JPH10245502A - 顔料組成物およびその製造方法 - Google Patents

顔料組成物およびその製造方法

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JPH10245502A
JPH10245502A JP4744897A JP4744897A JPH10245502A JP H10245502 A JPH10245502 A JP H10245502A JP 4744897 A JP4744897 A JP 4744897A JP 4744897 A JP4744897 A JP 4744897A JP H10245502 A JPH10245502 A JP H10245502A
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威 佐藤
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions

Abstract

(57)【要約】 【課題】広範囲の組成の非水系ビヒクルに対して、良好
な耐凝集性、耐結晶成長と安定性および分散体の流動性
を与え、かつ塗膜にした際の鮮明性に優れた顔料組成物
の製造方法を提供する。 【解決手段】C.I.ピグメントレッド177とキナク
リドン骨格を有する化合物との混合物を、水溶性無機塩
類または水溶性無機塩類および溶剤の存在下、機械的に
混練し、顔料粒子を比表面積値が50〜150m2 /g
となるように微細に整粒することを特徴とする顔料組成
物の製造方法。該製造方法により製造した顔料組成物お
よび該製造方法により製造した顔料組成物とビヒクルと
からなる着色剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビヒクル等に分散
した際の使用適性、特に非凝集性、結晶安定性および流
動性に優れ、また塗膜にした際の鮮明性、透明性に優れ
たC.I.ピグメントレッド177を含有する顔料組成
物の製造方法およびそれにより得られた該顔料組成物お
よび該顔料組成物とビヒクルとからなる着色剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】C.I.ピグメントレッド177(4,
4’−ジアミノ−1,1’−ジアントラキノニル)は鮮
明な色調と高い着色力を有する、実用上有用な赤色顔料
である。しかしながら、オフセットインキ、グラビアイ
ンキおよび塗料のようなビヒクル、特に非水系ビヒクル
に分散した場合、安定な分散体を得ることが難しく、製
造作業上および得られる製品の価値に重大な影響を及ぼ
す種々の問題を引き起こすことが往々にして生じる。例
えば、微細な粒子からなるC.I.ピグメントレッド1
77を含む分散体はしばしば高粘度を示し、製品の分散
機からの取り出し、輸送が困難となるばかりでなく、更
に悪い場合には貯蔵中にゲル化を起し、使用困難となる
場合がある。
【0003】また、異種の顔料を混合して使用する場
合、凝集による色別れや沈降などの現象により、展色物
において色むらや著しい着色力の低下となって現れるこ
とがある。さらに展色物の塗膜表面に関しては、光沢の
低下やレベリング不良等の状態を生じることがある。ま
たオフセットインキ、グラビアインキおよび塗料等の非
水系ビヒクル中で、エネルギー的に不安定なC.I.ピ
グメントレッド177の結晶粒子がその大きさ、形態を
変化させて安定状態に移行するため、展色物において著
しい色相の変化、着色力の減少、粗大粒子の発生等によ
り商品価値を損なうことがある。
【0004】これらの問題を解決するために、銅フタロ
シアニン顔料やキナクリドン顔料を中心として、数多く
の提案がされている。その内容を技術的手法から分類す
ると大きく次のような2つに分けられる。第1の方法
は、USP3370971号公報およびUSP2965
511号公報に見られるように、酸化ケイ素、酸化アル
ミニウムおよび第3級ブチル安息香酸のように無色の化
合物で、顔料粒子の表面を被覆するものである。第2の
方法は、特公昭41−2466号公報およびUSP27
61865公報に代表されるように、有機顔料を母体骨
格とし、側鎖にスルホン基、スルホンアミド基、アミノ
メチル基、フタルイミドメチル基等の置換基を導入して
得られる化合物を混合する方法である。
【0005】第2の方法は第1の方法と比較して非水性
ビヒクル中での顔料の非集合性、結晶安定性等に関する
効果が著しく大きく、また顔料組成物の製造の容易さか
ら判断しても非常に有利な方法である。特開昭63−1
72772公報には、特にC.I.ピグメントレッド1
77のスルホン化誘導体を混合する第2の方法が提案さ
れているが、この方法により得られた顔料組成物は品質
的に十分に満足できるものではない。
【0006】近年、顔料分散体の新規用途開発として、
液晶ディスプレイのカラーフィルター用顔料分散体、イ
ンクジェットプリンターに用いるインクジェット用顔料
分散体等への応用が進められている。これらは顔料分散
体をより高機能なデバイス等への用途に用いようとする
もので、要求物性に合った顔料分散体を得るためには、
特に微細でかつ安定に分散する顔料が必要となる。
【0007】これら新規用途の顔料分散体として用いる
ためには、従来の方法により製造されたC.I.ピグメ
ントレッド177を含有する顔料組成物では、品質的に
十分なものとはいえず、要求物性を満足させることがで
きない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、C.I.ピ
グメントレッド177を含有する顔料組成物の上記の欠
点を改良し、顔料粒子が比表面積値で50〜150m2
/gとなるように微細でかつ均一な形状に整粒された顔
料組成物の製造を可能にすることにより、広範囲の組成
の非水系および水系ビヒクルに対して、良好な耐凝集
性、耐結晶成長性と安定性および分散体の流動性を与
え、かつ塗膜にした際の鮮明性、透明性に優れた顔料組
成物の製造方法を提供するものである。さらに本発明
は、オフセットインキ、グラビアインキ、塗料、プラス
チック用着色剤、水系カラー、捺染、トーニング剤、カ
ラートナー、カラーフィルタ用顔料分散体、インクジェ
ット用顔料分散体等の用途に優れた適性を有する顔料組
成物および該顔料組成物とビヒクルとからなる着色剤組
成物を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
[1] 一般式[1]
【0010】
【化5】
【0011】で表される、C.I.ピグメントレッド1
77と下記一般式[2] 一般式[2]
【0012】
【化6】
【0013】(式中、Xは置換基を有してもよいフタル
イミドメチル基、下記一般式[3]で表される置換基ま
たは下記一般式[4]で表される置換基を表し、pは1
〜8の整数を表す。)で示される化合物との混合物を、
水溶性無機塩類または水溶性無機塩類および溶剤の存在
下、機械的に混練し、顔料粒子を比表面積値が50〜1
50m2 /gとなるように微細に整粒することを特徴と
する顔料組成物の製造方法。 一般式[3]
【0014】
【化7】
【0015】(式中、Yは−CH2 NH−、−SO2
H−、−CH2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、
−CONHC64CONH−、−CONHC64NH
−、−SO2 −、−CH2 NHCOCH2 −、−CO−
から選ばれる2価の結合基を表し、R5 、R6 は、それ
ぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよい炭素数1〜
18のアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
5 とR6 とで更なる窒素原子または酸素原子を含んで
もよく、炭素数5以下のアルキル基を置換基として有し
てもよい5員または6員のヘテロ環を表し、mは0〜6
の整数を表す。) 一般式[4]
【0016】
【化8】
【0017】(式中、Zは−NH−、−CH2 NH−、
−SO2 NH−、−CH2 NHCOCH2 NH−、−C
ONHC64CONH−、−CONHC64NH−、
−CONH−、−SO2 −、−CH2 NHCOCH2
−、−CO−から選ばれる2価の結合基を表し、R1
2 は、それぞれ独立に水酸基、置換基を有してもよい
アルコキシ基、置換基を有してもよいフタルイミドメチ
ルアミノ基、−NH(CH2 n NR3 4 を表し(R
3 、R4 は、それぞれ独立に水素原子、置換基を有して
もよい炭素数1〜18のアルキル基、置換基を有しても
よいアリール基、R3 とR4 とで更なる窒素原子または
酸素原子を含んでもよく、炭素数5以下のアルキル基を
置換基として有してもよい5員または6員のヘテロ環を
表す。)、nは1〜6の整数を表す。)
【0018】
【発明の実施の形態】本発明においてC.I.ピグメン
トレッド177と混合して用いられる、一般式[2]で
示される化合物の製造は、母体アントラキノン骨格へ置
換基Xを導入することにより行う。母体のアントラキノ
ン骨格への置換基Xの導入方法としては、置換基を有し
てもよいフタルイミドメチル基は、硫酸中、ヒドロキシ
メチルフタルイミドと反応させる公知の方法、例えば特
開昭55−108466号公報に記載された方法により
導入することができる。
【0019】一般式[3]の構造を有する置換基の導入
方法としては、公知の方法により母体のアントラキノン
骨格に、−SO2 Cl、−COCl、−CH2 Cl、−
CH 2 NHCOCH2 Cl等の置換基が導入された化合
物を製造し、この化合物とH 2 N(CH2 m NR5
6 またはHNR5 6 (R5 、R6 は前記と同じ意味を
表す。)の構造を有するアミン成分とを反応させる、例
えば特公平1−34268号公報に記載された方法によ
り導入することができる。
【0020】一般式[4]の構造を有する置換基の導入
方法としては、母体のアントラキノン骨格が有するアミ
ノ基またはアミノ基を有する置換基と塩化シアヌルとの
反応、または母体のアントラキノン骨格が有するハロゲ
ン基、−SO2 Cl、−COCl、−CH2 Cl、−C
2 NHCOCH2 Cl等の置換基とメラミン、その他
トリアジン骨格を有する化合物との反応によりまずトリ
アジン骨格を導入し、次いでこのトリアジン骨格に残っ
たハロゲン基、水酸基、アミノ基等をHN(CH2 n
NR3 4 (n、R3 、R4 は前記と同じ意味を表
す。)の構造を有するアミン成分、アルコール類、ヒド
ロキシメチルフタルイミドと反応させる、例えば特公平
3−14073号公報に記載された方法により導入する
ことができる。
【0021】本発明においてC.I.ピグメントレッド
177と混合して用いられる、一般式[2]で示される
化合物中の、置換基を有してもよいフタルイミドメチル
基の例としては、フタルイミドメチル基、クロロフタル
イミドメチル基、ジクロロフタルイミドメチル基、メチ
ルフタルイミドメチル基、ジメチルフタルイミドメチル
基、ニトロフタルイミドメチル基、t−ブチルフタルイ
ミドメチル基等が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。
【0022】本発明の一般式[3]で示される化合物中
の、置換基を有してもよい炭素数1〜18のアルキル
基、置換基を有してもよいアリール基の置換基の例とし
ては、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カ
ルボン酸基、スルホン酸基等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0023】本発明の一般式[3]で示される化合物中
の、アリール基の例としては、ベンゼン環残基、ナフタ
レン環残基、含窒素複素環残基等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
【0024】本発明の一般式[4]で示される化合物中
の、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有し
てもよいフタルイミドメチルアミノ基の置換基の例とし
ては、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カ
ルボン酸基、スルホン酸基等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0025】一般式[3]又は一般式[4]中の、−N
3 4 または−NR5 6 で表されるアミン残基の例
としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピル
アミノ基、イソプロピルアミノ基、n−ブチルアミノ
基、イソブチルアミノ基、n−アミルアミノ基、イソア
ミルアミノ基、n−ヘキシルアミノ基、オクチルアミノ
基、2−エチルヘキシルアミノ基、デシルアミノ基、ド
デシルアミノ基、ステアリルアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノ基、ジイ
ソブチルアミノ基、N−メチルヘキシルアミノ基、ジ−
n−オクチルアミノ基、ジ−(2−エチルヘキシル)ア
ミノ基、2−ヒドロキシメチルアミノエタノール基、ジ
エタノールアミノ基、3−アミノプロパノール基、2−
アミノプロパノール基、3−メトキシプロピルアミノ
基、3−エトキシプロピルアミノ基、3−プロポキシプ
ロピルアミノ基、3−ブトキシプロピルアミノ基、3−
(2−エチルヘキシロキシ)プロピルアミノ基、3−ラ
ウリロキシプロピルアミノ基、ピペリジニル基、2−ピ
ペコリニル基、4−ピペコリニル基、2,4−ルペチジ
ニル基、2,6−ルペチジニル基、3−ピペリジンメタ
ノール基、N−アミノピペリジニル基、N−アミノ−4
−ピペコリニル基、2−ピペリジンエタノール基、ピロ
リジニル基、3−ヒドロキシピロリジニル基、N−メチ
ルホモピペリジニル基、N−メチルピペラジニル基、1
−アミノ−4−シクロペンチルピペラジニル基、1−シ
クロペンチルピペラジニル基、モルホリニル基、チオモ
ルホニリル基、ジメチルアミノエチルアミノ基、エチル
アミノエチルアミノ基、ジエチルアミノエチルアミノ
基、メチルアミノプロピルアミノ基、ジメチルアミノプ
ロピルアミノ基、ジエチルアミノプロピルアミノ基、ジ
ブチルアミノプロピルアミノ基、2−ヒドロキシエチル
アミノプロピルアミノ基、ラウリルアミノプロピルアミ
ノ基、ジエタノールアミノプロピルアミノ基、N−アミ
ノエチルピペリジニル基、N−アミノエチル−4−ピペ
コリニル基、N−アミノエチルモルホニリル基、N−ア
ミノプロピルピペリジニル基、N−アミノプロピル−2
−ピペコニル基、N−アミノプロピルモルホニリル基等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0026】これら側鎖に導入されたアミン残基は、ビ
ヒクルに含まれる樹脂成分のカルボキシル基等の部分と
強い親和性を示し、多種用途においてC.I.ピグメン
トレッド177の分散性の向上に寄与するものと考えら
れる。
【0027】本発明において一般式[2]で示される化
合物の、C.I.ピグメントレッド177に対する配合
比は、C.I.ピグメントレッド177を100重量部
に対して0.3〜30重量部が好ましい。0.3重量部
より少ないと効果が少なくなり、また30重量部より多
く用いても用いた分の効果は得られず、顔料組成物とし
て使用後の着色物の諸耐性を劣化させる恐れがある。最
も好ましいのは0.5〜20重量部である。
【0028】本発明において、C.I.ピグメントレッ
ド177と一般式[2]で示される化合物の機械的な混
練には、ニーダー、2本ロールミル、3本ロールミル、
ボールミル、アトライター、サンドミル等を用いること
ができるが、これらに限定されるものではない。
【0029】本発明において、機械的に混練する際に用
いる水溶性無機塩類としては、食塩、塩化カリウム、ボ
ウ硝等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。水溶性無機塩類は、C.I.ピグメントレッド17
7を100重量部に対して100〜2000重量部用い
るのが好ましく、300〜1000重量部用いるのが最
も好ましい。
【0030】本発明において、機械的に混練する際に用
いる溶剤は特に限定されないが、混練時に温度が上昇
し、溶剤が蒸発しやすい状態になるため、安全性の点か
ら高沸点の溶剤が好ましい。例としては、2−(メトキ
シメトキシ)エタノール、2−ブトキシエタノール、2
−(イソペンチルオキシ)エタノール、2−(ヘキシル
オキシ)エタノール、ジエチレングリコール、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、トリエチレングリコール、トリエチレング
ルコールモノメチルエーテル、液体ポリエチレングリコ
ール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ
−2−プロパノール、ジプロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノエチルエーテル、低分子量ポリプロピレン
グリコール等を挙げることができる。溶剤は、C.I.
ピグメントレッド177を100重量部に対して10〜
1000重量部用いるのが好ましく、50〜500重量
部用いるのが最も好ましい。
【0031】本発明において、機械的に混練する際に必
要に応じて樹脂を添加してもよい。用いられる樹脂の種
類は特に限定されず、天然樹脂、変性天然樹脂、合成樹
脂、天然樹脂で変性された合成樹脂等を用いることがで
きる。用いられる樹脂は好ましくは室温で固体で、水不
溶性であり、かつ混練の際に溶剤を用いる場合には、そ
の溶剤に一部可溶であることがさらに好ましい。
【0032】本発明において、着色組成物を構成するビ
ヒクルの例としては以下のものを挙げることができる。
オフセットインキ用ビヒクルの例としては、ロジン変性
フェノール樹脂、石油樹脂、アルキド樹脂、またはこれ
らの乾性油変性樹脂等20〜50重量%と、アマニ油、
桐油、大豆油等の乾性油0〜30重量%、n−パラフィ
ン、イソパラフィン、アロマテック、ナフテン、α−オ
レフィン等の溶剤10〜60重量%からなるものが挙げ
られる。
【0033】グラビアインキ用ビヒクルの例としては、
ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、ライムロ
ジン、ロジンエステル、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹
脂、ビニル樹脂、ニトロセルロース、酢酸セルロース、
エチルセルロース、塩化ゴム、環化ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、ギルソナイト、ダ
ンマル、セラック等またはこれらの混合物、あるいは上
記樹脂またはこれらの混合物を水溶化した水溶性樹脂、
またはエマルション樹脂10〜50重量%と炭化水素、
アルコール、ケトン、エーテルアルコール、エーテル、
エステル、水等の溶剤30〜80重量%からなるものが
挙げられる。
【0034】塗料用ビヒクルの例としては、アクリル樹
脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ゴム、塩化ビニ
ル、合成樹脂エマルション、シリコン樹脂、フッ素樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹
脂、ユリア樹脂等またはこれらの混合物、あるいは上記
樹脂またはこれらの混合物を水溶化した水溶性樹脂、ま
たはエマルション樹脂20〜80重量%と炭化水素、ア
ルコール、ケトン、エーテルアルコール、エーテル、エ
ステル、水等の溶剤10〜60重量%からなるものが挙
げられる。
【0035】プラスチック用ビヒクルの例としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレ
ン系アイオノマー、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ABS樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリ
ビニルアルコール、セルロース系プラスチック、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレ
ンサルファイト、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、
ポリエーテルケトン、さらにはこれらの複合物等が挙げ
られる。
【0036】水系カラー用ビヒクルの例としては、ノニ
オン系、アニオン系、カチオン系の界面活性剤、あるい
はスルホン酸アミド系、ヒドロキシステアリン酸系、ε
−カプロラクタム系の高分子分散剤から選ばれる少なく
とも1種と、グリセリン、エチレングリコール、トリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ペンタエリ
ストール等の多価アルコール、水、必要によりアミン、
防腐剤、消泡剤等の助剤からなるものが挙げられる。
【0037】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお実施例において「部」は全て重量部を示す。 実施例1 粗製のC.I.ピグメントレッド177:100部、式
[5]で示される化合物5.3部、粉砕した食塩700
部およびジエチレングリコール180部をステンレス製
1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、70℃で
4時間混練した。次にこの混合物を温水4000部に投
入し、約80℃で2時間加熱攪拌した。この時混合物は
温水中で、十分に分散されたスラリー状になっていた。
混合物をろ過し、70℃の温水約12000部で十分に
洗浄して、食塩およびジエチレングリコールを除去し、
85℃の乾燥機中で乾燥して顔料組成物(a)97部を
得た。得られた顔料組成物について、比表面積を窒素ガ
スを吸着させ、BETの1点法に従って測定した結果、
95m2 /gであった。焼付け塗料用アルキドメラミン
樹脂ワニスに顔料組成物(a)を、顔料分が6重量%と
なるように配合し、ボールミルで分散して塗料を調整し
た。取り出し直後および1ヵ月貯蔵した時の粘度を測定
した結果を表1に示す。 式[5]
【0038】
【化9】
【0039】実施例2 粗製のC.I.ピグメントレッド177:100部、式
[6]で示される化合物11.1部、粉砕した食塩40
0部およびポリエチレングリコール150部をステンレ
ス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、10
0℃で3時間混練した。次にこの混合物を温水4000
部に投入し、約80℃で2時間加熱攪拌した。この時混
合物は温水中で、十分に分散されたスラリー状になって
いた。混合物をろ過し、70℃の温水約12000部で
十分に洗浄して、食塩およびポリエチレングリコールを
除去し、85℃の乾燥機中で乾燥して顔料組成物(b)
105部を得た。得られた顔料組成物について、比表面
積を窒素ガスを吸着させ、BETの1点法に従って測定
した結果、85m2 /gであった。焼付け塗料用アルキ
ドメラミン樹脂ワニスに顔料組成物(b)を、顔料分が
6重量%となるように配合し、ボールミルで分散して塗
料を調整した。取り出し直後および1ヵ月貯蔵した時の
粘度を測定した結果を表1に示す。 式[6]
【0040】
【化10】
【0041】また式[1]で示されるC.I.ピグメン
トレッド177(チバガイギー社製クロモフタルレッド
A2B)を単独で使用した比較例を、併せて表1に示
す。
【0042】
【表1】
【0043】顔料組成物(a)、(b)を使用したアル
キドメラミン塗料は、比較例に比べ流動性、結晶の安定
性に優れ、また塗膜における色相の美麗さ、着色力の大
きさ、光沢に優れていた。また貯蔵安定性についても増
粘の度合いが少なく優れていた。
【0044】また分散安定性については、用途上特に問
題となる色分かれ安定性についての実施例をもって比較
する。表1の実施例1、2に示される塗料を、アルキド
メラミン樹脂ワニスで予め調整した酸化チタンのベース
塗料で、顔料と酸化チタンの比率が1/10になるよう
にカットし、淡色塗料を得た。この淡色塗料をさらにキ
シレンで希釈してフォードカップNo.4で20秒(2
5℃)に調整し、試験管に注入してガラス壁面の変化を
観察した結果を表2に示す。本発明による顔料組成物が
優れた結果を示した。
【0045】
【表2】
【0046】実施例3 粗製のC.I.ピグメントレッド177:100部、式
[7]で示される化合物13.5部、粉砕した食塩10
00部およびジエチレングリコール200部をステンレ
ス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、12
0℃で3時間混練した。次にこの混合物を温水4000
部に投入し、約80℃で2時間加熱攪拌した。この時混
合物は温水中で、十分に分散されたスラリー状になって
いた。混合物をろ過し、70℃の温水約12000部で
十分に洗浄して、食塩およびジエチレングリコールを除
去し、85℃の乾燥機中で乾燥して顔料組成物(c)9
0部を得た。得られた顔料組成物について、比表面積を
窒素ガスを吸着させ、BETの1点法に従って測定した
結果、80m2 /gであった。グラビア用環化ゴムワニ
スに顔料組成物(c)を、顔料分が10重量%となるよ
うに配合し、ビーズミルで分散してグラビアインキを調
整した。その流動性をC.I.ピグメントレッド177
(チバガイギー社製クロモフタルレッドA3B)を単独
で使用して同様に調整したグラビアインキと、B型粘度
計を用いて比較したところ、顔料組成物(c)を使用し
たものが著しく優れていた。また該グラビアインキで印
刷した印刷物の色調の鮮明性、透明性、着色力および光
沢に関する効果においても優れた結果が得られた。 式[7]
【0047】
【化11】
【0048】実施例4 粗製のC.I.ピグメントレッド177:100部、式
[8]で示される化合物1.5部、粉砕した食塩400
部およびジエチレングリコール250部をステンレス製
1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、90℃で
4時間混練した。次にこの混合物を温水4000部に投
入し、約80℃で2時間加熱攪拌した。この時混合物は
温水中で、十分に分散されたスラリー状になっていた。
混合物をろ過し、70℃の温水約12000部で十分に
洗浄して、食塩およびジエチレングリコールを除去し、
85℃の乾燥機中で乾燥して顔料組成物(d)90部を
得た。得られた顔料組成物について、比表面積を窒素ガ
スを吸着させ、BETの1点法に従って測定した結果、
80m2 /gであった。グラビア用環化ゴムワニスに顔
料組成物(d)を、顔料分が10重量%となるように配
合し、ビーズミルで分散してグラビアインキを調整し
た。その流動性をC.I.ピグメントレッド177(チ
バガイギー社製クロモフタルレッドA3B)を単独で使
用して同様に調整したグラビアインキと、B型粘度計を
用いて比較したところ、顔料組成物(d)を使用したも
のが著しく優れていた。また該グラビアインキで印刷し
た印刷物の色調の鮮明性、透明性、着色力および光沢に
関する効果においても優れた結果が得られた。 式[8]
【0049】
【化12】
【0050】実施例5 粗製のC.I.ピグメントレッド177:100部、式
[9]で示される化合物1.0部、粉砕した食塩700
部およびジエチレングリコール200部をステンレス製
1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、70℃で
4時間混練した。次にこの混合物を温水4000部に投
入し、約80℃で2時間加熱攪拌した。この時混合物は
温水中で、十分に分散されたスラリー状になっていた。
混合物をろ過し、70℃の温水約12000部で十分に
洗浄して、食塩およびジエチレングリコールを除去し、
85℃の乾燥機中で乾燥して顔料組成物(e)105部
を得た。得られた顔料組成物について、比表面積を窒素
ガスを吸着させ、BETの1点法に従って測定した結
果、105m2 /gであった。グラビア用環化ゴムワニ
スに顔料組成物(e)を、顔料分が10重量%となるよ
うに配合し、ビーズミルで分散してグラビアインキを調
整した。その流動性をC.I.ピグメントレッド177
(チバガイギー社製クロモフタルレッドA3B)を単独
で使用して同様に調整したグラビアインキと、B型粘度
計を用いて比較したところ、顔料組成物(e)を使用し
たものが著しく優れていた。また該グラビアインキで印
刷した印刷物の色調の鮮明性、透明性、着色力および光
沢に関する効果においても優れた結果が得られた。 式[9]
【0051】
【化13】
【0052】実施例6 グラビア用環化ゴムワニスに実施例1の方法により作製
した顔料組成物(a)を使用して調整したグラビアイン
キでも、同様の優れた結果が得られた。
【0053】実施例7 グラビア用環化ゴムワニスに実施例2の方法により作製
した顔料組成物(b)を使用して調整したグラビアイン
キでも、同様の優れた結果が得られた。
【発明の効果】本発明の製造方法により得られた顔料組
成物は、芳香族溶媒中において常温ではもちろん、16
0℃まで加熱しても結晶転移、成長は認められず、色相
および着色力の変化をきたさない。また、C.I.ピグ
メントレッド177をニーダーでの練肉を行わずに使用
した場合に比べて、本発明の製造方法により得られた顔
料組成物は、塗料またはグラビアインキ等の非水系ビヒ
クルに良好な分散性を示し、凝集を起こさないため、良
好な流動性を示すと同時に、異種顔料との混合使用にお
いても色別れまたは顔料の沈降を起こさない。したがっ
て、印刷物あるいは塗膜の光沢が良好となり、また美麗
な高分子着色物を得ることができる。本発明の製造方法
において、ニーダーでの練肉の際にC.I.ピグメント
レッド177に混合される一般式[2]で示される化合
物は、顔料粒子を微細でかつ均一な形状に整粒する上で
極めて高い効果を示す。本発明の製造方法により得られ
た顔料組成物は、C.I.ピグメントレッド177単独
でニーダーによる練肉を行い、得られた顔料組成物と比
較して、特に展色物塗膜の光沢、鮮明性および透明性が
著しく向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 7/12 C09D 7/12 Z 11/00 11/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[1] 一般式[1] 【化1】 で表される、C.I.ピグメントレッド177と下記一
    般式[2] 一般式[2] 【化2】 (式中、Xは置換基を有してもよいフタルイミドメチル
    基、下記一般式[3]で表される置換基または下記一般
    式[4]で表される置換基を表し、pは1〜8の整数を
    表す。)で示される化合物との混合物を、水溶性無機塩
    類または水溶性無機塩類および溶剤の存在下、機械的に
    混練し、顔料粒子を比表面積値が50〜150m2 /g
    となるように微細に整粒することを特徴とする顔料組成
    物の製造方法。 一般式[3] 【化3】 (式中、Yは−CH2 NH−、−SO2 NH−、−CH
    2 NHCOCH2 NH−、−CONH−、−CONHC
    64CONH−、−CONHC64NH−、−SO
    2 −、−CH2 NHCOCH2 −、−CO−から選ばれ
    る2価の結合基を表し、R5 、R6 は、それぞれ独立に
    水素原子、置換基を有してもよい炭素数1〜18のアル
    キル基、置換基を有してもよいアリール基、R5 とR6
    とで更なる窒素原子または酸素原子を含んでもよく、炭
    素数5以下のアルキル基を置換基として有してもよい5
    員または6員のヘテロ環を表す。mは0〜6の整数を表
    す。) 一般式[4] 【化4】 (式中、Zは−NH−、−CH2 NH−、−SO2 NH
    −、−CH2 NHCOCH2 NH−、−CONHC64
    CONH−、−CONHC64NH−、 −CONH
    −、−SO2 −、−CH2 NHCOCH2 −、−CO−
    から選ばれる2価の結合基を表し、R1 、R2 は、それ
    ぞれ独立に水酸基、置換基を有してもよいアルコキシ
    基、置換基を有してもよいフタルイミドメチルアミノ
    基、−NH(CH2 n NR3 4 を表し(R3 、R4
    は、それぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよい炭
    素数1〜18のアルキル基、置換基を有してもよいアリ
    ール基、R3 とR4 とで更なる窒素原子または酸素原子
    を含んでもよく、炭素数5以下のアルキル基を置換基と
    して有してもよい5員または6員のヘテロ環を表
    す。)、nは1〜6の整数を表す。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法により得られた
    顔料組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の顔料組成物とビヒクルと
    からなる着色剤組成物。
  4. 【請求項4】 ビヒクルが塗料用ビヒクルである請求項
    3記載の着色剤組成物。
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