JPH11253933A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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Publication number
JPH11253933A
JPH11253933A JP5553898A JP5553898A JPH11253933A JP H11253933 A JPH11253933 A JP H11253933A JP 5553898 A JP5553898 A JP 5553898A JP 5553898 A JP5553898 A JP 5553898A JP H11253933 A JPH11253933 A JP H11253933A
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JP
Japan
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water
filter
air
water purifier
filter medium
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Application number
JP5553898A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
Kanji Inoue
完治 井上
Koichi Negishi
公一 根岸
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維状濾過材を使用していても、水抜きが良
好に行える浄水器を提供することを課題とする。 【解決手段】 浄水器10は、カートリッジ26の内部
において、粒状活性炭からなる第1の濾過材44の上部
に繊維状活性炭からなる第2の濾過材46、47が配設
され、第2の濾過材46、47の間に焼結フィルタ45
が配設されている。第2の濾過材46、47には貫通孔
46B、47Bが設けられており、この貫通孔46B、
47Bは水の流れる方向において一直線に位置していな
い。したがって、浄水時に水が貫通孔46B、47Bの
双方を通過して濾過されないということを防ぐ。また、
水抜き時には、エアブレーク弁56から導入された空気
が貫通孔47Bを通り、焼結フィルタ45の内部を経て
貫通孔46Bを通って第1の濾過材44に到達する。し
たがって、水抜きが良好に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛇口からホースに
より送られた水を通過させて濾過処理して蛇口に戻す構
造の浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全な飲料水に対する要求が高ま
っており、水質が比較的悪い地域や時期においても効果
的に安全な飲料水が得られるように、浄水器が使われる
ようになった。
【0003】例えば、浄水カートリッジの前に設けたプ
レフィルタで水道水中の赤さび等の固形成分をこし取
り、詰まってきたらプレフィルタを新品と交換すること
で、浄水カートリッジの目詰まりを防ぐものや、活性炭
層等で水中の不純物をこし取った後で、中空糸膜等の超
細密フィルタで細菌類をこし取るものなどのフィルタ方
式の浄水器が知られている。
【0004】一方、浄水器本体と水道の蛇口とが、出水
ホース及び入水ホースで繋がっているツーウェイタイプ
の浄水器は、浄水器本体を蛇口に取付けるという制約が
ないので高性能化が図り易く、また、浄水が蛇口から得
られるので便利であり普及しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来から優れた浄水性
能を示す浄水器は多いが、濾過機能が向上するほど水道
水に含まれる赤さび等の固形成分が浄水器内部に止まる
ことになる。前記固形成分が浄水器内に長時間存在する
と、なんらかの要因で浄水器内部に侵入した細菌の養分
となり、細菌が繁殖するおそれがあった。
【0006】この対策として、浄水器に水抜き機構を設
けて、不使用時に浄水器内部から水を抜くように構成し
ている。すなわち、浄水器に水抜き弁とエアブレーク弁
を設け、浄水器内部の水圧が設定圧力よりも低下すると
水抜き弁とエアブレーク弁が開き、エアブレーク弁から
浄水器内部に空気を導入し、内部の水を水抜き弁から外
部に排出するように構成している。
【0007】このように浄水器を構成することによっ
て、不使用時に水を外部に排出し、細菌の繁殖等を防止
している。
【0008】しかしながら、濾過材として水を含むと気
密性が高まる繊維状活性炭等を使用している場合、水抜
き時に繊維状活性炭に水が吸着して空気が入り込めず、
浄水器内の水が完全に排出されないという問題があっ
た。
【0009】そこで、繊維状濾過材を使用していても水
抜きが良好に行える浄水器を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上部に空気取り込み弁、下部に水抜き弁を備えたケ
ーシングと、前記ケーシング内部に形成された水路に配
設され、含水により気密性を高める濾過材と、を備えた
浄水器において、前記濾過材に空気を通過させる通気手
段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。このような浄水器では、水抜き時に空気取り込み弁
から内部に空気を導入すると、通気手段によって空気が
濾過材を通過する。したがって、空気がケーシングの隅
々にまで到達して、残留する水を水抜き弁から良好に排
出する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記通気手段は、前記濾過材の上流側と下
流側を連通させる貫通孔であることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明の作用について説明す
る。通気手段が濾過材の上流側と下流側を連通させる貫
通孔であるため、濾過材に簡単に形成することができる
とともに、確実に空気を通過させることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、ケーシング内部に空気、水が通過可能な成
形体を備え、前記濾過材、前記成形体、前記濾過材が水
路に連続的に配設され、2枚の濾過材の貫通孔が水の流
れ方向において一直線にならないように配置されている
ことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。2枚の濾過材の貫通孔の位置を水の流れ方向におい
て一直線とならないように配置し、且つ濾過材の間に成
形体を挟んで配設することにより、浄水時に流れる水が
少なくとも一方の濾過材を通過する可能性が高くなるた
め、水が両方の濾過材の貫通孔を通って濾過されない可
能性を低減させることができる。
【0016】また、水抜き時に導入される空気は、一方
の濾過材の貫通孔を通り、成形体の内部を経て他方の濾
過材の貫通孔を通過することができる。したがって、浄
水器の水抜きが良好に行われる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3記載の発明において、水の流れによって流動する
流動性濾過材を備え、前記流動性濾過材と前記濾過材の
間に流動性濾過材を通過させないフィルタを配設したこ
とを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明の作用について説明す
る。濾過材の上流側あるいは下流側に流動性(例えば、
粒状)濾過材が配設されている場合、濾過材と流動性濾
過材の間にフィルタを配設することによって、流動性濾
過材が濾過材の貫通孔から流出することを阻止できる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記通気手段は、濾過材の上流側と下流側
を連通させる疎水性の空気通過部材であることを特徴と
する。
【0020】請求項5記載の発明の作用について説明す
る。濾過部材に上流側と下流側を連通させる空気通過部
材を設けることによって、水抜き時に空気がケーシング
の隅々まで行き渡り、水抜きが良好に行われる。
【0021】請求項6記載の発明は、上部に空気取り込
み弁、下部に水抜き弁を備えたケーシングと、前記ケー
シング内部に形成された水路に配設され、含水により気
密性を高める濾過材と、水抜き時に前記濾過材の下流側
に空気を導入する第1の空気取り込み弁と、水抜き時に
前記濾過材の上流側に空気を導入する第2の空気取り込
み弁と、を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明の作用について説明す
る。この浄水器では、水抜き時に濾過材は含水により気
密性を高めて空気を通さないが、濾過材の上流側と下流
側にそれぞれ第1、第2の空気取り込み弁から空気が直
接導入される。したがって、空気が浄水器内部の水路の
隅々にまで到達して、残留する水を水抜き弁から良好に
排出する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係る浄水
器を図1〜図5を参照して説明する。
【0024】図2に本実施形態に係る浄水器10を示
す。浄水器10の外枠を構成する円筒状の外ケース12
の底部には、樹脂材料で成形された円板状のベース材1
4が樹脂製の外ケース12に固着されている。このベー
ス材14には、図3に示すように、ベース材14の外周
寄り部分から外周側に延びる入水通路16が形成されて
いて、この入水通路16の端部には水道の蛇口60に取
付けられた蛇口ユニット部62からの出水ホース96が
接続されることになる(図1参照)。
【0025】また、このベース材14には、ベース材1
4の中央部から入水通路16と平行に外周側に延びる出
水通路22が形成されていて、この出水通路22の端部
には浄水器10により浄化された水を浄水器10より取
り出す為の入水ホース98が接続されることになる。
【0026】さらに、外ケース12及びベース材14の
下側には、リング状のゴム製の台座18が取付けられて
いる。この台座18の中空部には、不要時に入水通路1
6、出水通路22から水を抜くための水抜き弁19、2
0が形成されている。
【0027】外ケース12の内部にはカートリッジ26
が収納されている。カートリッジ26は円筒状に形成さ
れて下部側に底壁28Aが一体的に設けられた樹脂製の
カートリッジケース28を備えている。この底壁28A
には、円形に突出すると共にそれぞれ内部に流路30
A、32Aを有した嵌合凸部30、32がそれぞれ形成
されている。これらの嵌合凸部30、32は、ベース材
14の入水通路16及び出水通路22の端部に形成され
た孔部33、35にそれぞれ嵌合されている。さらに、
嵌合凸部30、32の外周面にはOリング34が装着さ
れ、水が嵌合部分より漏れないようにされている。
【0028】また、カートリッジケース28の内側下部
には、中空糸膜が多数内蔵されると共に円筒状に形成さ
れた中空糸膜モジュール36が配置されている。そし
て、この中空糸膜モジュール36は、カートリッジケー
ス28に嵌合されたブラケット40により支持され、カ
ートリッジケース28の内周面との間に環状の通水路2
9を形成している。
【0029】このカートリッジケース28内の中空糸膜
モジュール36の上部には、内部に微細な空孔を有した
リング状の焼結フィルタ42が設けられ、この焼結フィ
ルタ42の上部の円筒状の空間内には、粒状活性炭によ
り形成された第1の濾過材44、繊維状の活性炭により
形成された第2の濾過材46、焼結フィルタ45、及び
第2の濾過材47が順に配置されている。つまり、この
焼結フィルタ42によりこれら第1の濾過材44、第2
の濾過材46、47、及び焼結フィルタ45が支持され
ている。
【0030】第2の濾過材46、47は、図4に示すよ
うに、中央に後述する復水管54用の孔部46A、47
Aが形成されたリング形状であり、それぞれ上面と下面
を連通する貫通孔46B、47Bが周方向に一定間隔を
空けて(中心からみて90度ずつ間隔を空けて)4カ所
ずつ形成されている。
【0031】第2の濾過材46、47の間には、内部に
微細な空孔を有した(水、空気を通過させる)焼結フィ
ルタ45が挟まれている。この焼結フィルタ45は、中
央部分に復水管54用の孔部45Aが形成されている
が、貫通孔はない。
【0032】また、積層された第2の濾過材46、47
は、上から見た場合、図5(a)に示すように、貫通孔
46Bと貫通孔47Bの位置が45度ずつずれた状態
(以下、オフセットという)になっている。
【0033】濾過材44、46の中央部には、上下方向
に延びる復水管54が配置されている。この復水管54
の下部には貫通孔54Aが形成されている。すなわち、
第2の濾過材46を通過した水が復水管54へ落水し、
貫通孔54Aを介して円筒型に形成された中空糸膜モジ
ュール36内に水が送り込まれるようになっている。
【0034】一方、このカートリッジケース28の上部
には、樹脂製のカートリッジキャップ58がカートリッ
ジケース28に超音波接着等により固着されて、取り付
けられている。このカートリッジキャップ58には、内
部に上下動可能にボール56Aが配置されると共に上方
に貫通する孔部56Bを有したエアブレーク弁56が、
設置されている。さらに、外ケース12の上端寄りの部
分に蓋部材52がねじ止められている。
【0035】このような構成により、入水通路16より
浄水器10内に入った水は、嵌合凸部30の流路30A
内を流れた後、カートリッジ26の下部に配置された中
空糸膜モジュール36の外周面とカートリッジケース2
8の内周面との間の通水路29に流れ込んでいくことに
なる。
【0036】この後、焼結フィルタ42内にこの水が入
り込むように流れ、焼結フィルタ42の上面から出てく
るが、この際、水中の赤さび等の固形成分が濾過され
る。この濾過された水は、第1の濾過材44及び第2の
濾過材46、47を通過するのに伴って、さらに、第1
の濾過材44によりトリハロメタン及び塩素が取り除か
れ、第2の濾過材46、47により塩素及びかび臭が取
り除かれる。
【0037】第2の濾過材47に濾過された水は、復水
管54の上端より復水管54内に入って復水管54内を
通過し、さらに貫通孔54Aより中空糸膜モジュール3
6に入って細菌類が取り除かれることになる。
【0038】最後に、ブラケット40を通過した水は嵌
合凸部32の流路32Aを通り、出水通路22から取り
出される。つまり、入水通路16から水が浄水器10に
流入すると、出水通路22から濾過された水が送り出さ
れるようになる。
【0039】次に、本実施形態に係る浄水器10の作用
について説明する。先ず、水抜き時の作用について説明
する。水道の蛇口60を閉めることによって、浄水器1
0の使用を停止すると、浄水器10における水圧が低下
して、水抜き弁19、20とエアブレーク弁56が開放
される。これにより、エアブレーク弁56からカートリ
ッジ26の内部に空気が導入される。空気は、復水管5
4、中空糸膜モジュール36を経て通路22まで到るこ
とによって中空糸膜モジュール36内に残留している水
を水抜き弁20から排出する。また、第2の濾過材47
に到達した空気は、図5(b)に実線矢印で示すよう
に、第2の濾過材47の貫通孔47Bを通り、空気通過
性の焼結フィルタ45の内部を経て、第2の濾過材46
の貫通孔46Bを通って粒状活性炭からなる第1の濾過
材44に到達し、焼結フィルタ42に通過して、通路1
6まで到達する。したがって、第1濾過材44等に残留
していた水が通路16を介して水抜き弁l9から排出す
る。
【0040】このように、第2の濾過材46、47に貫
通孔46B、47Bを設けたため、水抜き時に水が第2
の濾過材46、47を構成する繊維状活性炭に吸着して
空気を通さなくても、空気は貫通孔46B、47Bを通
過して第1の濾過材44に到達することができる。しか
も、図5(a)に示すように、貫通孔46B、47Bが
位置がオフセットされていても、焼結フィルタ45を挟
んでいるために焼結フィルタ45の内部を介して貫通孔
46Bから貫通孔47Bに空気が到達することができ
る。
【0041】次に、浄水時の作用について説明する。第
1の濾過材44によって塩素とトリハロメタンを除去さ
れた水が第2の濾過材46に到達する。この水は、図5
(b)に破線矢印で示すように、第2の濾過材46、焼
結フィルタ45、第2の濾過材47にほぼ直進して通過
する。ここで、第2の濾過材46、47の貫通孔46
B、47Bは、図5(a)に示すように、孔部46A、
47Aの孔軸を中心軸とすると、前記孔軸を中心にして
周方向に45度ずつオフセットされているため、破線矢
印のように貫通孔46Bを通過した水が貫通孔47Bを
通過する可能性は小さい。したがって、第2の濾過材4
6、47に貫通孔46B、47Bをそれぞれ設けていて
も、水が貫通孔46B、47Bの両方を通過してかび臭
がとれないということを防止できる。
【0042】なお、本実施形態の浄水器10において、
第1の濾過材44と第2の濾過材46の間にも焼結フィ
ルタを配設することによって、粒状活性炭からなる第1
の濾過材44が第2の濾過材46の貫通孔46Bに詰ま
るいとう事態を防ぐことができる。
【0043】次に、本発明の第2実施形態に係る浄水器
について説明する。第1実施形態の浄水器と同様の構成
要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略
する。第1実施形態の浄水器と異なるのは第2の濾過材
の部分のみなので、その部分を説明する。
【0044】浄水器60は、カートリッジ26の内部の
焼結フィルタ42の上部に第1の濾過材44、第2の濾
過材62、不織布64、66を配設している。不織布6
4、66は、リング状に形成された第2の濾過材62の
内周側と外周側に配設されており、第2の濾過材62の
上流側と下流側に不織布64、66の両端部が位置して
いる。
【0045】したがって、浄水時には、第1の濾過材4
4によって濾過された水が第2の濾過材62を通過して
かび臭と塩素が除去される。
【0046】一方、水抜き時には、エアブレーク弁56
から導入された空気が第2の濾過材62の上部に到達す
ると、不織布64、66の内部を通過して第1濾過材4
4に到達する。したがって、浄水器60の水抜きが良好
に行われる。
【0047】最後に、本発明の第3実施形態に係る浄水
器について説明する。第2実施形態の浄水器と同様の構
成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省
略する。第2実施形態の浄水器と異なるのは第2の濾過
材の部分のみなので、その部分を説明する。
【0048】浄水器70は、第2の濾過材72にエアブ
レーク弁74が配設されている。エアブレーク弁74は
その上端部がカートリッジキャップ58の上部から突出
し、下端部が第1の濾過材44に達している。エアブレ
ーク弁74は、その上端部に上下動可能に配設されたボ
ール74Aと外部に連通する孔部74Bとを有し、浄水
時に外部と内部を遮断し、水抜き時に空気を内部に導入
するように構成されている。
【0049】したがって、水抜き時にエアブレーク弁7
4から第1の濾過材44に直接空気が導入されるため、
第2の濾過材72が空気を通さなくても水抜きに影響が
ない。このように、エアブレーク弁56と別にエアブレ
ーク弁74を設け、繊維状活性炭からなる第2の濾過材
72を挟んで反対側の水抜き弁19側に空気を直接導入
することにより、良好に水抜きを行うことができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、上記構成とし
たので、含水すると気密性を高める濾過材に通気手段を
設けたため、水抜きが良好に行われる。
【0051】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明において上記構成としたので、濾過材に貫通孔を設
けただけなので成形が容易であると共に、空気が確実に
通過できる。
【0052】請求項3記載の本発明は請求項2記載の発
明において上記構成としたので、水抜きを確実にしつ
つ、浄水性能も確保できた。
【0053】請求項4記載の本発明は、請求項2または
請求項3記載の発明において上記構成としたので、水抜
き時、流動性濾過材が濾過材の貫通孔から流出すること
を防止できる。
【0054】請求項5記載の本発明は、請求項1記載の
発明において上記構成としたので、空気通過部材によっ
て濾過材を通過した空気が全体に達し、水抜きが良好に
行われる。
【0055】請求項6記載の本発明は、請求項1記載の
発明において上記構成としたので、水抜き時、第1、第
2の空気取り込み弁から導入された空気が全体に達し、
水抜きが良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る浄水器の全体構成
図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る浄水器の縦断面図
である。
【図3】図2における3−3線断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る第2の濾過材の積
層状態を示す分解斜視図である。
【図5】(a)は、本発明の第1実施形態に係る第2の
濾過材の積層状態を示す平面図であり、(b)は(a)
のb−b線断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る浄水器の縦断面図
である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る浄水器の縦断面図
である。
【符号の説明】
10、60、70 浄水器 19、20 水抜き弁 44 第1の濾過材(流動性濾過材) 45 焼結フィルタ(成形体) 46、47、62、72 第2の濾過材(濾過材) 46B、47B 貫通孔 56 エアブレーク弁(空気取り込み弁、第1の空
気取り込み弁) 64、66 不織布(空気通過部材) 74 エアブレーク弁(第2の空気取り込み弁)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に空気取り込み弁、下部に水抜き弁
    を備えたケーシングと、前記ケーシング内部に形成され
    た水路に配設され、含水により気密性を高める濾過材
    と、を備えた浄水器において、 前記濾過材に空気を通過させる通気手段を設けたことを
    特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 前記通気手段は、前記濾過材の上流側と
    下流側を連通させる貫通孔であることを特徴とする請求
    項1記載の浄水器。
  3. 【請求項3】 ケーシング内部に空気、水が通過可能な
    成形体を備え、前記濾過材、前記成形体、前記濾過材が
    水路に連続的に配設され、2枚の濾過材の貫通孔が水の
    流れ方向において一直線上にならないように配置されて
    いることを特徴とする請求項2記載の浄水器。
  4. 【請求項4】 水の流れによって流動する流動性濾過材
    を備え、前記流動性濾過材と前記濾過材の間に流動性濾
    過材を通過させないフィルタを配設したことを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載の浄水器。
  5. 【請求項5】 前記通気手段は、濾過材の上流側と下流
    側を連通させる疎水性の空気通過部材であることを特徴
    とする請求項1記載の浄水器。
  6. 【請求項6】 上部に空気取り込み弁、下部に水抜き弁
    を備えたケーシングと、 前記ケーシング内部に形成された水路に配設され、含水
    により気密性を高める濾過材と、 水抜き時に前記濾過材の下流側に空気を導入する第1の
    空気取り込み弁と、 水抜き時に前記濾過材の上流側に空気を導入する第2の
    空気取り込み弁と、 を備えたことを特徴とする浄水器。
JP5553898A 1998-03-06 1998-03-06 浄水器 Pending JPH11253933A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000687A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Yukio Kurabe 水質改善タンクおよび当該水質改善タンクを用いた水質改善装置
WO2022108930A1 (en) * 2020-11-20 2022-05-27 Entegris, Inc. Filter apparatus with vented core, electrostatic discharge mitigation, or both
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