JP2002247451A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002247451A
JP2002247451A JP2001045338A JP2001045338A JP2002247451A JP 2002247451 A JP2002247451 A JP 2002247451A JP 2001045338 A JP2001045338 A JP 2001045338A JP 2001045338 A JP2001045338 A JP 2001045338A JP 2002247451 A JP2002247451 A JP 2002247451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換部からの信号を高速に読み出すとと
もに、ノイズ成分の少ない信号を得ることを課題とす
る。 【解決手段】 光電変換部と、前記光電変換部からの信
号を処理するインピ−ダンス変換手段と、前記インピ−
ダンス変換手段にバイアスを供給する第1のスイッチ手
段と、バイアス源と前記インピ−ダンス変換手段の間に
接続された第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ
手段と前記第2のスイッチ手段の駆動を同期する同期手
段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インピーダンス変
換手段のバイアス信号の供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像素子としては、各画素に
発生したそれぞれの信号電荷をそのまま読み出さず、こ
れらの信号電荷を各画素において電圧もしくは電流に変
換して増幅した後、各信号電圧もしくは信号電流を該各
画素から走査回路を介して読み出すというものが提案さ
れており、これを増幅型固体撮像素子と称している。図
8にこの従来の増幅型固体撮像素子である増幅型MOS
センサー構成を示す。
【0003】図8において、光電変換セル内に配置され
たフォトダイオード1に蓄積された信号電荷は、増幅ト
ランジスタ4によって電圧として垂直出力線8に読み出
される。この時、増幅トランジスタ2と定電流源として
の負荷トランジスタ9により、ソースフォロワー回路が
形成されているので、フォトダイオード1の信号電荷量
に対応した電圧が垂直出力線8から読み出される。ここ
で、光電変換セルとしては、上記の他、フォトダイオー
ド1をリセットするリセットトランジスタ3と、垂直出
力線8に読み出すセルを選択する選択MOSトランジス
タ5とを含む。
【0004】このような構成の光電変換セルを2次元的
に配列した固体撮像素子では、増幅トランジスタ4のし
きい値バラツキに対応した固定パターン雑音が発生し、
画質が劣化してしまうため、種々のノイズキャンセル回
路が提案されている。ノイズキャンセル回路の構成と動
作を、図9のタイミング図を交えて説明する。
【0005】垂直シフトレジスタ91からの選択信号線
10−1に、パルス101を印加することによって、選
択MOSトランジスタ5の導通によって、増幅トランジ
スタ4−1−1、4−1−2、・・・の行を活性化させ
る。このとき、フォトダイオード1−1−1、1−1−
2、・・・に蓄積された信号電荷に対応した出力信号電
圧が垂直出力線8(8−1、8−2、・・・)に読み出
される。当該固体撮像素子の各セルを活性化しているパ
ルスが“H”レベル(パルス101)の間に、クランプ
トランジスタ14(14−1、14−2、・・・)のゲ
ートに、“H”電圧(パルス102)を印加し、クラン
プトランジスタをONさせ、垂直出力線15(15−
1、15−2、・・・)をクランプ電圧22にクランプ
する。
【0006】その後、リセット信号線6(6−1、6−
2、・・・)に、“H”の電圧(パルス104)を印加
することで、フォトダイオード1(1−1−1、1−1
−2、・・・)の電圧をリセットする。このリセット電
圧は垂直出力線8(8−1、8−2、・・・)に現れる
ので、この電圧をクランプ容量13(13−1、13−
2、・・・)で垂直出力線15(15−1、15−2、
・・・)に伝達する。このクランプ電圧に光電変換セル
毎の基底電圧を揃えることで、MOSトランジスタのし
きい値電圧のばらつきを抑えることができる。
【0007】次いで、サンプル−ホールドトランジスタ
92(92−1、92−2、・・・)をONすることに
より、垂直出力線16(16−1、16−2、・・・)
に信号を伝達する。そして、水平シフトレジスタ99か
らの選択パルス105、106、・・・が水平選択トラ
ンジスタ17(17−1、17−2、・・・)を順次選
択することで、選択行の信号電圧が読み出される。
【0008】このように、フォトダイオード1をリセッ
トした後の垂直出力線8の電圧変化のみを、垂直出力線
16に取り出せるので、増幅トランジスタ4のしきい値
バラツキの影響を抑圧できる。特に、しきい値電圧のば
らつきの影響をなくす各固体撮像素子の出力電圧をノイ
ズ成分を除去することで、ばらつきを排除した信号成分
だけの出力を水平出力線に得られることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例
で、各センサーセルの信号を高速に読み出そうとした場
合、各光電変換セルの増幅トランジスタ4がクランプ容
量を高速に駆動する必要があり、また、高速化のため
に、増幅トランジスタ4と負荷トランジスタ9とで構成
されるソースフォロワー回路の出力インピーダンスをそ
れなりに小さくする必要がある。
【0010】そのためには、増幅トランジスタ4のゲー
ト幅(W)とゲート長(L)の比(W/L)を大きく
し、また負荷トランジスタ9によるバイアスドレイン電
流を大きくする必要が生じる。増幅トランジスタ4は各
光電変換セルに存在するため、そのゲート幅の増加は、
固体撮像素子のチップ面積増大につながるため、好まし
くない。また負荷トランジスタ9によるバイアスドレイ
ン電流の増加も、当然消費電力の増大になるので問題と
なる。
【0011】また、該クランプ容量を小さくすれば、上
記問題を発生させず、高速駆動が可能となるが、該クラ
ンプ容量の容量値を小さくすると、センサーセルとクラ
ンプ容量を含む読み出し回路とで発生するランダムノイ
ズが、√1/C(Cはクランプ容量の容量値)に比例す
る(ここでは説明を省略する)ため、ランダムノイズの
増大という問題が発生する。さらにクランプ容量を小さ
くするほど、チップ内のレイアウトに依存する寄生容量
の影響を受けやすくなるため、センサー信号のバラツキ
の増大にもつながる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、一手段として、光電変換部と、前記光電変換部か
らの信号を処理するインピ−ダンス変換手段と、前記イ
ンピ−ダンス変換手段にバイアスを供給する第1のスイ
ッチ手段と、バイアス源と前記インピ−ダンス変換手段
の間に接続された第2のスイッチ手段と、前記第1のス
イッチ手段と前記第2のスイッチ手段の駆動を同期する
同期手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供
する。
【0013】また、他の手段として、光電変換部と、前
記光電変換部からの信号を処理するインピ−ダンス変換
手段と、前記インピ−ダンス変換手段にバイアスを供給
する第1のスイッチ手段と、前記インピ−ダンス変換手
段の入力部に設けられた、前記光電変換部からの信号を
サンプル・ホ−ルドする第2のスイッチ手段と、前記第
2のスイッチ手段をオンにする前に、前記第1のスイッ
チ手段をオンにする駆動手段と、を有することを特徴と
する撮像装置を提供する。
【0014】また、他の手段として、光電変換部と、前
記光電変換部からの信号を処理するインピーダンス変換
手段と、前記インピーダンス変換手段にバイアスを供給
する第1のスイッチ手段と、前記インピーダンス変換手
段の入力部に設けられた前記光電変換部からの信号をサ
ンプル・ホールドする第2のスイッチ手段と、前記第2
のスイッチ手段をオフにする前に、前記第1のスイッチ
手段をオン状態にしておく駆動手段と、を有することを
特徴とする撮像装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、光電変換セルが水平方向
及び垂直方向に2次元に配置された固体撮像素子であ
る。
【0016】1は光電変換部であるフォトダイオード、
2は転送スイッチ、3はリセットスイッチ、4は増幅ト
ランジスタ、5は選択スイッチ、6は垂直シフトレジス
タから駆動されるリセット信号線、7は転送信号線、9
は増幅トランジスタ4のバイアス電流を与える定電流ト
ランジスタ、10は選択信号線である。
【0017】11、28は垂直信号線8に現われるセン
サー信号のインピーダンス変換を行い、クランプ容量1
3を駆動するインピ−ダンス変換手段であるソースフォ
ロワー回路、11は、センサ信号をゲートに受け、ソー
スより出力するソースフォロワトランジスタ(駆動トラ
ンジスタ)、28はソースフォロワートランジスタ11
にバイアス電流を供給する定電流トランジスタ(負荷素
子)、12はその定電流トランジスタ28の電流のON
/OFF制御を行うスイッチ、14はクランプ容量13
に、端子22に印可される基準電圧を供給するクランプ
スイッチ、17は水平転送スイッチ、18は共通水平出
力線、19は、共通水平出力線18に送られてくる信号
電荷を電圧に変換するための帰還容量、20は出力アン
プ、21は出力端子、23、24は定電流トランジスタ
28に電圧を供給する定電流回路、25、26も同様に
9の定電流トランジスタに基準となる電圧を供給する回
路、27は定電流トランジスタが供給するバイアス電流
をスイッチングするスイッチ12を駆動するためのパル
ス電圧入力端子である。
【0018】スイッチ12は、ソースフォロワー回路1
1、28がクランプ容量13を駆動する必要のある時の
みONとなり、定電流回路23、24の電流をソースフ
ォロワー回路11に供給することで、常時定電流回路2
3、24の電流を供給する場合に比べ、ここで消費され
る電力を大幅に削減できる。
【0019】上述したように、ソースフォロワー回路1
1が容量13を駆動するタイミングで、スイッチ12を
ONさせる場合、該スイッチ12がONからOFFにな
った後の、ノード15の電位の変化を図2に示す。時間
t0はスイッチ12がON→OFFとなった時で、ソー
スフォロワートランジスタ11はそのドレインが電源に
接続されているので、そのゲート端子に印加されている
信号電圧に応じて、ソースフォロワトランジスタ11の
sub−threshold領域特性によって決まる時
定数でノード15を充電し、電位が上昇していく。
【0020】クランプ容量13の一方の端子は、該端子
が接続されている水平転送スイッチがONするまでハイ
インピーダンス状態にあるので該容量の電荷は保存さ
れ、したがってノード16もノード15と同じ電位変動
となり、上昇する。
【0021】共通水平出力線の電位は回路構成上、アン
プ20における仮想接地が成り立っているので、端子2
2に与えられている基準電圧に保たれている。
【0022】t1はある水平転送スイッチ(例えば図1
における17−1)がONした時であり、t2は別の水
平転送スイッチ(例えば17−2)がONした時を示し
ており、前記t0から同じ時定数でノード15−1、15
−2の電位は上昇するが、転送スイッチ17−1と17
−2はそのONするタイミングが異なる為、水平転送ス
イッチ17がONし、ノード16の電位が前記基準電圧
に遷移する時の電圧の変化分はノード16−1と16−
2で異なり、その電位変化分の差はノード15にも現
れ、さらに図3に示したソースフォロワートランジスタ
11のゲートーソース間の寄生容量Cgsによる結合
で、垂直出力線8(8−1、8−2)に現れる信号電位
の変化分も異なる結果となる。
【0023】したがって、同じ信号電位が2つの垂直出
力線8−1、8−2に印可されていても、光電変換セル
内の増幅トランジスタ4の出力インピーダンスは低くな
いので前記水平転送スイッチのON/OFF時に生じる
電位変化分を抑えられず、出力される信号電位が変動
し、固定パターンノイズと呼ばれるノイズが発生する。
【0024】図4は、上記効果がより顕著に現れる回路
構成を示しており、光電変換セルと垂直出力線ソースフ
ォロワー11の間にサンプル/ホールド回路を挿入して
いる。
【0025】他の素子番号は図1と同一である。水平転
送スイッチON時に生じる電位変化は、前記ソースフォ
ロワー11のゲートーソース間寄生容量Cgsと前記サ
ンプル/ホールド回路のホールド容量との電荷分割で決
まる値だけホールド容量に保存されていた信号電位が変
化してしまう。
【0026】また、図4のように、センサーセルと垂直
信号線ソースフォロワーとの間にサンプル/ホールド回
路を挿入した場合、ソースフォロワートランジスタのゲ
ートーソース間寄生容量Cgsは前記S/H回路のホー
ルド容量の一部として付加され、そのCgsはMOSト
ランジスタの動作領域で異なり、該ソースフォロワーの
バイアス電流供給スイッチ12のONするタイミング
を、前記S/HスイッチがOFFする後となるように設
定すると、該Cgsの動作領域による変動分だけバイア
ス電流スイッチON時に該ソースフォロワーのゲート電
位が変動する。このCgsはゲート酸化膜工程における
製造バラツキの影響で変動するため、該ゲート電位には
固定パターンノイズが発生するということがある。
【0027】そこで、前記垂直出力線ソースフォロワー
トランジスタ11のドレイン端子と電源との間にスイッ
チを挿入し、前記バイアス電流供給スイッチのON/O
FFタイミングと同期した駆動をすることにより、該バ
イアス電流供給スイッチがOFFした時にノード15を
充電する電流供給源がなくなり、前記、水平転送スイッ
チONのタイミングまでノード15、16の電位が上昇
することがなく、よりノイズ成分の少ない信号が得られ
る。
【0028】また、該バイアス電流スイッチのONのタ
イミングを、図4における、光電変換セルと垂直出力線
ソースフォロワーの間に設けられたS/H回路のONの
タイミングの前になるよう設定することで、該垂直線ソ
ースフォロワーのON時のCgsが該S/H回路のホー
ルド容量に付加されることになり、よりノイズ成分の少
ない信号が得られる。
【0029】上記の点について、以下に具体的に説明す
る。
【0030】図5は、図1における垂直出力線以降から
共通水平出力線までの部分のみを示したもので、特に垂
直出力線8とソースフォロワートランジスタ11との間
にサンプル・ホールド回路(サンプル・ホ−ルドスイッ
チ31、サンプル・ホ−ルド容量32)が挿入されてい
る。
【0031】また、ソ−スフォロワトランジスタ11と
電源ライン32との間に、スイッチ29を挿入してい
る。そして、スイッチ29とバイアス電流供給スイッチ
の駆動が同期するように、バイアス電流供給スイッチ1
2を駆動するのと同じクロック線27'(同期手段)で
スイッチ29を駆動する。
【0032】そのようにすることで、ソースフォロワー
トランジスタ11のバイアス電流の供給を停止した時、
同時に該ソースフォロワー11のドレインは電源ライン
32から切り離され、ノード15を充電する電流経路は
なくなる。
【0033】図6は、特にスイッチ12、29のON/
OFFタイミングの、他のスイッチのタイミングに対す
る関係を示している。
【0034】図中、30はS/Hスイッチを駆動するパ
ルスを示し、27はスイッチ12、29を駆動する端子
27に印可されるパルスを、31は水平転送スイッチ1
7を駆動するパルスを表している。
【0035】S/HスイッチがONするパルス101が
HIになる前にパルス102を端子27に印可し、スイ
ッチ12、29をONさせ、ソースフォロワー11のC
gsをそのトランジスタON時の値に確定させておく。
前記S/HスイッチがOFFした後、スイッチ12、2
9もOFFさせ、次に水平転送スイッチ17がONする
前に再びパルス103によってスイッチ12、29をO
Nさせ、スイッチ17がパルス104でONした時にク
ランプ容量13を駆動できるようにする。
【0036】図5はソースフォロワートランジスタ11
がNMOSの場合を示しているが、PMOSの場合は該
スイッチ29はそのドレイン端子−GND(もしくはあ
る低電位電源ライン)間に挿入されることは容易に考え
られるものである。
【0037】以上に示したように、NMOSソースフォ
ロワートランジスタの場合は、そのドレイン端子と高電
位電圧源との間に、PMOSソースフォロワートランジ
スタの場合はそのドレイン端子と低電位電圧源との間に
スイッチを挿入し、該ソースフォロワーへのバイアス電
流の供給を制御するスイッチとほぼ同期させてON/O
FF制御することで、前記スイッチをOFFさせてバイ
アス電流の供給を停止した時のソースフォロワー出力端
子電位の、寄生容量充電などによる上昇をなくし、それ
による固定パターンノイズの変動を抑えた。
【0038】また、垂直出力線と前記ソースフォロワー
との間にS/H回路を挿入した場合の、S/Hスイッチ
のOFF→ONのタイミングを、前記バイアス電流供給
制御スイッチのOFF→ONのタイミングに対して遅ら
せ、S/HスイッチのON→OFFのタイミングはバイ
アス電流スイッチのOFF→ONに対し早くするように
することで、固定パターンノイズの発生を抑えた。
【0039】図7に基づいて、上記で説明した固体撮像
素子を用いた撮像装置について説明する。
【0040】図7において、101はレンズのプロテク
トとメインスイッチを兼ねるバリア、102は被写体の
光学像を固体撮像素子104に結像させるレンズ、10
3はレンズ102を通った光量を可変するための絞り、
104はレンズ102で結像された被写体を画像信号と
して取り込むための固体撮像素子、105は、固体撮像
素子104から出力される画像信号を増幅するゲイン可
変アンプ部及びゲイン値を補正するためのゲイン補正回
路部等を含む撮像信号処理回路、106は固体撮像素子
104より出力される画像信号のアナログーディジタル
変換を行うA/D変換器、107はA/D変換器106
より出力された画像データに各種の補正を行ったりデー
タを圧縮する信号処理部、108は固体撮像素子10
4、撮像信号処理回路105、A/D変換器106、信
号処理部107に、各種タイミング信号を出力するタイ
ミング発生部、109は各種演算とスチルビデオカメラ
全体を制御する全体制御・演算部、110は画像データ
を一時的に記憶する為のメモリ部、111は記録媒体に
記録または読み出しを行うためのインターフェース部、
112は画像データの記録または読み出しを行う為の半
導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、113は外部コン
ピュータ等と通信する為のインターフェース部である。
【0041】次に、前述の構成における撮影時のスチル
ビデオカメラの動作について説明する。
【0042】バリア101がオープンされるとメイン電
源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、更
にA/D変換器6などの撮像系回路の電源がオンされ
る。
【0043】それから、露光量を制御する為に、全体制
御・演算部109は絞り103を開放にし、固体撮像素
子4から出力された信号はA/D変換器106で変換さ
れた後、信号処理部107に入力される。
【0044】そのデータを基に露出の演算を全体制御・
演算部109で行う。
【0045】この測光を行った結果により明るさを判断
し、その結果に応じて全体制御・演算部109は絞りを
制御する。
【0046】次に、固体撮像素子104から出力された
信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離
の演算を全体制御・演算部109で行う。その後、レン
ズを駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判
断した時は、再びレンズを駆動し測距を行う。
【0047】そして、合焦が確認された後に本露光が始
まる。
【0048】露光が終了すると、固体撮像素子104か
ら出力された画像信号はA/D変換器106でA/D変
換され、信号処理部107を通り全体制御・演算部10
9によりメモリ部に書き込まれる。
【0049】その後、メモリ部110に蓄積されたデー
タは、全体制御・演算部109の制御により記録媒体制
御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体
112に記録される。また、外部I/F部113を通り
直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよ
い。
【0050】
【発明の効果】本発明では、光電変換部からの信号を高
速に読み出されるとともに、ノイズ成分の少ない信号を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像素子の全体的な等価回路を表す図であ
る。
【図2】図1の15の電位変化を表す図である。
【図3】固体撮像素子の一部分を表す図である。
【図4】固体撮像素子の一部分を表す図である。
【図5】固体撮像素子の一部分を表す図である。
【図6】図5の回路を動作させるためのタイミングチャ
−トを表す図である。
【図7】撮像装置を表す図である。
【図8】従来の固体撮像素子を表す図である。
【図9】従来の固体撮像素子を動作させるためのタイミ
ングチャ−トを表す図である。
【符号の説明】
11 ソ−スフォロワトランジスタ 12 バイアス電流供給スイッチ 13 クランプ容量 28 定電流トランジスタ 29 スイッチ 31 サンプル・ホ−ルドスイッチ 32 サンプル・ホ−ルド容量

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換部と、 前記光電変換部からの信号を処理するインピ−ダンス変
    換手段と、 前記インピ−ダンス変換手段にバイアスを供給する第1
    のスイッチ手段と、 バイアス源と前記インピ−ダンス変換手段の間に接続さ
    れた第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段の駆
    動を同期する同期手段と、を有することを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記インピ−ダンス変換手段は、前記光
    電変換部からの信号を制御電極領域に受け、主電極領域
    より出力する駆動トランジスタと、前記トランジスタの
    負荷となる負荷素子を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記同期手段は、前記第1のスイッチ手
    段と前記第2のスイッチ手段に共通のパルスを供給する
    ための信号線を含むことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換部は、水平方向及び垂直方
    向に配列され、前記インピ−ダンス変換手段、前記第1
    のスイッチ手段、前記第2のスイッチ手段、及び前記同
    期手段は、垂直方向の一列の光電変換部毎に設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記インピ−ダンス変換手段の出力部に
    クランプ容量を設けたことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換部に光を結像するレンズ
    と、 前記インピ−ダンス変換手段からの信号をディジタル信
    号に変換するアナログ・ディジタル変換回路と、 前記アナログ・ディジタル変換回路からの信号の信号処
    理を行う信号処理回路と、 を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 光電変換部と、 前記光電変換部からの信号を処理するインピ−ダンス変
    換手段と、 前記インピ−ダンス変換手段にバイアスを供給する第1
    のスイッチ手段と、 前記インピ−ダンス変換手段の入力部に設けられた、前
    記光電変換部からの信号をサンプル・ホ−ルドする第2
    のスイッチ手段と、 前記第2のスイッチ手段をオンにする前に、前記第1の
    スイッチ手段をオンにする駆動手段と、を有することを
    特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段は、前記第1のスイッチ手
    段をオフにする前に、前記第2のスイッチ手段をオフに
    することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 光電変換部と、前記光電変換部からの信
    号を処理するインピーダンス変換手段と、前記インピー
    ダンス変換手段にバイアスを供給する第1のスイッチ手
    段と、前記インピーダンス変換手段の入力部に設けられ
    た前記光電変換部からの信号をサンプル・ホールドする
    第2のスイッチ手段と、前記第2のスイッチ手段をオフ
    にする前に、前記第1のスイッチ手段をオン状態にして
    おく駆動手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記インピ−ダンス変換手段は、前記
    光電変換部からの信号を制御電極領域に受け、主電極領
    域より出力する駆動トランジスタと、前記トランジスタ
    の負荷となる負荷素子を含むことを特徴とする請求項7
    又は8に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記光電変換部は、水平方向及び垂直
    方向に配列され、前記インピ−ダンス変換手段、前記第
    1のスイッチ手段、及び前記第2のスイッチ手段は、垂
    直方向の一列の光電変換部毎に設けられていることを特
    徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の撮像
    装置。
  12. 【請求項12】 前記インピ−ダンス変換手段の出力部
    にクランプ容量を設けたことを特徴とする請求項7乃至
    11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記光電変換部に光を結像するレンズ
    と、 前記インピ−ダンス変換手段からの信号をディジタル信
    号に変換するアナログ・ディジタル変換回路と、 前記アナログ・ディジタル変換回路からの信号の信号処
    理を行う信号処理回路と、を有することを特徴とする請
    求項7乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
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