JPH1124382A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH1124382A
JPH1124382A JP9178021A JP17802197A JPH1124382A JP H1124382 A JPH1124382 A JP H1124382A JP 9178021 A JP9178021 A JP 9178021A JP 17802197 A JP17802197 A JP 17802197A JP H1124382 A JPH1124382 A JP H1124382A
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JP
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screw
developer
pumping
supply
developing device
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JP9178021A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
Kentaro Katori
健太郎 鹿取
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下方から上方への現像剤の汲み上げをスムー
ズにして,スクリューの駆動トルクや現像剤のストレス
を抑制した現像装置を提供すること。 【解決手段】 上下に配置された供給スクリュー14お
よび回収スクリュー16により現像剤を循環させつつ現
像ロール18に対する現像剤の供給および回収を行う縦
型の現像装置の,下段(回収スクリュー16)から上段
(供給スクリュー14)への現像剤の汲み上げが行われ
る汲み上げ部分9において,上段の供給スクリュー14
が下段の回収スクリュー16より強い搬送力を発揮する
ようにしたこれにより,汲み上げ部分9では現像剤が上
段側に吸い上げられ,現像剤の汲み上げが重力の妨げに
抗してスムーズに行われる。このため,汲み上げ部分9
における現像剤の滞留が防止され,回収スクリュー16
の回転抵抗の増加による必要な駆動トルクの上昇や現像
剤のストレスによる劣化(凝着等)が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コピー機やプリン
タ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装
置に関する。さらに詳細には,縦型に構成された下方の
回収スクリューから上方の供給スクリューへの現像剤の
汲み上げがスムーズに行われるようにして,スクリュー
の駆動トルクや現像剤にかかるストレスが上昇すること
を防止した現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置の一例として,特開平5
−333691号公報に記載されたものがある。この現
像装置は図14に示すように,上下2本のオーガー(ス
クリュー)82,85を,それらの搬送方向が相反する
ように平行に配置したものである。そしてこれにより,
現像剤を矢印c,dのごとく循環させつつ,オーガー8
2に隣接して設けられた現像剤担持体(現像ロール)8
7に供給し,これを介して感光体上の静電潜像を現像す
るものである。この現像装置では,上方のオーガー82
が現像剤担持体87への現像剤の供給を,下方のオーガ
ー85が現像剤担持体87からの現像剤の回収を,それ
ぞれ受け持っている。そして,オーガー82,85の現
像剤搬送能力を,現像剤担持体87の現像剤搬送能力よ
りも高くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記し
た従来の現像装置では,下方のオーガー85から上方の
オーガー82への現像剤の汲み上げ(図14中矢印d)
が重力に逆らう向きとなるので,必ずしもスムーズには
行われなかった。このため汲み上げ部分に現像剤が滞留
しやすかった。そしてこのことにより,オーガー82,
85の回転抵抗が増加して必要な駆動トルクが増大した
り,現像剤にストレスがかかって凝着等の劣化を起こす
場合があった。
【0004】本発明は,従来の現像装置が有する前記し
た問題点の解決を目的としてなされたものである。すな
わちその課題とするところは,下方のスクリューから上
方のスクリューへの現像剤の汲み上げがスムーズに行わ
れるようにして,スクリューの必要な駆動トルクや現像
剤にかかるストレスを小さく抑えた現像装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた本発明の現像装置は,現像剤を軸方向に搬
送する下方スクリューと,前記下方スクリューの上方に
配置されるとともに現像剤を軸方向に搬送する上方スク
リューとを有し,前記下方スクリューから前記上方スク
リューへ現像剤が汲み上げられる汲み上げ部分における
前記上方スクリューの搬送能力が,当該部分における前
記下方スクリューの搬送能力より大きいことを特徴とし
て特定される。
【0006】この現像装置では一般的には,上方スクリ
ューが現像剤を搬送しつつ現像ロールにこれを供給する
供給スクリューであり,下方スクリューが現像ロールか
ら現像剤を回収してこれを搬送する回収スクリューであ
る。このような現像装置では,現像剤は,上方(供給)
スクリューによりその軸方向に搬送されつつ,現像ロー
ルに供給される。そして,現像後に現像ロール上に残留
している現像剤は,下方(回収)スクリューに回収され
その軸方向に搬送される。下方スクリューの搬送方向の
下流端に至った現像剤は,上方スクリューに汲み上げら
れることになる。ここにおいて,その汲み上げ部分にお
いては,上方スクリューが下方スクリューと比較してよ
り大きな搬送能力(単位時間当たりに搬送できる現像剤
の最大量)を有しているので,上方スクリュー側が実質
的に負圧状態にある。このため,下方スクリューに搬送
されて汲み上げ部分に至った現像剤は,上方スクリュー
に吸い上げられられるので,重力に反してスムーズに汲
み上げがなされる。したがって,汲み上げ部分に現像剤
が滞留することがなく,スクリューの回転抵抗が増大し
たり,現像剤に過度のストレスがかかることがない。こ
れにより,スクリューの必要な駆動トルクや現像剤の劣
化(凝着等)が抑えられている。
【0007】あるいは,上方スクリューが現像剤を搬送
しつつこれを撹拌する撹拌スクリューであり,下方スク
リューが現像剤を搬送しつつ現像ロールにこれを供給す
る供給スクリューであり,下方スクリューのさらに下方
に現像ロールから現像剤を回収してこれを搬送する回収
スクリューを備えるものであってもよい。
【0008】かかる本発明において,汲み上げ部分にお
ける上方スクリューの搬送能力を下方スクリューの搬送
能力より大きくする手段としては,例えば以下のような
ものが挙げられる。すなわち,上方スクリューの回転
速度を下方スクリューの回転速度より速くすること,
当該部分では上方スクリューのピッチを下方スクリュー
のピッチより大きくすること,当該部分では上方スク
リューの条数を下方スクリューの条数より多くするこ
と,当該部分では上方スクリューのスクリュー羽根の
有効面積を下方スクリューのスクリュー羽根の有効面積
より大きくすること,等である。なお,本発明には,汲
み上げ部分において下方スクリューが現像剤の搬送力を
有さず,上方スクリューのみが搬送力を有するものも含
まれる。
【0009】また,本発明の他の態様の現像装置は,現
像ロールと,現像剤を軸方向に搬送しつつ前記現像ロー
ルに供給する供給スクリューと,前記供給スクリューよ
り下方に配置されるとともに前記現像ロールから現像剤
を回収して軸方向に搬送する回収スクリューと,前記供
給スクリューより上方に配置されるとともに現像剤を軸
方向に搬送しつつ撹拌する撹拌スクリューとを有し,前
記回収スクリューから前記供給スクリューへ現像剤が汲
み上げられる第1汲み上げ部分と前記供給スクリューか
ら前記撹拌スクリューへ現像剤が汲み上げられる第2汲
み上げ部分との少なくとも一方において上方のスクリュ
ーの搬送能力が下方のスクリューの搬送能力より大き
く,前記第1汲み上げ部分が,前記第2汲み上げ部分よ
り前記回収スクリューの搬送方向の下流側に設けられて
いることを特徴として特定される。
【0010】この現像装置では,現像剤の,撹拌と現像
ローラへの供給と現像ローラからの回収との3つの機能
が,撹拌スクリューと供給スクリューと回収スクリュー
との3つのスクリューに分担されている。そして,現像
剤の下方から上方への汲み上げは,回収スクリューから
供給スクリューへの第1汲み上げ部分の他,供給スクリ
ューから撹拌スクリューへの第2汲み上げ部分でも行わ
れる。ここにおいて,第1汲み上げ部分が第2汲み上げ
部分より前記回収スクリューの搬送方向の下流側に設け
られているので,供給スクリューにおける第1汲み上げ
部分に現像剤が集中して汲み上げの支障となることがな
い。したがって,第1汲み上げ部分に現像剤が滞留する
ことがなく,スクリューの回転抵抗が増大したり,現像
剤に過度のストレスがかかることがないので,スクリュ
ーの必要な駆動トルクや現像剤の劣化(凝着等)が抑え
られている。
【0011】なお,上方のスクリューとは,第1汲み上
げ部分では供給スクリューであり,第2汲み上げ部分で
は撹拌スクリューである。また,下方のスクリューと
は,第1汲み上げ部分では回収スクリューであり,第2
汲み上げ部分では供給スクリューである。第1汲み上げ
部分または第2汲み上げ部分における上方のスクリュー
の搬送能力を下方のスクリューの搬送能力より大きくす
る手段としては,前記した〜等が挙げられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化したいくつ
かの実施の形態について,図面を参照しつつ詳細に説明
する。以下に説明する各実施の形態は,電子写真方式の
画像形成装置においてその感光体ドラム上に形成された
静電潜像を現像するために用いられる現像装置である。
【0013】[第1の実施の形態]本実施の形態に係る
現像装置1は,図1に示すように,現像剤を収容する現
像剤収容槽10内に供給スクリュー14および回収スク
リュー16の2本を互いに平行に設けたものである。こ
れらはいずれも,回転可能な軸に多数のスクリュー羽根
を斜めに備えてなるものである。ただしそれぞれのスク
リュー羽根の傾斜の向きは,互いに逆向きとなってい
る。そして,供給スクリュー14および回収スクリュー
16の各軸は,現像剤収容槽10の外部でギヤ列28に
より連結されている。さらに回収スクリュー16の軸に
は,画像形成装置の本体側から制御されるモータ30が
備えられている。ギヤ列28においては,回収スクリュ
ー16のギヤ26が,供給スクリュー14のギヤ24よ
り多い歯数を有している。また,ギヤ26とギヤ24と
の間には,中間ギヤ25が設けられている。これによ
り,モータ30を回転させたときに,供給スクリュー1
4と回収スクリュー16とが同じ向きに,かつ供給スク
リュー14が回収スクリュー16より速く回転するよう
にされている。
【0014】そしてこれら2本のスクリューは,図2の
側視断面図に示すように縦方向に配置されており,供給
スクリュー14が上段に,回収スクリュー16が下段
に,それぞれ位置している。また,供給スクリュー14
と回収スクリュー16との間の高さ位置に,現像ロール
18が,その一部を現像剤収容槽10から突出させた状
態で設けられている。現像ロール18は,画像形成装置
の感光体ドラム90に近接して位置し,感光体ドラム9
0の静電潜像にトナーを付与してこれを現像するもので
ある。
【0015】また,供給スクリュー14と回収スクリュ
ー16との間には,隔壁20が設けられている。ただし
隔壁20は,現像装置1の幅方向(図1中左右方向)全
域にわたってはおらず,その両側で上下が連通してい
る。このうち隔壁20より図1中左側の上下が連通して
いる部分は,後述するように下段の回収スクリュー16
から上段の供給スクリュー14への現像剤の汲み上げが
行われる汲み上げ部分9である。
【0016】この現像装置1の動作を説明する。画像形
成装置本体側からの制御によりモータ30を回転させる
と,モータ30と同軸の回収スクリュー16が回転す
る。またその回転がギヤ列28を介して供給スクリュー
14にも伝達され,供給スクリュー14も回収スクリュ
ー16と同じ向きに,より高速に回転する。この供給ス
クリュー14および回収スクリュー16の回転により,
現像剤収容槽10の現像剤に対する搬送力が生じる。た
だし前記のように供給スクリュー14と回収スクリュー
16とではスクリュー羽根の傾斜の向きが逆であること
から,現像剤の搬送の向きも上下で逆である。図1で
は,上段の供給スクリュー14により左向きに搬送さ
れ,下段の回収スクリュー16により右向きに搬送され
る。供給スクリュー14により搬送され左側の端部に至
った現像剤は,落下して下段の回収スクリュー16に移
る。回収スクリュー16により搬送され右側の端部,す
なわち汲み上げ部分9に至った現像剤は,上方に溢れ出
して供給スクリュー14に移る。かくして現像剤は,現
像剤収容槽10内で隔壁20のまわりを時計回りに循環
する。
【0017】そして,現像剤の循環に伴い,上段の供給
スクリュー14の現像剤の一部が現像ロール18に供給
される。これにより,現像ロール18が感光体ドラム9
0の静電潜像にトナーを付与する現像が可能となる。ま
た,現像ロール18上の余剰の現像剤は,下段の回収ス
クリュー16に回収される。
【0018】この現像剤の循環において,上段の供給ス
クリュー14が下段の回収スクリュー16より高速で回
転しているので,現像剤の搬送能力も上段の供給スクリ
ュー14の方がより強い。このため汲み上げ部分9にお
いては,供給スクリュー14側がやや負圧状態になって
いる。したがって,回収スクリュー16により搬送され
汲み上げ部分9に至った現像剤は,上方から吸い上げら
れることになるので,下段から上段への現像剤の汲み上
げが重力の妨げに抗してスムーズに行われ,現像剤の循
環が滞ることがない。このため,汲み上げ部分9の下段
側において現像剤が滞留して回収スクリュー16の回転
抵抗が増加したり,現像剤に過大なストレスがかかるこ
とがない。
【0019】以上詳細に説明したように,本実施の形態
では,上下に配置された供給スクリュー14および回収
スクリュー16により現像剤を循環させつつ現像ロール
18に対する現像剤の供給および回収を行う現像装置に
おいて,上段の供給スクリュー14が下段の回収スクリ
ュー16より高速で回転してより強い搬送力を発揮する
ようにしたので,下段から上段への現像剤の汲み上げが
行われる汲み上げ部分9にて上段側に現像剤が吸い上げ
られ,現像剤の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズ
に行われる。これにより,汲み上げ部分9における現像
剤の滞留が防止され,回収スクリュー16の回転抵抗の
増加による必要な駆動トルクの上昇や現像剤のストレス
による劣化(凝着等)が生じない優れた現像装置1が実
現されている。
【0020】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,供給スクリュー14と
回収スクリュー16とでスクリュー羽根の傾斜の向きを
同じ向きにし,かわりにギヤ列28を変更して回転方向
が逆になるようにしてもよい。
【0021】[第2の実施の形態]本実施の形態は,供
給スクリュー14と回収スクリュー16との回転速度に
差を付ける代わりに,汲み上げ部分9におけるスクリュ
ーのピッチに上下で差を設けることにより,汲み上げ部
分9において上段の供給スクリュー14の搬送能力がよ
り強くなるようにしたものである。
【0022】すなわち,本実施の形態に係る現像装置2
では,図3に示すように,汲み上げ部分9において,上
段の供給スクリュー14のピッチaが,下段の回収スク
リュー16のピッチbより大きくされている。なお,
「スクリューのピッチが大きい」とは,スクリュー羽根
の軸に対する傾斜を強くする(スクリュー羽根と軸とが
より平行に近づく)ことにより,隣り合うスクリュー羽
根間の間隔が大きくされていることをいう。逆に「スク
リューのピッチが小さい」とは,スクリュー羽根の軸に
対する傾斜を弱くする(スクリュー羽根と軸とがより垂
直に近づく)ことにより,隣り合うスクリュー羽根間の
間隔が小さくされていることをいう。スクリューのピッ
チが大きいと,スクリューが1回転する間に現像剤が軸
方向へ搬送される距離が長いので,搬送能力がその分強
いのである。
【0023】その一方,現像装置2のギヤ列29は,供
給スクリュー14と回収スクリュー16とで回転速度が
同一になるようにされている。他の部分は前記した第1
の実施の形態の場合と特に変わるところはない。
【0024】かかる現像装置2では,画像形成装置本体
側からの制御によりモータ30を回転させると,回収ス
クリュー16および供給スクリュー14が回転し,この
供給スクリュー14および回収スクリュー16の回転に
より,前記した第1の実施の形態の場合のように現像剤
収容槽10の現像剤が循環させられ,これにより現像ロ
ーラ18に対する現像剤の供給および回収が行われる。
【0025】この現像剤の循環において,汲み上げ部分
9においては上段の供給スクリュー14が下段の回収ス
クリュー16よりピッチが大きいので,現像剤の搬送能
力も上段の供給スクリュー14の方がより強い。このた
め汲み上げ部分9では,供給スクリュー14側がやや負
圧状態になっており,回収スクリュー16により搬送さ
れ汲み上げ部分9に至った現像剤は,上方から吸い上げ
られることになる。したがって,下段から上段への現像
剤の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズに行われ,
現像剤の循環が滞ることがない。このため,汲み上げ部
分9の下段側において現像剤が滞留して回収スクリュー
16の回転抵抗が増加したり,現像剤に過大なストレス
がかかることがない。
【0026】このように本実施の形態では,汲み上げ部
分9において上下のスクリューのピッチに差を付け,上
段の供給スクリュー14が下段の回収スクリュー16よ
り強い搬送力を発揮するようにしたので,下段から上段
への現像剤の汲み上げが行われる汲み上げ部分9にて上
段側に現像剤が吸い上げられ,現像剤の汲み上げが重力
の妨げに抗してスムーズに行われる。これにより,汲み
上げ部分9における現像剤の滞留が防止され,回収スク
リュー16の回転抵抗の増加による必要な駆動トルクの
上昇や現像剤のストレスによる劣化(凝着等)が生じな
い優れた現像装置2が実現されている。なお,本実施の
形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するもの
ではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱
しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
【0027】[第3の実施の形態]本実施の形態は,供
給スクリュー14と回収スクリュー16との回転速度に
差を付ける代わりに,汲み上げ部分9におけるスクリュ
ーの条数に上下で差を設けることにより,汲み上げ部分
9において上段の供給スクリュー14の搬送能力がより
強くなるようにしたものである。すなわち,本実施の形
態に係る現像装置3では,図4に示すように,汲み上げ
部分9において,上段の供給スクリュー14にスクリュ
ー羽根が2条設けられている。これに対し下段の回収ス
クリュー16には,スクリュー羽根が1条しか設けられ
ていない。スクリューの条数が多いと,スクリュー羽根
による現像剤の搬送が多くの箇所でなされるので,搬送
能力がその分強いのである。その一方,現像装置3のギ
ヤ列29は,前記した第2の実施の形態の場合と同様に
供給スクリュー14と回収スクリュー16とで回転速度
が同一になるようにされている。他の部分は前記した各
実施の形態の場合と特に変わるところはない。
【0028】この現像装置3でも,画像形成装置本体側
からの制御によりモータ30を回転させると,回収スク
リュー16および供給スクリュー14が回転し,この供
給スクリュー14および回収スクリュー16の回転によ
り,前記した第1および第2の実施の形態の場合のよう
に現像剤収容槽10の現像剤が循環させられ,これによ
り現像ローラ18に対する現像剤の供給および回収が行
われる。
【0029】この現像剤の循環において,汲み上げ部分
9においては上段の供給スクリュー14が下段の回収ス
クリュー16より条数が多いので,現像剤の搬送能力も
上段の供給スクリュー14の方がより強い。このため汲
み上げ部分9では,前記した各実施の形態の場合と同様
に,供給スクリュー14側がやや負圧状態になってお
り,回収スクリュー16により搬送され汲み上げ部分9
に至った現像剤は,上方から吸い上げられることにな
る。したがって,下段から上段への現像剤の汲み上げが
重力の妨げに抗してスムーズに行われ,現像剤の循環が
滞ることがない。このため,汲み上げ部分9の下段側に
おいて現像剤が滞留して回収スクリュー16の回転抵抗
が増加したり,現像剤に過大なストレスがかかることが
ない。
【0030】このように本実施の形態では,汲み上げ部
分9において上下のスクリューの条数に差を付け,上段
の供給スクリュー14が下段の回収スクリュー16より
強い搬送力を発揮するようにしたので,下段から上段へ
の現像剤の汲み上げが行われる汲み上げ部分9にて上段
側に現像剤が吸い上げられ,現像剤の汲み上げが重力の
妨げに抗してスムーズに行われる。これにより,汲み上
げ部分9における現像剤の滞留が防止され,回収スクリ
ュー16の回転抵抗の増加による必要な駆動トルクの上
昇や現像剤のストレスによる劣化(凝着等)が生じない
優れた現像装置3が実現されている。なお,本実施の形
態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するもので
はない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱し
ない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
【0031】[第4の実施の形態]本実施の形態は,汲
み上げ部分9におけるスクリュー羽根の有効面積に上下
で差を設けることにより,汲み上げ部分9において上段
の供給スクリュー14の搬送能力がより強くなるように
したものである。すなわち,本実施の形態に係る現像装
置では,汲み上げ部分9において,下段の回収スクリュ
ー16には図6〜図9のいずれかに示すような有効面積
の小さいスクリュー羽根が用いられている。図6に示す
のは,スクリュー羽根の中心角を小さくして有効面積を
小さくしたものである。図7に示すのは,スクリュー羽
根に切り欠きを設けて有効面積を小さくしたものであ
る。図8に示すのは,スクリュー羽根の外径を小さくし
て有効面積を小さくしたものである。図9に示すのは,
スクリューの軸径を大きくして有効面積を小さくしたも
のである。これに対し,上段の供給スクリュー14には
図5に示すような有効面積の大きいスクリュー羽根が用
いられている。
【0032】その一方,ギヤ列29については,前記し
た第2および第3の実施の形態の場合と同様に供給スク
リュー14と回収スクリュー16とで回転速度が同一に
なるようにされている。他の部分は前記した各実施の形
態の場合と特に変わるところはない。
【0033】この現像装置でも,画像形成装置本体側か
らの制御によりモータ30を回転させると,回収スクリ
ュー16および供給スクリュー14が回転し,この供給
スクリュー14および回収スクリュー16の回転によ
り,前記した各実施の形態の場合のように現像剤収容槽
10の現像剤が循環させられ,これにより現像ローラ1
8に対する現像剤の供給および回収が行われる。
【0034】この現像剤の循環において,汲み上げ部分
9においては上段の供給スクリュー14が下段の回収ス
クリュー16よりスクリュー羽根の有効面積が大きいの
で,現像剤の搬送能力も上段の供給スクリュー14の方
がより強い。このため汲み上げ部分9では,前記した各
形態の場合と同様に,供給スクリュー14側がやや負圧
状態になっており,回収スクリュー16により搬送され
汲み上げ部分9に至った現像剤は,上方から吸い上げら
れることになる。したがって,下段から上段への現像剤
の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズに行われ,現
像剤の循環が滞ることがない。このため,汲み上げ部分
9の下段側において現像剤が滞留して回収スクリュー1
6の回転抵抗が増加したり,現像剤に過大なストレスが
かかることがない。
【0035】このように本実施の形態では,汲み上げ部
分9において上下のスクリュー羽根の有効面積に差を付
け,上段の供給スクリュー14が下段の回収スクリュー
16より強い搬送力を発揮するようにしたので,下段か
ら上段への現像剤の汲み上げが行われる汲み上げ部分9
にて上段側に現像剤が吸い上げられ,現像剤の汲み上げ
が重力の妨げに抗してスムーズに行われる。これによ
り,汲み上げ部分9における現像剤の滞留が防止され,
回収スクリュー16の回転抵抗の増加による必要な駆動
トルクの上昇や現像剤のストレスによる劣化(凝着等)
が生じない優れた現像装置3が実現されている。
【0036】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,図5〜図9の説明で
は,スクリュー羽根の中心角や外径,軸径等を,上段の
スクリュー羽根の有効面積を基準にして下段のスクリュ
ー羽根の有効面積をこれより小さくする手段として用い
ているが,逆に下段のスクリュー羽根の有効面積を基準
にして上段のスクリュー羽根の有効面積をこれより大き
くする手段として用いてもよい。
【0037】[第5の実施の形態]本実施の形態は,汲
み上げ部分9において下段の回収スクリュー16が搬送
能力を有しないようにしたものである。すなわち,本実
施の形態に係る現像装置5では,図10に示すように,
汲み上げ部分9において,下段の回収スクリュー16に
はスクリュー羽根の代わりに軸と平行な羽根17が設け
られている。あるいは図11に示すように,汲み上げ部
分9においては下段の回収スクリュー16に全く羽根を
設けないこととしてもよい。これに対し,上段の供給ス
クリュー14にはスクリュー羽根が設けられている。し
たがって,汲み上げ部分9においては上段の供給スクリ
ュー14のみが搬送能力を有し,下段の回収スクリュー
16には搬送能力がないのである。
【0038】なお,ギヤ列29については,前記した第
2ないし第4の実施の形態の場合と同様に供給スクリュ
ー14と回収スクリュー16とで回転速度が同一になる
ようにされている。他の部分は前記した各実施の形態の
場合と特に変わるところはない。
【0039】この現像装置5でも,画像形成装置本体側
からの制御によりモータ30を回転させると,回収スク
リュー16および供給スクリュー14が回転し,この供
給スクリュー14および回収スクリュー16の回転によ
り,前記した各実施の形態の場合のように現像剤収容槽
10の現像剤が循環させられ,これにより現像ローラ1
8に対する現像剤の供給および回収が行われる。
【0040】この現像剤の循環において,汲み上げ部分
9においては上段の供給スクリュー14のみが現像剤の
搬送能力を有し下段の回収スクリュー16には搬送能力
がないので,このため汲み上げ部分9では,前記した各
形態の場合と同様に,供給スクリュー14側がやや負圧
状態になっており,回収スクリュー16により搬送され
汲み上げ部分9に至った現像剤は,上方から吸い上げら
れることになる。したがって,下段から上段への現像剤
の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズに行われ,現
像剤の循環が滞ることがない。このため,汲み上げ部分
9の下段側において現像剤が滞留して回収スクリュー1
6の回転抵抗が増加したり,現像剤に過大なストレスが
かかることがない。
【0041】このように本実施の形態では,汲み上げ部
分9において上段の供給スクリュー14のみが現像剤の
搬送力を発揮するようにしたので,下段から上段への現
像剤の汲み上げが行われる汲み上げ部分9にて上段側に
現像剤が吸い上げられ,現像剤の汲み上げが重力の妨げ
に抗してスムーズに行われる。これにより,汲み上げ部
分9における現像剤の滞留が防止され,回収スクリュー
16の回転抵抗の増加による必要な駆動トルクの上昇や
現像剤のストレスによる劣化(凝着等)が生じない優れ
た現像装置3が実現されている。なお,本実施の形態は
単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではな
い。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良,変形が可能である。
【0042】[第6の実施の形態]本実施の形態に係る
現像装置6は,図12に示すように,供給スクリュー1
4と回収スクリュー16と撹拌スクリュー12との3本
を互いに平行に設けたものである。これら3本は縦方向
に配置されている。すなわち,撹拌スクリュー12が最
上段に,回収スクリュー16が最下段に,供給スクリュ
ー14が中段に,それぞれ位置している。そして各スク
リューは,前記した各実施の形態の場合のように,槽外
のモータから回転駆動を受けるとともにそのモータが画
像形成装置の本体側から制御されるようになっている。
また,各スクリューによる現像剤の搬送方向は,供給ス
クリュー14および回収スクリュー16が図中右向きで
あり,撹拌スクリュー12が図中左向きである。
【0043】そして,回収スクリュー16から供給スク
リュー14への現像剤の汲み上げがなされる第1汲み上
げ部分9Aにおいては,下方の回収スクリュー16には
図8に示すような小径のスクリュー羽根が設けられてい
る。これにより,この部分において上方の供給スクリュ
ー14が下方の回収スクリュー16より大きな搬送力を
発揮するようになっている。また,供給スクリュー14
から撹拌スクリュー12への現像剤の汲み上げがなされ
る第2汲み上げ部分9Bにおいては,下方の供給スクリ
ュー14に小径のスクリュー羽根が設けられている。こ
れにより,この部分において上方の撹拌スクリュー12
が下方の供給スクリュー14より大きな搬送力を発揮す
るようになっている。
【0044】この現像装置6では,現像剤の汲み上げが
行われる第1汲み上げ部分9Aおよび第2汲み上げ部分
9Bにおいて,上方のスクリューの搬送力が下方のスク
リューの搬送力より強いので,前記した各形態の場合と
同様に,上方のスクリュー側がやや負圧状態になってお
り,下方のスクリューにより搬送され各汲み上げ部分9
A,9Bに至った現像剤は,上方から吸い上げられるこ
とになる。したがって,下段から上段への現像剤の汲み
上げが重力の妨げに抗してスムーズに行われ,現像剤の
循環が滞ることがない。このため,各汲み上げ部分9
A,9Bの下段側において現像剤が滞留してスクリュー
の回転抵抗が増加したり,現像剤に過大なストレスがか
かることがない。
【0045】このように本実施の形態によれば,各汲み
上げ部分9A,9Bにおいて上段のスクリューが下段の
スクリューより強い搬送力を発揮するようにしたので,
下段から上段への現像剤の汲み上げが行われる各汲み上
げ部分9A,9Bにて上段側に現像剤が吸い上げられ,
現像剤の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズに行わ
れる。これにより,各汲み上げ部分9A,9Bにおける
現像剤の滞留が防止され,スクリューの回転抵抗の増加
による必要な駆動トルクの上昇や現像剤のストレスによ
る劣化(凝着等)が生じない優れた3軸の現像装置6が
実現されている。
【0046】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,各汲み上げ部分9A,
9Bにおいて上下のスクリューに搬送力の差を付ける手
段は,スクリューの径に限らず,前記した第1〜第5の
実施の形態のいずれに記載したものでもよい。また,こ
れらのうち,第1汲み上げ部分9Aと第2汲み上げ部分
9Bとで異なる手段を採用してもよい。
【0047】[第7の実施の形態]本実施の形態に係る
現像装置7は,図13に示すように,供給スクリュー1
4と回収スクリュー16と撹拌スクリュー12との3本
のスクリューを縦方向に配置した3軸構成のものである
点で前記した第6の実施の形態と共通する。ただし現像
装置7では,回収スクリュー16から供給スクリュー1
4への現像剤の汲み上げがなされる第1汲み上げ部分9
Aが,供給スクリュー14から撹拌スクリュー12への
現像剤の汲み上げがなされる第2汲み上げ部分9Bより
も,回収スクリュー16の搬送方向(図13中右向き)
にして下流側に位置している。そのため,第1汲み上げ
部分9Aにおける供給スクリュー14はスクリュー羽根
が逆向きになっている。
【0048】そして,回収スクリュー16から供給スク
リュー14への現像剤の汲み上げがなされる第1汲み上
げ部分9Aにおいては,下方の回収スクリュー16の条
数少なくされている。これにより,この部分において上
方の供給スクリュー14が下方の回収スクリュー16よ
り大きな搬送力を発揮するようになっている。また,供
給スクリュー14から撹拌スクリュー12への現像剤の
汲み上げがなされる第2汲み上げ部分9Bにおいては,
下方の供給スクリュー14の条数少なくされている。こ
れにより,この部分において上方の撹拌スクリュー12
が下方の供給スクリュー14より大きな搬送力を発揮す
るようになっている。
【0049】この現像装置7では,現像剤の汲み上げが
行われる第1汲み上げ部分9Aおよび第2汲み上げ部分
9Bにおいて,上方のスクリューの搬送力が下方のスク
リューの搬送力より強いので,前記した各形態の場合と
同様に,上方のスクリュー側がやや負圧状態になってお
り,下方のスクリューにより搬送され各汲み上げ部分9
A,9Bに至った現像剤は,上方から吸い上げられるこ
とになる。特に,供給スクリュー14により図13中右
向きに搬送されてきた現像剤は,第2汲み上げ部分9B
で上方の撹拌スクリュー12に汲み上げられてしまい,
第1汲み上げ部分9Aには到達しない。このため,第1
汲み上げ部分9Aにおける上方の供給スクリュー14に
現像剤が集中することがなく,現像剤の汲み上げがさら
にスムーズになっている。したがって,下段から上段へ
の現像剤の汲み上げが重力の妨げに抗してスムーズに行
われ,現像剤の循環が滞ることがない。このため,各汲
み上げ部分9A,9Bの下段側において現像剤が滞留し
てスクリューの回転抵抗が増加したり,現像剤に過大な
ストレスがかかることがない。
【0050】このように本実施の形態によれば,各汲み
上げ部分9A,9Bにおいて上段のスクリューが下段の
スクリューより強い搬送力を発揮するようにしたので,
下段から上段への現像剤の汲み上げが行われる各汲み上
げ部分9A,9Bにて上段側に現像剤が吸い上げられ
る。また,第1汲み上げ部分9Aを第2汲み上げ部分9
Bよりも回収スクリュー16の搬送方向の下流側に配置
したので,第1汲み上げ部分9Aの上段側への現像剤の
集中が排除されている。このため,現像剤の汲み上げが
重力の妨げに抗してスムーズに行われる。これにより,
各汲み上げ部分9A,9Bにおける現像剤の滞留が防止
され,スクリューの回転抵抗の増加による必要な駆動ト
ルクの上昇や現像剤のストレスによる劣化(凝着等)が
生じない優れた3軸の現像装置7が実現されている。
【0051】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,各汲み上げ部分9A,
9Bにおいて上下のスクリューに搬送力の差を付ける手
段は,スクリューの条数に限らず,前記した第1〜第5
の実施の形態のいずれに記載したものでもよい。また,
これらのうち,第1汲み上げ部分9Aと第2汲み上げ部
分9Bとで異なる手段を採用してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,現像剤の汲み上げ部分において上方のスクリュ
ーの搬送能力を下方のスクリューの搬送能力より大きく
したので,下方のスクリューから上方のスクリューへの
現像剤の汲み上げがスムーズに行われ,スクリューの必
要な駆動トルクや現像剤にかかるストレスが小さく抑え
られた現像装置が提されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る現像装置の構成を説明
する図である。
【図2】図1の現像装置の側視断面図である。
【図3】第2の実施の形態に係る現像装置の構成を説明
する図である。
【図4】第3の実施の形態に係る現像装置の構成を説明
する図である。
【図5】スクリュー羽根の形状の例を示す図である。
【図6】スクリュー羽根の形状の例を示す図である。
【図7】スクリュー羽根の形状の例を示す図である。
【図8】スクリュー羽根の形状の例を示す図である。
【図9】スクリュー羽根の形状の例を示す図である。
【図10】第5の実施の形態に係る現像装置の構成を説
明する図である。
【図11】第5の実施の形態に係る現像装置の変形例の
構成を説明する図である。
【図12】第6の実施の形態に係る現像装置の構成を説
明する図である。
【図13】第7の実施の形態に係る現像装置の構成を説
明する図である。
【図14】従来の現像装置の構成を説明する図である。
【符号の説明】
9 汲み上げ部分 9A 第1汲み上げ部分 9B 第2汲み上げ部分 12 撹拌スクリュー 14 供給スクリュー 16 回収スクリュー 18 現像ロール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を軸方向に搬送する下方スクリュ
    ーと,前記下方スクリューの上方に配置されるとともに
    現像剤を軸方向に搬送する上方スクリューとを有し,前
    記下方スクリューから前記上方スクリューへ現像剤が汲
    み上げられる汲み上げ部分における前記上方スクリュー
    の搬送能力が,当該部分における前記下方スクリューの
    搬送能力より大きいことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する現像装置において,
    前記上方スクリューの回転速度が,前記下方スクリュー
    の回転速度より速いことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する現像装置において,
    前記汲み上げ部分における前記上方スクリューのピッチ
    が,当該部分における前記下方スクリューのピッチより
    大きいことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する現像装置において,
    前記汲み上げ部分における前記上方スクリューの条数
    が,当該部分における前記下方スクリューの条数より多
    いことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載する現像装置において,
    前記汲み上げ部分における前記上方スクリューのスクリ
    ュー羽根の有効面積が,当該部分における前記下方スク
    リューのスクリュー羽根の有効面積より大きいことを特
    徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 現像ロールと,現像剤を軸方向に搬送し
    つつ前記現像ロールに供給する供給スクリューと,前記
    供給スクリューより下方に配置されるとともに前記現像
    ロールから現像剤を回収して軸方向に搬送する回収スク
    リューと,前記供給スクリューより上方に配置されると
    ともに現像剤を軸方向に搬送しつつ撹拌する撹拌スクリ
    ューとを有し,前記回収スクリューから前記供給スクリ
    ューへ現像剤が汲み上げられる第1汲み上げ部分と前記
    供給スクリューから前記撹拌スクリューへ現像剤が汲み
    上げられる第2汲み上げ部分との少なくとも一方におい
    て上方のスクリューの搬送能力が下方のスクリューの搬
    送能力より大きく,前記第1汲み上げ部分が,前記第2
    汲み上げ部分より前記回収スクリューの搬送方向の下流
    側に設けられていることを特徴とする現像装置。
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