JP2003018469A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2003018469A JP2001195755A JP2001195755A JP2003018469A JP 2003018469 A JP2003018469 A JP 2003018469A JP 2001195755 A JP2001195755 A JP 2001195755A JP 2001195755 A JP2001195755 A JP 2001195755A JP 2003018469 A JP2003018469 A JP 2003018469A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの行数を多くせずに任意行数の垂直画
素の加算機能を実現可能にした増幅型MOSセンサを用
いた固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 フォトダイオード1と増幅Tr 2とリセ
ットTr 3と選択Tr 4と画素電源5からなる単位画素
6を2次元的に配置した画素アレイと、列方向の単位画
素の増幅信号を伝達する複数の第1垂直信号線8と、画
素アレイの各画素信号を読み出すための垂直及び水平走
査回路7、43と、各列毎の第1垂直信号線に接続された
少なくとも2つの単位画素の増幅信号の加算機能を持つ
ノイズキャンセル回路13−1,13−2,・・とを備え、
該ノイズキャンセル回路は変化成分検出回路14とアナロ
グ加算手段15とメモリ16から構成され、加算処理前に保
持されているメモリの出力に対して画素から出力される
増幅信号の変化成分をアナログ的に加算し、加算処理後
の最新出力をメモリに上書きするようにして固体撮像装
置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像装置に
係わり、特に増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置として増幅型MOS
センサと呼ばれる撮像素子を用いた固体撮像装置が、モ
バイル機器向けの低消費電力固体撮像装置や高解像度の
電子スチルカメラに搭載されている。現在の増幅型MO
Sセンサを用いた固体撮像装置は、行方向の画素信号を
順序よく読み出すプログレッシブ走査が一般的である
が、NTSC方式やPAL方式のような現行テレビ方式
に対応させるために、撮像装置内で垂直方向の画素信号
を加算する手段が提案されている。また、高解像度の固
体撮像装置では、電子ビューファインダーやモニター用
の小画面などに比較的低い解像度の画像信号を高速に読
み出すために、撮像装置内で垂直方向及び水平方向の画
素信号を加算する手段が提案されている。
【0003】図15は、特開2000−106653号公
報開示のものであり、垂直方向の画素信号を加算する手
段を持った固体撮像装置の一例である。この固体撮像装
置は、図15に示すように、光電変換部であるフォトダイ
オード1とフォトダイオード1の検出信号を増幅する増
幅トランジスタ2と前記フォトダイオード1の検出信号
をリセットするリセットトランジスタ3と各行を選択す
るための選択トランジスタ4と画素電源5とからなる単
位画素6と、単位画素6を駆動する垂直走査回路7と、
単位画素6の出力となる第1垂直信号線8−1,8−
2,・・・と、第1垂直信号線8−1,8−2,・・・
に定電流を流すバイアス用トランジスタ9−1,9−
2,・・・と、バイアス用トランジスタ9−1,9−
2,・・・の電流値を決めるバイアス電流調整電圧線10
と、第1垂直信号線8−1,8−2,・・・に接続され
たサンプルホールドトランジスタ51とクランプ容量21を
介して第2垂直信号線52が接続され、第2垂直信号線52
に直列に接続された第1の選択スイッチ用トランジスタ
53と第1のホールド容量54、及び第2の選択スイッチ用
トランジスタ55と第2のホールド容量56と第2垂直信号
線52を所定の電圧にクランプするためのクランプトラン
ジスタ57とからなる加算回路58−1,58−2,・・・
と、各列の第2垂直信号線52の出力信号を読み出すため
の列選択トランジスタ41−1,41−2,・・・と、列選
択トランジスタ41−1,41−2,・・・のもう一方の端
子が接続された水平信号線42と、列選択トランジスタ41
−1,41−2,・・・を駆動する水平走査回路43と、出
力アンプ44から構成されている。
【0004】加算回路58−1,58−2,・・・は、2行
分のラインメモリとなる第1及び第2のホールド容量5
4,56を持ち、N行の画素信号は第1のホールド容量54
に、N+1行の信号は第2のホールド容量56に蓄積され
る。その後、第1の選択スイッチ用トランジスタ53と第
2の選択スイッチ用トランジスタ55を同時にONするこ
とで、第2垂直信号線52においてライン加算が行われる
ようになっている。
【0005】なお、サンプルホールドトランジスタ51
は、サンプルホールド線59のON電圧に対応して第2垂
直信号線52に信号電圧を伝える。クランプトランジスタ
57は、クランプ線62のON電圧に対応して、第2垂直信
号線52を基準電圧線63による所定電圧(VREF )にクラ
ンプするために配置されている。また、60,61は第1及
び第2の選択スイッチ用トランジスタ53,55のON電圧
印加用のH1 ,H2 線である。
【0006】図16は、上記構成の固体撮像装置の駆動タ
イミングチャートの概略を示す図である。水平帰線期間
中に、N行目のアドレス線12-(N)が選択されると、第1
垂直信号線8−1,8−2,・・・にN行目の単位画素
6の信号電圧が出力される。このとき、H1 線60がON
状態、H2 線61がOFF状態である。同時に、サンプル
ホールド線59をON状態にすることで、サンプルホール
ドトランジスタ51を介して第1垂直信号線8−1,8−
2,・・・とクランプ容量21を接続する。更に、クラン
プ線62をON状態とすることで、クランプトランジスタ
57を介して第2垂直信号線52を基準電圧線63により所定
電圧(VREF )にクランプする。
【0007】次に、クランプ線62をOFF状態とし、第
2垂直信号線52をフローティング状態とした後、N行目
のリセット線11-(N)をON状態とし、フォトダイオード
1の検出信号をリセットする。このとき、フォトダイオ
ード1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig(N)が第1
垂直信号線8−1,8−2,・・・に現れ、クランプ容
量21を介して第2垂直信号線52に伝えられ、第1のホー
ルド容量54に蓄積する。ここでクランプ容量21の容量値
をC1 ,第1及び第2のホールド容量54,56の容量値を
C2 とすると、第1のホールド容量54に蓄積される電荷
変化量ΔQ(N)は、次式(1)となる。 ΔQ(N) =ΔVsig(N)×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・・(1)
【0008】同様に、H1 線60をOFF状態、H2 線61
をON状態として、N+1行の画素信号を第2のホール
ド容量56に蓄積する。このとき、フォトダイオード1を
リセットする前後の第1垂直信号線8−1,8−2,・
・・の電圧変化をΔVsig(N+1)とすると、第2のホール
ド容量56に蓄積される電荷変化量ΔQ(N+1) は次式
(2)となる。 ΔQ(N+1) =ΔVsig(N+1)×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・(2)
【0009】最後に、H1 線60とH2 線61を同時にON
状態とすることで、第2垂直信号線52において電荷領域
での加算が行われる。加算後の第2垂直信号線52におけ
る電荷変化量ΔQ加算は、次式(3)となる。 ΔQ加算=ΔQ(N) +ΔQ(N+1) ={ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)} ×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・・・・・・・(3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15と
図16に示した従来の固体撮像装置のようなラインメモリ
を用いる手法では、ラインメモリの行数、すなわちホー
ルド容量数により、加算できる最大の行数が決まってし
まう。そのため、加算する最大行数分のラインメモリ
を、予め用意しておく必要があるため、ラインメモリの
面積増加及びチップ面積の増加をもたらす。また、必要
に応じて加算する行数を増やす場合でも、あらかじめ用
意されたラインメモリに対応する行数以上は加算できな
いという制約がある。このように、従来提案されている
垂直画素の加算機能を持った固体撮像装置では、必要に
応じて加算する行数を変更するなど自由度のある垂直画
素の加算に対して、十分な考慮がなされていない。
【0011】本発明は、従来の垂直画素の加算機能を持
った固体撮像装置における上記問題点を解消するために
なされたもので、ラインメモリの行数を多くすることな
しに任意行数の垂直画素の加算機能を実現でき、更に、
画素信号の変化成分を加算することにより固定パターン
雑音の低減を行う機能も併せ持ち、これによりセンサの
チップ面積の増加やコスト上昇を押さえることができる
ようにしたMOS型センサを用いた固体撮像装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に係る発明は、光電変換部と該光電変換部
の出力を増幅して増幅信号を出力する増幅部とを含んだ
単位画素を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素
アレイと、列方向に前記単位画素の増幅信号を伝達する
複数の垂直信号線と、前記画素アレイの各画素信号を読
み出すための垂直及び水平走査回路と、各列毎の垂直信
号線に接続され少なくとも二つの前記単位画素の増幅信
号の加算機能を持つノイズキャンセル部とを備え、前記
加算機能を持つノイズキャンセル部は変化成分検出回路
と加算回路とラインメモリを有し、該ラインメモリに保
存されている加算処理前のデータに対して前記増幅信号
の変化成分をアナログ的に加算処理し、加算処理後の出
力を前記ラインメモリに上書きするようにして固体撮像
装置を構成するものである。
【0013】このように構成された固体撮像装置におい
ては、加算機能を持つノイズキャンセル部に含まれるラ
インメモリの加算処理前のデータ出力に対して画素から
出力される増幅信号の変化成分をアナログ的に加算し、
加算処理後の最新出力を同一のラインメモリに上書きす
ることにより、ラインメモリを増加することなく任意行
数の画素信号を加算することができる。また、増幅信号
の変化成分を加算することで固定パターン雑音の低減も
行われる。これにより、固体撮像装置のチップ面積の増
加やコスト上昇を押さえることができる。
【0014】請求項2に係る発明は、光電変換部と該光
電変換部の出力を増幅して増幅信号を出力する増幅部と
を含んだ単位画素を行方向及び列方向に二次元的に配置
した画素アレイと、列方向に前記単位画素の増幅信号を
伝達する複数の垂直信号線と、前記画素アレイの各画素
信号を読み出すための垂直及び水平走査回路と、各列毎
の垂直信号線に接続され少なくとも二つの前記単位画素
の増幅信号の加算機能を持つノイズキャンセル部とを備
え、前記加算機能を持つノイズキャンセル部は、各列毎
の前記垂直信号線に接続されるクランプ手段と、該クラ
ンプ手段を介して前記増幅信号を蓄積するサンプルホー
ルド手段と、前記クランプ手段の垂直信号線と接続して
いない側に与える電圧値を前記サンプルホールド手段の
加算処理前における電圧値とするフィードバック手段と
で構成し、固体撮像装置を構成するものである。
【0015】このように構成された固体撮像装置におい
ては、垂直画素の信号を加算機能を持つノイズキャンセ
ル部に含まれる同一のサンプルホールド手段に連続的に
蓄積することができる。そのため、ラインメモリとなる
サンプルホールド手段を増加することなく任意行数の画
素信号を加算することができる。また、加算動作と同時
に固定パターン雑音の低減も行われる。これにより、固
体撮像装置のチップ面積の増加やコスト上昇を押さえる
ことができる。なお、請求項2におけるクランプ手段
が、請求項1における変化成分検出回路に対応するもの
である。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項2に係る固
体撮像装置において、前記加算機能を持つノイズキャン
セル部は、更に前記クランプ手段を介して得られる前記
増幅信号を低インピーダンス出力するバッファ手段を備
え、前記サンプルホールド手段は前記バッファ手段の出
力電圧を蓄積するように構成されていることを特徴とす
るものである。
【0017】このように構成された固体撮像装置におい
ては、垂直画素の信号を同一のサンプルホールド手段に
連続的に蓄積することができるため、ラインメモリとな
るサンプルホールド手段を増加することなく任意行数の
画素信号を加算することができる。また、加算動作と同
時に固定パターン雑音の低減も行われる。更に、わずか
にバッファ手段を追加するだけで、サンプルホールド手
段における画素信号の減衰を防ぎ大きな出力信号を得る
ことができる。これにより、固体撮像装置のチップ面積
の増加やコスト上昇を押さえることができる。
【0018】請求項4に係る発明は、光電変換部と該光
電変換部の出力を増幅して増幅信号を出力する増幅部と
を含んだ単位画素を行方向及び列方向に二次元的に配置
した画素アレイと、列方向に前記単位画素の増幅信号を
伝達する複数の垂直信号線と、前記画素アレイの各画素
信号を読み出すための垂直及び水平走査回路と、各列毎
の垂直信号線にクランプ手段と反転アンプを介して接続
されるサンプルホールド手段を有し、少なくとも二つの
前記単位画素の増幅信号を前記反転アンプの帰還容量に
加算する加算機能を持つノイズキャンセル部とで固体撮
像装置を構成するものである。
【0019】このように構成された固体撮像装置におい
ては、垂直画素の信号を反転アンプの帰還容量に連続的
に蓄積することができるため、ラインメモリとなる反転
アンプの帰還容量を増加することなく任意行数の画素信
号を加算することができる。また、加算動作と同時に固
定パターン雑音の低減も行われる。これにより、固体撮
像装置のチップ面積の増加やコスト上昇を押さえること
ができる。
【0020】請求項5に係る発明は、請求項4に係る固
体撮像装置において、前記加算機能を持つノイズキャン
セル部を構成する前記反転アンプは、該反転アンプの増
幅率が変更可能であり、少なくとも二つの前記単位画素
の増幅信号を前記反転アンプの帰還容量に重み付け加算
する加算機能を持つように構成されていることを特徴と
するものである。
【0021】このように構成された固体撮像装置におい
ては、垂直画素の信号を反転アンプの帰還容量に連続的
に蓄積することができるため、ラインメモリとなる反転
アンプの帰還容量を増加することなく任意行数の画素信
号を加算することができる。また、加算動作と同時に固
定パターン雑音の低減も行われる。更に、反転アンプの
ゲインを行毎に変更可能あるため、重み付け加算などの
エッジ強調の機能を実現できる。これにより、固体撮像
装置のチップ面積の増加やコスト上昇を押さえることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)次に、本発
明の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明に係る増幅型MOSセンサを用いた
固体撮像装置の第1の実施の形態を示す回路構成図であ
り、図15に示した従来例と対応する構成要素には同一の
符号を付して示している。この実施の形態に係る固体撮
像装置は、光電変換部であるフォトダイオード1と、該
フォトダイオード1の検出信号を増幅する増幅トランジ
スタ2と、前記フォトダイオード1の検出信号をリセッ
トするリセットトランジスタ3と、各行を選択するため
の選択トランジスタ4と、画素電源5からなる単位画素
6を行方向及び列方向に複数個配列した画素アレイを備
えており、更に、前記単位画素6を駆動する垂直走査回
路7と、単位画素6の画素信号を出力とする第1垂直信
号線8−1,8−2,・・・と、第1垂直信号線8−
1,8−2,・・・に定電流を流すバイアス用トランジ
スタ9−1,9−2,・・・と、バイアス用トランジス
タ9−1,9−2,・・・の電流値を決めるバイアス電
流調整電圧線10と、加算機能を持ったノイズキャンセル
回路13−1,13−2,・・・と、各列の加算機能を持っ
たノイズキャンセル回路13−1,13−2,・・・の出力
信号を読み出すための列選択トランジスタ41−1,41−
2,・・・と、列選択トランジスタ41−1,41−2,・
・・のもう一方の端子が接続された水平信号線42と、列
選択トランジスタ41−1,41−2,・・・を駆動する水
平走査回路43と、出力アンプ44とを備えている。
【0023】そして、加算機能を持ったノイズキャンセ
ル回路13−1,13−2,・・・は、変化成分検出回路14
とアナログ加算手段15とメモリ16から構成され、加算処
理前に保存されているメモリ16の出力に対して新たな画
素から出力される増幅信号の変化成分をアナログ的に加
算し、加算処理後の最新出力をメモリ16に上書きするよ
うに構成されている。このように、加算処理前に保存さ
れているメモリ16の出力に対するアナログ的加算と、加
算出力のメモリ16への上書きを繰り返し行うことで、メ
モリ16を複数設けなくても任意行数の画素信号を加算す
ることができるようになってい。
【0024】図2に、本実施の形態における加算機能を
持ったノイズキャンセル回路13−1,13−2,・・・
(以下、代表して符号13で表す)の具体的な構成例を示
す。図2において、加算機能を持ったノイズキャンセル
回路13は、第1垂直信号線8−1,8−2,・・・(以
下、代表して符号8で表す)に接続されているクランプ
容量21と、クランプ容量21を介して第1垂直信号線8と
接続されている第2垂直信号線22と、第2垂直信号線22
とサンプルホールドトランジスタ23を介して接続されて
いる第3垂直信号線24と、第3垂直信号線24に接続され
ているホールド容量25と、第3垂直信号線24に入力端子
が接続されている第3垂直信号線バッファ26と、第2垂
直信号線22と第3垂直信号線バッファ26を接続している
クランプトランジスタ27と、第3垂直信号線24及びホー
ルド容量25を基準電圧線34の所定電圧(VREF )にクラ
ンプする初期化トランジスタ28から構成されている。な
お、上記構成のノイズキャンセル回路におけるクランプ
容量21は、図1における変化成分検出回路14に対応する
ものである。
【0025】そして、ホールド容量25の電圧値は、第3
垂直信号線バッファ26を介して第2垂直信号線22にフィ
ードバックでき、第2垂直信号線22のクランプ電圧とす
ることができる。この機能を用いることで、加算処理前
に保存されているホールド容量25の出力に対して、クラ
ンプ容量21を介して新たな画素信号をアナログ的に加算
できる。
【0026】なお、サンプルホールドトランジスタ23
は、サンプルホールド線32のオン電圧に対応して第2垂
直信号線22と第3垂直信号線24を接続する。クランプト
ランジスタ27はクランプ線31のオン電圧に対応して、第
3垂直信号線バッファ26の出力電圧を用いて第2垂直信
号線22をクランプする。また、初期化トランジスタ28は
初期化線33のオン電圧に対応して、第3垂直信号線24及
びホールド容量25を基準電圧線34の所定電圧(VREF
にクランプするようになっている。
【0027】図3は、本実施の形態に示される第3垂直
信号線バッファ26の構成例を示す図で、この構成例は差
動増幅回路をボルテージフォロア接続して構成したもの
である。すなわち、トランジスタ71と72からなる差動入
力段と、トランジスタ73と74よりなる負荷と、電流源75
と、電源76から構成され、トランジスタ71のゲート端子
をバッファの入力端子77とし、トランジスタ72のゲート
端子をドレインとショートさせることで出力端子78とな
っている。このように、差動増幅回路をボルテージフォ
ロア接続することで、入力端子77に印加される電圧が出
力端子78より低インピーダンスで出力される。
【0028】次に、本実施の形態の動作を、図4に示す
駆動タイミングチャートの概略図を参照しながら説明す
る。水平同期信号の水平帰線期間内に、N行目のアドレ
ス線12-(N)が選択されると、第1垂直信号線8にN行目
の単位画素6の信号電圧が出力される。同時にクランプ
線31と初期化線33を同時にON状態とすることで、初期
化トランジスタ28を介して第3垂直信号線24とホールド
容量25が所定電圧VRE F に初期化をされる。、また、第
3垂直信号線バッファ26とクランプトランジスタ27を介
して第2垂直信号線22も所定電圧VREF にクランプされ
る。
【0029】次に、クランプ線31と初期化線33を同時に
OFF状態した後、サンプルホールド線32をON状態と
して、第2垂直信号線22と第3垂直信号線24を接続す
る。このとき、第2垂直信号線22と第3垂直信号線24は
フローティング状態となる。その後、N行目のリセット
線11-(N)をON状態とし、フォトダイオード1をリセッ
トする。これにより、フォトダイオード1をリセットす
る前後の電圧変化ΔVsig(N)が第1垂直信号線8に現
れ、クランプ容量21を介して第2垂直信号線22及び第3
垂直信号線24に伝えられ、ホールド容量25に蓄積され
る。ここで、クランプ容量21の容量値をC1 ,ホールド
容量25の容量値をC2 とすると、ホールド容量25に蓄積
される電圧変化量ΔVout(N)と電荷変化量ΔQ(N) は、
次式(4),(5)となる。 ΔVout(N)=ΔVsig(N)×{C1 /(C1 +C2 )} /・・・・・(4) ΔQ(N) =ΔVsig(N)×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・・(5)
【0030】引き続き、初期化線33をOFF状態に固定
し、電圧変化量ΔVout(N)を反映させた第3垂直信号線
24の電圧値〔VREF +ΔVout(N)〕で第2垂直信号線22
をクランプした後、N+1行目の画素リセット動作を行
うことで、N+1行の画素信号をクランプ容量21を介し
てホールド容量25に蓄積する。ここで、フォトダイオー
ド1をリセットする前後の第1垂直信号線8の電圧変化
をΔVsig(N+1)とすると、ホールド容量25に新たに蓄積
される電圧変化量ΔVout(N)と電荷変化量ΔQ(N) は、
次式(6),(7)となる。 ΔVout(N+1)=ΔVsig(N+1)×{C1 /(C1 +C2 )} ・・・・(6) ΔQ(N+1) =ΔVsig(N+1)×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・(7)
【0031】このように、加算処理前に保存されている
ホールド容量25の電圧値を用いて第2垂直信号線22をク
ランプすることで、垂直画素信号のアナログ的な加算が
行われる。ホールド容量25における加算後の電圧変化量
ΔVout 加算と電荷変化量ΔQ加算は、次式(8),
(9)となる。 ΔVout 加算=ΔVout(N)+ΔVout(N+1)={ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)} ×{C1 /(C1 +C2 )} ・・・・・・・・・・(8) ΔQ加算=ΔQ(N) +ΔQ(N+1) ={ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)} ×{C1 /(C1 +C2 )}×C2 ・・・・・・・・・(9)
【0032】(第2の実施の形態)図5は、本発明に係
る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置の第2の実
施の形態の主要部たるノイズキャンセル回路部分の構成
を示す回路構成図ある。この実施の形態におけるノイズ
キャンセル回路は、第1垂直信号線8の電圧変動値をそ
のままホールド容量25に蓄積することができるように構
成したもので、次に、その構成について説明する。な
お、第1の実施の形態と対応する構成要素には同一の符
号を付して示している。
【0033】本実施の形態のノイズキャンセル回路は、
第2垂直信号線22とサンプルホールドトランジスタ23の
間に第2垂直信号線バッファ80を追加したもので、他の
構成は図2に示した第1の実施の形態と同じである。駆
動タイミングチャートの概略は、図4に示した第1の実
施の形態と同じである。
【0034】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。水平帰線期間内におけるN行目のアドレス線12-(N)
の選択動作、及び第2垂直信号線22と第3垂直信号線24
とホールド容量25の初期化動作は、図2に示した第1の
実施の形態のノイズキャンセル回路の動作と同じであ
る。次に、クランプ線31と初期化線33を同時にOFF状
態した後、サンプルホールド線32をON状態として、第
2垂直信号線22のクランプ電圧を第2垂直信号線バッフ
ァ80を介して出力し、第3垂直信号線24とホールド容量
25をドライブする。このとき、第2垂直信号線22はフロ
ーティング状態となる。
【0035】その後、N行目のリセット線11-(N)をON
状態とし、フォトダイオード1の検出信号をリセットす
る。これにより、フォトダイオード1をリセットする前
後の電圧変化ΔVsig(N)が第1垂直信号線8に現れ、ク
ランプ容量21と第2垂直信号線22と第2垂直信号線バッ
ファ80と第3垂直信号線24を介してホールド容量25に蓄
積される。ここで、クランプ容量21とホールド容量25は
第2垂直信号線バッファ80を介して接続されるため、次
式(10),(11)に示すように、第1垂直信号線8の電
圧変化ΔVsig(N)が、そのままホールド容量25に蓄積さ
れる。 ΔVout(N)=ΔVsig(N) ・・・・・・・・・・・(10) ΔQ(N) =ΔVsig(N)×C2 ・・・・・・・・・(11)
【0036】引き続き、初期化線33をOFF状態に固定
し、電圧変化量ΔVout(N)を反映させた第3垂直信号線
24の電圧値〔VREF +ΔVout(N)〕で第2垂直信号線22
をクランプした後、N+1行目の画素リセット動作を行
うことで、N+1行の画素信号をホールド容量25に蓄積
する。ここで、フォトダイオード1をリセットする前後
の第1垂直信号線8の電圧変化をΔVsig(N+1)とする
と、ホールド容量25に新たに蓄積される電圧変化量ΔV
out(N)と電荷変化量ΔQ(N) は、次式(12),(13)と
なる。 ΔVout(N+1)=ΔVsig(N+1) ・・・・・・・・・(12) ΔQ(N+1) =ΔVsig(N+1)×C2 ・・・・・・・(13)
【0037】このように、加算処理前に保存されている
ホールド容量25の電圧値を用いて第2垂直信号線22をク
ランプすることで、垂直画素信号のアナログ的な加算が
行われる。ホールド容量25における加算後の電圧変化量
ΔVout 加算と電荷変化量ΔQ加算は、次式(14),
(15)となる。 ΔVout 加算=ΔVout(N)+ΔVout(N+1)=ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1) ・・・・・・・・・(14) ΔQ加算=ΔQ(N) +ΔQ(N+1) ={ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)}×C2 ・・・・・・・・・(15)
【0038】以上のように、本実施の形態によれば、第
1垂直信号線8の電圧変動を減衰なくホールド容量25に
蓄積できる。更に電圧変化量及び電荷変化量がクランプ
容量21とは無関係に決まるため、高速化のためにクラン
プ容量21を小さくするなど設計自由度を増大させること
ができる。
【0039】(第3の実施の形態)図6は、本発明に係
る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置の第3の実
施の形態の主要部たるノイズキャンセル回路部分の構成
を示す回路構成図ある。この実施の形態は、図5に示し
た第2の実施の形態における第3垂直信号線バッファ26
と第2垂直信号線バッファ80を共有化でき、しかも第1
垂直信号線8の電圧変動値をそのままホールド容量25に
蓄積することができるように構成したもので、次にその
構成について説明する。なお、図6においては、図5に
示した第2の実施の形態と対応する構成要素には同一の
符号を付して示している。
【0040】本実施の形態は、図6に示すように、クラ
ンプトランジスタ27と第3垂直信号線バッファ26の出力
を接続する第1のバッファ出力切替えトランジスタ81
と、サンプルホールドトランジスタ23と第3垂直信号線
バッファ26の出力を接続する第2のバッファ出力切替え
トランジスタ82と、第3垂直信号線24と第3垂直信号線
バッファ26の入力端子を接続する第1のバッファ入力切
替えトランジスタ83と、第2垂直信号線22と第3垂直信
号線バッファ26の入力端子を接続する第2のバッファ入
力切替えトランジスタ84を用いることで、図5に示した
第2の実施の形態における第3垂直信号線バッファ26と
第2垂直信号線バッファ80を共通化している。
【0041】なお、第1のバッファ出力切替えトランジ
スタ81と第1のバッファ入力切替えトランジスタ83は、
第1のバッファ切替え線85のオン電圧に対応してON状
態となり、第3垂直信号線24の電圧を第2垂直信号線22
に伝える。また、第2のバッファ出力切替えトランジス
タ82と第2のバッファ入力切替えトランジスタ84は、第
2のバッファ切替え線86のオン電圧に対応してON状態
となり、第2垂直信号線22の電圧を第3垂直信号線24に
伝えるようになっている。
【0042】図7は、本実施の形態の動作を説明するた
めの駆動タイミングチャートの概略を示す図であり、次
に、このタイミングチャートを参照しながら本実施の形
態の動作について説明する。第2垂直信号線22をクラン
プするとき、第1のバッファ切替え線85がオン電圧及び
第2のバッファ切替え線86がオフ電圧となっている。ま
た、第1垂直信号線8の電圧変動をホールド容量25に蓄
積するときに、第1のバッファ切替え線85がオフ電圧及
び第2のバッファ切替え線86がオン電圧となっている。
N行の画素信号とN+1行の画素信号を加算したとき
の、ホールド容量25における電圧変化量ΔVout 加算と
電荷変化量ΔQ加算は、次式(16),(17)となる。 ΔVout 加算=ΔVout(N)+ΔVout(N+1)=ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1) ・・・・・・・・・(16) ΔQ加算=ΔQ(N)+ΔQ(N+1)={ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)}×C2 ・・・・・・・・・(17)
【0043】本実施の形態においては、以上のように、
第1垂直信号線8の電圧変動を減衰なくホールド容量25
に蓄積することが可能となる。更に、第3垂直信号線バ
ッファ26と第2垂直信号線バッファ80を共有化できるた
め、素子数及び消費電流の削減が可能となる。
【0044】(第4の実施の形態)図8は、本発明に係
る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置の第4の実
施の形態を示す回路構成図であり、図1に示した第1の
実施の形態と対応する構成要素には同一の符号を付して
示している。この実施の形態に係る固体撮像装置は、光
電変換部であるフォトダイオード1と該フォトダイオー
ド1の検出信号を増幅する増幅トランジスタ2と前記フ
ォトダイオード1の検出信号をリセットするリセットト
ランジスタ3と各行を選択するための選択トランジスタ
4と画素電源5とからなる単位画素6と、単位画素6を
駆動する垂直走査回路7と、単位画素6の画素信号を出
力する第1垂直信号線8−1,8−2,・・・と、第1
垂直信号線8−1,8−2,・・・に定電流を流すバイ
アス用トランジスタ9−1,9−2,・・・と、バイア
ス用トランジスタ9−1,9−2,・・・の電流値を決
めるバイアス電流調整電圧線10と、加算機能を持つノイ
ズキャンセル回路97−1,97−2,・・・とを備えてい
る。
【0045】そして、上記ノイズキャンセル回路97−
1,97−2,・・・は、前記第1垂直信号線8−1,8
−2,・・・とクランプ容量21を介して接続されている
第2垂直信号線22と、第2垂直信号線22の電圧変化を反
転増幅する反転アンプ91と、反転アンプ91の出力が第1
のサンプルホールドトランジスタ23を介して接続されて
いる第3垂直信号線24と、第3垂直信号線24に接続され
ているホールド容量25と、第2垂直信号線22と反転アン
プ91の出力をショートさせる機能を持つクランプトラン
ジスタ92と、第2垂直信号線22と帰還容量93を介して接
続される第4垂直信号線94と、第4垂直信号線94と反転
アンプ91の出力を接続する第2のサンプルホールドトラ
ンジスタ95と、第4垂直信号線94を所定電圧にクランプ
する初期化トランジスタ96とで構成されている。
【0046】更に、この実施の形態に係る固体撮像装置
は、前記ノイズキャンセル回路97−1,97−2,・・・
の各列の第3垂直信号線24の出力信号を読み出すための
列選択トランジスタ41−1,41−2,・・・と、列選択
トランジスタ41−1,41−2,・・・のもう一方の端子
が接続された水平信号線42と、列選択トランジスタ41−
1,41−2,・・・を駆動する水平走査回路43と、出力
アンプ44とを備えて構成されている。
【0047】なお、第1及び第2のサンプルホールドト
ランジスタ23及び95は、サンプルホールド線99のオン電
圧に対応して、反転アンプ91の出力と第3垂直信号線24
及び第4垂直信号線94を接続する。クランプトランジス
タ92は、クランプ線98のオン電圧に対応して反転アンプ
の入出力端子をショートすることで、第2垂直信号線22
の電圧を反転アンプ91の最適動作点に設定する。また、
初期化トランジスタ96は、初期化線100 のオン電圧に対
応して、第4垂直信号線94の電圧を基準電圧線101 の所
定電圧にクランプする。
【0048】ここで、反転アンプ91のオープンループゲ
インが十分大きければ(例えば100以上)、クランプ容
量21と帰還容量93により、反転アンプ91の出力におい
て、ゲイン=−(C1/C3 )の反転信号を得ることがで
き、帰還容量93に連続的に画素信号を蓄積することが可
能となる。
【0049】図9は、本実施の形態における反転アンプ
91の構成例を示す図で、この構成例では、反転増幅トラ
ンジスタ105 と電流源106 と電源107 とから構成され、
反転増幅トランジスタ105 のゲート端子を入力端子108
,反転増幅トランジスタ105と電流源106 の接続点を出
力端子109 としている。
【0050】図10は、本実施の形態の動作を説明するた
めの駆動タイミングチャートの概略を示す図であり、次
に、このタイミングチャートを参照しながら、本実施の
形態の動作について説明する。水平帰線期間内に、N行
目のアドレス線12-(N)が選択されると、第1垂直信号線
8にN行目の単位画素6の信号電圧が出力される。同時
にクランプ線98をON状態とすることで、反転アンプ91
の入出力がショートされ、第2垂直信号線22が反転アン
プの最適動作点にクランプされ、初期化線100をON状
態とすることで、初期化トランジスタ96を介して第4垂
直信号線94が所定電圧VREF に初期化される。
【0051】次に、クランプ線98と初期化線100 をOF
F状態とした後、サンプルホールド線99をON状態とし
て、第4垂直信号線94と反転アンプ91の出力及びホール
ド容量25を接続する。このとき、帰還容量93の容量値を
C3 とすると、反転アンプ91とクランプ容量21と帰還容
量93によって、ゲイン=−(C1/C3 )の反転増幅回路
が構成され、第2垂直信号線22は反転アンプ91の帰還ル
ープにより最適動作点に固定される。
【0052】その後、N行目のリセット線11-(N)をON
状態とし、フォトダイオード1の検出信号をリセットす
る。このとき、フォトダイオード1をリセットする前後
の電圧変化ΔVsig(N)が第1垂直信号線8に現れ、クラ
ンプ容量21と帰還容量93を介して第3垂直信号線24に伝
えられ、ホールド容量25に蓄積される。ここで、クラン
プ容量21の容量値をC1 ,帰還容量93の容量値をC3 と
すると、ホールド容量25に蓄積される電圧変化量ΔVou
t(N)と電荷変化量ΔQ(N) は、次式(18),(19)とな
る。 ΔVout(N)=−ΔVsig(N)×(C1 /C3 ) ・・・・・・・・・・(18) ΔQ(N) =−ΔVsig(N)×(C1 /C3 )×C2 ・・・・・・・・(19)
【0053】引き続き、初期化線100 をOFF状態に固
定することで、帰還容量93に蓄積された電圧変動が保持
されたままで、第2垂直信号線22をクランプすることが
できる。この後、同様の読み出し動作を行うことで、N
+1行の画素信号を帰還容量93を介して、ホールド容量
25に蓄積する。このとき、フォトダイオード1をリセッ
トする前後の第1垂直信号線8の電圧変化をΔVsig(N+
1)とすると、ホールド容量25に新たに蓄積される電圧変
化量ΔVout(N)と電荷変化量ΔQ(N) は、次式(20),
(21)となる。 ΔVout(N+1)=−ΔVsig(N+1)×(C1 /C3 ) ・・・・・・・・(20) ΔQ(N+1) =−ΔVsig(N+1)×(C1 /C3 )×C2 ・・・・・・(21)
【0054】このように、反転アンプ91とクランプ容量
21と帰還容量93によって、ゲイン=−(C1/C3 )の反
転増幅回路を構成し、第1垂直信号線8の電圧変化を反
転増幅することで、帰還容量93において連続的に加算が
行われる。加算後のホールド容量25における電圧変化量
ΔVout 加算と電荷変化量ΔQ加算は、次式(22),
(23)のようになる。 ΔVout 加算=ΔVout(N)+ΔVout(N+1)=−{ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)} ×(C1 /C3 ) ・・・・・・・(22) ΔQ加算=ΔQ(N) +ΔQ(N+1) =−{ΔVsig(N)+ΔVsig(N+1)} ×(C1 /C3 )×C2 ・・・・・・(23)
【0055】(第5の実施の形態)図11は、本発明に係
る増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置の第5の実
施の形態の主要部たるノイズキャンセル回路部分の構成
を示す回路構成図ある。この実施の形態では、第1垂直
信号線8と第2垂直信号線22を接続するクランプ容量21
の値を変化させることが可能な構成となっており、これ
により各行毎に反転信号のゲインを調整することができ
るため、重み付け加算などのエッジ強調の機能を実現で
きるようになっている。次に、その構成について説明す
る。なお、第4の実施の形態と対応する構成要素には同
一の符号を付して示している。
【0056】本実施の形態では、図8に示した第4の実
施の形態のノイズキャンセル回路における第1垂直信号
線8と第2垂直信号線22の間に、第2のクランプ容量11
1 とクランプ容量選択トランジスタ112 を追加した構成
となっており、クランプ容量選択トランジスタ112 は、
ゲイン切替え線113 のオン電圧に対応して、クランプ容
量21に第2のクランプ容量111 を並列接続するように構
成されている。
【0057】図12は、本実施の形態の動作を説明するた
めの駆動タイミングチャートの概略を示す図であり、次
にこのタイミングチャートを参照しながら、本実施の形
態の動作について説明する。N+1行目の画素信号を加
算するときに、ゲイン切替え線113 をオン電圧とし、ク
ランプ容量21に第2のクランプ容量111 を並列接続す
る。このとき、第2のクランプ容量111 の容量値をC4
とすると、反転増幅回路はゲインが、−{(C1 +C4
)/C3 }となり、より大きなゲインとなる。
【0058】N+1行の画素信号を加算する際に、反転
増幅回路のゲインを変更する以外、基本動作は図8に示
した第4の実施の形態と同じで、加算後のホールド容量
25における電圧変化量ΔVout 加算と電荷変化量ΔQ加
算は、次式(24),(25)のようになる。 ΔVout 加算=ΔVout(N)+ΔVout(N+1)=−{ΔVsig(N)}×(C1 /C3 ) −{ΔVsig(N+1)}×{(C1 +C4 )/C3 } ・・・・・・・・・(24) ΔQ加算=ΔQ(N) +ΔQ(N+1) =−{ΔVsig(N)}×(C1 /C3 )×C2 −{ΔVsig(N+1)}×{(C1 +C4 )/C3 }×C2 ・・・・・・・・・(25)
【0059】以上のように、この実施の形態によれば、
各行毎に反転信号のゲインを調整することができるた
め、重み付け加算などのエッジ強調の機能を実現でき
る。
【0060】なお、上記本発明に係る各実施の形態の回
路構成及び駆動方式の変更は、特許請求項の範囲を逸脱
しない範囲で広く行うことができる。例えば、垂直加算
する画素数を2行以上とすることもできる。また、図13
に示すように、図8に示す第4の実施の形態の構成から
ホールド容量25を削減し、反転アンプ91の出力電圧を直
接列選択トランジスタ41−1,41−2,・・・を介して
水平信号線42に電圧出力することも可能である。この変
形例の場合における駆動タイミングチャートを図14に示
す。また、単位画素6の構成要素及び駆動方法を変更し
た場合も、加算回路の駆動方法を変更することで対応可
能である。
【0061】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1に係る発明によれば、加算機能を持つノイ
ズキャンセル部に含まれるラインメモリの加算処理前の
データ出力に対して画素から出力される増幅信号の変化
成分を加算し、加算処理後の最新出力を同一のラインメ
モリに上書きするように構成されているので、ラインメ
モリを増加することなく任意行数の画素信号を加算する
ことができ、また増幅信号の変化成分を加算することで
固定パターン雑音の低減も行われる。これによりチップ
面積の増加やコスト上昇を押さえることができる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、垂直画素の信号を同
一のサンプルホールド手段に連続的に蓄積することがで
きるため、ラインメモリとなるサンプルホールド手段を
増加することなく任意行数の画素信号を加算することが
でき、また加算動作と同時に固定パターン雑音の低減も
行われ、これによりチップ面積の増加やコスト上昇を押
さえることができる。また、請求項3に係る発明によれ
ば、垂直画素の信号を同一のサンプルホールド手段に連
続的に蓄積することができるため、ラインメモリとなる
サンプルホールド手段を増加することなく任意行数の画
素信号を加算することができ、また加算動作と同時に固
定パターン雑音の低減も行われ、更に僅かにバッファ手
段を追加するだけで、サンプルホールド手段における画
素信号の減衰を防ぎ、大きな出力信号を得ることができ
る。
【0062】また、請求項4に係る発明によれば、垂直
画素の信号を反転アンプの帰還容量に連続的に蓄積する
ことができるため、ラインメモリとなる帰還容量を持つ
反転アンプを増加することなく任意行数の画素信号を加
算することができ、また加算動作と同時に固定パターン
雑音の低減も行われ、これによりチップ面積の増加やコ
スト上昇を押さえることができる。また、請求項5に係
る発明によれば、垂直画素の信号の信号を反転アンプの
帰還容量に連続的に蓄積することができるため、ライン
メモリとなる帰還容量を持つ反転アンプを増加すること
なく任意行数の画素信号を加算することができ、また加
算動作と同時に固定パターン雑音の低減も行われ、更に
反転アンプのゲインを行毎に変更可能であるため、重み
付け加算などのエッジ強調の機能をもたせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の形態
を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した実施の形態における加算機能を持
つノイズキャンセル回路の具体的構成例を示す回路構成
図である。
【図3】図2に示した加算機能を持つノイズキャンセル
回路における第3垂直信号線バッファの構成例を示す回
路構成図である。
【図4】第1の実施の形態の動作を説明するための駆動
タイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態の主要部である加算
機能を持つノイズキャンセル回路の構成を示す回路構成
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の主要部である加算
機能を持つノイズキャンセル回路の構成を示す回路構成
図である。
【図7】第3の実施の形態の動作を説明するための駆動
タイミングチャートである。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【図9】図8に示した第4の実施の形態における反転ア
ンプの構成例を示す回路構成図である。
【図10】第4の実施の形態の動作を説明するための駆動
タイミングチャートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態の主要部である加算
機能を持つノイズキャンセル回路の構成を示す回路構成
図である。
【図12】第5の実施の形態の動作を説明するための駆動
タイミングチャートである。
【図13】図8に示した第4の実施の形態の主要部である
加算機能を持つノイズキャンセル回路の変形例の構成を
示す回路構成図である。
【図14】図13に示した変形例の動作を説明するための駆
動タイミングチャートである。
【図15】従来の加算手段を持つ固体撮像装置の構成例を
示す回路構成図である。
【図16】図15に示した従来例の動作を説明するための駆
動タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 フォトダイオード 2 増幅トランジスタ 3 リセットトランジスタ 4 選択トランジスタ 5 画素電源 6 単位画素 7 垂直走査回路 8−1,8−2,・・・ 第1垂直信号線 9−1,9−2,・・・ バイアス用トランジスタ 10 バイアス電流調整電圧線 11-(N),11-(N+1), ・・ リセット線 12-(N),12-(N+1), ・・ アドレス線 13−1,13−2,・・・ ノイズキャンセル回路 14 変化成分検出回路 15 アナログ加算手段 16 メモリ 21 クランプ容量 22 第2垂直信号線 23 サンプルホールドトランジスタ 24 第3垂直信号線 25 ホールド容量 26 第3垂直信号線バッファ 27 クランプトランジスタ 28 初期化トランジスタ 31 クランプ線 32 サンプルホールド線 33 初期化線 34 基準電圧線 41−1,41−2,・・・ 列選択トランジスタ 42 水平信号線 43 水平走査回路 44 出力アンプ 71,72 差動入力段用トランジスタ 73,74 負荷用トランジスタ 75 電流源 76 電源 77 入力端子 78 出力端子 80 第2垂直信号線バッファ 81 第1のバッファ出力切替えトランジスタ 82 第2のバッファ出力切替えトランジスタ 83 第1のバッファ入力切替えトランジスタ 84 第2のバッファ入力切替えトランジスタ 85 第1のバッファ切替え線 86 第2のバッファ切替え線 91 反転アンプ 92 クランプトランジスタ 93 帰還容量 94 第4垂直信号線 95 第2のサンプルホールドトランジスタ 97−1,97−2,・・・ ノイズキャンセル回路 98 クランプ線 99 サンプルホールド線 100 初期化線 101 基準電圧線 105 反転増幅トランジスタ 106 電流源 107 電源 108 入力端子 109 出力端子 111 第2のクランプ容量 112 クランプ容量選択トランジスタ 113 ゲイン切替え線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換部と該光電変換部の出力を増幅
    して増幅信号を出力する増幅部とを含んだ単位画素を行
    方向及び列方向に二次元的に配置した画素アレイと、列
    方向に前記単位画素の増幅信号を伝達する複数の垂直信
    号線と、前記画素アレイの各画素信号を読み出すための
    垂直及び水平走査回路と、各列毎の垂直信号線に接続さ
    れ少なくとも二つの前記単位画素の増幅信号の加算機能
    を持つノイズキャンセル部とを備え、前記加算機能を持
    つノイズキャンセル部は変化成分検出回路と加算回路と
    ラインメモリを有し、該ラインメモリに保存されている
    加算処理前のデータに対して前記増幅信号の変化成分を
    アナログ的に加算処理し、加算処理後の出力を前記ライ
    ンメモリに上書きするように構成されていることを特徴
    とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 光電変換部と該光電変換部の出力を増幅
    して増幅信号を出力する増幅部とを含んだ単位画素を行
    方向及び列方向に二次元的に配置した画素アレイと、列
    方向に前記単位画素の増幅信号を伝達する複数の垂直信
    号線と、前記画素アレイの各画素信号を読み出すための
    垂直及び水平走査回路と、各列毎の垂直信号線に接続さ
    れ少なくとも二つの前記単位画素の増幅信号の加算機能
    を持つノイズキャンセル部とを備え、前記加算機能を持
    つノイズキャンセル部は、各列毎の前記垂直信号線に接
    続されるクランプ手段と、該クランプ手段を介して前記
    増幅信号を蓄積するサンプルホールド手段と、前記クラ
    ンプ手段の垂直信号線と接続していない側に与える電圧
    値を前記サンプルホールド手段の加算処理前における電
    圧値とするフィードバック手段とで構成されていること
    を特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記加算機能を持つノイズキャンセル部
    は、更に前記クランプ手段を介して得られる前記増幅信
    号を低インピーダンス出力するバッファ手段を備え、前
    記サンプルホールド手段は前記バッファ手段の出力電圧
    を蓄積するように構成されていることを特徴とする請求
    項2に係る固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 光電変換部と該光電変換部の出力を増幅
    して増幅信号を出力する増幅部とを含んだ単位画素を行
    方向及び列方向に二次元的に配置した画素アレイと、列
    方向に前記単位画素の増幅信号を伝達する複数の垂直信
    号線と、前記画素アレイの各画素信号を読み出すための
    垂直及び水平走査回路と、各列毎の垂直信号線にクラン
    プ手段と反転アンプを介して接続されるサンプルホール
    ド手段を有し、少なくとも二つの前記単位画素の増幅信
    号を前記反転アンプの帰還容量に加算する加算機能を持
    つノイズキャンセル部とを備えていることを特徴とする
    固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記加算機能を持つノイズキャンセル部
    を構成する前記反転アンプは、該反転アンプの増幅率が
    変更可能であり、少なくとも二つの前記単位画素の増幅
    信号を前記反転アンプの帰還容量に重み付け加算する加
    算機能を持つように構成されていることを特徴とする請
    求項4に係る固体撮像装置。
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