JPH11104167A - 生理用品等の個別包装具 - Google Patents
生理用品等の個別包装具Info
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- JPH11104167A JPH11104167A JP9289057A JP28905797A JPH11104167A JP H11104167 A JPH11104167 A JP H11104167A JP 9289057 A JP9289057 A JP 9289057A JP 28905797 A JP28905797 A JP 28905797A JP H11104167 A JPH11104167 A JP H11104167A
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- Japan
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- individual
- film
- fastening
- peeling
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/551—Packaging before or after use
- A61F13/5513—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins
- A61F13/55135—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use
- A61F13/5514—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use each item packaged single
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/551—Packaging before or after use
- A61F13/5513—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins
- A61F13/5515—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins after use
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生理用品等を個別に包装するカバーシートの
包装安定性を損なうことなく開封作業性を改善して止着
テープを再使用することができるようにしたものであ
る。 【解決手段】 生理用品等を個別に包装したカバーシー
ト(２)の開封縁(２ａ)を止着テープ(３)で止着するよう
にした個別包装具において、前記止着テープ(３)の根元
側の止着部の接着強度を、個包装フィルムの両側を封止
するサイドシールを開放するに充分な強度として、止着
テープにより個包装フィルムの開放を可能とすると共
に、止着テープの先端側の剥離部の接着強度を、個包装
フィルムを破損しない程度の強度としたことを特徴とす
る。
包装安定性を損なうことなく開封作業性を改善して止着
テープを再使用することができるようにしたものであ
る。 【解決手段】 生理用品等を個別に包装したカバーシー
ト(２)の開封縁(２ａ)を止着テープ(３)で止着するよう
にした個別包装具において、前記止着テープ(３)の根元
側の止着部の接着強度を、個包装フィルムの両側を封止
するサイドシールを開放するに充分な強度として、止着
テープにより個包装フィルムの開放を可能とすると共
に、止着テープの先端側の剥離部の接着強度を、個包装
フィルムを破損しない程度の強度としたことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、生理用品等を個
別に包装するために用いる包装具に関する。
別に包装するために用いる包装具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、例えば図６に示したように、
薄く且柔軟なポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フ
ィルムにより形成した個包装フィルム(２)で生理用品等
(１)を個別に包み込むことにより、複数個の生理用品等
(１)をワンパックとして箱或いはバッグに包装する場
合、或いは個別に携行する場合に収納スペースが大きく
ならないようにすると共に、携行時における内容物の汚
損等を防止している。又上記のように生理用品等(１)を
包み込む個包装フィルム(２)の包装安定性を確保するた
めに、従来では同図に示したように粘着テープで形成し
た止着テープ(３)を用いて個包装フィルム(２)の開封縁
を止着し、開封時はこの止着テープ(３)を摘んで個包装
フィルム(２)を開封するようにしていた。
薄く且柔軟なポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フ
ィルムにより形成した個包装フィルム(２)で生理用品等
(１)を個別に包み込むことにより、複数個の生理用品等
(１)をワンパックとして箱或いはバッグに包装する場
合、或いは個別に携行する場合に収納スペースが大きく
ならないようにすると共に、携行時における内容物の汚
損等を防止している。又上記のように生理用品等(１)を
包み込む個包装フィルム(２)の包装安定性を確保するた
めに、従来では同図に示したように粘着テープで形成し
た止着テープ(３)を用いて個包装フィルム(２)の開封縁
を止着し、開封時はこの止着テープ(３)を摘んで個包装
フィルム(２)を開封するようにしていた。
【０００３】ところが、止着テープ(３)の接着力を弱く
して開封時における止着テープ(３)の剥離性を高くする
と、取扱中に止着テープ(３)が外れたり、或いは、使用
後の生理用品等(１)を廃棄のために個包装フィルム(２)
で包装して止着テープ(３)で止めようとする時、図７に
示すように止着テープ(３)がはがれて止着が不十分とな
る可能性がある。一方、止着テープ(３)の接着力が強過
ぎる場合は、図８に示すように開封時に止着テープ(３)
が容易に剥がれず個包装フィルム(２)を破いてしまうお
それがあり、破断した個包装フィルムが止着テープ(３)
の接着面に接着して被覆してしまうため、廃棄時に止着
テープ(３)を再使用することができないという不具合が
あった。又、上記のような問題は、図９に示すように生
理用品を個包装フィル(２)内に包み込んで、止着テープ
(３)で止着して包装する場合にも見られた。図９の場
合、個包装フィルム(２)の上面に生理用品を乗せて、個
包装フィルムと生理用ナプキンの両側を一緒に折り畳ん
だ後、長手方向に三折りして、止着テープ(３)で止着す
るようにしてある。
して開封時における止着テープ(３)の剥離性を高くする
と、取扱中に止着テープ(３)が外れたり、或いは、使用
後の生理用品等(１)を廃棄のために個包装フィルム(２)
で包装して止着テープ(３)で止めようとする時、図７に
示すように止着テープ(３)がはがれて止着が不十分とな
る可能性がある。一方、止着テープ(３)の接着力が強過
ぎる場合は、図８に示すように開封時に止着テープ(３)
が容易に剥がれず個包装フィルム(２)を破いてしまうお
それがあり、破断した個包装フィルムが止着テープ(３)
の接着面に接着して被覆してしまうため、廃棄時に止着
テープ(３)を再使用することができないという不具合が
あった。又、上記のような問題は、図９に示すように生
理用品を個包装フィル(２)内に包み込んで、止着テープ
(３)で止着して包装する場合にも見られた。図９の場
合、個包装フィルム(２)の上面に生理用品を乗せて、個
包装フィルムと生理用ナプキンの両側を一緒に折り畳ん
だ後、長手方向に三折りして、止着テープ(３)で止着す
るようにしてある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、生理用品
等を個別に包装する個包装フィルムの包装安定性を損な
うことなく開封作業性を改善し、止着テープの剥離に引
き続いて個包装フィルムの開封を容易に行い得るように
すると共に、使用後の生理用品等を個包装フィルムで包
んで止着するために止着テープを再使用可能とした個別
包装具を提供せんとするものである。
等を個別に包装する個包装フィルムの包装安定性を損な
うことなく開封作業性を改善し、止着テープの剥離に引
き続いて個包装フィルムの開封を容易に行い得るように
すると共に、使用後の生理用品等を個包装フィルムで包
んで止着するために止着テープを再使用可能とした個別
包装具を提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、生理用品等を個別に包装す
る個包装フィルムの開封縁を止着テープで止着し、該止
着テープの根元側に形成した止着部を個包装フィルムの
開封縁の表面にホットメルトで固定し、先端側に形成し
た剥離部を個包装フィルムの開封縁の外方に延出させて
個包装フィルムに剥離自在に接着した生理用品等の個別
包装具において、止着テープの根元側の止着部の接着強
度を、個包装フィルムの両側を封止するサイドシールを
開放するに十分な強度として、止着テープにより個包装
フィルムの開封を可能とすると共に、止着テープの先端
側の剥離部の接着強度を、個包装フィルムを破損しない
程度の強度としたことを特徴とする。
にこの発明が採った手段は、生理用品等を個別に包装す
る個包装フィルムの開封縁を止着テープで止着し、該止
着テープの根元側に形成した止着部を個包装フィルムの
開封縁の表面にホットメルトで固定し、先端側に形成し
た剥離部を個包装フィルムの開封縁の外方に延出させて
個包装フィルムに剥離自在に接着した生理用品等の個別
包装具において、止着テープの根元側の止着部の接着強
度を、個包装フィルムの両側を封止するサイドシールを
開放するに十分な強度として、止着テープにより個包装
フィルムの開封を可能とすると共に、止着テープの先端
側の剥離部の接着強度を、個包装フィルムを破損しない
程度の強度としたことを特徴とする。
【０００６】又、個包装フィルムに対する止着テープの
先端側の剥離部の剥離強度を１０〜４００ｇ／１５mm、
好ましくは４０〜３８０ｇ／１５mm、更に好ましくは１
００〜２５０ｇ／１５mmとしたことを特徴とする。
先端側の剥離部の剥離強度を１０〜４００ｇ／１５mm、
好ましくは４０〜３８０ｇ／１５mm、更に好ましくは１
００〜２５０ｇ／１５mmとしたことを特徴とする。
【０００７】更に、止着テープの根元側の接着強度を、
個包装フィルムのサイドシールの接着強度と少なくとも
等しく、好ましくはこれより大きくしたことを特徴とす
る。
個包装フィルムのサイドシールの接着強度と少なくとも
等しく、好ましくはこれより大きくしたことを特徴とす
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に図１〜図３を参照しつつ、
この発明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。尚、
図１〜５において、図６〜９に示した従来例と同一機能
を有する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を
省略する。図１〜５を参照して、生理用品等(１)を個別
に包み込む個包装フィルム(２)は、薄く且柔軟なポリエ
チレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムにより形成さ
れ、包み込み状態における個包装フィルム(２)の開封縁
(２ａ)を止着テープ(３)で止着している。止着テープ
(３)は、前記開封縁(２ａ)の表面に接着固定される根元
側の止着部(３ａ)と、開封縁(２ａ)の外方に延出した先
端側の剥離部(３ｂ)で形成され、剥離部(３ｂ)を個包装
フィルム(２)の表面に貼り付けることにより、個包装フ
ィルム(２)の包装安定性を確保している。個包装フィル
ム(２)の対向する両側はサイドシール部(４)でシールさ
れ、生理用品等(１)を収納している。尚、かかる個別包
装具は従来公知であり、個包装フィルム(２)及び止着テ
ープ(３)の構成、材質等は特に限定されるものではな
く、従来公知のいずれの構成、材質であってもよい。
この発明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。尚、
図１〜５において、図６〜９に示した従来例と同一機能
を有する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を
省略する。図１〜５を参照して、生理用品等(１)を個別
に包み込む個包装フィルム(２)は、薄く且柔軟なポリエ
チレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムにより形成さ
れ、包み込み状態における個包装フィルム(２)の開封縁
(２ａ)を止着テープ(３)で止着している。止着テープ
(３)は、前記開封縁(２ａ)の表面に接着固定される根元
側の止着部(３ａ)と、開封縁(２ａ)の外方に延出した先
端側の剥離部(３ｂ)で形成され、剥離部(３ｂ)を個包装
フィルム(２)の表面に貼り付けることにより、個包装フ
ィルム(２)の包装安定性を確保している。個包装フィル
ム(２)の対向する両側はサイドシール部(４)でシールさ
れ、生理用品等(１)を収納している。尚、かかる個別包
装具は従来公知であり、個包装フィルム(２)及び止着テ
ープ(３)の構成、材質等は特に限定されるものではな
く、従来公知のいずれの構成、材質であってもよい。
【０００９】この発明は、かかる個別包装具において、
止着テープ(３)の止着部(３ａ)を個包装フィルム(２)の
開封縁(２ａ)の表面にホットメルトで固定して、剥離部
(３ｂ)を個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)の外方に延
出させ、該剥離部(３b)の接着度を、個包装フィルム
(２)を破断しない程度の強さとする共に、止着テープ
(２)の止着部の接着強度を、個包装フィルムのサイドシ
ール(４)の接着力と等しいか若しくは大きくして、開封
時に止着テープが個包装フィルムから外れることがない
ようにしたことを特徴としている。尚ホットメルトを行
なうに際しては、図１、２に網かけで示したように、止
着テープ(３)の止着部(３ａ)にホットメルト接着剤を塗
布して個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)の表面に接着
固定した後に従来公知の適当な手段でホットメルト接着
剤を加熱溶融させて所定の接着力を得る。
止着テープ(３)の止着部(３ａ)を個包装フィルム(２)の
開封縁(２ａ)の表面にホットメルトで固定して、剥離部
(３ｂ)を個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)の外方に延
出させ、該剥離部(３b)の接着度を、個包装フィルム
(２)を破断しない程度の強さとする共に、止着テープ
(２)の止着部の接着強度を、個包装フィルムのサイドシ
ール(４)の接着力と等しいか若しくは大きくして、開封
時に止着テープが個包装フィルムから外れることがない
ようにしたことを特徴としている。尚ホットメルトを行
なうに際しては、図１、２に網かけで示したように、止
着テープ(３)の止着部(３ａ)にホットメルト接着剤を塗
布して個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)の表面に接着
固定した後に従来公知の適当な手段でホットメルト接着
剤を加熱溶融させて所定の接着力を得る。
【００１０】止着テープ(３)の止着部(３a)は、ホット
メルトにより補強した場合、しなかった場合に比して表
１に示すように接着強度が上昇している。ホットメルト
は、１mm×１０mmの面積で０．００５ｇ塗工したが、塗
工面積若しくは塗工量を増減することにより、接着強度
の加減が可能であり、必要に応じて塗工面積と量を調整
して所要の接着強度を得る。止着テープ(３)の剥離部
(３b)の接着強度は、個包装フィルム(２)を破断しない
強度とし、テープの幅を１５mmとした場合１０〜４００
ｇ／１５mm、好ましくは４０〜３８０ｇ／１５mm、最も
好ましくは１００から２５０ｇ／１５mmである。接着強
度が１０ｇよりも低いと再接着力が不十分となり、使用
後の生理用品等(１)を個装フィルムに包んで廃棄すると
きに止着テープ(３)で止着することが出来なくなる。
又、４００ｇよりも高いと止着テープを剥離するときに
個包装フィルムが破断されるおそれがある。止着テープ
(３)の止着部(３a)の接着強度は、個包装フィルム(２)
のサイドシール部(４)のシール強度より少なくとも等し
く、好ましくはサイドシール部(４)のシール強度よりも
大きく設定する。サイドシール部(４)の接着力は、５〜
４００ｇ／個装であり、実測値では１０〜３００ｇ／個
装であった。
メルトにより補強した場合、しなかった場合に比して表
１に示すように接着強度が上昇している。ホットメルト
は、１mm×１０mmの面積で０．００５ｇ塗工したが、塗
工面積若しくは塗工量を増減することにより、接着強度
の加減が可能であり、必要に応じて塗工面積と量を調整
して所要の接着強度を得る。止着テープ(３)の剥離部
(３b)の接着強度は、個包装フィルム(２)を破断しない
強度とし、テープの幅を１５mmとした場合１０〜４００
ｇ／１５mm、好ましくは４０〜３８０ｇ／１５mm、最も
好ましくは１００から２５０ｇ／１５mmである。接着強
度が１０ｇよりも低いと再接着力が不十分となり、使用
後の生理用品等(１)を個装フィルムに包んで廃棄すると
きに止着テープ(３)で止着することが出来なくなる。
又、４００ｇよりも高いと止着テープを剥離するときに
個包装フィルムが破断されるおそれがある。止着テープ
(３)の止着部(３a)の接着強度は、個包装フィルム(２)
のサイドシール部(４)のシール強度より少なくとも等し
く、好ましくはサイドシール部(４)のシール強度よりも
大きく設定する。サイドシール部(４)の接着力は、５〜
４００ｇ／個装であり、実測値では１０〜３００ｇ／個
装であった。
【００１１】
【表１】
【００１２】包装された生理用品等(１)を取り出す場合
は、図３に示すように、止着テープ(３)の剥離部(３ｂ)
を指先等で引きはがしつつ、この剥離部(３ｂ)を摘んで
サイドシール部(４)を破断して、個包装フィルム(２)を
開封する。このとき、止着テープ(３)の剥離部(３ｂ)に
はホットメルト接着剤を塗布しておらず、止着テープ
(３)の裏面に塗布されている粘着剤による接着力で個包
装フィルム(２)に貼り付けられているのみであるから、
剥離部(３ｂ)を容易に引き剥すことができるにも拘ら
ず、止着部(３ａ)が個包装フィルム(２)から外れてしま
うことはない。
は、図３に示すように、止着テープ(３)の剥離部(３ｂ)
を指先等で引きはがしつつ、この剥離部(３ｂ)を摘んで
サイドシール部(４)を破断して、個包装フィルム(２)を
開封する。このとき、止着テープ(３)の剥離部(３ｂ)に
はホットメルト接着剤を塗布しておらず、止着テープ
(３)の裏面に塗布されている粘着剤による接着力で個包
装フィルム(２)に貼り付けられているのみであるから、
剥離部(３ｂ)を容易に引き剥すことができるにも拘ら
ず、止着部(３ａ)が個包装フィルム(２)から外れてしま
うことはない。
【００１３】従って、止着テープ(３)の接着力を必要以
上に強くして開封時あるいは取扱中における止着テープ
(３)の外れを回避する必要性がなく、剥離部(３ｂ)の引
きはがし時に懸念される個包装フィルム(２)の破れを予
防することができる。よって、止着テープ(３)の止着部
(３ａ)と剥離部(３ｂ)で粘着剤を塗り分けて両部(３ａ)
(３ｂ)の接着力を異ならせる必要性がなく、止着テープ
(３)の製造コストの上昇を回避することができる。
上に強くして開封時あるいは取扱中における止着テープ
(３)の外れを回避する必要性がなく、剥離部(３ｂ)の引
きはがし時に懸念される個包装フィルム(２)の破れを予
防することができる。よって、止着テープ(３)の止着部
(３ａ)と剥離部(３ｂ)で粘着剤を塗り分けて両部(３ａ)
(３ｂ)の接着力を異ならせる必要性がなく、止着テープ
(３)の製造コストの上昇を回避することができる。
【００１４】尚、止着テープ(３)の止着部(３ａ)をホッ
トメルトで固定するに際しては、通常は図４に網かけで
示したように、止着部(３ａ)の一部にホットメルト接着
剤を塗布して個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)に接着
すればよいが、図５に網かけで示したように止着部(３
ａ)の全面にホットメルト接着剤を塗布して接着面積を
拡大したものであってもよく、或いは、個包装フィルム
(２)の開封縁(２ａ)側にホットメルト接着剤を塗布して
この塗布部分に止着テープ(３)の止着部(３ａ)を貼り付
けてもよい。
トメルトで固定するに際しては、通常は図４に網かけで
示したように、止着部(３ａ)の一部にホットメルト接着
剤を塗布して個包装フィルム(２)の開封縁(２ａ)に接着
すればよいが、図５に網かけで示したように止着部(３
ａ)の全面にホットメルト接着剤を塗布して接着面積を
拡大したものであってもよく、或いは、個包装フィルム
(２)の開封縁(２ａ)側にホットメルト接着剤を塗布して
この塗布部分に止着テープ(３)の止着部(３ａ)を貼り付
けてもよい。
【００１５】
【発明の効果】この発明に係る生理用品等の個別包装具
によれば、剥離性を損なわない適度な接着力の止着テー
プを個包装フィルムの開封縁に充分な接着力で接着させ
ることができるために、取扱中等に見られる止着テープ
のはがれ等を回避して包装安定性を高くすることができ
るにも拘らず、開封時に懸念される個包装フィルムの破
れを回避して止着テープを再使用することができる。
によれば、剥離性を損なわない適度な接着力の止着テー
プを個包装フィルムの開封縁に充分な接着力で接着させ
ることができるために、取扱中等に見られる止着テープ
のはがれ等を回避して包装安定性を高くすることができ
るにも拘らず、開封時に懸念される個包装フィルムの破
れを回避して止着テープを再使用することができる。
【図１】この発明に係る生理用品等の個別包装具による
包装状態を示す外観斜視図
包装状態を示す外観斜視図
【図２】この発明に係る生理用品等の個別包装具による
他の包装状態を示す外観斜視図
他の包装状態を示す外観斜視図
【図３】この発明に係る生理用品等の個別包装具の開封
状態を示す外観斜視図
状態を示す外観斜視図
【図４】ホットメルト接着剤の塗布領域を示す止着テー
プの裏面図
プの裏面図
【図５】ホットメルト接着剤の塗布領域の一変形を有す
る止着テープの裏面図
る止着テープの裏面図
【図６】生理用品等の個別包装具の従来例を示す開封時
の斜視図
の斜視図
【図７】生理用品等の個別包装具の廃棄の状態を示す斜
視図
視図
【図８】生理用品等の個別包装具の他の従来例を示す開
封時の斜視図
封時の斜視図
【図９】生理用品等の個別法装具の更に他の従来例を示
す斜視図
す斜視図
(１) 生理用品等 (２) 個包装フィルム (２ａ) 開封縁 (３) 止着テープ (３ａ) 止着部 (３ｂ) 剥離部 (４) サイドシール部
Claims (5)
- 【請求項１】生理用品等を個別に包装する個包装フィル
ムの開封縁を止着テープで止着し、該止着テープの根元
側に形成した止着部を個包装フィルムの開封縁の表面に
ホットメルトで固定し、先端側に形成した剥離部を個包
装フィルムの開封縁の外方に延出させて個包装フィルム
に剥離自在に接着した生理用品等の個別包装具におい
て、止着テープの根元側の止着部の接着強度を、個包装
フィルムの両側を封止するサイドシールを開放するに十
分な強度として、止着テープにより個包装フィルムの開
封を可能とすると共に、止着テープの先端側の剥離部の
接着強度を、個包装フィルムを破損しない程度の強度と
したことを特徴とする生理用品等の個別包装具。 - 【請求項２】個包装フィルムに対する止着テープの先端
側の剥離部の剥離強度を１０〜４００ｇ／１５mmとした
ことを特徴とする請求項１記載の個別包装具。 - 【請求項３】個包装フィルムに対する止着テープの先端
側の剥離部の剥離強度を４０〜３８０ｇ／１５mmとした
ことを特徴とする請求項１記載の個別包装具。 - 【請求項４】個包装フィルムに対する止着テープの先端
側の剥離部の剥離強度を１００〜２５０ｇ／１５mmとし
たことを特徴とする請求項１記載の個別包装具。 - 【請求項５】止着テープの根元側の接着強度を、個包装
フィルムのサイドシールの接着強度と少なくとも等し
く、好ましくはこれより大きくしたことを特徴とする請
求項１乃至４のいずれかに記載の個別包装具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9289057A JPH11104167A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 生理用品等の個別包装具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9289057A JPH11104167A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 生理用品等の個別包装具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104167A true JPH11104167A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17738271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9289057A Pending JPH11104167A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 生理用品等の個別包装具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11104167A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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