JPH102353A - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JPH102353A
JPH102353A JP8155304A JP15530496A JPH102353A JP H102353 A JPH102353 A JP H102353A JP 8155304 A JP8155304 A JP 8155304A JP 15530496 A JP15530496 A JP 15530496A JP H102353 A JPH102353 A JP H102353A
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JP
Japan
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rubber
damper
rivet
armature
damper rubber
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JP8155304A
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English (en)
Inventor
Enjiro Maejima
圓次郎 前島
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Ogura Clutch Co Ltd
Original Assignee
Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたって使用してもダンパゴムに亀
裂が生じることがなく、しかも、ダンパゴムがリベット
から剥離しないようにする。 【解決手段】 ダンパカバー30の先端内周縁30c
と、リベット32の先端周縁32aとをそれぞれ断面円
弧状に形成する。リベット32の大径部37の外周面、
先端面および前記先端周縁32aをダンパゴム31で覆
う。ダンパゴム31の外端面の外周部を前記リベット3
2の先端部と対応する中心部およびダンパカバー30の
先端よりアーマチュア33側へ偏在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁コイルの励
磁、非励磁により回転トルクの伝達や回転体の制動を断
接する電磁連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁連結装置のうちカーエアコ
ン用コンプレッサやスーパーチャージャーに用いる電磁
クラッチは、連結時の衝撃や振動を緩和するとともに音
が小さくなるようにアーマチュアをダンパゴムによって
支持し、このダンパゴムがアーマチュアを解放させるた
めの実質的なばねとなるように構成している。前記ダン
パゴムは、動力伝達時にアーマチュアの移動に伴って弾
性変形するとともに、回転方向へ圧縮されるから、応力
集中を起こさない形状に形成することが耐久性を高める
上で重要である。なお、この種のダンパゴムが弾性変形
するときに応力が一箇所に集中すると、この応力集中点
を起点として亀裂が発生することが知られている。
【0003】本願出願人は、前記ダンパゴムに亀裂が生
じるのを防いで耐久性を高めることを目的として、実開
平4−32327号公報に説明されている電磁連結装置
を先に考案した。この公報に開示された電磁連結装置を
図11によって説明する。
【0004】図11は従来の電磁連結装置の断面図であ
る。同図において、符号1は電磁連結装置としての電磁
クラッチを示す。この電磁クラッチ1は、ロータ2をカ
ーエアコン用コンプレッサ3に軸受4を介して回転自在
に支持させ、アーマチュア5を前記コンプレッサ3の回
転軸6にリベット7、ダンパゴム8、ダンパカバー9、
ストッパプレート10およびアーマチュアハブ11を介
して支持させている。
【0005】前記ロータ2は、環状溝2aを形成し、電
磁コイル12を内設したヨーク13を前記環状溝2aに
収容している。このヨーク13は前記コンプレッサ3に
固定している。前記アーマチュア5は、円環形に形成し
て外周部の複数箇所にリベット7の小径部7aをかしめ
によって固定している。このリベット7は、前記小径部
7aと大径部7bとからなるピン形に形成し、先端面か
ら大径部7bの周面に移行する部分、すなわちリベット
7の先端周縁7cを断面円弧状に形成している。
【0006】また、前記ストッパプレート10は、軸心
部をアーマチュアハブ11とともに前記回転軸6に固定
し、外周部に、前記リベット7を通すための貫通穴10
aを形成するとともにカップ状の前記ダンパカバー9を
固着している。このダンパカバー9は、前記貫通穴10
aに連なる穴9aを底部に形成し、前記ダンパゴム8を
介して前記リベット7に連結している。
【0007】前記ダンパゴム8は、前記リベット7の大
径部7bに加硫凝固により固着し、前記ダンパカバー9
内に装填している。また、この電磁クラッチ1は、図1
1に示す非連結状態のときに、ダンパゴム8におけるダ
ンパカバー9の開口に露出する外端面と、ダンパカバー
9の開口側端面と、リベット7の先端面とが同一平面上
に位置づけられる構造を採っている。
【0008】このように構成した従来の電磁クラッチ1
は、電磁コイル12が励磁することによってアーマチュ
ア5がダンパゴム8の弾発力に抗してロータ2に磁気吸
着され、ロータ2の回転がアーマチュア5→リベット7
→ダンパゴム8→ダンパカバー9→ストッパプレート1
0→アーマチュアハブ11という動力伝達系によって回
転軸6に伝達される。
【0009】この動力伝達状態では、ダンパゴム8は、
リベット7側の部位が図11において左側へ変位するよ
うに弾性変形するとともに、リベット7より回転方向の
前側の部位がダンパカバー9との間で圧縮されて弾性変
形する。このとき、前記リベット7は先端周縁7cが断
面円弧状に形成されていてダンパゴム8が触れる部位に
角がないことにより、ダンパゴム8に応力集中が起き難
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うにリベット7をダンパゴム8に応力集中が起き難い形
状に形成しても、ダンパゴム8に亀裂が生じるのを阻止
することはできなかった。これは、この電磁クラッチ1
が非連結状態にあるときに、ダンパゴム8の外端面と、
リベット7の先端面と、ダンパカバー9の開口側端面と
が同一平面上に位置づけられることが原因であると考え
られる。
【0011】すなわち、動力伝達時にダンパゴム8がリ
ベット7とカップ状のダンパカバー9との間で圧縮され
ると、このダンパゴム8におけるダンパカバー9で変形
が規制されてない部位(ダンパカバー9の開口端側の部
位)がダンパカバー9の外方へ僅かに突出するように隆
起してしまうからである。この***部分は、ダンパカバ
ー9で荷重を受けることができず、弾性変形量が他の部
位に較べて多くなる。このため、この電磁クラッチ1を
長期間にわたって使用すると、前記***部分とその他の
部分との境界に相当する部位、すなわち弾性変形量に違
いが生じる部位)を起点として亀裂が生じてしまう。ダ
ンパゴム8が上述したように***したときの外端面の形
状を図11中に二点鎖線で示す。
【0012】このような不具合は、ダンパカバー9の開
口側端面に対してリベット7の先端面およびダンパゴム
8の外端面がアーマチュア5側に位置づけられるように
構成して前記***部分がダンパカバー9から突出しない
ようにすることによって、ある程度は解消することがで
きる。しかしながら、この構成を採るためにダンパカバ
ー9を軸線方向に長く形成すると、電磁クラッチ1が大
型化してしまう。これとは逆に、リベット7を短く形成
するとともにダンパゴム8の厚み(図11において左右
方向の寸法)を薄くする構造を採ると、ダンパゴム8の
単位体積当たりの弾性変形量はリベット7側の部分が相
対的に大きいことから、ダンパゴム8の耐力が著しく損
なわれてしまう。このため、経年的にダンパゴム8の弾
発力が小さくなってアーマチュア5の解放時間が長くな
り、しかも、ダンパゴム8による緩衝作用も損なわれて
しまう。
【0013】また、動力伝達時にダンパゴム8が上述し
たように圧縮されてダンパカバー9における穴9aを形
成する底部の角に押付けられると、この角との接触点を
起点としてダンパゴム8に亀裂が生じることがあるとい
う問題もあった。
【0014】さらに、従来の電磁クラッチ1は、リベッ
ト7に錆が生じることに起因してダンパゴム8がリベッ
ト7から剥離してしまうことがあった。ダンパゴム8が
リベット7から剥離すると、アーマチュア5を初期位置
に復帰させることができなくなる。錆の発生を防ぐため
に、従来ではダンパゴム8をリベット7に加硫凝固させ
た後に防錆剤をリベット7におけるダンパゴム8で覆わ
れてない部分(大径部7bの外周面と先端面)に塗布し
ているが、ダンパゴム8が繰り返し弾性変形することか
ら、長期間にわたって使用するとダンパゴム8とリベッ
ト7との境界部分の防錆剤が剥がれて防錆効果が失われ
てしまう。なお、ダンパゴム8を加硫凝固させる以前
に、防錆対策としてリベット7の全域にめっき処理を施
しておくことも考えられるが、めっきされた面に接着剤
を塗布するとリベット7とダンパゴム8との接着力がば
らつくので、この手法を採用することはできない。ま
た、防錆剤を塗布する工程がある分、生産性が悪く、コ
ストアップになるという問題もあった。
【0015】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、低コスト化および小型化を図りなが
ら、長期間にわたって使用してもダンパゴムに亀裂が生
じることがなく、しかも、ダンパゴムがリベットから剥
離しない電磁連結装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電磁連
結装置は、ダンパゴムを収容するゴム収容部の先端内周
縁を先端側の開口径が相対的に大きくなるような断面円
弧状に形成するとともに、このダンパゴムの中心部に設
けて小径部をアーマチュアに固着するピンの大径部の先
端周縁を断面円弧状に形成し、この大径部の外周面、先
端面および前記先端周縁を前記ダンパゴムで覆い、この
ダンパゴムの外端面の外周部を前記ピンの先端部と対応
する中心部および前記ゴム収容部の先端よりアーマチュ
ア側へ偏在させたものである。
【0017】本発明によれば、ゴム収容部の内側であっ
てダンパゴムの外端面の外側に空きスペースが形成され
るから、動力伝達時にダンパゴムはゴム収容部の壁面に
沿って前記空きスペースに臨むように***する。また、
ゴム収容部の先端内周縁やピンの先端周縁に角が形成さ
れないので、ダンパゴムが上述したように***するとき
にこれらの部位に触れても応力が集中することがない。
さらに、ピンの大径部はダンパゴムで覆われているの
で、防錆剤を使用しなくても錆が発生しない。
【0018】第2の発明に係る電磁連結装置は、第1の
発明に係る電磁連結装置において、アーマチュア支持部
材における外周側貫通穴の内周面とゴム収容部の内側底
面とが交差する縁部を断面円弧状に形成したものであ
る。したがって、動力伝達時にダンパゴムが圧縮されて
ゴム収容部の内側底面から貫通穴側へ***するときに、
ダンパゴムの内側の端面が前記断面円弧状の部分に沿う
ようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 以下、第1の発明に係る電磁連結装置の一実施の形態を
図1ないし図5によって詳細に説明する。ここでは、カ
ーエアコン用コンプレッサに用いる電磁クラッチの形態
を採る場合について説明する。
【0020】図1は第1の発明に係る電磁連結装置の正
面図、図2は図1におけるII−II線断面図、図3は要部
を拡大して示す断面図、図4はダンパカバーを製造する
手順を説明するための図で、同図(a)は絞り加工およ
び底部の打抜き加工が終了した状態を示す断面図、同図
(b)はフランジの打抜き加工が終了した状態を示す断
面図、同図(c)はダンパカバーを開口側から見た状態
を示す平面図である。図5はリベットをアーマチュアに
固定する手順を説明するための図で、同図(a)はかし
め加工前の状態を示し、同図(b)はかしめ加工終了後
の状態を示す。
【0021】これらの図において、符号21はカーエア
コン用コンプレッサのハウジング、22は同じく回転軸
を示す。23はこの実施の形態による電磁クラッチで、
この電磁クラッチ23は、前記回転軸22にエンジン
(図示せず)の動力を伝達する動力伝達系に介装するも
のであり、エンジンから図示してないVベルトによって
動力が伝達されるロータ24と、このロータ24の環状
溝24aに挿入したフィールドコア組立体25と、前記
回転軸22の軸端部に軸装したアーマチュア組立体26
などから構成している。
【0022】前記ロータ24は、円環状に形成して軸心
部を軸受27によって前記ハウジング21に回転自在に
支持させている。前記フィールドコア組立体25は、ヨ
ーク25aに電磁コイル25bを内設した周知の構成を
採り、このヨーク25aを前記環状溝24aに挿入した
状態で前記ハウジング21に固定している。
【0023】前記アーマチュア組立体26は、アーマチ
ュアハブ28にストッパプレート29を取付けるととも
に、このストッパプレート29にダンパカバー30、ダ
ンパゴム31およびリベット32を介してアーマチュア
33を支持させた構造を採っている。この実施の形態で
は、前記アーマチュアハブ28、ストッパプレート29
およびダンパカバー30が第1の発明に係るアーマチュ
ア支持部材を構成し、前記リベット32がピンを構成し
ている。
【0024】前記アーマチュアハブ28は、外端部に環
状の当て板34を取付けて前記回転軸22にスプライン
嵌合させたボス28aと、このボス28aの外端部に径
方向外側へ延びるように設けたフランジ28bとからな
り、固定ボルト35によって前記回転軸22に固定して
いる。前記当て板34は、前記ボス28aに形成された
複数のかしめ片28cによって抜止めしている。
【0025】前記ストッパプレート29は、鋼板を打抜
くことによって図1に示すように正面視において正三角
形状に形成し、前記フランジ28bに有頭リベット36
によって固定している。また、このストッパプレート2
9は、前記正三角形の頂部になる3箇所に円形の貫通穴
29aを穿設するとともにダンパカバー30を溶接して
いる。
【0026】前記ダンパカバー30は、底部中央に円形
の貫通穴30aを有するカップ状に形成し、この貫通穴
30aが前記ストッパプレート29の貫通穴29aと同
一軸線上に位置づけられるように、外側底部をストッパ
プレート29に溶接している。この実施の形態では、前
記ストッパプレート29の貫通穴29aと前記ダンパカ
バー30の貫通穴30aが第1の発明に係るアーマチュ
ア支持部材の外周側貫通穴を構成し、ダンパカバー30
の内方空間がゴム収容部を構成している。
【0027】このダンパカバー30は、この実施の形態
では、鋼板を前記カップ状に成形することによって形成
している。ここで、ダンパカバー30を製造する手法を
図4によって説明する。先ず、冷間圧延鋼板で円板を形
成し、この円板に絞り加工を施すことによって、開口端
にフランジを有する有底円筒体を形成する。次に、この
有底円筒体の底の中央に、図4(a)に示すように、円
形の貫通穴30aを打抜き加工によって形成する。しか
る後、図4(a)中に符号30bで示す前記フランジを
打抜き加工によって除去する。このフランジ除去工程が
終了することによって、図4(b),(c)に示すよう
にダンパカバー30が完成する。
【0028】このように形成したダンパカバー30は、
絞り加工時に塑性変形することに起因して開口端(先
端)の内周縁30cが図4(b)に示すように断面円弧
状に成形される。この内周縁30cは、ダンパカバー3
0をストッパプレート29に溶接した図2,3に示す状
態で、アーマチュア33とは反対側へ向かうにしたがっ
てダンパカバー30の開口径が次第に大きくなる形状に
成形されている。
【0029】前記ダンパゴム31は、リベット32を中
心部に固着させて円盤状に形成し、前記ダンパカバー3
0内にその内側底面に突き当たるまで圧入している。ま
た、このダンパゴム31は、図3に示すようにダンパカ
バー30内に圧入した状態で、ダンパカバー30の先端
側で露出する外端面の外周部分が、リベット32の先端
部と対応する中心部およびダンパカバー30の先端より
アーマチュア33側に偏在するように形成している。言
い換えれば、このダンパゴム31は、ダンパカバー30
の周壁に接する外周部よりリベット32に接する中心部
が厚くなる(リベット32の軸線方向に長くなる)よう
に形成し、ダンパカバー30に圧入した状態で前記外周
部がダンパカバー30の内側に位置づけられるように構
成している。
【0030】このダンパゴム31の前記外周部の外端面
とダンパカバー30の先端との距離を図3中に符号Aで
示す。この実施の形態では、ダンパゴム31の外端面
は、外周部分と、リベット32の先端部と対応する中心
部とがそれぞれ平坦面になるように形成し、これら両部
どうしの間が傾斜面になるように形成している。図3に
おいては、前記中心部の外径を符号Bで示し、前記傾斜
面の外径を符号Cで示している。ダンパゴム31をこの
ように形成することにより、ダンパカバー30の内側で
あってダンパゴム31の外端面の外側に、図3中に符号
Sで示す空きスペースが形成される。
【0031】前記ダンパゴム31に固着させたリベット
32は、冷間圧造用炭素鋼線によって形成した断面円形
の無頭リベットからなり、大径部37と、この大径部3
7の後端面37aから突出する小径部38とから形成し
ている。前記大径部37は、先端面37bを平坦に形成
するとともに、この先端面37bから外周面に移行する
部分、すなわちリベット32の先端周縁32aを断面円
弧状に形成している。また、このリベット32は、後端
面37aを除く大径部37の全ての表面がダンパゴム3
1で覆われるようにダンパゴム31に固着させ、小径部
38をアーマチュア33に固定している。
【0032】リベット32をダンパゴム31に固着させ
るには、ゴム加硫用金型(図示せず)にリベット32を
装填した状態でゴム加硫を実施することによって行う。
この金型は、ダンパゴム31の完成形状と同じ形状のキ
ャビティが形成してあり、このキャビティに前記大径部
37を臨ませてリベット32を装填できる構造を採って
いる。なお、リベット32は、ダンパゴム31との接着
性を高めるために、前記金型へ装填する以前に、大径部
37における後端面37aを除く全ての表面に接着剤を
塗布し、乾燥させている。
【0033】また、リベット32を前記金型に装填する
には、成形後のダンパゴム31におけるダンパカバー3
0の内側底面に当接する端面と、リベット32の前記後
端面37aとの距離{この距離を図5(a)中に符号D
で示す}が、ダンパカバー30の底部分の厚みとストッ
パプレート29の厚みを加えた長さ{この長さを図5
(a)中に符号Eで示す}より寸法Fだけ短くなるよう
に行う。なお、かしめ加工されるリベット32の圧縮ひ
ずみを考慮して、寸法D≧寸法Eに設計することもでき
る。
【0034】このリベット32の小径部38を固定する
アーマチュア33は、前記アーマチュアハブ28のフラ
ンジ28bより大径な円形穴33aを有する環状の板に
よって形成し、前記小径部38を固定するための段付き
穴33bを穿設している。また、このアーマチュア33
とロータ24との間には、この電磁クラッチ23を前記
ハウジング21に装着した状態で、図3中に符号Gで示
すエアギャップが形成される。エアギャップGは、回転
軸22と当て板34との間にシム(図示せず)を入れる
ことにより調整される。
【0035】このアーマチュア33に前記小径部38を
固定するには、小径部38を前記段付き穴33bに挿入
した状態でこの小径部38にかしめ加工を施すことによ
って行う。すなわち、先ず、リベット32と一体的に形
成したダンパゴム31を前記ダンパカバー30に圧入す
ることにより、このリベット32をストッパプレート2
9に保持させ、図5(a)に示すように、ストッパプレ
ート29にアーマチュア33をその段付き穴33bにリ
ベット32の小径部38が挿入されるように重ねる。こ
のとき、同図に示すようにダンパゴム31の外端面にお
けるリベット32の先端部と対応する中心部を下型39
に支承させる。なお、この状態では、リベット32の大
径部37の後端面37aとアーマチュア33との間に前
記寸法Fに相当する隙間が形成されている。
【0036】次に、図5(b)に示すように、アーマチ
ュア33のロータ側端面に上型40を押付けることによ
って、アーマチュア33が前記後端面37aに当接する
までダンパゴム31を弾性変形させる。そして、この状
態で前記小径部38の先端にパンチ41を押付け、小径
部38を前記段付き穴33b内で塑性変形させてかしめ
加工を行う。このようにかしめ加工を行うことによっ
て、リベット32がアーマチュア33に固定されるとと
もに、ダンパゴム31に初期反力が付与されてダンパゴ
ム31の弾発力でアーマチュア33がストッパプレート
29に当接するようになる。
【0037】このように構成した電磁クラッチ23は、
エンジン運転時にはロータ24が回転し、この状態で電
磁コイル25bを励磁させることによって、アーマチュ
ア33がダンパゴム31の弾発力に抗してロータ24に
磁気吸着される。すなわち、リベット32がアーマチュ
ア33とともにロータ24側へ移動し、これに伴ってダ
ンパゴム31の中心部が弾性変形する。このようにダン
パゴム31が弾性変形することにより、アーマチュア3
3がロータ24に磁気吸着されるときの吸着音が低減さ
れ、しかも、衝撃が緩和される。
【0038】上述したようにロータ24にアーマチュア
33が連結することによって、ロータ24の回転がアー
マチュア組立体26を介して回転軸22に伝達される。
なお、この状態で電磁コイル25bの励磁を解くと、ダ
ンパゴム31の弾発力によってアーマチュア33がロー
タ24から引離され、ストッパプレート29に当接する
初期位置に復帰する。
【0039】前記動力伝達状態では、コンプレッサを駆
動するための負荷がダンパゴム31に加わり、ダンパゴ
ム31におけるアーマチュア組立体26の回転方向の前
側になる部位が圧縮される。このときにダンパゴム31
で圧縮される部位は、図1においてアーマチュア組立体
26が時計方向へ回転する場合には同図中にハッチング
を施して示す範囲である。
【0040】上述したようにダンパゴム31が圧縮され
ると、ダンパゴム31の圧縮部分の外端面は図3中に二
点鎖線で示すように外側へ***する。この電磁クラッチ
23ではダンパカバー30の内側であってダンパゴム3
1の外側に空きスペースSを形成しているので、ダンパ
ゴム31はダンパカバー30の内周面に沿って前記空き
スペースSに臨むように***し、ダンパカバー30より
外側に突出することがない。したがって、ダンパゴム3
1の前記***部分もダンパカバー30内に収容されて荷
重を伝達するようになるから、ダンパゴム31内で弾性
変形量が大きく異なる部分が存在しなくなる。
【0041】また、この電磁クラッチ23は、ダンパカ
バー30の先端内周縁30cやリベット32の先端周縁
32aに角が形成されないので、ダンパゴム31が上述
したように***するときにこれらの部位に触れても応力
が集中することもない。さらに、ダンパゴム31の中心
側の厚みを外周部より厚くしているので、ダンパゴム3
1における単位体積当たりの弾性変形量が大きいリベッ
ト32側の中心部の体積が従来に較べて減ることがな
い。さらにまた、リベット32の大径部37はダンパゴ
ム31で覆われており、防錆剤を使用しなくても錆が発
生しない。
【0042】加えて、この実施の形態では、ダンパカバ
ー30の底部によってロータ24側への移動が規制され
たダンパゴム外周部の外端面を平坦面とし、ここを中心
部側から一直線状に延びる傾斜面とする場合に較べて体
積の減少率を少なく抑えているので、ダンパカバー30
の軸線方向の長さが従来と同じでもダンパゴム31の外
端面を偏在させながらダンパゴム31によるばね作用お
よび緩衝作用の長期安定化を図ることができる。
【0043】第2の実施の形態 第2の発明に係る電磁連結装置の一実施の形態を図6お
よび図7によって詳細に説明する。図6は第2の発明に
係る電磁連結装置の要部を拡大して示す断面図、図7は
ダンパカバーを製造する手順を説明するための図で、同
図(a)は絞り加工および底部の打抜き加工が終了した
状態を示す断面図、同図(b)はフランジの打抜き加工
と絞り加工が終了した状態を示す断面図、同図(c)は
ダンパカバーを開口側から見た状態を示す平面図であ
る。これらの図において前記図1ないし図5で説明した
ものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0044】この実施の形態による電磁クラッチ23
は、ダンパカバー30の底部に形成する貫通穴30aを
円筒の内周面によって形成している。このダンパカバー
30を製造するには、先ず、円板に絞り加工を施すこと
によって形成したフランジ付き有底円筒体の底部中央
に、図7(a)に示すように丸穴41を打抜き加工によ
って形成する。次に、この有底円筒体の開口部のフラン
ジ30bを打抜き加工によって除去し、その後、この有
底円筒体の底部に、丸穴41部分が外側へ突出して円筒
状になるように絞り加工を施す。この絞り加工によって
形成した円筒部分の内周面が前記貫通穴30aになる。
なお、前記円筒部分の外径は、ストッパプレート29の
貫通穴29aにこの円筒部分が嵌合する寸法に設定して
いる。
【0045】このようにダンパカバー30の底部に絞り
加工を施して貫通穴30aを形成すると、この貫通穴3
0aの穴壁面とダンパカバー30の内側底面42とが交
差する縁部、すなわち内側底面42から貫通穴30aへ
移行する部分が断面円弧状に形成される。この縁部を図
6および図7(b)中に符号43で示す。
【0046】このダンパカバー30を備えた電磁クラッ
チ23は、動力伝達時にダンパゴム31が圧縮されてダ
ンパカバー30の内側底面から貫通穴30a側へ***す
ると、ダンパゴム31の内側の端面44が前記断面円弧
状の縁部43に沿うようになる。したがって、ダンパカ
バー30の先端内周縁30cおよび前記縁部43と、リ
ベット32の先端周縁32aとがそれぞれ断面円弧状に
形成されるから、ダンパゴム31が圧縮されたときにそ
の全域にわたって角に触れることがなく、ダンパゴム3
1で応力集中が起こることがない。
【0047】また、ダンパカバー30の底部にストッパ
プレート29の貫通穴29aに嵌合する円筒部分が形成
されていると、ダンパカバー30をストッパプレート2
9に取付けるときに貫通穴29a,30aどうしの位置
決めを簡単に行うことができる。しかも、前記円筒部分
を前記貫通穴29aに嵌合させることによって、ダンパ
カバー30をストッパプレート29に保持させることが
できるので、ダンパカバー30の溶接作業も簡単であ
る。
【0048】なお、上記第1および第2の実施の形態で
は、ダンパゴム31の外周部、すなわちダンパカバー3
0の底部でロータ24側への移動が規制された部分の外
端面を平坦に形成した例を示したが、ダンパゴム31の
体積に設計上の余裕がある場合には、図3および図6中
に直径を符号Bで示した外端面の中心部より径方向の外
側をダンパカバー30の周壁に向かうにしたがって次第
に底部側に偏在するように傾斜させてもよい。なお、こ
の外端面の中心部(直径が符号Bで示される部分)は、
リベット32をアーマチュア33に固定するかしめ工程
において大きな押圧力で圧縮されるので、リベット32
の先端面37bと同等の平坦面にすることが好ましい。
【0049】また、前記外端面の中心部とダンパカバー
30の先端は、第1および第2の実施の形態で示したよ
うに、非励磁時に略同じ平面上に位置づけられるような
構成を採らなくてもよく、下記の第3の実施の形態で示
すように、外端面の中心部がダンパカバー30の外方に
位置づけられる構成を採ることもできる。
【0050】第3の実施の形態 第2の発明に係る電磁連結装置の他の実施の形態を図8
ないし図10によって詳細に説明する。図8はアーマチ
ュア組立体の正面図、図9は図8におけるIX−IX線断面
図、図10は要部を拡大して示す断面図である。これら
の図において前記図1ないし図7で説明したものと同一
もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説
明は省略する。
【0051】図8〜図10に示すアーマチュア組立体2
6は、ストッパプレート51を合成樹脂によって形成
し、このストッパプレート51にアーマチュアハブ28
をインサート成形により一体的に設けている。このスト
ッパプレート51は、前記第1、第2の実施の形態を採
るときに用いたダンパカバーに相当するゴム収容部52
を、外周部の貫通穴53の周囲にこれと同一軸線上に位
置づけられるように設けている。
【0052】このゴム収容部52は、開口側端部がスト
ッパプレート51の相対的に平らな平板部51aから突
出する正面視円形の突条54と、この突条54の内周面
および前記貫通穴53に連なる円形凹部55とから形成
し、この円形凹部55内にダンパゴム31を圧入してい
る。また、前記突条54の先端内周縁54aと、円形凹
部55の底部外周縁55aと、この円形凹部55の底面
と貫通穴53の穴壁面とが交差する縁部56とをそれぞ
れ断面円弧状に形成している。
【0053】この実施の形態を採るときに用いるダンパ
ゴム31は、外端面の外周部が前記突条54の先端から
アーマチュア33側に位置づけられ、かつ外端面の中心
部(リベット32の先端部と対応する部分)が前記突条
54の先端より外方に位置づけられるように形成してい
る。また、このダンパゴム31は、外端面における中心
部と外周部との間の傾斜部分の傾斜角度が前記第1、第
2の実施の形態を採るときに較べて大きくなるので、こ
れらの部分どうしの間の縁部を応力集中が起きないよう
に断面円弧状に形成している。この断面円弧状の縁部を
図10中に符号Rで示す。なお、リベット32をダンパ
ゴム31に固着させる手法や、リベット32をアーマチ
ュア33に固定する手法は、第1、第2の実施の形態を
採るときと同じである。
【0054】このようにストッパプレート51を合成樹
脂によって形成しても、第1、第2の実施の形態を採る
ときと同等の効果を奏する。なお、ストッパプレート5
1を成形するには、アルミニウム合金を使用してアルミ
ダイキャスト法によって行うこともできる。
【0055】第1ないし第3の実施の形態では、ダンパ
ゴム31をダンパカバー30あるいはストッパプレート
51のゴム収容部52に圧入した例を示したが、ダンパ
ゴム31を成形するときにダンパカバー30内やゴム収
容部52内で凝固させてこれらに固着させる手法を採る
こともできる。この構成を採る場合には、ダンパカバー
30やゴム収容部52をゴム加硫用金型のキャビティの
一部とし、かつリベット32を前記キャビティに臨ませ
た状態でゴム加硫を行う。また、リベット32は、ダン
パゴム31を成形した後にこれに圧入させて一体に固着
してもよい。
【0056】ダンパゴム31を第1ないし第3の実施の
形態で示したようにダンパカバー30やゴム収容部52
に圧入する手法を採ると、ダンパカバー30の先端内周
縁30cや突条54の先端内周縁54aが断面円弧状で
あることから、圧入時にダンパゴム31の外周縁が切れ
たり傷ついたりすることがないという利点がある。
【0057】加えて、第1ないし第3の実施の形態で
は、本発明をカーエアコン用コンプレッサの電磁クラッ
チに適用した例を示したが、本発明は、このような限定
にとらわれることなく、自動車用スーパーチャージャー
の動力伝達系に介装する電磁クラッチや、自動車の他の
機械に用いる電磁クラッチ、電磁ブレーキなどにも適用
することができる。
【0058】
【実施例】第1および第2の実施の形態を採る場合、ダ
ンパゴム31の外周部の外端面とダンパカバー30の先
端との距離Aを約1mmとし、ダンパゴム31の外端面の
中心部の直径Bを約11mmとした。リベット32の大径
部37の外径も約11mmとした。また、ダンパゴム31
の外端面の一部である傾斜面の外径Cを約19mmとし
た。さらに、ダンパゴム31に初期反力を付与するため
の寸法Fを0.2mm〜0.3mm程度とし、アーマチュア
33とロータ24との間隔(エアギャップ)Gを0.3
〜0.6mmとした。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る電
磁連結装置は、ゴム収容部の先端内周縁と、ダンパゴム
の中心部に設けたピンの大径部の先端周縁とをそれぞれ
断面円弧状に形成し、この大径部の外周面、先端面およ
び前記先端周縁をダンパゴムで覆い、このダンパゴムの
外端面の外周部を前記ピンの先端部と対応する中心部お
よび前記ゴム収容部の先端よりアーマチュア側へ偏在さ
せたため、ゴム収容部の内側であってダンパゴムの外端
面の外側に空きスペースが形成される。このため、ダン
パゴムは動力伝達時にゴム収容部の壁面に沿って前記空
きスペースに臨むように***するから、これがゴム収容
部の外方へ突出することがない。
【0060】したがって、ダンパゴムの前記***部分も
ゴム収容部内に収容されて荷重を伝達するようになるか
ら、ダンパゴム内で弾性変形量が大きく異なる部分が存
在しなくなる。しかも、ゴム収容部の先端内周縁やピン
の先端周縁に角が形成されないので、ダンパゴムが上述
したように***するときにこれらの部位に触れても応力
が集中することもない。このため、応力集中や弾性変形
量の違いに起因してダンパゴムに亀裂が発生することが
ないから、この電磁連結装置を長期間にわたって使用し
ても、ダンパゴムによるばね作用および緩衝作用を設計
通りに維持できる。その上、ダンパゴムにおける単位体
積当たりの弾性変形量が大きいピン側の部分の体積が従
来に較べて減ることがないので、ダンパゴムの耐力が損
なわれることもない。
【0061】また、ピンの大径部はダンパゴムで覆われ
ており、防錆剤を使用しなくても錆が発生しないから、
防錆剤を塗布する工程が省けてコストダウンを図ること
ができる。これとともに、長期間にわたって使用しても
ピンがダンパゴムから剥離することがなく、アーマチュ
アの解放時間を設計通りの時間とすることができる。
【0062】第2の発明に係る電磁連結装置は、第1の
発明に係る電磁連結装置において、アーマチュア支持部
材における外周側貫通穴の内周面とゴム収容部の内側底
面とが交差する縁部を断面円弧状に形成したため、動力
伝達時にダンパゴムが圧縮されてゴム収容部の内側底面
から貫通穴側へ***するときに、このダンパゴムの内側
の端面が前記断面円弧状の部分に沿うようになる。
【0063】したがって、ダンパゴムが圧縮されたとき
にその全域にわたって角に触れることがないから、応力
集中が起こるのを確実に阻止することができ、ダンパゴ
ムをより一層長い期間にわたって性能が安定した状態で
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明に係る電磁連結装置の正面図であ
る。
【図2】 図1におけるII−II線断面図である。
【図3】 要部を拡大して示す断面図である。
【図4】 ダンパカバーを製造する手順を説明するため
の図である。
【図5】 リベットをアーマチュアに固定する手順を説
明するための図である。
【図6】 第2の発明に係る電磁連結装置の要部を拡大
して示す断面図である。
【図7】 ダンパカバーを製造する手順を説明するため
の図である。
【図8】 アーマチュア組立体の正面図である。
【図9】 図8におけるIX−IX線断面図である。
【図10】 要部を拡大して示す断面図である。
【図11】 従来の電磁連結装置の断面図である。
【符号の説明】
22…回転軸、23…電磁クラッチ、24…ロータ、2
8…アーマチュアハブ、29…ストッパプレート、29
a,30a…貫通穴、30…ダンパカバー、30c,5
4a…先端内周縁、31…ダンパゴム、32…リベッ
ト、32a…先端周縁、33…アーマチュア、37…大
径部、38…小径部、43,56…縁部、51…ストッ
パプレート、52…ゴム収容部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に軸装しかつ外周側貫通穴の周囲
    にカップ状のゴム収容部を設けたアーマチュア支持部材
    と、前記ゴム収容部に介装させたダンパゴムと、このダ
    ンパゴムの中心部に設けられかつ前記外周側貫通穴を通
    る大径部およびアーマチュアに固着する小径部からなる
    ピンとを備えた電磁連結装置において、前記ゴム収容部
    の先端内周縁をアーマチュアとは反対側へ向かうにした
    がって開口径が次第に大きくなる断面円弧状に形成する
    とともに、前記ピンにおける大径部の先端周縁を断面円
    弧状に形成し、この大径部の外周面、先端面および前記
    先端周縁を前記ダンパゴムで覆い、このダンパゴムの外
    端面における前記ゴム収容部に連なる外周部を前記ピン
    の先端部と対応する中心部および前記ゴム収容部の先端
    よりアーマチュア側へ偏在させことを特徴とする電磁連
    結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁連結装置において、
    アーマチュア支持部材における外周側貫通穴の内周面と
    ゴム収容部の内側底面とが交差する縁部を断面円弧状に
    形成したことを特徴とする電磁連結装置。
JP8155304A 1996-06-17 1996-06-17 電磁連結装置 Pending JPH102353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095305A (en) * 1998-08-04 2000-08-01 Ogura Clutch Co., Ltd. Electromagnetic coupling device with noise damper

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095305A (en) * 1998-08-04 2000-08-01 Ogura Clutch Co., Ltd. Electromagnetic coupling device with noise damper

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