JPH1055316A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH1055316A
JPH1055316A JP8211087A JP21108796A JPH1055316A JP H1055316 A JPH1055316 A JP H1055316A JP 8211087 A JP8211087 A JP 8211087A JP 21108796 A JP21108796 A JP 21108796A JP H1055316 A JPH1055316 A JP H1055316A
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JP
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program
control device
majority
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JP8211087A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiro Matsuki
達広 松木
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数決用のEEPROMの記憶内容および多
数決回路の機能チェックを実施できるようにする。 【解決手段】 多数決用のEEPROM13〜15はバ
ッファ7〜9からデータバス3を介してCPU2やRA
M4と接続されると共に多数決回路16に接続される。
多数決回路16は、EEPROM13〜15からの入力
の多数決演算をしてバッファ6を介して出力する。選択
スイッチ23がオフ状態のときには、CPU2は、外部
装置21からインタフェイス回路22を介して制御プロ
グラムを読み込んでRAM4に記憶させ、各EEPRO
M13〜15を順次選択してその記憶内容と比較する。
また、記憶内容が正しい場合には、CPU2は多数決回
路16の出力とRAM4の記憶内容とを比較して機能を
チェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶素子に記憶さ
れている制御プログラムを多数決演算手段を介して読出
して実行するようにした制御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の制御装置は、
高信頼度が要求されるシステムに対応して考えられたも
ので、例えば記憶素子として書き換え可能なROM(E
EPROMなど)に同じ制御プログラムを記憶させた状
態で配設し、実行時にはこれらから読出した内容を多数
決演算を行うことにより、例えばそのうちの1つのRO
Mにビットエラーが発生している場合でも他の2つの正
しい記憶内容を持ったROMのデータによって正しい制
御プログラムとして読出すことができるようにしたもの
である。
【0003】これは、EEPROMのような電気的に書
き換え可能な記憶素子においては、電源オフの状態では
記憶内容を保持しているが、使用状態ではビット抜けの
ようなソフトエラーによる誤動作が生ずることがあるか
らであり、記憶素子として故障あるいは破壊していない
場合でもこのようなソフトエラーによって誤った記憶内
容に変化してしまう場合には、それによってデータが変
化してしまうとソフト的に修復不能な状態となって誤動
作の発生が予想される。
【0004】このような不具合に対して、高信頼度が要
求されるシステムにおいては、複数のメモリを設けてそ
れぞれに同一の内容を記憶させ、読出すときには各メモ
リに記憶された内容の多数決を演算することにより多重
化を図り、一部が故障した場合でも正常に動作させるこ
とができるのである。複数のメモリの記憶内容のうち同
じアドレスのデータが同時にビットエラーを発生する確
率が極めて低くなることが想定されるので、このような
構成を採用することにより信頼性を大きく向上させるこ
とができるのである。
【0005】ところで、このように高信頼度を有する構
成を設けることは、通常のシステムに比べると部品点数
が増えるため、一部が故障した状態で使用し続けること
は、非多重化システムよりもかえって非効率的になると
共に信頼性が低下してしまう性質を有する。したがっ
て、このような多重化システムを採用する場合には多重
化部分が正常であるか否かを診断することが重要な課題
となってくる。
【0006】このような課題に対して、従来の技術で
は、多重化システムにおける故障検知の構成として、例
えば、特公昭60−44708号公報や特開昭64−5
7537号公報に示されるように、不一致回路を採用し
て行うことが一般的であり、また、メモリに関しては、
例えば、特開平5−216776号公報に示されるよう
に、チェックビット(チェックSUM)を用いるものが
ある。
【0007】しかしながら、上述のような従来方式のも
のでは、2個(ビット)までのメモリ異常は検知できる
が、3個(ビット)のメモリ異常を検知することはでき
ないという不具合があり、また、多数決回路そのものが
故障した場合には、メモリの故障との識別ができないた
めに、全てのメモリが異常と判断してしまう場合が生じ
得る不具合がある。
【0008】さらに、メモリ再書き込み処理をしてメモ
リ復旧をする場合に、2個(ビット)メモリ異常が発生
している場合には、多数決演算の結果で異常のあるメモ
リ内容が正しい内容として判断されることになるので、
結果として間違った内容のデータに書き換えてしまうこ
とになり、メモリの復旧を確実に行えなくなる不具合が
ある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、複数の半導体記憶素子の記憶内容の全
てについてその記憶誤りを確実に診断できるようにする
と共に、多数決演算を実行する手段そのものの故障も診
断できるようにし、さらには、ソフトエラー等により記
憶内容が変化している場合でもこれを確実に復旧できる
ようにした制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、判定手段は、読込手段に外部からプログラムを読込
ませて一時記憶手段に記憶させ、この後、選択手段によ
り複数個の半導体記憶素子を選択的に指定してそれぞれ
に記憶されているプログラムと一時記憶手段に記憶した
プログラムとを照合して判定するようになる。これによ
り、各半導体記憶素子に記憶されているプログラムを一
時記憶手段に記憶した外部からのプログラムと個別に照
合して判定することができるようになり、複数個の半導
体記憶素子のプログラムの記憶状態を確実に判定するこ
とができるようになるので、エラーが発生している場合
にこれを特定して正しいプログラムを記憶させたりある
いは交換するなどの処理を迅速に対応して行うことがで
きる。
【0011】請求項2の発明によれば、上述のようにし
て複数個の半導体記憶素子の全てに正しいプログラムが
記憶されている状態が判定された状態では、多数決演算
手段からは必ず正しいプログラムが出力される筈である
が、このとき、一時記憶手段に記憶したプログラムと多
数決演算手段から出力されるプログラムとを照合するこ
とにより、不一致の部分が発生する場合には多数決演算
手段自体に故障があることを判定することができるよう
になる。
【0012】請求項3の発明によれば、半導体記憶素子
として書き換え可能な不揮発性の記憶素子を用いる場合
には、外部からプログラムを書き込んだりあるいは書き
換えるなどの処理を行うことになるので、動作中にビッ
トエラーなどが発生するおそれがあり、このようなとき
にプログラムの照合を個別に行うことにより、確実なプ
ログラムの読出しを行うことができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。全体の電気的構成を示す
図1において、制御装置1には、内部にCPU2を中心
とした各種の回路が設けられている。CPU2にはデー
タバス3が接続されており、このデータバス3を介して
一時記憶手段としてのRAM4および診断プログラム記
憶手段としてのROM5に接続されると共に、4つのバ
ッファ回路6〜9に接続されている。
【0014】バッファ回路7〜9は、それぞれデータバ
ス10〜12を介して多数決ROMを構成する半導体記
憶素子としてのEEPROM(不揮発性の記憶素子)1
3〜15に接続されると共に、多数決演算手段としての
多数決回路16の入力端子に接続されている。多数決回
路16の出力端子はデータバス17を介してバッファ回
路6に接続されている。この多数決回路16は、例えば
三重モジュール冗長性(TMR;Triple module redund
ancy)を有するもので、3つの入力信号の多数決を演算
して出力するようになっている。
【0015】アドレスデコーダ18およびセレクタ19
は選択手段として機能するもので、それぞれCPU2か
らアドレス信号が与えられると共にポート出力信号が与
えられるようになっている。アドレスデコーダ18およ
びセレクタ19は、それぞれAND回路20a〜20d
を介してバッファ回路6〜9に接続されており、バッフ
ァ回路6〜9を選択的有効化させるようになっている。
【0016】外部装置21は制御装置1のCPU2に通
信回線などを介して制御プログラムを供給するもので、
ディスプレイやキーボードを備えていて、制御装置1側
からの表示信号によりディスプレイ上に表示されるメッ
セージにしたがってキーボードから入力操作を行うこと
により制御装置1に指示を与えることができるようにな
っている。そして、外部装置21は、制御装置1のCP
U2にはインタフェース回路22を介して接続されるよ
うになっている。また、インタフェース回路22にはプ
ログラム選択用の選択スイッチ23が設けられている。
【0017】次に本実施例の作用について、図2ないし
図4のフローチャートおよび図5をも参照して説明す
る。まず、制御装置1の概略的な動作について説明す
る。選択スイッチ23は、使用者によって選択設定され
るもので、制御プログラムを実行する場合にはオン状態
に設定して電源を投入し、診断プログラムあるいはロー
ダプログラムを実行する場合にはオフ状態に設定して電
源を投入するようになっている。
【0018】そして、電源が投入されると、制御装置1
は、図2に示すメインプログラムのフローチャートにし
たがって動作を開始する。この場合、制御装置1は、電
源投入に応じてハード的にこのメインプログラムを実行
するように構成されたものであっても良いし、あらかじ
め記憶されたメインプログラムを読出して実行するよう
にしても良いものである。
【0019】制御装置1は、プログラムを開始すると、
選択スイッチ23の設定状態を検出し(ステップS
1)、オン状態である場合には制御プログラムの実行を
行うべく、アドレスデコーダ18およびセレクタ19に
バッファ回路6を有効化させるアドレス信号およびポー
ト出力を与えて多数決回路16を起動させるようにする
(ステップS2)。続いて、制御装置1は、3個のEE
PROM13〜15のそれぞれから多数決回路16に制
御プログラムを入力させ、多数決回路16に多数決演算
を行わせてその結果をバッファ回路6からデータバス3
を介してCPU2内に読み込むようになり(ステップS
3)、制御プログラムを実行する(ステップS4)。
【0020】この場合、多数決回路16は、3個のEE
PROM13〜15から与えられる制御プログラムのデ
ータが、全て一致しているかあるいは2個のデータが一
致している場合にそれを多数決出力として得るようにな
る。したがって、3個のEEPRO13〜15のうちの
1個が何らかの故障によりビットエラーを起こしている
場合でも、他の正しいデータに基づいて得られる多数決
出力によって正しい制御プログラムを読出すことができ
るようになる。
【0021】次に、選択スイッチ23がオフ状態に設定
されている場合には、制御装置1は、ROM5からロー
ダ・診断プログラムを読出すようになる(ステップS
5)。次に、使用者により診断プログラムあるいはロー
ダプログラムのいずれを実施するかが入力されると(ス
テップS6)、例えば、診断プログラムが選択された場
合には、読出した診断プログラムを実行し(ステップS
7)、ローダプログラムが選択された場合には(ステッ
プS8)、ローダプログラムを実行するようになる(ス
テップS9)。
【0022】さて、上述の場合に、診断プログラムは図
3に示すようなフローチャートにしたがって実施される
ようになっている。まず、外部装置21のディスプレイ
にコマンド入力の表示を行わせてその入力を受け付ける
ようになる(ステップP1)。このとき、入力可能なコ
マンドは、図5に示すように、診断プログラムにおいて
は例えば4種類のものが設定されている。そして、診断
プログラムを開始するにあたっては、コマンドWRAM
の入力が受け付けられるようになる。
【0023】コマンドWRAMが入力されると、制御装
置1は、WRAMを実行して制御プログラムのダウンロ
ードを行うようになる(ステップP2)。すなわち、外
部装置21に記憶されている制御プログラムをインタフ
ェース回路22を介して読出してRAM4に記憶させる
ようになる。
【0024】続いて、制御装置1は、コマンドVROM
n(n=1〜3)の入力を受け付けるようになり(ステ
ップP3)、これが入力されるとコマンドVROMnを
実行するようになる(ステップP4)。すなわち、制御
装置1は、バッファ回路7〜9を順次有効化させるよう
にアドレスデコーダ18およびセレクタ19にアドレス
信号およびポート出力を与えて3個のEEPROM13
〜15から順次記憶内容を読出してRAM4内に記憶さ
れている制御プログラムの内容と照合させるようにな
る。次に、3個のEEPROM13〜15の全ての記憶
内容が正しい場合には(ステップP5)、制御装置1
は、照合結果がOKであるとして外部装置21に対して
その結果を表示させる(ステップP6)。
【0025】この後、制御装置1は、3個のEEPRO
M13〜15が正しい制御プログラムを記憶しているこ
とを前提として、多数決回路16の故障診断を実施する
ようになる。すなわち、制御装置1は、多数決回路16
の故障診断を行うためのコマンドVTMRを受け付ける
ようになり(ステップP7)、コマンドVTMRが入力
されると、制御装置1は、照合動作を開始する(ステッ
プP8)。
【0026】すなわち、制御装置1は、多数決回路16
を選択するようにアドレスデコーダ18およびセレクタ
19にアドレス信号およびポート出力を与えてバッファ
回路6を有効化させ、多数決回路16から出力される制
御プログラムの多数決出力とRAM4の記憶内容とを比
較するようになる。そして、照合結果がOKの場合に
は、制御装置1は、多数決回路のチェック結果がOKで
ある旨の表示を行って診断プログラムを終了する(ステ
ップP9,P10)。
【0027】また、上述のステップP5で、照合結果が
OKでない場合には、制御装置1は、外部装置21のデ
ィスプレイにEEPROM13〜15のいずれかがビッ
トエラーを発生していることを表示させ(ステップP1
1)、この後、そのビットエラーを発生したEEPRO
Mの再書き込みを行うか否かの入力を待って(ステップ
P12)、コマンドWROMnの入力を受け付けるよう
になっている(ステップP13)。
【0028】この場合、再書き込みの実施を要否をステ
ップP12で入力させるのは、このような再書き込み処
理を複数回繰り返してもビットエラーが無くならない場
合つまり、そのEEPROM13〜15がハード的に故
障している場合で、この場合には、何度か実行した後に
ハード的な故障を特定して照合動作を終了させるための
判断を行うためである。
【0029】そして、制御装置1は、コマンドWROM
nが入力されると、WROMn(n=1〜3)を実行
し、前述同様にして、RAM4内に記憶されている制御
プログラムをEEPROM13〜15に転送して記憶さ
せるようになる(ステップP14)。この後、制御装置
1は、再びステップP3に戻って記憶させた内容を照合
してその良否の判定を行うようになる。これにより、3
個のEEPROM13〜15のすべてに正しい制御プロ
グラムを記憶させることができるようになる。
【0030】なお、前述のステップP9で、多数決回路
16の照合結果がOKでない場合には、多数決回路16
そのものがハード的に故障していることを意味してお
り、この場合には、制御装置1は、外部装置21のディ
スプレイに多数決回路のチェック結果がNGであるこを
表示させて診断プログラムを終了するようになる。使用
者は、この結果を受けて、多数決回路16を取り替える
等の処置をとることができるようになる。
【0031】次に、メインプログラムにおいてステップ
S9のローダプログラムの実行が選択された場合の動作
について図4を参照して簡単に説明する。すなわち、制
御装置1は、まず、コマンドWRAMを受け付けるよう
になり(ステップQ1)、入力されるとこれに応じて前
述のようにダウンロードのコマンドWRAMを実行する
ようになる(ステップQ2)。これにより、外部装置2
1からインタフェース回路22を介して制御プログラム
が読み込まれ、これがRAM4に記憶されるようにな
る。
【0032】続いて、制御装置1は、ダウンロードが成
功したか否かを確認して(ステップQ3)、「NO」の
場合には再びステップQ2を実行し、「YES」の場合
には、EEPROM13〜15への書き込み処理のコマ
ンドWROMnを受け付けるようになる(ステップQ
3)。制御装置1は、コマンドWROMnが入力される
と、前述同様にして3個のEEPROM13〜15に対
してそれぞれRAM4に記憶された制御プログラムを書
き込み処理する(ステップQ4)。
【0033】この後、制御装置1は、コマンドVROM
nの入力を受け付け、コマンドの入力があると上述の書
き込み処理が正しく行われたか否かを照合して(ステッ
プQ5)、その照合結果がOKの場合には(ステップQ
6)プログラムを終了し、そうでない場合には再びステ
ップQ4に戻って書き込み処理を繰り返し実行するよう
になる。これによって、外部装置21からダウンロード
された制御プログラムが各EEPROM13〜15に正
しく書き込み処理されるようになる。
【0034】このような本実施例によれば、外部装置2
1から制御プログラムをダウンロードする場合に、RA
M4に一旦記憶させ、これと3個のEEPROM13〜
15に記憶している制御プログラムを個別に選択して照
合するようにしたので、ビットエラーの発生を確実に判
定することができる。
【0035】また、ビットエラーが発生しているEEP
ROM13〜15の記憶内容をRAM4に記憶した正し
い制御プログラムに書き換えるので、迅速に書き換え処
理を行うことができる。
【0036】3個のEEPROM13〜15の記憶内容
が正しい状態と判定した状態で多数決回路16の多数決
出力とRAM4の記憶内容とを照合するようにしたの
で、多数決回路16そのものの故障を判定することがで
きるようになる。
【0037】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形また拡張できる。診断結果
が不一致であったときに、実施例のようにEEPROM
の内容を正しい制御プログラムに書き換えること以外
に、ビットエラーが発生しているEEPROMの記憶内
容を外部装置21側にアップロードさせて、エラー発生
箇所の解析を行うこともできる。EEPROMを3個よ
りも多く設ける構成としても良い。この場合、奇数個の
EEPROMを設ければ単純な多数決演算で出力を得る
ことができるし、あるいは偶数個設ける場合でも、重み
付けをした多数決演算を行うことにより実施することが
できる。
【0038】半導体記憶素子としては、EEPROM以
外に、フラッシュEEPROMを用いることもできる
し、あるいはPROMやEPROMに対して照合動作を
行うことでビットエラーの診断をすることができるし、
さらにはマスクROMなどの固定的なROMでも診断と
しては適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】メインプログラムのフローチャート
【図3】診断プログラムのフローチャート
【図4】ローダプログラムのフローチャート
【図5】コマンド一覧と処理内容の対応を示す図
【符号の説明】
1は制御装置、2はCPU、3はデータバス、4はRA
M(一時記憶手段)、5はROM(診断プログラム記憶
手段)、6〜9はバッファ回路、13〜15はEEPR
OM(半導体記憶素子、不揮発性の記憶素子)、16は
多数決回路、18はアドレスデコーダ(選択手段)、1
9はセレクタ(選択手段)、21は外部装置、22はイ
ンタフェース、23は選択スイッチである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のプログラムが記憶される複数個の
    半導体記憶素子と、これら複数個の半導体記憶素子に記
    憶されている前記プログラムを読出しそれらの多数決演
    算を行った結果を出力する多数決演算手段と、この多数
    決演算手段から出力される前記プログラムを実行するよ
    うにした制御装置において、 前記プログラムを外部装置から読み込み可能な読込手段
    と、 この読込手段により読み込まれた内容を一時記憶する一
    時記憶手段と、 前記複数個の半導体記憶素子を選択的に指定して内部に
    記憶された前記プログラムを個別に出力させる選択手段
    と、 前記読込手段により外部装置から前記プログラムを読込
    んで前記一時記憶手段に記憶された記憶内容と前記選択
    手段により順次選択される前記複数個の半導体記憶素子
    のそれぞれに記憶されている前記プログラムの記憶内容
    とを照合する判定動作を実行する判定手段とを備えてい
    ることを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記多数決演算手段の
    出力を選択可能に設けられ、 前記判定手段は、前記判定動作において前記一時記憶手
    段に記憶された記憶内容と前記選択手段により選択され
    る前記多数決演算手段の出力とを照合する機能を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体記憶素子は書き換え可能な不
    揮発性の記憶素子であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記判定動作を実行し
    たときに前記半導体記憶素子の記憶内容が不一致を示す
    部分があるときには、その半導体記憶素子の記憶内容を
    前記一時記憶手段に記憶された前記プログラムの記憶内
    容に書き換えるように構成されていることを特徴とする
    請求項3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記判定動作を実施するための診断プロ
    グラムが記憶された診断プログラム記憶手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの記載の制
    御装置。
JP8211087A 1996-08-09 1996-08-09 制御装置 Pending JPH1055316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6527474B2 (en) 2001-04-30 2003-03-04 Stella Corporation Pavement drain
US8103403B2 (en) 2007-11-15 2012-01-24 Denso Corporation Vehicular memory management apparatus
JP2012128741A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp 列車情報管理装置および多数決処理方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518