JPH10341600A - モータ制御方法及びモータ制御システム - Google Patents

モータ制御方法及びモータ制御システム

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JPH10341600A
JPH10341600A JP9151889A JP15188997A JPH10341600A JP H10341600 A JPH10341600 A JP H10341600A JP 9151889 A JP9151889 A JP 9151889A JP 15188997 A JP15188997 A JP 15188997A JP H10341600 A JPH10341600 A JP H10341600A
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良三 正木
Yoshinao Iwamichi
善尚 岩路
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金子  悟
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交流モータ制御装置において、搬送波周波数の
1/10よりも高い周波数まで電力変換装置の出力電流
を低コストの制御装置により高性能に制御する。 【解決手段】交流モータ1を駆動するインバータ3を制
御する制御装置4において、搬送波の最大値,最小値の
ときに同期して発生する割込信号P1,P2により、電
流制御部13,電圧設定部14の演算を行う。割込信号
P1で行われる電圧設定部14の演算において、搬送波
が徐々に電圧指令値Vur,Vvr,Vwrの位相に同期する
ように搬送波周期Tを補正する。これにより、前記搬送
波の周期の整数倍Nが交流電圧の周期となるように制御
され、かつ、電流制御の演算タイミングを前記搬送波に
同期して行うことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ制御装置及び
電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電力変換装置はその電圧指令
値と一定周波数の三角波状の搬送波を比較して得られた
PWM信号によって駆動され、所定の電圧を発生する構
成となっている。
【0003】また、電力変換装置によりモータを駆動す
る場合、その電力変換装置の出力電流を高周波数化する
ことにより、モータを小型化できる。
【0004】このとき、出力電流の周波数が電力変換装
置の搬送波周波数の1/10〜1/3に近づいてくるの
で、電力変換装置の出力電流に低周波数で脈動するビー
ト現象が現れることがある。
【0005】これを解決する方法として、搬送波の周波
数を電力変換装置の出力周波数の整数倍、特に奇数倍
(例えば、1,3,5,9倍など)に設定してPWM信
号を出力周波数に同期しながらモータを駆動する方法が
知られている(以下、これを同期PWM方式と呼ぶ)。
【0006】例えば、特開平7−227085号,特開平7−67
350号,特開平6−197550号に記載されている。これらは
いずれもモータの電圧と周波数の比をほぼ一定に制御す
るV/F一定制御を行った第1の公知例群である。
【0007】また、Proceedings of 1995 Internationa
l Power Electronics Conference(IPEC-Yokohama '95)
P766-771に記載されている“HIGH PERFORMANCE VECTOR
CONTROLLED THREE-LEVEL GTO INVERTER SYSTEM FOR ELE
CTRIC TRACTION”では、空間ベクトル(Space Vector)を
用いた同期PWM方式を行いながら、電流制御により交
流モータのトルクを制御する方法が示されている。この
方法は第1の公知例群と比べて高周波数まで電流制御す
ることができる特徴を持っている。これを第2の公知例
と呼ぶ。
【0008】ところで、通常の搬送波比較による同期P
WM方式では、搬送波周波数を出力周波数の偶数倍に設
定すると、出力電圧に偶数次調波の歪み波形が重畳され
る。搬送波比較による同期PWM方式において、この課
題を解決する技術として、第3の公知例、特開平6-1975
47号が知られている。PWM信号を電圧位相に基づいて
反転/非反転制御を行うことで、搬送波周波数を出力周
波数の偶数倍としながら偶数次の高調波電圧の発生を抑
制するものであり、同期PWM方式においてより細かな
パルス数の切替えができ、出力電流の波形改善を図るこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの公知
例では、以下の点がそれぞれ考慮されていない。
【0010】第1の公知例群はV/F一定制御を基本と
した電流や速度に対してオープンループ制御であるた
め、モータのトルクや速度を高速に精度よく制御する必
要がある製品には適用することはできない。この方式で
は、同期PWM信号を発生するための搬送波周波数は速
度指令値により一義的に決定できるが、電流フィードバ
ック制御を行う場合には複雑になるので、そのまま適用
することはできない。
【0011】また、第2の公知例については、空間ベク
トルによるPWM信号発生方法を用いているので、PW
M信号発生のための複雑な演算を非常に短時間で行わな
ければならない。従って、制御装置に高性能のマイクロ
プロセッサや高速演算処理が可能なディジタルシグナル
プロセッサDSPなどを用いる必要があり、制御装置が
高価になってしまう問題点がある。
【0012】さらに、第3の公知例については、電力変
換装置の上アームと下アームのスイッチング素子を駆動
するPWM信号を得るためには、アーム短絡防止用のデ
ッドタイムを考慮したPWM信号発生処理を追加しなけ
ればならず、回路が複雑になってしまう問題点がある。
【0013】本発明の第1の目的は、搬送波周波数の1
/10以上の高い周波数まで電力変換装置の出力電流を
低コストの制御装置により高性能に制御できるモータ制
御装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、電力制御装
置において搬送波周波数を出力周波数の偶数倍としなが
ら偶数次の高調波電圧の発生を抑制すると同時に、アー
ム短絡防止用デッドタイムを考慮したPWM信号を簡単
な演算装置により得ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、交流
モータの電流と電流指令値とを比較し、該比較結果から
前記交流モータに印加する交流電圧指令値を演算し、該
交流電圧指令値と搬送波を比較することによりPWM信
号を発生し、該PWM信号により前記交流モータに交流
電圧を印加し、もって前記交流モータを制御するモータ
制御方法において、前記交流電圧指令値の演算のタイミ
ングを前記搬送波に同期させ、前記搬送波の周波数を前
記交流電圧指令値の周波数のN倍(Nは整数)にするこ
とを特徴とするモータ制御方法により達成される。
【0016】また上記第2の目的は、所定の差を有する
第1及び第2の搬送波を発生する搬送波発生手段と、電
圧指令値と前記第1及び第2の搬送波をそれぞれ比較し
て第1及び第2のPWM信号を発生するPWM制御手段
と、前記第1及び第2のPWM信号により対となる正側及
び負側のスイッチング素子を駆動して電圧を発生するイ
ンバータを備えたモータ制御システムにおいて、前記正
側及び負側のスイッチング素子に印加する前記第1及び
第2のPWM信号を相互に切り替える切替手段を備えた
ことを特徴とするモータ制御システムにより達成され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
により説明する。
【0018】図1は電源2のエネルギーを3相のインバ
ータ3に変換して同期モータ1を駆動するモータ駆動装
置である。
【0019】インバータ3は制御装置4から出力される
PWM信号Pu,Pv,Pw により制御され、3相交流電
圧を発生し、同期モータ1を駆動している。
【0020】制御装置4では,PWM信号Pu,Pv,P
w を得るために、速度検出器5から同期モータ1のモー
タ速度ωmを、磁極位置検出器6から同期モータ1の磁
極位置θm を、電流センサ7a,7bから相電流iu,
ivをそれぞれ入力するとともに、トルク指令発生装置
8から出力されるトルク指令値τr を取り込んでいる。
この制御装置4は主にベクトル制御演算装置9,電圧演
算装置10,PWM発生装置11、及び、搬送波発生装
置12から構成されている。
【0021】トルク指令値τr を入力するベクトル制御
演算装置9では、モータ速度ωmをパラメータとしてモ
ータの発生するトルクがトルク指令値τr となるような
d軸電流指令値idr,q軸電流指令値iqrを演算により
求める。この技術は「交流モータのベクトル制御方法」
としてよく知られているものであり、d軸は交流モータ
の回転磁束と一致した軸を、q軸は電気的にそれに直交
した軸を表す。
【0022】電圧演算装置10では、d軸電流id,q
軸電流iqがそれぞれd軸電流指令値idr,q軸電流指
令値iqrとなるように、電流制御を行ってU相,V相,
W相の電圧指令値Vur,Vvr,VwrをPWM発生装置1
1に出力する。また、搬送波の周期についても電圧演算
装置10で決定し、周期信号Tを搬送波発生装置12に
出力している。
【0023】搬送波発生装置12では、周期信号Tに基
づき、次の1周期の搬送波Fcp,Fcnを出力している。
搬送波Fcp,Fcnはインバータ3の上アーム,下アーム
をそれぞれスイッチングするためのPWM信号を発生す
る目的で用いられるものである。また、搬送波Fcp(F
cn)の最大値,最小値になった時点で、それぞれ割込信
号P1,P2を発生し、電圧演算装置10に対して演算
を起動するための割込みをかける機能を持たせている。
【0024】PWM発生装置11は電圧指令値Vur,V
vr,Vwrと搬送波Fcpを比較することにより上アームに
対する各相のPWM信号Pup,Pvp,Pwpを、電圧指令
値Vur,Vvr,Vwrと搬送波Fcnを比較することにより
下アームに対する各相のPWM信号Pun,Pvn,Pwn
を、それぞれ演算している。
【0025】これらのPWM信号によりインバータ3が
駆動されるが、そのインバータ3のスイッチング素子S
up,Svp,Swp,Sun,Svn,Swnとの関係を図2に示
す。この一連の動作については詳細を後述する。このよ
うな構成により同期モータ1が所定のトルクで駆動され
る。
【0026】次に、電圧演算装置10の詳細について述
べる。電圧演算装置10は電流制御部13,電圧設定部
14、及び、モード設定部15から構成されている。
【0027】電流制御部13では、まず、磁極位置θm
を用いて、相電流iu,ivから磁極位置に一致する方向
の電流、つまり、d軸電流id 、それに直交する方向の
電流、つまり、q軸電流iqを求める。次に、d軸電流
指令値idrとd軸電流idとの差、q軸電流指令値iqr
とq軸電流iq との差を算出して、電流制御演算を行
い、d軸電圧指令値Vdr,q軸電流指令値Vqrを得る。
これらの指令値から電圧ベクトル指令絶対値Vrと電圧
ベクトル指令位相θvを求める。これらの関係を図3の
電圧ベクトル図に示す。
【0028】従って、電圧ベクトル指令絶対値Vr,電
圧ベクトル指令位相θvは磁極位置θm ,d軸電圧指令
値Vdr、及び、q軸電流指令値Vqrからベクトル図から
それぞれ求めることができる。
【0029】ところで、電圧演算装置10は割込信号P
1,P2により演算の起動を行うことを前述したが、割
込信号P1による演算は図4に示すように、電流制御部
13の電流制御演算,モード設定部15のモード設定演
算,電圧設定部14の電圧設定1演算の順に処理され
る。このような割込みによる電流制御の起動を行うこと
により、搬送波に同期した電流制御演算を行うことがで
きる。
【0030】その際、搬送波が出力電圧に同期するアル
ゴリズムを導入することにより、出力電圧が高周波数の
領域であっても電流制御を行いながらモータトルクを発
生することができるのである。
【0031】モード設定演算,電圧設定1演算の詳細は
それぞれ図6,図8のフローチャートに示す。割込信号
P2が発生した場合の演算は図5のように電圧設定部1
4の電圧設定2演算だけとする。設定2演算のフローチ
ャートを図9に示す。この結果、搬送波の1周期に電流
制御演算は1回、電圧設定の演算は2回行うことになる
ので、電流制御,電圧設定のサンプリング周期は搬送波
周期のそれぞれ1倍,1/2倍となる。
【0032】以下、それぞれのフローチャートについて
説明する。
【0033】図6に示すモード設定演算はモータ速度ω
mにより出力電圧の1周期当たりに行うスイッチング回
数を決定するためのものである。ここで、スイッチング
モードSωが0であれば、出力電圧の周波数に関わら
ず、搬送波周波数を一定とする非同期PWM方式を選択
したことを意味する。なお、この非同期PWM方式のと
きの搬送波周波数を「基準周波数」と呼ぶこととする。
またSω=n(ただし、n≠0)のときには、出力電圧
の周波数に対して、搬送波の周波数がn倍に設定するこ
とを意味する。
【0034】このスイッチングモードSωの決定方法に
ついて図6で説明する。ステップ101において、モー
タ速度ωmにより低速から高速まで、ステップ102か
ら106までに分岐する。
【0035】モータ速度ωmが非同期PWM方式でも十
分に安定して電流制御を行うことができる速度ω1未満
である場合には、ステップ102でSω=0とする。
【0036】モータ速度ωmが非常に高速で搬送波周波
数を高くできない速度ω4以上である場合には、ステッ
プ106でSω=3に決定する。
【0037】また、同期PWM方式でなければ、良好な
電流制御が行えないが、搬送波周波数を出力周波数の9
倍程度に取ることができるようなモータ速度ωmが中速
の範囲内、つまり、ω2<ωm≦ω3であれば、ステッ
プ104でSω=9と設定する。
【0038】その中間的なモータ速度ωmとなる範囲、
つまり、ω1<ω,≦ω2ω3<ωm≦ω4の場合に
は、前回のスイッチングモードSωによりヒステリシス
を持たせるように、ステップ103,ステップ105で
それぞれ演算を行っている。これをグラフで表すと、モ
ータ速度ωmとスイッチングモードSωとの関係は図7
のようになる。このようにすることで、スイッチングモ
ードSωが頻繁に切り替わることを防止するとともに、
スムーズな遷移を達成することができる。
【0039】次に、電圧設定部14で行われる電圧設定
1演算を図8のフローチャートを用いて説明する。
【0040】モード設定部15で得られたスイッチング
モードSωを基に搬送波周期Tの演算をはじめに行う。
そのため、ステップ110においてスイッチングモード
Sωを判断し、Sω=0,9,3に対して、それぞれス
テップ111,112,113に分岐する。
【0041】Sω=0のときには、ステップ111にお
いて、搬送波周期Tを一定値T0とする。このときに
は、モータ速度ωmが比較的低く、電流制御系において
ビート現象を考慮する必要がないので、非同期PWM方
式でよいためである。なお、電圧設定のサンプリング周
期は搬送波周期Tの1/2なので、サンプリング時間を
補償するサンプリング位相θsはωm(T/2)により
求めることができる。
【0042】これに対して、Sω=9のときには、出力
電圧の1周期を9分割してPWM信号を発生する搬送波
を得る必要がある。
【0043】ステップ112において、まず、現在の電
圧ベクトル指令位相θv が出力電圧の9分割した所定の
位相になっているか否かを補償位相θcにより求めてい
る。電圧ベクトル指令位相θv がnπ/9(n:整数)
になっていれば、正弦波出力の最大値を中心としたPW
M信号が左右対称で、しかも、上アームと下アームのP
WM信号が180度の位相差で同一の波形とすることが
できる。ここでは、θvが(2m+1)π/9(m:整
数)になっているかを演算している。
【0044】つまり、この演算で補償位相θc が0であ
れば、本来の同期PWM信号となっていることを示し、
そうでない場合には、補償位相θc が徐々に0に近づく
ように演算すればよい。
【0045】そこで、補償位相θcがπ/9より大きい
場合には、θcから2π/9を減じて負の値としてい
る。このようにした上で、補償位相θc が徐々に0に近
づくようにサンプリング位相θsを本来のπ/9からθc
/K(K:整数。例えば、4〜50の値に設定する。)
だけ減じている。
【0046】電流フィードバック制御を行っているた
め、一般的には電圧指令値の位相に同期した搬送波を発
生することは難しいが、徐々に位相のずれを修正してい
くことにより、搬送波を用いた同期PWM方式で、か
つ、電流制御を行うことができるようになった。
【0047】なお、ここでは、磁極位置θm の取り込み
タイミングによる補償を行っていないが、必要に応じて
その時間分の位相を補償することもできる。ステップ1
12では、先にサンプリング位相θs が決定されるの
で、それを基に搬送波周期Tは2θs/ωmで求められ
る。
【0048】同様に、Sω=3の場合には、ステップ1
13において、電圧ベクトル指令位相θvがnπ/3
(n:整数)となればよい。ここでは、2mπ/3
(m:整数)となるように演算を行い、サンプリング位
相θs 及び搬送波周期Tを演算している。
【0049】次に、ステップ114では、出力位相θを
電圧ベクトル指令位相θv ,前回のサンプリング位相θ
f、及び、今回のサンプリング位相θsの1/2の和とし
て求めている。
【0050】θvは演算を開始した時点の磁極位置θmを
基にした値であり、この演算結果が実際に設定されるま
での位相ずれはθf となるので、これを加算する必要が
ある。しかし、次のサンプリング時間の平均電圧が現在
の演算結果と一致することが必要であり、θs/2 をさ
らに加算することによりこの目的を達成できる。
【0051】また、電圧指令値については搬送波周期T
により補正をする必要がある。搬送波発生装置12はカ
ウンタを用いる方法がディジタル回路では最も有効であ
り、その搬送波の周期Tを大きくすると搬送波の振幅を
大きくすることになる。そのため、搬送波周期Tに比例
して、電圧ベクトル指令絶対値Vr をV=Vr(T/T
0)の演算式により変化させなければならない。
【0052】なお、搬送波と比較するために必要なオフ
セット電圧Voff についても、V0(T/T0)(ただ
し、V0:T=T0のときの基準オフセット電圧)によ
り算出される。従って、各相の電圧指令値Vur,Vvr,
Vwrの値は図8のステップ114に示す演算式で求められ
る。
【0053】一方、割込信号P2により行われる電圧設
定部14の電圧設定2演算のフローチャートを図9に示
す。
【0054】ここでは、電流制御演算を行わないので、
搬送波周期Tは割込信号P1により行われたときの値と
同じなので、出力位相θはサンプリング位相θs を加算
するだけでよい。
【0055】この値に基づき、各相の電圧指令値Vur,
Vvr,Vwrが演算される。なお、今回のサンプリング位
相θs が次回の割込信号P1発生時の前回のサンプリン
グ位相θfとなるので、θsをθfとしている。
【0056】以上が、システム構成から述べた説明であ
り、この一連の動作により、搬送波を用いながら同期P
WM方式の電流制御を達成することができる。
【0057】次に、この動作をタイムチャートにより、
さらに詳細に時間的変化に基づく動作を説明する。
【0058】図10はスイッチングモードSω=9のと
きのタイムチャートである。電圧ベクトル指令位相θv
が0(図10の位相θ4(時刻t4))のとき、U相電
圧指令値Vurが最大値となるが、そのとき、搬送波Fc
(図1におけるFcp,Fcnを意味する)が最小値となる
ように電圧指令値と搬送波の位相を同期している。これ
は図8のフローチャートで説明したように、補償位相θ
c が0に収束することにより達成される。
【0059】また、搬送波Fc が最大値と最小値のと
き、割込信号P1,P2がそれぞれ発生するようになっ
ている。これらの割込信号P1,P2により、割込タス
ク1,割込タスク2がそれぞれ起動され、図4,図5で
説明した処理が行われる。
【0060】例えば、位相θ1(時刻t1)に発生した
割込信号P1により処理された割込タスク1で得られた
搬送波周期Tが算出され、位相θ2(時刻t2)のとき
に搬送波発生装置12にセットされる。同時刻に、電圧
指令値Vur,Vvr,VwrもPWM発生装置11にセット
され、位相θ2(時刻t2)から位相θ3(時刻t3)
までの区間のPWM信号に反映される。
【0061】そのため、図8で説明したように、割込タ
スクが起動してから電圧指令値がセットされるまでの位
相を補償する前回のサンプリング位相θf と、電圧指令
値がセットされてから実際のインバータの平均電圧と一
致するまでの位相を補償する今回のサンプリング位相θ
sの1/2とを、電圧ベクトル指令位相θvに加算して出
力位相θとしているのである。
【0062】位相θ2(時刻t2)に発生した割込信号
P2による動作は次のとおりである。割込タスク2が起
動され、図5、つまり、図9の処理が行われ、電圧指令
値Vur,Vvr,Vwrが位相θ3(時刻t3)のときにP
WM発生装置11にセットされ、位相θ3(時刻t3)
から位相θ4(時刻t4)までの区間のPWM信号に反
映される。
【0063】なお、搬送波周期Tについては、割込タス
ク2では演算しないため、位相θ1(時刻t1)の割込
タスク1で得られた演算結果をそのまま用いている。
【0064】このような処理により、図10に示すよう
な各相のPWM信号Pup,Pvp,Pwpを得ることができ
る。
【0065】このようなシステムを構成することによ
り、電流制御などの演算処理に要するソフトウェア処理
の負担を軽減しながら、かつ、PWM信号による各相の
電圧波形を正弦波に近づけることができるので、安価な
マイクロプロセッサなどを用いて制御装置を構成でき、
リプルが少ない制御系を実現できる。
【0066】図11は電流制御演算の結果により電圧ベ
クトル指令位相θv や出力電圧の周期が変化した場合の
搬送波Fcp,Fcn,電圧指令値Vur,搬送波周期Tとの
関係を詳細に示したタイムチャートである。
【0067】搬送波Fcp,FcnはPWM信号のデッドタ
イム時間td を確保するために常に一定の差xd を持っ
た三角波となっている。搬送波発生装置12では、搬送
波周期Tが与えられると、最大電圧設定値Vmax がセッ
トされる。
【0068】搬送波Fcp,Fcnは常に一定の時間毎にイ
ンクリメント、あるいは、デクリメントされる。例え
ば、搬送波Fcnがインクリメントされ続け、時刻t1に
おいて最大電圧設定値Vmax と一致すると、割込信号P
1が発生するとともに、搬送波Fcnは0となるまでデク
リメントされ続ける。また、割込タスク1の演算も開始
される。
【0069】次に、搬送波Fcnが0となる時刻t2で
は、割込信号P2を発生するとともに、割込タスク1で
演算された搬送波周期Tが搬送波発生装置12に入力さ
れるので、これを基に最大電圧設定値Vmax がセットさ
れる。実際の搬送波周期は最大電圧設定値Vmax に比例
しているので、搬送波周期Tから比例演算により最大電
圧設定値Vmax を設定する。
【0070】このとき、同時にPWM発生装置11にセ
ットされる各相の電圧指令値(図11では、Vurだけに
ついて表示している。)は搬送波周期Tの変化を反映し
た最大電圧設定値Vmax,オフセット電圧値Voffを考慮
した値になっている。
【0071】以上のように、電流制御の過渡状態では搬
送波周期Tがきめ細かく変動してPWM制御が行われ、
定常状態では出力電圧の位相に同期したPWM信号を発
生できる構成となっているので、高周波の電流制御を行
いながら、搬送波による同期PWM制御を実現できるこ
とがわかる。
【0072】図12はスイッチングモードSω=3のと
きのタイムチャートであり、図10に示すSω=9の場
合と同様に、図8の処理を行うことにより搬送波Fcp,
Fcnの位相は電圧指令値Vur,Vvr,Vwrの位相と同期
した波形となる。
【0073】図8のステップ113の演算により制御す
ると、電圧ベクトル指令位相θv が0,2π/3,4π
/3のときに搬送波の値が最大となるような位相になる
ので、電圧指令値の大きさが増加するのに従ってPWM
信号の平均電圧もスムーズに大きくすることができる特
徴がある。
【0074】この実施形態により、搬送波を用いてPW
M信号を発生する安価な制御装置で、搬送波周波数の1
/10よりも高い周波数でも出力電流を所定の正弦波状
の波形に制御できるので、トルク応答性の良いモータ制
御装置を提供できる特徴がある。
【0075】また、同一の搬送波周波数であればインバ
ータの最高出力周波数をより高くできるので、特に永久
磁石式同期モータでは磁石使用量を低減でき、さらに低
コスト化を実現できる特長を持っている。
【0076】図13はビート現象を起こすことなく、搬
送波周波数がインバータの出力周波数の偶数倍(6倍)
となる同期PWM信号で電流制御するモータ制御装置の
実施形態である。
【0077】図1の実施形態と比べて、図13ではPW
M信号切替回路16が追加されていることが異なる。ま
た、電圧演算装置10内の電圧設定部14、及び、モー
ド設定部15で行われる処理内容も図1に対して変更さ
れている。
【0078】まず、モード設定部15では、図6の処理
の代わりに図14に示すフローチャートの処理が行われ
る。図14はスイッチングモードSω=3とSω=9の
間にSω=6となる区間を設けるための処理、つまり、
ステップ107,ステップ108を追加したものであ
る。これにより、図15に示すように、モータ速度ωm
に対して、ω4からω5の範囲内でSω=6となる。ま
た、ω3からω4、及び、ω5からω6の範囲内につい
てはヒステリシス特性を持ちながら、モードSωが決定
される。
【0079】図1の実施形態では、スイッチングモード
Sωが9から3に切り替わる際には、スイッチング周波
数が1/3に低減されるため、出力電流の波形の高調波
成分が3倍に急変するが、スイッチングモードSω=6
を中間に挿入することにより、出力電流の高調波成分の
変化量を低減できる特長がある。
【0080】図13において、電圧設定部14にはスイ
ッチングモードSω=6が入力される点と、各相の電圧
符号信号Fu,Fv,Fwが出力される点が図1と異な
る。
【0081】割込信号P1,P2により起動される割込
タスク1,2の中で電圧設定部14の処理が行われる
が、それぞれの処理内容を表したフローチャートを図1
6,図17に示す。
【0082】図16はステップ114の中に各相の電圧
符号信号Fu,Fv,Fw を1に設定すること、ステップ
115,116を追加したことが図18と異なる。
【0083】ここでは、電圧符号信号Fu,Fv,Fw の
値が1,0のときそれぞれ「切替有り」,「切替無し」
を意味する。ステップ114の場合、スイッチングモー
ドSωは3、あるいは、9であるので、図8の実施形態
と同じでよく、電圧符号信号Fu,Fv,Fwは1に設定
している。
【0084】ステップ110において、Sω=6と判断
してステップ115,116の処理を行う場合について
説明する。
【0085】ステップ115,116では、出力電圧の
1周期を6分割する搬送波を発生するために、ステップ
112やステップ113と同様に、補償位相θc を求
め、これが0に近づくようにサンプリング位相θsを補
償位相θcにより補正している。このサンプリング位相
θs から搬送波周期T,出力位相θ,補正した電圧V、
及び、オフセット電圧Voff を算出する処理はステップ
113,114と同じである。
【0086】しかし、各相の電圧指令値Vur,Vvr,V
wrはいずれも正弦波の絶対値にオフセット電圧Voff を
加算している点が他のスイッチングモードと異なる点で
ある。
【0087】また、電圧符号信号Fu,Fv,Fw は正弦
波の符号が正のときは1に、負のときには0にセットす
る。
【0088】図17に示す割込タスク2で処理される電
圧設定部の演算(電圧設定2)についても、スイッチン
グモードSω=6の場合には図16で説明した内容と同
様の処理を行う。
【0089】このようにして得られた電圧符号信号F
u,Fv,Fw は、図13に示すように、PWM発生装置
11で比較処理されて出力される各相の基本PWM信号
Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2 ととも
に、PWM信号切替回路16に入力される。この回路は
図18に示すとおり、U相処理部17u,V相処理部17
v,W相処理部17wから構成されており、同じ処理が
行われる。
【0090】ここでは、U相処理部17uについて説明
する。電圧符号信号Fu の入力部には、信号の立ち上が
り時にのみ一定のデッドタイム時間だけ立ち上がりが遅
延する遅延回路18a,18bがある。なお、立ち下が
り時には遅延なく信号が立ち下がる回路となっている。
【0091】このような回路構成をとることにより、電
圧符号信号Fu が1、つまり、電圧の符号が正のときに
は、Pu1がPWM信号Pupとして、Pu2がPWM信号
Punとして出力される。逆に、Fuが0、つまり、電圧
の符号が負の場合には、Pu1がPWM信号Punとし
て、Pu2がPWM信号Pupとして出力される。
【0092】これをタイムチャートで示した波形が図1
9である。Pu1は常に幅の広いPWM信号となり、Pu2
は常に幅の狭いPWM信号となる。電圧符号信号Fuを
遅延回路18a,18b,NOT回路に通した出力信号
Fu1,Fu2とPu1,Pu2の関係から、U相の上アー
ムのPWM信号Pupと下アームのPWM信号Punが得ら
れることが図18の回路図と図19のタイムチャートか
らわかる。
【0093】このPupとPunとは180度の位相差を持
つ同じ波形になっている。このような波形になっている
ために、インバータ3の出力電流に偶数次の高調波の発
生を抑制することができる。もし、スイッチングモード
Sω=6のPWM発生方法をSω=3,9のときと同じ
にすると、PupとPunとは必ず異なる波形となるため、
偶数次の高調波が発生してしまうことになる。
【0094】ここで示した実施形態はデッドタイムを考
慮した上アームと下アームのPWM信号を同時に得るこ
とができるので、回路構成が簡単になる特徴を持ってい
る。また、2つの搬送波によりPWM信号を発生する専
用回路を持つマイクロコンピュータ(例えば、日立製作
所のSH7034など)も市販されており、それを本実施形
態に用いれば、さらに回路構成を簡単にすることも可能
である。
【0095】また、図18の回路まで含めたPWM信号
発生回路をマイクロコンピュータに組み込むことによ
り、同期PWM信号によるインバータ制御専用のLSI
を構築することができる。
【0096】なお、ここで示した実施形態では、立ち上
がり時にのみ遅延する遅延回路18a,18bを用いてい
るため、PWM信号Pup,Punは波形が位相0を中心と
して厳密には左右対称となっていないが、回路構成を変
更することにより左右対称の波形を得ることはできる。
【0097】この実施形態を用いれば、高周波の電流制
御を必要とするモータ制御システムにおいても、滑らか
な同期PWM制御の切り替えを行うことができ、電流リ
プルが少ない安定した高性能のトルク制御を安価な制御
装置で実現できる利点がある。
【0098】以上が、本発明の一実施形態であり、同期
モータを駆動するシステムについて説明したが、モータ
としては誘導モータなどの他の交流モータにも適用でき
る。また、同期PWM信号のスイッチングモードを3,
6,9の場合について示したが、スイッチングモードは
12,15などを追加することができる。
【0099】さらに、説明の中では、電流制御の演算周
期は搬送波周期と同じに、電圧演算周期を搬送波周期の
1/2にそれぞれ設定している。これは搬送波の最小値
を常に同値にできる特徴を持っている。しかし、制御装
置の処理能力が高ければ、電流制御の演算周期を電圧の
演算周期と同じにしてもよい。逆に、電流の制御性能の
劣化を許容できれば、電流制御の演算周期をさらに長く
しても本発明を適用することができる。
【0100】PWM信号を同期化する方法として、搬送
波周期を徐々にモータの回転角や出力電圧の位相により
補正していく方法について述べたが、この方法は電流制
御への影響が少ない利点を持っている。しかし、さらに
積極的に搬送波周期をサンプリング時間毎に常に出力電
圧の位相に一致させる方法でも本発明を活用することが
できることはいうまでもない。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、搬送波比較のPWM信
号を用いる低コストな制御装置を用いながら、電力変換
装置の出力電流を搬送波周波数の1/10を越えて1/
3の高い周波数まで安定に制御できるので、交流モータ
の小型化,低コスト化を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなす同期モータ駆動シス
テムの構成図を示す。
【図2】インバータ3の主回路とPWM信号の関係を示
す回路図である。
【図3】同期モータの磁極位置と電圧ベクトルの関係を
示すベクトル図である。
【図4】割込パルスP1により起動する割込タスク1の
処理を示すフローチャートである。
【図5】割込パルスP2により起動する割込タスク2の
処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の実施形態において、モード設定部15で
行われるモード設定演算のフローチャートである。
【図7】図6のモード設定演算により決定されるモータ
速度ωmとスイッチングモードとの関係を表す特性図で
ある。
【図8】図1の実施形態において、割込パルスP1が発
生したときに電圧設定部14で行われる電圧設定1演算
のフローチャートである。
【図9】図1の実施形態において、割込パルスP2が発
生したときに電圧設定部14で行われる電圧設定2演算
のフローチャートである。
【図10】スイッチングモードSω=9のときの同期P
WM信号のタイムチャートである。
【図11】出力電圧の位相,周期が変化したときの搬送
波周期,電圧指令値の関係を示したタイムチャートであ
る。
【図12】スイッチングモードSω=3のときの同期P
WM信号のタイムチャートである。
【図13】本発明の他の実施形態をなす、スイッチング
モードSω=6を用いて同期モータを駆動するモータ駆
動システムの構成図を示す。
【図14】図13の実施形態において、モード設定部1
5で行われるモード設定演算のフローチャートを示す。
【図15】図14の演算によって決定されるモータ速度
ωmとスイッチングモードとの関係を表す特性図であ
る。
【図16】図13の実施形態において、割込パルスP1
が発生したときに電圧設定部14で行われる電圧設定1
演算のフローチャートである。
【図17】図13の実施形態において、割込パルスP2
が発生したときに電圧設定部14で行われる電圧設定2
演算のフローチャートである。
【図18】PWM信号切替回路16の構成を示す回路図
である。
【図19】図13の実施形態において、スイッチングモ
ードSω=6のときの同期PWM信号のタイムチャート
である。
【符号の説明】
1…同期モータ、2…電源、3…インバータ、4…制御
装置、5…速度検出器、6…磁極位置検出器、7…電流
センサ、8…トルク指令発生装置、9…ベクトル制御演
算装置、10…電圧演算装置、11…PWM発生装置、
12…搬送波発生装置、13…電流制御部、14…電圧
設定部、15…モード設定部、16…PWM切替回路、
17u…U相処理部、17v…V相処理部、17w…W
相処理部、18a,18b…遅延回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流モータの電流と電流指令値とを比較
    し、該比較結果から前記交流モータに印加する交流電圧
    指令値を演算し、該交流電圧指令値と搬送波を比較する
    ことによりPWM信号を発生し、該PWM信号により前
    記交流モータに交流電圧を印加し、もって前記交流モー
    タを制御するモータ制御方法において、 前記交流電圧指令値の演算のタイミングを前記搬送波に
    同期させ、前記搬送波の周波数を前記交流電圧指令値の
    周波数のN倍(Nは整数)にすることを特徴とするモー
    タ制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記搬送波の位相
    が前記交流電圧の所定の位相に同期するように、前記交
    流モータの速度変化に応じて前記搬送波の周期を定める
    ことを特徴とするモータ制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記Nは3の倍数
    であることを特徴とするモータ制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、前記交流電圧指令
    値の演算の周期は、前記搬送波の周期の1/2の整数倍
    であることを特徴とするモータ制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、所定の差を有する
    第1及び第2の搬送波を発生し、前記交流電圧指令値と
    前記第1及び第2の搬送波をそれぞれ比較することによ
    り第1及び第2のPWM信号を発生し、前記第1及び第
    2のPWM信号を相互に切り替えて出力し、前記電力変
    換装置の対となる正側及び負側のスイッチング素子をそ
    れぞれ駆動することを特徴とするモータ制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    搬送波はディジタルカウンタにより求めるものであっ
    て、かつ、前記搬送波の最大値あるいは最小値のいずれ
    かは常に同値であることを特徴とするモータ制御方法。
  7. 【請求項7】同期モータと、該同期モータに交流電圧で
    電力を供給する電力変換装置と、前記交流電圧の電圧指
    令値と搬送波との比較によりPWM信号を発生して前記
    電力変換装置を制御するPWM制御装置とを備えたモー
    タ制御システムにおいて、 前記搬送波の周期を前記同期モータの回転角により補正
    することを特徴とするモータ制御システム。
  8. 【請求項8】所定の差を有する第1及び第2の搬送波を
    発生する搬送波発生手段と、電圧指令値と前記第1及び
    第2の搬送波をそれぞれ比較して第1及び第2のPWM
    信号を発生するPWM制御手段と、前記第1及び第2の
    PWM信号により対となる正側及び負側のスイッチング
    素子を駆動して電圧を発生するインバータを備えたモー
    タ制御システムにおいて、 前記正側及び負側のスイッチング素子に印加する前記第
    1及び第2のPWM信号を相互に切り替える切替手段を
    備えたことを特徴とするモータ制御システム。
  9. 【請求項9】請求項8記載において、前記PWM信号発
    生手段は、前記交流電圧指令値の位相に応じて第1と第
    2のPWM信号を切り替え、前記PWM信号を切り替え
    る際、前記交流電圧指令値の符号を反転することを特徴
    とするモータ制御システム。
  10. 【請求項10】請求項8記載において、前記搬送波の周
    波数を前記電圧指令値の周波数の偶数倍としたことを特
    徴とするモータ制御システム。
  11. 【請求項11】所定の差を有する第1及び第2の搬送波
    を発生する搬送波発生手段と、電圧指令値と前記第1及
    び第2の搬送波をそれぞれ比較して第1及び第2のPW
    M信号を発生するPWM制御手段と、前記第1及び第2
    のPWM信号を相互に切り替えて出力する切替手段を備
    えたことを特徴とする集積回路、あるいは、マイクロコ
    ンピュータ。
  12. 【請求項12】所定の差を有する第1及び第2の搬送波
    を発生する搬送波発生手段と、電圧指令値と前記第1及
    び第2の搬送波をそれぞれ比較して第1及び第2のPW
    M信号を発生するPWM制御手段と、前記第1及び第2
    のPWM信号を相互に切り替えて出力する切替手段を備
    えた集積回路により、インバータをPWM制御すること
    を特徴とする電力制御装置。
  13. 【請求項13】交流モータと、交流電圧指令値を演算す
    る制御手段と、前記交流電圧指令値と搬送波を比較しP
    WM信号を発生するPWM信号発生手段と、該PWM信
    号により前記交流モータに電力を供給する電力変換装置
    を備えたモータ制御システムにおいて、 前記交流モータの電流と電流指令値とを比較し交流電圧
    指令値を演算する電流制御手段と、基準搬送波の1/1
    0以上の周波数の出力電流を発生させるとき前記搬送波
    の周波数を変化させる手段とを有することを特徴とする
    モータ制御システム。
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