JPH1113669A - 油圧ポンプ - Google Patents

油圧ポンプ

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JPH1113669A
JPH1113669A JP9181872A JP18187297A JPH1113669A JP H1113669 A JPH1113669 A JP H1113669A JP 9181872 A JP9181872 A JP 9181872A JP 18187297 A JP18187297 A JP 18187297A JP H1113669 A JPH1113669 A JP H1113669A
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bush
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drive shaft
pump
oil
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Atsushi Ishizuka
淳 石塚
Mitsuhiro Aota
光博 青田
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Unisia Jecs Corp
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    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/02Arrangements of bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動軸と軸受けブッシュとの間に安定した潤
滑油膜を形成して、潤滑不良を生じることのない油圧ポ
ンプを提供する。 【解決手段】 軸受け孔12が貫通形成されたポンプボ
ディ1とポンプカバー2との間にポンプユニット3を収
装する。軸受け孔内12には、ポンプユニット3を駆動
する駆動軸25及びこの駆動軸25を軸受けする軸受け
ブッシュ22を挿入すると共に、軸受け孔12の端部に
はシール室13を形成する。軸受け孔12内に、ポンプ
ユニット3側からシール室13へ連通して、作動油を流
通させる油溝14を形成する。軸受けブッシュ22は、
複数のブッシュ片23を軸受け孔12の軸方向に所定の
間隔をおいて配置することによって構成する。ブッシュ
片23は板状の部材を筒状の丸めて形成する。軸受けブ
ッシュ22の両側に位置するブッシュ片23の合せ目2
3を、相互に周方向に離れた位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は自動車のパワー
ステアリング装置等のパワーソースに施用して良好な油
圧ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧ポンプとして、例えば特開
平7−279871号公報には、ポンプボディとポンプ
カバーとの間にポンプユニットを収装し、前記ポンプボ
ディに貫通形成した軸受け孔内に軸受けブッシュを挿入
して、この軸受けブッシュによってポンプユニットを駆
動するための駆動軸を軸受けすると共に、前記軸受け孔
の端部にはシール室を形成した構成の油圧ポンプが開示
されている。
【0003】前記ポンプボディの軸受け孔内に挿入され
る軸受けブッシュは板状の部材を筒状に丸めて形成され
ている。また、前記軸受けブッシュの内周側には、この
軸受けブッシュの両端側に開放する1条の油溝が螺旋状
に形成されており、この油溝を介して、ポンプユニット
側で漏洩する作動油がシール室に導かれるようにしてあ
る。
【0004】斯かる従来例にあっては、前記軸受けブッ
シュに軸受けされた駆動軸によってポンプユニットが駆
動される。即ち、前記ポンプボディから突出する駆動軸
の端部にプーリ等を取付け、このプーリに巻着されるベ
ルト等によって回転駆動される。これによって、油圧ポ
ンプの機能が発揮される。
【0005】このとき、前記ポンプユニットが駆動され
ることに伴ってポンプユニットから漏油を生じ、この漏
油は軸受け孔内から軸受けブッシュの油溝内に導かれ
る。前記軸受けブッシュの油溝内を流通する作動油は、
軸受けブッシュと駆動軸との間を潤滑しつつ、シール室
に導かれる。前記軸受けブッシュと駆動軸との間の潤滑
は、軸受けブッシュと駆動軸との間に適度な軸受け隙間
を設け、この軸受け隙間に油溝から潤滑油を供給して、
駆動軸の回転に伴って油膜を作り、その油膜で駆動軸を
支えて、駆動軸と軸受けブッシュとの金属相互の直接接
触を避けることによって、潤滑されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記駆動軸
によってポンプユニットが駆動されるとき、駆動軸は軸
受けブッシュによって支持されており、この軸受けブッ
シュと駆動軸との間には適度な軸受け隙間が形成されて
いるから、駆動軸は筒状の軸受けブッシュ内で傾斜する
ことが可能である。このため、前記軸受けブッシュの両
端側が駆動軸に強く接触することになる一方で、軸受け
ブッシュの軸方向略中央部分での駆動軸との接触面圧は
然程大きくならない。
【0007】そこで、前記軸受けブッシュと駆動軸との
間の潤滑は、軸受けブッシュの軸方向略中央部分より
も、軸受けブッシュの両端側で安定した油膜が形成され
ることが重要であり、これによって、安定した潤滑状態
が維持されるようにするのが望まれるものである。
【0008】しかしながら、前記従来例にあっては、前
記軸受けブッシュが板状の部材を筒状に丸めて形成され
ており、この板状の部材の合せ目が駆動軸の強く接触す
る部分と合致した場合には、この合せ目によって油膜の
形成が阻害され、とりわけ軸受けブッシュの軸方向両端
側で潤滑不良を生じる虞がある。また、前記軸受けブッ
シュの内周側には、この軸受けブッシュの軸方向全長に
亘って油溝が形成され、作動油が軸受けブッシュの内面
を潤滑しつつシール室に導かれるようになっているた
め、この油溝によって油膜の形成が阻害され、同様に軸
受けブッシュの軸方向両端側で潤滑不良を生じる虞があ
る。
【0009】即ち、前記潤滑油膜の形成は、駆動軸が回
転するとき、回転方向に狭くなっている軸受け隙間内に
油がくさび状に引き込まれて、油のくさび作用により油
膜圧力を発生することによって成就されるのであるが、
軸受けブッシュの合せ目や油溝が存在することによっ
て、十分なくさび作用が得られなくなり、安定した油膜
が形成されにくくなって潤滑不良が生じる虞があるので
ある。
【0010】本発明は斯かる従来の実情に鑑みて案出さ
れたもので、駆動軸と軸受けブッシュとの間に安定した
潤滑油膜を形成して、潤滑不良を生じることのない油圧
ポンプを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、軸受け孔が貫通形成されたポンプボディとポン
プカバーとの間にポンプユニットを収装し、前記軸受け
孔内には、ポンプユニットを駆動する駆動軸及びこの駆
動軸を軸受けする軸受けブッシュを挿入すると共に、前
記軸受け孔の端部にはシール室を形成してなる油圧ポン
プにおいて、前記軸受け孔内に、ポンプユニット側から
シール室へ連通して、潤滑のための作動油を流通させる
油溝を形成する一方、前記軸受けブッシュは、複数のブ
ッシュ片を軸受け孔の軸方向に所定の間隔をおいて配置
することによって構成されると共に、これらブッシュ片
は板状の部材を筒状に丸めて形成されてなり、前記軸受
けブッシュの両端側に位置するブッシュ片のそれぞれの
合せ目が、相互に周方向に離れた位置に配置されてなる
構成にしてある。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記軸受けブッシュが2個のブ
ッシュ片から構成されてなり、これらブッシュ片の配置
間隔は、軸受けブッシュの軸方向長さの略1/3以下の
寸法であることを特徴としている。
【0013】ここで、前記油圧ポンプは、ベーンポン
プ、プランジャポンプ、ピストンポンプ等を含み、形式
に限定されない各種の液体ポンプを含むものである。
【0014】また、前記軸受けブッシュの両端側に位置
してこの軸受けブッシュを構成するブッシュ片の合せ目
は、相互に周方向にできるだけ離れた位置、好ましくは
略180度離れた位置に配置する。
【0015】前記構成において、前記油圧ポンプは、駆
動軸が回転され、ポンプユニットが駆動されることによ
り、ポンプとしての機能を発揮する。
【0016】前記ポンプユニットが駆動されることに伴
って生じるポンプユニットからの漏油は一旦軸受け孔内
に導かれ、この軸受け孔内を潤滑した後、軸受け孔内に
形成した油溝を介してシール室に導かれる。
【0017】即ち、前記軸受け孔内に導かれたポンプユ
ニットからの漏油は、このポンプユニット側の軸受け孔
内から直接的に軸受けブッシュの内面に供給されると共
に、シール室側から軸受けブッシュの内面に供給され
る。また、前記油溝を導かれる漏油の一部は、この油溝
から隣合うブッシュ片の間に供給されるから、このブッ
シュ片の間から軸受けブッシュの内面に供給される。
【0018】詳しくは、前記ポンプユニットからの漏油
は、このポンプユニット側の軸受け孔内から直接的に、
ポンプユニット側に配置されたブッシュ片の内面に供給
されると共に、シール室側から、このシール室側に配置
されたブッシュ片の内面に供給される。また、前記油溝
を導かれる漏油の一部は、隣合うブッシュ片の間に供給
され、このブッシュ片の間から各ブッシュ片の内面に供
給される。つまり、前記ブッシュ片の間に供給された油
は、ポンプユニット側に配置されたブッシュ片の内面、
シール室側に配置されたブッシュ片の内面、及び残余の
ブッシュ片の内面に供給される。
【0019】前記軸受けブッシュの内面に供給された油
は、駆動軸が回転することによって、回転方向に狭くま
っている軸受け隙間内にくさび状に引き込まれて、油の
くさび作用により油膜圧力が発生することによって、良
好な潤滑油膜を形成する。
【0020】ここで、前記駆動軸によってポンプユニッ
トが駆動されるとき、駆動軸は軸受けブッシュによって
支持されており、この軸受けブッシュと駆動軸との間に
は適度な軸受け隙間が形成されているから、駆動軸は筒
状の軸受けブッシュ内で傾斜することが可能で、とりわ
け、軸受けブッシュの両端側が駆動軸に強く接触するこ
とになるところ、本発明にあっては軸受けブッシュの両
端側で、安定した潤滑油膜が形成され、潤滑不良が有利
に防止される。
【0021】即ち、前記軸受けブッシュは、複数のブッ
シュ片を軸受け孔の軸方向に所定の間隔をおいて配置す
ることによって構成してあるから、この軸受けブッシュ
の軸方向の略中央部分には隙間が形成されているけれど
も、駆動軸が強く接触する軸受けブッシュの両端側には
それぞれブッシュ片が配置され、しかもこれらブッシュ
片の内周面には潤滑油膜の形成を阻害する油溝など何も
形成されていない。
【0022】また、両端側で前記軸受けブッシュを構成
するブッシュ片の合せ目が相互に周方向に離れた位置に
配置されているから、両端側のブッシュ片のうち、何れ
か一方のブッシュ片の合せ目を駆動軸が強く接触する部
分から遠ざけた位置に配置することにより、他方のブッ
シュ片の合せ目も駆動軸が強く接触する部分を避けた位
置に配置されることになる。このため、潤滑油膜の形成
を阻害する前記ブッシュ片の合せ目が、駆動軸の強く接
触する部分と合致することがない。
【0023】更に、前記各ブッシュ片で構成された軸受
けブッシュの内周面には、この軸受けブッシュの両端側
からのみならず、隣合う各ブッシュ片の間から潤滑のた
めの油が十分に供給される。このため、とりわけ前記駆
動軸が強く接触する軸受けブッシュの両端側において安
定した潤滑油膜が形成され、潤滑不良が防止されるので
ある。
【0024】したがって、駆動軸と軸受けブッシュとの
間に安定した潤滑油膜を形成して、潤滑不良を生じるこ
とのない油圧ポンプが得られる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、前記
ブッシュ片の配置間隔を、軸受けブッシュの軸方向長さ
の略1/3以下の寸法としたことにより、軸受けブッシ
ュの軸方向両端側における軸受け面積が十分に確保され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、パ
ワーステアリング装置の油圧ポンプに適用した態様とし
て、図面に基づいて詳述する。
【0027】図1は本発明の実施の形態を示す油圧ポン
プの断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は軸受
けブッシュの展開状態を示す図面、図4は軸受け孔内に
軸受けブッシュを挿入した状態のボンプボディの断面
図、図5はブッシュ片の断面を、図4のA−A線断面図
(a)、B−B断面図(b)で示す図面である。
【0028】図において1はアルミニウム合金等の金属
材料からなるポンプボディ、2は同じく金属材料からな
るポンプカバーで、これらポンプボディ1とポンプカバ
ー2との間にポンプユニット3が収装してある。詳しく
は、前記ポンプボディ1とポンプカバー2との間に環状
凹部4が形成され、この環状凹部4内にポンプユニット
3が収装してある。
【0029】前記ポンプユニット3は、この実施の形態
においてベーンポンプユニットであって、複数のベーン
5を半径方向に出没自在に取付けたロータ6をカムリン
グ7内に収装し、このカムリング7の両側をサイドプレ
ート8、9によって挟持した構造を備えている。そし
て、前記カムリング7、ロータ6及び隣合うベーン5間
にポンプ室10が形成される。前記ポンプ室10はロー
タ6の回転によってその容積が変化し、この変化によっ
て容積増加する部分に吸入区間が形成され、容積が減少
する部分に吐出区間が形成してある。前記吐出区間に面
するサイドプレート8、9には、半径方向外方に解放す
る切欠き通路8a,9aが形成され、ポンプの吐出油を
カムリング7外周の環状凹部4の吐出室(高圧室)11
内に吐出するようにしてある。また、前記吸入区間に面
するサイドプレート9には図外の吸入ポートが貫通して
形成してある。
【0030】前記ポンプボディ1には、軸受け孔12が
貫通して形成されており、この軸受け孔12の端部には
シール室13が形成されている。
【0031】前記軸受け孔12内には、ポンプユニット
3側からシール室13へ連通する油溝14が形成されて
いる(図2参照及び図4参照)。前記油溝14は、断面
が円弧状で、軸受け孔12の軸方向に略直線状に形成さ
れている。また、前記油溝14はこの実施の形態におい
て軸受け孔12の略中央位置で寸断されているけれど
も、この位置は後述する複数のブッシュ片の間に位置す
るから、ブッシュ片の間の間隔を介して実質的に連通し
ていることになる。これによって、前記油溝14はポン
プユニット3からの漏油を、詳しくはロータ6とサイド
プレート8、9との間から漏洩する作動油、及びポンプ
ボディ1とサイドプレート9との合わせ目から漏洩する
僅かな作動油を、ポンプユニット3の軸受け室12内か
らシール室13内へ導くことが可能である。
【0032】また、前記ポンプボディ1には、吸入区間
のポンプ室10と図外の貯油タンクとを連通する吸入通
路15、吐出区間のポンプ室10と図外のパワーステア
リング装置のアクチュエータとを連通する吐出通路1
6、及び一端が封止されたスプール弁収容穴17がそれ
ぞれ形成してある。
【0033】前記吸入通路15はサイドプレート9との
合わせ目において2方向に分岐しており、その先端に円
弧状の吸入ポート18が形成してある。前記吸入ポート
18はサイドプレート9に形成した図外の吸入ポートに
臨んで形成してある。また、前記吸入通路15は軸受け
孔12に略平行な低圧通路19を介してシール室13に
連通している(図2参照)。
【0034】前記吐出通路15はサイドプレート9との
合わせ目において半径方向外方に折れ曲がり、このサイ
ドプレート9に形成した吐出ポート20に連通するオリ
フィス通路21が形成されている。
【0035】22は前記軸受け孔12内に挿入された軸
受けブッシュである。前記軸受けブッシュ22は、複数
のブッシュ片23を軸受け孔の軸方向に所定の間隔をお
いて配置することによって構成してあり、この実施の形
態において2個のブッシュ片23を軸方向に間隔lをお
いて配置することによって構成してある。前記ブッシュ
片23は平板状の部材を筒状に丸めて形成されており、
この軸受けブッシュ22の内周側は平滑で、油溝等は形
成されていない(図3参照)。
【0036】また、前記軸受けブッシュ22の両端側に
位置するブッシュ片23の合せ目23aは、相互に周方
向に離れた位置、この実施の形態において略180度離
れた位置に配置されている。即ち、前記ブッシュ片23
のうち、図4において左側に位置するブッシュ片23の
合せ目23aは図5(a)に示すように、油溝14から
略180度離れた位置に配置されている一方、図4にお
いて右側に位置するブッシュ片23の合せ目23aは油
溝14に合致する位置に配置されている。
【0037】また、前記軸受けブッシュ22を構成する
ブッシュ片23の配置間隔lは、軸受け面積を確保する
ために軸受けブッシュ22の軸方向長さLの略1/3以
下の寸法とするのが好ましく、この実施の形態において
は軸受けブッシュ22の軸方向長さLの略1/5として
ある。
【0038】25は前記ポンプユニット3を駆動するた
めの駆動軸で、この駆動軸25は軸受けブッシュ22で
軸受けされた状態で、軸受け孔12内に挿入されてい
る。前記駆動軸25にはその先端側にセレーション26
が形成され、このセレーション26がサイドプレート9
の貫通孔9bを貫通して、ロータ6のセレーション孔2
7に嵌合されており、これによって、駆動軸25はロー
タ6を回転駆動、即ちポンプユニット3を駆動可能であ
る。なお、前記駆動軸25の先細状の先端はサイドプレ
ート8の貫通孔8b内に遊嵌されている。
【0039】前記スプール弁収容穴17内には、流量制
御を司るスプール弁30が摺動自在に嵌挿されている。
前記スプール弁30は、スプール弁収容穴17内部を第
1圧力室17aと第2圧力室17bとに画成すると共
に、第2圧力室17b内に収装した制御スプリング31
のばね力をもって常時第1圧力室17a側に偏倚され、
常態にあって、そのランド部32で吸入通路15に連通
するドレン通路33を閉止している。また、前記スプー
ル弁30によって画成された第1圧力室17aの開口端
は、吐出室11に臨み、ポンプの吐出油を導く導入通路
34を形成している。
【0040】また、前記ポンプボディ1には、吐出通路
16に連通し、図外のパワーステアリング装置即ちアク
チュエータに作動油を導くために、図外の吐出口に連通
する通路35が形成してある。また、前記通路35と第
2圧力室17bとの間は通路36を介して連通してお
り、吐出通路16内の圧力を前記第2圧力室17b内に
導くようにしてある。
【0041】39は前記ポンプカバー2に取付けられた
圧力スイッチである。この圧力スイッチ39は固定接点
39aと可動接点39bとを有しており、この可動接点
39bが、その先端が吐出室11に連通する通路40に
面していることにより、吐出室11内の圧力に応動可能
である。また、前記圧力スイッチ39が捩込み固定され
る凹部41の内部は、半径方向の通路42及び軸方向の
通路43を介してサイドプレート9の貫通孔9b内に連
通している。
【0042】前記ポンプボディ1とポンプカバー2と
は、図外のボルト等によって相互に連結固定してあり、
これらポンプボディ1とポンプカバー2との合わせ目は
シールリング44による封止が施されて、吐出室11内
に吐出された作動油の外部への漏洩を防止している。
【0043】45は前記ポンプカバー2とサイドプレー
ト8との間に設けたシールリングで、このシールリング
45は吐出室11とサイドプレート8の貫通孔8bとの
間を区画している。また、46は前記シール室13内に
設けられ、駆動軸25を封止するシール部材である。
【0044】なお、前記駆動軸25のポンプボディ1か
らの突出端には、図外の内燃機関等によって回転駆動さ
れるプーリ等の駆動手段が取付けられる。
【0045】斯かる構成によれば、前記駆動軸25が図
外のプーリ等を介して回転駆動され、この駆動軸25に
連結されたロータ6が回転駆動される。前記ロータ6が
回転駆動することにより、このロータ6の回転によって
その容積が拡大する吸入区間のポンプ室10内に吸入通
路15から吸入ポート18を介して作動油が吸入され、
ポンプ作用を受けた後、容積が縮小する吐出区間のポン
プ室10内から吐出室11内に吐出される。その後、前
記吐出室11内に吐出された作動油は、導入通路34を
経て第1圧力室17a内に導かれる。前記第1圧力室1
7a内に導かれる作動油は、オリフィス通路21、吐出
通路16及び通路35を介して図外のパワーステアリン
グ装置のアクチュエータに導かれる。
【0046】このとき、図1に示す常態にあっては、前
記スプール弁30は、制御スプリング31によって第1
圧力室17a側に付勢され、その胴部のランド部32で
ドレン通路33を閉塞しており、第1圧力室17a内に
導入されたポンプ吐出油はその全量がオリフィス通路2
1を介して図外のアクチュエータに導かれる。一方、ポ
ンプの回転速度が増加してポンプ吐出油量が増加し、前
記第1圧力室17a内に導入されるポンプ吐出油量が増
加すると、オリフィス通路21による制限流動の下に第
1圧力室17a内の作動油が吐出通路16に導かれる一
方で、このオリフィス通路21の前後差圧に基づいてス
プール弁30が右方向に移動して制御スプリング31を
所定の長さになるまで押し縮め、ドレン通路33を開
き、このドレン通路33から余剰油を吸入通路15及び
図外の貯油タンクに還流させる。
【0047】これによって、前記吐出通路16及び通路
35を介して図外のパワーステアリング装置に導かれる
作動油は、所定流量に制御されることになる。
【0048】また、前記ポンプユニット3が駆動される
ことに伴って、作動油は吐出室11に吐出される一方
で、ロータ6とサイドプレート8、9との間に潤滑のた
めに形成された隙間を介して漏洩することになる。な
お、極一部の作動油は前記ポンプボディ1とサイドプレ
ート9との合わせ目からも漏洩する。
【0049】前記ポンプユニット3からの漏油は、一旦
ポンプユニット3側の軸受け孔12内に集合される。即
ち、前記ロータ6とサイドプレート8との間からの漏油
は、このサイドプレート8の貫通孔8b内に導かれた
後、セレーション26、27の噛合隙間及びサイドプレ
ート9の貫通孔9bを介して軸受け孔12内に集合され
る。また、前記ロータ6とサイドプレート9との間の漏
油はこのサイドプレート9の貫通孔9bを介して軸受け
孔12内に集合される。
【0050】前記サイドプレート9側の軸受け孔12内
に集合された油は、この軸受け孔12内を潤滑した後、
軸受け孔12内に形成した油溝14を介してシール室1
3内に導かれる。なお、前記シール室13内に導かれた
作動油は、このシール室13内のシール部材46を潤滑
した後、低圧通路19を介して吸入通路15及び図外の
貯油タンクに還流されることになる。
【0051】このとき、前記軸受け孔12内に導かれた
ポンプユニット3からの漏油は、このポンプユニット3
側の軸受け孔12内から直接的に軸受けブッシュ22の
内面に供給されると共に、シール室13側から軸受けブ
ッシュ22の内面に供給される。また、前記油溝14を
導かれる漏油の一部は、この油溝14から隣合うブッシ
ュ片23の間に供給されるから、このブッシュ片23の
間から軸受けブッシュ22の内面に供給される。
【0052】詳しくは、前記ポンプユニット3からの漏
油は、このポンプユニット3側の軸受け孔12内から直
接的に、ポンプユニット3側に配置されたブッシュ片2
3の内面に供給されると共に、シール室13側から、こ
のシール室13側に配置されたブッシュ片23の内面に
供給される。また、前記油溝14を導かれる漏油の一部
は、隣合うブッシュ片23の間に供給され、このブッシ
ュ片23の間から各ブッシュ片23の内面に供給され
る。つまり、前記ブッシュ片23の間に供給された油
は、ポンプユニット3側に配置されたブッシュ片23の
内面及びシール室13側に配置されたブッシュ片23の
内面に供給される。
【0053】前記軸受けブッシュ22の内面に供給され
た油は、駆動軸25が回転することによって、回転方向
に狭くまっている軸受け隙間内にくさび状に引き込まれ
て、油のくさび作用により油膜圧力が発生することによ
って、良好な潤滑油膜を形成する。
【0054】ここで、前記駆動軸25によってポンプユ
ニット3が駆動されるとき、駆動軸25は軸受けブッシ
ュ22によって支持されており、この軸受けブッシュ2
2と駆動軸25との間には適度な軸受け隙間が形成され
ているから、駆動軸25は筒状の軸受けブッシュ22内
で傾斜することが可能で、とりわけ、軸受けブッシュ2
2の両端側が駆動軸25に強く接触することになるとこ
ろ、本発明にあっては軸受けブッシュ22の両端側で、
安定した潤滑油膜が形成され、潤滑不良が有利に防止さ
れる。
【0055】即ち、前記軸受けブッシュ22は、複数の
ブッシュ片23を軸受け孔12の軸方向に所定の間隔l
をおいて配置することによって構成してあるから、この
軸受けブッシュ22の軸方向の略中央部分には隙間(間
隔l)が形成されているけれども、駆動軸25が強く接
触する軸受けブッシュ22の両端側にはそれぞれブッシ
ュ片23が配置され、しかもこれらブッシュ片23の内
周面には潤滑油膜の形成を阻害する油溝など何も形成さ
れていない。
【0056】また、両端側で軸受けブッシュ22を構成
するブッシュ片23の合せ目23aが相互に周方向に離
れた位置に配置されているから、両端側のブッシュ片2
3のうち、何れか一方のブッシュ片23の合せ目23a
を駆動軸25が強く接触する部分から遠ざけた位置に配
置することにより、他方のブッシュ片23の合せ目23
aも駆動軸25が強く接触する部分を避けた位置に配置
されることになる。このため、潤滑油膜の形成を阻害す
る前記ブッシュ23の合せ目23aが駆動軸25の強く
接触する部分と合致することがない。
【0057】更に、前記各ブッシュ片23で構成された
軸受けブッシュ22の内周面には、この軸受けブッシュ
22の両端側からのみならず、隣合うブッシュ片23の
間から潤滑のための油が十分に供給される。このため、
とりわけ前記駆動軸25が強く接触する軸受けブッシュ
22の両端側において安定した潤滑油膜が形成され、潤
滑不良が防止されるのである。
【0058】したがって、駆動軸25と軸受けブッシュ
22との間に安定した潤滑油膜を形成して、潤滑不良を
生じることのない油圧ポンプが得られる。
【0059】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記軸受け孔12の内に形成する油溝14は、
軸受け孔12の軸方向に略直線状に形成するのみなら
ず、螺旋状としてもよく、また、これを多条形成する構
成としてもよい。
【0060】また、前記軸受けブッシュ22は3個以上
のブッシュ片から構成してもよい。この場合に、各ブッ
シュ片を配置する間隔は等間隔でも不等間隔でもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、駆動軸と軸受けブッシュとの間に安定した潤滑油
膜を形成して、潤滑不良を生じることのない油圧ポンプ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す油圧ポンプの断面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】軸受けブッシュの展開状態を示す図面である。
【図4】軸受け孔内に軸受けブッシュを挿入した状態の
ボンプボディの断面図である。
【図5】ブッシュ片の断面を、図4のA−A断面図
(a)、B−B線断面図(b)で示す図面である。
【符号の説明】
1 ポンプボディ 2 ポンプカバー 3 ポンプユニット 12 軸受け孔 13 シール室 14 油溝 22 軸受けブッシュ 23 ブッシュ片 23a 合せ目 25 駆動軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受け孔が貫通形成されたポンプボディ
    とポンプカバーとの間にポンプユニットを収装し、前記
    軸受け孔内には、ポンプユニットを駆動する駆動軸及び
    この駆動軸を軸受けする軸受けブッシュを挿入すると共
    に、前記軸受け孔の端部にはシール室を形成してなる油
    圧ポンプにおいて、前記軸受け孔内に、ポンプユニット
    側からシール室へ連通して、潤滑のための作動油を流通
    させる油溝を形成する一方、前記軸受けブッシュは、複
    数のブッシュ片を軸受け孔の軸方向に所定の間隔をおい
    て配置することによって構成されると共に、これらブッ
    シュ片は板状の部材を筒状に丸めて形成されてなり、前
    記軸受けブッシュの両端側に位置するブッシュ片のそれ
    ぞれの合せ目が、相互に周方向に離れた位置に配置され
    てなることを特徴とする、油圧ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記軸受けブッシュが2個のブッシュ片
    から構成されてなり、これらブッシュ片の配置間隔は、
    軸受けブッシュの軸方向長さの略1/3以下の寸法であ
    ることを特徴とする、請求項1記載の油圧ポンプ。
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