JPH10276629A - スピニングリールのベールアーム - Google Patents

スピニングリールのベールアーム

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Publication number
JPH10276629A
JPH10276629A JP8637097A JP8637097A JPH10276629A JP H10276629 A JPH10276629 A JP H10276629A JP 8637097 A JP8637097 A JP 8637097A JP 8637097 A JP8637097 A JP 8637097A JP H10276629 A JPH10276629 A JP H10276629A
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JP
Japan
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bail
fishing line
arm
spinning reel
shape memory
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Pending
Application number
JP8637097A
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English (en)
Inventor
Jun Sato
純 佐藤
Noboru Sakaguchi
昇 阪口
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Publication of JPH10276629A publication Critical patent/JPH10276629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状記憶合金線材製のベールを十分な強度で
容易に固定できるようにする。 【解決手段】 スピニングリールのベールアーム40
は、スピニングリールの1対のロータアーム3,32間
に開閉自在に装着されたアームであって、第1及び第2
アーム支持部材41a,41bと、釣り糸案機構42
と、ベール46とを備えている。アーム支持部材は、1
対のロータアーム31,32の先端にそれぞれ揺動自在
に装着されている。釣り糸案内機構は、第1アーム支持
部材の先端に設けられている。ベールは、湾曲した形状
記憶合金製線材で構成され、両端に釣り糸案内機構の固
定軸カバー44と第2アーム支持部材の先端とに固定さ
れる凹部46a,46bを有している。また、固定軸カ
バーと第2ベール支持部部材とは凹部を係止する係止部
44f,41eを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベールアーム、特
に、スピニングリールの1対のロータアーム間に開閉自
在に装着されたベールアームに関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールの1対のロータアーム
には、釣り糸をスプールに案内するベールアームが設け
られている。ベールアームはロータとともに回転しかつ
糸開放姿勢と糸巻取り姿勢との間で開閉する。ベールア
ームは、1対のロータアームの先端にそれぞれ揺動自在
に装着された1対のベール支持部材と、一方のベール支
持部材の先端に設けられた釣り糸案内部と、釣り糸案内
部と他方のベール支持部材の先端とに両端が連結され、
湾曲した線材で構成されたベールとを備えている。釣り
糸案内部は、ラインローラと、一方のベール支持部材の
先端に固定されラインローラを支持する固定軸と、固定
軸の先端に固定された固定軸カバーとを有している。
【0003】ベールの一端は折れ曲がって固定軸カバー
の側頂部に挿入固定されている。ベールの他端は他方の
ベール支持部材の先端に挿入固定されている。ベールの
両端には、機械加工により溝が形成されており、ベール
は、挿入された両端の溝形成部分を外側から押圧するこ
とで装着穴を変形させ、固定軸カバー及びベール支持部
材にかしめ固定されている。
【0004】このようなベールアームを有するスピニン
グリールでは、釣り糸をスプールに巻き取る際に、ベー
ルアームを糸巻取り姿勢側に揺動させハンドルを回す。
すると、釣り糸はベールに誘導されて固定軸カバーを介
してラインローラの外周面に案内されて接触する。そし
て、ラインローラに案内されて釣り糸の方向が変えられ
スプール外周に巻き取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のベールアー
ムでは、ベールの材質が金属線材の場合には、運搬中や
釣りを行っているとき等に外力を受けるとベールが変形
することがある。ベールが変形すると、変形を手で戻し
ても重心の位置がわずかに変化しただけでロータの回転
バランスがくずれることがある。また、ベールの変形に
よりベール支持部材に揺動軸を傾けようとする力が作用
し、ベールアームがスムーズに開閉しなくなることがあ
る。
【0006】そこで、形状記憶合金製線材をベールに用
いることが考えられる。形状記憶合金を用いても、ベー
ルに外力が加わると、外力が加わっている間ベールは一
時的に変形する。しかし、外力が取り除かれると元の形
状への復帰が可能である。このため、外力が作用しても
ベールは変形しにくくなる。しかも、形状記憶合金は超
弾性的性質を有するため、運搬中や釣りを行っていると
き等に通常作用する外力で破断することはない。
【0007】しかし、形状記憶合金を用いると、形状記
憶合金、特にTi−Ni系合金は、比較的硬く耐磨耗性
に優れているため、硬くて切削加工しにくい。このた
め、切削加工により溝を形成することがしづらく、従来
のように、切削加工により溝を形成してベールをかしめ
固定するのが困難である。そこで、固定軸カバーやベー
ル支持部材へのベールの固定を接着により行うことが考
えられる。しかし、接着によりベールを固定すると、強
度が不足してベールが外れやすくなる。
【0008】本発明の課題は、形状記憶合金線材製のベ
ールを十分な強度で容易に固定できるようにすることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのベールアームは、スピニングリールの1対のロ
ータアーム間に開閉自在に装着されたアームであって、
1対のベール支持部材と、釣り糸案内部と、ベールとを
備えている。1対のベール支持部材は、1対のロータア
ームの先端にそれぞれ揺動自在に装着されている。釣り
糸案内部は、一方のベール支持部材の先端に設けられて
いる。ベールは、湾曲した形状記憶合金製線材で構成さ
れ、その両端に釣り糸案内部と他方の前記ベール支持部
材の先端とに固定される変形部を有している。また、釣
り糸案内部と他方のベール支持部材は変形部を係止する
係止部を有している。
【0010】このベールアームでは、変形部を係止部に
係止させることでベールが釣り糸案内部及びベール支持
部材に固定されているので、形状記憶合金線材製のベー
ルを十分な強度で容易に固定できる。発明2に係るスピ
ニングリールのベールアームは、発明1に記載のアーム
において、形状記憶合金は、熱弾性型マルテンサイト変
態をもち、かつそのマルテンサイト変態の発生温度が室
温以下の超弾性合金である。この場合には、ベールを構
成する形状記憶合金のマルテンサイト変態の発生温度が
室温(たとえば、摂氏15度から25度)以下であるの
で、室温ではマルテンサイトの発生温度より高くなるこ
とが多くなり超弾性的性質となり、外力が取り除かれる
と直ちに元の形状に戻る。この形状記憶合金のマルテン
サイト変態の発生温度が室温より高い場合には、外力が
加わり変形すると、熱を加えて発生温度以上にしないか
ぎり形状を元に戻すことができない。このため、変形後
の取り扱いが煩雑で現実的ではない。
【0011】発明3に係るスピニングリールのベールア
ームは、発明2に記載のアームにおいて、超弾性合金
は、Ti−Ni系、Cu−Zn−Al系、Au−Cd
系、Cu−Al−Ni、Cu−Au−Zn系、Cu−S
n系、Cu−Zn−X(X=Si,Sn,Al,Gaの
いずれか一つ)、In−Tl系、Ni−Al系合金から
なる群から選択されたいずれか一つの合金である。
【0012】発明4に係るスピニングリールのベールア
ームは、発明1から3のいずれかに記載のアームにおい
て、変形部は、形状記憶処理前に加工されて変形してい
る。この場合には、形状記憶処理前に変形部が変形して
いるので、変形部の変形加工を行いやすい。発明5に係
るスピニングリールのベールアームは、発明4に記載の
アームにおいて、変形部はプレス加工により得られる。
この場合には、変形部の変形加工を短時間で行える。
【0013】発明6に係るスピニングリールのベールア
ームは、発明1から3のいずれかに記載のアームにおい
て、変形部は、形状記憶処理時に加工されて変形してい
る。この場合には、形状記憶処理を行うときに変形部の
変形加工を行うことで、変形部の状態を記憶することが
でき、変形部が変形しにくい。発明7に係るスピニング
リールのベールアームは、発明6に記載のアームにおい
て、変形部は、固定前にベールの素材をマルテンサイト
変態の発生温度以下に冷却し、その状態で釣り糸案内部
と他方のベール支持部材の先端とに装着し、それをマル
テンサイト発生温度以上に加熱して記憶された形状に戻
することで得られる。この場合には、ベールを冷却して
変形部の変形を取り除き、その状態で装着した後に加熱
して変形部を元の状態に変形させて係止部に係止させて
固定するので、変形部が変形していてもそれを取り除く
ことで簡単に装着できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔全体構成及びリール本体の構成〕図1〜図3におい
て、本発明の一実施形態を採用したスピニングリール
は、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、
ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、
リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプ
ール4は釣り糸をその外周面に巻き取るものであり、ロ
ータ3の前部に前後移動可能に配置されている。
【0015】リール本体2は、ロータ3やスプール4を
支持する筐体部10と、筐体部10の両側面に着脱自在
にネジ止めされた1対の蓋体部11a,11bと、筐体
部10から上方に延びる竿取付部12とを有している。
筐体部10はたとえばアルミニウム合金製の薄肉の部材
であり、両側に開口部10a,10bを有している。筐
体部10の内部には、ロータ3を回転させるためのロー
タ駆動機構5と、スプール4を前後移動させて均一に釣
り糸を巻き取るためのオシレーティング機構6とが設け
られている。
【0016】蓋体部11a,11bは、たとえばアルミ
ニウム合金製の薄肉の部材であり、筐体部10の開口部
10a,10bをそれぞれをカバーする。一方の蓋体部
11a(図3下側)には、ハンドル1が先端に固定され
たハンドル軸7を支持する側方に突出する筒状のハンド
ル支持部8が設けられている。ハンドル支持部8の両端
には軸受9,9が配置されており、軸受9,9によりハ
ンドル軸7はハンドル支持部8に回転自在に支持されて
いる。
【0017】竿取付部12は、筐体部10から上方に斜
め前方に延びる部材であり、筐体部10と一体でほぼT
字型に形成されている。竿取付部12の上部には、竿取
付面12aが形成されている。ロータ駆動機構5は、ハ
ンドル軸7の基端にハンドル軸7と一体で形成されたマ
スターギア13と、マスターギア13に噛み合うピニオ
ンギア14とを有している。ピニオンギア14は筒状に
形成されており、その前部14aはロータ3の中心部を
貫通してスプール4側に延びている。そして、その先端
にはネジ部が形成されている。ピニオンギア14は、そ
の軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受15,1
6を介してリール本体2の筐体部10に回転自在に支持
されている。
【0018】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部を先端で固定したスプール軸20を前後方向に往
復移動させてスプール4を同方向に移動させるための機
構である。オシレーティング機構6は、スプール軸20
の上方に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後
方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定
された中間ギア23とを有している。螺軸21は、スプ
ール軸20と平行に配置されており、先端部がロータ3
の内部で筐体部10に回転自在に支持されている。ま
た、螺軸21の外周部には螺旋状の溝21aが形成され
ており、後端には平坦部20aが形成されている。スラ
イダ22にはスプール軸20の後端が軸方向移動不能及
び回転不能に固定されている。スライダ22は、螺軸2
1の上方及び下方に平行に配置されたガイド軸24a,
24bにより軸方向に案内される。中間ギア23は、螺
軸21の先端部に固定されており、ピニオンギア14に
噛み合っている。
【0019】〔ロータの構成〕ロータ3は、図1及び図
4に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互
いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2
ロータアーム32とを有している。円筒部30と両ロー
タアーム31,32とは一体成形されている。円筒部3
0の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中
央部にはボス33aが形成されている。このボス33a
の貫通孔をピニオンギア14の前部14a及びスプール
軸20が貫通している。前壁33の前方側にはナット3
4が配置されており、このナット34がピニオンギア1
4の先端のネジ部に螺合している。ナット34の内周部
には、ナット34をスプール軸20に対して回転自在に
支持するための軸受35が配置されている。
【0020】また、円筒部30の内部にはロータ3の逆
転防止機構37が配置されている。逆転防止機構37
は、ローラ型のワンウェイクラッチ(図示せず)と、ワ
ンウェイクラッチを作動状態及び非作動状態に切り換え
る操作機構38とを有している。ワンウェイクラッチ
は、外輪が筐体部10に固定され、内輪がピニオンギア
14に固定されている。操作機構38は、筐体部10の
下部に配置された操作レバー39を有しており、操作レ
バー39を揺動させることでワンウェイクラッチが2つ
の状態に切り換られ、作動状態のときにロータ3が逆転
不能になり、非作動状態のときロータ3が逆転可能にな
る。
【0021】ロータ3の前壁33には、前方に開口を有
する筒状の糸噛み防止部材36が設けられている。この
糸噛み防止部材36は、外周先端部に段部36aを有し
ており、スプール4に巻き付けられた釣り糸がロータ3
との間の隙間から入ってスプール軸20に噛み込むのを
防止するために設けられている。 〔ベールアームの構成〕図1〜図3に示すように、第1
及び第2ロータアーム31,32の先端にはベールアー
ム40が開閉自在に装着されている。ベールアーム40
は、第1及び第2ロータアーム31,32の先端の内周
側にそれぞれ揺動自在に装着された第1及び第2ベール
支持部材41a,41bと、釣り糸案内機構42と、釣
り糸案内機構42及び第2ベール支持部材41bに両端
が固定されたベール46とを有している。第1ベール支
持部材41aは、2つの軸受40aにより第1ロータア
ーム31に回転自在に支持されている。釣り糸案内機構
42は、釣り糸をスプール4に案内するためものであ
り、第1ベール支持部材41aの先端に装着されてい
る。ここで、第2ベール支持部材41bを、例えば、他
の部分より比重の大きい材質で構成し、第1ベール支持
部材41a及び釣り糸案内機構42に起因する回転時の
アンバランスを解消するためのバランサとして機能させ
ている。これにより、ベールアーム40を含むロータ3
全体は、動的バランスが釣り合ったものになる。
【0022】また、各ベール支持部材41a,41bを
ロータアーム31,32の内周側に装着することによ
り、ベールアーム40の回転半径が小さくなり、釣り竿
も持つ手に当たりにくくなる。したがって、竿取付部1
2を短くしてスプール4と釣り竿を近づけることがで
き、全体として小型化が可能になる。ここで、両ベール
支持部材41a,41bは、一本の揺動軸Mを中心に揺
動自在である。そして、揺動軸Mと第1ロータアーム3
1の第1ベール支持部材取付面とが交差する点を揺動中
心C1とし、揺動軸Mと第2ロータアーム32の第2ベ
ール支持部材取付面とが交差する点を揺動中心C2とし
た場合、揺動中心C2は揺動中心C1より前方に位置し
ている。すなわち、揺動軸Mは、スプール軸20と直交
する軸に対して後方に傾いている。また、各ベール支持
部材41a,41bは、それらの揺動面が揺動軸Mに対
して直交するように配置されている。
【0023】〔釣り糸案内機構の構成〕釣り糸案内機構
42は、図2、図3及び図5に示すように、第1ベール
支持部材41aに一端が固定された固定軸43と、固定
軸43と一体で形成された固定軸カバー44と、概略筒
状のラインローラ45とを有している。固定軸43は、
図5に示すように、固定軸カバー44と一体で切削加工
により製作された部材である。固定軸43は、基端が固
定軸カバー44から延びており、先端が第1ベール支持
部材41aの先端に形成された釣り糸誘導部材47に固
定ネジ56により固定されている。この釣り糸誘導部材
47は第1ベール支持部材41aの先端に円筒盤状に突
出して一体形成されている。また、固定軸45は、固定
軸カバー44の頂点が所定の方向を向くように回転方向
に位置決めして釣り糸誘導部材47に嵌め込まれてい
る。
【0024】固定軸カバー44は頂点が中心からずれた
略円錐形状であり、その頂点44aは、固定軸43の軸
芯を基準にしてリールの後方向でかつスプール4の径方
向外方を向いている。この円錐の頂点44a付近の稜線
部44bにベール46が稜線部44bと滑らかに接合さ
れている。このベール46と固定軸カバー44との接合
部は、円錐の頂点44aより釣り糸案内側に偏倚してい
る。また、固定軸カバー44の糸案内部側と逆側の稜線
部44cには、凹んだ欠損部44dが形成されている。
さらに、ベール46と固定軸カバー44との接合部付近
からラインローラ45へ至る部分のスプール4の釣り糸
接触部との距離R(図2)の減少割合は、それまでの減
少割合より大きい。
【0025】ラインローラ45は、固定軸43に軸受4
8を介して回転自在に支持されている。軸受48は、釣
り糸誘導部材47と固定軸カバー44との間で固定軸4
3に嵌められている。軸受48の内輪48aの一端は、
釣り糸誘導部材47に当接し、他端は、固定軸カバー4
4との間に配置されたスペーサ49に当接している。こ
れにより内輪48aが軸方向に位置決めされている。
【0026】また、ラインローラ45は、ころがり軸受
48の外輪48bに固定軸カバー方向に移動不能に嵌め
込まれ、釣り糸をスプール4に案内する案内部である周
溝45aが外周面に形成されている。ラインローラ45
は、軸受48の外輪48bの釣り糸誘導部材47側の端
面に係止するように内方に突出する係止部45bを内周
面に有している。これにより、ラインローラ45は、固
定軸カバー44方向に移動不能になっており、固定軸カ
バー44との間に僅かな隙間が常に形成されるようにな
っている。
【0027】ラインローラ45の釣り糸誘導部材47側
の端面と、釣り糸誘導部材47との間にはポリアセター
ル樹脂等の合成樹脂製のスラスト受けリング50が配置
されている。スラスト受けリング50は、ラインローラ
45が釣り糸誘導部材47と直接接触するのを防止して
いる。 〔ベールの構成〕ベール46は、図5及び図6に示すよ
うに、固定軸カバー44と第2ベール支持部材41bと
に形成された挿入穴44g,41cに両端がそれぞれ挿
入固定されている。ベール46は、スプール4の周方向
外方に湾曲して配置され、釣り糸を固定軸カバー44を
介してラインローラ45に導く。ここで、固定軸カバー
44及びベール46のラインローラ側部分46a(図
2)の釣り糸案内側接触部46b(図1)とスプール4
上での釣り糸接触部との距離Rは、ベール46からライ
ンローラ45に向かうに従って短くなるように、固定軸
カバー44及びベール46は構成されている。
【0028】また、ベール46は、湾曲した形状記憶合
金製線材で構成されている。ベール46の挿入穴44
g,41cに挿入された両端には形状記憶処理前に変形
された半円状の凹部46a、46bが形成されている。
この凹部46a,46bは、たとえば、プレス加工によ
り形成されている。この凹部46a,46bに対向する
固定軸カバー44の欠損部44d及び第2ベール支持部
材41bには、ベール46をかしめ固定するための窪み
部44e,41dがそれぞれ形成されている。この窪み
部44e,41dは、ベール46が固定軸カバー44及
び第2ベール支持部材41bの挿入穴44g,41cに
それぞれ挿入された後に形成され、この窪み部44e,
41dにより形成された係止凸部44f,41eにより
凹部46a,46bが係止され、ベール46が固定軸カ
バー44及び第2ベール支持部材41bに固定される。
このように、ベール46の両端に凹部(変形部の一例)
46a,46bを形成し、それを係止凸部44f,41
eにより係止してベール46を固定しているので、形状
記憶合金線材製のベール46を十分な強度で容易に固定
できる。
【0029】ここで、形状記憶合金としては、熱弾性型
マルテンサイト変態をもち、かつそのマルテンサイト変
態の発生温度が室温(摂氏15度〜25度)以下の超弾
性合金が好ましい。このような超弾性合金は、Ti−N
i系、Cu−Zn−Al系、Au−Cd系、Cu−Al
−Ni、Cu−Au−Zn系、Cu−Sn系、Cu−Z
n−X(X=Si,Sn,Al,Gaのいずれか一
つ)、In−Tl系、Ni−Al系合金からなる群から
選択されたいずれか一つの合金であるのが好ましい。特
に、Ti−Ni系合金は、軽量化を図れるため、ベール
46に起因する動的バランスのくずれを低く抑えること
ができる。
【0030】このような超弾性合金製のベール46に外
力が加わると、外力が加わっている間ベール46は一時
的に変形する。しかし、ベール46に対する外力が取り
除かれると元の形状に復帰する。このため、外力が作用
してもベールは変形しにくくなる。また、超弾性的性質
を有するため、運搬中や釣りを行っているとき等に通常
作用する外力で破断することはない。しかもロータ3の
動的バランスが取れているので、仮にベール46が変形
しても重心位置の変化が少なくなり、ベールアーム40
を含む全体の動的バランスの変化が少なくなる。
【0031】〔スプールの構成〕スプール4は、ロータ
3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との
間に配置されており、スプール軸20の先端に固定され
ている。スプール4は、外周に釣り糸が巻き付けられる
先細りテーパ筒状の糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後
部にそれより大径に一体で形成された後フランジ部4b
と、糸巻胴部4aの前部に固定された大径の前フランジ
部4cとを有している。これらの各部は、アルミニウム
合金等の軽量金属製であり、1.2〜1.5mm程度の
薄い肉厚で形成されている。糸巻胴部4aの先端部には
円板状の前壁部51が一体で形成されており、その中心
部にはスプール軸20にピン53により固定されたボス
部52が形成されている。
【0032】糸巻胴部4aはロータ3の円筒部30の外
周側まで延びており、通常のスピニングリールより胴長
さが長くなっている。また、両フランジ部4b,4cの
フランジ高さは、通常のスピニングリールより低くなっ
ている。これにより、糸放出時の抵抗が少なくなり、細
い釣り糸を糸巻胴部4aに巻き付けても釣り糸がよれに
くくなっている。
【0033】後フランジ部4bには、内周部にリング状
の溝部54が形成されている。溝部54には、制振リン
グ55が嵌め込まれている。制振リング55は、ポリア
セタール樹脂等の弾性を有する合成樹脂製のリングであ
り、円弧の一部が切り欠かれた形状である。この制振リ
ング55の外径は、溝部54の内径D2(図4)より大
きい。このため、溝部54に制振リング55を嵌め込む
際には、制振リング55の切欠きの両端を僅かに力を入
れて掴み、その径を溝部54の縁部の内径D3より小さ
く縮めるようにして嵌め込む。これにより、制振リング
55は、合成樹脂の弾性を利用して溝部54に装着され
ることになる。
【0034】このような合成樹脂製の制振リング55を
薄肉のスプール4に装着すると、釣り糸を巻き取るとき
に釣り糸がスプール4に当たっても、接触による振動が
制振リング55により抑えられ、スプール4が振動しに
くくなる。このため、釣り糸が金属製のスプール4に巻
き取られる際にスプール4に接触しても鈴の音のような
騒音が発生しにくくなる。また、制振リング55は、ス
プール4の内周面に装着されているので、制振リング5
5が糸巻取の邪魔にならず、スプール全体の大型化を抑
えることができる。
【0035】〔リールの操作及び動作〕このスピニング
リールでは、キャスティング時には、ベール46を糸巻
取側から糸開放側に倒す。これにより第1及び第2ベー
ル支持部材41a,41bは、揺動軸Mを中心として同
方向に回転する。このとき、第1及び第2ベール支持部
材41a,41bは、第1及び第2ロータアーム31,
32の内周側に配置され、かつ揺動軸Mがスプール軸2
0に対して後方に傾いているので、第1ベール支持部材
41a及びその先端のラインローラ45は、糸巻取姿勢
時の位置よりもさらに内周側に移動する。このため、キ
ャスティング時に繰り出された釣り糸が第1ベール支持
部材41aやラインローラ45に絡みにくくなる。
【0036】釣り糸巻取時には、ベール46を糸巻取姿
勢に倒す。これは、ハンドル1を糸巻取方向に回転させ
ると図示しないカムとバネの働きにより自動的に行われ
る。ハンドル1を糸巻取方向に回転させると、この回転
力はハンドル軸12及びマスターギア13を介してピニ
オンギア14に伝達される。このピニオンギア14に伝
達された回転力は、ピニオンギア14前部を介してロー
タ3に伝達され、ロータ3が糸巻取方向に回転する。
【0037】また、ベール46が糸巻取姿勢に倒れてロ
ータ3が回転すると、ベール46の後部(釣り糸案内側
接触部)に接触した釣り糸は、ベール46により固定軸
カバー44に案内される。固定軸カバー44に案内され
た釣り糸は、ラインローラ45に案内され、さらに、ラ
インローラ45で釣り糸の方向が変えられスプール4外
周に巻き取られる。
【0038】この固定軸カバー44及びベール46のラ
インローラ側部分46aの釣り糸案内側接触部とスプー
ル4上の釣り糸接触部との距離Rがベール46からライ
ンローラ45に向かうに従って短くなるように、ベール
46及び固定軸カバー44が構成されているので、スプ
ール4との距離の増減変動がなくなり、釣り糸が引っ掛
かりにくくなる。このため、釣り糸をベール46からラ
インローラ45にスムーズに案内することができる。
【0039】また、固定軸カバー44は円錐形状であ
り、ベール46の一端は円錐の頂点44a付近の稜線部
44bに稜線部と滑らかに接合されているので、釣り糸
が引っ掛かりやすい凸状の頂点44aをベール46によ
り隠して避けることができる。このため、釣り糸がより
滑らかにラインローラ45に案内される。 〔他の実施形態〕 (a) 図7〜図10に示すように、形状記憶処理前に
ベール46の両端にフック状の変形部46c,46dを
形成してもよい。固定軸カバー44に形成された挿入孔
44gは固定軸43側まで貫通しており、第2ベール支
持部材41bに形成された挿入孔41cも貫通し、かつ
図10左側が幅広になっている。また、この挿入孔41
cには窪み部41dにより形成された係止凸部41eが
形成されている。
【0040】このような構成では、ベール46を固定す
る場合には、まずベールの両端をマルテンサイト変態の
発生温度以下に冷却し、変形部46c,47dの変形を
取り除いて真っ直ぐにする。この状態で各挿入孔44
g,41dに両端を挿入し、挿入後に両端を加熱し記憶
された状態に戻す。これにより変形部46c,46dが
現れる。この固定軸カバー44側の変形部46cは固定
軸43に巻き付けられて係止され、第2ベール支持部材
41b側の変形部46dが係合凸部41eに係止され
る。これによりベール46の両端が固定軸カバー44及
び第2ベール支持部材41bに固定される。
【0041】このような構成においても前述した実施形
態と同様な効果が得られ、形状記憶合金線材製のベール
46を十分な強度で容易に固定できる。 (b) 図11に示すように、形状記憶処理時にコイル
バネ状の変形部46eを形成するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、変形部を係止部に係止
させることでベールが釣り糸案内部及びベール支持部材
に固定されているので、形状記憶合金線材製のベールを
十分な強度で容易に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの断面側面図。
【図2】その正面図。
【図3】その平面断面図。
【図4】スプール及びロータの断面拡大図。
【図5】釣り糸案内部の断面側面図。
【図6】第2ベール支持部材の断面図。
【図7】別の実施形態の図5に相当する図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】別の実施形態の図6に相当する図。
【図10】図9のX−X断面図。
【図11】さらに別の実施形態の第2ベール支持部材の
断面部分図。
【符号の説明】
31,32 第1及び第2ロータアーム 40 ベールアーム 41a,41b 第1及び第2ベール支持部材 41e 係止凸部 42 釣り糸案内機構 43 固定軸 44 固定軸カバー 44f 係止凸部 46 ベール 46a,46b 凹部 46c,46d 変形部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピニングリールの1対のロータアーム間
    に開閉自在に装着されたベールアームであって、 前記1対のロータアームの先端にそれぞれ揺動自在に装
    着された1対のベール支持部材と、 一方の前記アーム支持部材の先端に設けられた釣り糸案
    内部と、 湾曲した形状記憶合金製線材で構成され、その両端に前
    記釣り糸案内部と他方の前記ベール支持部材の先端とに
    固定される変形部を有するベールとを備え、 前記釣り糸案内部と他方の前記ベール支持部材は前記変
    形部を係止する係止部を有する、スピニングリールのベ
    ールアーム
  2. 【請求項2】前記形状記憶合金は、熱弾性型マルテンサ
    イト変態をもち、かつそのマルテンサイト変態の発生温
    度が室温以下の超弾性合金である、請求項1に記載のス
    ピニングリールのベールアーム。
  3. 【請求項3】前記超弾性合金は、Ti−Ni系、Cu−
    Zn−Al系、Au−Cd系、Cu−Al−Ni、Cu
    −Au−Zn系、Cu−Sn系、Cu−Zn−X(X=
    Si,Sn,Al,Gaのいずれか一つ)、In−Tl
    系、Ni−Al系合金からなる群から選択されたいずれ
    か一つの合金である、請求項2に記載のスピニングリー
    ルのベールアーム。
  4. 【請求項4】前記変形部は、形状記憶処理前に加工され
    て変形している、請求項1から3のいずれかに記載のス
    ピニングリールのベールアーム。
  5. 【請求項5】前記変形部はプレス加工により得られる、
    請求項4に記載のスピニングリールのベールアーム。
  6. 【請求項6】前記変形部は、形状記憶処理時に加工され
    て変形している、請求項1から3のいずれかに記載のス
    ピニングリールのベールアーム。
  7. 【請求項7】前記変形部は、固定前に前記ベールの素材
    をマルテンサイト変態の発生温度以下に冷却し、その状
    態で前記釣り糸案内部と他方の前記ベール支持部材の先
    端とに装着し、それを前記発生温度以上に加熱して記憶
    された形状に戻することで得られる、請求項6に記載の
    スピニングリールのベールアーム。
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