JPH10195742A - 交換可能なニードル・キャリア、特にニードル・シリンダを備えた丸編み機 - Google Patents

交換可能なニードル・キャリア、特にニードル・シリンダを備えた丸編み機

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JPH10195742A
JPH10195742A JP9353492A JP35349297A JPH10195742A JP H10195742 A JPH10195742 A JP H10195742A JP 9353492 A JP9353492 A JP 9353492A JP 35349297 A JP35349297 A JP 35349297A JP H10195742 A JPH10195742 A JP H10195742A
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circular knitting
needle carrier
carrier
needle
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Ernst-Dieter Plath
プラス エルンスト−ディーテル
Dietmar Traenkle
トランクル ヂートマー
Stefan Seeger
シーガー シュテファン
Kurt Juentner
ユントナー コート
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニードル・シリンダにダイヤルなどが装着さ
れているか否かに関係なく、ニードル・シリンダの組立
てと分解とを容易に行なうことのできる丸編み機を提供
する。 【解決手段】 マシン・フレーム(1)に取り付けられ
た支持リング(8)と、支持リング上に支持されたニー
ドル・キャリア(9)と、その軸(10)と同軸にマシ
ン・フレームに取り付けられたキャリア・シャフト(1
8)と、その下端に取り付けられたコンポーネント(2
4)と、コンポーネントに対してニードル・キャリアを
軸(10)の方向に移動するデバイス(35)とを備え
ている丸編み機において、ニードル・キャリア軸にほぼ
直交する方向にニードル・キャリアを動かすことによっ
て、その分解または組立てを可能にすると共に、ニード
ル・キャリアを作用位置と組立ておよび/または分解を
可能にする組立て位置まで移動可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸編み機に関し、さ
らに具体的には、マシン・フレームと、マシン・フレー
ム上に取り付けられた支持リングと、支持リング上に支
持され、ニードル・キャリア軸および上縁と下縁をもつ
ニードル・キャリアと、ニードル・キャリア軸と同軸に
マシン・フレームに装着されたキャリア・シャフトと、
キャリア・シャフトの下端に装着されたコンポーネント
と、ニードル・キャリアをコンポーネントに対してニー
ドル・キャリア軸の方向に移動させる手段とを備えた丸
編み機に関する。
【0002】
【従来の技術】交換可能なニードル・シリンダをもつ丸
編み機はこの分野ではかなり以前から知られており、例
えば、ドイツ特許第177 577号に記載されている
ものがある。
【0003】丸編み機がニードル・シリンダを1つだけ
装備しているものに関しては、その組立てと分解は比較
的容易である。組立てと分解だけでなく、これは修理と
保守目的に役立つほかに、異なるゲージおよび/または
異なる径のニードル・シリンダを装備した同じ編み機を
動作させる目的に役立っている。ニードル・シリンダの
上方の空間は大きな空きになっているので、ニードル・
シリンダと、必要であれば、関連する支持リングをマシ
ン・フレームの上方からのみ持ち上げて取り出すか取り
外したり、挿入したりする必要がある。
【0004】これに対して、ニードル・シリンダを上方
から組み立て、分解することは、編み機にニードル・シ
リンダの上方に配置されたコンポーネント、例えば、ダ
イヤルやヤーン変更デバイスがあるときは、かなりの苦
労を伴わないで行うことは不可能である。というのは、
この種のコンポーネントを取り外すためには、丸編み機
全体をほぼ完全に分解する必要があるからである。この
場合、あるデバイスがヨーロッパ特許EP 0413
608 A1およびEP 0 436 313A1にす
でに提供され、開示されているが、このデバイスによれ
ば、ニードル・シリンダとその上方のコンポーネントの
相対位置をニードル・シリンダの軸方向に調整可能にし
て、ニードル・シリンダ軸に直交する方向に移動するこ
とによってニードル・シリンダの分解または組立てを可
能にしているが、実際は、上記のデバイスがあっても、
なくても無関係である。このデバイスはコンポーネント
をニードル・シリンダから十分に離れて上方に取り外す
こと、あるいは移動することを可能にする手段を備え、
ニードル・シリンダの組立てまたは分解をサイドから行
えるようにしている。上記のコンポーネントを持ち上げ
る手段は、例えば、上記のコンポーネントが特にダイヤ
ルである時、そのコンポーネントを軸方向に相対的にシ
フトすることにより、ループ・サイズを調整するための
従来から公知のデバイスからなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の丸編み機には
まだ未解決の問題があり、それは、コンポーネントを持
ち上げるか、あるいはシフトした場合でもニードル・シ
リンダ自体の組立てと分解が容易でなく、不可能である
ことである。その理由は、ニードル・シリンダはその下
縁が全体的にシリンダ・リングのくぼみに入るように配
置されており、および/または別のセンタリング手段を
備えているため、ニードル・シリンダの分解時には相当
量持ち上げる必要があり、その組立て時には同じように
下げる必要があるからである。これらの運動は構造上の
変更を取り扱う作業員が手作業で行わなければならな
い。組立てと分解作業手順は、ニードル・シリンダがそ
の上に例えば、ダイヤルなどのコンポーネントが装着さ
れたままのときは特に困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ニード
ル・シリンダにダイヤルなどが装着されているかどうか
に関係なく、ニードル・シリンダの組立てと分解が容易
に行えるように設計された、上述したタイプの丸編み機
を提供することである。
【0007】上記目的およびその他の目的は、以下で明
らかにする本発明の丸編み機によって達成されている。
【0008】すなわち、この発明が提案する丸編み機
は、マシン・フレーム1と、マシン・フレーム1上に取
り付けられた支持リング8、70と、支持リング上に支
持され、ニードル・キャリア軸10および上縁と下縁と
をもつニードル・キャリア9と、ニードル・キャリア軸
10と同軸にマシン・フレーム1に装着されたキャリア
・シャフト18と、キャリア・シャフトの下端に装着さ
れたコンポーネント24と、ニードル・キャリアをコン
ポーネント24に対してニードル・キャリア軸10の方
向に移動させる手段35、35a、35b、35c、6
8とを備えたものにおいて、ニードル・キャリアをニー
ドル・キャリア軸にほぼ直交する方向に移動することに
よって分解または組み立てることを可能にすると共に、
ニードル・キャリアを作用位置と組立ておよび/または
分解を可能にする組立て位置に移動可能にしたことを特
徴とする丸編み機である。
【0009】また、他の丸編み機は、前記丸編み機にお
いて、支持リング8、70上に装着された少なくとも2
つのガイド・レール49、76および/またはニードル
・キャリア9に関連するカム・プレート12とをさらに
備え、組立て位置は支持リング8、70上に装着された
前記少なくとも2つのガイド・レール49、76および
/またはカム・プレート12によって境界が規制されて
おり、前記ニードル・キャリア9は組立て位置の該少な
くとも2つのガイド・レール49、76上に置かれてい
ることを特徴とする丸編み機である。
【0010】ここで、ニードル・キャリアの組立て位置
は支持リング8、70および/またはカム・プレート1
2の上側を通り抜ける平面の下方にないこととしたもの
であり、コンポーネントはダイヤル24、26であり、
作用位置と組立て位置間の間隔は、ニードル・キャリア
9が該ニードル・キャリア9の上側の前記ダイヤル2
4、26も一緒に、マシン・フレーム1から取り外せる
だけの大きさになっていることとしたものである。更
に、ダイヤル24、67は前記キャリア・シャフト18
の下端に設けられたダイヤル支持キャリア23の下側に
取外し可能に取り付けられていることとしたものであ
る。
【0011】前記において、コンポーネントに対してニ
ードル・キャリア9をニードル・キャリア軸の方へ移動
する手段35、35a、35b、35c、68は、取外
し可能スぺーサ35、68を含み、このスぺーサによっ
てニードル・キャリアが支持リング8、70上の作用位
置に支持されているように構成したものである。また前
記手段35、35a、35b、35c、68はリフト・
スクリュー44を含み、このリフト・スクリューによっ
て、前記ニードル・キャリア9をスぺーサ取外し位置ま
でリフト可能にして前記スぺーサ35の取り外しを可能
にしたものであり、更には、前記手段35、35a、3
5b、35c、68は断面が非円形で、ニードル・キャ
リア9と支持リング70および/またはカム・プレート
12の間に装着された少なくとも2つのリフト・ガイド
・レール76を含み、このレールによって前記ニードル
・キャリア9をスぺーサ取外し位置までリフト可能にし
て前記スぺーサ68の取り外しを可能にしたものであ
る。
【0012】前記において、スぺーサ35はニードル・
キャリア9のセンタリング手段46を備えていることと
したものであり、また、スぺーサ35は前記支持リング
8の円周に配置された複数のスペース部品35a、35
b、35cを含み、さらに、前記スペース部品を該支持
リング8に取外し可能に接続するための接続スクリュー
37を含んでいる構成としたものである。
【0013】更に支持リング70はニードル・キャリア
9のセンタリング要素74を備えていることとしたもの
であり、センタリング要素74は支持リング7上に装着
されたセンタリング・リング71上に設けられ、ニード
ル・キャリア軸に平行に移動可能であることとしたもの
である。
【0014】前記手段35、35a、35b、35c、
68は支持リング上に回転可能に取り付けられたニード
ル・サポートの下縁に当接する支持要素を含み、該支持
要素は支持リングの内側ねじ溝部分にねじ込まれる外側
ねじ溝部分を備えているように構成することもできる。
【0015】前記において、少なくとも2つのガイド・
レール49、76用の案内溝50、51、52、75、
80をニードル・キャリアの前記下縁および/または前
記支持リング8、70のおよび/または前記カム・プレ
ート12の上側に設けることもできる。
【0016】更に、前記少なくとも2つのガイド・レー
ル49、76を支持するために前記マシン・フレーム1
から半径方向に突出するガイド・フレーム53をさらに
含み、前記ガイド・フレーム53は該マシン・フレーム
1上に載置または当接しているように構成することもで
きる。
【0017】前記において、ダイヤル支持キャリア23
および前記キャリア・シャフト18は取外し可能に相互
に接続された部品で構成することができる。また、セン
タリング・リング71は少なくとも2つのセンタリング
・リング・セグメントで構成することができる。
【0018】前述した丸編み機において、コンポーネン
トを上下に移動する組立てデバイスをさらに含む構成と
することができ、当該組立てデバイスはコンポーネント
のための軸方向にスライド可能な支持フレーム92を備
えている構成にすることができる。支持フレーム92は
組立てデバイスに回転可能に取り付けることもできる。
【0019】また、前記組立てデバイスは少なくとも2
つのガイド・レール49、76上に取り付けられた基台
86を備えている構成にすることもできる。
【0020】本発明の利点は、コンポーネントではな
く、例えば、ニードル・シリンダなどのニードル・キャ
リア自体が軸方向に移動可能になっており、手作業で軸
方向に持ち上げたり、下げたりしなくても、その組立て
と分解を可能にする位置まで移動できることである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の目的、特徴および利点に
ついて、添付図面を参照して以下で説明する好適実施例
の説明の中で詳しく説明する。
【0022】まず、図1乃至図3を参照して説明する
と、丸編み機はマシン・フレーム1を備え、マシン・フ
レーム1はフレーム脚2に支持された円形ベース・プレ
ート3を持ち、フレーム脚2は周囲に分布された複数の
ほぼ垂直の支持柱4を支持しており、支持柱4はその上
端がカバー5で被覆されている。円形フランジ本体はベ
ース・プレート3の下面に接続され、ベース・プレート
3はベアリング7の支承面を形成し、外部ギヤ歯をもつ
シリンダ支持リング8はベアリング7を介してベース・
プレート3に回転可能に支持されている。
【0023】ニードル・キャリアとしてのニードル・シ
リンダ9は支持リング8上に支持され、ニードル・シリ
ンダ9は公知のように、編み針、プラッシュ・シンカな
どの編みツールを装備しており、通常は中央マシン軸で
あるその中心軸を中心に回転可能になっている。ニード
ル・シリンダ9は固定シリンダ・カム・ボックス・リン
グ11によって取り囲まれている。カム・ボックス・リ
ング11は、その下側がベース・プレート3に接続され
たカム・ボックス・プレート12上に置かれるように支
持され、図には詳しく示していないが、編みツールのバ
ットに作用する締付け部材部品を備えている。
【0024】丸編み機の上部にある上部フレーム・リン
グ13は支持柱4を接続している。フレーム・リング1
3は軸10に同軸のスリーブ14を備え、そこにはキャ
リア・チューブ15が例えばアーム16によって、回転
不能に、しかし軸方向にスライド可能に支持されてい
る。同軸キャリア・シャフト18はその上端が同軸駆動
ギヤ19に固着されているか、同軸駆動ギヤと一部品に
一体化されており、上部および下部ベアリング17を介
してキャリア・チューブ15に装着され、チューブ15
に対して回転可能に、しかし軸方向に固定されている。
駆動ギヤ19は駆動ピニオン20とかみ合い、駆動ピニ
オン20とのかみ合いが外れることなく、軸10に対し
て軸10に平行して限定運動するようになっている。駆
動ピニオン20はその上端がピニオン・シャフト21に
接続され、ピニオン・シャフト21は支持柱4の1つの
上部および下部ベアリング(図示せず)を介して回転可
能に取り付けられ、その中心軸が軸10に平行するよう
に配置されている。別の駆動ピニオン22はピニオン・
シャフト21の下部に取り付けられ、このピニオン・シ
ャフト21はシリンダ支持リング8とかみ合い、駆動ギ
ヤ19が駆動ピニオン20で駆動されるのと同じ回転速
度で駆動ピニオン22を駆動している。 外側フランジ
状支持プレート23はキャリア・チューブ15から突出
した同軸キャリア・シャフト18の一端に設けられ、そ
の下側にはその大部分を覆い、ニードル・シリンダ9と
連動するコンポーネント(この例では、ダイヤル24)
が接続されている。このダイヤル24は公知のように軸
10に同軸に配置され、編みツール、特に編み針(図示
せず)を装備しており、これらの編み針はニードル・シ
リンダ9のそれとは異なり、軸方向に支持され、軸10
に平行してではなく半径方向にスライド可能になってい
る。
【0025】固定ダイヤル・カム25はダイヤル24の
上方に設けられ、キャリア・チューブ15の下端に接続
され、カム部品(図示せず)を備えている。キャリア・
シャフト18はキャリア・チューブ15内に回転可能に
配置され、ドライブ(図示せず)がピニオン・シャフト
21を回転させたときダイヤル24がニードル・シリン
ダ9と一緒に固定シリンダ・カム・ボックス・リング1
1、固定ダイヤル・カム25に対して回転するようにな
っている。
【0026】キャリア・チューブ15の上端には、外側
ねじ溝セクションがあり、そこに調節リング26の内側
ねじ溝セクションがかみ合って調節リングをキャリア・
チューブ15上に固定している。調節リング26はベア
リング27を介してフレーム・リング13の上側に回転
可能に支持されている。調節リングは外部ギア歯をも
ち、これは上部フレーム・リング13に支持されてい
る、概略図で示した調節要素、例えば、回転可能ボルト
に取り付けられている。従って、キャリア・チューブ1
5とそこにベアリング17を介して回転可能に取り付け
られたキャリア・シャフト18は軸10に平行する限定
平行運動をニードル・シリンダ9に対して行うことがで
きる。これらの平行運動は、ループ・サイズまたは所謂
コーム間隔d(図3)、つまり、ニードル・シリンダ9
のループの上部前面または上部フック越し縁と編みツー
ルを受け入れるためにダイヤル24に形成された溝の底
の間の間隔を調整するために必要に応じて、調整要素2
9とそれと一緒にギヤ28も回転することにより行われ
る。
【0027】図1に示す丸編み機はマシン・フレーム1
のカバー5の上方に接続されたリム30によって完成さ
れ、そこには、編み針にニットするために必要なヤーン
を案内するための概略図で示したヤーン・ガイド31ま
たは類似物が置かれている。コンポーネント24は本実
施例ではダイヤルとして示されているが、これはシンカ
・リングまたは類似物、あるいはヤーン変更デバイスま
たはその制御手段のサポートにすることも可能である。
このコンポーネント24は回転可能にまたは固定してマ
シン・フレーム1に取り付け、公知のようにその上方で
ニードル・シリンダ9を被覆できるので、丸編み機のコ
ンポーネント24と多数の他のコンポーネントを分解し
なければニードル・シリンダ9が分解または組立てでき
ないようになっている。
【0028】この種の丸編み機は、例えば、ドイツ特許
出願DE−OS 1 994 454、DE 41 2
8 372 A1およびDE 195 11 949
A1、およびヨーロッパ特許出願EP 0413 60
8 A1、EP 0 436313 A1に開示されて
いるように、編み機分野の精通者には一般に公知である
が、これらの明細書に記載されている主題は引用により
本明細書の一部を構成するものである。なお、必要な限
り、この分野ですでに公知になっているこれらの主題に
関する説明は、重複を避けるために省略することにす
る。
【0029】扱いづらいコンポーネント24の存在にも
かかわらず、ニードル・シリンダの組立ておよび/分解
を単純化することを可能にするために、ニードル・シリ
ンダ9とダイヤル24の相対位置を軸10の方向に調整
するためのデバイスには、本発明による手段が設けられ
ている。この手段によれば、ニードル・シリンダ9は少
なくとも、例えば図3に示す通常の作用位置と組立てと
分解を可能にする組立て位置(図11)で調整すること
ができ、その組立て位置でニードル・シリンダ9は軸1
0にほぼ直交する方向に動かすことによって組立てまた
は分解される。
【0030】ニードル・シリンダ9は支持リング8の好
ましくは平坦の上側の取外し可能スぺーサ35によって
その通常作用位置に支持されている。
【0031】スぺーサ35は複数のスぺーサ部品35
a、35bおよび/または35cからなり、これらは支
持リング8の円周上に分布されたリング・セグメントの
ような適当な形状になっており、これらのセグメントは
好ましくはギャップ36によって相互間に間隔が置かれ
ている。
【0032】これらのスぺーサ部品35a、35b、3
5cは、図4と図5の断面線C−Cの付近におよび図6
に示すように、接続スクリュー37によって支持リング
8に接続されており、接続スクリュー37は下方からあ
る程度の遊びをもって支持リング8の垂直穴38を通り
抜け、スぺーサ部品35a、35b、35c内のねじ溝
付き通路内でかみ合い、そのヘッドが支持リング8の下
面に当接している。支持リング8の上面から突出し、円
周方向に分割されまたは円形になっている軸方向突出セ
ンタリング段部39は、スぺーサ部品35a、35b、
35cを半径方向に中心合わせする働きをする。
【0033】図4と図5および図7に示すように、各ス
ぺーサ部品35a、35b、35cは少なくとも1つの
垂直貫通穴40をもち、この貫通穴は支持リング8の対
応する穴41と中心合わせされ、接続スクリュー42が
遊びをもってこれらの穴に受け入れられるようになって
おり、ニードル・シリンダ9の関連ねじ溝付き通路内で
回転可能にかみあっている。接続スクリュー42のヘッ
ドは支持リング8の下面に接触可能になっている。最後
に、図4と図5の断面線E−Eおよび図8に示すよう
に、支持リング8はねじ溝付き通路43をもち、そこに
はリフト・スクリュー44が下からねじこまれている。
ねじ溝付き通路43とリフト・スクリュー44は図4、
5および8に示すように、2スぺーサ部品35a、35
b、35c間のギャップ36内に配置されている。しか
し、図4にも示すように、リフト・スクリュー44a
を、関連スぺーサ部品の一方の側が開いている長孔に遊
びをもって通すことも可能である。さらに当然のことで
あるが、、リフト・スクリュー44が各ギャップ内にあ
ってはならない。
【0034】スぺーサ部品35a、35bおよび35c
の各々はその内側にニードル・シリンダ9の下縁の上を
突出した突出段部45をもち、ニードル・シリンダ9を
半径方向に中心合わせするようにしている。この段部4
5は円周方向に分布された複数の半径方向ねじ溝付き通
路を備え、センタリング・スクリュー46(図4、5、
7)の形体になったセンタリング手段がそこに挿入され
ている。従って、段部45はそれぞれのスぺーサ部品の
全長に渡ることも、関連スぺーサ部品上に円周方向に設
けるか、短くすることも可能である。
【0035】
【実施例】丸編み機のニードル・キャリアとしてのニー
ドル・シリンダ9の組立てまたは分解は次のような方法
で行うことができる。
【0036】まず、ニードル・キャリアとしてのニード
ル・シリンダ9を支持リング8上にスぺーサ35を通し
て固定し、その通常作用位置に保持している接続スクリ
ュー42(図7)が下方からゆるめられる。次に、セン
タリング・スクリュー46がニードル・シリンダ9から
内側に向かって半径方向に抜き出される。このために、
編み機のニードル・シリンダ9の下に通常存在する十分
な空き空間が使用されるか、あるいはそのような空間が
用意される。接続スクリュー42をニードル・シリンダ
9の関連ねじ溝付き通路から完全に抜き出した後、リフ
ト・スクリュー44がニードル・シリンダ9(図8)の
下縁または下部支承面47に突き当たるまで支持リング
8内にさらにねじ込まれる。リフト・スクリュー44を
さらにねじ込むと、ニードル・シリンダ9は軸10に平
行して徐々に持ち上げられ(図3)、そのためにスぺー
サ部品35a、35b、35cからリフトオフされる。
【0037】そのあと、接続スクリュー37を回してス
ぺーサ部品35a、35b、35cの関連ねじ溝付き通
路から抜き出される。スぺーサ部品35a、35b、3
5cはこれにより支持リング8にゆるやかに当接するの
で、サイドに向かって、好ましくは内側に向かって抜き
出すことが可能になり、固定シリンダ・カム・ボックス
・リング11の上述した部品が分解されていれば、外側
に向かって半径方向に抜き出すことができる。これを可
能にするためには、リフト・スクリュー44はスぺーサ
部品35a、35b、35cを支持リング8の内側に向
かって半径方向に抜き出すことが可能になっていれば、
ニードル・シリンダ9を数分の1ミリ持ち上げるだけで
済む。そうでなければ、さらに軸方向に持ち上げる必要
がある。リフト・スクリュー44を逆方向に回してニー
ドル・シリンダを再び下げて、ダイヤル24または他の
コンポーネントのはるか下方にある組立て位置まできた
ら、ニードル・シリンダを手作業でリフト・スクリュー
44から持ち上げることができる。固定シリンダ・カム
・ボックス・リング11の必要な分解を行った後、マシ
ン・フレーム1から適当な間隔で半径方向に離れている
2支持柱4の間に半径方向に抜き出すことができる。
【0038】ニードル・シリンダ9を組み立てる場合
は、上述した作業手順を逆の順序で行うことができる。
従って、リフト・スクリュー44全体をまず支持リング
8まで完全に抜き出し、次にニードル・シリンダ9を支
持リング8上に置くことが可能であり、これは分解の場
合も行われる。この場合の組立て位置は支持リング8の
上側および/またはセンタリング段部39(図6、8)
の上縁および/またはシリンダ・カム11を組み立てる
場合に使用されるベース・プレート12の段部48の上
縁によって規制されているが、これは、カム・ボックス
・シリンダ9をダイヤルの邪魔にならないように組立て
および分解時にこれらの縁の上を取り外し、または挿入
しなければならないので、どちらの上縁が高い位置にあ
るかによって決まる。
【0039】ニードル・シリンダ9をマシン・フレーム
1から手作業でリフトする煩わしさを避けるために、本
発明の別の実施例(図9乃至図11)によれば、ニード
ル・シリンダ9の下縁とセンタリング段部39および/
または段部48の支持リング8の上縁の間に2つのガイ
ド・レール49が挿入され、ニードル・シリンダ9はリ
フト・スクリュー44でリフトされ、支持リング8で形
成された円上にコード状のガイド・レール49が配置さ
れている。ニードル・シリンダ9はリフト・スクリュー
44をゆるめることによりこれらのガイド・レール49
上に置かれ、大きな応力や力を加えないで抜き出すこと
ができる。
【0040】別のニードル・シリンダ9または特に以後
の組立て時に同一ニードル・シリンダの案内をきちんと
行えるようにするために、円形コードに従って配置され
た並列案内溝50、51および/または52(図9と図
11)が、この目的のためにニードル・シリンダ9の下
側と支持リング8および/またはカム・プレート12の
上側の両方に適当に設けられている。案内溝50、51
および/または52はガイド・レール49と同じように
断面が四角または矩形になっており、ガイド・レール4
9および/またはニードル・シリンダ9がガイド・レー
ルの軸に直交する方向にスリップして外れるのを防止し
ている。そのため、特にニードル・シリンダ9の組立て
時には、大きな力を加えなくてもニードル・シリンダが
所望の中央位置まで移動することが保証され、センタリ
ング・スクリュー46によるだけで完全に中央に位置づ
けされることが保証される。
【0041】ガイド・レール49はギャップ36(図
5)の近くに挿入することも、他の位置に挿入すること
も可能である。必要なことは、これらがリフト・スクリ
ュー44に衝突しないようにすることだけである。ま
た、ガイド・レール50、51または52のほかに、あ
るいはこれらの代わりに、ガイド・フレーム53をマシ
ン・フレーム1に接触するように設けることもできる
が、このガイド・フレームも操作レバー54または類似
物を備え、マシン・フレーム1から半径方向に突出して
いるガイド・レール49のセクションを支持する働きを
する。ガイド・フレーム53は例えば、マシン・フレー
ム1のフレーム脚2または他の部品に当接するロッド5
5またはそこを交差するように走行するガイド・レール
49のサポートの働きをする支持ロッド56をもつフレ
ームからなっている。
【0042】図1と図2は編み機内まで移動された状態
にあるガイド・フレーム53、挿入された状態にある取
付けレール49、および編み機内の通常の作用位置とマ
シン・フレーム1から外に移動された位置9aにあるニ
ードル・シリンダ9を示している。ニードル・シリンダ
9の組立ておよび分解を終えた後、ガイド・フレーム5
3は丸編み機から取り外すことができる。
【0043】ダイヤル24は上部支承面59(図11)
が支持プレート23の下端面60に位置した組立て状態
にあり、支持プレート23から垂れ下がったスクリュー
61で接続されている。ニードル・シリンダ9と一緒に
ダイヤル24も分解する必要があるときは、スクリュー
61をゆるめ、図11に破線で示すようにダイヤル24
をニードル・シリンダの上側に置くだけでよい。
【0044】ダイヤル24の取付けと取外しを同時に行
うことが突出部分によって防止されるようにするため
に、軸10方向のスぺーサ35の高さは、ニードル・シ
リンダ9とその上に置かれたダイヤル24を構成するユ
ニットの最高点が、スぺーサ35を取り外し、ニードル
・シリンダ9をガイド・レール49上に確実に置いた後
支持プレート23の下端面60の下になるように選択さ
れ、あるいはそのような寸法になっている。
【0045】ニードル・シリンダ9だけを組立ておよび
/または分解することを可能にする場合は、そのループ
・フック越し縁は、ニードル・シリンダをガイド・レー
ル49上に置いた後ダイヤル24の最低点の下に位置し
ていなければならない。この実施例では、ダイヤル・カ
ム25はキャリア・チューブ15の下端上のフランジ状
の下方ダイヤル・カム・サポート62に接続され、その
サポートは支持プレート23に重なっているので、ダイ
ヤル・ニードルの交差部品によって形成されたダイヤル
24の表面63(図11)が支承面59と同一面にある
か、その面の上にあるか、下にあるかは問題ではない。
その理由は、ニードル・シリンダ9を下げる必要量はス
ぺーサ35の高さによって決まるからである。
【0046】これとは別に、この構成は、ニードル・シ
リンダ9を組立てまたは分解する前にキャリア・シャフ
ト18が調節要素29によってその最高位置にくるよう
な設計になっており、しかもこれによって、コーム間隔
d(図3)が十分に大きくなるのでニードル・シリンダ
9を十分に持ち上げて、スぺーサ35を取り外し、ダイ
ヤル24と一緒でも、一緒でなくても取り外せる設計に
なっている。
【0047】最後に、組立て突出要素64(図11)を
ダイヤル24とニードル・シリンダ9の間に配置してか
ら、ダイヤル24をニードル・シリンダ9上に置くこと
も可能である。この作業を単純化するために、ニードル
・シリンダをまず、自身の組立て位置の下方の位置まで
下げてから、必要に応じてリフト・スクリュー44をゆ
るめて外すことによってニードル・シリンダをもう一度
持ち上げることができる。この場合は、ガイド・レール
49が組立て突出要素64の挿入の後最初に挿入され
る。
【0048】図12乃至図15に示す実施例における部
品で、前記実施例の部品と同じものは、同一参照符号を
付けて示してある。図12乃至図15に示す実施例は現
時点では最適の実施例である。さらに、ニードル・シリ
ンダ9および必要であれば、ダイヤル67の組立ておよ
び分解に不可欠である部品だけは図11と同じように図
示されている。
【0049】ニードル・シリンダ9は図1乃至図11の
実施例とは対照的に、キャリア・リング70の支持面6
9(図13)に支持されているという利点があり、キャ
リア70は少なくとも2つの部品を円周方向に備えてい
るスぺーサ68によって、その内側における高さが調節
可能であるセンタリング・リング71を備えている。こ
のセンタリング・リング71は長孔72をもち、そこか
ら接続スクリュー73がキャリア・リング70にねじ込
まれている。キャリア・リング70は、締め付けられた
時は、ニードル・シリンダ9の下部支承面から突出して
いる高さ(図12)にある図示の状態にセンタリング・
リング71を保持し、ゆるめられた状態にある時は、完
全にニードル・シリンダ9の下にある位置(図13)ま
でセンタリング・リング71を長孔に沿って下げること
を可能にしている。
【0050】センタリング・リング71はニードル・シ
リンダ9の円周方向に閉じることも、ギャップ71a
(図13)で分離された個別セグメントを備えることも
可能であり、図12に示すようにニードル・シリンダ9
の下縁から突出している部分に、半径方向にねじ溝付き
の穴とそこに挿入されるセンタリング・スクリュー74
をもっているが、その機能はセンタリング・スクリュー
46(図7)の機能と同じである。
【0051】キャリア・リング70は上方に開いたU形
状の案内溝75を備え、そこには図1乃至図11の実施
例と同じように、少なくとも2つの適当なリフトおよび
ガイド・レール76が相互に平行に挿入され、あるいは
挿入可能になっている。センタリング・リング71はU
形状の溝77(図13)をもち、この溝は案内溝75と
中心合わせされ、挿入されたリフトおよびガイド・レー
ル76と一緒にセンタリング・リングを上下させること
を可能にしている。
【0052】リフトおよびガイド・レール76は円形、
図示の実施例では楕円断面になっている。断面の寸法
は、ニードル・シリンダ9がその通常作用位置にある
時、案内溝75の最小径がニードル・シリンダ9の軸1
0(図3)に平行している位置だけでリフトおよびガイ
ド・レール76が案内溝75に挿入できるように選択さ
れている。これにより、リフトおよびガイド・レール7
6は関連案内溝70の底の一側で自身を支持し、直径方
向に向き合う側はキャリア・リング70の上側(図12
に破線78で示している)より若干上方にあり、ニード
ル・シリンダの下縁(図12に線79で示している)よ
り下方にある(これはスぺーサ68があるためであ
る)、あるいはニードル・シリンダ9の案内溝80内に
ある。
【0053】図12乃至図14に示す丸編み機のニード
ル・シリンダ9の組立ておよび分解方法について、以下
説明する。
【0054】まず、センタリング・スクリュー74が外
され、リフトおよびガイド・レール76が丸編み機の永
続固定部品でなければ案内溝75に挿入される。図1と
図2に示すガイド・フレーム53を使用することが可能
である。そのあと、接続スクリュー73がゆるめられ
と、センタリング・スクリュー71はその自重により最
低位置まで到達する。接続スクリュー42(図7)に対
応する接続スクリュー81はニードル・シリンダ9から
取り外され、リフトおよびガイド・レール76が例えば
図12に矢印で示す方向に回転されるので、その大径
部分はニードル・シリンダの下縁の有効範囲に徐々に入
り込み、下縁に接触する。
【0055】リフトおよびガイド・レール76が約90
°度までさらに回転すると、その大径部分はニードル・
シリンダ軸と平行になるので、案内溝75の底に直径方
向に向き合う側はニードル・シリンダ9を若干持ち上が
った位置に保持するが、その位置は図13に矢印で示す
ようにスペーサ68を取り外すのに十分になっている。
【0056】また、この実施例では、ニードル・シリン
ダ9は数10分の1ミリだけ持ち上げるだけで十分であ
る。この場合、スぺーサ68はワッシャ・タイプのよう
に形成されたスぺーサ部品で作ることができる。これは
接続スクリュー81(図12)で突出させることがで
き、開いたスロットが一側にあるので、まだねじ込まれ
ている接続スクリュー81と一緒に押し込んだり、抜き
出したりすることができる。そのために、これはニード
ル・シリンダ9を軸方向にセンタリングする場合にも使
用できる。
【0057】リフトおよびガイド・レール76は再び約
90°度回転させると、ニードル・シリンダ9は再び下
げられる。リフトおよびガイド・レールの小径部分はこ
れらのレールがキャリア・リング70の上縁より若干上
方の位置で終わるように選択されているので、ニードル
・シリンダ9は丸編み機の部品の一部と衝突することな
く図1乃至図9に図示の実施例と同じように左右方向に
取り出すことができる(図14)。
【0058】ニードル・シリンダはリフトおよびガイド
・レール76上の案内溝80によって案内される。
【0059】これとは別に、実施される作業手順は図1
乃至図11の実施例のそれと同じであり、リフト・スク
リュー44のリフト機能だけはリフトおよびガイド・レ
ール76のリフト機能によって置き換えられている。言
い換えれば、図12乃至図14に示す実施例では、リフ
トおよびガイド・レール76はニードル・シリンダ9を
軸方向にシフトまたは移動する手段となるので、ニード
ル・シリンダ9は少なくとも1つの作用位置(図12)
および組立てまたは分解を可能にする組立て位置(図1
4)を占めることができる。当然に理解されるように、
図12と図13に示すように、リフトおよびガイド・レ
ールの外形は楕円以外の形状にすることができ、特に、
できる限り少ない応力または力を加えるだけで必要な作
業が行えるような形状にすることができる。
【0060】図14はダイヤル67が支持プレート23
上に取り付けられている状態にあり、例えば、その最高
軸方向位置にあるダイヤル67の位置を示している。そ
の配置はその下縁がニードル・シリンダ9の上縁の上方
の平面に位置するようになっているので、ニードル・シ
リンダ9はリブ付きリング67がなくても半径方向に抜
き出すことができる。別の方法として、スクリュー61
をゆるめ、そのあとでダイヤル67をニードル・シリン
ダ9の上縁に置くこと、および図15に示すように、ニ
ードル・シリンダと一緒にダイヤルを半径方向に抜き出
すことも可能である。この場合、リブ付きリング67の
上縁は支持プレート23、62の下縁の下にある平面8
5上に置かれている。
【0061】図16および図17に示す実施例では、同
じ部品は前記実施例のそれと同じ参照符号を付けて示さ
れているが、ニードル・シリンダ9を調節するためのガ
イドまたは組立てデバイスのほかにダイヤルを取り付け
るための手段が設けられている。この手段は基台86を
含み、これは例えば少なくとも1つの支持レール87で
構成され、この支持レール87はガイド・レール76に
交差するように配置され、その上に置くことが可能にな
っている。
【0062】支持レール87は相互に対して間隔が置か
れた好ましくはU形状の溝88を少なくとも2つもち、
上方からガイド・レール76上に置かれて取付けレール
76を組立て状態で密閉しているので(図1と図2も参
照)、溝はガイド・レール上に安定して置かれている。
【0063】基台86または支持レール87は円筒状の
通路89をもち、そこではねじ溝付きスピンドル90が
垂直方向にスライド可能になっており、好適実施例によ
れば回転可能にもなっている。ねじ溝付きスピンドル9
0は基台86が組立て状態にあるとき軸91に平行に置
かれている。
【0064】軸91は図3の軸10に対応し、支持フレ
ーム92に接続され、その一端が基台86の上方に突出
しており、フレーム92の断面はダイヤル67に形成さ
れた標準中央開口のそれより大きくなっている。さら
に、ナット93がねじ溝付きスピンドル90上にねじ止
めされ、通路89を取り囲む基台の縁部または支持レー
ル87に上方から当接している。そのために、支持フレ
ーム92を軸91に平行して、基台に対して二重矢印v
の方向に上下に移動することが可能であり、軸91を中
心に回転することも可能になっている。
【0065】従って、上下運動は固定保持されている支
持フレーム92と一緒にナット93を回転することによ
り行うことができ、この回転は固定保持されているナッ
ト93と一緒に支持フレーム92を回転することにより
行うことができる。他の手段で支持フレームを回転させ
ること、および/または前後運動させることも可能であ
る。
【0066】ダイヤル67の調節は図2、16および1
7に示す組立てデバイスを使用して次のように行うこと
ができる。
【0067】支持フレーム92は基台86をガイド・レ
ール76上に置いた後、フレーム92がダイヤル67の
下側に接触し、それを支持するまでナット93を操作す
ることによって上方に移動される(図16)。スクリュ
ー61をゆるめた後、支持フレーム92はダイヤル67
がニードル・シリンダ9の上縁に接触または当接するま
でナット93を再び操作することによって下げられる
(図17)。その後、支持フレーム92は下げられ、必
要ならば、ニードル・シリンダ9がダイヤル67と一緒
に半径方向にマシンから抜き出されるか、取り外される
前にガイド・レール76から取り外される。
【0068】別の方法として、最初にニードル・シリン
ダ9をマシンから取り外し、そのあと、ダイヤル67を
支持フレーム92上に置いてから基台86をガイド・レ
ール76上を半径方向に外側に移動すること、つまり、
すでに分解されているニードル・シリンダ9から独立し
てダイヤル67を分解することも可能である。
【0069】図11乃至図15に示す類似の構成による
と、図16と図17には示されていないが、ニードル・
シリンダ9の上縁とダイヤル67の下縁の間に十分な空
き空間が得られるので、これが行ないやすくなる。組立
ての場合も同様である。つまり、上述した作業手順を完
全に逆順に行なえばよいので、ダイヤル67を最初に組
み立ててから、ニードル・シリンダ9を組み立てること
ができる。あるいは、ダイヤル67とニードル・シリン
ダからなるユニットを最初にマシンに置いてから、組立
てデバイスを位置付けて、ダイヤル67をリフトし、そ
れを支持プレート23に固定することも可能である。
【0070】この種の組立てデバイスは、支持フレーム
92が上述したように基台86上に回転可能に取り付け
られるときに特に好都合である。この場合には、ダイヤ
ル67のねじ穴は、接続スクリュー61をねじ込む前
に、支持フレーム92を回転することにより支持プレー
ト23のねじ溝付き通路と容易に中心合わせすることが
できる。
【0071】この種のダイヤル67の中心合わせは、そ
れがニードル・シリンダ9上に置かれているか、組立て
突出デバイス上に置かれているときは不可能であるか、
可能であってもかなりの困難を伴うことになる。ダイヤ
ル67の重量は本発明による組立てデバイスを使用する
と支持フレーム92から支えられるので、ダイヤル67
の回転が容易化される。
【0072】図16および図17に示す実施例は、特定
の応用に従ってダイヤル67を同時に置換する場合も、
同時に置換しない場合も、ニードル・シリンダ9を置換
できる点で他の実施例に比べて利点がある。また、ニー
ドル・シリンダが分解されているときダイヤル67の再
組立てを単純化する組立て支援デバイスも用意されてい
る。従って、明らかなように、組立てデバイスは追加の
構造コンポーネントとして使用することも、丸編み機に
固定的に組立てておくこともできる。後者の場合には、
構成は基台86がマシン・フレームの下の位置で組み立
てられるようにセットアップされているので、支持フレ
ーム92は支持リング70の支承面69および/または
その組立て位置に置かれているニードル・シリンダ9の
下縁の下方に下げることが可能になっている。さらに、
上述した組立てデバイスは図1乃至図11に示す実施例
においても適当な方法で使用することができる。
【0073】本発明は上述してきた実施例に限定される
ものではなく、種々態様に変更することが可能である。
例えば、ニードル・シリンダ9を支持する支持リング8
および/または70の部品は別要素として形成し、支持
リング8および/または70に設けられた内側ねじ溝付
きセクションにねじ込まれる外側ねじ溝付きセクション
をその別要素に設けることも可能である。この場合、ね
じ溝付きセクションは、ニードル・シリンダを支えてい
る要素を回転すると、ニードル・シリンダが軸10(図
3)の方向に上下するように作られている。この場合、
スペーサ35および/または68は除くことができ、必
要な調節運動は追加要素を回転することによって行なう
ことができる。また、ニードル・シリンダを軸方向に調
整する他の手段を使用することも可能である。例えば、
油圧または空圧シリンダ、偏心カムなどを、ニードル・
シリンダとキャリア・リング8、70の間に配置し、ス
ペーサ35、68と併用して、あるいはその代用として
設けることができる。
【0074】さらに、キャリア・リング8および/また
は70の場合はその上端に、ニードル・シリンダ9の場
合はその下端に取付けフランジを設けることが可能であ
る。この取付けフランジは、異なる寸法のニードル・シ
リンダが用意されているような場合に支承面47(図
8)の付近の径を必要に応じて補正するために設けられ
るものである。
【0075】さらに、上述した調節デバイスは、ニード
ル・シリンダとコンポーネント24が固定して配置さ
れ、カム11、25(図3)が回転可能になっている丸
編み機に設けることも可能である。さらに、ダイヤルの
ウェブで形成された表面がダイヤル67の取付け面より
も低くなっている実施例は図6乃至図8および図11の
実施例とは対照的に図12乃至図15に示されている。
支持プレート23も図3とは対照的にキャリア・シャフ
ト18に接続された別個の取り外し可能な部品にするこ
とが可能である。
【0076】複数のベアリング・ブロック82を図12
に示すようにダイヤルを半径方向に中心合わせするため
に設けることが可能であり、支持プレート23の下面と
スクリューで取り外し可能に接続することができ、ダイ
ヤル67に当接する半径方向に作用するセンタリング・
スクリュー83を設けて、ニードル・シリンダ9のセン
タリング・スクリュー46(図7)または74(図1
2)と同じように作用させることができる。ダイヤル6
7を分解する必要のある場合には、ベアリング・ブロッ
ク82はダイヤル67を左右方向に取り外す時それを邪
魔しないように事前に取り外しておく。
【0077】これとは別に、ガイド・レール49および
/または76は他の組立ておよび/または分解支援デバ
イスで置き換えることが可能であり、ニードル・シリン
ダ9の作用位置は組立て位置よりも軸方向に高くするこ
とも、低くすることも可能であり、あるいはそれと同一
平面に位置することも可能であるが、下方に位置する組
立て位置のほうが特に好ましい。
【0078】最後に、理解されるように、丸編み機の異
なる部品は図示および上述してきた組み合わせとは別の
組み合わせで使用することも可能であり、ニードル・シ
リンダとダイヤルを交換する目的で使用することが可能
である。
【0079】交換可能なニードル・キャリアを備えた丸
編み機で実現される場合について本発明を説明してきた
が、本発明は詳述してきた具体的説明に限定されるもの
ではなく本発明の精神を逸脱しない限り、種々態様に変
更することが可能である。
【0080】詳細に分析しなくても、上述してきた説明
は本発明の要旨を十分に開示しているので、当業者なら
ば、従来技術の観点から見た時、本発明の上位および下
位概念の側面の基本的特徴を十分に構成している特徴を
省くことなく、現在の知識を適用することにより種々の
応用分野に本発明を適応させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による丸編み機の正面図。
【図2】図1に示す丸編み機を図1中のA−A線に沿っ
て断面した断面図。
【図3】ニードル・シリンダとダイヤルを備えた本発明
による丸編み機の部分の拡大垂直断面図。
【図4】本発明の丸編み機のニードル・シリンダの構造
を示す側面図であって、図3中、X方向から見た図。
【図5】本発明の丸編み機内の支持リングとその上に置
かれた押え部材の関係を説明する図であって、図3にお
ける一部を省略した平面図。
【図6】図4及び図5中、一部を省略したC−C拡大垂
直断面図。
【図7】図4及び図5中、一部を省略したD−D拡大垂
直断面図。
【図8】図4及び図5中、一部を省略したE−E拡大垂
直断面図。
【図9】本発明の他の実施例におけるダイヤルとニード
ル・シリンダの構造を図1中のB−B線に沿って断面し
て示す一部を省略した拡大垂直断面図。
【図10】図9の実施例における一部を省略した平面
図。
【図11】本発明の図6乃至図8図示の実施例における
図9中、一部を省略したF−F拡大垂直断面図。
【図12】本発明の他の実施例における図6図示の部分
に対応する部分の一部を省略した拡大垂直断面図。
【図13】本発明の他の実施例における図7図示の部分
に対応する部分の一部を省略した拡大垂直断面図。
【図14】本発明の他の実施例における図8図示の部分
に対応する部分の一部を省略した拡大垂直断面図。
【図15】本発明の他の実施例における図11図示の部
分に対応する部分の一部を省略した拡大垂直断面図。
【図16】図1及び図2に示す本発明の丸編み機におけ
るダイヤルの追加の取付けデバイスを説明する一部を省
略した拡大垂直断面図。
【図17】図12乃至図15に示す本発明の丸編み機に
おけるダイヤルの追加の取付けデバイスを説明する一部
を省略した拡大垂直断面図。
【符号の説明】
1 マシン・フレーム 8、70 支持リング 9 ニードル・シリンダ 10 軸 12 カム・ボックス・プレート 18 キャリア・シャフト 23 支持プレート 24、67 ダイヤル 35 ニードル・シリンダ移動手段 37 接続スクリュー 46 センタリング・スクリュー 49、76 ガイド・レール 50、51、52、75、 80 案内溝 53 ガイド・フレーム 68 スぺーサ 71 センタリング・リング 86 基台 92 支持フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−ディーテル プラス ドイツ連邦共和国 ディー−72461 アル ブシュタット イム ベグランガー 5 (72)発明者 ヂートマー トランクル ドイツ連邦共和国 ディー−72336 バリ ンゲン ラウアッカーストラーセ 20 (72)発明者 シュテファン シーガー ドイツ連邦共和国 ディー−72471 ユン ジンゲン ブルネンストラーセ 9 (72)発明者 コート ユントナー ドイツ連邦共和国 ディー−72475 ビッ ツ ツェアー アイゼングリューブ 50

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マシン・フレーム(1)と、マシン・フ
    レーム(1)上に取り付けられた支持リング(8、7
    0)と、支持リング上に支持され、ニードル・キャリア
    軸(10)および上縁と下縁とをもつニードル・キャリ
    ア(9)と、ニードル・キャリア軸(10)と同軸にマ
    シン・フレーム(1)に装着されたキャリア・シャフト
    (18)と、キャリア・シャフトの下端に装着されたコ
    ンポーネント(24)と、ニードル・キャリアをコンポ
    ーネント(24)に対してニードル・キャリア軸(1
    0)の方向に移動させる手段(35、35a、35b、
    35c、68)とを備えたものにおいて、ニードル・キ
    ャリアをニードル・キャリア軸にほぼ直交する方向に移
    動することによって分解または組み立てることを可能に
    すると共に、ニードル・キャリアを作用位置と組立てお
    よび/または分解を可能にする組立て位置に移動可能に
    したことを特徴とする丸編み機。
  2. 【請求項2】 支持リング(8、70)上に装着された
    少なくとも2つのガイド・レール(49、76)および
    /またはニードル・キャリア(9)に関連するカム・プ
    レート(12)とをさらに備え、組立て位置は支持リン
    グ(8、70)上に装着された前記少なくとも2つのガ
    イド・レール(49、76)および/またはカム・プレ
    ート(12)によって境界が規制されており、前記ニー
    ドル・キャリア(9)は組立て位置の該少なくとも2つ
    のガイド・レール(49、76)上に置かれていること
    を特徴とする請求項1記載の丸編み機。
  3. 【請求項3】 ニードル・キャリアの組立て位置は支持
    リング(8、70)および/またはカム・プレート(1
    2)の上側を通り抜ける平面の下方にないことを特徴と
    する請求項2記載の丸編み機。
  4. 【請求項4】 コンポーネントはダイヤル(24、2
    6)であり、作用位置と組立て位置間の間隔は、ニード
    ル・キャリア(9)が該ニードル・キャリア(9)の上
    側の前記ダイヤル(24、26)も一緒に、マシン・フ
    レーム(1)から取り外せるだけの大きさになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の丸編み機。
  5. 【請求項5】 ダイヤル(24、67)は前記キャリア
    ・シャフト(18)の下端に設けられたダイヤル支持キ
    ャリア(23)の下側に取外し可能に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載の丸編み機。
  6. 【請求項6】 手段(35、35a、35b、35c、
    68)は、コンポーネントに対してニードル・キャリア
    (9)をニードル・キャリア軸(10)の方向に移動す
    るためのものであり、取外し可能スぺーサ(35、6
    8)を含み、このスぺーサによってニードル・キャリア
    が支持リング(8、70)上の作用位置に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の丸編み機。
  7. 【請求項7】 コンポーネントに対してニードル・キャ
    リア(9)をニードル・キャリア軸(10)の方向に移
    動する手段(35、35a、35b、35c、68)は
    リフト・スクリュー(44)を含み、このリフト・スク
    リューによって、前記ニードル・キャリア(9)をスぺ
    ーサ取外し位置までリフト可能にして前記スぺーサ(3
    5)の取り外しを可能にしたことを特徴とする請求項6
    記載の丸編み機。
  8. 【請求項8】 コンポーネントに対してニードル・キャ
    リア(9)をニードル・キャリア軸(10)の方向に移
    動する手段(35、35a、35b、35c、68)は
    断面が非円形で、ニードル・キャリア(9)と支持リン
    グ(70)および/またはカム・プレート(12)の間
    に装着された少なくとも2つのリフト・ガイド・レール
    (76)を含み、このレールによって前記ニードル・キ
    ャリア(9)をスぺーサ取外し位置までリフト可能にし
    て前記スぺーサ(68)の取り外しを可能にしたことを
    特徴とする請求項6記載の丸編み機。
  9. 【請求項9】 スぺーサ(35)はニードル・キャリア
    (9)のセンタリング手段(46)を備えていることを
    特徴とする請求項6記載の丸編み機。
  10. 【請求項10】 スぺーサ(35)は前記支持リング
    (8)の円周に配置された複数のスペース部品(35
    a、35b、35c)を含み、さらに、前記スペース部
    品を該支持リング(8)に取外し可能に接続するための
    接続スクリュー(37)を含んでいることを特徴とする
    請求項6記載の丸編み機。
  11. 【請求項11】 支持リング(70)はニードル・キャ
    リア(9)のセンタリング要素(74)を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の丸編み機。
  12. 【請求項12】 センタリング要素(74)は支持リン
    グ(7)上に装着されたセンタリング・リング(71)
    上に設けられ、ニードル・キャリア軸に平行に移動可能
    であることを特徴とする請求項11記載の丸編み機。
  13. 【請求項13】 手段(35、35a、35b、35
    c、68)は支持リング上に回転可能に取り付けられた
    ニードル・サポートの下縁に当接する支持要素を含み、
    該支持要素は支持リングの内側ねじ溝部分にねじ込まれ
    る外側ねじ溝部分を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の丸編み機。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも2つのガイド・レール
    (49、76)用の案内溝(50、51、52、75、
    80)はニードル・キャリアの前記下縁および/または
    前記支持リング(8、70)のおよび/または前記カム
    ・プレート(12)の上側に設けられていることを特徴
    とする請求項2記載の丸編み機。
  15. 【請求項15】 少なくとも2つのガイド・レール(4
    9、76)を支持するために前記マシン・フレーム
    (1)から半径方向に突出するガイド・フレーム(5
    3)をさらに含み、前記ガイド・フレーム(53)は該
    マシン・フレーム(1)上に載置または当接しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の丸編み機。
  16. 【請求項16】 ダイヤル支持キャリア(23)および
    前記キャリア・シャフト(18)は取外し可能に相互に
    接続された部品でなることを特徴とする請求項5記載の
    丸編み機。
  17. 【請求項17】 センタリング・リング(71)は少な
    くとも2つのセンタリング・リング・セグメントでなる
    ことを特徴とする請求項12記載の丸編み機。
  18. 【請求項18】 コンポーネントを上下に移動する組立
    てデバイスをさらに含むことを特徴とする請求項1記載
    の丸編み機。
  19. 【請求項19】 組立てデバイスはコンポーネントのた
    めの軸方向にスライド可能な支持フレーム(92)を備
    えていることを特徴とする請求項18記載の丸編み機。
  20. 【請求項20】 支持フレーム(92)は組立てデバイ
    スに回転可能に取り付けられていることを特徴とする請
    求項19記載の丸編み機。
  21. 【請求項21】 組立てデバイスは少なくとも2つのガ
    イド・レール(49、76)上に取り付けられた基台
    (86)を備えていることを特徴とする請求項18記載
    の丸編み機。
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