JPH10238481A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH10238481A
JPH10238481A JP4194797A JP4194797A JPH10238481A JP H10238481 A JPH10238481 A JP H10238481A JP 4194797 A JP4194797 A JP 4194797A JP 4194797 A JP4194797 A JP 4194797A JP H10238481 A JPH10238481 A JP H10238481A
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JP
Japan
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bearing
scroll compressor
treatment
steel plate
iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP4194797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukuhara
弘之 福原
Noboru Iida
飯田  登
Yasushi Aeba
靖 饗場
Yoshinobu Kojima
能宣 小嶋
Toshiharu Nozu
敏治 野洲
Takushi Sasa
卓士 佐々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4194797A priority Critical patent/JPH10238481A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐焼き付き性の高い軸受により境
界潤滑状況下でも信頼性の高いスクロール圧縮機を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 曲げ加工した鋼板を摂氏600度以下で
鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス軟窒化などの
表面処理を行ない軸受けとして使用したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は業務用および家庭用
の冷凍空調に使用されるスクロール圧縮機の軸受けに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スクロール圧縮機の軸受には、青
銅系材料,アルミ系材料および金属と樹脂の複合材料が
使用されていた。また、偏芯軸受けや可動スクロールの
軸受けにも同様の材料が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の軸受、すなわち、青銅系材料,アルミ系材料を使用
した軸受では、圧縮機運転中の過渡状態の時によく発生
する境界潤滑環境下での耐焼き付き性が低く、また金属
と樹脂の複合材料を使用した軸受では、高い軸受強度を
持たせることが困難なため、潤滑の強化や軸受の直径や
長さを大きくして軸受荷重を軸受強度以下に抑えるよう
に構成されている。ところが潤滑の強化の為に図5のよ
うに油溜り6を設けると機械加工が必要となり安価なス
クロール圧縮機が得られない。また、軸受の直径が大き
くなると、運転時の所要動力がたくさん必要となり効率
の高いスクロール圧縮機を得ることが困難となり、ま
た、軸受を保持するための部材も大きくなり全体を大き
くする必要が生ずる。こうなった場合、材料費が増加す
るため、安価なスクロール圧縮機を得ることが困難とな
る。また、軸受の長さが長くなると、図5に示すように
軸とのこじれによる片当り13が発生しやすくなりこれ
を抑制し、信頼性を確保するために機械加工および組立
精度の向上を図る必要があり、安価なスクロール圧縮機
を得ることが困難となる。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、円筒状に曲げた鋼板の内側の表面に鉄と溶着しに
くく耐磨耗性の高い表面改質処理を摂氏600度以下で
行った軸受材料を使用することにより安価で信頼性の高
いスクロール圧縮機を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】また、本発明は上記従来の課題を解決する
ものであり、円筒状に曲げた鋼板の内側の表面に高強度
の樹脂を主材とする偏芯軸受材料を使用することにより
安価で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、円筒状に曲げた鋼板の内側の表面に鉄と
溶着しにくく、耐磨耗性の高い表面改質処理を摂氏60
0度以下で行った軸受を使用することによりコンパクト
で安価な信頼性の高いスクロール圧縮機を提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するための請求
項1記載の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲げ成形し、少
なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理して鉄と
溶着しにくい表面改質を行い軸受として使用したもので
ある。そして、このことにより最表面が鉄と溶着しにく
いため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、
母材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが出来
るため、軸受を小さく構成することが出来、全体に小型
で材料が安く機械加工と組立も容易になり安価なスクロ
ール圧縮機を得ることが出来る。
【0008】請求項2の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面と内側の表面を各々切削または
研削機械加工した後少なくとも内側の表面を摂氏600
度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい
表面改質を行い偏芯軸受として使用したものである。そ
して、このことにより最表面が鉄と溶着しにくいため境
界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母材が鋼
板であるため強度の高い軸受を得ることが出来るため、
潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小さく軸受を構
成することが出来、全体に小型で材料費が安く機械加工
と組立も容易になり安価なスクロール圧縮機を得ること
が出来る。
【0009】請求項3の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面と内側の表面を各々切削または
研削機械加工した後少なくとも内側の表面を摂氏600
度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい
ガス軟窒化処理を行い偏芯軸受として使用したものであ
る。そして、このことにより最表面が鉄と溶着しにくい
ため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母
材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが出来る
ため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小さく軸
受を構成することが出来、全体に小型で材料費が安く機
械加工と組立も容易になり安価なスクロール圧縮機を得
ることが出来る。
【0010】請求項4の発明は、薄い鋼板を円筒上に曲
げ成形しその外側の表面と内側の表面を各々切削または
研削機械加工した後少なくとも内側の表面を摂氏600
度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい
塩浴窒化処理を行い偏芯軸受として使用したものであ
る。そして、このことにより最表面が鉄と溶着しにくい
ため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母
材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが出来る
ため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小さく軸
受を構成することが出来、全体に小型で材料費が安く機
械加工と組立も容易になり安価なスクロール圧縮機を得
ることが出来る。
【0011】請求項5の発明は、薄い鋼板の円筒状に曲
げ成形しその外側の表面と内側の表面を各々切削または
研削機械加工した後少なくとも内側の表面を摂氏600
度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい
クロム炭窒化物拡散処理を行い偏芯軸受として使用した
ものである。そして、このことにより最表面が鉄と溶着
しにくいため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、
かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ること
が出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、
小さく軸受を構成することが出来、全体に小型で材料費
が安く機械加工と組立も容易になり安価なスクロール圧
縮機を得ることが出来る。
【0012】請求項6の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面と内側の表面を各々切削または
研削機械加工した後少なくとも内側の表面を摂氏600
度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい
窒化処理を行い偏芯軸受として使用したものである。そ
して、このことにより最表面が鉄と溶着しにくいため境
界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母材が鋼
板であるため強度の高い軸受を得ることが出来るため、
潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小さく軸受を構
成することが出来、全体に小型で材料費が安く機械加工
と組立も容易になり安価なスクロール圧縮機を得ること
が出来る。
【0013】請求項7の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面を切削または研削機械加工した
後少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理して
鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい表面改質を行い内
側の最表面を滑らかに仕上げ機械加工して偏芯軸受とし
て使用したものである。そして、このことにより最表面
が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく内側の表面が滑
らかであるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が特に
高く、かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受を得
ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が
無く、小型の軸受を構成することが出来、全体に小型で
材料費は安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール
圧縮機を得ることが出来る。
【0014】請求項8の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面を切削または研削機械加工した
後少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理して
鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス軟窒化処理を
行い内側の最表面を滑らかに仕上げ機械加工して偏芯軸
受として使用したものである。そして、このことにより
最表面が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく内側の表
面が滑らかであるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性
が特に高く、かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸
受を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化
構造が無く、小型の軸受を構成することが出来、全体に
小型で材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスク
ロール圧縮機を得ることが出来る。
【0015】請求項9の発明は、薄い鋼板を円筒状に曲
げ成形しその外側の表面を切削または研削機械加工した
後少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理して
鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい塩浴窒化処理を行
い内側の最表面を滑らかに仕上げ機械加工して偏芯軸受
として使用したものである。そして、このことにより最
表面が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく内側の表面
が滑らかであるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が
特に高く、かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受
を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構
造が無く、小型の軸受を構成することが出来、全体に小
型で材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロ
ール圧縮機を得ることが出来る。
【0016】請求項10の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形しその外側の表面を切削または研削機械加工し
た後少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理し
て鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい塩浴窒化処理を
行い内側の最表面を滑らかに仕上げ機械加工して偏芯軸
受として使用したものである。そして、このことにより
最表面が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく内側の表
面が滑らかであるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性
が特に高く、かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸
受を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化
構造が無く、小型の軸受を構成することが出来、全体に
小型で材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスク
ロール圧縮機を得ることが出来る。
【0017】請求項11の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形しその外側の表面を切削または研削機械加工し
た後少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で処理し
て鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい窒化処理を行い
内側の最表面を滑らかに仕上げ機械加工して偏芯軸受と
して使用したものである。そして、このことにより最表
面が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく内側の表面が
滑らかであるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が特
に高く、かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受を
得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造
が無く、小型の軸受を構成することが出来、全体に小型
で材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロー
ル圧縮機を得ることが出来る。
【0018】請求項12の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形し少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で
処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい表面改質
を行い軸受を保持する部材に圧入固定した後に内側の表
面改質した表面を仕上げ機械加工して偏芯軸受として使
用したものである。そして、このことにより内側が鉄や
アルミニウム合金と溶着しにくい性質の拡散層となるた
め境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母材
が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが出来るた
め、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小型の軸受
を構成することが出来、全体に小型で材料費が安く機械
加工と組立も容易な安価なスクロール圧縮機を得ること
が出来る。
【0019】請求項13の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形し少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で
処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス軟窒
化処理を行い軸受を保持する部材に圧入固定した後に内
側の表面改質した表面を仕上げ機械加工して偏芯軸受と
して使用したものである。そして、このことにより内側
が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい性質の拡散層と
なるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、か
つ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが
出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小
型の軸受を構成することが出来、全体に小型で材料費が
安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール圧縮機を
得ることが出来る。
【0020】請求項14の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形し少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で
処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい塩浴軟窒
化処理を行い軸受を保持する部材に圧入固定した後に内
側の表面改質した表面を仕上げ機械加工して偏芯軸受と
して使用したものである。そして、このことにより内側
が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい性質の拡散層と
なるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、か
つ、母材が鋼材であるため強度の高い軸受を得ることが
出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小
型の軸受を構成することが出来、全体に小型で材料費が
安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール圧縮機を
得ることが出来る。
【0021】請求項15の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形し少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で
処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいクロム炭
窒化物処理を行い軸受を保持する部材に圧入固定した後
に内側の表面改質した表面を仕上げ機械加工して偏芯軸
受として使用したものである。そして、このことにより
内側が鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい性質の拡散
層となるため境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、
かつ、母材が鋼板であるため強度の高い軸受を得ること
が出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、
小型の軸受を構成することが出来、全体に小型で材料費
が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール圧縮機
を得ることが出来る。
【0022】請求項16の発明は、薄い鋼板を円筒状に
曲げ成形し少なくとも内側の表面を摂氏600度以下で
処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい窒化処理
を行い軸受を保持する部材に圧入固定した後に内側の表
面改質した表面を仕上げ機械加工して偏芯軸受として使
用したものである。そして、このことにより内側が鉄や
アルミニウム合金と溶着しにくい性質の拡散層となるた
め境界潤滑条件下での耐焼き付き性が高く、かつ、母材
が鋼板であるため強度の高い軸受を得ることが出来るた
め、潤滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、小型の軸受
を構成することが出来、全体に小型で材料費が安く機械
加工と組立も容易な安価なスクロール圧縮機を得ること
が出来る。
【0023】請求項17の発明は、薄い鋼板の表面にエ
ンジニアリングプラスチックを主体とする樹脂材料層を
形成し樹脂層を内側にして円筒状に曲げ成形し軸受を支
持する部材に圧入した後内側の表面を仕上げ機械加工し
て軸受として使用したものである。そして、この軸受け
の製作方法は巻ブッシュと同様の工程で製作できるため
安価な軸受けが獲られ、また、表面が耐焼き付き性が高
い軸受を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑
強化構造が無く、簡単な構成にすることが出来、全体に
材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール
圧縮機を得ることが出来る。
【0024】請求項18の発明は、薄い鋼板の表面にポ
リエーテルエーテルケトンを主体とする樹脂材料層を形
成し樹脂層を内側にして円筒状に曲げ成形し軸受を支持
する部材に圧入した後内側の表面を仕上げ機械加工して
軸受として使用したものである。そして、この軸受けの
製作方法は巻ブッシュと同様の工程で製作できるため安
価な軸受けが獲られ、また、表面が耐焼き付き性が高い
軸受を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの潤滑強
化構造が無く、簡単な構成にすることが出来、全体に材
料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロール圧
縮機を得ることが出来る。
【0025】請求項19の発明は、薄い鋼板の表面にエ
ンジニアリングプラスチックと炭素を主体とする樹脂と
炭素の複合層を形成しその複合層を内側にして円筒状に
曲げ成形し軸受を支持する部材に圧入した後内側の表面
を仕上げ機械加工して軸受として使用したものである。
そして、この軸受けの製作方法は巻ブッシュと同様の工
程で製作できるため安価な軸受けが獲られ、また、表面
が耐焼き付き性が高い軸受を得ることが出来るため、潤
滑油溜りなどの潤滑強化構造が無く、簡単な構成にする
ことが出来、全体に材料費が安く機械加工と組立も容易
な安価なスクロール圧縮機を得ることが出来る。
【0026】請求項20の発明は、薄い鋼板の表面にポ
リイミドとカーボンを主体とする樹脂と炭素の複合層を
形成しその複合層を内側にして円筒状に曲げ成形し軸受
を支持する部材に圧入した後内側の表面を仕上げ機械加
工して軸受として使用したものである。そして、この軸
受けの製作方法は巻ブッシュと同様の工程で製作できる
ため安価な軸受けが獲られ、また、表面が耐焼き付き性
が高い軸受を得ることが出来るため、潤滑油溜りなどの
潤滑強化構造が無く、簡単な構成にすることが出来、全
体に材料費が安く機械加工と組立も容易な安価なスクロ
ール圧縮機を得ることが出来る。
【0027】請求項21の発明は、薄い鋼板の表面にポ
リイミドとグラファイトを主体とする樹脂と炭素の複合
層を形成しその複合層を内側にして円筒状に曲げ成形し
軸受を支持する部材に圧入した後内側の表面を仕上げ機
械加工して軸受として使用したものである。そして、こ
の軸受けの製作方法は巻ブッシュと同様の工程で製作で
きるため安価な軸受けが獲られ、また、表面が耐焼き付
き性が高い軸受を得ることが出来るため、潤滑油溜りな
どの潤滑強化構造が無く、簡単な構成にすることが出
来、全体に材料費が安く機械加工と組立も容易な安価な
スクロール圧縮機を得ることが出来る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0029】(実施例1)図1において軸受9は薄い鋼
板を円筒状に曲げ成形しその外側と内側の表面を研削機
械加工により所定の寸法に仕上げた後全体を摂氏600
度以下で鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス軟窒
化処理を行い内側の表面をラップで滑らかに仕上げた
後、ハウジング8に圧入し駆動軸3を受ける軸受として
使用したものである。表面処理前に外側と内側を研削機
械加工で仕上げるときには、軸受として必要な特性を得
るときのガス軟窒化処理での寸法変化量をあらかじめ実
験で求めておき、その変化量を見込んだ寸法とする必要
がある。この実施例では内径,外径とも0.012mm
寸法を小さく設定し、機械加工,処理,組立を実施して
いる。
【0030】そしてこの実施例によれば駆動軸は鋳鉄材
と鋼材があるがそのどちらの材料の場合でも軸受9の表
面がガス軟窒化処理されているため境界潤滑条件の時で
も耐焼き付き性が高く、母材が鋼材であるため軸受強度
が高く小径で小型の軸受構成とする事が出来る。従って
材料費が安く、軸受も小型なため機械加工費も安く、ま
た、軸受が小型なため片当りなどを排除するため部品の
機械加工精度や組立精度を必要以上に上げる事なく製品
とすることが出来るため安価なスクロール圧縮機を得る
事が出来る。
【0031】(実施例2)図2において偏芯軸受1は薄
い鋼板を円筒状に曲げ成形しその外側と内側の表面を研
削機械加工により所定の寸法に仕上げた後全体を摂氏6
00度以下で鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス
軟窒化処理を行い内側の表面をラップで滑らかに仕上げ
た後、駆動軸3に圧入し可動スクロール軸2を受ける偏
芯軸受として使用したものである。表面処理前に外側と
内側を研削機械加工で仕上げるときには、軸受として必
要な特性を得るときのガス軟窒化処理での寸法変化量を
あらかじめ実験で求めておき、その変化量を見込んだ寸
法とする必要がある。この実施例では内径,外径とも
0.015mm寸法を小さく設定し、機械加工,処理,
組立を実施している。また、偏心量4は駆動軸3に明け
た偏芯軸受1を圧入する下穴5の位置で決定される構成
となっている。さらに、鋼板を曲げる前の打ち抜きの際
に一部を凹ませて油溝10として利用している。
【0032】そしてこの実施例によれば可動スクロール
軸は鋳鉄材とアルミニウム合金があるがそのどちらの材
料の場合でも偏芯軸受1の表面がガス軟窒化処理されて
いるため境界潤滑条件の時でも耐焼き付き性が高いため
従来からある潤滑油溜り6は不要でまた、母材が鋼材で
あるため軸受強度が高く小径で小型の軸受構成とする事
が出来る。従って材料費が安く、潤滑油溜りと偏芯軸受
の油溝の機械加工が不要で軸受も小型なため機械加工費
も安く、また、軸受が小型なため片当りなどを排除する
ため部品の機械加工精度や組立精度を必要以上に上げる
事なく製品とすることが出来るため安価なスクロール圧
縮機を得ることが出来る。
【0033】(実施例3)図3において偏芯軸受1は薄
い鋼板を円筒状に曲げ成形し全体を摂氏600度以下で
鉄やアルミニウム合金と溶着しにくいガス軟窒化処理を
行い駆動軸3に圧入した後内側の表面を偏芯量4を出し
ながら所定の内径寸法に研削機械加工で仕上げて可動ス
クロール軸2を受ける軸受として使用したものである。
そのため、下穴5との偏芯が発生している。表面処理後
に内側を研削機械加工で仕上げるときには、軸受として
必要な特性を得るときのガス軟窒化処理による拡散層の
深さをあらかじめ実験で求めておき、設定寸法以内で機
械加工する必要がある。この実施例では0.030mm
の取り代寸法を設定し、処理,機械加工,組立を実施し
ている。
【0034】そしてこの実施例によれば可動スクロール
軸は鋳鉄材とアルミニウム合金があるがそのどちらの材
料の場合でも偏芯軸受1の表面がガス軟窒化処理の拡散
層で構成されているため境界潤滑条件の時でも耐焼き付
き性が高いため潤滑油溜り6は不要でまた、母材が鋼材
であるため軸受強度が高く小径で小型の軸受構成とする
事が出来る。従って材料費が安く、潤滑油溜り等の機械
加工が不要で小型なため機械加工費も安く、軸受が小型
なため片当りなどを排除するため部品の機械加工精度や
組立精度を必要以上に上げる事なく製品とすることが出
来るため安価なスクロール圧縮機を得ることが出来る。
【0035】(実施例4)図4において偏芯軸受1は薄
い鋼板12を円筒状に曲げ成形しその内側の表面にポリ
エテールケトンを主材とする樹脂材料層11を形成し、
駆動軸3に設けられた偏芯穴5に圧入固定した後に偏芯
量4を調整しながら軸受けの内径を所定の寸法に仕上げ
て偏芯軸受けとしたものである。そのために下穴5との
偏芯が発生している。
【0036】そしてこの実施例によれば可動スクロール
軸2は鋳鉄材とアルミニウム合金があるがそのどちらの
材料の場合でも偏芯軸受1の表面が強度の高い樹脂層で
境界潤滑条件の時でも耐焼き付き性が高いため従来から
ある潤滑油溜り6は不要でかつ軸受強度も高く小径で小
型の軸受構成とする事が出来る。従って材料費が安く、
潤滑油溜りと偏芯軸受の油溝の機械加工が不要で軸受も
小型なため機械加工費も安く、また、軸受が小型なため
片当りなどを排除するため部品の機械加工精度や組立精
度を必要以上に上げる事なく製品とすることが出来るた
め安価なスクロール圧縮機を得ることが出来る。
【0037】以上の実施例では、偏芯軸受けとして、駆
動軸の一端に設けられた偏芯した穴に圧入された場合で
示しているが、駆動軸側が偏芯軸で相手の可動スクロー
ルに設けられた穴に圧入して使用しても同様の効果を得
ることが出来る。
【0038】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、機械加工仕上げ後の表面にガ
ス軟窒化などの摂氏600度以下での表面処理を施して
鉄と溶着しにくくすることにより、耐焼き付き性の高い
表面が管理できる小さな寸法変化量で得られ、さらに裏
金が鋼板であるため強度が高い軸受けが得られる。従っ
て、スクロール圧縮機の軸受けとして、境界潤滑条件下
でも耐焼き付き性が高くしかも小型の軸受けで構成でき
るため、全体に小型に設計でき、安価なスクロール圧縮
機を得ることが出来る。
【0039】上記実施例から明らかなように、請求項2
に記載の発明によれば、軸受けの外側と内側を機械加工
で仕上げた後に表面にガス軟窒化などの摂氏600度以
下での表面処理を施して、鉄やアルミニウム合金と溶着
しにくくすることにより、耐焼き付き性の高い表面が管
理できる小さな寸法変化量で得られ、さらに裏金が鋼板
であるため強度が高い軸受けが得られる。この軸受けを
駆動軸に圧入固定することにより、スクロール圧縮機の
偏芯軸受けとして、境界潤滑条件下でも耐焼き付き性が
高くしかも小型の軸受けで構成できるため、全体に小型
に設計でき、安価なスクロール圧縮機を得ることが出来
る。
【0040】上記実施例から明らかなように、請求項7
に記載の発明によれば、軸受けの外側と内側を機械加工
で仕上げ後にガス軟窒化などの摂氏600度以下での表
面処理を施して、鉄やアルミニウム合金と溶着しにくく
し、軸受けとして使用する内側の面をラップなどの軽度
の加工を施した後に使用することにより、更に耐焼き付
き性の高い表面が管理できる小さな寸法変化量で得ら
れ、さらに裏金が鋼板であるため強度が高い軸受けが得
られる。この軸受けを駆動軸に圧入固定することによ
り、スクロール圧縮機の偏芯軸受けとして、境界潤滑条
件下でも耐焼き付き性が更に高くしかも小型の軸受けで
構成できるため、全体に小型に設計でき、安価なスクロ
ール圧縮機を得ることが出来る。
【0041】上記実施例から明らかなように、請求項1
2に記載の発明によれば、鋼板を曲げ成形した軸受けを
ガス軟窒化などの摂氏600度以下での表面処理を施し
て、鉄やアルミニウム合金と溶着しにくくし、駆動軸に
圧入した後に偏芯軸受けとして使用する内側の表面を仕
上げてスクロール圧縮機の偏芯軸受けとして使用するこ
とで軸受けの表面は表面処理の拡散層により、境界潤滑
条件下でも耐焼き付き性が高くしかも小型の軸受けで構
成できるため、全体に小型に設計でき、安価なスクロー
ル圧縮機を得ることが出来る。
【0042】上記実施例から明らかなように、請求項1
7に記載の発明によれば、軸と接触する表面をポリエー
テルケトンなどのエンジニアリングプラスチックを主体
とする樹脂材料を用い、駆動軸に圧入した後に内側の表
面を仕上げて偏芯軸受けとして使用することで樹脂と相
手軸の金属材料との耐焼き付き性の高い相性により境界
潤滑条件下でも焼き付が発生しにくく、またブッシュの
製作も通常の巻ブッシュと同様に安価なため、信頼性が
高く安価なスクロール圧縮機を得ることが出来る。
【0043】上記実施例から明らかなように、請求項1
9に記載の発明によれば、軸と接触する表面をポリイミ
ドなどのエンジニアリングプラスチックを主体とする樹
脂材料とカーボンなどの炭素を主体とする複合材料を用
い、駆動軸に圧入した後に内側の表面を仕上げて偏芯軸
受けとして使用することで樹脂と相手軸の金属材料との
耐焼き付き性の高い相性により境界潤滑条件下でも焼き
付が発生しにくく、またブッシュの製作も通常の巻ブッ
シュと同様に安価なため、信頼性が高く安価なスクロー
ル圧縮機を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の一実施例を示す軸受け部の断面
【図2】第2の本発明の一実施例を示す偏芯軸受け部の
分解斜視図
【図3】第4の本発明の一実施例を示す偏芯軸受け部の
分解斜視図
【図4】第5の本発明の一実施例を示す偏芯軸受け部の
分解斜視図
【図5】従来例を示す軸受け部の断面図
【符号の説明】
1 偏芯軸受け 2 可動スクロール軸 3 駆動軸 4 偏芯量 5 下穴 6 潤滑油溜り 8 ハウジング 9 軸受け 10 油溝 11 樹脂材料層 12 薄い鋼板 13 片当り部
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 能宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野洲 敏治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐々 卓士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い鋼板を円筒状に曲げ成形し、少なく
    とも内側の表面を摂氏600度以下で処理して鉄と溶着
    しにくい表面改質を行った前記円筒状鋼板を軸受として
    使用したことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 薄い鋼板を円筒状に曲げ成形し、その外
    側の表面と内側の表面を各々切削または研削機械加工し
    た後、前記円筒状鋼板の少なくとも内側の表面を摂氏6
    00度以下で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しに
    くい表面改質を行い製作した軸受を偏芯軸受として使用
    したことを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 表面処理にガス軟窒化処理を行った請求
    項2記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 表面処理に塩浴軟窒化処理を行った請求
    項2記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 表面処理にクロム炭窒化物拡散処理を行
    った請求項2記載のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 表面処理に窒化処理を行った請求項2記
    載のスクロール圧縮機。
  7. 【請求項7】 薄い鋼板を円筒状に曲げ成形し、その外
    側と内側の表面を切削または研削機械加工した後、前記
    円筒状鋼板の少なくとも内側の表面を摂氏600度以下
    で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい表面改
    質を行い、軸受けとして使用する側の表面改質した最表
    面を滑らかに仕上げ加工して製作した軸受を偏芯軸受と
    して使用したことを特徴とするスクロール圧縮機。
  8. 【請求項8】 表面処理にガス軟窒化処理を行った請求
    項7記載のスクロール圧縮機。
  9. 【請求項9】 表面処理に塩浴軟窒化処理を行った請求
    項7記載のスクロール圧縮機。
  10. 【請求項10】 表面処理にクロム炭窒化物拡散処理を
    行った請求項7記載のスクロール圧縮機。
  11. 【請求項11】 表面処理に窒化処理を行った請求項7
    記載のスクロール圧縮機。
  12. 【請求項12】 薄い鋼板を円筒状に曲げ成形し、前記
    円筒状鋼板の少なくとも内側の表面を摂氏600度以上
    で処理して鉄やアルミニウム合金と溶着しにくい表面改
    質を行い、軸受を保持する部材に圧入固定した後に内側
    の表面改質した表面を仕上げ機械加工して偏心軸受とし
    て使用したことを特徴とするスクロール圧縮機。
  13. 【請求項13】 表面処理にガス軟窒化処理を行った請
    求項12記載のスクロール圧縮機。
  14. 【請求項14】 表面処理に塩浴軟窒化処理を行った請
    求項12記載のスクロール圧縮機。
  15. 【請求項15】 表面処理にクロム炭窒化物拡散処理を
    行った請求項12記載のスクロール圧縮機。
  16. 【請求項16】 表面処理に窒化処理を行った請求項1
    2記載のスクロール圧縮機。
  17. 【請求項17】 軸と接触する表面をエンジニアリング
    プラスチックを主体とする樹脂材料を用い、軸受を支持
    する部材に圧入した後、前記軸受の内側の表面を仕上げ
    機械加工して偏芯軸受として使用したことを特徴とする
    スクロール圧縮機。
  18. 【請求項18】 樹脂にポリエーテルエーテルケトンを
    使用した請求項17記載のスクロール圧縮機。
  19. 【請求項19】 軸と接触する表面をエンジニアリング
    プラスチックと炭素を主体とする材料を用い、軸受を支
    持する部材に圧入した後、前記軸受の内側の表面を仕上
    げ機械加工して偏芯軸受として使用したことを特徴とす
    るスクロール圧縮機。
  20. 【請求項20】 ポリイミドとカーボンを主材として使
    用した請求項19記載のスクロール圧縮機。
  21. 【請求項21】 ポリイミドとグラファイトを主材とし
    て使用した請求項19記載のスクロール圧縮機。
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