JP2019006411A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は上記これらの課題に鑑み、発明者らが誠意検討を行って発明に至ったものであり、廃棄処分までの間にもかさばらず、廃棄処分が容易で、包装袋中に残った内容物の染みだしにより周囲が汚れたり、触れたときに手にこびり付くといったこともなく、使用時の使いやすさを画期的に改善する優れた発明である。
前記第2領域は、前記包装体に固定されていることが好ましい。
前記第1領域は、前記粘着テープの一方の端を含む領域であることが好ましい。
前記粘着テープは、前記第1領域を有する第1粘着剤層と、前記第2領域を有する第2粘着剤層とを備え、前記第2領域は、第1粘着剤層の表面と前記第2粘着剤層の表面との粘着性の差に基づいて、前記第1領域に比べて高い剥離強度を有することが好ましい。
前記包装袋において、前記包装体は、重ね合わされる一対の胴部フィルムと、前記一対の胴部フィルムの間に介装される底部フィルムと、を備え、前記一対の胴部フィルムは、側端に沿って側端シール部において互いに接合され、前記一対の胴部フィルムと前記底部フィルムとは、周縁部の一部が底シール部において互いに接合されていてもよい。
前記包装体の上部には、注出口の流路となる未シール部が形成されていてもよい。
前記粘着テープは、前記包装体の上部に設けられていてもよい。
前記粘着テープは、前記包装体の下部に設けられていてもよい。
[第1形態例]
図1は、第1形態例の包装袋を示す平面図である。図1に示すように、第1形態例の包装袋はその上部に粘着テープを有する。
図2は、図1の包装袋の粘着テープを模式的に示す側面図である。図3および図4は、図1の包装袋の使用例を模式的に示す断面図である。図5は、図1の包装袋の使用例を模式的に示す斜視図である。
以下、図1に即して各構成の位置関係を説明する場合がある。図1において、包装体10の充填口13は底部フィルム12の上方に位置する。長方形の胴部フィルム11の長さ方向をY方向といい、胴部フィルム11の面内においてY方向に直交する方向(幅方向)をX方向という。Y方向は上下方向と一致する。平面視とは、胴部フィルム11の厚さ方向に見ることをいう。
包装体10は、重ね合わされた一対の胴部フィルム11,11と、底部フィルム12とから構成されたスタンディングパウチである。
一対の胴部フィルム11,11は、互いに平面視形状が同一である。胴部フィルム11,11は、左右両側の側端に沿ってそれぞれ側端シール部11a,11bにおいて互いに接合されている。
底部フィルム12は、折り線12aを中心線にして二つ折りにされている。底部フィルム12は、折り線12aが内向きとなるように折り重ねられて一対の胴部フィルム11,11の下部同士の間に介装されている。
包装体10の下部には、各胴部フィルム11,11と底部フィルム12とが互いに対向する対向面の下端縁部(周縁部の一部)においてヒートシールにより互いに接合されることにより底シール部12bが形成されている。
胴部フィルム11および底部フィルム12は、可撓性を有する。
注出口14は、開封後の流路15の両側を構成する流路形成シール部15a,15bと、開封前の流路15を封止する流路封止シール部15cと、開封中につまみとなるプルタブ16とが、一方の側端シール部11aの上部から連続して胴部フィルム11,11同士をヒートシールすることにより形成されている。
また、流路15の先端部は、流路封止シール部15cによって閉止されている。流路形成シール部15bと側端シール部11bとの間は充填口13として開口されており、この充填口13を通して包装体10内に内容物を充填することが可能である。なお、内容物の充填後は、充填口13の周縁において胴部フィルム11,11同士をヒートシールすることにより上部シール部13Aを形成し、充填口13を閉止する。
図2に示すように、粘着テープ20は、基材層21と、第1粘着剤層22と、第2粘着剤層23とを備えている。第1端20cは粘着テープ20の上端(長さ方向の一方の端)であり、第2端20d(長さ方向の他方の端)は粘着テープ20の下端である。
図2に示すように、基材層21の上端を第1端21c(長さ方向の一方の端)といい、下端を第2端21d(長さ方向の他方の端)という。基材層21の厚みは、特に限定はないが、例えば10〜150μmとすることができ、20〜60μmとすることもできる。
基材層21には、必要に応じて、粘着剤層22,23が形成された面(第1面21a)とは反対の面(第2面21b)に、防汚層、帯電防止層、ハードコート層などを設けることができる。
第1領域21Aは、第1面21aの部分領域であって、第1端21cを含み、第1端21cから一定の長さ範囲に及ぶ領域である。第1領域21Aの平面視形状は例えば矩形である。第1領域21Aの長さ(粘着テープ20の長さ方向の寸法)は、第2領域21Bの長さに比べて長いことが好ましい。
第2領域21Bは、第1面21aの部分領域であって、第2端21dを含み、第2端21dから一定の長さ範囲に及ぶ領域である。第2領域21Bの平面視形状は例えば矩形である。
胴部フィルム11に対する粘着テープ20の剥離強度は、例えば次の方法で測定できる。23℃×50%RHの雰囲気下で、粘着テープ20を胴部フィルム11から180°方向に300mm/minの速度で剥離したときの剥離強度を、JIS Z0237「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準拠して測定する。
図1に示すように、粘着テープ20は、包装体10の上部に、上下方向(Y方向)に沿って設けられている。粘着テープ20は、包装体10の幅方向(Y方向)の中央に設けられている。
図1に示すように、包装体10に充填される内容物は、特に限定されないが、液体、固体(粉体や顆粒体等)、粘稠体、これらの混合物などが挙げられる。具体的には、化粧品、液体洗剤、液体漂白剤、液体ワックス、ヘアケア用品(シャンプー、リンス、コンディショナーなど)などが挙げられる。
充填口13は、上部シール部13Aによって閉止される。
なお、包装体10の形態はロール状に限らず、1または複数回折りたたんだ形態であってもよい。この場合も包装体10を小型化できる。
包装体10は、胴部フィルム11,11と底部フィルム12とから構成されたスタンディングパウチであるため、平袋などに比べて曲げ剛性が高く、嵩が大きくなりやすいが、粘着テープ20によって、包装体10の小型化した形態を保つことができる。
図6は、第2形態例の包装袋を示す平面図である。なお、第1形態例と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、第2形態例の包装袋は、その下部に粘着テープを有する。
本形態例の包装袋200は、包装体10と、粘着テープ20とを備えている。
包装袋200は、粘着テープ20が、包装体10の下部に、上下方向(Y方向)に沿って設けられている。包装袋200は、粘着テープ20が包装体10の下部に設けられていること以外は、第1形態例の包装袋100と同様の構成である。
包装袋200では、第1端20cは粘着テープ20の下端であり、第2端20dは粘着テープ20の上端である。第1端21cは基材層21の下端であり、第2端21dは基材層21の上端である。
粘着テープ20の第1粘着剤層22の少なくとも一部と、第1粘着剤層22が接着された部位を含む部分の胴部フィルム11とを剥離させる。この際、第1粘着剤層22が接着されていた剥離部位を含む胴部フィルム11の部分(以下、退避部分24という)を、胴部フィルム11の下辺11e(下端)に沿う折り線24aにおいて粘着テープ20から離れる方向に折り曲げる。退避部分24は、下辺11eを含み、下辺11eに沿う一定幅の帯状部分である。
折り線24aは、平面視において底部フィルム12の折り線12aにほぼ一致していると、折り線24aにおける胴部フィルム11の折り曲げが容易となる。
外方に延出した部分の粘着テープ20の第1粘着剤層22を、ロール状の包装体10の外面側の胴部フィルム11の表面11cに当接させることによって、この部分(貼付け箇所)の胴部フィルム11に粘着テープ20を貼り付ける。これによって、包装体10が自らの弾性によって広がるのを防ぎ、包装体10のロール状の形態を維持することができる。
包装体10を上部から下部に向けて巻くことによってロール状の形態とすると、流路15がある包装体10の上部はロールの内側に位置するため、包装体10の上部が小さい曲げ半径で曲げられる。そのため、流路15は閉塞または狭隘化した状態となり、流路15の開口からの内容物の流出が起こりにくい。
また、包装体10が丸められてロール状となったときは、流路15が、丸まった包装袋の最内側に位置するため、廃棄時や、廃棄までの移動時において、わずかに残った包装体の内容物が流路15から浸み出てきても周辺を汚すことがない。
前記形態例の包装袋100では、粘着テープ20の第2領域23Aは、第2粘着剤層23の第1面23aであるが(図2参照)、第2領域は、第1領域に比べて包装体に対する剥離強度が高い領域であれば、他の構成であってもよい。
図7は、粘着テープ20の変形例である粘着テープ30を模式的に示す側面図である。粘着テープ30は、第2粘着剤層23がないこと以外は図2等に示す粘着テープ20と同様の構成である。粘着テープ30の基材層21の第2領域21Bは、ヒートシール等によって直接、胴部フィルム11に接合、固定される。
このほか、第1領域が包装体に対して剥離・再接着可能に接着され、かつ第2領域の剥離強度が第1領域に比べて高ければ、基材層の第1領域および第2領域がともに直接、包装体に接着されていてもよい。
前記形態例の包装袋では、粘着テープは胴部フィルムに設けられているが、粘着テープの設置位置は胴部フィルムに限らず、包装体の他の部位、例えば底部フィルムの外表面であってもよい。
前記形態例の包装袋において、粘着テープの幅方向の位置は、包装体の中央に限らず、中央に対してずれた位置(一方の側端シール部寄りの位置または他方の側端シール部寄りの位置)であってもよい。
Claims (8)
- 包装体と、前記包装体に設けられた粘着テープと、を備え、
前記粘着テープは、前記包装体に剥離・再接着可能に接着される第1領域と、前記第1領域に比べて高い剥離強度で前記包装体に接着される第2領域を有する包装袋。 - 前記第2領域は、前記包装体に固定されている、請求項1に記載の包装袋。
- 前記第1領域は、前記粘着テープの一方の端を含む領域である、請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記粘着テープは、前記第1領域を有する第1粘着剤層と、前記第2領域を有する第2粘着剤層とを備え、
前記第2領域は、第1粘着剤層の表面と前記第2粘着剤層の表面との粘着性の差に基づいて、前記第1領域に比べて高い剥離強度を有する、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記包装体は、重ね合わされる一対の胴部フィルムと、前記一対の胴部フィルムの間に介装される底部フィルムと、を備え、
前記一対の胴部フィルムは、側端に沿って側端シール部において互いに接合され、
前記一対の胴部フィルムと前記底部フィルムとは、周縁部の一部が底シール部において互いに接合されている、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記包装体の上部に、注出口の流路となる未シール部が形成されている、請求項5に記載の包装袋。
- 前記粘着テープは、前記包装体の上部に設けられている、請求項5または6に記載の包装袋。
- 前記粘着テープは、前記包装体の下部に設けられている、請求項5または6に記載の包装袋。
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KR102172457B1 (ko) * | 2020-06-15 | 2020-10-30 | 박준혁 | 봉투용 무기재 양면테이프 |
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