JPH11134356A - フォルダ関連付け装置及びフォルダ関連付け方法 - Google Patents

フォルダ関連付け装置及びフォルダ関連付け方法

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JPH11134356A
JPH11134356A JP30087797A JP30087797A JPH11134356A JP H11134356 A JPH11134356 A JP H11134356A JP 30087797 A JP30087797 A JP 30087797A JP 30087797 A JP30087797 A JP 30087797A JP H11134356 A JPH11134356 A JP H11134356A
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JP30087797A
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Osamu Shimomura
修 下村
Masao Ogikubo
雅郎 荻窪
Koji Nishida
弘二 西田
Masayuki Yagyu
真之 柳生
Seiichi Yasukawa
聖一 安川
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図面データや文書データの所定の位置に関連
付けられた関連情報の概要を画面上で系統立てて容易に
認識することができるフォルダ関連付け装置及びフォル
ダ関連付け方法を提供する。 【解決手段】 データベース16は、複数の関連情報を
フォルダ形式で格納すると共に、フォルダツリー構造図
を記憶する。データベース15はCADデータに基づい
て作成された表示データを記憶する。中央処理装置13
は、表示データのサイズを正規化したときの表示データ
の所定の位置についての位置座標データとデータベース
16の所定のフォルダとの対応関係を表すマップ情報を
作成する。表示データの所定の位置が画面上で指示され
ると、中央処理装置13は、マップ情報に基づいて、そ
の指示された位置に関連付けられたフォルダについての
フォルダツリー構造図をデータベース16から読み出し
て画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図面データ又は文
書データにそれと関連のある複数の関連情報を関連付け
るためのフォルダ関連付け装置及びフォルダ関連付け方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図面間の関係を表す場合、親となる図面
の所定の位置に、子となる図面を関連付けることが行わ
れる。例えば、親図面が地図であるとすると、その地図
内に描かれた建物の位置に、その建物の外観図(子図
面)を関連付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、親図面
の所定の位置に、複数の関連情報(図面や管理情報等)
を関連付けたい場合、従来は、複数の関連情報を紙に印
刷し、親図面に対して関連情報を紙ベースで関連付けて
いる。このため、作業者が、関連情報の内容を知るに
は、その紙に印刷された書類を手作業により手でめくっ
て調べなければならず、作業性が悪かった。しかも、各
関連情報の概要を系統立てて認識することができないの
で、理解が容易でないという問題があった。
【0004】尚、CADシステム等では、関連情報をフ
ァイルに登録し、親図面に個々のファイルを関連付ける
ことはできる。しかし、親図面の特定位置に個々の関連
情報を関連付けることはできないので、複数の関連情報
を効率よく管理することはできない。本発明は上記事情
に基づいてなされたものであり、図面データや文書デー
タの所定の位置に関連付けられた関連情報の概要を画面
上で系統立てて容易に認識することができるフォルダ関
連付け装置及びフォルダ関連付け方法を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係るフォルダ関連付け装置は、図面データ
又は文書データの所定の位置に関連付けられるべき複数
の関連情報をフォルダ形式で格納すると共に、各フォル
ダの包含関係を表すフォルダ階層構造図を記憶する第一
記憶手段と、前記図面データ又は文書データを画面上に
表示するために、前記図面データ又は文書データに基づ
いて作成された所定の形式の表示データを記憶する第二
記憶手段と、前記表示データの所定の位置についての位
置座標データと前記第一記憶手段の所定のフォルダとの
対応関係を表すマップ情報を作成することにより、前記
表示データの所定の位置にフォルダを関連付ける関連付
け手段と、画面上に表示された前記表示データの所定の
位置が位置入力手段で指示されたときに、前記マップ情
報に基づいて、前記指示された位置に関連付けられたフ
ォルダについての前記フォルダ階層構造図を前記第一記
憶手段から読み出して画面上に表示する表示処理手段
と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】上記の目的を達成するための本発明に係る
記録媒体は、図面データ又は文書データの所定の位置に
関連付けられるべき複数の関連情報をフォルダ形式で格
納すると共に、各フォルダの包含関係を表すフォルダ階
層構造図を記憶する手順と、前記図面データ又は文書デ
ータを画面上に表示するために、前記図面データ又は文
書データに基づいて作成された所定の形式の表示データ
を記憶する手順と、前記表示データの所定の位置につい
ての位置座標データと所定のフォルダとの対応関係を表
すマップ情報を作成することにより、前記表示データの
所定の位置にフォルダを関連付ける手順と、画面上に表
示された前記表示データの所定の位置が位置入力手段で
指示されたときに、前記マップ情報に基づいて、前記指
示された位置に関連付けられたフォルダについての前記
フォルダ階層構造図を画面上に表示する手順と、をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録したもの
である。
【0007】上記の目的を達成するための本発明に係る
フォルダ関連付け方法は、図面データ又は文書データの
所定の位置に関連付けられるべき複数の関連情報をフォ
ルダ形式で格納すると共に、各フォルダの包含関係を表
すフォルダ階層構造図を記憶する工程と、前記図面デー
タ又は文書データを画面上に表示するために、前記図面
データ又は文書データに基づいて作成された所定の形式
の表示データを記憶する工程と、前記表示データの所定
の位置についての位置座標データと所定のフォルダとの
対応関係を表すマップ情報を作成することにより、前記
表示データの所定の位置にフォルダを関連付ける工程
と、画面上に表示された前記表示データの所定の位置が
位置入力手段で指示されたときに、前記マップ情報に基
づいて、前記指示された位置に関連付けられたフォルダ
についての前記フォルダ階層構造図を画面上に表示する
工程と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】本発明では、複数の関連情報をフォルダ形
式で格納することにより、フォルダはその中にフォルダ
を包含させることができるため、各関連情報を系統立て
て管理することができる。また、表示データの所定の位
置についての位置座標データと所定のフォルダとの対応
関係を表すマップ情報を作成することにより、表示デー
タの所定の位置には、そのフォルダの中に包含されるフ
ォルダすべてを関連付けることができる。そして、画面
上に表示された表示データの所定の位置が指示されたと
きに、マップ情報に基づいて、その指示された位置に関
連付けられたフォルダについてのフォルダ階層構造図を
画面上に表示することにより、オペレータは、そのフォ
ルダ階層構造図を見れば、表示データの所定の位置に関
連があるすべての関連情報の概要を系統立てて容易に知
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
であるフォルダ関連付け装置の概略ブロック図である。
本実施形態のフォルダ関連付け装置は、図1に示すよう
に、CRT表示装置11と、位置入力装置12と、中央
処理装置13と、CAD用データベース14と、第二記
憶手段としての表示用データベース15と、第一記憶手
段としての関連情報用データベース16と、記憶部17
とを備える。かかるフォルダ関連付け装置は、図面デー
タの所定の位置に複数の関連情報を関連付けるためのも
のである。
【0010】CRT表示装置11は、例えば表示用デー
タベース15に格納された所定の図面等を表示したりす
るものである。位置入力装置12は、CRT表示装置1
1の画面上で、所定の図面等の位置座標を指示するもの
であり、マウスやトラックボール等が用いられる。CA
D用データベース14は、CADシステム等で作成され
た図面データを記憶するものである。ここでは、図面デ
ータがCADデータである場合を考えるが、一般には、
TIFFデータ、ビットマップデータ等、どのような形
式のデータであってもよい。CAD用データベース14
では、CADデータをファイル形式で格納しており、各
ファイルには、CADデータの他にファイルIDやファ
イル名等を記載したファイル管理情報が含まれる。
【0011】表示用データベース15は、CAD用デー
タベース14内のCADデータに基づいて作成されたビ
ットマップ形式の表示データを記憶するものである。表
示用データベース15でも、表示データをファイル形式
で格納している。以下では、表示用データベース15の
ファイルをブロウズファイルとも称する。各ブロウズフ
ァイルには、表示データの他に、ブロウズファイルID
やブロウズファイル名等を記載したブロウズファイル管
理情報が含まれる。
【0012】関連情報用データベース16は、CAD用
データベース14に格納された各CADデータの所定の
位置に関連付けられるべき関連情報を記憶する。CAD
データを親データとすると、関連情報は子データと言う
ことができる。関連情報は、管理情報と詳細図面とに大
別することができる。例えば、CADデータが工場等の
施設図面である場合、その施設内のある建物についての
番地、所有者等の情報が管理情報に該当する。また、そ
の建物の外観図や各階の平面図等が詳細図面に該当す
る。
【0013】また、関連情報用データベース16は、関
連情報をフォルダ形式で格納する。フォルダは、プログ
ラムやファイルを入れるための入れ物である。ファイル
はその中にファイルを包含することができないが、フォ
ルダはその中にフォルダやファイルを包含することがで
きる点でファイルと異なる。各フォルダは、フォルダI
Dやフォルダ名を持っている。このように、関連情報を
フォルダ形式で格納することにより、各関連情報を系統
立てて管理することができる。また、関連情報用データ
ベース16のフォルダを作ると、中央処理装置13はフ
ォルダ間の包含関係を表すフォルダ階層構造図を自動的
に作成する。特に、本実施形態では、フォルダ階層構造
図として、フォルダ間の関係を木構造で表したフォルダ
ツリー構造図を用いる。かかるフォルダツリー構造図で
は、各フォルダは図形イメージ(アイコン)で記号化さ
れると共に、各フォルダにはフォルダ名が表示される。
フォルダツリー構造図は、関連情報用データベース16
に記憶される。尚、関連情報用データベース16にフォ
ルダを作成したり、フォルダツリー構造図を作成するこ
とは、公知の技術を用いて行うことができるので、ここ
ではその詳細な説明を省略する。
【0014】図2にフォルダツリー構造図の一例を示
す。この例では、ある建物に関する関連情報をフォルダ
で管理する場合を示している。この建物に関する関連情
報は、フォルダ名が「階別情報」であるフォルダF
1 と、フォルダ名が「テナント」であるフォルダF
2 と、フォルダ名が「図面」であるファルダF3 とによ
り管理されている。フォルダF1 は、各階毎の詳細情報
を入れるためのものであり、フォルダ名が「1階」であ
るフォルダF11と、ファイル名が「2階」であるファイ
ルf12と、・・・ 、ファイル名が「n階」であるファイル
1nとを包含する。そして、フォルダF11は、ファイル
名が「東側」であるファイルf111 と、ファイル名が
「西側」であるファイルf112 とを包含する。ファイル
12,・・・ ,f1nには、それぞれ2階、・・・ 、n階の詳
細な管理情報が格納されており、ファイルf11 1 ,f
112 には、それぞれ1階の東側と西側についての詳細な
管理情報が格納されている。
【0015】また、フォルダF2 は、各テナントα,
β,・・・ ,δの詳細情報を入れるためのものである。フ
ォルダF2 は、ファイル名が「α」であるファイルf21
と、ファイル名が「β」であるファイルf22と、・・・ 、
ファイル名が「δ」であるファイルf2kとを包含する。
各ファイルf21,f22,・・・ ,f2kには、それぞれテナ
ントα,β,・・・ ,δについての詳細な管理情報が格納
される。フォルダF3 は、図面情報を入れるためのもの
であり、ファイル名が「外観図」であるファイルf
31と、ファイル名が「1階の平面図」であるファイルf
32と、・・・ 、ファイル名が「n階の平面図」であるファ
イルf3 n+1 とを包含する。各ファイルf31,f32,・・
・ ,f3 n+1 には、それぞれ詳細な図面が格納されてい
る。このように、かかるフォルダツリー構造図を見れ
ば、そのフォルダに入れられている関連情報の概要が容
易に分かる。
【0016】中央処理装置13は、CADデータに基づ
いて表示データを作成する機能(表示データ作成機能)
と、各表示データの所定の位置にフォルダを関連付ける
機能(関連付け機能)と、表示データの所定の位置に関
連付けられたフォルダについてのフォルダツリー構造図
を画面上に表示する機能(表示処理機能)とを有する。
関連付け機能は、具体的には、表示データのサイズを正
規化したときのその表示データの所定の位置についての
位置座標データと関連情報用データベース16の所定の
フォルダとの対応関係を表すマップ情報を作成すること
により、表示データの所定の位置にフォルダを関連付け
るものである。このマップ情報は、記憶部17に記憶さ
れる。
【0017】また、表示処理機能は、画面上に表示され
た表示データの所定の位置が位置入力装置12で指示さ
れたときに、マップ情報に基づいて、その指示された位
置に関連付けられたフォルダについてのフォルダツリー
構造図を関連情報用データベース16から読み出して画
面上に表示するものである。次に、CAD用データベー
ス14内のファイルのファイル管理情報、表示用データ
ベース15内のブロウズファイルのブロウズファイル管
理情報及びマップ情報について説明する。図3(a)は
ファイル管理情報を説明するための図、図3(b)はブ
ロウズファイル管理情報を説明するための図、図3
(c)はマップ情報を説明するための図である。
【0018】CAD用データベース14内のファイルの
ファイル管理情報には、図3(a)に示すように、「フ
ァイルID」、「ファイル名」、「ブロウズファイルI
D」及び「属性情報」という各項目が含まれる。「ファ
イルID」、「ファイル名」は、当該CADデータが記
憶されているファイルのID及び名称である。「ブロウ
ズファイルID」とは、当該CADデータに対応する表
示データが記憶されている表示用データベース15内の
ブロウズファイルのIDのことである。「ファイルI
D」と「ブロウズファイルID」とを特定することによ
り、CADデータと表示データとの対応関係が定まる。
また、「属性情報」は、ユーザが定義した情報、例え
ば、当該CADデータをいつ誰が作成したかという情報
である。
【0019】表示用データベース15内のブロウズファ
イルのブロウズファイル管理情報には、図3(b)に示
すように、「ブロウズファイルID」、「ブロウズファ
イル名」、「サイズX」、「サイズY」という各項目が
含まれる。「ブロウズファイルID」、「ブロウズファ
イル名」は、当該表示データが記憶されているブロウズ
ファイルのID及び名称である。「サイズX」、「サイ
ズY」は、CADデータに基づいて表示データ(ビット
マップデータ)を作成したときに、何ドット(X)×何
ドット(Y)のサイズの表示データが作成されたかを表
すものである。一般に、CADデータに基づいてビット
マップデータを作成するには、さまざまな方法があり、
ビットマップデータ作成後のサイズを一意的に特定でき
ない。このため、作成後のサイズX,Yを管理すること
にしている。かかるブロウズファイル管理情報は、中央
処理装置13が表示データを作成すると、自動的に作ら
れる。
【0020】マップ情報には、図3(c)に示すよう
に、「ファイルID」、「種別」、「位置データx」、
「位置データy」、「タイプ」、「ID」という各項目
が含まれる。このマップ情報は、関連情報用データベー
ス16内のフォルダ又はファイルがCADデータのどの
位置に関連付けられているかを示すものである。最初の
「ファイルID」には、いま考えている関連情報用デー
タベース16内のフォルダ又はファイルと関連付けられ
たCADデータが格納されているCAD用データベース
14内のファイルのIDが入る。ファイル管理情報に基
づいて、このファイルIDと同じIDを有するファイル
を見つけ出し、そのファイルのファイル管理情報中のブ
ロウズファイルIDを探すことにより、フォルダ又はフ
ァイルと関連付けられたCADデータに対応する表示デ
ータを知ることができる。したがって、マップ情報は、
関連情報用データベース16内のフォルダ又はファイル
と表示データとの対応関係を表していると言うことがで
きる。「種別」には、CADデータに関連付けられるの
がフォルダであるか、ファイルであるかの区別が入る。
フォルダを関連付けるのであれば、「種別」の項目に
は、「フォルダ」と記載される。
【0021】「位置データx」、「位置データy」は、
フォルダ又はファイルが関連付けられた表示データの位
置についての情報である。具体的には、その関連付けら
れた表示データの位置を、その表示データの横サイズ
X、縦サイズYをそれぞれ1に正規化したときの位置座
標に換算する。そして、その換算した位置座標データが
「位置データx」、「位置データy」の項目に入る。こ
のように表示データのサイズを正規化したときの表示デ
ータの位置座標データを用いるのは、表示データを拡大
・縮小して画面上に表示したときでも、その位置を特定
できるようにするためである。
【0022】また、「タイプ」は、フォルダ又はファイ
ルが位置に関連付けられているのか、それとも位置に全
く関係なく関連付けられているのかという区別を表すも
のである。例えば、表示データの位置を指定してフォル
ダ又はファイルを関連付けたときには、「位置データ
x」、「位置データy」の項目に所定の位置座標が入
り、「タイプ」の項目には何も入らない。一方、表示デ
ータの位置に関係なく、表示データ自体にフォルダ又は
ファイルを関連付けたときには、「位置データx」、
「位置データy」の項目には何も入らず、「タイプ」の
項目に所定の情報が入る。最後の「ID」には、いま関
連付けようとしている関連情報用データベース16内の
フォルダ又はファイルのIDが入る。このように、かか
るマップ情報を作成することにより、フォルダ又はファ
イルを表示データの所定の位置に関連付けることができ
る。
【0023】次に、本実施形態のフォルダ関連付け装置
において、フォルダを関連付ける処理手順について説明
する。図4はフォルダを関連付ける処理手順についての
フローチャート、図5はそのフォルダを関連付ける処理
を画面を用いて説明するための図である。かかるフォル
ダの関連付け処理を行うに先立って、オペレータは、予
め所定の関連情報を関連情報用データベース16にフォ
ルダ形式で格納しておく。このとき、フォルダツリー構
造図が自動的に作成される。また、この時点では、CA
DデータだけがCAD用データベース14の各ファイル
に格納されているものとする。この各ファイルのファイ
ル管理情報には、図3(a)に示す「フォルダID」の
項目だけが空白になっている。
【0024】まず、オペレータは、マウスを用いて、C
RT表示装置11の画面上で、表示データを作成する旨
のボタンを押し、CAD用データベース14の所定のフ
ァイルを選択する。すると、中央処理装置13は、その
選択されたファイルに格納されているCADデータに基
づいて表示データを作成する(step11)。こうして作成
された表示データは、表示用データベース15内のブロ
ウズファイルに格納される。このとき、中央処理装置1
3は、そのブロウズファイルのブロウズファイル管理情
報を作成する(step12)。すなわち、ブロウズファイル
管理情報中の各項目に、その表示データが格納されたブ
ロウズファイルのIDや名称、及び表示データのサイズ
X,Yが記載される。また、このとき、CAD用データ
ベース14内のファイルのファイル管理情報中の「ブロ
ウズファイルID」の項目には、そのファイルに対応す
る表示データが記憶された表示用データベース15内の
ブロウズファイルのIDが記載される。このようにし
て、CAD用データベース14の各々のファイルについ
て、それぞれの表示データ及びブロウズファイル管理情
報を作成する。
【0025】次に、オペレータは、マウスを用いて、表
示データにフォルダを関連付ける処理を行う旨のボタン
を押す。その後、オペレータは、表示用データベース1
5内の所定のブロウズファイルを選択し、そのブロウズ
ファイルに格納された表示データをCRT表示装置11
の画面上に表示する。また、関連情報用データベース1
6のフォルダツリー構造図のうち、いま関連付けを行お
うとするものを、図5(a)に示すように、表示データ
と共にCRT表示装置11の画面上に表示する(step1
3)。そして、オペレータは、マウスを用いて、フォル
ダツリー構造図の所定のフォルダ、例えば図5(a)の
フォルダFをドラッグした後、そのフォルダFを関連付
ける表示データの所定の位置、例えば図5(a)の斜線
を付した部分の建物Pの位置にドロップする。これによ
り、フォルダFをドロップした位置又はその近傍には、
図5(b)に示すように、フォルダFが関連付けられた
ことを示すアイコンIが表示される。
【0026】このとき、中央処理装置13は内部的には
次のような処理を行う。すなわち、マウスをドロップし
た表示データの位置を、その表示データのサイズを正規
化したときの位置座標データx,yに換算し、その換算
した位置座標データx,yをマップ情報の「位置データ
x」及び「位置データy」の項目に記載する。また、マ
ップ情報の「ファイルID」の項目に、表示データに対
応するCADデータのファイルIDを記載すると共に、
「ID」の項目にその表示データに関連付けたフォルダ
のIDを記載する。こうして、マップ情報が作成され
(step14)、表示データの所定の位置にフォルダを関連
付ける処理が終了する。
【0027】このようにして、それぞれの表示データに
関連付けを行おうとするすべてのフォルダツリー構造図
を、マウスを用いて選択して関連付けを行う。次に、本
実施形態のフォルダ関連付け装置において、表示データ
に関連付けられた関連情報の概要を見るときの操作手順
を説明する。図6は表示データに関連付けられた関連情
報の概要を見るときの操作手順を画面を用いて説明する
ための図である。
【0028】まず、オペレータは、マウスを用いて、表
示用データベース15内の所定のブロウズファイルを選
択し、図6(a)に示すように、そのブロウズファイル
に格納された表示データをCRT表示装置11の画面上
に表示する。この例では、表示データは工場やオフィス
等の施設図面であり、その中には、フォルダが関連付け
られたことを示すアイコンI1 ,I2 ,・・・ がいくつか
表示されている。
【0029】いま、図6(a)の斜線で示した部分の建
物について、それに関連付けられた関連情報の概要を見
ることにする。オペレータは、マウスを用いて、図6
(a)の斜線で示した部分の建物に表示されたアイコン
1 を指定する。すると、中央処理装置13は、マップ
情報に基づいて、その表示データに対応するCADデー
タが格納されているファイルのIDと、その指定された
アイコンI1 の位置データx,yとに対応するフォルダ
IDを見つけ出す。そして、その見い出したフォルダI
Dのフォルダについてのフォルダツリー構造図を関連情
報用データベース16から読み出し、図6(b)に示す
ように、そのフォルダツリー構造図を表示データと共に
CRT表示装置11の画面上に表示する。オペレータ
は、かかるフォルダツリー構造図を見ることにより、そ
の建物に関連がある管理情報や詳細図面等、すべての関
連情報の概要を容易に知ることができる。
【0030】尚、以上説明した動作を実行するプログラ
ムは、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬媒体
や、ハードディスク等の記憶装置等に、その全体あるい
は一部が記録され、あるいは記憶されている。そのプロ
グラムがコンピュータにより読み取られて、動作の全部
あるいは一部が実行される。本実施形態のフォルダ関連
付け装置では、中央処理装置が、表示データのサイズを
正規化したときの表示データの所定の位置についての位
置座標データと関連情報用データベースの所定のフォル
ダとの対応関係を表すマップ情報を作成することによ
り、表示データの所定の位置には、そのフォルダの中に
包含されるフォルダすべてを関連付けることができる。
そして、画面上に表示された表示データの所定の位置が
指示されたときに、中央処理装置が、マップ情報に基づ
いて、その指示された位置に関連付けられたフォルダに
ついてのフォルダツリー構造図を関連情報用データベー
スから読み出して画面上に表示することにより、オペレ
ータは、そのフォルダ階層構造図を見れば、表示データ
の所定の位置に関連があるすべての関連情報の概要を系
統立てて容易に知ることができる。
【0031】また、本実施形態では、親データであるC
ADデータ自体は加工せず、CAD用データベースに保
存したままである。すなわち、CADデータに直接、フ
ォルダを関連付けるのではなく、CADデータに基づい
てビットマップ形式の表示データを作成し、その表示デ
ータにフォルダを関連付けている。このため、本実施形
態のフォルダ関連付け装置は、どのようなCAD用のソ
フトウェアで作成した親データに対しても適用できると
いう利点がある。
【0032】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。上記の実施形態では、親データとして図面
データを用いた場合について説明したが、親データは文
書データであってもよい。本発明では、親データに基づ
いて一旦、ビットマップ形式の表示データを作成するの
で、親データが文書データであっても、それに対応する
表示データ中の所定の位置にフォルダを関連付けること
ができる。
【0033】また、上記の実施形態では、表示データと
してビットマップデータを用いた場合について説明した
が、一般に、表示データは、ビットマップ形式に限ら
ず、どんな形式のデータでもよい。例えば、圧縮データ
やベクタデータであってもよい。更に、上記の実施形態
では、一つの関連情報用データベースを用い、その関連
情報用データベース内のフォルダを表示データの所定の
位置に関連付ける場合について説明したが、関連情報用
データベースを複数設け、それぞれの関連情報用データ
ベース内のフォルダを表示データの所定の位置に関連付
けることも可能である。この場合は、図3(c)に示す
マップ情報に、関連付けられたフォルダが記憶されてい
る関連情報用データベースの識別情報を表す「データベ
ースID」という項目を追加する。これにより、中央処
理装置は、データベースIDを認識して、表示データの
所定の位置に関連付けられたフォルダが、どの関連情報
用データベースのものであるかを特定することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示データの所定の位置にはフォルダの中に包含されるフ
ォルダすべてを関連付けることができるので、表示デー
タの所定の位置を指示して、その表示データの所定の位
置に関連付けられたフォルダについてのフォルダ階層構
造図を見るだけで、すべての関連情報の概要を系統立て
て容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるフォルダ関連付け装
置の概略ブロック図である。
【図2】フォルダツリー構造図の一例を示す図である。
【図3】(a)はファイル管理情報を説明するための
図、(b)はブロウズファイル管理情報を説明するため
の図、(c)はマップ情報を説明するための図である。
【図4】フォルダを関連付ける処理手順についてのフロ
ーチャートである。
【図5】フォルダを関連付ける処理を画面を用いて説明
するための図である。
【図6】表示データに関連付けられた関連情報の概要を
見るときの操作手順を画面を用いて説明するための図で
ある。
【符号の説明】
11 CRT表示装置 12 位置入力装置 13 中央処理装置 14 CAD用データベース 15 表示用データベース 16 関連情報用データベース 17 記憶部
フロントページの続き (72)発明者 柳生 真之 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 安川 聖一 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面データ又は文書データの所定の位置
    に関連付けられるべき複数の関連情報をフォルダ形式で
    格納すると共に、各フォルダの包含関係を表すフォルダ
    階層構造図を記憶する第一記憶手段と、 前記図面データ又は文書データを画面上に表示するため
    に、前記図面データ又は文書データに基づいて作成され
    た所定の形式の表示データを記憶する第二記憶手段と、 前記表示データの所定の位置についての位置座標データ
    と前記第一記憶手段の所定のフォルダとの対応関係を表
    すマップ情報を作成することにより、前記表示データの
    所定の位置にフォルダを関連付ける関連付け手段と、 画面上に表示された前記表示データの所定の位置が位置
    入力手段で指示されたときに、前記マップ情報に基づい
    て、前記指示された位置に関連付けられたフォルダにつ
    いての前記フォルダ階層構造図を前記第一記憶手段から
    読み出して画面上に表示する表示処理手段と、 を具備することを特徴とするフォルダ関連付け装置。
  2. 【請求項2】 前記表示データはビットマップデータで
    あり、前記関連付け手段は、前記表示データのサイズを
    正規化したときの前記表示データの所定の位置について
    の位置座標データと前記第一記憶手段の所定のフォルダ
    との対応関係を表すマップ情報を作成することを特徴と
    する請求項1記載のフォルダ関連付け装置。
  3. 【請求項3】 前記第一記憶手段は複数設けられてお
    り、前記マップ情報は、関連付けられたフォルダが記憶
    されている前記第一記憶手段の識別情報を含むことを特
    徴とする請求項1又は2記載のフォルダ関連付け装置。
  4. 【請求項4】 前記関連付け手段は、前記表示データの
    所定の位置にフォルダを関連付けたときに、前記表示デ
    ータの所定の位置に、フォルダが関連付けられたことを
    表す図形イメージを表示することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のフォルダ関連付け装置。
  5. 【請求項5】 図面データ又は文書データの所定の位置
    に関連付けられるべき複数の関連情報をフォルダ形式で
    格納すると共に、各フォルダの包含関係を表すフォルダ
    階層構造図を記憶する手順と、 前記図面データ又は文書データを画面上に表示するため
    に、前記図面データ又は文書データに基づいて作成され
    た所定の形式の表示データを記憶する手順と、 前記表示データの所定の位置についての位置座標データ
    と所定のフォルダとの対応関係を表すマップ情報を作成
    することにより、前記表示データの所定の位置にフォル
    ダを関連付ける手順と、 画面上に表示された前記表示データの所定の位置が位置
    入力手段で指示されたときに、前記マップ情報に基づい
    て、前記指示された位置に関連付けられたフォルダにつ
    いての前記フォルダ階層構造図を画面上に表示する手順
    と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
  6. 【請求項6】 図面データ又は文書データの所定の位置
    に関連付けられるべき複数の関連情報をフォルダ形式で
    格納すると共に、各フォルダの包含関係を表すフォルダ
    階層構造図を記憶する工程と、 前記図面データ又は文書データを画面上に表示するため
    に、前記図面データ又は文書データに基づいて作成され
    た所定の形式の表示データを記憶する工程と、 前記表示データの所定の位置についての位置座標データ
    と所定のフォルダとの対応関係を表すマップ情報を作成
    することにより、前記表示データの所定の位置にフォル
    ダを関連付ける工程と、 画面上に表示された前記表示データの所定の位置が位置
    入力手段で指示されたときに、前記マップ情報に基づい
    て、前記指示された位置に関連付けられたフォルダにつ
    いての前記フォルダ階層構造図を画面上に表示する工程
    と、 を具備することを特徴とするフォルダ関連付け方法。
JP30087797A 1997-10-31 1997-10-31 フォルダ関連付け装置及びフォルダ関連付け方法 Pending JPH11134356A (ja)

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