JPH10321379A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH10321379A
JPH10321379A JP9126058A JP12605897A JPH10321379A JP H10321379 A JPH10321379 A JP H10321379A JP 9126058 A JP9126058 A JP 9126058A JP 12605897 A JP12605897 A JP 12605897A JP H10321379 A JPH10321379 A JP H10321379A
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Kaoru Ataka
薫 安宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リモコン送信機に設けられた人体センサ部が人
を検知すると、リモコン送信器が点灯信号を送信し、こ
の点灯信号を受信した照明器具本体が照明負荷部を点灯
させる照明装置を提供する。 【解決手段】人体センサ部23が人を検知すると、リモ
コン制御部21は信号送信部22から照明器具本体1へ
ワイヤレス信号で点灯信号を送信させる。照明器具本体
1では、リモコン送信器2から送信された点灯信号が信
号受信部12を介して器具制御部11に入力されると、
器具制御部11は該点灯信号に応じた点灯状態で照明負
荷部16を点灯させる。ここで、照明器具本体1の各部
に動作電源を供給する電源部18への電源供給が開始さ
れてから、信号受信部12がリモコン送信器2の点灯信
号を初めて受信するまでの間、器具制御部1は初期連続
点灯モードで動作し、照明負荷部16を所定の点灯状態
で点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体センサ部を備
えたリモコン送信器を用いて照明負荷部を制御する照明
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図10に示すように、壁スイ
ッチ3を介して電源4が供給される照明器具本体1と、
照明器具本体1にワイヤレス信号で点灯信号を送出して
照明器具本体1の点灯状態を切り替えるリモコン送信器
2とから構成される照明装置があった。
【0003】通常壁スイッチ3はオンされ、照明器具本
体1に電源4が供給されており、照明器具本体1はリモ
コン送信器2の点灯信号を受信待ちしている。ここで、
例えば使用者がリモコン送信器2の操作ボタン24’を
操作すると、リモコン送信器2から照明器具本体1へ点
灯信号が赤外光のようなワイヤレス信号で送信され、こ
の点灯信号を照明器具本体1が受信すると、照明器具本
体1は照明負荷部の点灯状態を例えば点灯(高輝度点灯
状態)→調光(低輝度点灯状態)→豆球→消灯→点灯…
というように順次切り替えていた。また、壁スイッチ3
をオフして、照明器具本体1への電源供給を一旦遮断し
た後に、壁スイッチ3をオンして、照明器具本体1への
電源供給を再開すると、照明器具本体1は、電源遮断時
の点灯状態と同じ点灯状態で照明負荷部を点灯させてい
た(特開平2−158092号公報参照)。
【0004】この照明器具本体1では、照明負荷部が点
灯している状態で壁スイッチ3をオフすると、照明器具
本体1への電源供給が遮断されて、照明負荷部が消灯
し、その後壁スイッチ3をオンすると、照明器具本体1
への電源供給が再開されて、照明負荷部が点灯するの
で、例えばリモコン送信器2が破損や紛失等によって使
用できない場合でも、壁スイッチ3のオン/オフによ
り、照明器具本体1を点灯/消灯させることができ、実
用的には問題なく使用することができた。また、照明負
荷部の点灯状態が調光状態(低輝度点灯状態)或いは豆
球が点灯された状態で、リモコン送信器2が使用不能に
なった場合でも、壁スイッチ3を短時間でオフ/オンし
て、照明器具本体1への電源供給を意図的に微小な一定
時間だけ遮断する操作により、照明負荷部の点灯状態を
点灯→調光→豆球→消灯→点灯…というように順次切り
替えることができるので、実用的には問題なく使用する
ことができた。尚、照明器具本体1への電源供給を意図
的に微小な一定時間だけ遮断する操作により、照明負荷
部の点灯状態を順次切り替える機能を1・2(ワンツ
ー)機能という。
【0005】また、上述した図10の照明装置におい
て、図11(a)に示すように、リモコン送信器2の代
わりに、所定の検知エリアにおける人の存否を検知する
人体センサ部1aを照明器具本体1に設けたものもあ
り、照明器具本体1は人体センサ部1aの検知信号に基
づいて照明負荷部を点灯させていた。この照明装置で
は、図11(b)に示すように、時刻t12において壁ス
イッチ3をオンして、照明器具本体1に電源4を供給す
ると、人体センサ部1aの出力が安定するまでの間(時
刻t12〜t13)、照明器具本体1は人体センサ部1aの
検知信号S1 と無関係に照明負荷部を点灯させていた。
そして、時刻t13になると照明器具本体1は照明負荷部
を消灯させ、人体センサ部1aが検知信号S1 を発生す
ると、照明器具本体1はこの検知信号S1 に基づいて照
明負荷部を一定時間点灯させていた。
【0006】このように、壁スイッチ3をオンして照明
器具本体1への電源供給を開始すると、照明器具本体1
は一定時間後に人体センサ部1aの検知信号S1 の待機
状態となり、照明器具本体1は人体センサ部1aの検知
信号S1 に基づいて照明負荷部を一定時間点灯させるの
で、壁スイッチ3をオン/オフして、照明器具本体1に
電源4を供給したり遮断したりしても、照明装置を問題
なく使用することができる。
【0007】また、図12に示すように、上述した図1
0の照明器具本体1において、所定の検知エリアにおい
て人の存否を検出する人体センサ部23をリモコン送信
器2に設けたものもあり、人体センサ部23が人を検知
すると、リモコン送信器2が照明器具本体1へワイヤレ
ス信号で点灯信号を送信し、照明器具本体1はこの点灯
信号を受信して、照明負荷部を一定時間点灯させてい
た。
【0008】ここで、照明器具本体1は、時刻を計時す
るタイマ(図示せず)と、照明負荷部の3つの点灯モー
ド及びその開始/終了時間が予め設定されたメモリ(図
示せず)とを備えており、照明負荷部の点灯モードが時
刻に応じて順次切り替わっていた。例えば照明負荷部の
点灯モードMD2 が、図13(a)に示すように、5:00
〜18:00 までは”アクティブモード”、 18:00〜22:00
までは”お出迎え点灯モード”、 22:00〜5:00までは”
深夜点灯モード”というように設定されており、”アク
ティブモード”では、図13(b)に示すように、人体
センサ部23が検知信号S1 を発生していない場合、照
明器具本体1は照明負荷部を消灯させ、例えば時刻t14
で人体センサ部23が検知信号S1 を発生し、リモコン
送信器2が照明器具本体1へ点灯信号を送信すると、照
明器具本体1はこの点灯信号を受信して照明負荷部を一
定時間点灯させる(高輝度点灯状態)。”お出迎え点灯
モード”では、図13(c)に示すように、人体センサ
部23が検知信号S1 を発生していない場合、照明器具
本体1は照明負荷部を調光点灯させ(低輝度点灯状
態)、例えば時刻t15で人体センサ部23が検知信号S
1 を発生し、リモコン送信器2が照明器具本体1へ点灯
信号を送信すると、照明器具本体1はこの点灯信号を受
信して照明負荷部を一定時間点灯させる(高輝度点灯状
態)。”深夜点灯モード”では、図13(d)に示すよ
うに、人体センサ部23が検知信号S1 を発生していな
い場合、照明器具本体1は照明負荷部を消灯させ、例え
ば時刻t16で人体センサ部23が検知信号S1 を発生
し、リモコン送信器2が照明器具本体1へ点灯信号を送
信すると、照明器具本体1はこの点灯信号を受信して照
明負荷部を一定時間調光点灯させる(低輝度点灯状
態)。
【0009】ところで、図14(a)に示すように、時
刻t17で壁スイッチ3をオンし、照明器具本体1に初め
て電源4を投入すると、人体センサ部23の検知信号S
1 が電気的に安定するまでの間(時刻t17〜時刻
18)、照明器具本体1はリモコン送信器2の点灯信号
と無関係に照明負荷部を点灯させた後、時刻t18で照明
負荷部を消灯させて、リモコン送信器2からの点灯信号
の受信待ち状態となる。その後、人体センサ部23が検
知信号S1 を発生し、リモコン送信器2から点灯信号が
送信されると、照明器具本体1はこの点灯信号を受信し
て照明負荷部を一定期間点灯させていた。ここで、電源
投入時に照明器具本体1が照明負荷部を消灯させたまま
で、リモコン送信器2からの点灯信号の受信待ち状態と
なり、人体センサ部23が人を検知した際にリモコン送
信器2から送信される点灯信号に応じて照明器具本体1
が照明負荷部を点灯させるようにしたものもある。ま
た、時刻に応じて照明負荷部の点灯モードは順次切り替
わっているので、その時点における点灯モードに応じて
照明負荷部の点灯状態は異なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した照明装置の
内、図10に示す照明器具本体1では、リモコン送信器
2の破損や紛失などによってリモコン送信器2が使用で
きない場合でも、壁スイッチ3をオンオフすることによ
り、照明器具本体1へ電源4を供給したり遮断したりし
て、照明負荷部を点灯又は消灯させることができ、実用
的には特に問題はない。また、図11に示す照明器具本
体1では、壁スイッチ3をオン/オフした場合、照明器
具本体1に電源4を投入してから一定時間が経過する
と、照明器具本体1は人体センサ部1aの検知信号待機
状態となるので、壁スイッチ3のオンオフにより照明装
置を特に問題なく使用することができる。
【0011】一方、上述した図12の照明器具本体1で
は、図14(b)に示すように、時刻t19で照明器具本
体1に電源4を供給し、電源供給を開始してから一定時
間が経過するまでの間(時刻t19〜t20)、照明器具本
体1が照明負荷部を点灯させた後、時刻t20で照明器具
本体1が照明負荷部を消灯させ、以後リモコン送信器2
の点灯信号の受信待ち状態となる。ここで、リモコン送
信器2が使用不能な場合、照明器具本体1はリモコン送
信器2の点灯信号を受信することができず、照明負荷部
は消灯したままになるため、照明器具本体1を壁スイッ
チ3だけでは使用できないという問題があった。
【0012】また、照明負荷部の点灯モードが時刻に応
じて順次切り替わっていく場合、特に人体センサ部23
の非検知時に照明器具本体1が照明負荷部を調光点灯
(低輝度点灯状態)させるとともに、人体センサ部23
の検知時に照明器具本体1が照明負荷部を全点灯(高輝
度点灯状態)させるというような”お出迎え点灯モー
ド”では、リモコン送信器2が使用不能になると、リモ
コン送信器2から照明器具本体1へ点灯信号が送信され
なくなるので、照明器具本体1では照明負荷部を調光点
灯させるべきか、或いは、全点灯させるべきかが定まら
ず、照明器具本体1の状態が不定になるという問題もあ
った。
【0013】このような問題を解決するために、電源投
入時に照明器具本体1がリモコン送信器2の点灯信号と
無関係に照明負荷部を連続的に点灯させることが考えら
れるが、この場合、図14(c)に示すように、照明器
具本体1に電源が供給されている間(時刻t21〜t22
時刻t23〜)、照明器具本体1は照明負荷部を点灯し続
けるので、照明負荷部を消灯させるためには、天井等に
配設された照明器具本体1の設定操作部(図示せず)を
使用者が直接操作して、照明器具本体1を点灯状態から
解除しなければならず、照明装置の使い勝手が悪くなる
という問題があった。
【0014】その上、リモコン送信器2が使用不能であ
れば、壁スイッチ3をオン/オフすることによって、照
明器具本体1を点灯/消灯させることはできるが、逆に
リモコン送信器2が使用可能で、リモコン送信器2と壁
スイッチ3とを併用する場合、照明器具本体1を設定操
作部の操作によって点灯状態から解除しても、照明器具
本体1への電源供給を一旦遮断し、例えば時刻t24で電
源供給を再開すると、照明器具本体1は再び点灯状態と
なるので、照明器具本体1に電源を供給する度に、例え
ば時刻t25で使用者が照明器具本体1の設定操作部を操
作し、照明器具本体1を点灯状態から解除し、リモコン
送信器2の点灯信号の受信待ち状態に移行させなけれ
ば、人体センサ部23の検知信号S1 によって照明器具
本体1の照明負荷部を点灯制御することができず、非常
に使い勝手の悪いものとなり、照明負荷部の点灯状態を
人体センサ部23の検知信号や操作ボタン24’の操作
によって制御するという設計思想と逆行し、人体センサ
部23を備えていない照明器具本体1よりも不便なもの
となるという問題があった。
【0015】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、リモコン送信器に設
けられた人体センサ部の検知信号に応じて照明負荷部を
点灯させ、リモコン送信器が使用可能な場合も、使用不
能の場合も実用上問題なく使用することができる照明装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、外部よりワイヤレス信号で送
信された点灯信号を受信する信号受信部、信号受信部が
受信した点灯信号に基づいて照明負荷部の点灯状態を制
御する器具制御部、及び各部に動作電源を供給する電源
部よりなる照明器具本体と、人の存否を検知する人体セ
ンサ部、照明器具本体へワイヤレス信号で点灯信号を送
信する信号送信部、及び各部の動作を制御するリモコン
制御部よりなるリモコン送信器とから構成され、人体セ
ンサ部が人を検知すると、リモコン制御部が信号送信部
に点灯信号を送信させ、器具制御部が、信号受信部を介
して入力された点灯信号に基づいて、照明負荷部の点灯
状態を制御する照明装置において、電源部への電源供給
が開始されてから、信号受信部がリモコン送信器から送
信された点灯信号を初めて受信するまでの間、器具制御
部が照明負荷部を所定の点灯状態で点灯させる初期連続
点灯モードで動作することを特徴とする。
【0017】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記所定の点灯状態が高輝度点灯状態であり、請
求項3の発明では、上記所定の点灯状態が一定の調光点
灯状態であり、請求項4の発明では、上記所定の点灯状
態が電源部への電源供給を前回遮断した時点における点
灯状態であることを特徴とする。請求項5の発明では、
請求項1の発明において、器具制御部の制御に用いる時
間を計時するタイマ部を照明器具本体に設け、初期連続
点灯モードにおいて器具制御部がタイマ部の計時に応じ
て照明負荷部の点灯状態を変化させ、請求項6の発明で
は、初期連続点灯モードにおいて器具制御部が照明負荷
部の点灯状態を上記タイマ部の計時に応じて変化させる
か、上記タイマ部の計時と無関係に一定とするかを設定
するための設定手段を照明器具本体に設けて成ることを
特徴とする。
【0018】請求項7の発明では、請求項5又は6の発
明において、上記タイマ部が時刻を計時し、初期連続点
灯モードにおいて、器具制御部が上記タイマ部によって
計時された時刻に応じて照明負荷部の点灯状態を変化さ
せ、請求項8の発明では、上記タイマ部が電源供給開始
時から一定時間を限時し、初期連続点灯モードにおい
て、上記タイマ部の限時動作が終了するまで、器具制御
部が照明負荷部を点灯させ、請求項9の発明では、上記
タイマ部が電源供給開始時からの経過時間を計時し、初
期連続点灯モードにおいて、器具制御部が、上記タイマ
部によって計時された経過時間に応じて、照明負荷部の
点灯状態を連続的に変化させることを特徴とする。
【0019】請求項10の発明では、請求項1の発明に
おいて、周囲の照度を検知する照度センサ部を照明器具
本体に設け、照度センサ部の検知した照度が所定のしき
い値よりも暗い場合のみ、器具制御部が人体センサ部の
検知信号に基づいて照明負荷部を点灯させ、請求項11
の発明では、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部
が照度センサ部の検知した照度と人体センサ部の検知信
号とに基づいて照明負荷部の点灯状態を制御するか、又
は、照度センサ部の検知した照度と無関係に人体センサ
部の検知信号に基づいて照明負荷部の点灯状態を制御す
るかを設定する設定手段を照明器具本体に設けて成るこ
とを特徴とする。
【0020】請求項12の発明では、請求項1乃至11
の発明において、電源部への電源供給が開始されてか
ら、信号受信部がリモコン送信器から送信された点灯信
号を初めて受信するまでの間、器具制御部が初期連続点
灯モードで動作するか否かを設定する設定手段を照明器
具本体に設けて成ることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の照明装置は、図1に示すよ
うに、照明器具本体1及びリモコン送信器2から構成さ
れる。
【0022】照明器具本体1は、後述する各部の動作を
制御する器具制御部11と、外部からワイヤレス信号で
送信された点灯信号を受信する信号受信部12と、周囲
の照度を検知する照度センサ部13と、照明器具本体1
の様々な制御に用いる時間を計時するタイマ部14と、
プログラムや様々な設定情報を記憶するROM及びデー
タを記憶するRAMからなるメモリ部15と、器具制御
部11の出力に応じて点灯する照明負荷部16と、照明
負荷部16の点灯/消灯操作などの操作や様々な設定を
行うための設定手段たる設定操作部17と、照明器具本
体1の各部に動作電源を供給する電源部18と、電源部
18の電源供給停止を検出する電源検出部19とから構
成される。
【0023】リモコン送信器2は、後述する各部の動作
を制御するリモコン制御部21と、照明器具本体1へ赤
外線光のような光信号からなるワイヤレス信号で点灯信
号を送信する信号送信部22と、リモコン送信器2の周
囲の検知エリアにおいて人の有無を検知する人体センサ
部23と、照明器具本体1を遠隔操作したり、各種の設
定を行うためのリモコン操作部24と、リモコン送信器
2の各部に動作電源を供給する電源部25とから構成さ
れる。
【0024】通常、照明器具本体1はリモコン送信器2
からワイヤレス信号で送信される点灯信号の受信待ち状
態となっており、例えばリモコン送信器2の人体センサ
部23が人を検知したり、使用者がリモコン操作部24
を操作すると、リモコン制御部21は信号送信部22に
照明器具本体1へワイヤレス信号で点灯信号を送信させ
る。この時、照明器具本体1では、信号受信部12がリ
モコン送信器2から送信された点灯信号を受信し、器具
制御部11がこの点灯信号に基づいて照明負荷部16を
点灯させるとともに、タイマ部14に一定時間の限時動
作を開始させ、タイマ部14の限時動作が終了するまで
に、信号受信部12が新たに点灯信号を受信しなけれ
ば、器具制御部11が照明負荷部16を消灯させる。
【0025】この照明装置の動作を図2のタイムチャー
トを参照して説明する。照明器具本体1の電源部18が
例えば壁スイッチを介して電源供給されている場合、時
刻t 1 までは壁スイッチの操作によって電源部18への
電源供給が遮断されており、器具制御部11をはじめ照
明器具本体1全体への電源供給が遮断されているので、
照明負荷部16は消灯する。その後、時刻t1 で壁スイ
ッチを操作して、照明器具本体1への電源供給を開始す
ると、器具制御部11の制御モードMD1 は、例えばメ
モリ部15に予め記憶されているプログラムによって初
期連続点灯モードになり、時刻t1 で照明器具本体1に
電源が投入されてから、時刻t2 で信号受信部12がリ
モコン送信器2から点灯信号を初めて受信するまでの間
(期間T 1 )、器具制御部11が照明負荷部16を高輝
度点灯状態で点灯させる。
【0026】この初期連続点灯モードにおいて、時刻t
2 で人体センサ部23が検知信号S 1 を発生すると、リ
モコン制御部21は信号送信部22に照明器具本体1へ
ワイヤレス信号で点灯信号を送信させる。照明器具本体
1では、リモコン送信器2の点灯信号が信号受信部12
を介して器具制御部11に入力されると、器具制御部1
1の制御モードMD1 は初期連続点灯モードからリモコ
ン送信器2の点灯信号の受信待ち状態(以下、リモコン
制御モードと言う)へ移行し、リモコン送信器2の点灯
信号に基づいて照明負荷部16を一定時間点灯させた
後、照明負荷部16を消灯させる。したがって、使用者
が器具制御部11の制御モードMD1 を初期連続点灯モ
ードからリモコン制御モードへ意識して移行させなくて
も、照明器具本体1がリモコン送信器2からの点灯信号
を初めて受信すると、器具制御部11はリモコン制御モ
ードへ移行し、リモコン送信器2からの点灯信号に基づ
いて照明負荷部16を点灯制御する。
【0027】また、タイマ部14が時刻を計時し、照明
器具本体1の制御モードMD1 がタイマ部14によって
計時された時刻に応じて変化する場合でも、電源供給開
始時からリモコン送信器2の送信信号を初めて受信する
までの間、照明器具本体1の動作モードMD1 は初期連
続点灯モードに固定されるので、照明負荷部16は高輝
度点灯状態のままで点灯し続ける。
【0028】ここで、リモコン送信器2が破損や紛失等
によって使用不能な場合、照明器具本体1はリモコン送
信器2からの点灯信号を受信できないため、器具制御部
11の制御モードMD1 は初期連続点灯モードのままと
なり、器具制御部11は照明負荷部16を全点灯させ
る。したがって、例えば壁スイッチを操作して、電源部
18への電源供給をオン/オフすることにより、照明負
荷部16を点灯/消灯させることができ、壁スイッチで
操作される従来の照明装置と同じように使用することが
できる。
【0029】このように、器具制御部11に初期連続点
灯モードを設けることにより、リモコン送信器2が使用
可能な場合でも、リモコン送信器2が使用不可能な場合
でも、照明器具本体1を実用上問題なく使用することが
でき、照明器具本体1の使い勝手を良くすることができ
る。尚、本実施形態では、初期連続点灯モードにおいて
器具制御部11が照明負荷部16を全点灯させているが
(高輝度点灯状態)、図3に示すように、時刻t1で照
明器具本体1への電源供給を開始してから、照明器具本
体1がリモコン送信器2の点灯信号を初めて受信するま
での初期連続点灯モードにおいて、器具制御部11が照
明負荷部16を所定の調光レベルL1 で調光点灯し、時
刻t2 で人体センサ部13が検知信号S1 を発生し、リ
モコン送信器2の点灯信号が信号受信部12を介して器
具制御部11に初めて入力されると、器具制御部11が
初期連続点灯モードからリモコン制御モードに移行し
て、照明負荷部16を一定時間全点灯させるようにして
も良い。ここで、調光レベルL1 は、例えば照明器具本
体1の設定操作部17を用いて予め設定しても良いし、
リモコン送信器2からワイヤレス信号で送信された設定
信号によって、照明器具本体1のメモリ部15に調光レ
ベルL1 を設定しておくことにより、照明負荷部16の
調光レベルを任意の調光レベルに設定しても良い。
【0030】また、図4に示すように、照明器具本体1
への電源供給が遮断された時刻t0における照明負荷部
16の調光レベルL2 をメモリ部15に記憶しておき、
時刻t1 で照明器具本体1への電源供給が再開される
と、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部11が、
メモリ部15に記憶された調光レベルL2 を読み込み、
前回電源遮断時と同じ調光レベルで照明負荷部16を点
灯させても良い。
【0031】さらに、タイマ部14が、照明器具本体1
に電源供給を開始した時点からの経過時間を計時してお
り、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部11がタ
イマ部14の計時に応じて照明負荷部16の調光レベル
を変化させても良い。例えば、図5に示すように、照明
器具本体1に電源が供給された時刻t1 で、器具制御部
11が照明負荷部16を全点灯(高輝度点灯状態)させ
た後、タイマ部14の計時に応じて照明負荷部16の調
光レベルを除々に低下させ、時刻t2 で人体センサ部2
3が検知信号S1 を発生し、リモコン送信器2が照明器
具本体1へ点灯信号を送信すると、リモコン送信器2の
点灯信号が信号受信部12を介して器具制御部11に入
力され、器具制御部11はこの点灯信号に基づいて初期
連続点灯モードからリモコン制御モードへ移行するとと
もに、照明負荷部16を一定時間全点灯(高輝度点灯状
態)させる。
【0032】また更に、タイマ部14が時刻を計時し、
照明負荷部16の点灯モードMD2がタイマ部14の時
刻に応じて”お出迎え点灯モード”→”深夜点灯モー
ド”→”アクティブモード”…というように順次変化す
る場合、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部11
が、その時点における点灯モードMD2 で照明負荷部1
6を点灯させても良い。尚、各点灯モードMD2 は従来
例で説明した点灯モードと同様であるので、その説明は
省略する。
【0033】例えば、図6のタイムチャートに示すよう
に、時刻t26で人体センサ部23が検知信号S1 を発生
して、リモコン送信器2から照明器具本体1へ点灯信号
が送信されると、この点灯信号は信号受信部12を介し
て器具制御部11に入力される。この時、照明負荷部1
6の点灯モードMD2 は”お出迎え点灯モード”なの
で、器具制御部11は照明負荷部16を高輝度点灯状態
で一定時間点灯させた後、所定の調光レベルL1 で点灯
させる。時刻t27で電源部18への電源供給を遮断し
て、照明負荷部16を消灯した後に、時刻t28で電源部
18への電源供給を再開すると、器具負荷部11は初期
連続点灯モードになる。この時、照明負荷部16の点灯
モードMD2 は”お出迎え点灯モード”のままなので、
器具制御部11は照明負荷部16を高輝度点灯状態で点
灯させる。その後、タイマ部14の計時した時刻に応じ
て、時刻t29で照明負荷部16の点灯モードMD2 が”
お出迎え点灯モード”から”深夜点灯モード”へ移行す
ると、器具制御部11は”深夜点灯モード”の調光レベ
ルL2 で照明負荷部16を点灯させる。
【0034】その後、時刻t30で人体センサ部23が検
知信号S1 を発生し、照明器具本体1が電源供給開始後
初めてリモコン送信器2の点灯信号を受信すると、器具
制御部11の動作モードMD1 が初期連続点灯モードか
らリモコン制御モードへ移行するとともに、照明負荷部
16を調光レベルL2 で一定時間点灯させる。また、時
刻t31になると、照明負荷部16の点灯モードMD
2 が”深夜点灯モード”から”アクティブモード”へ移
行し、時刻t31以降に人体センサ部23が検知信号S1
を発生し、リモコン送信器2が照明器具本体1へ点灯信
号を送信すると、リモコン送信器2の点灯信号が信号受
信部12を介して器具制御部11に入力され、器具制御
部11はこの点灯信号に基づいて照明負荷部16を高輝
度点灯状態で一定時間点灯させる。
【0035】尚、設定操作部17の設定によって、初期
連続点灯モードにおいて、照明負荷部16の点灯モード
MD2 を固定とするか、タイマ部14の計時に応じて切
り替えるかを選択するようにしても良い。また、設定手
段として設定操作部17を用いる代わりに、上述の1・
2機能やリモコン送信器2の操作等によって、初期連続
点灯モードにおいて、照明負荷部16の点灯モードMD
2 を固定とするか、タイマ部14の計時に応じて切り替
えるかを選択するようにしても良い。
【0036】(実施形態2)本実施形態では、実施形態
1の照明装置において、器具制御部が周囲の照度に応じ
て照明負荷部の点灯状態を変化させている。なお、照明
装置の構成は実施形態1と同様であるので、その説明は
省略する。図1に示すように、照明器具本体1は照度セ
ンサ部13を備えており、照度センサ部13は照明器具
本体1の周囲の照度を検出している。そして、照度セン
サ部13の検出信号が例えばメモリ部15に予め設定さ
れた照度のしきい値Aよりも暗い場合のみ、器具制御部
11は照明負荷部16を点灯させている。
【0037】この照明装置の動作を図7のタイムチャー
トを参照して説明する。時刻t3 で壁スイッチなどを用
いて照明器具本体1への電源供給を開始してから、時刻
5で照明器具本体1がリモコン送信器2の点灯信号を
初めて受信するまでの間、器具制御部11の制御モード
MD1 は初期連続点灯モードとなる。この初期連続点灯
モードにおいて、時刻t3 〜t4 では照度センサ部13
の検知信号S2 がしきい値Aよりも明るいので、器具制
御部11は照明負荷部16を点灯させず、消灯状態を維
持する。その後、時刻t4 で照度センサ部13の検知信
号S2 がしきい値Aを下回ると、器具制御部11は照明
負荷部16を高輝度点灯状態で点灯させる。そして、時
刻t5 で人体センサ部23が検知信号S1 を発生して、
リモコン送信器2が照明器具本体1へ点灯信号を送信す
ると、照明器具本体1では、リモコン送信器2の点灯信
号が信号受信部12を介して器具制御部11に入力さ
れ、器具制御部11がこの点灯信号に基づいて照明負荷
部16を高輝度点灯状態で一定時間点灯させるととも
に、その制御モードMD1 が初期連続点灯モードからリ
モコン制御モードへ移行する。また、時刻t6 になる
と、照度センサ部13の検知信号S2 がしきい値Aより
も再び明るくなるので、時刻t6以降に人体センサ部2
3が検知信号S1 を発生し、照明器具本体1がリモコン
送信器2からの点灯信号を受信しても、器具制御部11
は照明負荷部16を点灯させず、消灯状態を維持する。
【0038】ここで、照度のしきい値Aは例えばメモリ
部15に予め設定されているが、リモコン送信器2から
送信された設定信号でしきい値Aを設定しても良いし、
照明器具本体1の設定操作部17を操作してしきい値A
を設定しても良いし、上述の1・2機能などを用いて設
定しても良く、しきい値Aを任意の値に設定することが
できる。また、照度センサ部13の検知信号S2 を単に
しきい値Aとの明暗の比較に用いるだけではなく、周囲
の照度が所定の設定値になるように、照度センサ部13
の検知信号S2 をフィードバックして、照明負荷部16
を調光制御しても良い。
【0039】尚、照明器具本体1の操作設定部17によ
る設定や、上述した電源部18の1・2機能や、リモコ
ン送信器2から送信される設定信号などによって、初期
連続点灯モードにおいて、照度センサ部13の照度の検
知信号S2 に応じて照明負荷部16の点灯状態を変化さ
せるか、或いは、照度センサ部13の照度の検出信号S
2 と無関係に照明負荷部16を一定の点灯状態に維持す
るかを選択しても良い。
【0040】(実施形態3)本実施形態では、実施形態
1の照明装置において、初期連続点灯モードにおいて電
源供給開始時から一定時間が経過するまでの間のみ照明
負荷部を点灯させている。尚、照明装置の構成は、実施
形態1と同様であるのでその説明は省略する。
【0041】この照明装置の動作を図8のタイムチャー
トに基づいて説明する。器具制御部11の制御モードM
1 は、時刻t7 で電源が投入されてから、時刻t9
照明器具本体1がリモコン送信器2の点灯信号を初めて
受信するまでの間、初期連続点灯モードとなり、器具制
御部11は照明負荷本体16を例えば高輝度点灯状態で
点灯させるとともに、タイマ部14に所定のカウント値
CT(例えば、6時間)の限時動作を開始させる。そし
て、時刻t8 でタイマ部14の限時動作が終了すると、
器具制御部11は照明負荷部16を消灯させ、照明器具
本体1がリモコン送信器2から点灯信号を初めて受信す
るまでの間、照明負荷部16の消灯状態を維持する。
【0042】そして、時刻t9 で人体センサ部23が検
知信号S1 を発生すると、リモコン制御部21は、人体
センサ部23の検知信号S1 に基づいて信号送信部22
から照明器具本体1へ点灯信号を送信させる。照明器具
本体1では、器具制御部11に信号受信部12を介して
点灯信号が入力されると、器具制御部11が照明負荷部
16を一定時間点灯させるとともに、その制御モードM
1 が初期連続点灯モードからリモコン制御モードへ移
行する。
【0043】ここで、図9に示すように、タイマ部14
がカウント値CTの限時動作を終了する前の時刻t10
おいて、人体センサ部23が検知信号S1 を発生し、器
具制御部11に信号受信部12を介してリモコン送信器
2の点灯信号が初めて入力されると、器具制御部11の
制御モードMD1 が初期連続点灯モードからリモコン制
御モードへ移行するとともに、器具制御部11が照明負
荷部16を一定時間点灯させる。
【0044】このように、初期連続点灯モードにおい
て、照明負荷部16の点灯時間をタイマ部14の限時時
間以内に設定しているので、例えば使用者の長期留守中
に停電が発生しても、復電してから使用者が帰ってくる
まで(リモコン送信器2から点灯信号が初めて送信され
るまで)の間、照明負荷部16が点灯し続けることがな
く、照明負荷部16が無駄に点灯されるのを防止でき
る、また、リモコン送信器2が使用不能な場合でも、例
えば壁スイッチを用いて照明器具本体1への電源供給を
入/切するだけで、タイマ部14の限時動作が終了する
までの数時間、照明負荷部16を連続的に点灯させるこ
とができるので、照明装置の使い勝手が向上する。
【0045】尚、本実施形態では、初期連続点灯モード
において、タイマ部14が一定時間の限時動作を終了す
ると、器具制御部11が照明負荷部16を点灯状態から
消灯状態に移行させているが、タイマ部14が一定時間
の限時動作を終了すると、器具制御部11が照明負荷部
16を点灯状態(高輝度点灯状態)から調光状態(低輝
度点灯状態)へ移行させても良いし、タイマ部14の限
時動作に応じて、器具制御部11が照明負荷部16の調
光レベルを除々に変化させてもよい。また、初期連続点
灯モードにおいて、タイマ部14を複数設けてもよい。
【0046】また、設定操作部17の操作や上述した1
・2機能やリモコン送信器2からの設定信号などによっ
て、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部11がタ
イマ部14の限時時間内のみ照明負荷部16を点灯させ
るか、或いは、器具制御部11がタイマ部14の限時動
作と無関係に照明負荷部16を点灯させるかを選択する
ようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、外部
よりワイヤレス信号で送信された点灯信号を受信する信
号受信部、信号受信部が受信した点灯信号に基づいて照
明負荷部の点灯状態を制御する器具制御部、及び各部に
動作電源を供給する電源部よりなる照明器具本体と、人
の存否を検知する人体センサ部、照明器具本体へワイヤ
レス信号で点灯信号を送信する信号送信部、及び各部の
動作を制御するリモコン制御部よりなるリモコン送信器
とから構成され、人体センサ部が人を検知すると、リモ
コン制御部が信号送信部に点灯信号を送信させ、器具制
御部が、信号受信部を介して入力された点灯信号に基づ
いて、照明負荷部の点灯状態を制御する照明装置におい
て、電源部への電源供給が開始されてから、信号受信部
がリモコン送信器から送信された点灯信号を初めて受信
するまでの間、器具制御部が照明負荷部を所定の点灯状
態で点灯させる初期連続点灯モードで動作しており、請
求項2の発明は、上記所定の点灯状態が高輝度点灯状態
であり、請求項3の発明は、上記所定の点灯状態が一定
の調光点灯状態であり、請求項4の発明は、上記所定の
点灯状態が電源部への電源供給を前回遮断した時点にお
ける点灯状態であるので、リモコン送信器が破損や紛失
などによって使用不能で、リモコン送信器から点灯信号
が送信されることがない場合でも、器具制御部は初期連
続点灯モードで動作し続け、照明負荷部を所定の点灯状
態で点灯させるため、電源部への電源供給をオン/オフ
することによって、照明負荷部を点灯/消灯させること
ができる。また、リモコン送信器が使用可能な場合、器
具制御部がリモコン送信器からの点灯信号を受信する
と、器具制御部は初期連続点灯モードから抜け出し、リ
モコン送信器からの点灯信号に基づいて照明負荷部の点
灯状態を制御するので、リモコン送信器からの点灯信号
で照明負荷部の点灯状態を切り替えることができる。よ
って、リモコン送信器が使用可能な場合でも、リモコン
送信器が使用不能な場合でも実用上問題なく使用するこ
とができ、照明装置の使い勝手を向上できるという効果
がある。
【0048】請求項5の発明は、器具制御部の制御に用
いる時間を計時するタイマ部を照明器具本体に設け、初
期連続点灯モードにおいて器具制御部がタイマ部の計時
に応じて照明負荷部の点灯状態を変化させ、請求項6の
発明は、初期連続点灯モードにおいて器具制御部が照明
負荷部の点灯状態を上記タイマ部の計時に応じて変化さ
せるか、上記タイマ部の計時と無関係に一定とするかを
設定するための設定手段を照明器具本体に設けているの
で、初期連続点灯モードにおいて照明負荷部の点灯状態
を時間に応じて変化させることができるという効果があ
る。
【0049】請求項7の発明は、上記タイマ部が時刻を
計時し、初期連続点灯モードにおいて、器具制御部が上
記タイマ部によって計時された時刻に応じて照明負荷部
の点灯状態を変化させているので、照明負荷部の点灯状
態を1日の各時間帯における最適な点灯状態に設定でき
るという効果がある。請求項8の発明は、上記タイマ部
が電源供給開始時から一定時間を限時し、初期連続点灯
モードにおいて、上記タイマ部の限時動作が終了するま
で、器具制御部が照明負荷部を点灯させているので、例
えば使用者の長期留守中に停電が発生した場合、復電し
てから信号受信部が点灯信号を初めて受信するまでの
間、照明負荷部が点灯しっぱなしになるのを防止できる
という効果がある。
【0050】請求項9の発明は、上記タイマ部が電源供
給開始時からの経過時間を計時し、初期連続点灯モード
において、器具制御部が、上記タイマ部によって計時さ
れた経過時間に応じて、照明負荷部の点灯状態を連続的
に変化させているので、請求項5の発明と同様、初期連
続点灯モードにおいて照明負荷部の点灯状態を電源供給
開始時からの経過時間に応じて変化させることができる
という効果がある。
【0051】請求項10の発明は、周囲の照度を検知す
る照度センサ部を照明器具本体に設け、照度センサ部の
検知した照度が所定のしきい値よりも暗い場合のみ、器
具制御部が人体センサ部の検知信号に基づいて照明負荷
部を点灯させ、請求項11の発明は、初期連続点灯モー
ドにおいて、器具制御部が照度センサ部の検知した照度
と人体センサ部の検知信号とに基づいて照明負荷部の点
灯状態を制御するか、又は、照度センサ部の検知した照
度と無関係に人体センサ部の検知信号に基づいて照明負
荷部の点灯状態を制御するかを設定する設定手段を照明
器具本体に設けているので、周囲が明るく照明が不要な
場合に照明負荷部が点灯するのを防止できるという効果
がある。
【0052】請求項12の発明は、電源部への電源供給
が開始されてから、信号受信部がリモコン送信器から送
信された点灯信号を初めて受信するまでの間、器具制御
部が初期連続点灯モードで動作するか否かを設定する設
定手段を照明器具本体に設けているので、器具制御部が
初期連続点灯モードで動作するか否かを選択でき、その
場の状況に合わせてモード設定が行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の照明装置を示すブロック図である。
【図2】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図3】同上の別の動作を示すタイムチャートである。
【図4】同上のまた別の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】同上のさらに別の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図6】同上のまた更に別の動作を示すタイムチャート
である。
【図7】実施形態2の照明装置の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図8】実施形態3の照明装置の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図9】同上の別の動作を示すタイムチャートである。
【図10】従来の照明装置を示す概略構成図である。
【図11】従来の別の照明装置を示し、(a)は概略構
成図、(b)はタイムチャートである。
【図12】同上のまた別の照明装置を示す概略構成図で
ある。
【図13】(a)〜(d)は同上の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図14】(a)〜(d)は同上の別の動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 照明器具本体 2 リモコン送信器 11 器具制御部 12 信号受信部 16 照明負荷部 18 電源部 21 リモコン制御部 22 信号送信部 23 人体センサ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部よりワイヤレス信号で送信された点灯
    信号を受信する信号受信部、信号受信部が受信した点灯
    信号に基づいて照明負荷部の点灯状態を制御する器具制
    御部、及び各部に動作電源を供給する電源部よりなる照
    明器具本体と、人の存否を検知する人体センサ部、照明
    器具本体へワイヤレス信号で点灯信号を送信する信号送
    信部、及び各部の動作を制御するリモコン制御部よりな
    るリモコン送信器とから構成され、人体センサ部が人を
    検知すると、リモコン制御部が信号送信部に点灯信号を
    送信させ、器具制御部が、信号受信部を介して入力され
    た点灯信号に基づいて、照明負荷部の点灯状態を制御す
    る照明装置において、電源部への電源供給が開始されて
    から、信号受信部がリモコン送信器から送信された点灯
    信号を初めて受信するまでの間、器具制御部が照明負荷
    部を所定の点灯状態で点灯させる初期連続点灯モードで
    動作することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】上記所定の点灯状態が、高輝度点灯状態で
    あることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】上記所定の点灯状態が、一定の調光点灯状
    態であることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】上記所定の点灯状態が、電源部への電源供
    給を前回遮断した時点における点灯状態であることを特
    徴とする請求項1記載の照明装置。
  5. 【請求項5】器具制御部の制御に用いる時間を計時する
    タイマ部を照明器具本体に設け、初期連続点灯モードに
    おいて器具制御部がタイマ部の計時に応じて照明負荷部
    の点灯状態を変化させることを特徴とする請求項1記載
    の照明装置。
  6. 【請求項6】初期連続点灯モードにおいて器具制御部が
    照明負荷部の点灯状態を上記タイマ部の計時に応じて変
    化させるか、上記タイマ部の計時と無関係に一定とする
    かを設定するための設定手段を照明器具本体に設けて成
    ることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】上記タイマ部が時刻を計時し、初期連続点
    灯モードにおいて、器具制御部が上記タイマ部によって
    計時された時刻に応じて照明負荷部の点灯状態を変化さ
    せることを特徴とする請求項5又は6記載の照明装置。
  8. 【請求項8】上記タイマ部が電源供給開始時から一定時
    間を限時し、初期連続点灯モードにおいて、上記タイマ
    部の限時動作が終了するまで、器具制御部が照明負荷部
    を点灯させることを特徴とする請求項5又は6記載の照
    明装置。
  9. 【請求項9】上記タイマ部が電源供給開始時からの経過
    時間を計時し、初期連続点灯モードにおいて、器具制御
    部が、上記タイマ部によって計時された経過時間に応じ
    て、照明負荷部の点灯状態を連続的に変化させることを
    特徴とする請求項5又は6記載の照明装置。
  10. 【請求項10】周囲の照度を検知する照度センサ部を照
    明器具本体に設け、照度センサ部の検知した照度が所定
    のしきい値よりも暗い場合のみ、器具制御部が人体セン
    サ部の検知信号に基づいて照明負荷部を点灯させること
    を特徴とする請求項1記載の照明装置。
  11. 【請求項11】初期連続点灯モードにおいて、器具制御
    部が照度センサ部の検知した照度と人体センサ部の検知
    信号とに基づいて照明負荷部の点灯状態を制御するか、
    又は、照度センサ部の検知した照度と無関係に人体セン
    サ部の検知信号に基づいて照明負荷部の点灯状態を制御
    するかを設定する設定手段を照明器具本体に設けて成る
    ことを特徴とする請求項10記載の照明装置。
  12. 【請求項12】電源部への電源供給が開始されてから、
    信号受信部がリモコン送信器から送信された点灯信号を
    初めて受信するまでの間、器具制御部が初期連続点灯モ
    ードで動作するか否かを設定する設定手段を照明器具本
    体に設けて成ることを特徴とする請求項1乃至11記載
    の照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077610A1 (en) * 2002-03-13 2003-09-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Initialization of wireless-controlled lighting systems
JP2009158191A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明装置
KR100975479B1 (ko) 2007-03-19 2010-08-11 파나소닉 전공 주식회사 열선 무선 송신기

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