JPH10257389A - 増幅型固体撮像装置及びその動作方法 - Google Patents

増幅型固体撮像装置及びその動作方法

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JPH10257389A
JPH10257389A JP9056307A JP5630797A JPH10257389A JP H10257389 A JPH10257389 A JP H10257389A JP 9056307 A JP9056307 A JP 9056307A JP 5630797 A JP5630797 A JP 5630797A JP H10257389 A JPH10257389 A JP H10257389A
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JP
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vertical
noise
vertical signal
signal line
signal
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JP9056307A
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English (en)
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Masayuki Matsunaga
誠之 松長
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CCD撮像素子と比較しても感度の劣らないよ
うに、雑音抑圧回路の前段に電荷加算回路を設けるこ
と。 【解決手段】2次元状に配列された単位セルは、水平ア
ドレス線71 、72 、…と、電荷転送制御線81 、8
2 、…と、リセット線91 、92 、…を介して垂直シフ
トレジスタ6に接続される。上記単位セルに接続された
垂直信号線101 、102 、…の一端には、共通ゲート
配線11及び共通ソース配線12に接続された負荷トラ
ンジスタ131 、132 、…が設けられる。上記垂直信
号線101 、102 、…の他端には、電荷加算回路30
1 、302 、…及び雑音抑圧回路141 、142 、…を
介して水平選択トランジスタ151 、152 、…が結線
される。該水平選択トランジスタ151 、152 、…
は、水平シフトレジスタ16から供給される選択パルス
により選択されるもので、水平信号線17に結線され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入射光を電気信号
に変換する撮像装置に関し、より詳細には増幅型の固体
撮像装置及びその動作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、一般的な増幅型MOSセンサ
と称される固体撮像装置の回路図の一例である。図10
に於いて、光電変換を行うフォトダイオード111
12、…、121、122、…と、該フォトダイオード
11、112、…、121、122、…の信号を増幅する増幅
トランジスタ211、212、…、221、222、…と、信号
を読出すラインを選択する垂直選沢トランジスタ311
12、…、321、322、…と、信号電荷をリセットする
リセットトランジスタ411、412、…、421、422、…
と、上記フォトダイオード111、112、…、121
22、…の電荷を増幅トランジスタ211、212、…、2
21、222、…のゲート領域に転送する信号電荷転送トラ
ンジスタ511、512、…、521、522、…により構成さ
れる単位セルが、2次元状に配列されている。図10に
は、単位セルが2×2個配列された例が示されている
が、実際にはこれより多くの単位セルが配列される。
【0003】垂直シフトレジスタ6からは、水平方向に
水平アドレス線71 、72 、…と、電荷転送制御線8
1 、82 、…と、リセット線91 、92 、…が配線され
ており、それぞれ上述した各単位セルに接続されてい
る。すなわち、水平アドレス線71 、72 、…は垂直選
沢トランジスタ311、312、…、321、322、…のゲー
トに結線され、信号を読出す行を決定する。電荷転送制
御線81 、82 、…は信号電荷転送トランジスタ511
12、…、521、522、…のゲートに接続されている。
また、リセット線91 、92 、…は、リセットトランジ
スタ411、412、…、421、422、…のゲートに結線さ
れている。
【0004】上記増幅トランジスタ211、212、…、2
21、222、…のソースは垂直信号線101 、102 、…
に結線されている。これら垂直信号線101 、102
…の一端には、共通ゲート配線11及び共通ソース配線
12に接続された負荷トランジスタ131 、132 、…
が設けられている。そして、上記垂直信号線101 、1
2 、…の他端には、雑音抑圧回路141 、142 、…
を介して水平選択トランジスタ151 、152 、…が結
線されている。上記水平選択トランジスタ151 、15
2 、…は、水平シフトレジスタ16から供給される選択
パルスにより選択されるもので、水平信号線17に結線
されている。
【0005】上記雑音抑圧回路141 、142 、…は、
垂直信号線101 、102 、…に信号があるときとない
ときの差をとるための回路である。図11は、その雑音
抑制回路の構成の一例を示した回路図である。
【0006】同図に於いて、垂直信号線10はスライス
トランジスタ19のゲートに接続されている。このスラ
イストランジスタ19のソースには、スライスコンデン
サ20及びスライスコンデンサリセットトランジスタ2
1が、そしてドレインにはスライス電荷蓄積コンデンサ
21、スライス電荷蓄積コンデンサリセットトランジス
タ22が、図示のように接続されている。尚、図中2
4、25、26、27、28は、それぞれスライスコン
デンサリセットトランジスタ共通ソース配線、スライス
コンデンサリセットトランジスタ共通ゲート、スライス
コンデンサ制御線、DCライン、スライス電荷蓄積コン
デンサリセットトランジスタ共通ゲートである。
【0007】図12は、この従来のデバイスの動作を説
明するタイミングチャートである。BLパルスは、フォ
トダイオード1の信号を、雑音抑圧回路14を雑音を抑
圧する期間Iと水平信号線17にその信号を読出す期間
IIを示している。
【0008】先ず、上記期間Iについて説明する。水平
アドレス線71 がハイレベルにされるアドレスパルスS
1 が印加されると、このラインの選択トランジスタの
みオンされ、この行の増幅トランジスタ211、212と負
荷トランジスタ131 、132 でソースホロア回路が構
成され、増幅トランジスタ211、212のゲート電圧とほ
ぽ同等の電圧が、垂直信号線101 、102 に現れる。
【0009】そして、リセット線81 にリセットパルス
S21 が発生され、リセットトランジスタ41 がオンさ
れることにより増幅トランジスタ211のゲートに、信号
のない時の電圧が発生される。このとき、垂直信号線1
1 、102 には信号のない時の雑音電圧のみが発生し
ている。すなわち、スライストランジスタ19のゲート
には、雑音のみが印加されている。
【0010】スライスコンデンサリセットトランジスタ
共通ゲート25にスライスコンデンサリセットパルスS
1 が印加され、スライスコンデンサ20がプリセット
される。
【0011】次に、スライスコンデンサ20に接続され
ているスライスコンデンサ制御線26に第1のスライス
バルスS41 が印加され、スライスコンデンサ20に蓄
積された電荷の一部がスライストランジスタ19のゲー
トチャネルを通してドレインに転送される。スライスコ
ンデンサ20には、スライストランジスタ19のゲート
に印加されている雑音電圧に対応する電荷が残留する。
【0012】上記スライストランジスタ19のドレイン
から転送されスライス電荷蓄積コンデンサ22に入る電
荷も雑昔電荷に関係する量を有しているが、これはスラ
イス電荷蓄積コンデンサリセットトランジスタ共通ゲー
ト28に第1のスライス電荷蓄積コンデンサリセットパ
ルスS51 が印加され、 スライス電荷蓄積容量がリセッ
ト状態にされる。
【0013】更に、雑音の印加状態を精度よく保つため
に、第2のスライスパルスS61 、第2のスライス電荷
蓄積コンデンサリセットバルスS71 が印加される。続
いて、電荷転送制御線91 に信号電荷転送パルスS81
が印加され、信号電荷転送トランジスタ511がオンされ
て、増幅トランジスタ211のゲート領域に信号電荷が転
送される。垂直信号線101 、102 に信号電圧が現
れ、スライストランジスタ19のゲートに信号電圧が印
加される。
【0014】次に、第3のスライスパルスS91 が印加
され、スライスコンデンサ20に蓄積されている電荷の
一部がスライストランジスタ19のゲートチャネルを通
りスライス電荷蓄積コンデンサ22に転送される。スラ
イスコンデンサ20には、雑音に対応する電荷量が蓄積
されており、スライストランジスタ19のゲートには雑
音が重畳された信号電圧が印加されているので、スライ
ス電荷蓄積コンデンサ22には、雑音成分が差引かれた
信号に対応する電荷のみが転送される。雑音がない信号
電荷のみが、スライス電荷蓄積コンデンサ22に蓄積さ
れた状態になる。
【0015】次に、期間IIでは、水平シフトレジスタ1
6から順次発生される水平選択パルスS101 、S10
2 が水平選択トランジスタ151 、152 のゲートに印
加され、スライス電荷蓄積コンデンサ22の信号電荷が
水平信号線17に読出される。読出し信号S1111、S
1112は、フォトダイオード111、112の信号にそれぞ
れ対応している。以降の行の信号についても、同様に読
出すことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MOS型撮
像素子は、上述したように、単位画素に増幅トランジス
タを有した型のものでもCCDを有した撮像素子に比ぺ
て感度が低いという問題があった。その理由は、増幅型
MOS撮像素子の単位画素に存在する増幅トランジスタ
の性能と、CCD撮像素子の最終段に存在する出力アン
プのトランジスタの性能とが、製造プロセスが同じであ
るならば、ほぼ゛同じになるためである。
【0017】CCD撮像素子はほとんど雑音を持たない
素子であり、雑音は出力アンプからのみ発生するものと
考えてよい。一方、増幅型MOS撮像素子は、単位画素
で増幅した後も、出力端子に出カされるまでにいくつか
のトランジスタを介するために、ここで新たな雑音が重
畳されてしまうものであった。したがってこの発明は、
CCD撮像素子と比較しても感度の劣ることのない増幅
型固体撮像装置及びその動作方法を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、増
幅型MOS撮像素子の単位画素で増幅を複数回行い、増
幅された電荷を複数回積分し、雑音抑圧回路に入カする
ことにより、雑音抑圧回路以降で重畳される雑音の影響
が軽減できる。または、単位画素で増幅された電荷が電
荷領域では増幅されないで小さい容量に移し変えられ、
電圧領域でのみ増幅されて雑音抑圧回路に入カされる。
但し、これは、雑昔抑圧回路がゲート入カ型である必要
がある。
【0019】このように構成することにより、増幅型M
OS撮像素子の雑音がほとんど単位画素の増幅トランジ
スタの雑音で決定されるようになる。したがって、CC
D撮像素子とぽぽ同等感度、若しくは雑昔増幅回路の直
前での増幅率の分だけCCDより高感度になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態
に従った増幅型固体撮像装置の構成を示す回路図であ
る。尚、以下に述べる実施の形態に於いて、上述した従
来例と同一の部分には同一の参照番号を付して詳細な説
明は省略する。
【0021】図1に於いて、光電変換を行うフォトダイ
オード111、112、…、121、122、…と、増幅トラン
ジスタ211、212、…、221、222、…と、垂直選沢ト
ランジスタ311、312、…、321、322、…と、リセッ
トトランジスタ411、412、…、421、422、…と、信
号電荷転送トランジスタ511、512、…、521、522
…により構成される単位セルが、2次元状に配列されて
いる。図1には、単位セルが2×2個配列された例が示
されているが、実際にはこれより多くの単位セルが配列
される。
【0022】垂直シフトレジスタ6からは、水平方向に
水平アドレス線71 、72 、…と、電荷転送制御線8
1 、82 、…と、リセット線91 、92 、…が配線され
ており、それぞれ上述した各単位セルに接続されてい
る。
【0023】そして、垂直信号線101 、102 、…の
一端には、共通ゲート配線11及び共通ソース配線12
に接続された負荷トランジスタ131 、132 、…が設
けられている。一方、上記垂直信号線101 、102
…の他端には、電荷加算回路301 、302 、…及び雑
音抑圧回路141 、142 、…を介して水平選択トラン
ジスタ151 、152 、…が結線されている。上記水平
選択トランジスタ151 、152 、…は、水平シフトレ
ジスタ16から供給される選択パルスにより選択される
もので、水平信号線17に結線されている。
【0024】図2は、上記電荷加算回路301 、30
2 、…の構成の一例を示した回路図である。図2に於い
て、電荷加算回路30は、垂直信号線10にソース、ド
レインが接続された増幅電荷転送トランジスタ31と、
この増幅電荷転送トランジスタ31のドレインに接続さ
れた電荷加算コンデンサ32及び電荷加算コンデンサリ
セットトランジスタ33とから構成されている。尚、3
4は増幅電荷転送トランジスタ共通ゲート、35はDC
ライン、36は電荷加算コンデンサリセットトランジス
タ共通ゲートである。
【0025】このような構成の固体撮像装置に於いて、
図3のタイミングチャートを参照して、その動作の一例
を説明する。尚、上述した従来例と同じ信号には同一の
参照番号を付してその説明は省略する。
【0026】先ず、負荷トランジスタ13がパルス駆動
されるために、負荷トランジスタ共通ゲート11にバル
ス電圧が入カされる。負荷トランジスタ13がオンされ
て負荷トランジスタ共通ソース12とほぽ同じ電圧にな
るよう、垂直信号線101 、102 、…がリセットされ
る。しかる後、負荷トランジスタ13がオフされると、
アドレスされている行の増幅トランジスタ2と垂直選択
トランジスタ3のゲートチャネルを通って電荷が排出さ
れ、垂直信号線101 、102 、…の電位がほぽ増幅ト
ランジスタ2のゲートチャネルの電位と同じになる。
【0027】垂直信号線10の容量に蓄積された電荷
は、増幅電荷転送トランジスタ31がオンされることに
より、電荷加算コンデンサ32に転送されることができ
る。図3は、こうした転送動作が3回行われた例を示し
たものである。
【0028】先ず、電荷加算コンデンサ32がリセット
されるために、電荷加算コンデンサリセットトランジス
タ共通ゲート36に第1の電荷加算コンデンサリセット
パルスS161 が印加される。増幅トランジスタ2に雑
音のみが印加されているとき、負荷トランジスタ共通ゲ
ート11に第1の雑音時垂直信号線リセットパルスS1
11、増幅電荷転送トランジスタ共通ゲート34に第1
の雑音時増幅電荷転送パルス1411が、それぞれ印加さ
れ、電荷加算コンデンサ32に増幅された雑昔電荷が転
送される。
【0029】続いて、第2、第3の雑音時信号線リセッ
トパルス1212、1213、第2、第3の雑音時増幅電荷
転送パルス1412、1413が印加され、合計3回分の雑
音電荷が電荷加算コンデンサ32に蓄積される。このと
きの電荷加算回路30の加算された雑音出カが、雑音抑
圧回路14に取込まれる。雑音抑圧回路14の動作は図
12に示されたタイミングチャートと同じである。
【0030】次に、信号電荷転送トランジスタ5がオン
されて、フォトダイオード1の信号が増幅トランジスタ
2のゲートに転送される。次いで、電荷加算コンデンサ
リセットトランジスタ共通ゲート36に第2の電荷加算
コンデンサリセットパルスS171 が印加される。
【0031】その後、負荷トランジスタ共通ゲート11
に第1、第2、第3の信号時垂直信号線リセットバルス
S1311、S1312、S1313が、増幅電荷転送トラン
ジスタ共通ゲート29に第1、第2、第3の信号時増幅
電荷転送パルスS1511、1512、1513が印加され、
合計3回分の信号電荷が電荷加算コンデンサ32に蓄積
される。このときの電荷加算回路30の加算された雑音
出力が、雑音抑圧回路14に取込まれる。
【0032】雑音抑圧回路14の動作は、図12に示さ
れたタイミングチャートと同じである。また、この後の
動作は、図12に示されたタイミングチャートとほぽ同
じである。
【0033】加算回数を3回以外にする方法も、容易に
考えることができる。例えば、加算回数が大きくなると
電荷加算コンデンサ32が飽和するので、その容量値を
垂直信号線10の容量値よりも大きく設定する。電荷加
算コンデンサ32に加算された電荷が電圧として雑音抑
圧回路14に入力されるためには、雑音抑圧回路14は
ゲート入カである必要がある。これは、例えば、特開昭
64−2354号公報に開示されているようなクランプ
容量を充電する大きな電荷量が必要なものは適さない。
【0034】図4は、ゲート入カ型の雑音抑圧回路14
Aの構成の一例を示した回路図である。図4に於いて、
ゲート入カ型の雑音抑圧回路14Aは、雑音抑圧増幅ト
ランジスタ39と雑音抑圧負荷トランジスタ40から成
るゲート入カ回路が、クランプコンデンサ41、クラン
プトランジスタ42、サンプルポールドトランジスタ4
3、サンプルポールドコンデンサ44から成る相関二重
サンプリング型の雑音抑圧回路の前段に設けられてい
る。
【0035】図4の構成の雑音抑圧回路14Aに於いて
は、増幅電荷転送トランジスタ31の閾値電圧のばらつ
きにより、垂直信号線10から電荷加算コンデンサ32
に転送される電荷が各列でばらつくおそれがある。こう
したばらつきを抑えるために、電荷加算回路30は、以
下に述べるように変形して構成することができる。
【0036】例えば、図5に示されるように、電荷加算
回路30Aは、増幅電荷転送トランジスタ31のゲート
と増幅電荷転送トランジスタ共通ゲート34間に増幅電
荷転送トランジスタゲート駆動コンデンサ46が、そし
て増幅電荷転送トランジスタ31のゲートとドレインの
間にフィードバックトランジスタ47が接続された構成
である。尚、48はフィードバックトランジスタ共通ゲ
ートである。これにより、各列での電荷のばらつきを抑
えることができる。
【0037】更に、図6は閾値ばらつきの補正と電荷の
加算を別々に行う回路の例を示したものである。図6に
示されるように、電荷加算回路30Bは、増幅電荷転送
トランジスタ31と、電荷加算コンデンサ32、電荷加
算コンデンサリセットトランジスタ33及びフィードバ
ックトランジスタ47を有している。そして、増幅電荷
転送トランジスタ31のドレインに、第2の増幅電荷転
送トランジスタ31′及び第2の電荷加算コンデンサ3
2′が接続された構成となっている。尚、34′は増幅
電荷転送トランジスタ共通ゲートである。
【0038】図7は、電荷加算回路の更に他の構成例を
示した回路図である。図7に示されるように、電荷加算
回路30Cは、上述した図5の電荷加算回路30Aと3
0Bとを組み合わせた構成となっている。すなわち、電
荷加算回路30Aの増幅電荷転送トランジスタ31のド
レインに、第2の増幅電荷転送トランジスタ31′及び
第2の電荷加算コンデンサ32′が接続された構成とな
っている。
【0039】一般に、撮像素子をカメラに用いた揚合、
感度を可変にするために、出カされた信号を増幅する外
部増幅回路は増幅率が可変になっている。上述した電荷
加算回路では、その加算回数を変化させることにより、
撮像素子の出カで外部増幅回路を使わずに増幅率を変化
させることかできる。輝度の低い部分、高い部分の何れ
も写すために、輝度の低いところでは増幅率が自動的に
あがるような自動感度調整機能も、電荷加算回路の加算
回数が自動的に切変わるようにシステムを構成すること
により可能になる。
【0040】また、上述した電荷加算回路では、信号電
荷を加算することによって電圧を増幅するようにしてい
たが、加算を行わずに1回の転送動作で電圧を増幅する
ことも可能である。この場合、上述した電荷加算コンデ
ンサ32の容量値を垂直信号線10のそれより小さく設
定する必要がある。
【0041】図8は、こうした信号電荷を1回の転送動
作で電圧を増幅する電荷加算回路の構成を示した回路図
である。図8に於いて、電荷加算回路30Dは、増幅電
荷転送トランジスタ31と電荷加算コンデンサリセット
トランジスタ33の接続点に、第1乃至第3の電荷加算
コンデンサ32a〜32cを選択するための電荷加算コ
ンデンサ選択トランジスタ49a〜49cのソースが、
並列に接続されている。そして、電荷加算コンデンサ選
択トランジスタ49a〜49cのドレインには増幅電荷
を蓄積するための電荷加算コンデンサ32a〜32c
が、ゲートには該トランジスタ49a〜49c選択用の
個数選択ライン50a〜50cが接続されている。
【0042】このように、電荷加算回路30Dには、増
幅電荷蓄積用の電荷加算コンデンサが複数個、図8に於
いては3個設けられている。そして、増幅率を可変にす
るために、電荷加算コンデンサ選択トランジスタ49a
〜49cのスイッチの選択により、電荷加算コンデンサ
に電荷が蓄積される容量の数が選択される。すなわち、
選択された電荷加算コンデンサの個数に応じて、電圧の
増幅率が変わるようになっている。
【0043】また、信号電荷を1回の転送動作で電圧を
増幅する方法として、ダイオード等のバイアスにより容
量値を変える可変容量を用いた構成も考えられる。図9
は、こうした電荷加算回路の構成例を示した回路図であ
り、電荷加算回路30Eは、増幅電荷転送トランジスタ
31と電荷加算コンデンサリセットトランジスタ33と
の接続点に、図示の如く電荷加算コンデンサとダイオー
ド51から成る並列回路が接続されている。尚、52は
ダイオードバイアスラインである。
【0044】図9の電荷加算路30Eでは、ダイオード
バイアスライン52の制御によって電圧を変化させるこ
とで、ダイオード51の容量を変化させて増幅率を変化
させている。
【0045】このように、信号電荷の加算を行わずに1
回の転送動作で電圧を増幅することもできる。また、上
述した実施の形態の他に、以下の発明を含んでいる。
【0046】(1) 半導体基板上に光電変換手段と信
号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅
手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域
と、この領域に行方向に配された複数の垂直選択線と、
該垂直選択線を駆動する垂直選択手段と上記増幅手段の
出カを読出す列方向に配された複数の垂直信号線と、該
複数の垂直信号線に設けられた複数の垂直信号線駆動補
助手段と、上記垂直信号線の端部に設けられ垂直信号線
に時間差をもって現れる雑音と信号を取込み差引く雑音
抑圧手段と、列方向に配された水平選択線と、この水平
選択線と上記雑音抑圧手段の出カを中継する水平読出し
手段と、この水平読出し手段を駆動する水平選択手段と
から成る増幅型の固体撮像装置に於いて、上記垂直信号
線と上記雑音抑圧手段との間に上記垂直信号線上の信号
電荷を加算する電荷加算手段を備えることを特徴とする
増幅型固体撮像装置。
【0047】(2) 上記電荷加算手段は、上記垂直信
号線に電荷を転送する垂直信号線電荷転送手段と、この
垂直信号線電荷転送手段で転送された電荷を蓄積する加
算電荷蓄積容量から成ることを特徴とする上記(1)に
記載の増幅型固体撮像装置。
【0048】(3) 上記加算電荷蓄積容量に蓄積され
た電荷を排出する加算電荷排出手段を更に具備すること
を特徴とする上記(2)に記載の増幅型固体撮像装置。 (4) 上記垂直信号線電荷転送手段はMOSトランジ
スタと、該MOSトランジスタのゲート電極と上記加算
電荷蓄積容量が接続されたドレインとの間に接続された
帰還MOSトランジスタとにより構成されていることを
特徴とする上記(3)に記載の増幅型固体撮像装置。
【0049】(5) 上記加算電荷蓄積容量の電気容量
値は上記垂直信号線の電気容量値より大きいことを特徴
とする上記(1)乃至(4)に記載の増幅型固体撮像装
置。 (6) 上記雑音抑圧手段は、少なくとも1つのMOS
トランジスタを含んで構成され、上記電荷加算手段の出
力が上記MOSトランジスタのゲートに入力されている
ことを特徴とする上記(1)乃至(5)に記載の増幅型
固体撮像装置。
【0050】(7) 半導体基板上に光電変換手段と信
号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅
手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域
の行方向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で駆
動し、上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂直
信号線で読出し、上記垂直信号線の端部に設けた雑音抑
圧手段によって該垂直信号線に時間差をもって現れる雑
音と信号を取込み差引き、上記撮像領域の列方向に配し
た水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し手段で
中継し、この水平読出し手段を水平選択手段で駆動する
増幅型固体撮像装置の動作方法に於いて、上記信号電荷
蓄積手段に蓄積された1回分の信号に対して複数回の増
幅動作を行う第1の工程と、この第1の工程により上記
垂直信号線に複数回発生した増幅信号及ぴ増幅雑音を複
数回加算した信号及び雑音を上記雑音抑圧手段により差
引く第2の工程とを具備することを特徴とする増幅型撮
像装置の動作方法。
【0051】(8) 上記第2の工程は加算回数を変え
ることにより感度を変化させることを特徴とする上記
(7)に記載の増幅型固体撮像装置の動作方法。 (9) 上記第2の工程は、入射光量に応じて上記加算
回数を可変にすることにより、感度調整を行うことを特
徴とする上記(8)に記載の増幅型固体撮像装置の動作
方法。
【0052】(10) 半導体基板上に光電変換手段と
信号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増
幅手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領
域の行方向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で
駆動し、上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂
直信号線で読出し、上記複数の垂直信号線の端部に設け
た雑音抑圧手段によって該垂直信号線に時間差をもって
現れる雑音と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑
圧手段との間にMOSトランジスタを設け、該MOSト
ランジスタのゲート電極と積分電荷蓄積容量が接続され
たドレインとの間に帰還MOSトランジスタと積分電荷
蓄積容量から成る電荷積分手段を設け、上記撮像領域の
列方向に配された水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水
平読出し手段で中継し、この水平読出し手段を水平選択
手段で駆動する増幅型固体撮像装置の動作方法に於い
て、上記垂直信号線に参照電圧を与える第1の工程と、
上記垂直信号線に参照電圧を与えるときに上記帰還MO
Sトランジスタを駆動する第2の工程と、上記帰還MO
Sトランジスタを駆動した後、上記信号電荷蓄積手段に
蓄積された1回分の信号に対して複数回の増幅動作を行
う第3の工程と、この第3の工程により上記垂直信号線
に複数回発生した増幅信号及ぴ増幅雑音を複数回加算す
るときは、上記帰還トランジスタを駆動して加算した信
号及ぴ雑昔を上記雑音抑圧手段により差引く動作を行う
第4の工程とを具備することを特徴とする増幅型固体撮
像装置の動作方法。
【0053】(11) 半導体基板上に光電変換手段と
信号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増
幅手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領
域と、この撮像領域に行方向に配された複数の垂直選択
線と、該垂直選択線を駆動する垂直選択手段と、上記増
幅手段の出カを読出す列方向に配された複数の垂直信号
線と、上記複数の垂直信号線に設けられた複数の垂直信
号線駆動補助手段と、上記垂直信号線の端部に設けられ
上記垂直信号線に時間差をもって現れる雑音と信号を取
込み差引く雑音抑圧手段と、列方向に配された水平信号
線と、該水平選択線と上記雑音抑圧手段の出カを中継す
る水平読出し手段と、この水平読出し手段を駆動する水
平選択手段とから成る増幅型の固体撮像装置に於いて、
上記重直信号線と上記雑音抑圧手段との間に上記垂直信
号線上の信号電圧を増幅する電圧増幅手段を備えること
を特徴とする増幅型固体撮像装置。
【0054】(12) 上記電圧増幅手段は上記垂直信
号線に電荷を転送する垂直信号線電荷転送手段と、この
垂直信号線電荷転送手段で転送された電荷を蓄積する電
圧増幅電荷蓄積容量から成ることを特徴とする上記(1
1)に記載の増幅型固体撮像装置。
【0055】(13) 上記電圧増幅電荷蓄積容量の電
気容量値は、上記垂直信号線の電気容量値より小さいこ
とを特徴とする上記(12)に記載の増幅型固体撮像装
置。 (14) 上記電圧増幅電荷蓄積容量に蓄積された電荷
を排出する電圧増幅電荷排出手段を更に具備することを
特徴とする上記(11)に記載の増幅型固体撮像装置。
【0056】(15) 上記垂直信号線電荷転送手段
は、MOSトランジスタと、該MOSトランジスタのゲ
ート電極と上記電圧増幅電荷蓄積容量が接続されたドレ
インとの間に接続された帰還MOSトランジスタとによ
り構成されることを特徴とする上記(11)に記載の増
幅型固体撮像装置。
【0057】(16) 上記雑音抑圧手段は、少なくと
も1つのMOSトランジスタを含んで構成され、上記電
圧増幅手段の出力は上記MOSトランジスタのゲートに
入カされていることを特徴とする上記(11)乃至(1
5)に記載の増幅型固体撮像装置。
【0058】(17) 上記電圧増幅電荷蓄積容量は、
外部より入カされた外部信号により電気容量値が可変と
なることを特徴とする上記(12)に記載の増幅型固体
撮像装置。
【0059】(18) 上記電圧増幅電荷蓄積容量は、
容量可変トランジスタと複数の分割容量により横成され
ていることを特徴とする上記(17)に記載の増幅型固
体撮像装置。
【0060】(19) 半導体基板上に光電変換手段と
信号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増
幅手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領
域の行方向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で
駆動し、上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂
直信号線で読出し、該複数の垂直信号線に設けられた複
数の垂直信号線駆動補助手段と垂直信号線の端部に設け
た雑音抑圧手段によって垂直信号線に時問差をもって現
れる雑音と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑圧
手段との間にMOSトランジスタを設け、このMOSト
ランジスタのゲート電極と電圧増幅蓄積容量が接続され
たドレインとの間に帰還MOSトランジスタと電圧増幅
蓄積容量から成る電荷積分手段を接続し、上記撮像領域
の列方向に配した水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水
平読出し手段で中継し、この水平読出し手段を水平選択
手段で駆動する増幅型固体撮像装置の動作方法に於い
て、上記垂直信号線に参照電圧を与える第1の工程と、
上記垂直信号線に参照電圧を与えるときに上記帰還MO
Sトランジスタを駆動する第2の工程と、上記期間MO
Sトランジスタを駆動した後に上記増幅信号及び増幅雑
音を上記MOSトランジスタを介して上記電圧増幅蓄積
容量に転送するときは、上記帰還MOSトランジスタを
駆動せず、電圧増幅された信号及び雑音を上記雑音抑圧
手段により差引く動作を行う第3の工程とを具備するこ
とを特徴とする増幅型固体撮像装置の動作方法。
【0061】(20) 半導体基板上に光電変換手段と
信号電荷蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増
幅手段とから成る感光セルを2次元上に配列した撮像領
域の行方向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で
駆動し、上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂
直信号線で読出し、該複数の垂直信号線に設けられた複
数の垂直信号線駆動補助手段と垂直信号線の端部に設け
た雑音抑圧手段によって垂直信号線に時間差をもって現
れる雑音と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑圧
手段との間に垂直信号線電荷転送手段と外部より可変の
電気容量値が制御できる可変電圧増幅蓄積容量とから成
る電荷積分手段を設け、上記撮像領域の列方向に配した
水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し手段で中
継し、この水平読出し手段を水平選択手段で駆動する増
幅型固体撮像装置の動作方法に於いて、外部より容量可
変信号を与える工程と、上記電圧増幅蓄積容量の電気容
量値を変化させて感度を制御する工程とを具備すること
を特徴とする増幅型固体撮像装置の動作方法。
【0062】(21) 入射光量に応じて上記電気容量
値を可変にすることにより、感度調整を行うことを特徴
とする上記(20)に記載の増幅型固体撮像装置の動作
方法。
【0063】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、 CC
D撮像素子と比較しても感度の劣ることのない増幅型固
体撮像装置及びその動作方法を提供することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に従った固体撮像装置の
構成を示す回路図である。
【図2】図1の電荷加算回路の構成の一例を示した回路
図である。
【図3】図1の固体撮像装置の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図4】ゲート入カ型の雑音抑圧回路の構成の一例を示
した回路図である。
【図5】図1の電荷加算回路の他の構成例を示した回路
図である。
【図6】閾値ばらつきの補正と電荷の加算を別々に行う
電荷加算回路の例を示した図である。
【図7】図1の電荷加算回路の更に他の構成例を示した
回路図である。
【図8】信号電荷を1回の転送動作で電圧を増幅する電
荷加算回路の構成を示した回路図である。
【図9】信号電荷を1回の転送動作で電圧を増幅する電
荷加算回路の他の構成を示した回路図である。
【図10】一般的な増幅型MOSセンサと称される固体
撮像装置の回路図の一例である。
【図11】図10の雑音抑圧回路の構成の一例を示した
回路図である。
【図12】図11の固体撮像装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
11、112、…、121、122、… フォトダイオード、 211、212、…、221、222、… 増幅トランジスタ、 311、312、…、321、322、… 垂直選択トランジス
タ、 411、412、…、421、422、… リセットトランジス
タ、 511、512、…、521、522、… 信号電荷転送トラン
ジスタ、 6 垂直シフトレジスタ、 7 71 、72 、… 水平アドレス線、 81 、82 、… 電荷転送制御線、 91 、92 、… リセット線、 10、101 、102 、… 垂直信号線、 11 共通ゲート配線、 12 共通ソース配線、 131 、132 、… 負荷トランジスタ、 14、14A、141 、142 、… 雑音抑圧回路、 151 、152 、… 水平選択トランジスタ、 16 水平シフトレジスタ、 17 水平信号線、 30、30A、30B、30C、30D、30E、30
1 、302 、… 電荷加算回路、 31 増幅電荷転送トランジスタ、 32 電荷加算コンデンサ、 33 電荷加算トランジスタリセットトランジスタ、 34 増幅電荷転送トランジスタ共通ゲート、 35 DCライン、 36 電荷加算コンデンサリセットトランジスタ共通ゲ
ート、 39 雑音抑圧増幅トランジスタ、 40 雑音抑圧負荷トランジスタ、 41 クランプコンデンサ、 42 クランプトランジスタ、 43 サンプルホールドトランジスタ、 44 サンプルホールドコンデンサ、 46 増幅電荷転送トランジスタゲート駆動コンデン
サ、 47 フィードバックトランジスタ、 48 フィードバックトランジスタ共通ゲート。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域と、こ
    の領域に行方向に配された複数の垂直選択線と、該垂直
    選択線を駆動する垂直選択手段と上記増幅手段の出カを
    読出す列方向に配された複数の垂直信号線と、該複数の
    垂直信号線に設けられた複数の垂直信号線駆動補助手段
    と、上記垂直信号線の端部に設けられ垂直信号線に時間
    差をもって現れる雑音と信号を取込み差引く雑音抑圧手
    段と、列方向に配された水平選択線と、この水平選択線
    と上記雑音抑圧手段の出カを中継する水平読出し手段
    と、この水平読出し手段を駆動する水平選択手段とから
    成る増幅型の固体撮像装置に於いて、 上記垂直信号線と上記雑音抑圧手段との間に上記垂直信
    号線上の信号電荷を加算する電荷加算手段を備えること
    を特徴とする増幅型固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域の行方
    向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で駆動し、
    上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂直信号線
    で読出し、上記垂直信号線の端部に設けた雑音抑圧手段
    によって該垂直信号線に時間差をもって現れる雑音と信
    号を取込み差引き、上記撮像領域の列方向に配した水平
    選択線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し手段で中継
    し、この水平読出し手段を水平選択手段で駆動する増幅
    型固体撮像装置の動作方法に於いて、 上記信号電荷蓄積手段に蓄積された1回分の信号に対し
    て複数回の増幅動作を行う第1の工程と、 この第1の工程により上記垂直信号線に複数回発生した
    増幅信号及ぴ増幅雑音を複数回加算した信号及び雑音を
    上記雑音抑圧手段により差引く第2の工程とを具備する
    ことを特徴とする増幅型撮像装置の動作方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域の行方
    向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で駆動し、
    上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂直信号線
    で読出し、上記複数の垂直信号線の端部に設けた雑音抑
    圧手段によって該垂直信号線に時間差をもって現れる雑
    音と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑圧手段と
    の間にMOSトランジスタを設け、該MOSトランジス
    タのゲート電極と積分電荷蓄積容量が接続されたドレイ
    ンとの間に帰還MOSトランジスタと積分電荷蓄積容量
    から成る電荷積分手段を設け、上記撮像領域の列方向に
    配された水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し
    手段で中継し、この水平読出し手段を水平選択手段で駆
    動する増幅型固体撮像装置の動作方法に於いて、 上記垂直信号線に参照電圧を与える第1の工程と、 上記垂直信号線に参照電圧を与えるときに上記帰還MO
    Sトランジスタを駆動する第2の工程と、 上記帰還MOSトランジスタを駆動した後、上記信号電
    荷蓄積手段に蓄積された1回分の信号に対して複数回の
    増幅動作を行う第3の工程と、 この第3の工程により上記垂直信号線に複数回発生した
    増幅信号及ぴ増幅雑音を複数回加算するときは、上記帰
    還トランジスタを駆動して加算した信号及ぴ雑昔を上記
    雑音抑圧手段により差引く動作を行う第4の工程とを具
    備することを特徴とする増幅型固体撮像装置の動作方
    法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域と、こ
    の撮像領域に行方向に配された複数の垂直選択線と、該
    垂直選択線を駆動する垂直選択手段と、上記増幅手段の
    出カを読出す列方向に配された複数の垂直信号線と、上
    記複数の垂直信号線に設けられた複数の垂直信号線駆動
    補助手段と、上記垂直信号線の端部に設けられ上記垂直
    信号線に時間差をもって現れる雑音と信号を取込み差引
    く雑音抑圧手段と、列方向に配された水平信号線と、該
    水平選択線と上記雑音抑圧手段の出カを中継する水平読
    出し手段と、この水平読出し手段を駆動する水平選択手
    段とから成る増幅型の固体撮像装置に於いて、 上記重直信号線と上記雑音抑圧手段との間に上記垂直信
    号線上の信号電圧を増幅する電圧増幅手段を備えること
    を特徴とする増幅型固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域の行方
    向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で駆動し、
    上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂直信号線
    で読出し、該複数の垂直信号線に設けられた複数の垂直
    信号線駆動補助手段と垂直信号線の端部に設けた雑音抑
    圧手段によって垂直信号線に時問差をもって現れる雑音
    と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑圧手段との
    間にMOSトランジスタを設け、このMOSトランジス
    タのゲート電極と電圧増幅蓄積容量が接続されたドレイ
    ンとの間に帰還MOSトランジスタと電圧増幅蓄積容量
    から成る電荷積分手段を接続し、上記撮像領域の列方向
    に配した水平選択線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し
    手段で中継し、この水平読出し手段を水平選択手段で駆
    動する増幅型固体撮像装置の動作方法に於いて、 上記垂直信号線に参照電圧を与える第1の工程と、 上記垂直信号線に参照電圧を与えるときに上記帰還MO
    Sトランジスタを駆動する第2の工程と、 上記期間MOSトランジスタを駆動した後に上記増幅信
    号及び増幅雑音を上記MOSトランジスタを介して上記
    電圧増幅蓄積容量に転送するときは、上記帰還MOSト
    ランジスタを駆動せず、電圧増幅された信号及び雑音を
    上記雑音抑圧手段により差引く動作を行う第3の工程と
    を具備することを特徴とする増幅型固体撮像装置の動作
    方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に光電変換手段と信号電荷
    蓄積手段と信号電荷排出手段と行選択手段と増幅手段と
    から成る感光セルを2次元上に配列した撮像領域の行方
    向に配した複数の垂直選択線を垂直選択手段で駆動し、
    上記増幅手段の出カを列方向に配した複数の垂直信号線
    で読出し、該複数の垂直信号線に設けられた複数の垂直
    信号線駆動補助手段と垂直信号線の端部に設けた雑音抑
    圧手段によって垂直信号線に時間差をもって現れる雑音
    と信号を取込み差引き、垂直信号線と雑音抑圧手段との
    間に垂直信号線電荷転送手段と外部より可変の電気容量
    値が制御できる可変電圧増幅蓄積容量とから成る電荷積
    分手段を設け、上記撮像領域の列方向に配した水平選択
    線と雑音抑圧手段の出カを水平読出し手段で中継し、こ
    の水平読出し手段を水平選択手段で駆動する増幅型固体
    撮像装置の動作方法に於いて、 外部より容量可変信号を与える第1の工程と、 上記電圧増幅蓄積容量の電気容量値を変化させて感度を
    制御する第2の工程とを具備することを特徴とする増幅
    型固体撮像装置の動作方法。
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