JPH10190203A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JPH10190203A
JPH10190203A JP34378096A JP34378096A JPH10190203A JP H10190203 A JPH10190203 A JP H10190203A JP 34378096 A JP34378096 A JP 34378096A JP 34378096 A JP34378096 A JP 34378096A JP H10190203 A JPH10190203 A JP H10190203A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚重ね合わせて載置したときでも、パッ
ド上のはんだ層に傷付きや潰れが起こりにくいプリント
配線板を提供すること。 【解決手段】 このプリント配線1では、複数のパッド
7,8からなるパッド列3を備える基板2上にソルダー
レジスト5が設けられ、そのソルダーレジスト5の開口
部6からパッド列3が露出されている。パッド列3は、
配線に関与しかつはんだプリコート層9が形成される通
常のパッド7と配線に関与しないダミーパッド8とによ
って構成される。ダミーパッド8の高さT2 は、はんだ
プリコート層9を加えた通常のパッド7の高さT1 より
も相対的に高くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
関し、特にはそのパッド列部分の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5には、QFPやTCP等の半導体パ
ッケージを表面実装するための従来のプリント配線板4
1が例示されている。このプリント配線板41を構成す
る基板42における部品実装部には、複数の同じ形状を
したパッド43からなる4つのパッド列44が正方形状
に配列されている。また、前記基板42上にはソルダー
レジスト45が設けられ、そのソルダーレジスト45の
開口部46からはパッド列44が露出されている。
【0003】ところで、近年ではプリント配線板41の
ファイン化が著しく、それに伴ってパッド43間のピッ
チも0.5mm、0.3mm…というように狭くなる傾向に
ある。また、このような狭ピッチのパッド43に対する
はんだ付けを可能とする手段として、あらかじめパッド
43上にはんだプリコート層47を形成しておく方法
(いわゆるはんだプリコート法)が従来より提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、はんだ
プリコート層47を厚く形成した場合、はんだプリコー
ト層47の頂部の高さがソルダーレジスト45の表面の
高さよりも10μm 以上高くなってしまうことがある
(図5(b) ,図5(c) のΔT参照)。
【0005】そして、このような状態のプリント配線板
41を複数枚重ね合わせて載置すると、特に下層におい
ては、突出したはんだプリコート層47が基板42の裏
面に接触することにより、はんだプリコート層47が傷
付いたり潰れたりする。
【0006】また、パッド43が0.3mmピッチ以下で
ある場合には、上記の傷付きや潰れにより、とりわけは
んだブリッジB1 (図6参照)やはんだの偏り等が生じ
やすくなり、このことが不良発生の原因となっていた。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためなされ
たものであり、その目的は、複数枚重ね合わせて載置し
たときでも、パッド上のはんだ層に傷付きや潰れが起こ
りにくいプリント配線板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数のパッドからな
るパッド列を備えるプリント配線板において、前記パッ
ド列は、配線に関与しかつはんだプリコート層が形成さ
れる通常のパッドと配線に関与しないダミーパッドとに
よって構成され、前記ダミーパッドの高さを、前記はん
だプリコート層を加えた前記通常のパッドの高さよりも
相対的に高くしたことを特徴とするプリント配線板をそ
の要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ダミーパッドははんだ凝集部を備え、そのはん
だ凝集部にははんだが凝集して盛り上がったはんだ盛り
上がり部が形成されているとした。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記ダミーパッドの長さを、前記通常のパッドの長
さと略等しく設定した。以下、本発明の「作用」を説明
する。
【0011】請求項1〜3に記載の発明によると、プリ
ント配線板を複数枚重ね合わせて載置したとき、通常の
パッドよりも相対的に高く形成されたダミーパッドが基
板に対して優先的に接触することで、通常のパッドと基
板との接触が回避される。その結果、通常のパッド上の
はんだ層に傷付きや潰れが起こりにくくなる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、はんだ凝
集部にあるはんだ盛り上がり部が基板に対して優先的に
接触することで、通常のパッドと基板との接触が回避さ
れる。また、このようなはんだ盛り上がり部は、ダミー
パッド上に載せられたはんだを熱で溶融させて前記はん
だ凝集部に凝集させることによって、容易に形成するこ
とができる。これは、溶融したはんだは表面張力が作用
する結果、はんだがダミーパッドにおける幅広領域に凝
集するという性質を利用したものである。さらに、前記
はんだ盛り上がり部は、通常のパッド上にはんだプリコ
ート層を形成する既存の工程において同時に形成するこ
とも可能である。従って、製造が容易なプリント配線板
とすることができる。
【0013】請求項3に記載の発明の作用を以下に述べ
る。ダミーパッドが通常のパッドよりも相対的に長いも
のであると、基板上に形成用スペースが要ることでパタ
ーン設計上不利になり、かつ製造容易化やファイン化の
妨げになる。逆に、ダミーパッドが通常のパッドよりも
相対的に短いものであると、はんだがはんだ凝集部に充
分に供給されず、はんだ盛り上がり部を高くすることが
できなくなる。従って、通常のパッドと略等しい長さの
ダミーパッドにしておけば、上記の問題を解消すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をQFP(Quad fla
t package )実装用のプリント配線板に具体化した一実
施形態を図1,図2に基づき詳細に説明する。
【0015】このプリント配線板1を構成する基板2
は、表面実装部品としてのQFPを表面実装するための
部品実装部をその片側面に備えている。前記部品実装部
にはパッド列3が4つ形成され、それらはQFPのリー
ドの突出位置に対応すべく正方形状に配置されている。
また、基板2上にはソルダーレジスト5が設けられ、そ
のソルダーレジスト5の開口部6からは前記各パッド列
3が露出されている。
【0016】本実施形態では、各々のパッド列3は通常
のパッド7とダミーパッド8とによって構成されてい
る。通常のパッド7(ここでは長さ2mm,幅125μm
,0.25mmピッチ)とは、QFPのリードのうち配
線に関与するものがはんだを介して必ず接合される矩形
状のパッドをいう。前記通常のパッド7は、1つのパッ
ド列3内において数十個から百数十個ほど一直線上に配
置されている。そして、これらの通常のパッド7上に
は、ソルダーレジスト5の表面の高さよりも頂部が高く
なるようにはんだプリコート層9が形成されている。
【0017】一方、ダミーパッド8とは、QFPのいず
れのリードも接合されないパッドをいう。本実施形態で
は、ダミーパッド8は1つのパッド列3において2つ形
成されていて、それらは複数の通常のパッド7の最も外
側に配置されている。従って、1つの部品実装部におい
てかかるダミーパッド8は合計8つ存在している。
【0018】本実施形態のダミーパッド8は略H字状の
形状を呈している。即ち、等しい幅を有する2つの直線
部8aが所定間隔を隔てて平行に形成され、両直線部8
aを互いの中央部において連結すべく連結部8bが形成
されている。そして、この連結部8bを中心とする幅広
部分がはんだ凝集部G1 になっている。それに対して、
幅広部分でない幅狭の部分はいわばはんだ凝集部G1 に
はんだを供給するための部分となっている。前記ダミー
パッド8の長さは、通常のパッド7と等しい長さに、即
ち2mmに設定されている。また、ダミーパッド8の幅
(具体的には幅広のはんだ凝集部G1 における幅)は、
約250μm に設定されており、両直線部8aの幅は7
5μm に設定されている。
【0019】はんだプリコート層9はダミーパッド8上
にも形成されている。ただし、はんだは、はんだ凝集部
G1 において特に凝集して盛り上がり、それ以外の箇所
(例えば両直線部8aの端部)でははんだ凝集部G1 よ
りも相対的に少なくなっている。そして、はんだ凝集部
G1 に形成されたはんだ盛り上がり部M1 は、図2
(d)に示されるように、通常のパッド7上に形成され
たはんだプリコート層9に比べていくぶん高くなってい
る。言い換えると、はんだプリコート層9を加えたダミ
ーパッド8の頂部の高さ(即ちはんだ盛り上がり部M1
の高さ)T2 は、はんだプリコート層9を加えた通常の
パッド7の頂部の高さT1 よりも相対的に高くなってい
る。パッド7,8の厚さが35μmである本実施形態の
場合、T1 =65μm,T2 =105μmであって、そ
の差は40μmである。
【0020】次に、上記のプリント配線板1を製造する
手順を説明する。まず、従来公知の手法を用いて基板2
上に通常のパッド7及びダミーパッド8をそれぞれパタ
ーン形成した後、ソルダーレジスト5を形成する(図2
(a) ,(b) 参照)。続いて、ソルダーレジスト5の開口
部6から露出している通常のパッド7及びダミーパッド
8上に、印刷法によりクリームはんだ(ここでは共晶は
んだを主成分とするクリームはんだ)C1 を所定厚さで
印刷する(図2(c) 参照)。なお、印刷法に代わる手法
として、例えばディスペンス法、部分はんだ剥離法、は
んだキャリアを用いた転写法等の従来公知の方法を採用
してもよい。そして、リフローを行うことによりパッド
7,8上のはんだを溶融させた後、冷却及び洗浄の各工
程を行う。以上の結果、図2(d)に示されるような所
望のプリント配線板1が得られるようになっている。
【0021】次に、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)このプリント配線板1では、上記のはんだ盛り上
がり部M1 を含むダミーパッド8の頂部の高さT2 を、
はんだプリコート層9を加えた通常のパッド7の頂部の
高さT1 よりも相対的に高くしたことを特徴としてい
る。従って、プリント配線板1を150枚以上重ね合わ
せて載置したときでも、通常のパッド7上のはんだプリ
コート層9ではなく、はんだ盛り上がり部M1 が基板2
の底面に対して優先的に接触する。このように、通常の
パッド7上のはんだプリコート層9と基板2との接触が
回避される結果、そのはんだプリコート層9に傷付きや
潰れが起こりにくくなる。よって、パッド7が0.3mm
ピッチ以下であっても、はんだブリッジやはんだの偏り
等が生じることがなく、不良のない品質に優れたプリン
ト配線板1を確実に得ることができる。
【0022】(ロ)また、本実施形態では、ダミーパッ
ド8に設けられたはんだ凝集部G1にはんだ盛り上がり
部M1 を形成することで、前記高さT2 を前記高さT1
よりも相対的に高くすることとしている。そして、はん
だ盛り上がり部M1 は、ダミーパッド8上に載せられた
クリームはんだC1 を熱で溶融させ、表面張力の作用に
よってはんだをはんだ凝集部G1 に凝集させることによ
り形成される。従って、はんだ盛り上がり部M1 を極め
て容易に形成することができる。さらに、はんだ盛り上
がり部M1 は、通常のパッド7上にはんだプリコート層
9を形成する既存の工程において同時に形成することも
可能であり、工程の複雑化や生産性の低下を伴うことも
ない。以上の二点からも明らかなように、本実施形態の
構成にであると、上記のプリント配線板1を容易に製造
することができる。
【0023】(ハ)また、本実施形態のプリント配線板
1では、ダミーパッド8の長さを通常のパッド7と略等
しいものとしている。ここで、ダミーパッド8が通常の
パッド7よりも相対的に長いものであると、基板2上に
形成用スペースが要ることでパターン設計上不利にな
り、かつ製造容易化やファイン化の妨げになる。逆に、
ダミーパッド8が通常のパッド7よりも相対的に短いも
のであると、はんだがはんだ凝集部G1 に充分に供給さ
れず、はんだ盛り上がり部M1 を高くすることができな
くなる。従って、上記のように略等しい長さのダミーパ
ッド8にしておけば、上記の問題を解消することができ
る。
【0024】(ニ)本実施形態のダミーパッド8は略H
字状であるため、2本の直線部8a上にて溶融したはん
だが、連結部8bを中心とするはんだ凝集部G1 へと4
つの領域から凝集してくる。従って、所定高さのはんだ
盛り上がり部M1 を形成しうるはんだ量が確実に確保さ
れる。この場合、ダミーパッド8においてはんだ凝集部
G1 以外の部分のはんだ量が少なくなったとしても、格
段の支障はない。即ち、ダミーパッド8は上記のように
配線に関与しないものであって、QFPのリードとの間
にはんだフィレットを形成する必要がないからである。
【0025】なお、本発明は上記実施形態に代えて、例
えば次のような形態に変更することが可能である。 ◎図3に示される別例1のダミーパッド11は、いわば
矩形状をした既存のパッドを長手方向に沿って2箇所か
ら切り欠いたような形状をしている。このような切り欠
き部12を備えるダミーパッド11の場合、切り欠き部
12の切り欠き端の間に存在する部分が幅広になってい
るため、当該部分がはんだ凝集部G1 として機能する。
このような形態のダミーパッド11であっても、積層載
置時おける通常のパッド7上のはんだプリコート層9の
傷付きや潰れを低減することができる。
【0026】◎図4には各種の別例が示されている。図
4(a)に示される別例2のダミーパッド14は略菱形
状であって、幅広の中央部がはんだ凝集部G1 として機
能する。図4(b)に示される別例3のダミーパッド1
7では、その中央部にはんだ凝集部G1 として機能する
円形状幅広部分があり、その円形状幅広部分から2方向
に二等辺三角形状の幅狭部分が延設されている。図4
(c)に示される別例4のダミーパッド21は全体が二
等辺三角形状であって、その底辺側にある幅広部分がは
んだ凝集部G1 として機能する。即ち、はんだ凝集部G
1 は必ずしもダミーパッドの中央部になくてもよい。図
4(d)に示される別例5のダミーパッド24では、そ
の中央部にはんだ凝集部G1 として機能する略円形状幅
広部分があり、その略円形状幅広部分から2方向に矩形
状の幅狭部分が延設されている。なお、幅広部分と幅狭
部分とはいくぶん偏心している。図4(e)に示される
別例6のダミーパッド27は実施形態と類似の形態を有
しているものの、はんだ凝集部G1 となる連結部の位置
が中心からずれている。図4(f)に示される別例7の
ダミーパッド31は、細長い直角三角形状のパッドを底
辺側において連結したような形態になっている。従っ
て、その底辺側端部がはんだ凝集部G1 として機能する
幅広部分になっていて、それ以外の部分が幅狭部分にな
っている。図4(g)に示される別例8ダミーパッド3
4は略V字状であって、鋭角的に屈曲している屈曲部分
がはんだ凝集部G1 として機能するようになっている。
図4(h)に示される別例9のダミーパッド37は略X
字状であって、その中央部にある幅広のクロス部分がは
んだ凝集部G1 として機能するようになっている。以上
列挙した各種ダミーパッド14,17…37でも、積層
載置時おける通常のパッド7上のはんだプリコート層9
の傷付きや潰れを低減することができる。
【0027】◎ダミーパッド8,11…37は通常のパ
ッド7と略同じ長さであることが好ましいものの、それ
を通常のパッド7より長くまたは短くした構成を採るこ
ともある程度は許容される。
【0028】◎ダミーパッド8上へのはんだプリコート
層9の形成は、通常のパッド7上へのはんだプリコート
層9を形成する工程において同時に行うことが好ましい
ものの、それを別工程で行なうことも可能である。
【0029】◎ダミーパッド8,11…37の頂部の高
さT2 を、前記はんだプリコート層9を加えた通常のパ
ッド7の頂部の高さT1 よりも相対的に高くするために
は、勿論、はんだ以外の手法(例えば接着剤等の塗布な
ど)を用いることも可能である。ただし、製造容易とい
う点においてはんだを用いた手法のほうが優れている。
【0030】(6)また、ダミーパッドには必ずしもは
んだプリコート層9が形成されていなくてもよく、例え
ばそのダミーパッド単独によって、前記はんだプリコー
ト層9を加えた通常のパッド7の頂部の高さT1 よりも
相対的に高くしてもよい。ただし、パターン形成が面倒
になるおそれがあることから、一般的には実施形態の構
成のほうが好ましい。
【0031】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ダミー
パッドは1つのパッド列を構成する複数の通常のパッド
の最も外側に配置されることを特徴とするプリント配線
板。この構成であると、設計上ダミーパッドを配置しや
すくなり、ひいてはプリント配線板の製造容易化を図る
ことができる。
【0032】(2) 請求項2,3、技術的思想1のい
ずれかにおいて、前記ダミーパッドの前記はんだ凝集部
は同ダミーパッドの略中央部に形成されていることを特
徴とするプリント配線板。この構成であると、はんだ凝
集部をダミーパッドの端部に設けた場合に比べて、溶融
したはんだをスムーズに凝集させることができ、はんだ
盛り上がり部を確実に高くすることができる。
【0033】(3) 請求項2,3、技術的思想1,2
のいずれかにおいて、前記ダミーパッドは略H状である
ことを特徴とするプリント配線板。この構成であると、
技術的思想2と同様の作用効果を奏することができる。
【0034】(4) 請求項1〜3、技術的思想1〜3
のいずれかにおいて、前記ダミーパッドは1つの部品搭
載部において離間した位置に複数個形成されていること
を特徴とするプリント配線板。この構成であると、はん
だ盛り上がり部が1箇所のみの場合とは異なり、複数箇
所にできるはんだ盛り上がり部によって通常のパッド上
のはんだ層と基板との接触が確実に回避される。
【0035】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「はんだ: 共晶はんだに代表されるPb系のはんだを
いうほか、例えばAu系やIn系のはんだ等も含む。」
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、複数枚重ね合わせて載置したときで
も、パッド上のはんだ層に傷付きや潰れが起こりにくい
プリント配線板を提供することができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、製造が容
易なプリント配線板を提供することができる。請求項3
に記載の発明によれば、製造容易化やファイン化を妨げ
ることもなく、しかも確実にはんだ盛り上がり部を高く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態のプリント配線板を示す部分
平面図、(b)はその要部拡大平面図。
【図2】(a)〜(d)は、同プリント配線板における
パッド列形成部位を示す要部拡大断面図。
【図3】別例1のプリント配線板におけるパッド列形成
部位を示す要部拡大平面図。
【図4】(a)〜(h)は、別例2〜別例9のダミーパ
ッドの平面図。
【図5】(a)は従来のプリント配線板を示す部分平面
図、(b)は同プリント配線板のパッド列形成部位の要
部拡大斜視図、(c)は同じく要部拡大断面図。
【図6】従来の問題点を説明するための要部拡大斜視
図。
【符号の説明】
1…プリント配線板、2…基板、3…パッド列、5…ソ
ルダーレジスト、6…開口部、8,11,14,17,
21,24,27,31,34,37…ダミーパッド、
9…はんだプリコート層、T2 …ダミーパッドの高さ、
T1 …通常のパッドの高さ、G1 …はんだ凝集部、M1
…はんだ盛り上がり部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパッドからなるパッド列を備えるプ
    リント配線板において、 前記パッド列は、配線に関与しかつはんだプリコート層
    が形成される通常のパッドと配線に関与しないダミーパ
    ッドとによって構成され、前記ダミーパッドの高さを、
    前記はんだプリコート層を加えた前記通常のパッドの高
    さよりも相対的に高くしたことを特徴とするプリント配
    線板。
  2. 【請求項2】前記ダミーパッドははんだ凝集部を備え、
    そのはんだ凝集部にははんだが凝集して盛り上がったは
    んだ盛り上がり部が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のプリント配線板。
  3. 【請求項3】前記ダミーパッドの長さを、前記通常のパ
    ッドの長さと略等しく設定したことを特徴とする請求項
    2に記載のプリント配線板。
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