JPH1076523A - 廃プラスチック減容装置及びその運転方法 - Google Patents

廃プラスチック減容装置及びその運転方法

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JPH1076523A
JPH1076523A JP23155796A JP23155796A JPH1076523A JP H1076523 A JPH1076523 A JP H1076523A JP 23155796 A JP23155796 A JP 23155796A JP 23155796 A JP23155796 A JP 23155796A JP H1076523 A JPH1076523 A JP H1076523A
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JP
Japan
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temperature
catalyst
heating
gas
exhaust gas
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JP23155796A
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English (en)
Inventor
Tsuneji Kuroki
恒二 黒木
Yasushi Niwatsukino
恭 庭月野
Mitsusachi Nakazono
光幸 中園
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環中の高温ガスに含まれる可燃性ガスが可
燃濃度を越えるのを防ぎ、減容処理に要する時間が短
く、ガスセンサー等を用いることなしに可燃性ガスの多
量発生時に酸化触媒の温度上昇と温度制御不能状態を防
ぐことができ、小型軽量な廃プラスチック減容装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の廃プラスチック減容装置は、熱
風循環路に循環する高温ガスの温度を検知する加熱部温
度センサー9が設けられ、酸化部14には排ガスを加熱
する触媒加熱部16と加熱された排ガスの温度を検知す
る触媒上流温度センサー17と酸化処理された排ガスの
温度を検知する触媒下流温度センサー18とが設けら
れ、加熱部温度センサー9と触媒上流温度センサー17
と触媒下流温度センサー18からの検知信号により加熱
部8と触媒加熱部16を制御する制御部25が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、事業所、店
舗等で発生する発泡スチロール等の廃プラスチック材を
加熱軟化して減容化処理する廃プラスチック減容装置及
びその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭、事業所、店舗等から大量
の廃棄物が排出されており、焼却、埋め立て等の処理施
設容量の不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増
大からその対策が急がれている。その対策としては、廃
棄物の排出量を減らすことが根本的解決になるが、一方
でリサイクルによる資源の活用も極めて有効である。な
かでも廃プラスチック材は原料が石油という貴重なエネ
ルギー資源であることや、埋め立て処理しても腐敗しな
い等の理由でリサイクルの対象として注目されている。
その中でも特に発泡スチロール等は、その軽量性、緩衝
性、低コスト性等の理由から、流通容器として頻繁に利
用されており、その代替材料も今のところみあたらない
ことから、リサイクルとして再利用することが強く望ま
れている。しかしこの発泡スチロール等を回収して一箇
所に集めリサイクルする場合には、嵩が大きいため運搬
費用が高くなり、これがリサイクルコスト全体を高くす
るという問題がある。このため、家庭、事業所、店舗等
の廃プラスチック材の発生する場所に設置してその容積
を減らす減容処理方法や減容処理装置が提案されてい
る。この減容装置は、加熱によって発泡スチロール等を
軟化し軟化固形物を形成するものである。こうして減容
して得られた軟化固形物は業者によって回収され、リサ
イクル工場でリサイクル加工される。
【0003】しかしながら、加熱して発泡スチロール等
を減容処理する方法は、発泡スチロール等が軟化、場合
によっては溶融するまで加熱しなければならず、そのた
めに常温から200℃以上にまで加熱することもあり、
発泡スチロール等が気化したスチレンガスや発泡させる
ために使用したブタンガス等の可燃性ガスを含む排ガス
が臭気をともなって発生することから、減容処理操作中
の安全対策への配慮が必要であった。
【0004】そこで、この減容処理方法を改善したもの
として、従来次のような技術(特開平7−169607
号公報)が提案されている。この技術は、処理容器内に
加熱空気を循環させ、この循環空気を触媒酸化し廃プラ
スチック材を加熱圧縮して回収するもので、廃プラスチ
ック材から発生するスチレンガスやブタンガス等の可燃
性ガスを含む排ガスの濃度を安全な範囲に抑えるという
ものである。この減容処理装置では、発泡スチロール等
の加熱を発泡スチロール等が軟化、または溶融する温度
まで段階的に上昇させることにより、スチレンガスやブ
タンガス等の可燃性ガスを含む排ガスの発生を少なくし
て、循環空気中の可燃性ガス濃度を抑えるという方法が
とられている。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、発泡し
たての新しい発泡スチロール等を加熱軟化処理すると、
古い廃発泡スチロール等を処理した時に比べて可燃性ガ
スが多量に発生し、循環空気中の可燃性ガスの濃度が可
燃濃度を越えてしまう可能性が起こるし、排ガスを処理
する酸化触媒の温度が上昇して温度制御不能状態に陥る
等の問題があった。発泡スチロール等の加熱軟化処理の
時間を長くすれば、徐々に可燃性ガスが酸化処理される
ためこれらの問題は解決できるが、処理時間が長くなり
経済的に有効な解決法とはいえない。さらに可燃性ガス
濃度を検知するものとしてガスセンサー等を使用する方
法もあるが、排ガスの温度がかなり高温であるためガス
センサー等の耐熱性、寿命等の問題が生じるため、これ
も必ずしも有効な解決法とはならないものであった。
【0006】そこで本発明は前記の問題点を解決するも
ので、循環中の高温ガスに含まれる可燃性ガスが可燃濃
度を越えるのを防ぎ、加熱軟化処理に要する時間が短
く、ガスセンサー等を用いることなしに可燃性ガスの多
量発生時に酸化触媒の温度上昇による温度制御不能状態
を防ぐことができ、小型軽量な廃プラスチック減容装置
及びその運転方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明の廃プラスチック減容装置は、酸化部には排ガ
スを加熱する触媒加熱部と加熱された排ガスの温度を検
知する触媒上流温度センサーと酸化処理された排ガスの
温度を検知する触媒下流温度センサーとが設けられると
ともに、酸化触媒が活性化温度以上の所定温度になると
触媒上流温度センサーまたは触媒下流温度センサーから
の検知信号により加熱部と触媒加熱部による加熱を抑え
る制御部が設けられたことを特徴とする。さらに本発明
の廃プラスチック減容装置の運転方法は、循環中の高温
ガスに含まれる可燃性ガスに含まれる可燃性ガスの濃度
が上昇し、酸化処理した排ガス温度が所定の温度まで上
昇したとき、触媒加熱部の加熱を中止することを特徴と
する。
【0008】これにより、循環中の高温ガスに含まれる
可燃性ガスが可燃濃度を越えるのを防ぎ、加熱軟化処理
に要する時間が短く、ガスセンサー等を用いることなし
に可燃性ガスの多量発生時に酸化触媒の温度上昇による
温度制御不能状態を防ぐことができ、小型軽量な廃プラ
スチック減容装置及びその運転方法を提供することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開閉蓋を備えるとともに内部で廃プラスチック材を
軟化できる処理容器と、前記処理容器の底部側に設けら
れ軟化を開始した廃プラスチック材を加圧して減容する
加圧部と、前記処理容器に連通され廃プラスチック材を
軟化するための高温ガスを循環する熱風循環路と、前記
熱風循環路に連通され前記熱風循環路を循環する高温ガ
スの一部を排出する排出路と、前記熱風循環路に設けら
れた送風機と該ガスを加熱する加熱部と、前記排出路に
は排出する排ガスを酸化処理する酸化触媒を有する酸化
部を備え、前記熱風循環路には循環する高温ガスの温度
を検知する加熱部温度センサーが設けられ、前記酸化部
には排ガスを加熱する触媒加熱部と加熱された排ガスの
温度を検知する触媒上流温度センサーと酸化処理された
排ガスの温度を検知する触媒下流温度センサーとが設け
られるとともに、前記酸化触媒が活性化温度以上の所定
温度になると前記触媒上流温度センサーまたは前記触媒
下流温度センサーからの検知信号により前記加熱部と前
記触媒加熱部による加熱を抑える制御部が設けられたこ
とを特徴とする廃プラスチック減容装置であるから、ガ
スセンサー等を用いることなく、酸化触媒の上流と下流
に設けられた触媒上流温度センサーと触媒下流温度セン
サーの2つによって、高温ガス中の可燃性ガスが可燃濃
度になるのを未然に確実に検知することができ、制御部
によって高温ガスの加熱と酸化触媒の温度上昇を防止す
るため加熱部と触媒加熱部による加熱を抑えることがで
きる。
【0010】請求項2に記載の発明は、制御部が、触媒
上流温度センサーからの検知信号が所定の温度以上に達
したとき加熱部及び触媒加熱部の加熱を中止するから、
高温ガスに含まれる可燃性ガスが可燃濃度になる可能性
を未然に検知でき、可燃性ガスの多量発生による酸化触
媒の温度制御不能状態を防ぐことができ、高温ガスの加
熱と酸化触媒の加熱を止めて安全に運転を終了させるこ
とができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、制御部が、触媒
下流温度センサーからの検知信号が所定の温度以上に達
したとき加熱部及び触媒加熱部の加熱を中止することを
特徴とするから、高温ガスに含まれる可燃性ガスが可燃
濃度になる可能性を未然に検知でき、可燃性ガスの多量
発生による酸化触媒の温度制御不能状態を防ぐことがで
き、高温ガスの加熱と酸化触媒の加熱を止めて安全に運
転を終了させることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、制御部が、触媒
下流温度センサーからの検知信号が所定の第1の温度以
上に達したとき触媒加熱部の加熱を中断し、その後触媒
下流温度センサーからの検知信号が所定の第2の温度以
下に低下したら触媒加熱部の加熱を再開するとともに、
触媒下流温度センサーからの検知信号が前記第2の温度
を越えた所定の第3の温度以上に上昇したときには、加
熱部の加熱を中止することを特徴とするから、酸化処理
した排ガス温度が異常に高くないときは可燃性ガス濃度
が低いため触媒加熱部をON−OFFさせて加熱軟化処
理を続けるが、酸化処理した排ガス温度が異常に高くな
って可燃性ガス濃度が可燃濃度に近づいたときには、加
熱部の加熱を中止して高温ガス中の可燃性ガス濃度が上
がるのを抑えることができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、循環中の高温ガ
スから一部排出される排ガスに含まれる可燃性ガスの濃
度が上昇し、酸化処理した排ガス温度が所定の温度まで
上昇したとき、触媒加熱部の加熱を中止することを特徴
とする廃プラスチック減容装置の運転方法であるから、
酸化触媒の温度上昇による温度制御不能状態を防ぐこと
ができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、循環中の高温ガ
スから一部排出されるガスに含まれる可燃性ガスの濃度
が上昇して、酸化処理した排ガス温度が所定の第1の温
度まで上昇したとき触媒加熱部の加熱を一時中止し、そ
の後酸化処理した排ガス温度が所定の第2の温度まで低
下したら触媒加熱部の加熱を再開し、さらに酸化処理し
た排ガス温度が上昇し所定の第3の温度に達したら加熱
部の加熱を中止することを特徴とする廃プラスチック減
容装置の運転方法であるから、酸化処理した排ガス温度
が異常に高くないときは可燃性ガス濃度も低いため触媒
加熱部をON−OFFさせて加熱軟化処理を続けるが、
酸化処理した排ガス温度が異常に高くなって可燃性ガス
濃度が可燃濃度に近づくと、加熱部の加熱を中止して高
温ガス中の可燃性ガス濃度が上がるのを抑えることがで
きる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
廃プラスチック減容装置の側断面図である。図1におい
て、1は廃プラスチック減容装置で、内部に廃プラスチ
ック材28を収納して軟化する処理容器2と、廃プラス
チック材28を加圧して減容する加圧部3と、処理容器
2を囲む耐熱容器23と、高温ガスを循環する熱風循環
路11が設けられている。この耐熱容器23は160℃
程度の高温ガスが廃プラスチック材減容装置1の外に漏
出しない構造になっており、その材質はポリアミド系等
の耐熱製に優れたプラスチック材やステンレス鋼鈑等が
適当である。
【0016】この廃プラスチック減容装置1をスーパー
等の店頭に設置して使用するためには、処理容器2の容
積は80リットルから200リットル程度が適当であ
る。その理由は、この程度の大きさであれば設置面積が
あまり大きくなく、しかもその移動が容易なためであ
る。一方、今後さらに廃プラスチック材28の回収率を
高めたり、店舗の大型化によって廃プラスチック減容装
置1の台数を増やす代わりに、1回の減容動作にかかる
時間を短縮して処理量を増やすのがより経済的で、この
場合には、廃プラスチック減容装置1の側に回収容器を
備え、廃プラスチック材28を一時的にストックするよ
うにしておけばよい。
【0017】処理容器2の側面側には高温ガスの側面吐
出口19が適当数設けられ、その上面側にはOリング状
弾性体5を備えた開閉蓋6が設けられている。この開閉
蓋6は廃プラスチック材28を処理容器2内に投入する
ときに開け、処理容器2内で軟化して減容処理するとき
に密閉して閉じるようになっている。さらに、加圧部3
は上下可動のもので処理容器2の低部側に設けられ、1
60℃程度の高温ガスによって軟化を開始した廃プラス
チック材28を開閉蓋6との間で加圧して減容する。こ
の加圧部3は加圧アクチュエータ4と、加圧アクチュエ
ータ4によって往復動され、廃プラスチック材28を直
接加圧するピストン26から構成されている。
【0018】加圧アクチュエータ4は伸縮自在のゴム風
船状の空気袋等で、空気ポンプ22から圧送される空気
によって膨張させてピストン26を押し上げ廃プラスチ
ック材28を減容し、その後に圧力調整弁13が開けら
れて内部に蓄積した空気を排出して加圧部3を元の位置
に戻るようにしてある。減容の際Oリング状弾性体5に
よって廃プラスチック材28が外部へ漏出することはな
い。このとき圧送される空気圧は0.1〜0.2Kg/
cm2程度あればよく、例えばピストン26の面積が1
000cm2であれば100Kg程度の加圧力が得られ
ることになる。このように加圧部3の構造は比較的簡単
なもので、空気ポンプ22の排気能力も小さくてよく、
重量が軽く、騒音も小さく抑えることができ、スーパー
等の店舗に設置することができる。7は送風機で送風量
は約2500リットル/分程度の能力があり、処理容器
2に連通された熱風循環路11に設けられて処理容器2
に高温ガスを循環させている。また熱風循環路11には
循環するガスを加熱する電熱ヒーターである加熱部8
と、熱風循環路11の熱風吐出口10の近くには加熱部
温度センサー9が設けられている。
【0019】12は排出路でその一部を熱風循環路に連
通して設けられ、循環する高温ガスの一部を分岐して排
ガスとして系外に排出する。この実施の形態においては
排出路12には約60リットル/分の排ガスが排出され
るように、排出口12aの口径を選択して構成してい
る。廃プラスチック材28が発泡スチロールの場合に
は、この排ガスはブタンやトルエン、キシレン等の発泡
ガスや加熱軟化処理時に気化したスチレンモノマーガス
等が混合した可燃性ガスを数千ppm程度含んだもので
ある。これらの可燃性ガスの可燃濃度は80000pp
m以上であり、通常の加熱軟化処理ではこの排ガスが処
理容器2内で燃焼することはない。そこで排出路12に
は排出される排ガスを酸化して無炎燃焼させる酸化部1
4が設けられている。酸化部14には触媒加熱部16
と、触媒加熱部16によって加熱された排ガスの酸化を
促進する酸化触媒15と、加熱された排ガスの温度を検
知する触媒上流温度センサー17と酸化処理された排ガ
スの温度を検知する触媒下流温度センサー18が流れの
方向に沿って順に設けられている。この酸化触媒15は
例えば白金含有化合物を酸化アルミニウムや酸化珪素等
を主成分とするムライト質のセラミックに坦持させたも
のである。可燃性ガスを含む排ガスが触媒加熱部16に
よって触媒の活性化温度以上にまで加熱されて、そこを
通過する可燃成分は容易に酸化され無煙燃焼する。この
無煙燃焼した排ガスは排出路12を経て排気口21から
系外に排気される。排出路12は容易に排ガスの熱を放
熱できるように熱伝導性に優れた材質のもので構成する
のがよい。
【0020】24は耐熱容器23に設けられた空気吸込
口で、熱風循環時には常時外部から空気を吸入してい
る。この吸引された空気の量と排出路12から排出され
る排ガスの量はバランスしており、これによって廃プラ
スチック減容装置1内の可燃性ガスが高濃度になりすぎ
るのを防ぐことができる。制御部25はこの廃プラスチ
ック減容装置1の全般の運転を制御するもので、循環す
る高温ガスの温度、循環風量、加圧部3内の圧力等を制
御する。28は廃プラスチック減容装置1内で発生した
熱を系外に放熱するギャラリー部である。
【0021】以上のように構成された廃プラスチック減
容装置1について、以下その動作を図1に基づいて説明
する。開閉蓋6を開けて廃プラスチック材28を処理容
器2に投入する。次に開閉蓋6を密閉して閉じ、運転ス
イッチ(図示せず)を押すことにより運転を開始する
と、制御部25からの制御によって送風機7および触媒
加熱部16に通電する。触媒加熱部16で加熱された排
ガスの温度が300℃程度に上がると、触媒上流温度セ
ンサー17がその温度を検知して制御部25に伝達す
る。ここで制御部25が加熱部3へ通電して加熱を開始
する。このとき、循環するガスの温度が所定の温度まで
あがると加熱部温度センサー9がこれを検知し、検知信
号を制御部25に伝達して自動的に設定温度に制御され
る。この制御温度はおおよそ100〜160℃の範囲で
あり、これは廃プラスチック材28の種類によって変え
ることができ、それに適した加熱パターンも設定できる
ものである。また、触媒加熱部16で加熱された排ガス
の温度は触媒上流温度センサー17からの検知信号によ
り最終的には500℃程度に保つよう制御される。
【0022】高温ガスは熱風となって矢印bで示すよう
に熱風吐出口10から処理容器2内に吐出されて、処理
容器2内に投入された廃プラスチック材28を加熱し軟
化する。つぎに高温ガスは矢印cに示すように側面吐出
口19から吐出され、耐熱容器23の内面側と処理容器
2の外面側との間に形成されたガス流路20を流れて送
風機7の吸気口に達し、矢印dに示すように熱風循環路
11を循環される。
【0023】処理容器2内の廃プラスチック材28は高
温ガスで加熱されると、廃プラスチック材28が占有し
ていた見かけの嵩が小さくなるのに加え、例えば発泡ス
チロール等の場合には当初から内部に含まれていた発泡
ガスが分離され、またスチロールの一部が気化すること
等によってその容積が減少する。すなわち廃プラスチッ
ク材28は加熱すると当初の形を概略保ちながら収縮し
て嵩が著しく減少し、軟化し易い部分から軟化を開始し
て減容される。そして容積をさらに減少し、また減容速
度を高めるために高温ガスで加熱しながら軟化の開始と
併せて加圧部3で圧縮する。ただPETボトル等の場合
には加熱が進みすぎると結晶化し固くなってくるので、
それまでに加圧を終えるようにする必要がある。圧力調
整弁13を閉じて空気ポンプ22を作動させると空気袋
等からなる加圧アクチュエータ4に空気が圧送され、ピ
ストン26は矢印gに示すように移動し、処理容器2内
の廃プラスチック材28の何日分かを開閉蓋6との間で
圧縮して減容する。減容され嵩が小さくなった廃プラス
チック材28は回収され、何日分かをまとめて回収業者
等によって回収されリサイクルされる。
【0024】ところで、廃プラスチック減容装置1にて
発泡したての新しい発泡スチロール等を加熱軟化処理す
ると、古い廃発泡スチロールを加熱軟化処理したときよ
りも多量のガスが発生する。すると処理容器2内の高温
ガスの可燃性ガス濃度が上昇し、その濃度は可燃濃度近
くまで上昇することになる。その結果酸化触媒での発熱
量が多くなり、酸化触媒が酸化を開始する活性化温度
(通常200℃〜400℃程度)より100℃〜200
℃高い触媒加熱温度(発泡スチロールでは前記した通り
通常500℃程度)を通り越して、触媒下流温度すなわ
ち酸化処理された排ガスの温度が上昇し続け、高濃度の
高温ガスが急激に燃焼して酸化触媒を損傷する。
【0025】これに対して本実施の形態1では、運転中
に触媒下流温度センサー18が酸化処理された排ガスの
温度を750℃以上と検知すると、触媒上流温度センサ
ー17が検知する触媒上流温度すなわち加熱された排ガ
スの温度が正常な温度すなわち500℃程度であって
も、触媒下流温度センサー18の検知信号を制御部25
へ伝達して加熱部8と触媒加熱部16への通電を中止す
る。これによって触媒加熱部16による加熱が抑えられ
(中止され)、酸化触媒の温度は活性化温度以上の制御
不能温度から低下するとともに、高温ガス中に発生する
可燃性ガスの発生も停止する。また触媒下流温度センサ
ー18が検知する触媒下流温度すなわち酸化処理された
排ガスの温度が750℃以下であっても触媒上流温度セ
ンサー17が加熱された排ガスの温度を600℃以上と
検知すると、触媒下流温度センサー18の検知信号を制
御部25へ伝達して加熱部8と触媒加熱部16への通電
を中止する。これによって同様に触媒加熱部16による
加熱が抑えられ、酸化触媒の温度は制御不能温度から低
下するとともに、高温ガス中に発生する可燃性ガスも発
生を停止される。
【0026】このように触媒下流温度センサー18が7
50℃以上を検知したとき加熱部8と触媒加熱部16へ
の通電をやめるのは、(1)酸化触媒を可燃性ガスの可
燃温度以下の適当温度から上昇させないためと、(2)
触媒上流温度が正常でも排ガスがこの温度にまで上昇す
るのは、可燃性ガスの濃度が可燃濃度に近づいて発熱量
が上がったことを意味するから、高温ガスが急激に燃焼
するのを防止するためである。このように750℃を検
知して制御するので、高温ガス中の可燃性ガスが可燃濃
度になる可能性を未然に防ぐことができ、可燃性ガスの
多量発生による酸化触媒の温度制御不能状態を防ぐこと
ができ、高温ガスの加熱と酸化触媒の加熱を止めて運転
を終了させ、安全を図ることができる。
【0027】また触媒上流温度センサー17が600℃
以上と検知すると、酸化処理された排ガスの温度が75
0℃以下であっても加熱部8と触媒加熱部16への通電
をやめるのは、(1)酸化触媒を可燃性ガスの可燃温度
以下の適当温度から上昇させないためと、(2)酸化触
媒における発熱はまだ十分起こってはいないが、酸化触
媒の入り口の排ガス温度が600℃を越えたことにより
可燃性ガスが高濃度となっており、酸化触媒が温度制御
不能状態に陥る蓋然性がきわめて高くなったからであ
る。これによって可燃性ガスが可燃濃度になる可能性を
未然に防ぎ、可燃性ガスの多量発生による酸化触媒の温
度制御不能状態を防ぐことができ、安全に運転を終了さ
せることができる。しかも触媒上流温度センサー17と
触媒下流温度センサー18の2つの温度センサーで制御
するから、信頼性が高く2重の安全を図ることができ、
高温ガス中の可燃性ガスが可燃濃度になるのを未然に確
実に検知することができるものである。そしてどちらの
温度センサーで制御する場合も通電終了後、処理容器2
内の高温ガスを運転開始時から常に通電されている送風
機7により循環冷却して、加熱部温度センサー9の検知
温度が50℃まで低下すると作業上安全な温度にまで下
がったものと判断し、開閉蓋6に設けた安全ロック(図
示せず)を解除して運転を終了するようになっている。
このように本実施の形態1では触媒下流温度センサー1
8が750℃を検知した時点、または触媒上流温度セン
サーが600℃を検知した時点で加熱を中止し、処理容
器2内のガスの発生を防ぐとともにガスを冷却するた
め、触媒加熱部の温度制御不能状態を未然に確実に防
ぎ、安全に運転を終了することができる。
【0028】(実施の形態2)次に、ガス多量発生時の
処理について有効なもう一つの実施の形態について説明
する。実施の形態1においては、触媒下流温度センサー
18の検知温度すなわち酸化処理された排ガスの温度が
750℃以上、または触媒上流温度センサー17の検知
温度すなわち加熱された排ガスの温度が600℃以上で
あれば、無条件に加熱部と触媒加熱部への通電を終了
し、運転を終了させた。これに対して本実施の形態2で
は、触媒下流温度センサー18の検知温度すなわち酸化
処理された排ガスの温度が600℃以上を検知するとそ
の検知信号を制御部25へ伝達して触媒加熱部のみの通
電を中断し、その後触媒下流温度センサー18の検知温
度すなわち酸化処理された排ガスの温度が500℃以下
に低下したら再び触媒加熱部に通電を開始して、触媒加
熱部16をON−OFFさせて酸化触媒の温度制御不能
状態を防ぎながら加熱軟化処理を続行させるものであ
る。そして触媒下流温度センサー18がもし600℃以
上を検知して触媒加熱部のみの通電を中断しても酸化処
理された排ガスの温度が上昇し続け700℃以上に達し
たら加熱部8への通電も中止し、実施の形態1と同様に
処理容器内の高温ガスの冷却処理を行って運転を終了す
る。すなわち本実施の形態2では、酸化触媒における酸
化処理で発熱量は増加してはいるものの、600℃とい
う排ガスの温度制御が可能な状態の場合には加熱軟化処
理を継続するが、酸化触媒における発熱が異常にすすん
で700℃という排ガスの温度制御不能状態になった場
合には、これは排ガス中で可燃性ガス濃度が高まって可
燃濃度に近づいたことを示しているから、加熱部8と触
媒加熱部への通電を中止し、処理容器2内の高温ガスの
冷却処理を行って運転を終了させている。従ってこの実
施の形態2の場合、可燃性ガス多量発生時でも酸化触媒
が処理を継続できる程度の温度上昇であれば、不必要に
処理を中止することなく運転を続けることができる。
【0029】
【発明の効果】以上から明らかなように本発明の廃プラ
スチック減容装置は、触媒加熱部と触媒上流温度センサ
ーと触媒下流温度センサーとを設けたから、ガスセンサ
ー等を用いることなく高温ガス中の可燃性ガスが可燃濃
度になるのを未然に確実に検知することができ、高温ガ
スの加熱と酸化触媒の温度上昇を防止することができ
る。加熱軟化処理に要する時間が短く、ガスセンサー等
を使用しないので耐熱性、寿命が優れたものである。
【0030】また触媒上流温度センサーからの検知信号
が所定の温度以上に達したとき加熱部及び触媒加熱部の
加熱を中止するから、可燃性ガスの多量発生による酸化
触媒の温度制御不能状態を防ぐことができ、安全に運転
を終了させることができる。同様に触媒下流温度センサ
ーからの検知信号が所定の温度以上に達したとき加熱部
及び触媒加熱部の加熱を中止するから、可燃性ガスの多
量発生による酸化触媒の温度制御不能状態を防ぐことが
でき、安全に運転を終了させることができる。
【0031】触媒下流温度センサーからの検知信号が所
定の第1の温度以上に達したとき触媒加熱部の加熱を中
断し、その後触媒下流温度センサーからの検知信号が所
定の第2の温度以下に低下したら触媒加熱部の加熱を再
開するとともに、触媒下流温度センサーからの検知信号
が第2の温度を越えた所定の第3の温度以上に上昇した
ときには、加熱部の加熱を中止するから、酸化処理した
排ガス温度が異常に高くないときは可燃性ガス濃度が低
いため触媒加熱部をON−OFFさせて加熱軟化処理を
続けることができるが、酸化処理した排ガス温度が異常
に高くなって可燃性ガス濃度が可燃濃度に近づいたとき
には、高温ガスおよび排ガス中の可燃性ガス濃度が上が
るのを抑えることができる。
【0032】また本発明の廃プラスチック減容装置の運
転方法は、高温ガス中の可燃性ガスが可燃濃度になるの
を未然に確実に防止することができる。そして酸化処理
した排ガス温度が所定の温度以下の場合には温度制御不
能状態を防止しながら加熱軟化処理を続け、酸化処理し
た排ガス温度が異常に高くなって可燃濃度に近づいたと
きには、高温ガス中の可燃性ガス濃度が上がるのを抑え
ることができ安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における廃プラスチック
減容装置の側断面図
【符号の説明】
1 廃プラスチック減容装置 2 処理容器 3 加圧部 4 加圧アクチュエータ 5 Oリング状弾性体 6 開閉蓋 7 送風機 8 加熱部 9 加熱部温度センサー 10 熱風吐出口 11 熱風循環路 12 排出路 12a 排出口 13 圧力調整弁 14 酸化部 15 酸化触媒 16 触媒加熱部 17 触媒上流温度センサー 18 触媒下流温度センサー 19 側面吐出口 20 ガス流路 21 処理ガス排気口 22 空気ポンプ 23 耐熱容器 24 空気吸入口 25 制御部 26 ピストン 27 ギャラリー部 28 廃プラスチック材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉蓋を備えるとともに内部で廃プラスチ
    ック材を軟化できる処理容器と、前記処理容器の底部側
    に設けられ軟化を開始した廃プラスチック材を加圧して
    減容する加圧部と、前記処理容器に連通され廃プラスチ
    ック材を軟化するための高温ガスを循環する熱風循環路
    と、前記熱風循環路に連通され前記熱風循環路を循環す
    る高温ガスの一部を排出する排出路と、前記熱風循環路
    に設けられた送風機と該ガスを加熱する加熱部と、前記
    排出路には排出する排ガスを酸化処理する酸化触媒を有
    する酸化部を備え、前記熱風循環路には循環する高温ガ
    スの温度を検知する加熱部温度センサーが設けられ、前
    記酸化部には排ガスを加熱する触媒加熱部と加熱された
    排ガスの温度を検知する触媒上流温度センサーと酸化処
    理された排ガスの温度を検知する触媒下流温度センサー
    とが設けられるとともに、前記酸化触媒が活性化温度以
    上の所定温度になると前記触媒上流温度センサーまたは
    前記触媒下流温度センサーからの検知信号により前記加
    熱部と前記触媒加熱部による加熱を抑える制御部が設け
    られたことを特徴とする廃プラスチック減容装置。
  2. 【請求項2】制御部が、触媒上流温度センサーからの検
    知信号が所定の温度以上に達したとき加熱部及び触媒加
    熱部の加熱を中止することを特徴とする請求項1記載の
    廃プラスチック減容装置。
  3. 【請求項3】制御部が、触媒下流温度センサーからの検
    知信号が所定の温度以上に達したとき加熱部及び触媒加
    熱部の加熱を中止することを特徴とする請求項1記載の
    廃プラスチック減容装置。
  4. 【請求項4】制御部が、触媒下流温度センサーからの検
    知信号が所定の第1の温度以上に達したとき触媒加熱部
    の加熱を中断し、その後触媒下流温度センサーからの検
    知信号が所定の第2の温度以下に低下したら触媒加熱部
    の加熱を再開するとともに、触媒下流温度センサーから
    の検知信号が前記第2の温度を越えた所定の第3の温度
    以上に上昇したときには、加熱部の加熱を中止すること
    を特徴とする請求項1記載の廃プラスチック減容装置。
  5. 【請求項5】循環中の高温ガスから一部排出される排ガ
    スに含まれる可燃性ガスの濃度が上昇し、酸化処理した
    排ガス温度が所定の温度まで上昇したとき、触媒加熱部
    の加熱を中止することを特徴とする廃プラスチック減容
    装置の運転方法。
  6. 【請求項6】循環中の高温ガスから一部排出されるガス
    に含まれる可燃性ガスの濃度が上昇して、酸化処理した
    排ガス温度が所定の第1の温度まで上昇したとき触媒加
    熱部の加熱を一時中止し、その後酸化処理した排ガス温
    度が所定の第2の温度まで低下したら触媒加熱部の加熱
    を再開し、さらに酸化処理した排ガス温度が上昇し所定
    の第3の温度に達したら加熱部の加熱を中止することを
    特徴とする廃プラスチック減容装置の運転方法。
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