JPH1079495A - 不揮発性半導体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリおよびその製造方法

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JPH1079495A
JPH1079495A JP8253797A JP25379796A JPH1079495A JP H1079495 A JPH1079495 A JP H1079495A JP 8253797 A JP8253797 A JP 8253797A JP 25379796 A JP25379796 A JP 25379796A JP H1079495 A JPH1079495 A JP H1079495A
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佳幸 河津
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体メモリのコンパクト化を図
る。 【解決手段】 ワード線12間に該ワード線12をマス
クの一部として自己整合的にソース線13またはドレイ
ンコンタクトホール26を形成することにより、ソース
線13とワード線12との間隔または該ワード線12と
ドレインコンタクトホール26との間隔をリソグラフィ
の許容誤差よりも小さくすることができ、これにより、
従来に比較して、不揮発性半導体メモリ10、10*の
一層のコンパクト化を図ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮遊ゲートおよび
制御ゲートを有する不揮発性半導体メモリおよびその製
造方法に関し、特に、集積度を高め得る不揮発性半導体
メモリおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体メモリは、一般的には、
浮遊ゲートおよび制御ゲートを有するメモリセルが半導
体基板上にマトリクス状に配列して形成されている。浮
遊ゲート、制御ゲートおよび絶縁層から成る積層体でそ
れぞれ複数のワード線が構成されており、各ワード線は
半導体基板上を一方向へ互いに平行に伸びる。また、半
導体基板上のワード線の両側には、ワード線の伸長方向
とは直角な配列方向へ、ソース領域およびドレイン領域
がそれぞれ交互に形成されている。
【0003】ソース領域は、ワード線間でそれそれワー
ド線と平行に伸びるソース線により行毎で相互に接続さ
れている。また、ドレイン領域は、このドレイン領域お
よびワード線を覆う層間絶縁膜を貫通するドレインコン
タクトホールを経て各ドレイン領域に接続されるビット
線を介して、列毎に相互に接続されている。
【0004】このような半導体メモリは、例えば特開昭
64−77160号公報に示されているように、リソグ
ラフィを利用して形成されている。例えば、ワード線の
形成後のワード線に沿ったソース線の形成あるいはワー
ド線の形成後のドレインコンタクトホールの形成には、
ワード線をマスクとして利用することなくそれぞれにマ
スクを用いたリソグラフィで形成されている。そのた
め、これらソース線およびドレインコンタクトホールに
ついては、それぞれに使用されるマスクのアライメント
精度に関連した許容誤差を配慮して、パターン設計が行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の不揮
発性半導体メモリでは、そのソース線およびドレインコ
ンタクトホールの形成に、リソグラフィの許容誤差分の
合わせ余裕を見込む必要があり、ワード線とソース線あ
るいはドレインコンタクトホールとの間隔を許容誤差よ
りも小さくすることはできず、不揮発性半導体メモリの
コンパクト化を図る上で、障害となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、基本的には、ワード線をマスクの一部と
する自己整合を利用して、ソース線あるいはドレインコ
ンタクトホールを形成すべく、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明に係る不揮発性半導体メモリは、リソグ
ラフィ技術を利用して形成される不揮発性半導体メモリ
であって、マトリクス状に配置される各メモリの浮遊ゲ
ートおよび該浮遊ゲートを覆って伸長する制御ゲートが
絶縁膜を介して積層されて構成され、それぞれが互いに
間隔をおく少なくとも一対のワード線と、該ワード線間
に該ワード線をマスクとして自己整合的に形成され、メ
モリのソース領域に接続されたソース線とを含み、ソー
ス線と該ソース線の両側の一対のワード線との間隔がそ
れぞれリソグラフィの許容誤差よりも小さいことを特徴
とする(請求項1に対応)。
【0007】一対のワード線間に形成されるソース線が
その両側に位置するワード線をマスクとして、このマス
クの自己整合を利用して形成されていることから、従来
のようなワード線とソース線との間に許容誤差を見込む
必要はなく、両線間の間隔を許容誤差よりも小さくする
ことができることから、不揮発性半導体メモリのコンパ
クト化が図られる。
【0008】また、本発明に係る不揮発性半導体メモリ
は、リソグラフィ技術を利用して形成される不揮発性半
導体メモリであって、マトリクス状に配置される各メモ
リの浮遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸長する制
御ゲートが絶縁膜を介して積層されて構成され、それぞ
れが互いに間隔をおく少なくとも一対のワード線と、該
ワード線間に該ワード線をマスクの一部として自己整合
的に形成されメモリのドレイン領域に開放するドレイン
コンタクトホールを経て、対応する各ドレイン領域に接
続されたビット線とを含み、ワード線とドレインコンタ
クトホールとの間隔がそれぞれリソグラフィの許容誤差
よりも小さいことを特徴とする(請求項2に対応)。
【0009】一対のワード線間に形成されるドレインコ
ンタクトホールがその両側に位置するワード線をマスク
の一部として、このマスクの自己整合を利用して形成さ
れていることから、従来のようなワード線とドレインコ
ンタクトホールとの間に許容誤差を見込む必要はなく、
両線間の間隔を耐圧性を考慮するのみで、必要とされる
耐圧性を満たすことができれば、許容誤差よりも小さく
することができることから、不揮発性半導体メモリのコ
ンパクト化が図られる。
【0010】請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ
は、次のようにして形成することができる。すなわち、
半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を横切
る少なくとも一対のワード線を形成し、半導体基板の一
対のワード線の両外側における領域を保護膜で覆った状
態で一対のワード線をマスクとして、該ワード線間の素
子分離領域をエッチングにより除去し、エッチングを受
けた当該領域にワード線をマスクとして不純物をイオン
注入してソース領域を含むソース線を形成する(請求項
3に対応)。
【0011】この方法によれば、一対のワード線間に形
成されるソース線のマスクとして該ソース線の両側の一
対のワード線が利用されることから、ワード線の自己整
合作用により、ワード線とその間に形成されるソース線
との間隔がそれぞれリソグラフィの許容誤差よりも小さ
いことを特徴とする不揮発性半導体メモリを比較的容易
に形成することができる。
【0012】また、従来では、素子分離領域により相互
に交差して区画される活性領域の角部は実質的に丸みを
与えられることから、ワード線とソース線との間隔のば
らつきにより、ワード線下のゲート有効面積が変化する
ことから、いわゆるカップリング比の変化により、閾値
のばらつきを招いていた。しかしながら、本発明の方法
によれば、活性領域を横切るワード線の形成後、このワ
ード線をマスクとしてソース線が形成されることから、
ワード線下のゲートの有効面積がワード線とソース線と
の間隔に応じて変化することはなく、閾値のばらつきを
招くことのない不揮発性半導体メモリを製造することが
可能となる。
【0013】請求項2に記載の不揮発性半導体メモリ
は、次のようにして形成することができる。すなわち、
前記半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を
横切る少なくとも一対のワード線を形成し、一対のワー
ド線間および該ワード線の外側に不純物を注入してドレ
イン領域およびソース領域をそれぞれ形成し、ワード線
の側部に絶縁材料からなるサイドウオール部を形成して
ワード線の上面を覆う絶縁層と共にワード線を覆う絶縁
膜を形成する。さらに、この絶縁膜を覆うエッチングス
トッパ層を形成し、該エッチングストッパ層を覆う中間
絶縁層を形成し、該中間絶縁層上に形成された中間絶縁
層保護用マスクを用いるエッチングにより、エッチング
ストッパ層を部分的に露出させ、部分的に露出されたエ
ッチングストッパ層を除去し、ドレイン領域上で部分的
にサイドウオール部を露出させ、ワード線のドレイン領
域上で部分的に露出されたサイドウオール部をドレイン
領域上に開放するドレインコンタクトホールの壁面の一
部として、該コンタクトホールを経てドレイン領域に接
続されるビット線を形成する(請求項5に対応)。
【0014】この方法によれば、一対のワード線間に形
成されるドレインコンタクトホールの壁面の一部とし
て、ワード線の側部を覆うサイドウオール部が利用され
ることから、ワード線の自己整合作用すなわちこれと一
体的に形成されたサイドウオール部の自己整合作用によ
り、ワード線とその間に形成されるドレインコンタクト
ホールとの間隔がリソグラフィの許容誤差よりも小さい
ことを特徴とする不揮発性半導体メモリを比較的容易に
形成することができる。
【0015】ワード線の上面を覆う絶縁層およびサイド
ウオール部で構成される、ワード線を覆う絶縁膜を中間
絶縁層よりも耐エッチング性に優れた例えばシリコン窒
化膜のようなエッチングストッパ層で構成することによ
り、請求項5に記載されたエッチングストッパ層を不要
とし、工程の簡素化を図ることができる。
【0016】すなわち、請求項6に記載の方法は、半導
体基板上にマトリクス状に配置される各メモリの浮遊ゲ
ートおよび該浮遊ゲートを覆って伸長する制御ゲートが
絶縁膜を介して積層されて構成され、それぞれが互いに
間隔をおく少なくとも一対のワード線と、該ワード線間
で前記メモリのドレイン領域に開放するドレインコンタ
クトホールを経て、対応する前記各ドレイン領域に接続
されたビット線とを含む不揮発性半導体メモリの製造方
法であって、半導体基板に素子分離領域で区画された活
性領域を横切る少なくとも一対のワード線を形成するこ
と、一対のワード線間および該ワード線の外側に不純物
を注入してドレイン領域およびソース領域をそれぞれ形
成すること、ワード線の側部を覆うサイドウオール部を
備え該ワード線を覆う絶縁膜からなるエッチングストッ
パ層を形成すること、エッチングストッパ層を覆う中間
絶縁層を形成し、該中間絶縁層上に形成された中間絶縁
層保護用マスクを用いるエッチングにより、エッチング
ストッパ層のサイドウオール部をドレイン領域上で部分
的に露出させること、ワード線のドレイン領域上で部分
的に露出されたサイドウオール部をドレイン領域上に開
放するドレインコンタクトホールの一部として、コンタ
クトホールを経てドレイン領域に接続されるビット線を
形成することとを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の方法によれば、ワード線
を覆うサイドウオール部を備える絶縁膜がエッチングス
トッパ機能を有することから、この絶縁膜を覆う新たな
エッチングストッパ層を形成する必要はなく、これによ
り、ワード線とドレインコンタクトホールとの間隔がリ
ソグラフィの許容誤差よりも小さいことを特徴とする不
揮発性半導体メモリを、一層、容易に形成することがで
きる。
【0018】ソース線とワード線との間隔がリソグラフ
ィの許容誤差よりも小さくかつワード線とドレインコン
タクトホールとの間隔がリソグラフィの許容誤差よりも
小さい不揮発性半導体メモリは、次のようにして形成す
ることができる。すなわち、半導体基板のワード線間に
位置する領域をその配列方向に交互に露出させるよう
に、ワード線間の領域を一つおきに保護膜で覆った状態
で、ワード線をマスクとして、該ワード線間で保護膜か
ら露出する素子分離領域をエッチングにより除去し、エ
ッチングを受けた当該領域にワード線をマスクとして不
純物をイオン注入してソース領域を含むソース線を形成
する。次に、保護膜を除去して露出した半導体基板のワ
ード線間に不純物を注入してドレイン領域を形成し、ワ
ード線の側部に絶縁材料からなるサイドウオール部を形
成してワード線の上面を覆う絶縁層と共にワード線を覆
う絶縁膜を形成し、この絶縁膜を覆うエッチングストッ
パ層を形成する。さらに、このエッチングストッパ層を
覆う中間絶縁層を形成し、該中間絶縁層上に形成された
中間絶縁層保護用マスクを用いるエッチングにより、エ
ッチングストッパ層を部分的に露出させ、部分的に露出
されたエッチングストッパ層を除去し、ドレイン領域上
で部分的にサイドウオール部を露出させ、ワード線のド
レイン領域上で部分的に露出されたサイドウオール部を
ドレイン領域上に開放するドレインコンタクトホールの
壁面の一部とする。このコンタクトホールを経て、ドレ
イン領域に接続されるビット線が形成される(請求項1
5に対応)。
【0019】請求項15に記載の方法により、ソース線
とワード線との間隔および該ワード線とドレインコンタ
クトホールとの間隔がそれぞれをリソグラフィの許容誤
差よりも小さい、一層コンパクトな不揮発性半導体メモ
リを比較的容易に形成することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明に係る不揮発性半導体メモ
リを部分的に示す平面図である。図1には、図面の簡素
化のために、不揮発性半導体メモリ10がその最小単位
であるメモリセルで示されているが、多数のこれらメモ
リセルがマトリクス状に配列されるように、縦横方向に
整列して形成されている。図2は、図1に示された線II
−IIに沿って得られた縦断面図であり、これら図1およ
び図2に沿って、本発明に係る不揮発性半導体メモリ1
0について説明する。
【0021】不揮発性半導体メモリ10は、図1に示さ
れているように、例えばp型単結晶シリコンからなる基
板11と、基板11上に形成され、図中横方向に伸びる
ワード線12と、ワード線12の一側でワード線12と
平行に伸びるソース線13と、ワード線12の上方でワ
ード線12に直角に伸長して形成されるビット線14と
を含む。
【0022】基板11には、素子分離領域15により活
性領域16が区画されている。この活性領域16上に
は、図2に示すように、ゲート酸化膜17を介して浮遊
ゲート18が配置されており、浮遊ゲート18上には、
ゲート間絶縁膜19を介して制御ゲート20が配置され
ている。この制御ゲート20は、その上に形成された絶
縁膜21と共に複数の浮遊ゲート18を覆うべく連続的
に伸長し、これら積層体は、ワード線12を構成する。
また、ワード線12上の絶縁膜21には、ワード線12
の側方をそれぞれ覆うサイドウオール部22が形成され
ている。
【0023】ワード線12の両側には、従来の不揮発性
半導体メモリにおけると同様な例えばn型不純物のイオ
ン注入および熱処理により、ドレイン領域23およびソ
ース領域24が形成されている。これらドレイン領域2
3およびソース領域24は、多数のワード線12の伸長
方向と直角な多数のワード線12の配列方向へ、交互に
位置するように、形成されている。
【0024】ソース領域24は、各ソース領域24に連
続しかつ基板11上をワード線12に近接してワード線
12と平行に伸長するソース線13を介して、各行毎に
接続されている。各ソース線13は、ソース領域24の
形成におけると同様なイオン注入により形成することが
できる。このイオン注入に際し、両側に位置する一対の
ワード線12(図1にはその一方のみが示されてい
る。)をマスクとするワード線12による自己整合を利
用することができる。このワード線12を利用した自己
整合作用により、図1に示されているように、ワード線
12とソース線13との間の間隔がほぼ零となるように
形成されている。図2では、ソース線13の両側部が各
ワード線12下に伸びているが、これはイオン注入後の
熱処理での拡散による。
【0025】このソース線13およびワード線12を覆
って、中間絶縁層25が形成されており、中間絶縁層2
5にはドレイン領域23に開放するドレインコンタクト
ホール26が形成されている。ドレインコンタクトホー
ル26は、図示の例では、ワード線12に沿った一対の
短辺26aを含む矩形開口である。ドレインコンタクト
ホール26は、ワード線12をマスクの一部として利用
したワード線12の自己整合作用により、ワード線12
の側部を覆うサイドウオール部22を壁面として、形成
されている。中間絶縁層25上には、各列毎にドレイン
コンタクトホール26を経てドレイン領域23に接続さ
れるビット線14が、例えばアルミニゥムのような金属
材料のスパッタにより形成されている。
【0026】このビット線14のドレイン領域23への
接続を許すドレインコンタクトホール26は、前記した
ように、ワード線12をマスクの一部として、自己整合
的に形成されている。従って、ドレインコンタクトホー
ル26のドレイン領域23上における短辺26aとサイ
ドウオール部22を除くワード線12との間隔Wを零に
設定することができるが、ワード線12とビット線14
との間の耐圧性を考慮して、サイドウオール部22の厚
さ寸法である例えば0.2μmという比較的小さな値に
設定されている。この間隔Wは、必要とされるサイドウ
オール部22の厚さ寸法に応じて、低減することができ
る。
【0027】図1に示される不揮発性半導体メモリ10
は、解像度についての限界精度がリソグラフィ技術上、
0.35μmであるいわゆる0.35μmデザインルー
ルを用いて設計されたメモリセルであり、ワード線12
の幅寸法が0.5μm、ソース線13の幅寸法の半値が
0.18μm(メモリにおけるソース線13の幅はその
2倍の3.36μm)、ドレインコンタクトホール26
が0.28μm×0.2μm、ビット線14の幅寸法が
0.6μm、ピッチが1.2μmである。この不揮発性
半導体メモリ10では、ワード線12をマスクとして、
自己整合的に、ソース線13およびドレインコンタクト
ホール26が形成されていることから、ワード線12と
ソース線13との間およびワード線12とドレインコン
タクトホール26との間に、それぞれリソグラフィ技術
上必要とされる許容誤差寸法として、例えば0.2μm
を越える値を見込む必要はない。
【0028】従って、図1に示す不揮発性半導体メモリ
10では、耐圧性の点から、ワード線12と、ドレイン
コンタクトホール26との間隔として0.2μmを設定
しているが、図1に示す縦寸法で、ワード線12とソー
ス線13との間およびワード線12とドレインコンタク
トホール26との間を、従来に比較して、それぞれ0.
2μmおよび0.3μm短縮することができた。この寸
法の短縮化により、1.2μm×1.48μmの従来の
セル面積が、1.2μm×0.98μmのセル面積に低
減することができ、メモリセルの66%の縮小化が可能
となった。
【0029】不揮発性半導体メモリ10では、従来よく
知られているように、選択されたワード線12およびビ
ット線14に読取り信号が入力すると、ワード線12お
よびビット線14の交点に位置するメモリセルの浮遊ゲ
ート18の荷電状態に応じて、ソース領域24からドレ
イン領域23に流れる電流値が大きく変化する。基本的
には、浮遊ゲート18に電荷が蓄えられていれば、ソー
ス線13に電流が流れず、これとは逆に浮遊ゲート18
に電荷が蓄えられていなければ、ソース線13に電流が
流れる。従って、読取り信号を入力したときの該当する
ソース線13の電流の有無を検出することにより、該当
するメモリセルの記憶内容を読み出すことができる。ま
た、選択された浮遊ゲート18への電荷の注入により記
憶内容を書き込むことができ、また電気的あるいは光学
的に浮遊ゲート18の電荷にエネルギーを与えることに
より、浮遊ゲート18の電荷を一括的に放出させて、記
憶内容を消去することができる。
【0030】〈具体例2〉次に、図1および2に示した
ようなワード線12とソース線13との間隔をリソグラ
フィの許容誤差以下に設定できる不揮発性半導体メモリ
の製造方法を説明する。図3および図4は、それぞれ本
発明に係る不揮発性半導体メモリ10*の製造方法を示
す工程図(その1およびその2)である。また、図5お
よび図6は、それぞれ図3(c)に示された線Va−Va、
線VI−VIおよび図4(d)に示された線Vb−Vbに沿って
得られた断面図である。
【0031】図3(a)に示されているように、半導体
基板11上には、例えば従来よく知られたLOCOS法
により、酸化シリコンからなる素子分離領域15が形成
され、この素子分離領域15により、互いに平行に伸び
る複数組の活性領域16が区画される。図示の例では、
相互に間隔をおく平行な一対の活性領域16が示されて
いるが、1つのメモリセル領域には、多数組の平行な活
性領域16が形成され、これら活性領域16は相互に交
差することはない。
【0032】図3(b)に示されているように、活性領
域16と直角に伸長する複数のワード線12が従来よく
知られたリソグラフィ技術を用いて、形成される。図3
には、相互に間隔をおく一対のワード線12が示されて
いるが、1つのメモリセル領域には、活性領域16にお
けると同様に多数のワード線12が相互に間隔をおいて
形成される。各ワード線12は、後でその詳細を説明す
るが、図1および図2に示したと同様な従来よく知られ
たゲート酸化膜17、浮遊ゲート18、ゲート間絶縁膜
19および制御ゲート20からなる積層構造を有する。
【0033】基板11を一対のワード線12間で露出さ
せ、この一対のワード線12の外側に位置する基板部分
を覆うように、リソグラフィ技術を用いてレジストパタ
ーン27が形成される。このレジストパターン27によ
り、基板11のワード線12間の領域は、ワード線12
の配列方向へ1つおきに露出され、この露出された領域
とレジストパターン27で保護された領域とが交互に配
列されることとなる。
【0034】図5(a)に示されているように、素子分
離領域15を横切る断面では、基板11上に素子分離領
域15が現れ、素子分離領域15上に制御ゲート20が
積層されて現れるが、図6に示されているように、活性
領域16を横切る断面では、基板11上に素子分離領域
15が現れることはなく、基板11上に、ゲート酸化膜
17、浮遊ゲート18、ゲート間絶縁膜19および制御
ゲート20からなるワード線12の積層構造が現れてい
る。図6以下の図面には、図面の簡素化のために、基板
11と浮遊ゲート18との間のゲート酸化膜17が省略
されている。
【0035】図5(a)および図6から明らかなよう
に、レジストパターン27が、ワード線12をその幅方
向へ全域で覆うことなく、部分的に覆っている。これ
は、レジストパターン27をマスクとして素子分離領域
15のワード線12間に露出する部分を除去するエッチ
ングに対し、ワード線12がレジストパターン27と同
等の耐エッチング性を示すためであり、必要に応じて、
ワード線12の上面の全域をレジストパターン27で覆
い、あるいはその全域を露出させることができる。ま
た、第3具体例として後で説明する例との組合せのため
に、図5および図6に仮想線で示すように制御ゲート2
0上に絶縁膜21を形成しておくことができる。
【0036】レジストパターン27を施した状態で、従
来よく知られた酸化シリコンを除去するための乾式のエ
ッチング処理が施される。このエッチングにより、図4
(d)および図5(b)に示されているように、素子分
離領域15は、一対のワード線12間でレジストパター
ン27から露出する部分が除去され、これにより、ワー
ド線12に隣接してこれと平行に伸びるソース線領域1
3aが形成される。図6に示す断面では、素子分離領域
15が現れていないことから、このエッチングによる大
きな変化はない。
【0037】ソース線領域13aの形成後、レジストパ
ターン27が除去され、これにより図4(e)に示され
ているように、ワード線12間には、このワード線12
間に形成され、ワード線12に隣接してこれと平行に連
続的に伸びるソース線領域13aと、不連続な活性領域
16の露出部分16aとが、ワード線12の配列方向へ
交互に形成されることとなる。
【0038】活性領域16の露出部分16aおよびソー
ス線領域13aには、それぞれワード線12をマスクと
して、ソース領域およびドレイン領域を形成するための
不純物がイオン注入法により注入され、その後、基板1
1は、熱処理を受ける。このイオン注入および熱処理に
より、露出部分16aには、ドレイン領域23が形成さ
れる。また、ソース線領域13aには、ソース領域24
を含むソース線13が形成される。
【0039】ドレイン領域23と、ソース領域24を含
むソース線13の形成後、これらドレイン領域23、ソ
ース線13およびワード線12を覆う図2に示したよう
な中間絶縁層25が形成される。この中間絶縁層25に
ドレイン領域23に開放するドレインコンタクトホール
26が形成され、ドレインコンタクトホール26を経て
ドレイン領域23に接続される図2に示したようなビッ
ト線14が形成され、これにより、不揮発性半導体メモ
リ10*が得られる。ドレインコンタクトホール26
は、具体例3で述べる本願方法を用いて形成することが
望ましいが、従来と同様な方法で形成することができ
る。
【0040】具体例2に示した本願方法では、前記した
ように、一対のワード線12間に該ワード線をマスクと
する不純物のイオン注入によってソース線13が形成さ
れ、このワード線12による自己整合作用によってソー
ス線13をリソグラフィの許容誤差以下に近接して形成
することができる。従って、ワード線12とソース線1
3との間隔を従来よりも小さくすることができ、ワード
線12とソース線13との間隔が従来に比較して小さな
不揮発性半導体メモリ10*を比較的容易に形成するこ
とができる。
【0041】また、具体例2に示した方法では、予め活
性領域16が交差して形成されることない。しかも、活
性領域16に交差するソース線領域13aはエッチング
により形成され、このソース線領域へのワード線12を
マスクとする不純物のイオン注入により形成されること
から、この領域に従来のような丸まった角部分が生じる
ことはなく、浮遊ゲート18下におけるゲート有効面積
に従来のようなばらつきを与える要素を消去できる。従
って、閾値にばらつきのない安定したメモリを形成する
ことができる。
【0042】図4(d)に沿って説明したソース線領域
13aの形成のために、ワード線12間に露出する素子
分離領域15を部分的に除去する乾式エッチングでは、
基本的には基板11がエッチングを受けない。しかしな
がら、僅かな条件の変動等によって、基板11が、図7
に符号28*で示すように、凹状に削られることがあ
る。この凹所28*には、その後のイオン注入により、
ソース領域24*が形成されるが、このような凹所28
*に形成されたソース領域24*は、熱処理によっても
充分にワード線12下に拡散されない。そのため、ゲー
ト下に所定のチャンネルが形成されないことから、所定
の電気特性を得ることが困難になる。
【0043】そこで、図7に示されているように、素子
分離領域15の部分的なエッチングに際し、ソース領域
24に、その両側のワード線12に向けての立ち上がり
傾斜部28を形成することが望ましい。この立ち上がり
傾斜部28は、例えば、エッチングガス圧を高めあるい
はエッチングのためのプラズマ発生の高周波電力を低め
ることにより、またはエッチングガスの堆積作用により
重合膜を生成し易い炭素を含むガス分圧を高める等の手
段により、エッチングの異方性を低めることにより、比
較的容易に形成することができる。
【0044】この立ち上がり傾斜部28は、イオン注入
により立ち上がり傾斜部28に注入されたイオンを、そ
の後の熱処理により、図8に示されているように、適正
にワード線12下に拡散させることから、これにより、
ワード線12下に伸びる適正なソース領域24を形成す
ることができる。
【0045】〈具体例3〉次に、図1および2に示した
ようなワード線12とドレインコンタクトホール26と
の間隔をリソグラフィの許容誤差以下に設定できる不揮
発性半導体メモリの製造方法を説明する。図9は、本発
明に係る不揮発性半導体メモリ10*の他の製造方法を
示す工程図である。また、図10〜図12は、それぞれ
図9に示された線Xa−Xa、線Xb−Xb、線XIa-XIa 、線XI
b-XIb 、線XIc-XIc および線XII-XII に沿って得られた
断面図である。
【0046】図9に示す方法では、その図9(a)に示
されているように、従来におけると同様、基板11上に
は、この基板11上に形成された素子分離領域15によ
り、相互に直角に交差する横方向に伸びる活性領域16
aと、縦方向に伸びる活性領域16とが区画されてい
る。
【0047】図9(b)に示されているように、縦方向
に伸びる活性領域16と直角に互いに間隔をおいて平行
に伸びる複数のワード線12が、前記したと同様なリソ
グラフィにより、形成される。図9には、図3に示した
と同様に、4メモリセルが示されているに過ぎないが、
基板11上のメモリセル領域には、多数の活性領域1
6、16aおよび多数のワード線12が形成される。
【0048】図10(a)に示されているように、ワー
ド線12は、浮遊ゲート18、ゲート間絶縁膜19およ
び制御ゲート20を含み、さらにその上に積層された絶
縁膜21を含む積層構造を有する。図10以下の図面に
おいても図6および図7におけると同様に、ゲート酸化
膜17が省略されている。
【0049】図9(b)および図10(b)に示されて
いるように、活性領域16のワード線12から露出する
部分には、それぞれドレインおよびソースを形成するた
めの不純物がイオン注入法により注入され、基板11が
熱処理を受けることにより、それぞれワード線12の両
側にドレイン領域23およびソース領域24が形成され
る。ドレイン領域23およびソース領域24は、ワード
線12の配列方向へ、交互に位置するよう形成される。
【0050】ドレイン領域23およびソース領域24の
形成後、図9(c)および図11(a)に示されている
ように、絶縁膜21を構成する材質と同質の例えば酸化
シリコンにより、ワード線12の側部を覆うサイドウオ
ール部22が形成される。サイドウオール部22は、絶
縁膜21と共同してワード線12を電気絶縁的に保護す
る絶縁膜を構成し、後述するビット線14と浮遊ゲート
18および制御ゲート20との短絡を防止する。このサ
イドウオール部22および絶縁膜21から成る絶縁膜
(21および22)を後述する中間絶縁層25のエッチ
ング時にエッチングガスから保護するためのエッチング
ストッパ層29が形成される。このエッチングストッパ
層29を埋め込むようにこれを覆って、例えば酸化シリ
コンからなる中間絶縁層25が形成される。
【0051】エッチングストッパ層29は、絶縁膜21
およびサイドウオール部22とは異なる材質から成り、
中間絶縁層25のエッチング時に中間絶縁層25よりも
遅いエッチング速度を示す、例えばシリコン窒化膜のよ
うな、耐エッチング特性を持つ材料で形成される。
【0052】さらに、中間絶縁層25上には、図11
(b)に示されているように、中間絶縁層25を部分的
に除去してドレイン領域23に開放するドレインコンタ
クトホール26形成用のレジストマスク30が形成され
る。レジストマスク30を用いたエッチングにより、レ
ジストマスク30の開口30aに沿って中間絶縁層25
がエッチングを受けることにより、図11(c)に示さ
れているように、ドレイン領域23上でエッチングスト
ッパ層29のサイドウオール部22を覆う部分が露出す
る。
【0053】その後、図9(d)および図12に示され
ているように、エッチングストッパ層29のドレインコ
ンタクトホール26に露出する部分がエッチングにより
除去されることにより、ドレイン領域23上には、エッ
チングストッパ層29により保護されていたサイドウオ
ール部22が露出する。その後、レジストマスク30が
除去される。
【0054】このサイドウオール部22は、ワード線1
2の側部にこれと一体的に形成されており、ドレイン領
域23上に開放ドレインコンタクトホール26の壁面の
一部を構成する。このサイドウオール部22をドレイン
コンタクトホール26の壁面の一部として、従来よく知
られた例えばスパッタ法により、アルミニゥムのような
金属材料で図1および図2に示したようなビット線14
が形成される。
【0055】従って、サイドウオール部22を壁面の一
部とするドレインコンタクトホール26を経て、ドレイ
ン領域23に接続するビット線14は、ワード線12に
一体化されたサイドウオール部22に自己整合的に形成
される。そのため、リソグラフィでの許容誤差を考慮す
ることなく、耐電圧特性に関連して決められる厚さ寸法
を有するサイドウオール部22に応じて、ワード線12
とドレインコンタクトホール26との間隔を決定するこ
とができることから、従来よりもその間隔を縮小するこ
とができ、コンパクト化を図ることができる。
【0056】エッチングストッパ層29として、シリコ
ン窒化膜のような絶縁材料に代えて、例えば、ポリシリ
コン、タングステンシリサイドあるいはタングステンの
ような導電材料を使用することができる。導電材料から
成るエッチングストッパ層29は、ビット線14とドレ
イン領域23との電気的接続を遮断しないことから、こ
のエッチングストッパ層29を除去する必要はなくな
る。そのため、エッチングストッパ層29を導電材料で
形成することにより、このエッチングストッパ層29の
除去工程を不要とし、製造工程の簡素化を図ることがで
きる。エッチングストッパ層29に導電材料を使用する
場合、このエッチングストッパ層29による各ドレイン
相互の短絡を防止するために、エッチングストッパ層2
9は、例えばパターニングにより、各ドレイン領域23
を除く部分に選択的に形成される。
【0057】具体例3に示した例では、図12に示され
ているように、ソース領域24側に位置するサイドウオ
ール部22を覆うように、エッチングストッパ層29が
残る。 このエッチングストッパ層29がシリコン窒化
膜から成る場合、エッチングストッパ層29の形成時に
このエッチングストッパ層29に取り込まれた水素が、
浮遊ゲート18下のゲート酸化膜17と基板11との界
面に侵入し、エッチングストッパ層29によって封じ込
められることがある。この界面に封じ込められた水素は
閾値電圧のばらつき等の原因となり、メモリの電気特性
に悪影響を及ぼす。
【0058】そこで、エッチングストッパ層29をシリ
コン窒化膜で形成するとき、次に示すとおり、エッチン
グストッパ層29をドレイン領域23と反対側に位置す
る部分を予め部分的に除去することが望ましい。図13
は、図11と同様な図面であり、図13(a)に示され
ているように、基板11上に形成された一対のワード線
12は、その側部を覆う絶縁材料から成るサイドウオー
ル部22と、制御ゲート20の上面を覆う絶縁膜21と
で覆われる。その後、図13(b)に示されているよう
に、これら絶縁膜21および22を覆う図11に沿って
説明したと同様なエッチングストッパ層29がシリコン
窒化膜により形成される。
【0059】具体例3では、このエッチングストッパ層
29の全てを残して中間絶縁層25が形成されたが、本
方法では、中間絶縁層25の形成に先立って、エッチン
グストッパ層29の中央部分すなわちドレイン領域23
側に形成された互いに対向する一対のサイドウオール部
22を覆う中央部分29aを残すためのレジストパター
ン31が形成される。レジストパターン31を利用した
エッチングにより、レジストパターン31からはみ出し
たエッチングストッパ層29の両側部分が除去され、図
13(d)に示されているように、エッチングストッパ
層29は、その中央部分29aのみが残される。
【0060】エッチングストッパ層29をその中央部2
9aを残して部分的に除去した後、図13(e)に示さ
れているように、中間絶縁層25が形成され、レジスト
マスク30が形成される。このレジストマスク30を用
いた具体例3におけると同様なエッチングにより、ドレ
イン領域23側でエッチングストッパ層29aが露出さ
れる。さらに、エッチングストッパ層29aの部分的な
除去によってドレイン領域23側に位置するサイドウオ
ール部22が露出され、この露出されたサイドウオール
部22をドレインコンタクトホール26の壁面の一部と
して、ビット線14が形成される。
【0061】このように、エッチングストッパ層29の
ドレイン領域23側に位置するサイドウオール部22を
覆う部分は、このサイドウオール部22を露出させるた
めに除去される。そのため、エッチングストッパ層29
の形成時にドレイン領域23側で酸化膜17と基板11
との界面に侵入した水素は、このサイドウオール部22
の除去された部分から抜け出ることから、これが封じ込
められることはない。さらに、図13に示した例では、
エッチングストッパ層29の中央部分29aを除く両外
側部が除去された状態で中間絶縁層25に覆われてい
る。そのため、ソース領域24側で酸化膜17と基板1
1との界面に侵入した水素は、エッチングストッパ層2
9aによって封じ込められることはなく、この水素の封
じ込めによる電気特性のばらつきを効果的に防止するこ
とができる。
【0062】また、エッチングストッパ層29による酸
化膜17と基板11との界面への水素の侵入を防止する
対策として、ゲート酸化膜17を予め酸化窒素ガスを含
む雰囲気下で、熱処理を施すことができる。図14は、
その熱処理手順の工程を示す図10と同様な図面であ
る。基板11に形成された素子分離領域15により区画
された活性領域16上にゲート酸化膜17を形成した
後、ゲート酸化膜17に、図14(a)に示されている
ように、基板11のゲート酸化膜17にをNOあるいは
NO2 のような酸化窒素ガス雰囲気下で熱処理を施す。
この熱処理後、図14(b)に示されているように、ワ
ード線12が形成され、以下、サイドウオール部22お
よびエッチングストッパ層29が、順次形成される。
【0063】ゲート酸化膜17への酸化窒素ガス下での
熱処理により、窒素が基板11とゲート酸化膜17との
界面に偏析し、この窒素が基板11のシリコンの結合子
を終端する。そのため、シリコン窒化膜からなるエッチ
ングストッパ層29の形成時にシリコンと水素との結合
が阻止されることから、ゲート酸化膜17と基板11と
の界面への水素の侵入を防止することができ、これによ
り水素の侵入による電気特性のばらつきを防止すること
ができる。
【0064】先に述べたところでは、ワード線12の制
御ゲート20の上面を覆う絶縁膜21およびサイドウオ
ール部22でワード線12を覆い、さらに、これら絶縁
膜21および22を覆うエッチングストッパ層29を形
成した例について説明したが、絶縁膜21およびサイド
ウオール部22をエッチングストッパ層29の材料であ
るシリコン窒化膜で形成することにより、エッチングス
トッパ層29の形成工程を不要にすることができ、製造
工程の簡素化を図ることができる。
【0065】絶縁膜21およびサイドウオール部22を
シリコン窒化膜で形成する例は、エッチングストッパ層
29による酸化膜17と基板11との界面への水素の侵
入を防止する対策として、ゲート酸化膜17を予め酸化
窒素ガスを含む雰囲気下で、熱処理を施す工程と組み合
わせることが、電気特性のばらつきを防止し、製造工程
の簡素化を図る上で、極めて有効である。
【0066】具体例2では、ワード線12とソース線1
3との間隔をリソグラフィの許容誤差以下に設定できる
不揮発性半導体メモリの製造方法を示し、具体例3で
は、ワード線12とドレインコンタクトホール26との
間隔をリソグラフィの許容誤差以下に設定できる不揮発
性半導体メモリの製造方法を示したが、これらを組み合
わせることができる。
【0067】〈具体例4〉この組合せ例の製造工程を図
15に沿って説明する。図15(a)には、基板11上
に互いに間隔をおいて形成された複数のワード線12が
示されている。各ワード線12は、前記した例における
と同様、基板11上のゲート酸化膜17(図面の簡素化
のために省略されている。)、浮遊ゲート18、ゲート
間絶縁膜19、制御ゲート20および絶縁膜21からな
る積層構造を有する。
【0068】このワード線12を形成するに先立ち、図
3(a)に示したように、基板11に素子分離領域15
で区画された相互に交差することのない活性領域16が
形成され、図3(b)に示したように、活性領域16を
横切って図15(a)に示した複数のワード線12が形
成される。
【0069】図15に示す例では、ワード線12の制御
ゲート20上の絶縁膜21は、素子分離領域15を構成
するシリコン酸化膜と同質のシリコン酸化膜からなる下
層部分21aと、素子分離領域15よりも高い耐エッチ
ング特性を示す例えばシリコン窒化膜からなる上層部2
1bとを備える2層構造を呈する。
【0070】相互に間隔をおいて形成されたワード線1
2に関連して、図15(b)に示されるように、半導体
基板11のワード線12間に位置する領域をその配列方
向に交互に露出させるように、ワード線12間の領域を
一つおきに保護膜であるレジストパターン27で覆う。
所定領域をレジストパターン27で覆った状態で、ワー
ド線12をマスクとして、図3(d)に示したと同様
に、ワード線12間でレジストパターン27から露出す
る素子分離領域15をエッチングにより除去する。
【0071】この素子分離領域のエッチングに際し、絶
縁膜21の上層部分21bが素子分離領域15よりも高
い耐エッチング特性を示すことから、絶縁膜21のレジ
ストパターン27から露出する部分がエッチングを受け
ることはなく、この絶縁膜21下の制御ゲート20をエ
ッチングから確実に保護することができる。
【0072】絶縁膜21がエッチングを受けると、その
下方の制御ゲート20の部分的な露出により、制御ゲー
ト20がエッチングを受けてその断面積が削減され、こ
の断面の削減によるワード線12の望ましくない電気抵
抗の増大を招く。また、制御ゲート20の部分的な露出
は、制御ゲート20と後述するビット線との短絡を引き
起こす虞がある。
【0073】しかしながら、絶縁膜21の上層部分21
bに前記したような耐エッチング特性に優れた材質を適
用することにより、ワード線12の電気抵抗の増大およ
び制御ゲート20の短絡問題を確実に解決することがで
きる。絶縁膜21として、シリコン窒化膜のような単層
構造を採用することができる。しかしながら、制御ゲー
ト20の一般的な材料であるタングステンシリサイドと
密着性の高い絶縁膜21を得る上で、絶縁膜21に前記
したような2層構造(21a、21b)を採用すること
が望ましい。
【0074】エッチングによって部分的に素子分離領域
15が除去されるが、絶縁膜21の上層部分21bの保
護作用により、図15(c)に示されているように、こ
のエッチングによって絶縁膜21が損傷を受けることは
なく、その下の制御ゲート20の上面が露出し、あるい
は損傷を受けることはない。素子分離領域15が部分的
に除去され。これにより形成されたソース線領域13a
(図4(d)参照)に、ワード線12をマスクとして不
純物をイオン注入し、図4(e)に示したようなソース
領域24を含むソース線13を形成する。
【0075】次に、図4(e)に示したように、保護膜
であるレジストパターン27を除去して露出した活性領
域16のワード線12間における活性領域16の部分1
6aに、不純物を注入してドレイン領域23を形成す
る。このドレイン領域23の形成およびソース領域24
を含むソース線13の形成のためのイオン注入を同時的
に行うことができ、また逆の順序で行うことができる。
【0076】ワード線12の側部に図11(a)に示し
たと同様な、絶縁材料からなるサイドウオール部22を
形成し、ワード線12の上面を覆う絶縁膜21と共に、
ワード線12を覆う絶縁膜(21および22)を形成す
る。
【0077】以下、具体例3において説明したとおり、
絶縁膜(21および22)を覆うエッチングストッパ層
29を形成する。さらに、エッチングストッパ層29を
覆う中間絶縁層25を形成し、該中間絶縁層25上に形
成された中間絶縁膜保護用マスク30を用いるエッチン
グにより、エッチングストッパ層29を部分的に露出さ
せる。
【0078】次に 部分的に露出されたエッチングスト
ッパ層29を除去し、ドレイン領域23上で部分的にサ
イドウオール部22を露出させる。ドレイン領域23上
で部分的に露出された、サイドウオール部22をドレイ
ン領域23上に開放するドレインコンタクトホール26
の壁面の一部として、該ドレインコンタクトホールを経
てドレイン領域23に接続されるビット線14が形成さ
れる。これにより、図1および図2で説明したように、
ワード線12とソース線13との間隔およびワード線1
2とドレインコンタクトホール26との間隔をリソグラ
フィの許容誤差以下に設定できる不揮発性半導体メモリ
を比較的容易に形成することができる。
【0079】図15に示した2層構造(21a、21
b)を有する絶縁膜21が形成された複数のワード線1
2の製造に好適な例を図16に沿って次に説明する。図
16(a)に示されているように、シリコンからなる半
導体基板11上に、ゲート酸化膜17のためのシリコン
酸化膜、浮遊ゲート18のためのポリシリコン膜、ゲー
ト間絶縁膜19のためのシリコン酸化膜、制御ゲート2
0のためのタングステンシリサイド膜、下層部分21a
のためのシリコン酸化膜および上層部分21bのための
シリコン窒化膜が、それぞれ一様かつ連続的に積層され
てなる積層体が形成される。
【0080】前記積層体の上面には、ワード線12を規
定するための帯状の複数のレジストパターン31*が相
互に間隔をおいて形成される。このレジストパターン3
1*を」マスクとして、エッチングにより、図16
(b)に示されているように、浮遊ゲート18のための
ポリシリコン膜より上層部分が選択的に削除される。そ
の後、図16(c)に示されているように、レジストパ
ターン31*が除去される。
【0081】レジストパターン31*の除去後、絶縁膜
21をマスクとして、浮遊ゲート18のためのポリシリ
コン層が図16(d)に示されているように、選択的に
エッチングを受ける。このポリシリコン層の選択エッチ
ングに際し、炭素が含まれていない例えば塩素ガスやH
Brガスのようなエッチングガスを使用することが望ま
しい。ポリシリコンのエッチングについて、カーボンが
含まれないわゆるカーボンフリーのエッチング状況下で
は、浮遊ゲート18下のゲート酸化膜17に対するエッ
チング選択比が格段に向上することから、ゲート酸化膜
17に大きな損傷を与えることなく、適正に浮遊ゲート
18のためのポリシリコン層を選択的に除去することが
できる。
【0082】従って、ワード線12の形成のためのエッ
チングに、炭素を含まないエッチングガスを使用するこ
とにより、ゲート酸化膜17の損傷を防止し、その薄膜
化を防止することができることから、ゲート酸化膜17
のための酸化シリコン層の厚さ寸法にエッチングによる
損失分を見込む必要はなく、ゲート酸化膜17の薄膜化
を図ることが可能となる。
【0083】〈具体例5〉図17は、本発明を多層ビッ
ト配線構造を有する副ビット線方式のメモリの製造に適
用した図10および図11と同様な製造工程図である。
図17に示すメモリでは、図中左方の2本のワード線1
2が副ビットによって接続されるメモリセル32として
示されており、図中右方の2本のワード線12が各副ビ
ットを選択するための選択トランジスタ33として示さ
れており、両選択トランジスタ33間に引かれた符号3
4で示す軸を中心に左右対称に形成されている。
【0084】図17(a)に示されているように、具体
例3で説明したと同様に、ワード線12の形成後、各ワ
ード線12に関連してドレイン領域23およびソース領
域24を形成し、その後、各ワード線12の絶縁膜21
およびサイドウオール部22からなる絶縁膜(絶縁膜2
1および22)を覆って、エッチングストッパ層29が
形成される。その後、エッチングストッパ層29を埋め
込むように、中間絶縁層25が形成され、サブビット用
マスクであるレジストパターン27が形成される。
【0085】レジストパターン27を用いて、メモリセ
ル32のために、副ビット線用ドレインコンタクトホー
ル26*が形成される。図17(b)に示されているよ
うに、レジストパターン27が除去され、またドレイン
コンタクトホール26*に露出するエッチングストッパ
層29の一部が除去され、メモリセル32のドレイン領
域23上にあるサイドウオール部22が露出される。こ
の露出するサイドウオール部22をドレインコンタクト
ホール26*の壁面の一部として、前記したと同様なス
パッタ法により、例えばアルミニゥムのような金属材料
から成るサブビット線14*が形成される。
【0086】さらに、図17(c)に示されているよう
に、サブビット線14*を含む基板11上の全体を覆う
中間絶縁層25*が形成され、図示しないが選択トラン
ジスタ用マスクを用いたエッチングにより、選択トラン
ジスタ33のドレイン領域23に開放するドレインコン
タクトホール26が形成される。ドレインコンタクトホ
ール26に露出するエッチングストッパ層29の一部
が、図17(c)に示すように、エッチングにより除去
されて、その下層であるサイドウオール部22がドレイ
ン領域23上に露出する。この露出するサイドウオール
部22をドレインコンタクトホール26の壁面の一部と
して、図17(d)に示されているように、前記したと
同様なスパッタ法により、例えばアルミニゥムのような
金属材料から成るビット線14が形成される。
【0087】図17に示したように、多層ビット線構造
を有する副ビット線方式で各層のビット線の形成のため
のドレインコンタクトホールの壁面の一部として、前記
エッチングストッパ層29から露出するそれぞれ異なる
前記サイドウオール部分22、22を利用することがで
きる。このように、副ビット線方式のメモリに本発明の
製造方法を適用することにより、ワード線12と副ビッ
ト線用ドレインコンタクトホール26*との間隔をリソ
グラフィの許容誤差以下に設定し、かつ副ビット線を選
択するための選択トランジスタ33のワード線12とそ
のビット線用ドレインコンタクトホール26との間隔を
リソグラフィの許容誤差以下に設定することができ、コ
ンパクト化の上で、極めて有利である。
【0088】図18は、不揮発性半導体メモリ10の周
辺素子である例えばX−Yデコーダのトランジスタの製
造に適用した例を示す断面図である。図18(a)に示
されているように、基板11上の図示しないメモリ素子
(12、32)の形成におけると同時的に、基板11上
のトランジスタ34の制御ゲート20上の絶縁膜21お
よびサイドウオール部22を覆うエッチングストッパ層
29が形成される。
【0089】続いて、エッチングストッパ層29を埋め
込む中間絶縁層25が形成され、中間絶縁層25上に
は、レジストパターン27が形成され、このレジストパ
ターン27を用いたエッチングにより、図18(b)に
示されているように、中間絶縁層25にドレイン領域2
3に開放するドレインコンタクトホール26が形成され
る。また、ドレインコンタクトホール26に露出するエ
ッチングストッパ層29の露出部分が除去され、その下
層であるサイドウオール部22が露出する。このサイド
ウオール部22をドレインコンタクトホール26の壁面
の一部として、図示しない例えばアルミニゥムのような
金属材料により、ドレイン領域23に接続される配線部
が形成される。
【0090】このように、X−Yデコーダのような周辺
回路の製造に本発明を適用することにより、メモリチッ
プの縮小化をも図ることが可能となる。
【0091】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体メモリによ
れば、前記したように、ワード線間に該ワード線をマス
クの一部として自己整合的にソース線またはドレインコ
ンタクトホールを形成することにより、ソース線とワー
ド線との間隔または該ワード線とドレインコンタクトホ
ールとの間隔をリソグラフィの許容誤差よりも小さくす
ることができることから、従来に比較してよりコンパク
ト化を図ることが可能となる。
【0092】また、本発明に係る不揮発性半導体メモリ
の製造方法によれば、前記したように、ワード線による
自己整合作用により、ソース線とワード線との間隔また
は該ワード線とドレインコンタクトホールとの間隔がリ
ソグラフィの許容誤差よりも小さい不揮発性半導体メモ
リを比較的容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性半導体メモリを部分的に
示す平面図である。
【図2】図1に示された線II−IIに沿って得られた断面
図である。
【図3】本発明に係る不揮発性半導体メモリの製造方法
を示す工程図(その1)である。
【図4】本発明に係る不揮発性半導体メモリの製造方法
を示す工程図(その2)である。
【図5】図3(c)に示された線Va−Va、Vb−Vbに沿っ
て得られた断面図である。
【図6】図3(c)に示された線VI−VIに沿って得られ
た断面図である。
【図7】図4(d)に示された線VII-VII に沿って得ら
れた断面図である。
【図8】図4(e)に示された線VIII−VIIIに沿って得
られた断面図である。
【図9】本発明に係る不揮発性半導体メモリの他の製造
方法を示す工程図である。
【図10】図9(b)に示された線Xa−Xa、Xb−Xbに沿
って得られた断面図である。
【図11】図9(b)に示された線XIa-XIa 、XIb-XIb
、XIc-XIc に沿って得られた断面図である。
【図12】図9(d)に示された線XII-XII に沿って得
られた断面図である。
【図13】本発明に係る不揮発性半導体メモリのさらに
他の製造方法を示す図11と同様な図面である。
【図14】本発明に係る不揮発性半導体メモリのさらに
他の製造方法を示す図10と同様な図面である。
【図15】本発明に係る不揮発性半導体メモリのさらに
他の製造方法を示す図11と同様な図面である。
【図16】本発明に係るワード線の形成工程を示す製造
工程図である。
【図17】本発明に係る製造方法の副ビット線方式のメ
モリへの適用例を示す図10および図11と同様な図面
である。
【図18】本発明に係る製造方法のメモリ周辺素子への
適用例を示す図11と同様な図面である。
【符号の説明】
10 不揮発性半導体メモリ 11 基板 12 ワード線 13 ソース線 14 ビット線 15 素子分離領域 16 活性領域 17 ゲート酸化膜 18 浮遊ゲート 19 ゲート間絶縁膜 20 制御ゲート 21 絶縁膜 22 サイドウオール部 23 ドレイン領域 24 ソース領域 25、25* 中間絶縁層 26、26* ドレインコンタクトホール 27 レジストパターン 28 立ち上がり傾斜部 29 エッチングストッパ層 30 レジストマスク

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置される各メモリの浮
    遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸長する制御ゲー
    トが絶縁膜を介して積層されて構成され、それぞれが互
    いに間隔をおく少なくとも一対のワード線と、該ワード
    線間に該ワード線をマスクとしてリソグラフィを利用し
    て自己整合的に形成され、前記メモリのソース領域に接
    続されたソース線とを含む不揮発性半導体メモリであっ
    て、前記ソース線と該ソース線の両側の前記一対のワー
    ド線との間隔がそれぞれ前記リソグラフィの許容誤差よ
    りも小さいことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 マトリクス状に配置される各メモリの浮
    遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸長する制御ゲー
    トが絶縁膜を介して積層されて構成され、それぞれが互
    いに間隔をおく少なくとも一対のワード線と、該ワード
    線間に該ワード線をマスクの一部としてリソグラフィを
    利用して自己整合的に形成され前記メモリのドレイン領
    域に開放するドレインコンタクトホールを経て、対応す
    る前記各ドレイン領域に接続されたビット線とを含む不
    揮発性半導体メモリであって、前記ワード線と前記ドレ
    インコンタクトホールとの間隔がそれぞれ前記リソグラ
    フィの許容誤差よりも小さいことを特徴とする不揮発性
    半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にマトリクス状に配置され
    る各メモリの浮遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸
    長する制御ゲートが絶縁膜を介して積層されて構成さ
    れ、それぞれが互いに間隔をおく少なくとも一対のワー
    ド線と、該ワード線間に形成され、前記メモリのソース
    領域に接続されたソース線とを含む不揮発性半導体メモ
    リの製造方法であって、 前記半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を
    横切る少なくとも一対のワード線を形成すること、前記
    半導体基板の前記一対のワード線の両外側における領域
    を保護膜で覆った状態で前記一対のワード線をマスクと
    して、該ワード線間の素子分離領域をエッチングにより
    除去すること、 エッチングを受けた当該領域に前記ワード線をマスクと
    して不純物をイオン注入してソース領域を含むソース線
    を形成することを含む不揮発性半導体メモリの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ワード線間の素子分離領域の除去の
    ためのエッチングで、前記ソース領域となる部分が前記
    ワード線へ向けての立ち上がり傾斜を与えられることを
    特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体メモリの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上にマトリクス状に配置され
    る各メモリの浮遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸
    長する制御ゲートが絶縁膜を介して積層されて構成さ
    れ、それぞれが互いに間隔をおく少なくとも一対のワー
    ド線と、該ワード線間で前記メモリのドレイン領域に開
    放するドレインコンタクトホールを経て、対応する前記
    各ドレイン領域に接続されたビット線とを含む不揮発性
    半導体メモリの製造方法であって、 前記半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を
    横切る少なくとも一対のワード線を形成すること、 前記一対のワード線間および該ワード線の外側に不純物
    を注入してドレイン領域およびソース領域をそれぞれ形
    成すること、 前記ワード線の側部に絶縁材料からなるサイドウオール
    部を形成して前記ワード線の上面を覆う絶縁層と共に前
    記ワード線を覆う絶縁膜を形成すること、 前記絶縁膜を覆うエッチングストッパ層を形成するこ
    と、 前記エッチングストッパ層を覆う中間絶縁層を形成し、
    該中間絶縁層上に形成される中間絶縁層保護用マスクを
    用いるエッチングにより、前記エッチングストッパ層を
    部分的に露出させること、 部分的に露出された前記エッチングストッパ層を除去
    し、ドレイン領域上で部分的に前記サイドウオール部を
    露出させること、 前記ワード線の前記ドレイン領域上で部分的に露出され
    た前記サイドウオール部を前記ドレイン領域上に開放す
    るドレインコンタクトホールの壁面の一部として該ドレ
    インコンタクトホールを経て前記ドレイン領域に接続さ
    れるビット線を形成することとを含む、不揮発性半導体
    メモリの製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上にマトリクス状に配置され
    る各メモリの浮遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って伸
    長する制御ゲートが絶縁膜を介して積層されて構成さ
    れ、それぞれが互いに間隔をおく少なくとも一対のワー
    ド線と、該ワード線間で前記メモリのドレイン領域に開
    放するドレインコンタクトホールを経て、対応する前記
    各ドレイン領域に接続されたビット線とを含む不揮発性
    半導体メモリの製造方法であって、 前記半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を
    横切る少なくとも一対のワード線を形成すること、 前記一対のワード線間および該ワード線の外側に不純物
    を注入してドレイン領域およびソース領域をそれぞれ形
    成すること、 前記ワード線の側部を覆うサイドウオール部を備え前記
    ワード線を覆う絶縁膜からなるエッチングストッパ層を
    形成すること、 前記エッチングストッパ層を覆う中間絶縁層を形成し、
    該中間絶縁層上に形成される中間絶縁層保護用マスクを
    用いるエッチングにより、前記エッチングストッパ層の
    前記サイドウオール部をドレイン領域上で部分的に露出
    させること、 前記ワード線の前記ドレイン領域上で部分的に露出され
    た前記サイドウオール部を前記ドレイン領域上に開放す
    るドレインコンタクトホールの壁面の一部として、該ド
    レインコンタクトホールを経て前記ドレイン領域に接続
    されるビット線を形成することとを含む、不揮発性半導
    体メモリの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記エッチングストッパ層は、絶縁材料
    から成る請求項5記載の不揮発性半導体メモリの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記エッチングストッパ層の絶縁材料
    は、シリコン窒化膜である請求項7記載の不揮発性半導
    体メモリの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記エッチングストッパ層は、前記中間
    絶縁層の形成に先立って、前記ドレイン領域側を除く部
    分が除去されることを特徴とする請求項8記載の不揮発
    性半導体メモリの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記半導体基板と前記浮遊ゲートとの
    間に形成される酸化ゲート膜を予め酸化窒素ガスを含む
    雰囲気下で熱処理を施すことを特徴とする請求項8記載
    の不揮発性半導体メモリの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記エッチングストッパ層は、導電材
    料を堆積させて形成されることを特徴とする請求項9記
    載の不揮発性半導体メモリの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記導電材料は、ポリシリコン、タン
    グステンシリサイドまたはタングステンのいずれか1つ
    であることを特徴とする請求項11記載の不揮発性半導
    体メモリの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体メモリは、多層ビット配線
    構造を有し各層のビット線の形成のためのドレインコン
    タクトホールの壁面の一部として、前記エッチングスト
    ッパ層から露出するそれぞれ異なる前記サイドウオール
    部分を利用することを特徴とする請求項5記載の、不揮
    発性半導体メモリの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記半導体メモリは、前記サイドウオ
    ール部と同時的に形成される前記したと同様なサイドウ
    オール部および前記エッチングストッパ層を有する周辺
    回路素子を備え、該周辺素子回路の配線ためのドレイン
    コンタクトホールの壁面の一部として、前記周辺回路素
    子の前記サイドウオール部を利用することを特徴とす
    る、請求項5記載の、不揮発性半導体メモリの製造方
    法。
  15. 【請求項15】 半導体基板上にマトリクス状に配置さ
    れる各メモリの浮遊ゲートおよび該浮遊ゲートを覆って
    伸長する制御ゲートおよび絶縁膜が積層されて構成さ
    れ、それぞれが互いに間隔をおく多数のワード線と、該
    ワード線間に形成され、前記メモリのソース領域に接続
    されたソース線と、前記メモリのドレイン領域に接続さ
    れ前記ワード線と交差して配置されるビット線とを含む
    不揮発性半導体メモリの製造方法であって、 前記半導体基板に素子分離領域で区画された活性領域を
    横切る複数のワード線を形成すること、 前記半導体基板の前記ワード線間に位置する領域をその
    配列方向に交互に露出させるように、前記ワード線間の
    領域を一つおきに保護膜で覆った状態で、前記ワード線
    をマスクとして、該ワード線間で前記保護膜から露出す
    る素子分離領域をエッチングにより除去すること、 エッチングを受けた当該領域に前記ワード線をマスクと
    して不純物をイオン注入してソース領域を含むソース線
    を形成すること、 前記保護膜を除去して露出した前記半導体基板の前記ワ
    ード線間に不純物を注入してドレイン領域を形成するこ
    と、 前記ワード線の側部に絶縁材料からなるサイドウオール
    部を形成して前記ワード線の上面を覆う前記絶縁層と共
    に前記ワード線を覆う絶縁膜を形成すること、 前記絶縁膜を覆うエッチングストッパ層を形成するこ
    と、 前記エッチングストッパ層を覆う中間絶縁層を形成し、
    該中間絶縁層上に形成された中間絶縁層保護用マスクを
    用いるエッチングにより、前記エッチングストッパ層を
    部分的に露出させること、 部分的に露出されたエッチングストッパ層を除去し、ド
    レイン領域上で部分的に前記サイドウオール部を露出さ
    せること、 前記ワード線の前記ドレイン領域上で部分的に露出され
    た前記サイドウオール部を前記ドレイン領域上に開放す
    るドレインコンタクトホールの壁面の一部として該ドレ
    インコンタクトホールを経て前記ドレイン領域に接続さ
    れるビット線を形成することとを含む、不揮発性半導体
    メモリの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記ワード線の前記絶縁層は前記素子
    分離領域のエッチングに際し前記素子分離領域よりも高
    い耐エッチング特性を示す上層部分を有する請求項15
    記載の、不揮発性半導体メモリの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ワード線の形成のために、前記半
    導体基板上にゲート酸化膜層、浮遊ゲート層、ゲート間
    絶縁膜層、制御ゲート膜層および絶縁膜層からなる積層
    体を形成すること、レジストパターンを用いたエッチン
    グにより、該積層体の前記ポリシリコン層上の前記ゲー
    ト間絶縁膜層、前記制御ゲート膜層および前記絶縁膜層
    を選択的に除去すること、前記レジストパターンの除去
    後、前記積層体の前記絶縁膜層の残存部分をマスクとし
    て、前記浮遊ゲート層をエッチングにより選択的に除去
    することを含む、請求項16記載の不揮発性半導体メモ
    リの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記浮遊ゲート層は、ポリシリコンか
    らなり、前記ゲート酸化膜層はシリコン酸化膜からな
    り、前記浮遊ゲート層のエッチングは炭素成分を含まな
    いエッチングガスを使用することを特徴とする、請求項
    17記載の不揮発性半導体メモリの製造方法。
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