JP2002355269A - 吸収性物品の個装構造 - Google Patents
吸収性物品の個装構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸収性物品を不具合なく衛生的に廃棄するこ
とが出来るとともに、吸収性物品の個装に要する部材を
少なくすることができ、生産設備の簡略化が図れ、低コ
ストで生産することができる吸収性物品の個装構造を提
供すること。 【解決手段】 吸収性物品２が包装材３とともにそれら
の長手方向に扁平状に折り畳まれ、折り畳まれて重ね合
わされた包装材３どうしがその幅方向両端部３０で接合
されている。重ね合わされた包装材３の上側の先端部３
１が内側に所定幅に折り返されており、折り返された一
方の内面３２に粘着剤が配設され且つ一方の内面３２に
対向する他方の内面３３に易剥離性処理が施されてい
る。
とが出来るとともに、吸収性物品の個装に要する部材を
少なくすることができ、生産設備の簡略化が図れ、低コ
ストで生産することができる吸収性物品の個装構造を提
供すること。 【解決手段】 吸収性物品２が包装材３とともにそれら
の長手方向に扁平状に折り畳まれ、折り畳まれて重ね合
わされた包装材３どうしがその幅方向両端部３０で接合
されている。重ね合わされた包装材３の上側の先端部３
１が内側に所定幅に折り返されており、折り返された一
方の内面３２に粘着剤が配設され且つ一方の内面３２に
対向する他方の内面３３に易剥離性処理が施されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生理用ナプキン、
パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品の個装構
造に関する。
パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品の個装構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】吸収性
物品の個装構造に関する従来技術としては、例えば、特
表平８−５０４６３８号公報に記載の技術が知られてい
る。この技術は、縦長の包装材を折り畳み、その折り畳
んで重なり合った包装材をその幅方向両端部でシールし
て収納ポケットを形成し、この収納ポケット内に折り畳
んだ吸収性物品を収容し、収納ポケットを塞ぐように該
包装材をさらに折り重ね、この重なり合った部分におい
て該包装材の先端部を別部材の粘着テープで固定するよ
うにしたものである。
物品の個装構造に関する従来技術としては、例えば、特
表平８−５０４６３８号公報に記載の技術が知られてい
る。この技術は、縦長の包装材を折り畳み、その折り畳
んで重なり合った包装材をその幅方向両端部でシールし
て収納ポケットを形成し、この収納ポケット内に折り畳
んだ吸収性物品を収容し、収納ポケットを塞ぐように該
包装材をさらに折り重ね、この重なり合った部分におい
て該包装材の先端部を別部材の粘着テープで固定するよ
うにしたものである。
【０００３】個装された吸収性物品を使用する際には、
粘着テープを剥がして包装材を展開し、収容された吸収
性物品を取り出す。そして、吸収性物品の使用後は、展
開した該包装材で使用済の吸収性物品をくるみ、該粘着
テープで固定して廃棄できるようにしたものである。
粘着テープを剥がして包装材を展開し、収容された吸収
性物品を取り出す。そして、吸収性物品の使用後は、展
開した該包装材で使用済の吸収性物品をくるみ、該粘着
テープで固定して廃棄できるようにしたものである。
【０００４】ところで、前述の従来技術では、粘着テー
プを剥がして吸収性物品を取り出した後に、露呈した粘
着テープの粘着面を保護する必要があり、当該粘着面を
包装材に粘着させて保護した場合には、粘着剤が包装材
に含浸し、再び粘着テープを剥がす際に包装材が破れて
しまい、包装材とともに廃棄する際に不具合が生じる問
題があった。また、吸収性物品の収容を終えた後に包装
材とは別部材の粘着テープを貼り付ける必要があるた
め、その分生産設備が必要となり、コストも割高になら
ざるを得なかった。
プを剥がして吸収性物品を取り出した後に、露呈した粘
着テープの粘着面を保護する必要があり、当該粘着面を
包装材に粘着させて保護した場合には、粘着剤が包装材
に含浸し、再び粘着テープを剥がす際に包装材が破れて
しまい、包装材とともに廃棄する際に不具合が生じる問
題があった。また、吸収性物品の収容を終えた後に包装
材とは別部材の粘着テープを貼り付ける必要があるた
め、その分生産設備が必要となり、コストも割高になら
ざるを得なかった。
【０００５】従って、本発明は、吸収性物品を不具合な
く衛生的に廃棄することができるとともに、吸収性物品
の個装に要する部材を少なくすることができ、生産設備
の簡略化が図れ、低コストで生産することができる吸収
性物品の個装構造を提供することを目的とする。
く衛生的に廃棄することができるとともに、吸収性物品
の個装に要する部材を少なくすることができ、生産設備
の簡略化が図れ、低コストで生産することができる吸収
性物品の個装構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸収性物品が
包装材とともにそれらの長手方向に扁平状に折り畳ま
れ、折り畳まれて重ね合わされた該包装材どうしがその
幅方向両端部で接合されている個装構造において、重ね
合わされた前記包装材の一方の先端部が内側に所定幅に
折り返されており、折り返された一方の内面に粘着剤が
配設され且つ該一方の内面に対向する他方の内面に易剥
離性処理が施されていることを特徴とする吸収性物品の
個装構造を提供することにより、前記目的を達成したも
のである。
包装材とともにそれらの長手方向に扁平状に折り畳ま
れ、折り畳まれて重ね合わされた該包装材どうしがその
幅方向両端部で接合されている個装構造において、重ね
合わされた前記包装材の一方の先端部が内側に所定幅に
折り返されており、折り返された一方の内面に粘着剤が
配設され且つ該一方の内面に対向する他方の内面に易剥
離性処理が施されていることを特徴とする吸収性物品の
個装構造を提供することにより、前記目的を達成したも
のである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
【０００８】図１は、本発明の吸収性物品の個装構造を
生理用ナプキン（以下、単にナプキンともいう。）の個
装構造に適用した一実施形態を示すものであり、符号１
はナプキンの個装物を示している。
生理用ナプキン（以下、単にナプキンともいう。）の個
装構造に適用した一実施形態を示すものであり、符号１
はナプキンの個装物を示している。
【０００９】図１に示すように、本実施形態のナプキン
の個装構造は、ナプキン（吸収性物品）２が包装材３と
ともにそれらの長手方向に三つ折りに折り畳まれ、折り
畳まれて重なり合わされた包装材３どうしが幅方向両端
部３０において所定幅でヒートシールにより接合されて
いる。重なり合わされた上側の包装材３の先端部３１
は、内側に所定幅に折り返されており、折り返された一
方の内面３２に粘着剤４が配設され、且つ一方の内面３
２に対向する他方の内面３３に易剥離性処理が施されて
いる。
の個装構造は、ナプキン（吸収性物品）２が包装材３と
ともにそれらの長手方向に三つ折りに折り畳まれ、折り
畳まれて重なり合わされた包装材３どうしが幅方向両端
部３０において所定幅でヒートシールにより接合されて
いる。重なり合わされた上側の包装材３の先端部３１
は、内側に所定幅に折り返されており、折り返された一
方の内面３２に粘着剤４が配設され、且つ一方の内面３
２に対向する他方の内面３３に易剥離性処理が施されて
いる。
【００１０】ナプキン２は、液不透過性のフィルム等で
構成されるバックシート２０側（非肌当接面側）が包装
材３に対向するように配設されている。ナプキン２は、
バックシート２０側にショーツへの固定用の粘着剤（図
示せず）が配設され且つ該粘着剤を覆う被覆紙が配設さ
れているもの等、従来のものを特に制限無く用いること
ができる。
構成されるバックシート２０側（非肌当接面側）が包装
材３に対向するように配設されている。ナプキン２は、
バックシート２０側にショーツへの固定用の粘着剤（図
示せず）が配設され且つ該粘着剤を覆う被覆紙が配設さ
れているもの等、従来のものを特に制限無く用いること
ができる。
【００１１】包装材３には、従来から吸収性物品の個装
に用いられている素材のものを特に制限無く用いること
ができるが、バックシート２０側に前記固定用の粘着剤
が配設され且つ該粘着剤を覆う被覆材が配設されていな
い場合には、当該粘着剤が剥がれやすいように包装材３
の該粘着剤に対応する部位に易剥離性処理を施したもの
を用いる。
に用いられている素材のものを特に制限無く用いること
ができるが、バックシート２０側に前記固定用の粘着剤
が配設され且つ該粘着剤を覆う被覆材が配設されていな
い場合には、当該粘着剤が剥がれやすいように包装材３
の該粘着剤に対応する部位に易剥離性処理を施したもの
を用いる。
【００１２】包装材３の内面３３に施す易剥離性処理に
は、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、界面活性剤を直接コ
ーティングする方法、剥離紙等の別材料を貼り付ける等
の易剥離性処理方法を用いることができる。
は、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、界面活性剤を直接コ
ーティングする方法、剥離紙等の別材料を貼り付ける等
の易剥離性処理方法を用いることができる。
【００１３】粘着剤４には、溶剤型粘着剤、アクリル系
又はゴム系の粘着剤等を用いることができる。粘着剤４
は、その有無が使用者に判るようにしたり、包装上の外
観を高める点から、有色（透明、白色以外の色、例えば
青色等）に着色されたものを用いることが好ましい。
又はゴム系の粘着剤等を用いることができる。粘着剤４
は、その有無が使用者に判るようにしたり、包装上の外
観を高める点から、有色（透明、白色以外の色、例えば
青色等）に着色されたものを用いることが好ましい。
【００１４】折り返されて対向する包装材３の先端部３
１及びその対向する部分３４は、それ以外の部分よりも
幅の狭い所定幅の片状に形成されており、粘着剤４の厚
みとも相まって包装材３を展開する際に摘みやすくなっ
ている。この片状に形成された部分の幅Ｗは、摘み易さ
と幅方向端部のシール部分を剥離させる強度を持つ必要
がある点において１０〜７０ｍｍであることが好まし
く、２０〜４０ｍｍであることが好ましい。また、この
片状に形成された部分の長さＬは、使用者の指先の操作
性（摘み易さ）の点において３〜２０ｍｍであることが
好ましく、５〜１０ｍｍであることが好ましい。
１及びその対向する部分３４は、それ以外の部分よりも
幅の狭い所定幅の片状に形成されており、粘着剤４の厚
みとも相まって包装材３を展開する際に摘みやすくなっ
ている。この片状に形成された部分の幅Ｗは、摘み易さ
と幅方向端部のシール部分を剥離させる強度を持つ必要
がある点において１０〜７０ｍｍであることが好まし
く、２０〜４０ｍｍであることが好ましい。また、この
片状に形成された部分の長さＬは、使用者の指先の操作
性（摘み易さ）の点において３〜２０ｍｍであることが
好ましく、５〜１０ｍｍであることが好ましい。
【００１５】折り畳まれた包装材３どうしは、ホットメ
ルト５で幅方向に沿う帯状に部分的に接合されており、
使用前において、衛生的に保存できるようになってい
る。このホットメルト５には、従来から吸収性物品の包
装に用いられているものを特に制限無く用いることがで
きる。このホットメルト５による接合は、省略すること
もできる。
ルト５で幅方向に沿う帯状に部分的に接合されており、
使用前において、衛生的に保存できるようになってい
る。このホットメルト５には、従来から吸収性物品の包
装に用いられているものを特に制限無く用いることがで
きる。このホットメルト５による接合は、省略すること
もできる。
【００１６】次に、前記ナプキンの個装構造により個装
されたナプキン２の使用手順について説明する。
されたナプキン２の使用手順について説明する。
【００１７】先ず、図２に示すように、包装材３の先端
部３１を折り返した部分を摘んで矢印の方向に引き上
げ、前記ホットメルト５による接合及び包装材３の幅方
向両端部のヒートシールを解いて、図３に示すように包
装材３及びナプキン２を展開し、ナプキン２の使用面を
露呈させる。
部３１を折り返した部分を摘んで矢印の方向に引き上
げ、前記ホットメルト５による接合及び包装材３の幅方
向両端部のヒートシールを解いて、図３に示すように包
装材３及びナプキン２を展開し、ナプキン２の使用面を
露呈させる。
【００１８】そして、ナプキン２を包装材３から分離
し、包装材３は折り畳む等して保存しておく。この場
合、粘着剤４は、包装材３の先端部３１で覆われている
ので、粘着面にゴミなどが付着したりすることがなく、
その粘着性が保たれる。
し、包装材３は折り畳む等して保存しておく。この場
合、粘着剤４は、包装材３の先端部３１で覆われている
ので、粘着面にゴミなどが付着したりすることがなく、
その粘着性が保たれる。
【００１９】使用済のナプキン２を廃棄する場合には、
図４に示すように、包装材３の先端部３１を矢印の方向
に展開して粘着剤４の粘着面を露呈させ、使用済のナプ
キン２を包装材３でくるんで最後に先端部３１の粘着剤
４で留めて廃棄する。
図４に示すように、包装材３の先端部３１を矢印の方向
に展開して粘着剤４の粘着面を露呈させ、使用済のナプ
キン２を包装材３でくるんで最後に先端部３１の粘着剤
４で留めて廃棄する。
【００２０】前記ナプキンの個装物１は、例えば、次の
ようにして製造することができる。先ず、連続的に供給
される所定幅の包装材３の先端部３１に、その幅方向に
所定間隔をおいて又は連続して粘着剤４を塗工する。次
に、塗工された粘着剤４を覆うように先端部３１を折り
返し線３５において折り返す。そして、先端部３１の幅
が、包装材３の幅よりも狭い片状となるように包装材３
を裁断する。
ようにして製造することができる。先ず、連続的に供給
される所定幅の包装材３の先端部３１に、その幅方向に
所定間隔をおいて又は連続して粘着剤４を塗工する。次
に、塗工された粘着剤４を覆うように先端部３１を折り
返し線３５において折り返す。そして、先端部３１の幅
が、包装材３の幅よりも狭い片状となるように包装材３
を裁断する。
【００２１】包装材３には、図４に示すように、先端部
３１の内面３２に非剥離処理が施されるとともに、折り
返し線３５を挟んだ内面３２に対向する内面３３に易剥
離性処理が施されたものを用いることができる。
３１の内面３２に非剥離処理が施されるとともに、折り
返し線３５を挟んだ内面３２に対向する内面３３に易剥
離性処理が施されたものを用いることができる。
【００２２】次に、上述のように整形された包装材３上
にナプキン２をそのバックシート２０側が包装材３の内
面に対向するように配設する。そして、ナプキン２を包
装材３とともにそれらの長手方向に三つ折りに折り畳み
ながら、包装材３の重なり合う部分にホットメルト５を
配設し、ナプキン２及び包装材３を三つ折りに固定す
る。
にナプキン２をそのバックシート２０側が包装材３の内
面に対向するように配設する。そして、ナプキン２を包
装材３とともにそれらの長手方向に三つ折りに折り畳み
ながら、包装材３の重なり合う部分にホットメルト５を
配設し、ナプキン２及び包装材３を三つ折りに固定す
る。
【００２３】最後に、三つ折りに折り畳まれた包装材３
の幅方向両端部３０を所定幅でヒートシールして個装物
の製造を完了する。
の幅方向両端部３０を所定幅でヒートシールして個装物
の製造を完了する。
【００２４】このように、本実施形態のナプキンの個装
構造によれば、包装材３の先端部３１が折り返され、そ
の折り返した内面３２に粘着剤４が配設され、その対向
する内面３３に易剥離性処理が施されているので、従来
のような粘着テープが不要であるので、粘着テープを剥
がす際の不具合も生じることが無く、衛生的に廃棄する
ことが出来る。また、ナプキン２の個装に要する部材を
少なくすることができるので、その分生産設備の簡略化
が図れ、低コストで生産することができる。
構造によれば、包装材３の先端部３１が折り返され、そ
の折り返した内面３２に粘着剤４が配設され、その対向
する内面３３に易剥離性処理が施されているので、従来
のような粘着テープが不要であるので、粘着テープを剥
がす際の不具合も生じることが無く、衛生的に廃棄する
ことが出来る。また、ナプキン２の個装に要する部材を
少なくすることができるので、その分生産設備の簡略化
が図れ、低コストで生産することができる。
【００２５】本発明は、前記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、そ
の形状、材質等を適宜変更することができる。
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、そ
の形状、材質等を適宜変更することができる。
【００２６】例えば、図５及び図６に示す他の実施形態
におけるように、包装材３’の先端部３１’を所定幅の
片状に形成しておき、該先端部３１’の内面３２’に粘
着剤４を配設し、先端部３１’を内側に折り返したとき
に対向する部位３３’に易剥離性処理を施すようにする
こともできる。
におけるように、包装材３’の先端部３１’を所定幅の
片状に形成しておき、該先端部３１’の内面３２’に粘
着剤４を配設し、先端部３１’を内側に折り返したとき
に対向する部位３３’に易剥離性処理を施すようにする
こともできる。
【００２７】また、粘着剤４を配設する部位は、前記実
施形態におけるように、折り返した先端部３１の内面３
２に配設することが好ましいが、これに対向する内面３
３側に粘着剤４を配設し、先端部３１の内面３２に易剥
離性処理を施すようにすることもできる。また、先端部
３１の内面３２及びこれに対向する内面３３に全面的に
易剥離性処理が施された包装材を用いることもできる。
この場合には、粘着剤４を塗工する前に粘着剤４を塗工
する何れかの内面の当該塗工箇所の易剥離性処理を破壊
して用いる。
施形態におけるように、折り返した先端部３１の内面３
２に配設することが好ましいが、これに対向する内面３
３側に粘着剤４を配設し、先端部３１の内面３２に易剥
離性処理を施すようにすることもできる。また、先端部
３１の内面３２及びこれに対向する内面３３に全面的に
易剥離性処理が施された包装材を用いることもできる。
この場合には、粘着剤４を塗工する前に粘着剤４を塗工
する何れかの内面の当該塗工箇所の易剥離性処理を破壊
して用いる。
【００２８】また、前記各実施形態におけるように、前
記折り返された前記先端部３１及びこれに対向する部分
３４が所定幅の片状に形成されているか、又は折り返さ
れた前記先端部３１’が所定幅の片状に形成されている
ことが好ましいが、包装材３は片状に形成せずに、粘着
剤４の配設幅のみを狭めることもできる。
記折り返された前記先端部３１及びこれに対向する部分
３４が所定幅の片状に形成されているか、又は折り返さ
れた前記先端部３１’が所定幅の片状に形成されている
ことが好ましいが、包装材３は片状に形成せずに、粘着
剤４の配設幅のみを狭めることもできる。
【００２９】また、前記実施形態におけるように、重ね
合わされた包装材３の上側の先端部３１が内側に折り返
された形態とすることが好ましいが、下側の先端部が内
側に折り返された形態とすることもできる。
合わされた包装材３の上側の先端部３１が内側に折り返
された形態とすることが好ましいが、下側の先端部が内
側に折り返された形態とすることもできる。
【００３０】また、本発明の吸収性物品の個装構造は、
前記実施形態におけるように、ナプキン２を包装材３と
ともに三つ折りに畳んだ形態に適用することが好ましい
が、吸収性物品を包装材と共に二つ折りに畳んだ形態に
も適用することができる。
前記実施形態におけるように、ナプキン２を包装材３と
ともに三つ折りに畳んだ形態に適用することが好ましい
が、吸収性物品を包装材と共に二つ折りに畳んだ形態に
も適用することができる。
【００３１】本発明は、前記実施形態におけるような生
理用ナプキンの他、パンティライナー、失禁パッド等の
他の吸収性物品にも適用することが出来る。また、個装
する吸収性物品の形態には特に制限はないことはいうま
でもない。
理用ナプキンの他、パンティライナー、失禁パッド等の
他の吸収性物品にも適用することが出来る。また、個装
する吸収性物品の形態には特に制限はないことはいうま
でもない。
【００３２】
【発明の効果】本発明の吸収性物品の個装構造によれ
ば、吸収性物品を不具合なく衛生的に廃棄することが出
来るとともに、吸収性物品の個装に要する部材を少なく
することができ、生産設備の簡略化が図れ、低コストで
生産することができる。
ば、吸収性物品を不具合なく衛生的に廃棄することが出
来るとともに、吸収性物品の個装に要する部材を少なく
することができ、生産設備の簡略化が図れ、低コストで
生産することができる。
【図１】本発明の吸収性物品の個装構造を生理用ナプキ
ンの個装構造に適用した一実施形態を模式的に示した斜
視図である。
ンの個装構造に適用した一実施形態を模式的に示した斜
視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】同生理用ナプキンの個装構造の包装材を展開し
た状態を模式的に示す斜視図である。
た状態を模式的に示す斜視図である。
【図４】同実施形態において包装材の粘着剤を露呈させ
た状態を模式的に示す斜視図である。
た状態を模式的に示す斜視図である。
【図５】本発明の吸収性物品の個装構造を生理用ナプキ
ンの個装構造に適用した他の実施形態において包装材を
展開した状態を模式的に示す斜視図である。
ンの個装構造に適用した他の実施形態において包装材を
展開した状態を模式的に示す斜視図である。
【図６】同実施形態において包装材の粘着剤を露呈させ
た状態を模式的に示す斜視図である。
た状態を模式的に示す斜視図である。
１ 生理用ナプキンの個装物 ２ ナプキン（吸収性物品） ３ 包装材 ３０ 幅方向両端部 ３１ 先端部 ３２，３３ 内面 ３５ 折り返し線 ４ 粘着剤 ５ ホットメルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｄ 75/20 Ａ６１Ｆ 13/18 ３８３ // Ａ６１Ｆ 5/44 Ａ４１Ｂ 13/02 Ｍ 13/49 Ｆターム(参考） 3B029 BD21 3E067 AA12 AB83 AC01 BA20A BB14A CA24 EA03 EA05 EA06 EA12 EB11 EE59 FA01 FB07 FC01 GD08 4C003 GA08 HA04 4C098 AA09 CC01 CC03 CC21 CE02 CE06 CE08 DD03 DD05 DD12
Claims (4)
- 【請求項１】 吸収性物品が包装材とともにそれらの長
手方向に扁平状に折り畳まれ、折り畳まれて重ね合わさ
れた該包装材どうしがその幅方向両端部で接合されてい
る個装構造において、 重ね合わされた前記包装材の一方の先端部が内側に所定
幅に折り返されており、折り返された一方の内面に粘着
剤が配設され且つ該一方の内面に対向する他方の内面に
易剥離性処理が施されていることを特徴とする吸収性物
品の個装構造。 - 【請求項２】 前記折り返された前記先端部及びこれに
対向する部分が所定幅の片状に形成されている請求項１
記載の吸収性物品の個装構造。 - 【請求項３】 折り返された前記先端部が所定幅の片状
に形成されている請求項１記載の吸収性物品の個装構
造。 - 【請求項４】 折り畳まれて重ね合わされた前記包装材
どうしが部分的に接合されている請求項１〜３の何れか
に記載の吸収性物品の個装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001166695A JP2002355269A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 吸収性物品の個装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001166695A JP2002355269A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 吸収性物品の個装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002355269A true JP2002355269A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=19009196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1839777B (zh) * | 2005-04-01 | 2011-01-26 | 花王株式会社 | 吸收性物品的包装结构 |
| CN108992251A (zh) * | 2012-12-28 | 2018-12-14 | 尤妮佳股份有限公司 | 吸收性物品的单个包装体及吸收性物品的单个包装体的制造方法 |
| WO2021172006A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 大王製紙株式会社 | 包装シート、及び包装吸収性物品 |
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-
2001
- 2001-06-01 JP JP2001166695A patent/JP2002355269A/ja active Pending
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| CN1839777B (zh) * | 2005-04-01 | 2011-01-26 | 花王株式会社 | 吸收性物品的包装结构 |
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| CN108992251B (zh) * | 2012-12-28 | 2021-02-19 | 尤妮佳股份有限公司 | 吸收性物品的单个包装体及吸收性物品的单个包装体的制造方法 |
| WO2021172006A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 大王製紙株式会社 | 包装シート、及び包装吸収性物品 |
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| CN114901226A (zh) * | 2020-02-27 | 2022-08-12 | 大王制纸株式会社 | 包装片以及包装吸收性物品 |
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