JPH11186127A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11186127A
JPH11186127A JP9348267A JP34826797A JPH11186127A JP H11186127 A JPH11186127 A JP H11186127A JP 9348267 A JP9348267 A JP 9348267A JP 34826797 A JP34826797 A JP 34826797A JP H11186127 A JPH11186127 A JP H11186127A
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film
conductive film
region
opening
mark
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JP9348267A
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Kazuhiro Tsukamoto
和宏 塚本
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • H01L28/91Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状ストレージノード形成の際に、BPSG
膜を筒状ストレージノードのコアとして用い、サイドウ
ォール状の導電膜を形成後に気相HF処理によって除去
する半導体装置であって、アライメントマークまたは重
ね合わせ精度検査マークの気相HF処理時に導電性の異
物が剥離しない構造の半導体装置及びその製造方法を得
る。 【解決手段】 例えば、アライメントマークまたは重ね
合わせマークとなるマーク開口部上に第一の導電膜を介
して上層にパターン形成されるBPSG膜を第二の導電
膜で覆う。これによって、その後の気相HF処理による
筒状ストレージノードのコアとして用いるBPSG膜の
除去時に導電性の異物が剥離することを抑制することが
でき、歩留まり低下を抑制することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筒状ストレージ
ノードの製造過程において気相HF処理工程を含むアラ
イメントマーク、または重ね合わせ精度検査に用いる重
ね合わせマークを有する半導体装置及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMなどの高集積化が必要な半導体
装置においては、メモリセルの微細化は必須の技術であ
り、素子の微細化を行いつつキャパシタ容量を確保する
必要がある。そのためスタック電極の形状をシリンダ
(以下、筒状とする。)またはフィン、トンネルタイプ
のように3次元構造にして面積を増大させる方法が検討
されている。ここでは筒状キャパシタを有するDRAM
について説明する。図9は、特開平6−196649号
公報に開示された従来の半導体装置の製造方法によって
形成されたDRAMメモリセルを構成する筒状キャパシ
タの断面図である。
【0003】図9において、101は半導体基板、10
2は半導体基板101の表面に積層されたBPSG(bor
o-phosho silicate glass)膜、103はBPSG膜10
2の表面にCVD法によって積層されたシリコン酸化膜
を示しており、半導体基板101の表面領域に形成され
た不純物領域に当接するようにBPSG膜102及びシ
リコン酸化膜103を貫通して導電膜からなるストレー
ジノードコンタクト104が形成されている。さらに、
シリコン酸化膜103の上面にストレージノードコンタ
クト104の上部に接し、垂直方向に伸びる筒状のスト
レージノード105が形成されている。さらにストレー
ジノード105の表面には誘電体膜106を介して上部
電極107が積層されており、ストレージノード10
5、誘電体膜106、上部電極107により筒状キャパ
シタ108が構成されている。
【0004】図9の半導体装置を形成する場合、ストレ
ージノードコンタクト104を形成後に、ストレージノ
ード105の筒底部分を構成する導電物質をパターニン
グする。パターニングに必要となるマスクパターンを写
真製版によって形成する際、半導体基板101の表面上
のアライメントマークを用いた位置合わせは必須であ
る。また半導体基板101上に重ね合わせマークを形成
し、重ね合わせ精度を検査することも、良好な形状の半
導体装置を得るためには必須である。
【0005】次に、図9に示す筒状キャパシタの製造方
法を図10を用いて説明し、従来の技術の例として同時
に形成されるアライメントマークの製造方法についても
同図を用いて説明する。図10において、左側の図は筒
状キャパシタを有するメモリセル形成領域を示し、右側
の図はアライメントマークまたは重ね合わせマークとな
るマーク開口部を有するマーク形成領域を示すものであ
る。
【0006】まず、図10(a)に示すように、半導体
基板101の表面に、BPSG膜102、シリコン酸化
膜103を順次積層し、さらに上面にストレージノード
コンタクトホール110及びマーク開口部111に相当
する開口部を有するレジストパターン109を形成す
る。さらにレジストパターン109をエッチングマスク
としシリコン酸化膜103及びBPSG膜102に対し
て順次異方性エッチングを行い、ストレージノードコン
タクトホール110及びマーク開口部111をそれぞれ
開口する。ストレージノードコンタクトホール110の
開口径は0.3μm程度、マーク開口部111の開口径
は4μm程度、開口部の平面形状は矩形であるとする。
【0007】次に、図10(b)に示すように、レジス
パターン109は除去し、シリコン酸化膜103の表面
にリンドープトポリシリコン112を積層し、ストレー
ジノードコンタクトホール110の内部を埋設してスト
レージノードコンタクト104を得る。この時、同時に
マーク開口部111の内壁にも同様にリンドープトポリ
シリコン112は積層される。マーク開口部111に積
層されるリンドープトポリシリコン112の表面形状は
マーク開口部111の形状を反映し、凹状となる。さら
に、BPSG膜113を筒状キャパシタの垂直方向の寸
法に応じた膜厚となるように積層し、次にリンドープト
ポリシリコン112の表面上に、ストレージノード10
5の底面部分に相当する形状、及びマーク開口部111
覆う形状のレジストパターン114a、114bを形成
する。
【0008】その後、図10(c)に示すように、レジ
ストパターン114a、114bをエッチングマスクと
してBPSG膜113、リンドープトポリシリコン11
2を順次ドライエッチングし、それぞれのエッチングマ
スクに応じた形状のリンドープトポリシリコン112a
とBPSG膜113a、リンドープトポリシリコン11
2b、BPSG膜113bをパターニングする。
【0009】次に、図10(d)に示すように、リンド
ープトポリシリコン115を所定の膜厚となるように積
層し、さらに図10(e)に示すように、このリンドー
プトポリシリコン115に対して異方性エッチングを行
うことでBPSG膜113a及びリンドープトポリシリ
コン112aの側壁に導電物質からなるサイドウォール
115aを得る。この処理時に同時に、マーク形成領域
のBPSG膜113b及びリンドープトポリシリコン1
12bの側面に付着するサイドウォール115b、さら
にBPSG膜113bの表面に形成されるサイドウォー
ル116が形成される。
【0010】サイドウォール115aとリンドープトポ
リシリコン112aとによって筒状のストレージノード
105が構成され、またサイドウォール115bとリン
ドープトポリシリコン112bによってマーク部117
が構成される。
【0011】その後、図10(f)に示すように、気相
HF処理によってBPSG膜113を除去する。さら
に、誘電体膜106及び上部電極107をそれぞれ形成
することで筒状キャパシタ108を形成することが可能
となる。
【0012】しかし、上記のように、筒状キャパシタ1
08の形成工程において、マーク部117を形成する場
合、図10(f)に示すように、前工程において、マー
ク形成領域に形成されていたサイドウォール116が気
相HF処理時にリフトオフしていた。リフトオフしたサ
イドウォール116はメモリセル部分に再付着すれば、
導電物質から構成されているために電気的に絶縁される
べき複数の素子をショートさせることになり、歩留まり
を低下させるという問題があった。重ね合わせマーク形
成においても同様に、サイドウォール状の導電物質のリ
フトオフによる歩留まりの低下が問題となっていた。
【0013】また、別のアライメントマーク形成技術が
特開平7−142379号公報に開示されている。この
技術は、アライメントマークの開口部の面積が4μm×
4μm、若しくは4μm×2μmの寸法である場合、そ
の後の配線形成工程において、開口部内壁にサイドウォ
ールとしてアルミニウム合金が残ることを防止すること
で、このアルミニウム合金が剥離して能動素子領域内に
再付着して回路パターンのショートを引き起こすという
不都合を解消するものである。この技術によれば、アラ
イメントマークの開口部の形状を、複数の微小開口部が
集合した形状とし、一つの微小開口部の一辺の大きさは
1μm以下の大きさとし、配線となるアルミニウム合金
を積層した段階で完全に開口部内が埋め込まれるように
するものであり、配線のパターニングの際にアライメン
トマーク形成領域に導電膜からなるサイドウォールが形
成されないようにしたものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題を解決するためになされたものであり、DRAM
の筒状キャパシタを形成する際に用いるアライメントマ
ーク形成工程、または重ね合わせ精度検査に用いる重ね
合わせマーク形成工程において、気相HF処理を用いた
場合でも、歩留まり低下の原因となる導電性のサイドウ
ォールが形成されることがない半導体装置、及びその製
造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、マーク開口部を有する半導体装置であ
って、上記マーク開口部の内壁及び底面上に第一の導電
膜、BPSG膜が順次積層され、上記BPSG膜の表面
を第二の導電膜が覆うものである。
【0016】また、この発明の請求項2に係る半導体装
置は、マーク開口部の最大開口寸法は、第一の導電膜と
BPSG膜の膜厚の合計の2倍以上の大きさであるもの
である。
【0017】さらに、この発明の請求項3に係る半導体
装置は、単数の微細開口パターン若しくは複数の微細開
口パターンの集合によって構成されるマーク開口部を有
する半導体装置であって、上記マーク開口部上に積層さ
れ、上記微細開口パターンの内壁及び底面に積層される
第一の導電膜、上記第一の導電膜の外周を取り囲み垂直
方向に伸びて形成される筒状の第二の導電膜を含み、上
記微細開口パターンの開口寸法は、筒状の上記第二の導
電膜の高さ方向の寸法の2倍の値以下の大きさであるも
のである。
【0018】また、この発明の請求項4に係る半導体装
置は、請求項3に相当する構成において、さらに微細開
口パターンは、同一半導体装置内に形成されるコンタク
トホールに相当する大きさに形成されるものである。
【0019】さらに、この発明の請求項5に係る半導体
装置は、請求項3に相当する構成において、微細開口パ
ターンはスリット状とするものである。
【0020】また、この発明の請求項6に係る半導体装
置は、基板上の絶縁膜内に形成されたストッパ膜、上記
絶縁膜の表面から上記ストッパ膜の表面にかけて形成さ
れたマーク開口部の内壁及び底面を含む領域に形成され
た第一の導電膜、上記第一の導電膜の外周を取り囲み垂
直方向に伸びて形成される筒状の第二の導電膜を含むも
のである。
【0021】さらに、この発明の請求項7に係る半導体
装置の製造方法は、第一領域及び第二領域を有する基板
上に絶縁膜を積層する工程、上記第一領域に上記絶縁膜
を貫通するコンタクトホールを、上記第二領域にマーク
開口部を開口する工程、上記コンタクトホールを埋設す
る第一の導電膜を積層する工程、上記第一の導電膜上に
BPSG膜を積層する工程、上記BPSG膜上の上記コ
ンタクトホールを覆う領域と上記マーク開口部を覆う領
域とにそれぞれエッチングマスクを形成する工程、上記
エッチングマスクを用いて上記BPSG膜及び上記第一
の導電膜に対して異方性エッチングを行いパターニング
し、上記エッチングマスクを除去する工程、CVD法に
よって第二の導電膜を積層する工程、上記マーク開口部
を覆う領域上にマスクをパターニングする工程、上記マ
スクをエッチングマスクとして上記第二の導電膜に対し
て異方性エッチングを行い、上記第一領域の上記BPS
G膜及び上記第一の導電膜の側面に付着する上記第二の
導電膜からなるサイドウォールを得、同時に上記第二領
域の上記マスクを形成した領域以外の上記第二の導電膜
を除去する工程、上記マスクを除去する工程、気相HF
処理によって上記第一領域の上記BPSG膜を選択的に
除去する工程を含み、上記第一領域上の上記第一の導電
膜と上記サイドウォールが筒状ストレージノードを構成
するものである。
【0022】また、この発明の請求項8に係る半導体装
置は、第一領域及び第二領域を有する基板上に絶縁膜を
積層する工程、上記第一領域に上記絶縁膜を貫通するコ
ンタクトホールを、上記第二領域にマーク開口部を開口
する工程、上記コンタクトホールを埋設する第一の導電
膜を積層する工程、上記第一の導電膜上に平坦な表面を
有するBPSG膜を積層する工程、上記BPSG膜上の
上記コンタクトホールを覆う領域と上記マーク開口部を
覆う領域とにそれぞれエッチングマスクを形成する工
程、上記エッチングマスクを用いて上記BPSG膜及び
上記第一の導電膜に対して異方性エッチングを行いパタ
ーニングし、上記エッチングマスクを除去する工程、C
VD法によって第二の導電膜を積層する工程、上記第二
の導電膜に対して異方性エッチングを行い、上記第一領
域及び上記第二領域の上記BPSG膜及び上記第一の導
電膜の側面に上記第二の導電膜からなるサイドウォール
をそれぞれ形成する工程、気相HF処理によって上記B
PSG膜を除去する工程を含み、上記第一領域上の上記
第一の導電膜と上記サイドウォールが筒状ストレージノ
ードを構成するものである。
【0023】さらに、この発明の請求項9に係る半導体
装置の製造方法は、請求項9に相当する半導体装置の製
造方法において、マーク開口部は単数または複数のスリ
ット状開口部、若しくは単数または複数の微細開口パタ
ーンから構成し、上記スリット状開口部のスリット幅、
若しくは上記微細開口パターンの平面形状の開口寸法
は、第一の導電膜のとBPSG膜の膜厚の合計の2倍の
値よりも小さくなるように調整するものである。
【0024】また、この発明の請求項10に係る半導体
装置の製造方法は、請求項9に相当する半導体装置の製
造方法において、微細開口パターンを同一半導体装置内
のコンタクトホールに相当する大きさに形成するもので
ある。
【0025】さらに、この発明の請求項11に係る半導
体装置の製造方法は、第一領域及び第二領域を有する基
板上に絶縁膜を積層する工程、上記第二領域の上記絶縁
膜内にストッパ膜を形成する工程、上記第一領域に上記
絶縁膜を貫通するコンタクトホールを開口し、同時に第
二領域の上記絶縁膜の表面から上記ストッパ膜の表面の
深さにかけてマーク開口部を開口する工程、上記コンタ
クトホールを埋設する第一の導電膜を積層する工程、上
記第一の導電膜上にBPSG膜を積層する工程、上記B
PSG膜上の上記コンタクトホールを覆う領域と上記マ
ーク形成領域を覆う領域とにそれぞれエッチングマスク
を形成する工程、上記上記エッチングマスクを用いて上
記BPSG膜及び上記第一の導電膜に対して異方性エッ
チングを行いパターニングし、上記エッチングマスクを
除去する工程、CVD法によって第二の導電膜を積層す
る工程、上記第二の導電膜に対して異方性エッチングを
行い、上記第一領域及び上記第二領域の上記BPSG膜
及び上記第一の導電膜の側面に上記第二の導電膜からな
るサイドウォールをそれぞれ形成する工程、気相HF処
理によって上記BPSG膜を除去する工程を含み、上記
第一領域上の上記第一の導電膜と上記サイドウォールが
筒状ストレージノードを構成するものである。
【0026】また、この発明の請求項12に係る半導体
装置の製造方法は、請求項11に相当する半導体装置の
製造方法において、第二の導電膜に対して異方性エッチ
ングを行い、サイドウォールを形成する工程の後、上記
第二の導電膜に対して、オーバーエッチングを行い、絶
縁膜の表面からストッパ膜の表面までの深さに対応する
膜厚分の上記第二の導電膜の除去を行うものである。
【0027】さらに、この発明の請求項13に係る半導
体装置の製造方法は、請求項7、8、9、11のいずれ
か一項記載の半導体装置の製造方法において、BPSG
膜上のコンタクトホールを覆う領域とマーク開口部を覆
う領域とにそれぞれエッチングマスクを形成する際に、
第二領域の上記マーク開口部をアライメントマークとし
て用いるものである。
【0028】また、この発明の請求項14に係る半導体
装置の製造方法は、請求項7、8、9、11のいずれか
一項記載の半導体装置の製造方法において、マーク開口
部を重ね合わせ精度検査に用いる重ね合わせマークとし
て用いるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1について説明する。図1はこの発明の実施の形態
1によって形成される半導体装置の断面構造を示す図で
あり、アライメントマーク部または重ね合わせマーク部
のいずれかであるマーク部を示すものである。
【0030】図1において、符号1は半導体基板、2は
半導体基板1上に積層されたBPSGからなる層間絶縁
膜、3は層間絶縁膜2の表面にCVD法によって積層さ
れたシリコン酸化膜であり、層間絶縁膜2とシリコン酸
化膜3とで絶縁膜4を構成している。5は絶縁膜4の表
面から底面に向かって開口された開口部であり、同一半
導体基板1上にストレージノードコンタクトホールの開
口と同時に開口された開口部である。例えばこの開口部
は平面形状が矩形であり、その一辺の寸法は数μm程度
であるものとする。この開口部の形状は発明を適応する
デバイスに応じて変化させることが可能である。
【0031】また符号6bは開口部5の底面及び内壁と
開口部5の周囲に位置する絶縁膜4の表面上に積層され
たリンドープトポリシリコンからなる第一の導電膜、7
bは第一の導電膜6b上に積層されたBPSG膜、8b
はBPSG膜7bの表面を被覆するように積層されリン
ドープトポリシリコンからなる第二の導電膜である。こ
の第一の導電膜6b、BPSG膜7b、第二の導電膜8
bはマーク部9を構成している。
【0032】第一の導電膜6bは、ストレージノードコ
ンタクト及び筒状ストレージノードの底面部を構成する
導電物質の積層時に同時に積層された導電膜であり、同
様に、BPSG膜7bは筒状キャパシタの筒状部を形成
する際にサイドウォールを付着させるために底面部上に
形成するBPSG膜の積層時に同時に積層された膜であ
り、また第二の導電膜7bは、筒状キャパシタの筒上部
を構成する導電性のサイドウォールとなる物質の積層と
同時に積層された導電膜である。
【0033】図1に示すマーク部の形成過程において
は、BPSG膜7bの除去を行わず、またBPSG膜7
bの表面上に導電性のサイドウォールが形成されること
もないため、歩留まりが低下することがない。
【0034】次に、図1に示す半導体装置の製造フロー
を図2を用いて説明する。図2の左側にはメモリセル形
成領域の製造工程図を、右側にはマーク形成領域の製造
工程図を示す。まず、図2(a)に示すように、半導体
基板1の表面にBPSGからなる層間絶縁膜2を常圧C
VD法によって5000Å程度の膜厚に積層し、さらに
上層にLPCVD法によってシリコン酸化膜3を500
Å程度の膜厚となるように積層し、絶縁膜4を得る。次
にレジストパターン10a、10bを用いて同一半導体
基板1上のストレージノードコンタクトホール11の開
口と同時にドライエッチングによってマーク形成領域に
マーク開口部5を形成する。このマーク開口部5がアラ
イメントマークまたは重ね合わせマークを構成する。
【0035】次に、図2(b)に示すように、レジスト
パターン10a、10bを除去後、1000〜2000
Å程度の膜厚のリンドープトポリシリコンからなる第一
の導電膜7をLPCVD法によって積層し、ストレージ
ノードコンタクトホール11の内部をこの導電物質によ
って埋設してストレージノードコンタクトを得る。その
後さらにBPSG膜7を4000〜8000Å程度の膜
厚となるように積層する。BPSG膜7の表面形状はマ
ーク形成領域においては、マーク開口部5の内壁に沿っ
た形状となっている。さらに回転塗布によってレジスト
膜を積層し、写真製版によってメモリセル形成領域及び
マーク形成領域にそれぞれレジストパターン12a、1
2bをパターニングする。レジストパターン12aの形
状は最終的に形成する筒状ストレージノードの底面部に
相当し、またレジストパターン12bの形状はマーク開
口部5を覆う大きさとする。
【0036】その後、図2(c)に示すように、レジス
トパターン12a、12bをエッチングマスクとしてB
PSG膜7及び第一の導電膜6に対して順次異方性エッ
チングを行い、マスク形状に相当する第一の導電膜6
a、6b及びBPSG膜7a、7bを得る。レジストパ
ターン12a、12bは除去する。
【0037】次に、図2(d)に示すように、リンドー
プトポリシリコンからなる第二の導電膜8をLPCVD
法によって500〜1000Å程度の膜厚となるように
積層し、さらにマーク開口部5を覆うようにレジストパ
ターン13をパターニングする。
【0038】その後、図2(e)に示すように、ポリシ
リコンに対して異方性エッチングを行い、メモリセル形
成領域においてはBPSG膜7aの側面に導電性のサイ
ドウォールを残し、筒状ストレージノード14を構成す
る筒状部8aとする。この筒状部8aと第一の導電膜6
aとで筒状ストレージノード14を構成する。マーク形
成領域においては、レジストパターン13の形成領域以
外の第二の導電膜8がエッチング除去され、レジストパ
ターン13に相当する形状の第二の導電膜8bが残され
る。この第二の導電膜8bと、BPSG膜7b、第一の
導電膜6bとでマーク部9を構成する。レジストパター
ン13は除去する。
【0039】次に、図2(f)に示すように、気相HF
処理を行い、BPSG膜7aを選択的に除去し、筒状ス
トレージノード14を得る。この気相HF処理は、HF
分圧600Pa、H2O分圧300Paで5分間の処理
を実施するものである。この条件下においては、常圧C
VD法によって積層したシリコン酸化膜のエッチング速
度は10Å/minであるのに対し、BPSG膜のエッ
チング速度は1μm/minであるため、筒状ストレー
ジノード14の下層の絶縁膜4を構成するBPSGから
なる層間絶縁膜2をエッチングすることなく、筒状部の
コアであるBPSG膜7aのみを選択的にエッチングで
きる。
【0040】気相HF処理では、マーク部9を構成する
BPSG膜7は第二の導電膜8bによって覆われている
ため除去されることはなく、また、BPSG膜7bの表
面上に導電性のサイドウォールが形成されるということ
もないため、従来の気相HF処理時に生じていた導電性
サイドウォールの剥離による歩留まりの低下を抑制する
ことが可能である。また、層間絶縁膜2としてBPSG
からなる物質と説明したが、他の絶縁物質によって構成
することも可能であり、また、同様に他の構成要素につ
いても同様の性質を有する物質で置き換えることが可能
であることは言うまでもない。
【0041】実施の形態2.実施の形態1においては、
アライメントマークまたは重ね合わせマークとなるマー
ク開口部5の形状は、その後の第一の導電膜6bの積層
によって完全に埋め込まれない程度の比較的大きな開口
径のものを例として示した。この実施の形態2では、一
つのマーク開口部は、次工程において積層される導電膜
(実施の形態1においては第一の導電膜6bとして説
明)によって埋め込むことが可能である開口径であり、
複数のマーク開口部からなる開口部の集合がアライメン
トマークまたは重ね合わせマークを構成する半導体装置
について説明する。
【0042】図3は実施の形態2による半導体装置のマ
ーク形成部分の断面図であり、図において符号15は絶
縁膜4内に開口されたスリット状のマーク開口部であ
り、複数のマーク開口部15の集合がアライメントマー
クまたは重ね合わせ精度マークを構成する。また6cは
例えばリンドープトポリシリコンから構成され、マーク
開口部15の内部を埋設し、絶縁膜4の表面に積層され
る第一の導電膜、8cは例えばリンドープトポリシリコ
ンから構成され、第一の導電膜6cの端部を取り巻き、
垂直方向に伸びた形状の筒状部を示しており、第一の導
電膜6cと筒上部8cとでマーク部9を構成する。その
他、既に説明のために用いた符号と同一符号は同一、若
しくは相当部分を示すものである。
【0043】マーク開口部15は、一方向に伸びるスリ
ットが複数個並んで配置され、一つのマーク開口部15
のスリット幅は次工程で積層される第一の導電膜6cの
膜厚とBPSG膜(実施の形態1においてのBPSG膜
7bに相当する)の2倍よりも小さな値とする。このよ
うに第一の導電膜6cとマーク開口部15のスリット幅
とを決めることで、第一の導電膜6cを積層した段階で
マーク開口部15の内部を完全に埋設することができ
る。従って、図3に示すように、マーク開口部15上の
第一の導電膜6cの表面を平坦若しくは略平坦とするこ
とが可能であるため、その後の工程を経ても、従来の問
題点である導電物質からなるサイドウォールが形成され
ず、歩留まりの低下を抑制することが可能となる。
【0044】次に、図3の半導体装置の製造方法につい
て図4を用いて説明する。まず、図4(a)に示すよう
に、実施の形態1の場合と同様に、半導体基板1上に絶
縁膜4を積層する。その後、ストレージノードコンタク
トホール11形状のパターンを有するレジストパターン
10a及びマーク開口部15が複数個並んで形成された
形状のパターンを有するレジストパターン10cを形成
し、このレジストパターン10a及び10cをエッチン
グマスクとして絶縁膜4に対して異方性エッチングを行
い、ストレージノードコンタクトホール11と、複数個
のマーク開口部15から構成されるアライメントマーク
若しくは重ね合わせマークを得る。
【0045】その後、図4(b)に示すように、レジス
トパターン10a、10cを除去後、リンドープトポリ
シリコンからなる第一の導電膜6をLPCVD法によっ
て1000〜2000Å程度の膜厚となるように積層
し、さらに上層にBPSG膜7を4000〜8000Å
程度の膜厚となるように積層する。BPSG膜7を形成
した段階でその表面は平坦となる。図4(b)には、一
例として第一の導電膜6を積層した段階でマーク開口部
15を完全に埋設する場合を示しているが、次工程のB
PSG膜7形成の段階でマーク開口部15を埋設し、そ
の表面を平坦としても良い。この実施の形態2では、マ
ーク開口部15を開口後に、最小で第一の導電膜6を1
000Å、BPSG膜7を4000Åの厚さ、合計50
00Åの厚さとするため、マーク開口部15のスリット
幅は1μm以下とすれば、マーク部9に相当する領域の
BPSG膜7bの表面を平坦にすることが可能である。
【0046】さらに、BPSG膜7上には、メモリセル
形成領域にはストレージノード14の底面部の形状のレ
ジストパターン12aを形成し、マーク形成領域におい
てはマーク部9に相当する形状のレジストパターン12
bを形成する。
【0047】次に、図4(c)に示すように、シリコン
酸化膜3をエッチングストッパとし、レジストパターン
12a、12bをエッチングマスクとしてBPSG膜7
及び第一の導電膜6を順次異方性エッチングし、それぞ
れのエッチングマスクに相当する形状のBPSG膜7
a、7bと第一の導電膜6a、6cを得る。レジストパ
ターン12a、12bは除去する。
【0048】その後、図4(d)に示すように、例えば
リンドープトポリシリコンからなる第二の導電膜8をL
PCVD法によって1000〜2000Å程度の膜厚に
積層する。
【0049】さらに、図4(e)に示すように、第二の
導電膜8の全面に異方性エッチングを行い、BPSG膜
7a及び第一の導電膜6aの側面と、BPSG膜7b及
び第一の導電膜6cの側面にリンドープトポリシリコン
からなるサイドウォール、メモリセル形成領域において
はストレージノードの筒状部8a、マーク形成領域にお
いてはマーク部9を構成する筒状部8cをそれぞれ得
る。この段階でBPSG膜7bの表面上の導電物質はす
べて除去される。
【0050】次に、図4(f)に示すように、実施の形
態1に示した気相HF処理によってBPSG膜7a及び
7bの除去を行うことで、メモリセル領域においては筒
状ストレージノード14を得、マーク形成領域において
は、第一の導電膜6c及び筒状部8cから構成されるマ
ーク部9を得ることが可能となる。
【0051】図5は図4(f)のマーク部9の平面図を
示すものであり、同一形状のスリット状のマーク開口部
15が複数個並んで配置される例を示している。
【0052】このように、ストレージノードの底面部及
びストレージノードコンタクトを構成する第一の導電膜
6aと円筒のコアとして形成されるBPSG膜7aを形
成する際、それらの膜厚の合計の2倍の値よりも、マー
ク形成領域のマーク開口部15のスリット幅が小さな値
となるように調整することで、BPSG膜7bの表面を
平坦とすることが可能である。
【0053】また、上記の説明ではマーク開口部5のス
リット幅は1μmである例を示したが、これは一例であ
って、アライメントに必要なパターン形状に変化させる
ことが可能であることは言うまでもない。
【0054】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。先述の実施の形態2において
は、アライメントマーク若しくは重ね合わせマークが複
数個のスリット状のマーク開口部15の集合からなる例
を示した。この実施の形態3と実施の形態2との相違点
は、実施の形態3では、マーク開口部の形状がメモリセ
ルを構成するストレージノードコンタクトの形状に相当
する大きさである点である。
【0055】図6(a)は、筒状部8cを形成した段階
でのマーク部9の平面図である。符号6dは実施の形態
2での第一の導電膜6cに相当するものであり、コンタ
クトホール形状のマーク開口部16aの開口部を埋設す
る膜である。その他、既に説明のために用いた符号と同
一符号は同一、若しくは相当部分を示すものである。マ
ーク開口部16aは複数個並んで配置され、全体として
一つの矩形状のマークを構成している。
【0056】64MDRAMの場合、コンタクトホール
径は0.2〜0.3μmの大きさに形成され、その寸法
制御は±0.05μm以下であることから、次工程の第
一の導電膜6d、ストレージノード筒状部形成の際のコ
アとなるBPSG膜の積層の段階で、マーク開口部16
aの内部は完全に埋設され、BPSG膜の表面も平坦と
なることは明らかであり、従って、図4(e)に示す段
階でBPSG膜7bの表面に導電物質からなるサイドウ
ォールが形成されることがない。よって、ストレージノ
ード筒状部形成の際にコアとして用いるBPSG膜の除
去を、気相HF処理を用いて行っても、導電性のサイド
ウォールの剥離はなく、歩留まり低下を防止することが
可能である。
【0057】また、図6(a)ではマーク開口部16a
の形状はストレージノードコンタクトホールの形状に相
当するとしたが、図6(b)に示すように、ストレージ
ノードコンタクトホールの開口径に相当する開口幅の溝
をマーク開口部16bとして所定の形状(図においては
矩形の例を示している。)となるように形成することで
も同様に、次工程の第一の導電膜6及びBPSG膜7の
積層の段階で開口部を完全に埋め込み、その表面を平坦
にすることが可能である。そのためBPSG膜の除去の
際に、気相HF処理を行っても、導電性のサイドウォー
ルの剥離はなく、歩留まり低下を防止することが可能で
ある。
【0058】さらに、マーク開口部16a、16bとし
てコンタクトホール程度の大きさの開口径(または開口
幅)の微細な開口部を形成するため、高精度のアライメ
ント若しくは重ね合わせ精度検査を行うことができ、寸
法精度をメモリセル並に制御することが可能になるとい
う効果がある。
【0059】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について説明する。既に説明した実施の形態1〜3
は、メモリセル形成領域のストレージノードコンタクト
ホール11の開口と同時にマーク形成領域の絶縁膜4に
対して開口を行い、マーク開口部5、15、16を形成
しており、マーク開口部を構成する開口部の深さは絶縁
膜4の膜厚、すなわちストレージノードコンタクトホー
ル11の深さに相当していた。この実施の形態4では、
アライメントマークまたは重ね合わせマークを構成する
開口部の深さ方向の寸法が、ストレージノードコンタク
トホールの深さ方向の寸法よりも小さな場合を示すもの
である。
【0060】図7はこの実施の形態4による半導体装置
のマーク形成領域の断面図であり、図において6eはス
トレージノードコンタクトホールよりも浅いマーク開口
部18内に積層された第一の導電膜であり、メモリセル
形成領域においてはストレージノードコンタクト及び筒
状ストレージノードの底面部を構成する導電膜の成膜時
に同時に積層される膜である。また、符号17は層間絶
縁膜2の膜内に形成されたストッパ膜であり、マーク開
口部18の開口の際に、エッチングストッパとなる膜で
ある。その他、既に説明のために用いた符号と同一符号
は同一、若しくは相当部分を示すものである。
【0061】この図7のマーク部9は、マーク開口部1
8が絶縁膜4を貫通して形成されておらず、その開口部
の深さ方向の寸法がストッパ膜17よりも上層に積層さ
れた絶縁膜4の膜厚に相当するため、より浅い開口部に
一部が埋設されて形成される。従って、マーク部9を構
成する第一の導電膜6eの表面は比較的平坦となり、そ
の上に積層されるストレージノードの円筒部分のコアを
構成するBPSG膜に相当する膜の表面も比較的平坦に
形成される。従って、そのBPSG膜の表面には次工程
において導電物質からなるサイドウォールは、形成され
ることがない。よって、半導体装置の製造過程における
歩留まりの低下を抑制するこが可能となる。
【0062】次に、図7のマーク部9を有する半導体装
置の製造方法を、図8を用いて説明する。まず、図8
(a)に示すように、マーク形成領域には、BPSGか
ら構成される層間絶縁膜2の膜内に、ドープトポリシリ
コンからなるストッパ膜17を成膜する。このストッパ
膜17は、例えば、図示しないワード線若しくはビット
線の形成工程において積層する導電物質をパターニング
することで得ることが可能であり、また新規にストッパ
膜17を形成してもよい。例えば、BPSGから構成さ
れる層間絶縁膜2及びストッパ膜17、シリコン酸化膜
3を形成した段階で、ストッパ膜17の表面上に積層さ
れた絶縁膜4の膜厚が、1000Åとなるようにストッ
パ膜17を配置する。次に、メモリセル形成領域にスト
レージノードコンタクトホール11を開口すると同時に
マーク形成領域にマーク開口部18を開口する。このと
きエッチングはストッパ膜17の表面で止まり、絶縁膜
4の表面から1000Å程度の深さのマーク開口部18
が開口される。
【0063】次に、図8(b)に示すように、コンタク
トホールの開口に用いたレジストパターン10a、10
bを除去し、LPCVD法によってリンドープトポリシ
リコンからなる第一の導電膜6を1000〜2000Å
程度の膜厚となるように積層し、さらに、BPSG膜7
を4000〜8000Å程度の膜厚となるように形成す
る。このとき、マーク形成領域におけるBPSG膜7の
表面に形成される段差は比較的小さく、1000Åより
も小さな段差となる。その後、例えばマーク形成領域上
のマーク開口部をアライメントマークとしてフォトマス
クと半導体基板1との位置合わせを行い、ストレージノ
ードの底面部分に相当するレジストパターン12a、マ
ーク形成領域におけるマーク開口部18を覆う領域に相
当するレジストパターン12bをBPSG膜7上にパタ
ーニングする。
【0064】その後、図8(c)に示すように、レジス
トパターン12a、12bをエッチングマスクとしてB
PSG膜7及び第一の導電膜6に対して異方性エッチン
グを行い、それぞれのレジストパターンの形状に応じた
形状のBPSG膜7a、7b、第一の導電膜6a、6b
を得る。レジストパターン12a、12bは除去する。
【0065】次に、図8(d)に示すように、LPCV
D法によってリンドープトポリシリコンを1000〜2
000Å程度の膜厚となるように積層し、第二の導電膜
8を得る。
【0066】その後、図8(e)に示すように、第二の
導電膜8に対して異方性エッチングを行い、メモリセル
形成領域の第一の導電膜6a及びBPSG膜7aの側面
にサイドウォール状に付着する筒状部8aを形成して筒
状サイドウォール14を得、同時にマーク形成領域の第
一の導電膜6e及びBPSG膜7bの側面にサイドウォ
ール状に付着する筒状部8cを形成してマーク部9を得
る。
【0067】このとき、BPSG膜7bの表面にはマー
ク開口部18の開口深さに応じた段差が生じており、こ
の場合では最大で1000Å程度の大きさとなる。表面
段差部の傾斜角度にも依存するが、この段差部にサイド
ウォール状に第二の導電膜8が残される場合は、これを
完全に除去するため、第二の導電膜8に対する異方性エ
ッチングは1000Å以上のオーバーエッチングを施す
条件で行うことによって、歩留まり低下の原因となるB
PSG膜7b上の導電性のサイドウォールの形成を抑制
することができる。
【0068】次に、図8(f)に示すように、気相HF
処理を施すことによって、筒状ストレージノード14の
コアとなっているBPSG膜7aを除去し、同時にマー
ク形成領域のBPSG膜7bを除去し、図7に示すアラ
イメントマークまたは重ね合わせマークを得ることが可
能となる。
【0069】以上、説明したように、この実施の形態4
の半導体装置においては、ストレージノードコンタクト
ホール11の形成と同時にマーク開口部18を開口する
工程において、マーク開口部18の開口深さが小さくな
るようにエッチングストッパ膜としてストッパ膜17を
絶縁膜4内に形成している。従って、ストレージノード
コンタクトホール11の開口と同時にマーク開口部18
を開口しても、マーク開口部18を浅く形成することが
でき、マーク開口部18の上層に積層されるBPSG膜
7bの表面を平面形状に近づけることができるため、筒
状ストレージノード14の筒状部8aとして導電性のサ
イドウォールを形成する際に、BPSG膜7bの表面に
サイドウォールとして第二の導電膜8が残存しにくくな
る。さらに、第二の導電膜8に対してマーク開口部18
の開口深さに依存するオーバーエッチングを行うため、
異物となる導電膜がBPSG膜7b上に残されることは
なく、歩留まり低下を抑制することが可能となる。
【0070】なお、この実施の形態4では、一例とし
て、マーク開口部18が一つの比較的大きな開口部から
構成される例を示したが、複数の比較的小さな開口部の
集合からなるマーク開口部とすることも可能であること
は言うまでもない。また、マーク開口部18の形状は、
その上部に積層される第一の導電膜6eとBPSG膜7
bとなる導電物質を積層した段階で開口部上の表面が平
坦とならない程度の大きさである場合に特に効果的に用
いることができる。
【0071】また、ストッパ膜17を構成する物質の一
例としてリンドープトポリシリコンを示したが、これに
限定するものではなく、ポリサイド、シリコン窒化膜等
の別の物質からなるものを用いても良く、ストレージノ
ードコンタクトホール11の開口のエッチング処理時に
選択比が3以上とできる物質であれば良い。
【0072】
【発明の効果】以下に、この発明の各請求項の効果につ
いて記載する。この発明の請求項1に係る半導体装置に
おいては、マーク開口部上のBPSG膜を第二の導電膜
によって覆うため、その後に気相HF処理を行ってもB
PSG膜は除去されることがなく、歩留まり低下の原因
となる導電性の異物の発生を抑制することが可能とな
る。
【0073】また、この発明の請求項2に係る半導体装
置においては、マーク開口部の開口寸法が、第一の導電
膜とBPSG膜との合計の膜厚の2倍よりも大きな値で
あり、BPSG膜を成膜した場合に異物となる導電性の
サイドウォールが形成される原因となる表面の段差が形
成されるにも関わらず、第二の導電膜によってBPSG
膜を覆っているためにマーク開口部に相当する領域のB
PSG膜は除去さることなく、歩留まり低下の原因とな
る異物の発生も抑制することが可能となる。
【0074】さらに、この発明の請求項3に係る半導体
装置においては、筒状ストレージノードの形成と平行し
て行うマーク開口部の形成において、筒状ストレージノ
ードのコアとなるBPSG膜の表面を平坦に形成できる
ため、気相HF処理を行っても歩留まり低下の原因とな
る導電性の異物の発生を抑制することが可能である。ま
た、微細開口パターンは開口寸法が小さいため、寸法精
度良くアライメント若しくは重ね合わせ精度検査を行う
ことが可能となる。
【0075】また、この発明の請求項4に係る半導体装
置においては、微細開口パターンはコンタクトホールと
同じ大きさとするため、寸法精度をメモリセル並に制御
でき、良好なアライメントまたは重ね合わせ精度検査を
行うことが可能となる。
【0076】さらに、この発明の請求項5に係る半導体
装置においては、微細開口パターンはスリット状にも形
成でき、この微細開口パターンを用いても歩留まり低下
を抑制でき、寸法精度良くアライメント若しくは重ね合
わせ精度検査を行うことが可能となる。
【0077】また、この発明の請求項6に係る半導体装
置においては、マーク開口部が絶縁膜を貫通するのでは
なく、絶縁膜の表面からストッパ膜の表面までの浅い位
置に形成されるため、筒状ストレージノードの形成と同
時にコアとなるBPSG膜を形成した際にマーク開口部
上の表面は略平坦とでき、歩留まり低下の原因となる導
電性の異物の発生を抑制することが可能となる。
【0078】さらに、この発明の請求項7に係る半導体
装置の製造方法においては、BPSG膜の除去を気相H
F処理によって行う場合においても、マーク開口部上か
ら導電性の異物が剥離して歩留まりが低下することがな
く、良好な半導体装置の製造を行うことが可能となる。
【0079】また、この発明の請求項8に係る半導体装
置の製造方法においては、その製造過程においてマーク
開口部上のBPSG膜の表面を平坦とすることから、B
PSG膜の除去を気相HF処理によって行う場合におい
ても、マーク開口部上から導電性の異物が剥離して歩留
まりが低下することがなく、良好な半導体装置の製造を
行うことが可能となる。
【0080】さらに、この発明の請求項9に係る半導体
装置の製造方法においては、請求項8に相当する半導体
装置の製造方法を用い、さらに、マーク開口部の形状を
スリットまたは微細開口パターンとし、その開口寸法
を、BPSG膜を成膜した段階で開口部を完全に埋設で
き、BPSG膜表面を平坦とすることで、BPSG膜の
除去を気相HF処理によって行う場合においても、マー
ク開口部上から導電性の異物が剥離して歩留まりが低下
することがなく、良好な半導体装置の製造を行うことが
可能となる。また、微細な開口パターンをアライメント
マークまたは重ね合わせマークとして用いることが可能
であるため、高精度のアライメントまたは重ね合わせ精
度検査を行うことが可能となる。
【0081】また、この発明の請求項10に係る半導体
装置の製造方法においては、請求項9に相当する効果に
加え、微細開口パターンとしてコンタクトホールと同じ
大きさの開口部を形成するため、この微細開口パターン
をアライメントマークまたは重ね合わせ精度マークとし
て用い、メモリセル並に寸法精度を制御し、高精度のア
ライメントまたは重ね合わせ精度検査を行うことが可能
となる。
【0082】さらに、この発明の請求項11に係る半導
体装置の製造方法においては、ストッパ膜を用いること
で浅いマーク開口部を形成するため、BPSG膜を積層
した段階でその表面を平坦とすることができ、BPSG
膜の気相HF処理による除去時にマーク開口部上から導
電性の異物が剥離して歩留まりが低下することがなく、
良好な半導体装置の製造を行うことが可能となる。
【0083】また、この発明の請求項12に係る半導体
装置の製造方法においては、マーク形成領域のBPSG
膜上に積層される第二の導電膜に対する異方性エッチン
グの後、マーク開口部の深さに相当するオーバーエッチ
ングを第二の導電膜に対して行うため、BPSG膜上の
導電膜を完全に除去できる。従って、BPSG膜の気相
HF処理による除去時にマーク開口部上から導電性の異
物が剥離して歩留まりが低下することがなく、良好な半
導体装置の製造を行うことが可能となる。
【0084】さらに、この発明の請求項13、14に係
る半導体装置の製造方法においては、請求項7、8、
9、11に相当する半導体装置の製造方法において、マ
ーク開口部をアライメントマークまたは重ね合わせ精度
検査に用いる重ね合わせマークとして用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の半導体装置を示す
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の半導体装置の製造
工程を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の半導体装置を示す
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の半導体装置の製造
方法を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の半導体装置の平面
図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の半導体装置の平面
図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の半導体装置を示す
図である。
【図8】 この発明の実施の形態4の半導体装置の製造
方法を示す図である。
【図9】 従来の技術を示す図である。
【図10】 従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1.半導体基板 2.層間絶縁膜 3.シリコン酸化膜 4.絶縁膜 5.マーク開口部 6、6a、6b、6c、6d、6e.第一の導電膜 7、7a、7b.BPSG膜 8、8b.第二の導電膜 8a、8c.筒状部 9.マーク部 10a、10b、12a、12b、13.レジストパタ
ーン 11.ストレージノードコンタクトホール 13.コンタクト 14.筒状ストレージノード 15、16a、16b、18.マーク開口部 17.ストッパ膜

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーク開口部を有する半導体装置であっ
    て、上記マーク開口部の内壁及び底面上に第一の導電
    膜、BPSG膜が順次積層され、上記BPSG膜の表面
    を第二の導電膜が覆うことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 マーク開口部の最大開口寸法は、第一の
    導電膜とBPSG膜の膜厚の合計の2倍以上の大きさで
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 単数の微細開口パターン若しくは複数の
    微細開口パターンの集合によって構成されるマーク開口
    部を有する半導体装置であって、上記マーク開口部上に
    積層され、上記微細開口パターンの内壁及び底面に積層
    される第一の導電膜、上記第一の導電膜の外周を取り囲
    み垂直方向に伸びて形成される筒状の第二の導電膜を含
    み、上記微細開口パターンの開口寸法は、筒状の上記第
    二の導電膜の高さ方向の寸法の2倍の値以下の大きさで
    あることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 微細開口パターンは、同一半導体装置内
    に形成されるコンタクトホールに相当する大きさに形成
    されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 微細開口パターンはスリット状であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 基板上の絶縁膜内に形成されたストッパ
    膜、上記絶縁膜の表面から上記ストッパ膜の表面にかけ
    て形成されたマーク開口部の内壁及び底面を含む領域に
    形成された第一の導電膜、上記第一の導電膜の外周を取
    り囲み垂直方向に伸びて形成される筒状の第二の導電膜
    を含むことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 第一領域及び第二領域を有する基板上に
    絶縁膜を積層する工程、上記第一領域に上記絶縁膜を貫
    通するコンタクトホールを、上記第二領域にマーク開口
    部を開口する工程、上記コンタクトホールを埋設する第
    一の導電膜を積層する工程、上記第一の導電膜上にBP
    SG膜を積層する工程、上記BPSG膜上の上記コンタ
    クトホールを覆う領域と上記マーク開口部を覆う領域と
    にそれぞれエッチングマスクを形成する工程、上記エッ
    チングマスクを用いて上記BPSG膜及び上記第一の導
    電膜に対して異方性エッチングを行いパターニングし、
    上記エッチングマスクを除去する工程、CVD法によっ
    て第二の導電膜を積層する工程、上記マーク開口部を覆
    う領域上にマスクをパターニングする工程、上記マスク
    をエッチングマスクとして上記第二の導電膜に対して異
    方性エッチングを行い、上記第一領域の上記BPSG膜
    及び上記第一の導電膜の側面に付着する上記第二の導電
    膜からなるサイドウォールを得、同時に上記第二領域の
    上記マスクを形成した領域以外の上記第二の導電膜を除
    去する工程、上記マスクを除去する工程、気相HF処理
    によって上記第一領域の上記BPSG膜を選択的に除去
    する工程を含み、上記第一領域上の上記第一の導電膜と
    上記サイドウォールが筒状ストレージノードを構成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 第一領域及び第二領域を有する基板上に
    絶縁膜を積層する工程、上記第一領域に上記絶縁膜を貫
    通するコンタクトホールを、上記第二領域にマーク開口
    部を開口する工程、上記コンタクトホールを埋設する第
    一の導電膜を積層する工程、上記第一の導電膜上に平坦
    な表面を有するBPSG膜を積層する工程、上記BPS
    G膜上の上記コンタクトホールを覆う領域と上記マーク
    開口部を覆う領域とにそれぞれエッチングマスクを形成
    する工程、上記エッチングマスクを用いて上記BPSG
    膜及び上記第一の導電膜に対して異方性エッチングを行
    いパターニングし、上記エッチングマスクを除去する工
    程、CVD法によって第二の導電膜を積層する工程、上
    記第二の導電膜に対して異方性エッチングを行い、上記
    第一領域及び上記第二領域の上記BPSG膜及び上記第
    一の導電膜の側面に上記第二の導電膜からなるサイドウ
    ォールをそれぞれ形成する工程、気相HF処理によって
    上記BPSG膜を除去する工程を含み、上記第一領域上
    の上記第一の導電膜と上記サイドウォールが筒状ストレ
    ージノードを構成することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 マーク開口部は単数または複数のスリッ
    ト状開口部、若しくは単数または複数の微細開口パター
    ンから構成され、上記スリット状開口部のスリット幅、
    若しくは上記微細開口パターンの平面形状の開口寸法
    は、第一の導電膜のとBPSG膜の膜厚の合計の2倍の
    値よりも小さいことを特徴とする請求項8記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 微細開口パターンは、同一半導体装置
    内のコンタクトホールに相当する大きさに形成されるこ
    とを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 第一領域及び第二領域を有する基板上
    に絶縁膜を積層する工程、上記第二領域の上記絶縁膜内
    にストッパ膜を形成する工程、上記第一領域に上記絶縁
    膜を貫通するコンタクトホールを開口し、同時に第二領
    域の上記絶縁膜の表面から上記ストッパ膜の表面の深さ
    にかけてマーク開口部を開口する工程、上記コンタクト
    ホールを埋設する第一の導電膜を積層する工程、上記第
    一の導電膜上にBPSG膜を積層する工程、上記BPS
    G膜上の上記コンタクトホールを覆う領域と上記マーク
    形成領域を覆う領域とにそれぞれエッチングマスクを形
    成する工程、上記上記エッチングマスクを用いて上記B
    PSG膜及び上記第一の導電膜に対して異方性エッチン
    グを行いパターニングし、上記エッチングマスクを除去
    する工程、CVD法によって第二の導電膜を積層する工
    程、上記第二の導電膜に対して異方性エッチングを行
    い、上記第一領域及び上記第二領域の上記BPSG膜及
    び上記第一の導電膜の側面に上記第二の導電膜からなる
    サイドウォールをそれぞれ形成する工程、気相HF処理
    によって上記BPSG膜を除去する工程を含み、上記第
    一領域上の上記第一の導電膜と上記サイドウォールが筒
    状ストレージノードを構成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 第二の導電膜に対して異方性エッチン
    グを行い、サイドウォールを形成する工程の後、上記第
    二の導電膜に対して、オーバーエッチングを行い、絶縁
    膜の表面からストッパ膜の表面までの深さに対応する膜
    厚分の上記第二の導電膜の除去を行うことを特徴とする
    請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 BPSG膜上のコンタクトホールを覆
    う領域とマーク開口部を覆う領域とにそれぞれエッチン
    グマスクを形成する工程において、第二領域の上記マー
    ク開口部をアライメントマークとして用いることを特徴
    とする請求項7、8、9、11のいずれか一項記載の半
    導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 マーク開口部を重ね合わせ精度検査に
    用いる重ね合わせマークとして用いることを特徴とする
    請求項7,8,9、11のいずれか一項記載の半導体装
    置の製造方法。
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