JPH1040640A - ディスク再生方法およびディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生方法およびディスク再生装置

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JPH1040640A
JPH1040640A JP19433896A JP19433896A JPH1040640A JP H1040640 A JPH1040640 A JP H1040640A JP 19433896 A JP19433896 A JP 19433896A JP 19433896 A JP19433896 A JP 19433896A JP H1040640 A JPH1040640 A JP H1040640A
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speed
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vibration
disc
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JP19433896A
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Hirotoshi Fukuda
浩敏 福田
Kazunaga Narita
一長 成田
Kiyonobu Teramoto
清信 寺本
Koichi Ishibashi
宏一 石橋
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク再生装置にて偏重心ディスクを高速再
生すると過大な振動が発生し、該ディスク再生装置及び
周辺に設置された他の装置に悪影響を及ぼす。 【解決手段】装置の振動を検出する振動情報検出手段或
はディスクの偏重心量を検出する偏重心情報検出手段と
ディスク再生装置の再生速度を切り替え制御する再生速
度切り替え制御手段を具備し、ディスクの高速回転にて
過大な振動が発生した場合、或は偏重心情報検出手段に
て所定値以上の偏重心量を検出した場合は、ディスクの
回転速度を落として再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクを回転せ
しめるディスクモータと光学式のピックアップを用いた
高速再生可能なディスク再生方法およびその装置に係わ
り、特に偏重心ディスクの高速回転に伴う装置の振動を
防止するのに好適な再生方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)プレーヤが
実用化されて久しく、近年ではCDをパソコン周辺機器
として応用した、所謂CD−ROMが急速な普及をみせ
ている。
【0003】このCD−ROM装置は高速データ転送の
要求から高速化の傾向にあり、最近では8倍速が主流と
なっており、将来的には12倍速以上の高速データ転送
が必須と予想される。
【0004】図7に従来のディスク再生装置のディスク
モータ制御のサーボシステムの概略基本ブロック図を示
す。情報読み取り部4はディスク1に記録された情報を
電気信号に変換し復調回路6に入力する。復調回路6は
該電気信号の復調を行い、信号処理回路7は復調後の信
号からクロック信号を作成する。ディスクモータサーボ
回路8は該クロック信号と基準クロック発生回路9が発
生する基準クロック信号が等しくなるようにディスクモ
ータ駆動回路3を介してディスクモータ2の回転速度を
制御する。
【0005】図8はディスク再生倍速比に対するディス
クの回転速度の関係を示したものである。CD−ROM
の記録/再生方式は従来のCDプレーヤと同様、線速度
一定のCLV方式であり、ディスクの再生位置に応じて
回転速度が変化する。CLVは1倍速再生時において標
準1.2m/secであり、ディスク上の信号記録は半径方向25
mmから58mmの領域に定められているため、例えば4倍速
再生では同図30の特性のようにディスク最内周の半径
25mmの位置における回転速度(周波数)は約32Hzであ
り、これが4倍速再生時の最大回転速度となる。同様
に、8倍速再生時は同図31の特性より最大回転速度は
約64Hzとなり、12倍速再生時は同図32の特性より最
大回転速度は約96Hzとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク再
生装置にて再生されるディスク1には、図9に示すよう
に、ディスク1の中心且つ回転運動の中心である点33
とディスク1の重心である点34がずれているディス
ク、所謂る偏重心ディスクがある。これは、ディスクの
肉圧が不均一であるという製造上の要因や、或はディス
クにインデックス用のラベルを貼り付ける事等によって
生じるものである。この偏重心ディスク1を中心点33
を中心として回転させると、点33において点34方向
にベクトル35にて表す力が発生する。よって、前記デ
ィスク再生装置にてこの偏重心ディスク1を再生すると
ディスクモータにベクトル35で表す力が働くため、デ
ィスク再生装置に振動が発生する。さらにこの力はディ
スクの回転速度の2乗に比例して増加する。つまり、8
倍速再生時は4倍速再生時の4倍の力が発生し、12倍
速再生時は4倍速再生時の9倍の力が発生する。よっ
て、ディスク再生装置の再生速度の高速化に伴い偏重心
ディスク再生時の振動が大きくなり、この振動によるデ
ィスク再生装置の動作不良、更にはディスク再生装置の
近辺に設置された他の装置への悪影響が問題となってい
る。
【0007】本発明はこの問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は偏重心ディスク再生時に発生する過大
な振動を防止して信頼性、安全性の高いディスク再生方
法、およびその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述したように、偏重心
ディスク再生時のディスク再生装置の振動は再生速度を
高速にすると大きくなり、低速にすれば軽減される。よ
って、偏重心ディスクの高速再生による振動発生時は、
再生速度を低くすることで振動を低減できる。
【0009】そこで、上記目的を達成するため本発明に
よるディスク再生方法では、ディスク再生装置の振動に
関する情報を検出し、該振動に関する情報が所定値より
も小さいときは第1の再生速度にてディスクの再生を行
い、該振動に関する情報が所定値よりも大きいときは前
記第1の再生速度よりも低い第2の再生速度にてディス
クの再生を行うようにした。
【0010】また、上記目的を達成するため本発明によ
るディスク再生方法では、ディスクの偏重心に関する情
報を検出し、該偏重心に関する情報が所定値よりも小さ
いときは第1の再生速度にてディスクの再生を行い、該
偏重心に関する情報が所定値よりも大きいときは前記第
1の再生速度よりも低い第2の再生速度にてディスクの
再生を行うようにした。
【0011】また、上記目的を達成するため本発明によ
るディスク再生装置では、ディスク再生装置の振動に関
する情報を検出する振動情報検出手段と、ディスクの再
生速度を第1の速度、または該第1の速度より低い第2
の再生速度に切り替え制御する切り替え制御手段を具備
し、該振動情報検出手段の検出信号が所定値よりも小さ
いときはディスクの再生速度を第1の再生速度とし、ま
た該振動情報検出手段の検出信号が所定値よりも大きい
ときは再生速度を前記第2の再生速度となるように制御
するようにした。
【0012】また、上記目的を達成するため本発明によ
るディスク再生装置ではディスクの中心に対する重心の
ずれ量である該ディスクの偏重心に関する情報を検出す
る偏重心情報検出手段とディスクの再生速度を第1の速
度、または該第1の速度より低い第2の再生速度に切り
替え制御する切り替え制御手段を具備し、該偏重心情報
検出手段の検出信号が所定値よりも小さいときはディス
クの再生速度を第1の再生速度とし、また該偏重心情報
検出手段の検出信号が所定値よりも大きいときは再生速
度を前記第2の再生速度となるように制御するようにし
た。
【0013】更に、本発明ではディスクの再生速度が前
記第1の再生速度から前記第2の再生速度に切り替えら
れたとき、その状態を使用者が認識できるように状態を
表示する表示手段を設ける構成とした。
【0014】係る構成により、ディスクの偏重心量が小
さいと判断された場合、又は高速再生においても振動が
問題とならない大きさである場合は例えば12倍速の高
速再生を行い、ディスクの偏重心量が大きいと判断され
た場合、又は高速再生時に振動が発生した場合は前記切
り替え制御手段による制御により再生速度が12倍速か
ら例えば8倍速に、或は4倍速へとディスクの偏重心量
に応じた再生速度、又は振動が問題とならない大きさと
なる再生速度にディスクの再生速度を自動的に切り替え
ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示すディス
ク再生装置のブロック図である。
【0016】同図にて1はディスク、2はディスクモー
タ、3はディスクモータ駆動回路、4は移動手段を含ん
で成る情報読み取り部、5は情報読み取り部4の移動手
段を制御及び駆動する移動手段駆動回路、6は情報読み
取り部4からの信号を復調する復調回路、7は信号処理
回路、8はディスクモータサーボ回路、9は基準クロッ
ク作成回路、10はオーディオ回路、11はオーディオ
出力端子、12はCD−ROMデコーダ、13はCD−
ROM信号出力端子、14はディスク再生装置の振動を
検出する振動検出手段、15は振動識別手段、16は基
準クロック作成回路9の出力する基準クロック信号を分
周する分周回路と該分周回路の分周比を制御する制御回
路を含んで成る再生速度切り替え制御手段である。この
図1では本発明の要旨とは直接関係は無いがオーディオ
回路及びCD−ROMデコーダ等を併記して示してあ
る。
【0017】ディスクの重心とディスクの中心がずれて
いる偏重心ディスクを該ディスク再生装置にて、例えば
12倍の高速再生を行うと該ディスク再生装置に振動が
発生する。該振動は情報読み取り部4に影響を与える
が、この影響が移動手段制御回路5及びディスクモータ
制御回路8にて制御可能な範囲にある場合、情報読み取
り部4にてディスク1の情報が電気信号に変換され、復
調回路6及び信号処理回路7、オーディオ回路10若し
くはCD−ROMデコーダ12にて信号処理されオーデ
ィオ出力端子11若しくはCD−ROM信号出力端子1
3より信号が出力される。しかし、該振動が大きい場
合、上記ディスク再生装置の動作が不可能となる場合が
ある。
【0018】振動検出手段14は該ディスク再生装置の
振動を検出し振動の強さに応じた信号を出力する。この
振動検出手段14は、例えば衝撃電圧変換素子等を用い
て構成される。振動識別手段15は振動検出手段14の
出力信号の識別を行い、該出力信号が所定値以上となる
と該ディスク再生装置の振動が大きいと判断し、再生速
度を低下させる制御信号を再生速度切り替え制御手段1
6へ出力する。再生速度切り替え制御手段16は基準ク
ロック作成回路9の出力する基準クロック信号を振動識
別手段15からの制御信号に応じた分周比にて分周した
分周クロック信号を作成し、ディスクモータサーボ回路
8に出力する。ディスクモータサーボ回路8は該分周ク
ロック信号と信号処理回路7が出力するクロック信号が
等しくなるようにディスクモータ駆動回路3を介してデ
ィスクモータ2の回転速度を制御する。よって、ディス
クモータ2の回転速度は振動識別手段15の出力する制
御信号に応じて低下する。ここで、該ディスク再生装置
の振動の原因となる偏重心ディスクの回転時の力は前述
したように回転速度の2乗に比例する。よって、偏重心
ディスクの再生速度を12倍速から4倍速に低下させる
と回転速度が1/3となるため、該振動の原因となる力
は1/9となりディスク再生装置の該振動を低減でき
る。
【0019】また、振動検出手段14に代えて移動手段
駆動回路5が情報読み取り部4の移動手段を制御するた
めに出力する制御信号を用いて、ディスク再生装置の振
動に関する情報を検出する手段の実施例を図2に示す。
図2において17は偏重心等を含まない理想的なディス
クを再生したときに移動手段駆動回路5が出力する制御
信号と同等の信号である基準信号を出力する基準信号発
生手段、18は比較手段であり、その他図1と同一符号
を付した部分は同一なブロックを示す。偏重心ディスク
の高速再生によりディスク再生装置に振動が発生する
と、移動手段駆動回路5が出力する制御信号に該振動の
大きさに対応した乱れが発生する。基準信号発生手段1
7は偏重心等を含まない理想的なディスクを高速再生し
たときに移動手段駆動回路5が出力する制御信号、つま
り前記乱れを含まない制御信号と同等の信号である基準
信号を出力する。よって、該基準信号と該振動による乱
れを含んだ制御信号を比較手段18にて比較し、該制御
信号の乱れの大きさを検出する。よって、移動手段駆動
回路5が出力する制御信号を用いて該ディスク再生装置
の振動に関する情報を検出することが可能となる。
【0020】さらに、該振動による制御信号の乱れは図
1のディスクモータサーボ回路8が出力する制御信号に
も発生するため、ディスクモータサーボ回路8が出力す
る制御信号より該ディスク再生装置の振動に関する情報
を検出することも可能である。
【0021】上記第1の実施例は一旦ディスクを高速に
て再生し、ディスクの偏重心による過大な振動が発生し
たことを検出してから、ディスクの再生速度を低下させ
該振動を低減するものである。しかし、ディスク再生装
置の動作を安全に行うためにはディスク再生前にディス
クの偏重心量を検出し、偏重心量が大きなディスクに対
しては最初から高速での再生を行わず、振動を発生させ
ない事が望ましい。
【0022】図3は、この点を考慮した本発明による第
2の実施形態を示したものである。
【0023】図3において19はディスク1の偏重心量
を検出し該偏重心量に応じた信号を出力する偏重心検出
手段、20は偏重心検出手段19の出力信号を識別する
偏重心識別手段であり、その他図1と同一符号を付した
部分は同一なブロックを示す。
【0024】偏重心識別手段20は偏重心検出手段19
の出力信号が所定値以上となるとディスク1の偏重心量
が大きいと判断し、再生速度を低速度とする制御信号を
出力する。再生速度切り替え制御手段16は偏重心識別
手段20からの制御信号に応じて基準クロック作成回路
9が出力する基準クロック信号の分周比を設定する。
【0025】よって、第2の実施例のディスク再生装置
は偏重心識別手段20にてディスク1の偏重心量が大き
いと識別されると、ディスク1に対して高速再生を行わ
ない。
【0026】つまり、ディスク1の偏重心量が大きい場
合は再生速度を予め低い速度に設定するため、偏重心デ
ィスクを12倍速のような高速にて再生することはな
く、振動の発生を未然に防止することが可能となる。
【0027】偏重心識別手段19は例えば図4の構成に
て実現される。図4において21乃至24は重量を電圧
に変換する重量検出手段であり、25、26は減算手
段、27は加算手段であり、その他図3と同一符号を付
した部分は同一なブロックを示す。21乃至24の重量
検出手段は図5に示すように、ディスク1の中心にて直
交する直線上且つディスク1の中心から等距離の位置に
それぞれ配置される。ディスク1が重量検出手段21乃
至24の上に置かれるとディスク1の重量が重量検出手
段21乃至24に分配され加わり、重量検出手段21乃
至24はそれぞれに加わった重量に対応した電圧を減算
手段25、26に出力する。重量検出手段21乃至24
は図5に示す位置に配置されているため、ディスク1の
偏重心量が殆ど無い場合は重量検出手段21乃至24に
は等しい重量が加わるが、ディスク1が偏重心ディスク
である場合は重量検出手段21乃至24に加わる重量に
差が生じる。減算手段25は重量検出手段21、23の
出力する電圧差を検出し、減算手段26は重量検出手段
22、24の出力する電圧差を検出する。つまり、減算
手段25は重量検出手段21、23が配置された直線方
向におけるディスク1の偏重心量を検出し、減算手段2
6は重量検出手段22、24が配置された直線方向のデ
ィスク1偏重心量を検出する。加算手段27にて減算手
段25、26の出力電圧を加算し偏重心識別手段20に
出力する。よって、加算手段27が出力する電圧はディ
スク1の偏重心量に対応しており、図4の構成にてディ
スク1の偏重心量を検出できる。また図4の構成では重
量検出手段を4つ用いているが、重量検出手段は3つ以
上であれば同様の動作原理にてディスク1の偏重心量を
検出できる。
【0028】また、図3の偏重心検出手段19に代えて
移動手段駆動回路5が情報読み取り部4の移動手段を制
御するために出力する制御信号を用いてディスク1の偏
重心に関する情報を検出する手段の実施例を図6に示
す。図6において28、29は情報読み取り部4の移動
手段の制御量を記憶する制御量記憶手段であり、その他
図3と同一符号を付した部分は同一なブロックを示す。
第1の実施例にて述べたように偏重心ディスク1を高速
にて再生するとディスク再生装置に振動が発生し、移動
手段駆動回路5は該振動に応じて情報読み取り部4の移
動手段を制御する。
【0029】この制御の量は偏重心ディスク1の再生速
度の2乗及び偏重心ディスク1の偏重心量に対応して変
化する。制御量記憶手段28はディスク1を低速、例え
ば1倍速にて再生したときの情報読み取り部4の移動手
段の制御量を記憶し、制御量記憶手段29はディスク1
を振動が問題とならない程度の高速、例えば4倍速にて
再生したときの情報読み取り部4の移動手段の制御量を
記憶する。ここでディスク1の偏重心量が殆ど無い場
合、制御量記憶手段28、29に記憶された制御量は同
等となるが、ディスク1が偏重心ディスクである場合、
制御量記憶手段29に記憶された4倍速再生時の制御量
が制御量記憶手段28に記憶された1倍速再生時の制御
量より大きくなる。よって、制御量記憶手段28、29
に記憶された制御量を比較手段18にて比較することに
より、ディスク1の偏重心量を検出できる。
【0030】さらに、再生速度による制御量の差はディ
スクモータサーボ回路8が出力する制御信号にも発生す
るため、ディスクモータサーボ回路8が出力する制御信
号よりディスク1の偏重心量に関する情報を検出するこ
とも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ディ
スク再生装置の振動またはディスクの偏重心量を自動的
に検出し、これに応じて再生速度を制御するようにし
た。即ち、偏重心ディスクを12倍速の高速にて再生し
過大な振動が発生した場合は、再生速度を12倍速から
例えば8倍速に、或は6倍速へと振動が問題とならない
大きさとなる再生速度へ自動的に切り替えるようにし
た。また、予めディスクの偏重心量を検出し偏重心量が
大きいと判断した場合は、ディスクの再生速度を12倍
速から例えば8倍速に、或は6倍速へと偏重心量に応じ
た再生速度に自動的に切り替えた後再生を行うようにし
た。よって、偏重心ディスクの高速再生時に発生する振
動によるディスク再生装置の動作不良、更にディスク再
生装置の近辺に設置された他の装置への悪影響を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態を示すディスク再
生装置のブロック図である。
【図2】移動手段の操作量に関する情報からディスク再
生装置の振動に関する情報を検出する振動検出手段の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明による第2の実施形態を示すディスク再
生装置のブロック図である。
【図4】偏重心検出手段19の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】重量検出手段の設置位置を示す図である。
【図6】移動手段の操作量に関する情報からディスクの
偏重心に関する情報を検出する偏重心検出手段の構成を
示すブロック図である。
【図7】従来のディスク再生装置のディスクモータ制御
のサーボシステムの概略基本ブロック図である。
【図8】ディスク再生倍速比に対するディスク回転速度
の関係を示す図である。
【図9】偏重心ディスクの回転時に生じる力を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…ディスク、2…ディスクモータ、3…ディスクモー
タ駆動回路、4…情報読み取り部、5…移動手段駆動回
路、6…復調回路、7…信号処理回路、8…ディスクモ
ータサーボ回路、9…基準クロック作成回路、10…オ
ーディオ回路、11…オーディオ出力端子、12…CD
−ROMデコーダ、13…CD−ROM信号出力端子、
14…振動検出手段、15…振動識別手段、16…再生
速度切り替え制御手段、17…基準信号発生手段、18
…比較手段、19…偏重心検出手段、20…偏重心識別
手段、21乃至24…重量検出手段、25…減算手段、
26…減算手段、27…加算手段、28…制御量記憶手
段、29…制御量記憶手段、30…4倍速再生時回転速
度、31…8倍速再生時回転速度、32…12倍速再生
時回転速度、33…中心点、34…重心点、35…回転
時に生じる力を表すベクトル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 一長 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立日立製作所映像情報メディア事業 部内 (72)発明者 寺本 清信 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立日立製作所映像情報メディア事業 部内 (72)発明者 石橋 宏一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立日立製作所映像情報メディア事業 部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転せしめるディスクモータを
    駆動するディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側か
    ら外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能に
    構成され前記ディスクの情報を読み取る情報読み取り部
    を備えたディスク再生装置であって、前記ディスク再生
    装置の振動に関する情報が所定値より小さいときは、デ
    ィスクの再生速度を第1の速度にしてディスクの再生を
    行い、前記ディスク再生装置の振動に関する情報が所定
    値より大きいときは、ディスクの再生速度を前記第1の
    速度より遅い第2の速度にしてディスクの再生を行うこ
    とを特徴とするディスク再生方法。
  2. 【請求項2】前記ディスク再生装置の振動に関する情報
    は、前記ディスク再生装置の内部又は外部に備えた振動
    検出手段、前記情報読み取り部の移動制御を行う移動手
    段の操作量に関する情報から前記ディスク再生装置の振
    動に関する情報を検出する手段、或は前記ディスクモー
    タ駆動回路の操作量に関する情報から前記ディスク再生
    装置の振動に関する情報を検出する手段の少なくとも1
    つを含むことを特徴とする、請求項1記載のディスク再
    生方法。
  3. 【請求項3】ディスクを回転せしめるディスクモータを
    駆動するディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側か
    ら外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能に
    構成され前記ディスクの情報を読み取る情報読み取り部
    を備えたディスク再生装置であって、前記ディスクの中
    心に対する重心のずれ量である該ディスクの偏重心に関
    する情報が所定値より小さいときは、ディスクの再生速
    度を第1の速度にして該ディスクの再生を行い、該ディ
    スクの偏重心に関する情報が所定値より大きいときは、
    ディスクの再生速度を前記第1の速度より遅い第2の速
    度にして該ディスクの再生を行うことを特徴とするディ
    スク再生方法。
  4. 【請求項4】前記ディスクの偏重心に関する情報は、前
    記ディスク再生装置の内部又は外部に備えた偏重心検出
    手段、前記情報読み取り部の移動制御を行う移動手段の
    操作量に関する情報から前記ディスクの偏重心に関する
    情報を検出する手段、或は前記ディスクモータ駆動回路
    の操作量に関する情報から前記ディスクの偏重心に関す
    る情報を検出する手段の少なくとも1つを含むことを特
    徴とする、請求項3記載のディスク再生方法。
  5. 【請求項5】ディスクを回転せしめるディスクモータを
    駆動するディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側か
    ら外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能に
    構成され前記ディスクの情報を読み取る情報読み取り部
    を備えたディスク再生装置において、該ディスク再生装
    置の振動に関する情報を検出する振動情報検出手段と該
    ディスク再生装置の再生速度を切り替え制御する再生速
    度切り替え制御手段を備え、該ディスク再生装置の振動
    に関する情報が所定値より小さいときは、該ディスク再
    生装置の再生速度を第1の速度にしてディスクの再生を
    行い、前記ディスク再生装置の振動に関する情報が所定
    値より大きいときは、該ディスク再生装置の再生速度を
    前記第1の速度より遅い第2の速度にしてディスクの再
    生を行うことを特徴とするディスク再生装置。
  6. 【請求項6】前記振動情報検出手段は、前記ディスク再
    生装置の内部又は外部に備えた振動検出手段、前記情報
    読み取り部の移動制御を行う移動手段の操作量に関する
    情報から前記ディスク再生装置の振動に関する情報を検
    出する手段、或は前記ディスクモータ駆動回路の操作量
    に関する情報から前記ディスク再生装置の振動に関する
    情報を検出する手段の少なくとも1つを含むことを特徴
    とする、請求項5に記載のディスク再生装置。
  7. 【請求項7】ディスクを回転せしめるディスクモータを
    駆動するディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側か
    ら外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能に
    構成され前記ディスクの情報を読み取る情報読み取り部
    を備えたディスク再生装置において、前記ディスクの中
    心に対する重心のずれ量である該ディスクの偏重心に関
    する情報を検出する偏重心情報検出手段と該ディスク再
    生装置の再生速度を切り替え制御する再生速度切り替え
    制御手段を備え、該ディスクの偏重心に関する情報が所
    定値より小さいときは、該ディスク再生装置の再生速度
    を第1の速度にしてディスクの再生を行い、該ディスク
    の偏重心に関する情報が所定値より大きいときは、該デ
    ィスク再生装置の再生速度を前記第1の速度より遅い第
    2の速度にしてディスクの再生を行うことを特徴とする
    ディスク再生装置。
  8. 【請求項8】前記偏重心情報検出手段は、前記ディスク
    再生装置の内部又は外部に備えた偏重心検出手段、前記
    情報読み取り部の移動制御を行う移動手段の操作量に関
    する情報から前記ディスクの偏重心に関する情報を検出
    する手段、或は前記ディスクモータ駆動回路の操作量に
    関する情報から前記ディスクの偏重心に関する情報を検
    出する手段の少なくとも1つを含むことを特徴とする、
    請求項7に記載のディスク再生装置。
  9. 【請求項9】前記ディスクの再生速度が前記第1の速度
    から前記第2の速度に切り替えられたとき、その状態を
    表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項5乃
    至8のいずれかに記載のディスク再生装置。
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