JPH11169969A - 板材加工装置 - Google Patents

板材加工装置

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JPH11169969A
JPH11169969A JP33596697A JP33596697A JPH11169969A JP H11169969 A JPH11169969 A JP H11169969A JP 33596697 A JP33596697 A JP 33596697A JP 33596697 A JP33596697 A JP 33596697A JP H11169969 A JPH11169969 A JP H11169969A
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JP
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work
plate
unloader
product
plate metal
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JP33596697A
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English (en)
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Toshiyuki Matsuo
俊之 松尾
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の作業負担を軽くすると共に素人でも
作業できるようにしたセミオート化せしめた板材加工装
置を提供することにある。 【解決手段】 板材加工機3でワークWに板材加工を行
う場合には、素材用テーブル53に積載されているワー
クWからワーク一枚取り装置61でワークを一枚取り
し、ローダ59をガイドレール57に沿って板材加工機
3におけるワークテーブル27Fの一端側まで移動せし
めた後、ワークをワークテーブル27F上に載置せしめ
ると共に、ワーク原点位置決め部材29に当接せしめて
ワークの原点位置決めが行われる。次いで、板材加工機
3で板材加工が行なわれた製品はワークテーブル27F
の一端側に移動されて作業者によって搬出される。而し
て、ワークの板材加工がセミオート化されて作業者が素
人でも作業でき、しかも従来よりも作業負担が軽くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークの搬入、
又は製品の搬出をセミオート化(半自動化)した板材加
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばタレッ
トパンチプレスを用いてワークを自動的に加工する板材
加工装置(板材加工ライン)としては、例えば、図4お
よび図5に示されているような2タイプが知られてい
る。
【0003】図4に示されている板材加工装置101で
は、タレットパンチプレス103の左側にはタレットパ
ンチプレス103で加工する素材(ワーク)を収納せし
めておく素材棚105が設置されていると共に、タレッ
トパンチプレス103の右側にはタレットパンチプレス
103で加工された製品を収納せしめる製品棚107が
設置されている。また、図5に示されている板材加工装
置101ではタレットパンチプレス103の右側にタレ
ットパンチプレス103で加工する素材(ワーク)を収
納せしめておく素材棚105と、タレットパンチプレス
103で加工された製品を収納せしめておく製品棚10
7とがそれぞれ設置されている。
【0004】上記2タイプの図4,図5に示された板材
加工装置101では、いずれも素材棚105からワーク
を一枚取りし、タレットパンチプレス103に自動搬入
し、タレットパンチプレス103にて加工が行われる。
次いで、加工された製品はアンローダにて自動搬出され
製品棚107に収納されるものである。
【0005】また、素材(ワーク)の仕様は、小物から
大物までの広範囲となっていて、定尺の2トン梱包を最
大と考えた仕様となっている。
【0006】一方、タレットパンチプレス103のみが
設置されている場合には、タレットパンチプレス103
への素材(ワーク)の搬入や、タレットパンチプレス1
03からの製品の搬出を、作業者がその都度行ってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の図4,図5に示したような板材加工装置101で
は、素材の搬入から製品の搬出までが全自動になってい
るために、構造が複雑で、スペースが広く必要となり、
板材加工機そのものもライン仕様に改造しないと、各装
置とのドッキングが出来ないと共に価格も高価になると
いう問題があった。また、仕様上、定尺材の2トン梱包
が最大となっているので、積載高さに制限が出来てしま
うという問題もあった。
【0008】一方、タレットパンチプレス103のみで
加工を行う場合には作業者が素材の搬入や製品の搬出を
行なわなければならないので、重労働な作業となり、非
常に大変な作業負担となっていた。
【0009】この発明の目的は、作業者の作業負担を軽
くすると共に素人でも作業できるようにしたセミオート
化せしめた板材加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工装置は、ワークに
板材加工を行う板材加工機と、この板材加工機における
ワークテーブルの一端側に設けられたワーク原点位置決
め部材と、前記ワークテーブルの一端側と反対側の他端
側脇に設置されワークを積載する上下動可能な素材用テ
ーブルと、前記ワークテーブルの一端側から素材用テー
ブルまでの上方に延伸して設けられたガイドレールと、
このガイドレールに沿って移動可能なローダと、このロ
ーダの下部に設けられ前記素材用テーブルからワークを
一枚取りするワーク一枚取り装置と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0011】したがって、板材加工機でワークに板材加
工を行う場合には、素材用テーブルに積載されているワ
ークからワーク一枚取り装置でワークを一枚取りし、ロ
ーダをガイドレールに沿って板材加工機におけるワーク
テーブルの一端側まで移動せしめた後、ワークをワーク
テーブル上に載置せしめると共に、ワーク原点位置決め
部材に当接せしめてワークの原点位置決めが行われる。
次いで、板材加工機で板材加工が行なわれた製品はワー
クテーブルの一端側に移動されて作業者によって搬出さ
れる。
【0012】而して、ワークの板材加工がセミオート化
されて作業者が素人でも作業でき、しかも従来よりも作
業負担が軽くなる。
【0013】請求項2によるこの発明の板材加工装置
は、ワークに板材加工を行う板材加工機と、この板材加
工機におけるワークテーブルの一端側に設けられたワー
ク原点位置決め部材と、前記ワークテーブルの一端側と
反対側の他端側脇に設置され製品を積載せしめる上下動
可能な製品用テーブルと、前記ワークテーブルの一端側
から製品用テーブルまでの上方に延伸して設けられたガ
イドレールと、このガイドレールに沿って移動可能なア
ンローダと、このアンローダの下部に設けられ加工され
た製品をクランプせしめるアンローダクランプと、を備
えてなることを特徴とするものである。
【0014】したがって、板材加工機でワークに板材加
工を行う場合には、作業者がワークをワークテーブル上
に搬入すると共にワーク原点位置決め部材に当接せしめ
てワークの原点位置決めが行われる。次いで、板材加工
機で板材加工が行われた製品は、ガイドレールに沿って
移動されてきたアンローダに設けられているアンローダ
クランプでクランプされた後、アンローダが製品テーブ
ルの上方位置まで移動される。製品はアンローダクラン
プされアンクランプされて製品テーブル上に搬出され
る。
【0015】而して、ワークの板材加工がセミオート化
されて作業者が素人でも作業でき、しかも従来よりも作
業負担が軽くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0017】図1および図2を参照するに、板材加工装
置1としては、板材加工機としての例えばタレットパン
チプレス3が設置されている。このタレットパンチプレ
ス3は立設された門型フレーム5を備えており、この門
型フレーム5は下部フレーム5D,上部フレーム5Uお
よびサイドフレーム5Sが一体化されて構成されてい
る。
【0018】前記上部フレーム5U,下部フレーム5D
にはそそれぞれ相対向した位置に回転軸7,9が回転可
能に支承されていると共に、各回転軸7,9にはそれぞ
れ上部タレット11,下部タレット13が相対向して装
着されている。この上部タレット11,下部タレット1
3の円周上には適宜な間隔で複数のパンチP,ダイDが
それぞれ相対向して設けられている。
【0019】この複数のパンチP,ダイDのうちの1つ
のパンチP,ダイDがパンチ加工位置Kとなっており、
このパンチ加工位置Kにおける上方の上部フレーム5U
の下部には図1に示されているように、油圧シリンダ1
5が設けられていると共にこの油圧シリンダ15にはピ
ストンロッド17が装着されており、このピストンロッ
ド17の下端にはラム19が一体化されている。
【0020】前記下部フレーム5D上にはワークテーブ
ル21が設けられている。このワークテーブル21は中
央部に固定して設けられたセンタワークテーブル23
と、このセンタワークテーブル23の両側に、前記下部
フレーム5D上にY軸方向(図2において上下方向)へ
延伸して敷設されたガイドレール25に案内されてY軸
方向へ移動可能なサイドワークテーブル27F,27R
とで構成されている。このサイドワークテーブル27F
の一端側にはワーク原点位置決め部材としのロケートピ
ン29が流体シリンダやその他の駆動機構によって出没
自在に設けられている。
【0021】前記サイドワークテーブル27F,27R
上の図2において下側にはセンタワークテーブル23を
跨がってキャレッジベース31がX軸方向(図1,図2
において左右方向)へ延伸して設けられている。このキ
ャレッジベース31上にはX軸方向へ移動可能なキャレ
ッジ33が設けられている。しかも、このキャレッジ3
3にはワークWをクランプする複数のワーククランプ3
5が備えられている。
【0022】上記構成により、ワークテーブル21上に
搬入されてきたワークWはロケートピン29,ワークク
ランプ35に当接されて原点位置決めが行われる。次い
で、ワーククランプ35でワークWをクランプし、キャ
レッジベース31をY軸方向へ、キャレッジ33をX軸
方向へ移動せしめて、ワークWの所望位置をパンチ加工
位置Kに位置決めせしめる。この状態で上部タレット1
1,下部タレット13を同期して回転せしめて複数のパ
ンチP,ダイDから所望のパンチP,ダイDを加工位置
に割り出す。そして油圧シリンダ15を作動せしめてピ
ストンロッド17を下降しラム19でパンチPを打撃す
ることにより、パンチPとダイDとの協働でワークWに
板材加工すなわち、パンチング加工が行われることとな
る。
【0023】前記サイドワークテーブル27Rの図1,
図2において右端面の脇には、スラットコンベア37が
設けられている。すなわち、スラットコンベア37は立
設されたフレーム39を備えており、このフレーム39
の前後,左右および上下には回転可能なスプロケット4
1が支承されている。この各スプロケット41のうち、
図1において左側下部のスプロケット41には駆動モー
タ43が連結されている。しかも、各スプロケット41
にはチエン45が巻回されている。このチエン45の長
さのうち約1/3程度には複数のローラ47が適宜な間
隔で設けられている。
【0024】前記スラットコンベア37が設けられてい
る前後(図2において上下)には、移動可能な台車49
が設けられている。この台車49は1台であっても構わ
ない。台車49上には図1に示されているように、上下
動可能なリフタ51が設けられており、このリフタ51
上にはワークWを積載した素材用テーブル53が設けら
れている。
【0025】前記スラットコンベア37の図1,図2に
おいて右側には支柱55が立設されており、この支柱5
5上には、ガイドレール57が一体化されている。この
ガイドレール57はX軸方向へ延伸されており、ガイド
レール57の左端は、前記ロケートピン29の上方位置
近くまで延びている。前記ガイドレール57には図示省
略のすでに公知の駆動モータ,ラック,ピニオン等によ
り自走するローダ59がX軸方向へ移動可能に設けられ
ている。
【0026】このローダ59の下部にはワーク一枚取り
装置61が設けられている。すなわち、このワーク一枚
取り装置61としてはローダ59の下部に流体シリンダ
63が設けられており、この流体シリンダ63に装着さ
れたピストンロッド65の先端(下端)にはストレッチ
67が設けられている。このストレッチ67にはワーク
Wを吸着せしめる複数の吸着パッド69が設けられてい
る。
【0027】また、前記ローダ59には図示省略のすで
に公知の原点位置決め機構が設けられている。この原点
位置決め機構は例えば特公昭61−54492号公報の
図7,図8に示されているような機構でワークWを吸着
した吸着パッドが上下方向,X軸方向およびY軸方向へ
移動可能であると共に回動可能になっていて、ワークW
をロケートピン29,ワーククランプ35に当接せしめ
てワークを原点位置決めせしめるものである。
【0028】上記構成により、タレットパンチプレス3
でワークWにパンチ加工(板材加工)を行う場合には、
台車49上にあるリフタ51上にワークWを積載した素
材用テーブル53を載せると共に台車49をスラットコ
ンベア37の位置に移動位置決めせしめる。この状態
で、作業者がスタートスイッチボタンを押してリフタ5
1を上昇限位置まで上昇せしめる。駆動モータ43を駆
動せしめて各スプロケット41を回転せしめることによ
りチエン45を走行回転せしめて、ワークWの上方を開
放せしめる。
【0029】ワーク一枚取り装置61の流体シリンダ6
3を作動せしめてピストンロッド65を下降せしめるこ
とにより吸着パッド69で素材用テーブル53に積載さ
れているワークWを一枚吸着せしめて上昇せしめる。そ
して、ローダ59を図1において左方向へ移動せしめて
サイドワークテーブル27Fのロケートピン29の近傍
位置に到達したら、ローダ59を停止せしめる。なお、
ワーククランプ35は図2に示されている位置に予め待
機されている。
【0030】流体シリンダ63を作動せしめてピストン
ロッド65を下降せしめて吸着パッド69に吸着されて
いるワークWをサイドワークテーブル27F上に降すと
共に、図示省略のワーク原点位置決め機構により、ワー
クWの辺をロケートピン29,ワーククランプ33に当
接せしめて原点位置決めが行なわれる。
【0031】次に、ワーククランプ35でワークWをク
ランプし、ワークWをX軸,Y軸方向へ移動せしめてワ
ークWの所望位置をパンチ加工位置Kに位置決めせしめ
る。そして、割り出された所望のパンチPとダイDとの
協働でパンチ加工が行なわれる。パンチ加工が終了する
と、ワーククランプ35が図2に示した位置に戻された
後、ワーククランプ35をアンクランプせしめてワーク
クランプ35が図2において右側へやや移動される。加
工された製品はサイドワークテーブル27Fの図2にお
いて左側に待機している作業者によって排出されること
になる。
【0032】上記の操作を順次繰り返すことにより、素
材用テーブル53に積載されているワークWのすべてに
ついてパンチ加工が行われる。したがって、この板材加
工装置1はセミオート化され、作業者は単にパンチ加工
のスタートスイッチボタンを押すことと、加工された製
品を搬出することだけで済み、従来よりも作業が楽にな
り、作業負担を軽くすることができる。しかも、素人
(パート)でも簡単に作業を行うことができる。
【0033】図3には図1に代る他の板材加工装置1が
示されている。図3において図1における部品と同じ部
品には同一の符号を符して重複する説明を省略する。
【0034】図3において図1における台車49の代り
に別の移動可能な台車71がスラットコンベア37が設
けられている前後に設けられている。この台車71は1
台であっても構わない。この台車71上には上下動可能
なリフタ73が設けられており、このリフタ73上には
加工された製品を積載せしめる製品用テーブル75が設
けられている。
【0035】前記ガイドレール57には図示省略のすで
に公知の駆動モータ,ラック,ピニオン等により自走す
るアンローダ77がX軸方向へ移動可能に設けられてい
る。
【0036】このアンローダ77の下部にはアンローダ
クランプ装置79が設けられている。すなわち、このア
ンローダクランプ装置79としては、アンローダ77の
下部に流体シリンダ81が設けられており、この流体シ
リンダ81に装着されたピストンロッド83の先端(下
端)にはストレッチ85が設けられている。このストレ
ッチ85には製品をクランプせしめる図3において紙面
に対して直交する方向へ適宜な間隔で複数のアンローダ
クランプ87が設けられている。
【0037】上記構成により、タレットパンチプレス3
でワークWにパンチ加工(板材加工)を行う場合には、
作業者がサイドワークテーブル27Fの図3において左
側に立ち、ワークWをワークテーブル27Fに搬入せし
めてワークWをロケートピン29,ワーククランプ35
に当接せしめてワーク原点位置決めを行なう。次いで、
作業者がスタートスイッチボタンを押すと、ワークWが
ワーククランプ35にクランプされ、X軸,Y軸方向に
移動してワークWの所望位置がパンチ加工位置Kに移動
位置決めされる。この状態で割り出されたパンチPとダ
イDとの協働でワークWに所望のパンチ加工が行われる
ことになる。
【0038】次いで、アンローダ77が加工された製品
の位置まで移動されてきて、製品がワーククランプ33
からアンクランプされると共に、アンローダクランプ8
7でクランプされる。そして、アンローダ77が図3に
おいて右側へ移動されて、スラットコンベア37の位置
に待機されている製品用テーブル75の上方位置に来る
と停止される。製品はスラットコンベア37のローラ4
7上に載置される。駆動モータ43を駆動せしめて各ス
プロケット41を回転せしめると、チエン45が走行回
転し、各ローラ47が製品用テーブル75の上方位置か
ら退避される。その後、アンローダクランプ87をアン
クランプせしめると、製品は製品用テーブル75上に積
載され搬出されることになる。
【0039】上記の操作を順次繰り返すことにより、加
工された製品はすべて製品用テーブル75上に積載され
て搬出される。したがって、この板材加工装置1はセミ
オート化され、作業者は単にワークWをサイドワークテ
ーブル27F上に搬入し、スタートスイッチボタンを押
すことだけで済み、従来よりも作業が楽になり、作業負
担を軽くすることができる。しかも、素人(パート)で
も簡単に作業を行うことができる。
【0040】このような板材加工装置1をセミオート化
することにより、作業者は加工された製品を搬出した
り、又は加工すべきワークWを搬入したりするだけであ
る。また、図1に示した板材加工装置1では、スケッチ
材等の小物の加工された製品を他の場所で積載すること
にもなるので、例えば高さを500mmに限定されずに
積載することができ、従来のアンローダのサイズに拘束
されないで済む。
【0041】なお、この発明は、前述した実施の形態に
限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1の発明によれば、板材加工機で
ワークに板材加工を行う場合には、素材用テーブルに積
載されているワークからワーク一枚取り装置でワークを
一枚取りし、ローダをガイドレールに沿って板材加工機
におけるワークテーブルの一端側まで移動せしめた後、
ワークをワークテーブル上に載置せしめると共に、ワー
ク原点位置決め部材に当接せしめてワークの原点位置決
めが行われる。次いで、板材加工機で板材加工が行なわ
れた製品はワークテーブルの一端側に移動されて作業者
によって搬出される。
【0043】而して、ワークの板材加工がセミオート化
されて作業者が素人でも作業でき、しかも従来よりも作
業負担を軽くすることができる。
【0044】請求項2の発明によれば、板材加工機でワ
ークに板材加工を行う場合には、作業者がワークをワー
クテーブル上に搬入すると共にワーク原点位置決め部材
に当接せしめてワークの原点位置決めが行われる。次い
で、板材加工機で板材加工が行われた製品は、ガイドレ
ールに沿って移動されてきたアンローダに設けられてい
るアンローダクランプでクランプされた後、アンローダ
が製品テーブルの上方位置まで移動される。製品はアン
ローダクランプされアンクランプされて製品テーブル上
に搬出される。
【0045】而して、ワークの板材加工がセミオート化
されて作業者が素人でも作業でき、しかも従来よりも作
業負担を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の板材加工装置の側面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】この発明の他の板材加工装置の側面図である。
【図4】従来の板材加工装置の平面図である。
【図5】従来の別の板材加工装置の平面図である。
【符号の説明】
1 板材加工装置 3 タレットパンチプレス(板材加工機) 21 ワークテーブル 27F,27R サイドワークテーブル 29 ロケートピン(ワーク原点位置決め部材) 35 ワーククランプ 37 スラットコンベア 47 ローラ 49,71 台車 51,73 リフタ 53 素材用テーブル 57 ガイドレール 59 ローダ 61 ワーク一枚取り装置 69 吸着パッド 75 製品用テーブル 77 アンローダ 79 アンローダクランプ装置 87 アンローダクランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに板材加工を行う板材加工機と、
    この板材加工機におけるワークテーブルの一端側に設け
    られたワーク原点位置決め部材と、前記ワークテーブル
    の一端側と反対側の他端側脇に設置されワークを積載す
    る上下動可能な素材用テーブルと、前記ワークテーブル
    の一端側から素材用テーブルまでの上方に延伸して設け
    られたガイドレールと、このガイドレールに沿って移動
    可能なローダと、このローダの下部に設けられ前記素材
    用テーブルからワークを一枚取りするワーク一枚取り装
    置と、を備えてなることを特徴とする板材加工装置。
  2. 【請求項2】 ワークに板材加工を行う板材加工機と、
    この板材加工機におけるワークテーブルの一端側に設け
    られたワーク原点位置決め部材と、前記ワークテーブル
    の一端側と反対側の他端側脇に設置され製品を積載せし
    める上下動可能な製品用テーブルと、前記ワークテーブ
    ルの一端側から製品用テーブルまでの上方に延伸して設
    けられたガイドレールと、このガイドレールに沿って移
    動可能なアンローダと、このアンローダの下部に設けら
    れ加工された製品をクランプせしめるアンローダクラン
    プと、を備えてなることを特徴とする板材加工装置。
JP33596697A 1997-12-05 1997-12-05 板材加工装置 Pending JPH11169969A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104492994A (zh) * 2014-11-28 2015-04-08 芜湖贝斯特新能源开发有限公司 冲孔机定位工装和冲孔机
CN106475485A (zh) * 2016-11-21 2017-03-08 武汉市工程科学技术研究院 桁架小车式板材冲压自动上料装置及方法
CN106862409A (zh) * 2017-04-25 2017-06-20 全南县智护力工业产品设计有限公司 一种铝板加工时的调整装置
CN109226412A (zh) * 2018-09-21 2019-01-18 李宗利 一种全自动冲压模具机

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