信号が確認される。ステップS38で
は、ACアダプタ2から発信される信号の有無が判断さ
れ、信号があると判断された場合、ステップS31へ制
御が戻り、信号がないと判断された場合、ステップS3
9へ制御が移る。
【0067】ステップS39では、タイマによって、時
間Δtの間遅延され、ステップS40へ制御が移る。ス
テップS40では、大電力回路173がオフ状態とさ
れ、ステップS31へ制御が戻る。
【0068】この図19のフローチャートでは、ステッ
プS34において、スイッチ回路184がオン状態と判
断した場合、ステップS39へ制御が移るが、ステップ
S32へ制御が移るようにしても良い。これは、接続が
不完全な場合、遅れが出るときのために、所定の回数だ
けチェックするようにしても良い。
【0069】また、このフローチャートでは、ステップ
S34において、スイッチ回路184がオフ状態と判断
した場合、ステップS35へ制御が移るが、ステップS
36へ制御が移るようにしても良い。
【0070】さらに、このフローチャートでは、ステッ
プS38において、信号がないと判断した場合、ステッ
プS39へ制御が移るが、ステップS36へ制御が移る
ようにしても良い。
【0071】セット3のスイッチ回路をオフ状態とする
ために、ACアダプタ2から信号を発信する一実施形態
のフローチャートを図20および図21に示す。ステッ
プS41では、スイッチ回路をオフ状態とするため、A
Cアダプタ2からスイッチOFF信号を発信する。ステ
ップS42では、小電力回路のみで動作し、小電力モー
ドにする信号を伝送する。ステップS43では、発信さ
れた信号がセット3で受信される。ステップS44で
は、スイッチ回路がオフ状態とされる。
【0072】この一実施形態では、ステップS41の制
御の後、ステップS42へ制御が移るようにしている
が、点線で示すステップS53へ制御が移るようにして
も良い。この場合、ステップS53では、スイッチ回路
がオフ状態とされる。ステップS54では、ACアダプ
タ2が小電力回路のみで動作する小電力モードにされ
る。
【0073】ステップS45では、スイッチ回路のオフ
状態を検出するために、電流検出回路によって電流が検
出される。ステップS46では、検出された電流が基準
以下か否かが判断され、電流が基準より大きいと判断さ
れた場合、ステップS47へ制御が移り、基準以下と判
断された場合、ステップS49へ制御が移る。すなわ
ち、電流検出回路によって検出された電流を判断するこ
とで、スイッチ回路のオン/オフ状態が判断される。
【0074】ステップS47では、ステップS46の制
御が所定回数n以下か否かが判断され、所定回数n以下
の場合、ステップS41へ制御が戻り、所定回数nより
大きい場合、ステップS48へ制御が移る。すなわち、
スイッチ回路の接続が不完全な場合を考え、所定回数n
の回数だけ繰り返す。ステップS48では、ACアダプ
タ2から出力される電源が停止される。
【0075】ステップS49では、スイッチ回路がオフ
状態となった旨を知らせる信号が発信される。ステップ
S50では、発信した信号を受信し、信号が発信された
ことが確認される。ステップS51では、確認された信
号が発信した信号か否かが判断され、発信した信号であ
ると判断された場合、ステップS61へ制御が移り、発
信した信号でないと判断された場合、ステップS52へ
制御が移る。
【0076】ステップS52では、ステップS51の制
御が所定回数m以下か否かが判断され、所定回数m以下
の場合、ステップS49へ制御が戻り、所定回数mより
大きい場合、ステップS48へ制御が移る。すなわち、
信号の発信の遅れなどを考え、所定回数mの回数だけ繰
り返す。
【0077】ステップS61では、伝送された信号がセ
ット側で受信される。ステップS62では、充電量が表
示され、ステップS63では、ACアダプタ2のパワー
が表示され、ステップS64では、電圧電流が表示され
る。
【0078】この一実施形態では、ステップS61の制
御の後、ステップS62へ制御が移るが、ステップS7
0に制御が移るようにしても良いし、ステップS62、
S63、S64と平行にステップS70の制御を行うよ
うにしても良い。この場合、ステップS70では、使用
している間の時間がタイマ表示される。
【0079】ステップS65では、セット3のスイッチ
回路がオン状態とされる。ステップS66では、スイッ
チ回路のオン状態を検出するために、電流検出回路によ
って電流が検出される。ステップS67では、検出され
た電流が基準以上か否かが判断され、電流が基準以上と
判断された場合、ステップS68へ制御が移り、基準よ
り小さいと判断された場合、ステップS69へ制御が移
る。すなわち、電流検出回路によって検出された電流を
判断することで、スイッチ回路のオン/オフ状態が判断
される。
【0080】ステップS68では、ACアダプタ2が大
電力回路で動作する大電力モードとされ、ステップS4
1へ制御が戻る。ステップS69では、ステップS67
の制御が所定回数k以下か否かが判断され、所定回数k
以下の場合、ステップS49へ制御が戻り、所定回数k
より大きい場合、ステップS48へ制御が移る。すなわ
ち、スイッチ回路の接続が不完全な場合を考え、所定回
数kの回数だけ繰り返す。そして、ステップS48へ制
御が移る。
【0081】ここで、図22、図23および図24を用
いて、ACアダプタ2から発信するスイッチOFF信号
を説明する。ACアダプタ2では、スイッチ回路194
をオフ状態とするために、スイッチOFF信号回路19
2からスイッチOFF信号を定電流定電圧回路191へ
供給する。この定電流定電圧回路191の電圧電流特性
の一例を図19に示す。一例として、この図19中に示
す、特性aは5V/1Aとし、特性bは3V/1Aと
し、特性cは3V/1.5Aとする。そして、定電流定
電圧回路191では、例えば図20Aに示すような所定
の信号がスイッチOFF信号として出力される。このス
イッチOFF信号が検出回路193で検出された場合、
スイッチ回路194は、オフ状態とされる。そして、ス
イッチ回路194がオフ状態になると、定電流定電圧回
路191から図20Bに示すような所定の信号が出力さ
れる。
【0082】上述した第3の例の概略的な構成からなる
図6の動作を図25および図26のフローチャートを用
いて説明する。まず、図25に示すACアダプタ2の動
作のフローチャートは、例えば最初のAC入力時に動作
するものである。ステップS71では、セット3のスイ
ッチ回路をオフ状態にする信号が発信される。ステップ
S72では、電流検出回路において、電流が検出され
る。ステップS73では、検出された電流が基準以下か
否かが判断され、電流が基準以下と判断された場合、ス
イッチ回路がオフ状態と判断されるのでステップS74
へ制御が移り、基準より大きいと判断された場合、スイ
ッチ回路がオフ状態ではないと判断されるのでステップ
S72へ制御が戻る。ステップS74では、ACアダプ
タ2から信号が発信される。この信号の発信によって、
ACアダプタ2に優先権があることをセット3に知らせ
る。ステップS75では、信号の発信が停止される。ス
テップS76では、ACアダプタ2がセット3から伝送
される信号を受信できるようになされる。
【0083】そして、図26に示すセット3の動作のフ
ローチャートは、例えば二次電池の温度が上がったと
き、または直流電源が差し込まれたときに動作するもの
である。ステップS81では、スイッチ回路がオフ状態
とされる。ステップS82では、ACアダプタ2が小電
力で動作する小電力モードに切り替わったことがわか
る。ステップS83では、セット3から信号が発信され
る。この信号の発信によって、セット3に優先権がある
ことをACアダプタ2に知らせる。ステップS84で
は、信号の発信が停止される。ステップS85では、セ
ット3がACアダプタ2から伝送される信号を受信でき
るようになされる。
【0084】ACアダプタ2の入力端子T1およびT2
の前段に、スイッチングレギュレータを用いた第6の実
施形態を図27に示す。入力端子231および232か
ら商用電源が供給され、ダイオードブリッジ233を介
してトランス239の一次側の一端と接続される。ダイ
オードブリッジ233の出力の一方は、接地との間にコ
ンデンサ234が挿入され、トランス239と接続さ
れ、ダイオードブリッジ233の他方は、接地される。
ダイオード238のカソードは、トランス239の一次
側の他端と接続され、そのアドノードは、接地される。
また、ダイオード238は、FET237のソース、ド
レイン間に挿入される。FET237のゲートには、P
WM(パルス幅変調)回路26が接続され、このPWM
回路26によって、FET237がオン/オフされ、ス
イッチングが制御される。PWM回路236には、OS
C(オシレータ)回路235およびフォトカプラ253
から信号が供給される。
【0085】ダイオード240のアノードは、トランジ
スタ239の二次側のa端子と接続され、そのカソード
は、小電力回路244と接続される。ダイオード242
のアノードは、トランジスタ239の二次側のb端子と
接続され、大電力が出力され、そのカソードは、出力端
子254と接続される。また、出力端子255は接地さ
れる。トランス239の二次側のc端子には、ダイオー
ド240のカソードとの間にコンデンサ241が挿入さ
れ、ダイオード242との間にコンデンサ243が挿入
され、接地との間に電流検出回路250が挿入される。
電流検出回路250で検出された電流は、積算回路24
9へ供給される。
【0086】小電力回路244は、定電圧定電流回路に
よって構成され、小電力が出力される。電流検出回路2
45では、小電力回路244から出力される電流が検出
される。検出された電流は、小電力回路244、積算回
路248およびスイッチ制御回路251へ供給される。
電圧検出回路246では、出力端子254から出力され
る電圧が検出される。検出された電圧は、優先権検出回
路247、積算回路248および249へ供給される。
優先検出回路247では、供給された電圧にセット3か
ら伝送された信号が含まれているかが検出される。その
検出結果は、小電力回路244へ供給される。
【0087】積算回路248では、電流検出回路245
からの電流と、電圧検出回路246からの電圧とが積算
される。その積算結果は、スイッチ回路252へ供給さ
れる。積算回路249では、電流検出回路250からの
電流と、電圧検出回路246からの電圧とが積算され
る。その積算結果は、スイッチ回路252へ供給され
る。スイッチ回路252は、スイッチ制御回路251に
よって制御され、積算回路248からの積算結果および
積算回路249からの積算結果の何れか一方が選択され
る。選択された積算結果は、フォトカプラ253へ供給
される。フォトカプラ253は、供給された積算結果に
応じてPWM回路236の動作を制御する。
【0088】図27に示すスイッチングレギュレータを
用いたACアダプタ2の動作を図28のフローチャート
を用いて説明する。ステップS91では、ACアダプタ
2が大電力と小電力で動作する。ステップS92では、
積算回路249がスイッチ回路252で選択され、選択
された積算回路249からの積算結果によってフォトカ
プラ253が駆動される。ステップS93では、電流検
出回路250で電流が検出される。
【0089】ステップS94では、検出された電流が基
準以下か否かが判断され、電流が基準以下と判断された
場合、負荷が接続されていないと判断するのでステップ
S95へ制御が移り、電流が基準より大きいと判断され
た場合、負荷が接続されていると判断するのでステップ
S93へ制御が戻る。ステップS95では、スイッチ回
路252が制御される。
【0090】ステップS96では、積算回路248がス
イッチ回路252で選択され、選択された積算回路24
8からの積算結果によってフォトカプラ253が駆動さ
れる。ステップS97では、ACアダプタ2が小電力で
動作するように、PWM回路236がフォトカプラ25
3によって制御される。ステップS98では、信号が受
信される。ステップS99では、信号の有無が判断さ
れ、信号があると判断された場合、ステップS91へ制
御が戻り、信号がないと判断された場合、ステップS9
8へ制御が戻る。
【0091】小電力の出力にスイッチ回路と抵抗を並列
に挿入することによって、高インピーダンス電源を生成
する第7の実施形態を図29に示す。入力端子T1は、
小電力回路261および大電力回路262と接続され
る。小電力回路261では、小電力の電源が出力され
る。電流検出回路263では、小電力回路261からの
電流が検出れる。検出された電流は、スイッチ回路26
5およびストップ回路266へ供給される。スイッチ回
路265は、供給された電流が基準以下の場合、オフ状
態とされ、電流が基準より大きい場合、オン状態とされ
る。スイッチ回路265と並列に抵抗264が設けられ
る。ストップ回路266では、供給された電流が基準以
下の場合、大電力回路262を停止させるように制御信
号が出力され、電流が基準より大きい場合、大電力回路
262を動作させるように制御信号が出力される。
【0092】セット3では、スイッチ回路270の一方
と出力端子T3が接続され、スイッチ回路270の他方
と接地との間に、抵抗267およびコンデンサ268が
直列に挿入される。抵抗267とコンデンサ268との
接続点と上述したような、例えば信号発生回路および信
号受信回路からなる回路269が接続される。
【0093】この一実施形態では、抵抗264とスイッ
チ回路265とが、小電力回路261の出力側に設けら
れているが、大電力回路262の出力側に設けるように
しても良い。この場合、スイッチ回路が大型となる。
【0094】図29に示すACアダプタの動作を図30
に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS1
01では、ACアダプタが大電力および小電力で動作す
る。ステップS102では、電流検出回路263によっ
て電流が検出される。ステップS103では、検出され
た電流が基準以下か否かが検出され、電流が基準以下と
判断された場合、スイッチ回路270がオフ状態または
無負荷に近い状態であると判断するのでステップS10
4へ制御が移り、電流が基準より大きいと判断された場
合、スイッチ回路270がオン状態であると判断するの
でステップS102へ制御が戻る。
【0095】ステップS104では、スイッチ回路26
5がオン状態からオフ状態とされる。ステップS105
では、大電力回路262の動作が停止するように、スト
ップ回路266によって制御される。ステップS106
では、信号受信または信号発信の制御が行われる。ステ
ップS107では、大電力回路262が動作するよう
に、ストップ回路266によって制御される。ステップ
S108では、スイッチ回路165がオフ状態からオン
状態とされる。そして、ステップS101へ制御が戻
る。
【0096】信号を受信/発信するときに高インピーダ
ンスの電源を用いるようにした第8の実施形態を図31
に示す。小電力回路271および大電力回路272が動
作する。小電力回路271からの電流を検出する電流検
出回路273は、検出された電流をストップ回路274
へ供給する。ストップ回路274では、検出された電流
に基づいて小電力回路271および大電力回路272の
動作を停止する制御がなされる。定電圧回路275で
は、常に安定した電圧電流が抵抗276を介して出力さ
れる。信号受信/発信制御回路277は、ACアダプタ
2からセット3へ信号を発信し、またセット3からの信
号を受信する。
【0097】スイッチ回路281の一方は、出力端子T
3と接続され、その他方と、接地との間に抵抗278お
よびコンデンサ279が直列に挿入される。抵抗278
とコンデンサ279との接続点は、信号受信/発信制御
回路280と接続される。信号受信/発信制御回路28
0は、セット3からACアダプタ2へ信号を発信すると
共に、ACアダプタ2からの信号を受信する。ACアダ
プタ2からの信号を受信すると、信号受信/発信制御回
路280は、その信号に基づいてスイッチ回路281の
オン/オフ動作を制御する。
【0098】図31に示すACアダプタの動作を図32
に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS1
11では、小電力回路271および大電力回路272の
動作がなされる。ステップS112では、電流検出回路
273によって電流が検出される。ステップS113で
は、検出された電流が基準以下か否かが判断され、電流
が基準以下と判断された場合、スイッチ回路281がオ
フ状態である、または無負荷に近い状態であると判断す
るのでステップS144へ制御が移り、電流が基準より
大きいと判断された場合、スイッチ回路281がオン状
態であると判断するのでステップS112へ制御が戻
る。
【0099】ステップS114では、小電力回路271
および大電力回路272の動作が停止され、高インピー
ダンス電源の動作がなされる。ステップS115では、
信号受信/発信制御回路277がACアダプタ2からセ
ット3へ信号を発信すると共に、セット3からの信号を
受信する。ステップS116では、小電力回路271お
よび大電力回路272の動作がなされ、高インピーダン
ス電源の動作が停止される。そして、ステップS111
へ制御が戻る。このように、高インピーダンス電源で
は、図33に示すように、信号を伝送することができ
る。
【0100】また、2端子で接続しても通信することが
できるので専用のACアダプタか別のACアダプタかを
判別することができる。
【0101】このため、二次電池の種類およびACアダ
プタの種類に合わせて使用しても通信することによっ
て、対応するACアダプタを選定することができるため
安全である。
【0102】ACアダプタおよびセットの両者とも通信
を行うことができることにより、二次電池の容量および
温度検出のための検出信号などはACアダプタ側または
セット側のどちらか一方に用意されていれば良い。
【0103】
【発明の効果】この発明に依れば、フィルタを使用しな
くても信号を伝送することができ、コストを抑えること
ができ、ノイズに強い。
【0104】また、この発明に依れば、2端子で信号を
伝送することができ、3端子でACアダプタとセットと
を接続した場合より接続不良になる割合を少なくするこ
とができる。
【0105】さらに、この発明に依れば、ACアダプタ
側およびセット側でも電流を検出しているので、端子を
ショートしても過電流が流れることはないので、安全に
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された実施形態の概略的構成を
示す。
【図2】この発明の基本的な通信方法を説明するための
概略的なブロック図である。
【図3】この発明が適用された第1の例の概略的なブロ
ック図である。
【図4】この発明に適用される一例の電圧電流特性であ
る。
【図5】この発明が適用された第2の例の概略的なブロ
ック図である。
【図6】この発明が適用された第3の例の概略的なブロ
ック図である。
【図7】この発明が適用された第4の例の概略的なブロ
ック図である。
【図8】この発明が適用された第5の例の概略的なブロ
ック図である。
【図9】この発明に適用される通信の一例の略線図であ
る。
【図10】この発明が適用された第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【図11】この発明が適用された第2の実施形態を示す
ブロック図である。
【図12】この発明が適用された第3の実施形態を示す
ブロック図である。
【図13】この発明が適用された第4の実施形態を示す
ブロック図である。
【図14】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図15】この発明が適用されるセット側の処理の一実
施形態を示すフローチャートである。
【図16】この発明が適用される信号発信回路の説明に
用いる回路図である。
【図17】この発明を説明するための一例の略線図であ
る。
【図18】この発明が適用された第5の実施形態を示す
ブロック図である。
【図19】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図20】この発明が適用されるセット側の処理の一実
施形態を示すフローチャートである。
【図21】この発明が適用されるセット側の処理の一実
施形態を示すフローチャートである。
【図22】この発明に適用されるスイッチOFF信号を
説明するためのブロック図である。
【図23】この発明に適用されるスイッチOFF信号を
説明するための略線図である。
【図24】この発明に適用されるスイッチOFF信号を
説明するための略線図である。
【図25】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図26】この発明が適用されるセット側の処理の一実
施形態を示すフローチャートである。
【図27】この発明が適用された第6の実施形態を示す
ブロック図である。
【図28】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図29】この発明が適用された第7の実施形態を示す
ブロック図である。
【図30】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図31】この発明が適用された第8の実施形態を示す
ブロック図である。
【図32】この発明が適用されるACアダプタの処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【図33】この発明を説明するための略線図である。
【図34】従来のACアダプタとセットのシステムを示
した略線図である。
【符号の説明】
51・・・電流検出回路、52・・・小電力回路、53
・・・大電力回路、54、64、66・・・スイッチ回
路、55、61・・・受信回路、56、62・・・制御
回路、63・・・ストップ回路、65・・・信号発信回
路、67・・・負荷回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器と2端子で接続されうる電源供
    給アダプタにおいて、 小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
    電力モードとを切り替え可能な電源部と、 上記電源部から出力される電流を検出する電流検出手段
    と、 上記電子機器から発信される信号を受信する信号受信手
    段と、 上記電流検出手段で検出された上記電流が基準以下の場
    合、上記電源部を小電力モードで動作させると共に、上
    記信号受信手段を動作させるようにした制御手段とから
    なることを特徴とする電源供給アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記制御手段は、 上記信号受信手段で受信された上記信号に基づいて、上
    記電源部の小電力モードおよび/または上記大電力モー
    ドを制御するようにしたことを特徴とする電源供給アダ
    プタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 さらに、信号を上記電子機器へ発信する信号発信手段を
    有し、 上記信号受信手段は、上記信号発信手段から発信された
    信号を受信し、上記受信した信号が上記信号発信手段か
    ら発信された信号か否かを判断するようにしたことを特
    徴とする電源供給アダプタ。
  4. 【請求項4】 電子機器と2端子で接続されうる電源供
    給アダプタにおいて、 小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
    電力モードとを切り替え可能な電源部と、 上記電源部から出力される電流を検出する電流検出手段
    と、 信号を上記電子機器へ発信する信号発信手段と、 上記電流検出手段で検出された上記電流が基準以下の場
    合、上記電源部を小電力モードで動作させると共に、上
    記信号発信手段を動作させるようにした制御手段とから
    なることを特徴とする電源供給アダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項4において、 さらに、上記電源部の小電力モードおよび/または上記
    大電力モードの動作を停止させるストップ手段を設けた
    ことを特徴とする電源供給アダプタ。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4において、 さらに、高インピーダンス電源手段を備え、 上記高インピーダンス電源手段と、上記電源部とを切り
    替えて動作させ、 上記高インピーダンス電源手段が動作しているときに、
    上記信号発信手段から信号を発信するようにしたことを
    特徴とする電源供給アダプタ。
  7. 【請求項7】 電源供給アダプタと2端子で接続されう
    る電子機器において、 上記電源供給アダプタから発信される信号を受信する信
    号受信手段と、 上記信号受信手段に受信された上記信号に基づいて制御
    する制御手段と、 上記電源供給アダプタから供給される電源を切断するス
    イッチ手段とからなることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 さらに、上記制御手段によって制御され、信号を上記電
    源供給アダプタへ発信する信号発信手段を備えたことを
    特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記信号受信手段は、 上記信号発信手段から発信された信号を受信し、上記受
    信した信号が上記信号発信手段から発信された信号か否
    かを判断するようにしたことを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 電源供給アダプタと2端子で接続され
    うる電子機器において、 信号を上記電源供給アダプタへ発信する信号発信手段
    と、 上記信号発信手段を制御する制御手段と、 上記電源供給アダプタから供給される電源を切断するス
    イッチ手段とからなることを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項7または請求項10において、 さらに、温度を検出する温度検出手段を備えたことを特
    徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 さらに、上記制御手段によって制御され、上記電源供給
    アダプタから発信される信号を受信する信号受信手段を
    備えたことを特徴とする電子機器。
  13. 【請求項13】 請求項8または請求項10において、 上記制御手段は、 上記信号発信手段から発信された信号に基づいて、上記
    スイッチ手段のオン/オフ動作を制御するようにしたこ
    とを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 交流電源と接続され、所定の直流電源
    電圧を発生する電源供給アダプタと、上記電源供給アダ
    プタと電子機器とが2端子で接続される信号伝送システ
    ムにおいて、 上記電源供給アダプタは、 小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
    電力モードとを切り替え可能な電源部と、 上記電源部から出力される電流を検出する電流検出手段
    と、 上記電子機器から発信される信号を受信する第1の信号
    受信手段と、 上記電流検出手段で検出された上記電流が基準以下の場
    合、上記電源部を小電力モードで動作させると共に、上
    記信号受信手段を動作させるようにした第1の制御手段
    とを有し、 上記電子機器は、 信号を上記電源供給アダプタへ発信する第2の信号発信
    手段と、 上記第2の信号発信手段を制御する第1の制御手段と、 上記電源供給アダプタから供給される電源を切断するス
    イッチ手段とを有することを特徴とする信号伝送システ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 上記第1の制御手段は、 上記第1の信号受信手段で受信した信号に基づいて上記
    電源部の上記小電力モードおよび/または上記大電力モ
    ードの動作を制御するようにしたことを特徴とする信号
    伝送システム。
  16. 【請求項16】 請求項14において、 さらに、上記電源供給アダプタには、 信号を上記電子機器へ発信する第1の信号発信手段を有
    し、 上記電子機器には、 上記第2の制御手段によて制御され、上記電源供給アダ
    プタから発信される信号を受信する第2の信号受信手段
    とを有するようにしたことを特徴とする信号伝送システ
    ム。
  17. 【請求項17】 交流電源と接続され、所定の直流電源
    電圧を発生する電源供給アダプタと、上記電源供給アダ
    プタと電子機器とが2端子で接続される信号伝送システ
    ムにおいて、 上記電源供給アダプタは、 小電力を出力する小電力モードと、大電力を出力する大
    電力モードとを切り替え可能な電源部と、 上記電源部から出力される電流を検出する電流検出手段
    と、 信号を上記電子機器へ発信する第1の信号発信手段と、 上記電流検出手段で検出された上記電流が基準以下の場
    合、上記電源部を小電力モードで動作させると共に、上
    記信号発信手段を動作させるようにした第1の制御手段
    とを有し、 上記電子機器には、 上記電源供給アダプタから発信される信号を受信する第
    2の信号受信手段と、上記信号受信手段に受信された上
    記信号に基づいて制御する第2の制御手段と、 上記電源供給アダプタから供給される電源を切断するス
    イッチ手段とを有することを特徴とする信号伝送システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17におい
    て、 上記第2の制御手段は、 上記第2の信号受信手段で受信した信号に基づいて上記
    スイッチ手段のオン/オフ動作を制御するようにしたこ
    とを特徴とする信号伝送システム。
  19. 【請求項19】 請求項16または請求項17におい
    て、 さらに、高インピーダンス電源手段を備え、 上記高インピーダンス電源手段と、上記電源部とを切り
    替えて動作させ、 上記高インピーダンス電源手段が動作しているときに、
    上記第1の信号発信手段から信号を発信するようにした
    ことを特徴とする信号伝送システム。
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