JPH10148858A - 防振制御装置 - Google Patents

防振制御装置

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JPH10148858A
JPH10148858A JP8322150A JP32215096A JPH10148858A JP H10148858 A JPH10148858 A JP H10148858A JP 8322150 A JP8322150 A JP 8322150A JP 32215096 A JP32215096 A JP 32215096A JP H10148858 A JPH10148858 A JP H10148858A
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JP
Japan
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image
shake
value
sensor
camera
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JP8322150A
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English (en)
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Yasuhiko Shiomi
泰彦 塩見
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Original Assignee
Canon Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
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    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6812Motion detection based on additional sensors, e.g. acceleration sensors
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの動作状態や振れの状態により、露光
中の像振れ制御に最適な予測振れ波形を算出する。 【解決手段】 カメラの撮影動作状態を判別する判別手
段によって判別された撮影動作状態、つまり設定される
シャッタ速度の状態(#231)や、撮影レンズの焦点
距離状態(#232)、更には、撮影モードが流し撮り
モードであるかの状態(#230)に応じて、カメラの
露光開始前の像振れ検出手段の出力から露光中の振れ量
を予測する像振れ予測手段での像振れ予測の仕方を変更
させる(#238以降の処理を行う、又は、#233以
降の処理を行う)ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像の時間的
変化から像振れ量を検出する像振れ検出手段やカメラ全
体の振れを検出する慣性振れセンサを有し、これらにて
検出される振れ量に基づいて像振れ補正を行うカメラに
具備される防振制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防振システムを具備したカメラの
要部構成を図21に示す。図21において、カメラ本体
300内のCPU301は、カメラ全体の制御,フォー
カス制御,防振制御を司る。以下、フォーカス制御及び
防振制御について簡単に説明する。
【0003】まず、フォーカス制御の場合について述べ
ると、フォーカスレンズ306,主撮影レンズ305,
振れ補正レンズ304を通して入射する被写体からの入
射光が、メインミラー307,AFサブミラー308,
フィールドレンズ309を通してイメージセンサ303
上に結像する。このイメージセンサ303上に結像した
像は、公知のいわゆる瞳分割方式によって撮影光学系3
05の異なる光路を通過する2種類の光束から成り、こ
の2像のイメージセンサ303上の相対的ずれ量からフ
ィルム面311に対するデフォーカス量を検出し、この
デフォーカス量に従ってフォーカスレンズ306を光軸
方向へ移動させる事でフォーカス制御を実現している。
【0004】次に、振れ補正制御を行う場合について述
べる。振動ジャイロ等の角速度センサやその他の角加速
度センサ(若しくはリニア加速度センサ)等のメカニカ
ルセンサ302からの振れ信号出力と前述した各光学系
を通してイメージセンサ303上に結像する像データの
異なる時間での動き量より求まる像振れ信号出力との組
み合わせから像振れ補正量を算出し、この像振れ補正量
に基づき、実際に補正レンズ304を図中に示した矢印
の如くリアルタイムで駆動する事により、フィルム面3
11上での像(実際の露光でミラー307,サブミラー
308が退避した場合に結ばれる像)の振れを防止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、露光前にはミラー307,サブミラー30
8を介して被写体像のデータをイメージセンサ303へ
取り込む事が可能であるが、露光中は当然の事ながらミ
ラー307,サブミラー308が退避する為に、イメー
ジセンサ303からの出力は使えなくなってしまう。こ
の対策として、特開平4−163534号に開示されて
いる様に、単に露光開始直前の像振れ速度を検出し、そ
の速度で単一的に振れを直線的に近似するという方法が
あるが、この方法だけでは、被写体の動き若しくは撮影
者の振れが等速度運動している場合には効果があるもの
の、一定周期で振れが生じている場合や使用するカメラ
のシャッタ速度が低速の場合などにはその効果が充分あ
るとは言い難い。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、カメラの
動作状態や振れの状態により、露光中の像振れ制御に最
適な予測振れ波形を算出することのできる防振制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フィルム撮影画面相当のある特定領域に
結像する被写体像の時間的変化から像振れ量を検出する
像振れ検出手段と、カメラの露光開始前の前記像振れ検
出手段の出力から露光中の振れ量を予測する像振れ予測
手段と、該像振れ予測手段からの出力に応じて実際のカ
メラの露光中の振れ補正する像振れ補正手段と、カメラ
の撮影動作状態を判別する判別手段とを備えた防振制御
装置において、前記判別手段によって判別された撮影動
作状態、つまり設定されるシャッタ速度の状態や、撮影
レンズの焦点距離状態、更には、撮影モードが流し撮り
モードであるかの状態に応じて、前記像振れ予測手段で
の像振れ予測の仕方を変更させる構成にしている。
【0008】同じく上記目的を達成するために、本発明
は、カメラ全体の振れを検出する慣性振れセンサと、フ
ィルム撮影画面相当のある特定領域に結像する被写体像
の時間的変化から像振れ量を検出する像振れ検出手段
と、カメラの露光開始前の前記像振れ検出手段の出力か
ら露光中の振れ量を予測する像振れ予測手段と、像振れ
補正を行う像振れ補正手段とを備えた防振制御装置にお
いて、露光開始直前の前記慣性振れセンサの出力に応じ
て、つまり例えば振れ量が所定の値よりも大きいか否か
で前記像振れ予測手段での像振れ予測の仕方を変更させ
ると共に、カメラの露光中は、前記慣性振れセンサと前
記像振れ予測手段の出力のうちの、少なくとも前記像振
れ予測手段からの出力を前記像振れ補正手段に供給して
像振れ補正を行わせるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の第1の形態に係る防
振装置を具備したカメラの制御回路系の構成を示すブロ
ック図である。
【0011】図1において、1は全体のシーケンス及び
フォーカス制御,振れ補正制御を司る全体制御回路であ
る。振動ジャイロ等のメカニカルセンサから成る振れセ
ンサ4(ピッチ方向の検出)の振れ出力は、フィルタ回
路5を通してA/Dコンバータ2に入力され、ここでデ
ジタルデータに変換されて、全体制御回路1に取り込ま
れる。同様に、振れセンサ6(ヨー方向の検出)の出力
はフィルタ回路7を通してA/Dコンバータ2に入力さ
れ、デジタルデータとして全体制御回路1に取り込まれ
る。全体制御回路1内には、一定時間毎にA/Dコンバ
ータ2からのデータを取り込んで振れ補正演算を行う為
のタイミング設定用のサンプリングタイマ8を有してお
り、このタイミングに基づいて、振れ補正演算した結果
をD/Aコンバータ3に出力する。D/Aコンバータ3
は入力データに比例したアナログ電圧を出力するもので
あり、この出力電圧が振れ補正系駆動回路13へ出力さ
れ、補正系アクチュータコイル14へ所定の電流通電が
行われて補正レンズ23が矢印で示した方向に駆動され
る事になる。
【0012】一方、被写体からの入射光はフォーカスレ
ンズ21,主撮影レンズ22,補正レンズ23を通して
メインミラー24に入射し、このハーフミラー部分を通
過する入射光の一部はAFサブミラー25で反射して、
フィールドレンズ26を通してイメージセンサ16に最
終的に入射する構成となっている。イメージセンサ16
は全体制御回路1からセンサ駆動回路15を介して駆動
され、その出力信号は順々にビデオ信号処理回路17へ
入力される。このビデオ信号処理回路17からの信号出
力はA/Dコンバータ18でデジタルデータに変換さ
れ、その出力は全体制御回路1,フレームメモリ19、
及び、動きベクトル検出回路20へ出力される。
【0013】従って、後述する様にフォーカス制御の場
合は、A/Dコンバータ18からの像データを直接全体
制御回路1により取り込んで、撮影光学系中の異なる2
つの経路を通過する光束による2像のずれ量からデフォ
ーカス量を算出し、このデフォーカス量に基づいてモー
タ駆動回路11によりフォーカスモータ12に通電を行
い、フォーカスレンズ21を駆動してピント調整を行
う。
【0014】また、振れ検出の場合は、後述する様にA
/Dコンバータ18からの出力とフレームメモリ19と
の出力の関係、つまり異なる時間タイミングでの像デー
タの相関関係から動きベクトル検出回路20にて振れベ
クトルを算出する。この振れベクトルを前述した振れセ
ンサ出力と組み合わせてD/Aコンバータ3に出力し、
同様に振れ補正レンズ23を駆動する。
【0015】また、全体制御回路1からの制御信号によ
ってシャッタ駆動回路35を介してシャッタ幕33(先
幕/後幕で構成される)のタイミング制御を行い、更に
全体制御回路1からの制御信号によってモータ駆動回路
29を介してモータ30への通電を行って、メインミラ
ー24,サブミラー25の駆動及びフィルム給送等を実
行する。又、メインミラー24で全反射した被写体から
の入射光は、プリズム27,接眼レンズ28で構成され
るファインダ光学系を通して、撮影者へと導かれる。
【0016】その他、該カメラには、撮影モード等を設
定する為のモード設定手段10、カメラのレリーズ釦操
作に伴うスイッチ31(SW1),32(SW2)、撮
影レンズ22の焦点距離を検出する為の焦点距離検出手
段34が備わっている。
【0017】次に、実際のカメラの動作について、図2
及び図3に示すメインのフローチャートを中心に説明し
ていく。
【0018】図2において、まずステップ#100で
は、図1の31で示すところのカメラのスイッチSW1
がONしているか否かの判定を行い、ONしている場合
にはステップ#101へ移行し、メカニカル構成の振れ
センサ4,6の起動を開始する。
【0019】ここで、図1の振れセンサ4及びフィルタ
回路5(若しくは、振れセンサ6及びフィルタ回路7)
の具体的構成を図4の回路図を用いて説明する。
【0020】図4は、振れセンサとして公知の振動ジャ
イロを使用した場合のもので、振動子40は同期検波回
路41及び駆動回路42を通して、その共振周波数付近
で共振している。その共振周波数で変調されたコリオリ
力に比例する振れ角速度信号を同期検波回路41で検波
する事で、通常の角速度信号のみを取り出すものであ
る。通常、この同期検波後の出力には、角速度0の状態
でも一定の電圧(ヌル電圧)が存在し、この不要DC電
圧成分を取り除く為に、OPアンプ43,コンデンサ4
4,抵抗45〜47から成るアナログのハイパスフィル
タ回路でもって所定周波数(コンデンサ44,抵抗45
で決まるカットオフ周波数)以下の成分をカットし、残
った信号成分のみを、図1のA/Dコンバータ2に入力
するようにしている。
【0021】図2に戻って、ステップ#102では、図
1の13,14で示した振れ補正系への通電を行って補
正レンズ23の駆動を開始するが、この具体的構成を図
5の機械的構成に基づいて説明する。
【0022】図5に於て、50は図1の補正レンズ23
に相当し、後述する様な方法で光軸に対して垂直な平面
上を自在に移動出来る補正レンズ系を表したものであ
る。この補正レンズ系50は、図5に示したx軸方向へ
の移動に対しては、マグネット及びヨーク部から成る磁
気部材51と巻線コイル52で構成される磁気回路ユニ
ット中の、巻線コイル52へ流す電流量及び方向によっ
て自在に動作し、同様に、y軸方向への移動に対して
は、マグネット及びヨーク部から成る磁気部材53と巻
線コイル54で構成される磁気回路ユニットとの組み合
わせによって動作する。
【0023】一方、こうした補正レンズ系50の鏡筒支
持枠に対する相対的な動き量は、補正レンズ系50と一
体となって動くIRED56及び57と、鏡筒支持枠に
固定的に取り付けてあるPSD58及び59との組み合
わせにより、非接触で検出する構成となっている。60
は上記補正系の動きをメカニカルに係止する為のメカロ
ック機構であり、付随するマグネットへの電流通電方向
によってメカロック部材の突起部61が補正レンズ系5
0と一体となって動くくぼみ部62に飛び込み、あるい
は、飛び出す事で、ロック/アンロックを行っている。
【0024】尚、63はシフト補正レンズ系50の倒れ
方向の動きを規制する為のあおり止めとしての支持球を
表している。
【0025】次に、図2のステップ#103では、上述
した振れセンサ出力に基づき補正系を一定時間間隔毎に
サンプリング制御する為に、図1の全体制御回路1内部
にあるサンプリングタイマ8の計時動作を開始する。
【0026】ここで、図6のフローチャートを用いて、
サンプリングタイマ8の割り込み処理について説明す
る。
【0027】図6の割り込み処理はサンプリングタイマ
8が所定時間tsを計時する毎に、図2及び図3のメイ
ンフローチャート動作を一時的に中断して、優先的に処
理実行するもので、図1の振れセンサ4,6の信号処理
及び補正レンズ23の駆動制御を行っている。
【0028】まず、ステップ#150では、A/Dコン
バータ2を通して振れセンサ4(及び6)のフィルタ回
路5(及び7)の通過後の出力のA/D変換は開始し、
次のステップ#151でその変換が終了した事を検知す
ると、続くステップ#152にて、その変換結果を内部
のAレジスタに転送する。次のステップ#153では、
この振れセンサ出力に相当するデータのうち、図4に示
したアナログのハイパスフィルタでは取り切れないDC
分を、デジタル演算的に除去する為のハイパス演算を実
行する。
【0029】この演算の様子を図7のフローチャートを
用いて説明すると、まずステップ#170では、入力デ
ータとしてのAレジスタの値を一旦Kレジスタに転送
し、次にステップ#171〜#173において、図8
(a)で示した様に、アナログの一次ハイパスフィルタ
の各定数から公知のS−Z変換にて決まる各係数値b
1 ,a0 ,a1 の値を内部のB1,A0,A1の各レジ
スタに設定する。更にステップ#174では、1回前の
サンプリングタイミングにて値の設定されているワーク
データの値をWレジスタに転送し、続くステップ#17
5では、上記入力データ値の設定されているKレジスタ
の値から、B1レジスタとW1レジスタの乗算した結果
を減算し、その結果をW0レジスタに設定する。
【0030】次のステップ#176では、このW0レジ
スタとA0レジスタの乗算値、及びW1レジスタとA1
レジスタの乗算値をそれぞれ加算し、その結果をUレジ
スタに設定し、続くステップ#177にて、このUレジ
スタの値を最終的なハイパス演算結果として出力する。
最後にステップ#178にて、次回のサンプリングタイ
ミング時のワークデータとしてW0の値を内部メモリに
記憶してこの演算サブルーチンを終了する。
【0031】こうしてハイパス演算を実行した結果は、
図6のステップ#154で一旦Aレジスタに設定し、今
度はステップ#155にて、角速度信号を角変位信号に
変換する為の積分演算を行う。積分演算の具体的方法
は、上述した図7のフローチャートと全く同様である。
但し、図7のステップ#171〜#173で設定する各
係数が図8(b)に示したアナログのローパスフィルタ
からS−Z変換にて求まる値となっている。従って、細
かい説明はここでは省略し、積分演算後の最終出力を再
び図6のステップ#156にてAレジスタに設定する。
【0032】次のステップ#157では、この積分演算
結果のAレジスタの内容から、実際に補正系の敏感度
(撮影系ズームやフォーカスポジションに応じて、検出
角度に対する補正レンズ23の補正移動量を変える)を
考慮して、関数f(A)(積分出力,ズーム/フォーカ
スポジションのマップ情報にて設定)に基づき、補正移
動量Dを算出する。
【0033】続くステップ#158では、実際にカメラ
のシャッタ開閉制御としての露光シーケンス中である事
を示すフラグSHONが1であるか否かの判定をし、今
の場合まだ露光シーケンスにはなっていない為にこのフ
ラグ状態は0なので、ステップ#159で後述する露光
シーケンスの中で使用する振れ予測データのカウンタP
を0にクリアする。そして、そのステップ#160で
は、上記ステップ#157で求めた振れ補正データDを
D/Aコンバータ3に出力する。この結果、振れ補正系
駆動回路13を通してアクチュエータコイル14へ補正
データに基づく電流が供給される為、補正レンズ23が
振れ信号に基づき補正移動することになる。
【0034】再び図2のフローチャートに戻り、ステッ
プ#104では、不図示の測光回路にて被写体輝度を測
定し、この測光値からAE演算にて実際のシャッタ速度
と絞りの値を決定する。次のステップ#105〜#10
7では図1のイメージセンサ16にて被写体のピント調
整を行う為のデフォーカス量検出を実行するもので、ス
テップ#105でイメージセンサ16に対する蓄積制御
を行い、ステップ#106でセンサ像を取り込み、ステ
ップ#107で実際のデフォーカス量演算を行ってい
る。
【0035】ここで、具体的なデフォーカス検出の為の
光学系及びセンサ構成について、図9及び図10を用い
て説明する。
【0036】図9は、主被写体からの入射光が撮影レン
ズ系の異なる領域を通過する光束のセンサA,Bでの相
対ずれ量を利用した瞳分割方式のデフォーカス検出を行
う為の光学系であり、横方向のパターンのデフォーカス
状態は、図10(b)及び(c)で示したセンサ群a
(a0 、・・・、an の各画素で構成),センサ群b
(b0 、・・・、bn の各画素で構成)の各輝度情報に
対する相関量(相対的に各センサ画素をずらしていった
時のaとbの相対関係)の値から算出し、縦方向のパタ
ーンのデフォーカス状態は図10(d)及び(e)で示
したセンサ群c(c0 、・・・、cn の各画素で構
成),センサ群d(d0 、・・・、dn の各画素で構
成)の各輝度情報に対する相関量の値から算出する。
【0037】次に、上記ステップ#105〜#107で
示したデフォーカス検出の詳細な方法を、図11及び図
12のフローチャートを用いて説明していく。
【0038】まずステップ#180では、センサ駆動回
路15を通してメージセンサ16(図10のセンサ群a
〜dに相当)に対する蓄積動作を開始する。次のステッ
プ#181では、上記センサの蓄積が完了したか否かの
判定を行い、蓄積が完了した時点でステップ#182へ
進み、蓄積動作を停止する。次のステップ#183〜#
186では、センサ群aの各画素データに対する像取り
込みを行う。つまり、ステップ#183で、各画素番号
を示す為のカウンタiを0にリセットし、次のステップ
#184で、実際にビデオ信号処理回路17を通した各
画素の輝度データをA/Dコンバータ18を通してデジ
タルデータに変換し、内部メモリAiに記憶する。続く
ステップ#185で、カウンタiの値がnに等しいか否
かの判定を行い、等しい場合にはセンサ群の全画素の読
み取りが終了したものと判断するが、等しくない場合に
はステップ#186へ移行し、上記カウンタiの値を1
カウントアップして、再びステップ#184へ移行して
次のセンサ画素データのA/D変換動作を行う。
【0039】以上の様に、センサ群aの像取り込み動作
を行うが、センサ群bに対してもステップ#187〜#
190の動作において、全く同様に像データの取り込み
動作を行う。
【0040】続けて、上記センサ群a,bの各画素デー
タの相関演算からデフォーカス量を算出する方法を、図
12のステップ#191〜#199の中で説明する。
【0041】まずステップ#191では、実際にセンサ
群a,bの相対的像ズラシ量を設定する為の内部カウン
タKに初期値として−m(m>0)を設定し、次のステ
ップ#192では、相関演算結果の比較データとしての
Udに対し所定の初期値を代入する。ステップ#193
では、センサ群a,bの各画素データを記憶しているメ
モリAi,Biに対し、AのデータをBのデータに対し
相対的にKだけずらした上で、対応する各画素毎の差分
絶対値をAに対してはAα+KからAβ+K、Bに対しては
BαからBβまでそれぞれ演算を行い、その結果をU
(K)として記憶する。
【0042】次に、ステップ#194では、このU
(K)の値を比較データUdと比較し、U(K)の値が
小さい場合には、次のステップ#195でKの値を内部
メモリdに記憶し、続くステップ#196で、このU
(K)の値を比較データUdの中に代入する。そして、
ステップ#197では、カウンタKの値が+mに等しい
か否かの判定を行い、まだ等しくなっていない場合には
ステップ#198でカウンタKの値を1カウントアップ
し、再びステップ#192へ移行し、新たなKの値に基
づく相関演算を実行する。
【0043】最終的には、ステップ#197でKの値が
+mに等しくなった時点で、上記相関演算を終了し、相
関度が1番大きい(U(K)の値が最小となる)場合の
Kの値を記憶しているdの値を基に、関数DR (d)か
ら算出されるデフォーカス量DR を出力して、この検出
動作を終了する。
【0044】再び図2に戻って、上記の様にデフォーカ
ス検出動作を終了すると、次のステップ#108で合焦
か否かの判定を行い、合焦になっていない場合はステッ
プ#109へ移行し、図1のフォーカスモータ駆動回路
11を通してフォーカスモータ12への通電を行い、フ
ォーカスレンズ21を上記デフォーカス量DR だけ駆動
する。その後、前述したステップ#105〜#107の
デフォーカス検出を再び行って、ステップ#108で合
焦状態を確認すると、ステップ#110でフォーカス駆
動を停止する事でフォーカス制御は終了する。
【0045】尚、上記の説明ではセンサ群a,bについ
てのみ行ったが、センサ群c,dについても全く同じな
ので、ここでの説明は省略する。
【0046】続く図3に示すステップ#111〜#11
4では、イメージセンサ16からの像データを基に振れ
検出を行う。つまり、ステップ#111でセンサの蓄積
制御、ステップ#112でセンサ像データの取り込み、
ステップ#113で前回像データの記憶してあるフレー
ムメモリデータとの相関演算、ステップ#114で最終
的な動きベクトル量を求めるものであるが、その詳細な
動作については図13及び図14のフローチャートを用
いて説明する。
【0047】まず、ステップ#200では、センサ駆動
回路15を通してイメージセンサ16の蓄積制御を開始
し、図1に示す光学系21,22,23、ミラー24,
25、AF光学系26を通して被写体像の検出を行う。
そして、次のステップ#201では、蓄積が完了したか
否かの判定を行い、所定のレベルに達した事の検知によ
り蓄積が完了したものとして、続くステップ#202に
て、センサ駆動(蓄積)動作を停止する。
【0048】ステップ#203〜#206では、図10
に示したセンサ群aの画素データを順々に読み出す動作
を開始する。まずステップ#203では、各画素番号を
示す為のカウンタiを0にリセットし、次のステップ#
204で、実際にビデオ信号処理回路17を通した各画
素の輝度データをA/Dコンバータ18を通してデジタ
ルデータに変換し、内部メモリSiに記憶する。続くス
テップ#205では、カウンタiの値がnに等しいか否
かの判定を行い、等しくない場合にはステップ#206
へ移行してカウンタiの値を1カウントアップし、再び
ステップ#204で次のセンサ画素データの取り込みを
行う。また、ステップ#205でiの値がnに等しくな
った時点でセンサ群aの全画素データの取り込み(デジ
タルデータへの変換)が終了したものとして、今度はス
テップ#207へ移行し、フレームメモリ19から前回
サンプリング時の像データを内部メモリTiに転送す
る。ステップ#208〜#210では、iの値が0から
n迄変化し、全画素データの転送を行う。
【0049】次に、上記センサ群aの所定時間を隔てた
2つの像データの相関関係から実際の被写体像の動きを
検出する方法についての説明に移る。
【0050】まず、図14のステップ#211では、実
際に今回サンプリングで取り込んだセンサ群の像データ
Siと前回のサンプリングで取り込んだセンサ群bの像
データTiとの相対的像ずらし量を設定する為の内部カ
ウンタKに初期値として、−m(m>0)を設定し、次
のステップ#212では、相関演算結果の比較データと
してのMsに対し、所定の初期値を代入する。続くステ
ップ#213では、センサ群aの今回サンプリングと前
回サンプリングの各画素データを記憶しているメモリS
i,Tiとの間で、SのデータをTのデータに対し相対
的にKだけずらした上で、対応する各画素毎の差分絶対
値和をSに対してはSα+KからSβ+K、Tに対してはT
αからTβまで、それぞれ演算を行い、その結果をM
(K)として記憶する。
【0051】次にステップ#214では、このM(K)
の値を比較データMsと比較し、M(K)の値が小さい
場合には、次のステップ#215でKの値を内部メモリ
Sに記憶し、続くステップ#216でこのM(K)の値
を比較データMsの中に代入する。次のステップ#21
7では、カウンタKの値が+mに等しいか否かの判定を
行い、まだ等しくない場合にはステップ#218でカウ
ンタKの値を1カウントアップし、再びステップ#21
2へ移行して新たなKの値に基づく相関演算を行う。
【0052】最終的には、ステップ#217でKの値が
+mに等しくなった時点で、上記相関演算を終了し、相
関度が1番大きい(M(K)の値が最小となる)場合の
Kの値を記憶しているSの値が判明する。このSの値
は、所定の時間間隔をおいた場合のセンサ群aでの被写
体像移動量を表したもので、即ち、像の動きベクトル速
度のx方向(ヨー方向)成分を示している。
【0053】従って、ステップ#219でこのSの値を
変数として関数Vx (S)よりx方向の振れ速度Vx
算出する。
【0054】続いてステップ#220では、1回前のサ
ンプリングタイミングで決定されている振れ速度Vx-1
を、ステップ#221でn回前のサンプリングタイミン
グで決定されている振れ速度Vx-n を、それぞれ読み出
した後、ステップ#222では、このVx からn回前の
x-n の計(n+1)回の振れ速度の平均値を算出して
x とし、ステップ#223で最終的な今回のサンプリ
ングで求まる像振れ動きベクトル平均値をメモリM
(t)に設定して、最後にステップ#224で今回の像
データを次回の振れ速度検出の為に、フレームメモリ1
9に記憶する。
【0055】尚、y方向の振れ検出については、センサ
群c又はdを用いて、x方向の処理と全く同様の方法で
求める事が可能な為、ここでの説明は省略する。
【0056】図3に戻り、ステップ#115では、カメ
ラのスイッチSW2がONしているか否かの判定を行
い、まだOFFの場合にはステップ#116で今度はス
イッチSW1がONか否かの判定を行い、ONならば再
びステップ#111へ移行して上記振れ検出動作を行う
が、OFFならばSTART位置であるステップ#10
0へ戻る事になる。
【0057】一方、ステップ#115でスイッチSW2
(図1のスイッチ32)がONになっている場合は、撮
影者がシャッタレリーズ操作を行ったものとしてステッ
プ#117へ移行し、上述したイメージセンサ16の振
れデータを基に、露光中の予測振れデータを算出する為
の演算を開始する。
【0058】ここで、実際の予測振れ補正データ演算に
ついて、図15及び図16のフローチャートを用いて説
明する。
【0059】まずステップ#230では、カメラ本体の
モード設定手段10の撮影モードが特殊撮影モードの1
つである流し撮りモード(一定速度で移動する被写体を
実際にカメラ側も同じ速度で動かしながら、主被写体を
静止させ背景を動かした様に撮影するモード)であるか
否かの判定を行い、このモードが選択されている場合に
はステップ#233へ移行し、ここで前述した方法で検
出した像振れ動きベクトル速度M(t)の値を内部レジ
スタAに設定する。
【0060】次のステップ#234では、予測振れ波形
をメモリに記憶する為のアドレスカウンタPを0にリセ
ットし、続くステップ#235で、上記像振れ動きベク
トル速度のAの値と、実際に露光中に補正系を制御する
場合のサンプリング間隔ts、及び、アドレスカウンタ
Pの値を全て乗算した結果を内部メモリg(P)に設定
する。これは、スイッチSW2がONする直前の平均的
な像振れ移動速度を基に、単調的(一定の傾き)に増加
/減少する予測振れ波形を作り出す事になる。次のステ
ップ#236では、Pの値を1カウントアップし、続く
ステップ#237で、Pの値が所定値PMAX を超えてい
るか否かの判定を行い、超えていない場合には再びステ
ップ#235へ移行して次のPの値に相当する予測デー
タをメモリg(P)に設定する。そして、Pの値がP
MAX を超えた時点でこの動作を終了する。
【0061】この様な方法で作成した予測振れ波形を示
したのが図17であり、変位の傾きがM(t)になって
いる。この波形データを、後述する様に実際のシャッタ
レリーズタイミングに合わせて、メカニカル振れセンサ
出力に加算し、その加算出力に応じて補正レンズ23を
駆動する事になる。
【0062】一方、ステップ#230で撮影モードが特
殊モードの1つである流し撮りモードでない場合は、次
にステップ#231に於て図2のステップ#104の測
光,AE演算にて決定された撮影シャッタ秒時が、所定
秒時Tsha より長いか否かの判定を行い、これが所定秒
時Tsha より短い場合は、上述したステップ#233〜
#237の動作を実行して、直線的に変位出力が変化す
る単純な予測振れ波形を作成する。これは、シャッタ秒
時がある程度短い場合の予測波形は、特に複雑な波形に
しなくても充分確率的に被写体振れ等を補正出来る事に
よるものである。
【0063】また、ステップ#231で撮影シャッタ秒
時が所定値Tsha より長い場合には、ステップ#232
へ移行し、ここで図1の撮影レンズ系の焦点距離検出手
段34の値が所定焦点距離fαより長いか否かの判定を
行う。ここで撮影レンズ焦点距離がfαより長くない場
合は、たとえシャッタ秒時が長くとも、焦点距離が短い
為に上述した単純な予測振れ波形でも充分な被写体振れ
補正が出来るものとして、ステップ#233以降へ移行
する事になる。
【0064】一方、上記ステップ#232で撮影レンズ
の焦点距離が所定値fαより長い場合には、使用シャッ
タ秒時も長く、焦点距離も長い為に、単純な予測振れ波
形では充分な振れ補正効果が得られない可能性が有り、
もう少し高度な予測振れ波形が必要となる。
【0065】この場合の方法について、ステップ#23
8以降のフローチャートを用いて説明する。
【0066】まずステップ#238では、前述した方法
でイメージセンサ16にて検出した現時点での像振れ動
きベクトル速度M(t)の値をAレジスタに転送し、同
時にステップ#239,#240にて、このAレジスタ
の値を初期値として内部メモリMAX及びMINに設定
する。次のステップ#241では、データアドレス設定
用のカウンタi,jを0にリセットし、ステップ#24
2で今度はメモリM(t−i)の値(M(t),M(t
−1),M(t−2),・・・M(t−m)の値を順に
後述する方法で読み出す)をBレジスタに転送し、ステ
ップ#243でこのBレジスタの値を内部メモリMAX
と比較する。ここで、Bの値が内部メモリMAXより大
きくない場合は、直接ステップ#246へ移行するが、
大きい場合にまずステップ#244でBの値をMAXに
代入し、又この時のデータアドレスカウンタiの値を内
部Eレジスタに設定する。
【0067】又、ステップ#246で、今度はBレジス
タの値を内部メモリMINと比較し、これがMINより
小さくない場合は直接ステップ#248へ移行するが、
小さい場合にはステップ#247でBの値をMINに代
入する。
【0068】次に、図16のステップ#248では、こ
のBレジスタの値がある所定値範囲(−△V〜+△V)
内にあってほぼ0に近い値か否かを判定する。この値が
ほぼ0に等しくない場合はそのままステップ#251へ
移行するが、ほぼ0に等しい場合は、まずステップ#2
49でデータアドレス設定用カウンタiの値をT(j)
(最初の場合はT(0)になる)に設定し、次のステッ
プ#250でjの値を1カウントアップする。続いてス
テップ#251では、現時点より前の動きベクトル速度
データを参照する為に、データアドレス設定用カウンタ
iの値を1カウントアップし、次のステップ#252で
iの値が所定値mより大きいか否かを判定を行う。iの
値が所定値mよりまだ大きくない場合は、まだメモリM
(t−i)に記憶してある像振れ動きベクトル速度の参
照が全て完了していないものとしてステップ#242へ
移行するが、iの値がmより大きい場合は全メモリM
(t−i)データの参照が完了したものとして、ステッ
プ#253へ移行する事になる。
【0069】ここで、メモリM(t−i)の平均像移動
速度が図18に示した様な、ある周期性を持った波形の
場合、その波形の振幅は上記方法で求めた内部メモリM
AX,MINに設定してあり、その周波数は動きベクト
ル速度がほぼ0となる2つのデータカウンタ値T
(0),T(1)より、又位相成分はMAXの値となる
データカウンタ値Eの値からそれぞれ求まる事になる。
実際、上記波形は、像の移動速度を表したものなので、
予測振れ変位波形に変換する場合はその位相成分を90
°遅らせる必要がある。
【0070】従って、ステップ#253で、 2×(T(1)−T(0)) の計算から、予測サイン波形の周期時間Fを算出す、次
のステップ#254で、予測波形記憶用メモリのカウン
タ値を0にリセットし、続くステップ#255で、予測
振れ波形を以下の式 {(MAX+MIN)/2}sin2π{(P+E)/
F} で求め、この値を内部メモリg(P)に記憶する。ステ
ップ#256で次のデータ設定の為にPの値を1カウン
トアップした後、ステップ#257でこのPの値が所定
値PMAX より大きいか否かの判定を行う。従って、Pが
MAX より大きくなる迄予測振れ波形データを順々に記
憶している。
【0071】全データの記憶が終了した時点で、前述の
様な予測振れ補正データ演算を終了する。
【0072】以上の様な方法で予測振れ補正データ演算
を行った後、再び図3へ戻り、ステップ#118では、
図1のメインミラー24,AF光学系用サブミラー25
を駆動する。この時点でイメージセンサ16には、被写
体光が全く入らなくなる。次にステップ#119では、
実際に前述した予測振れ波形に基づき補正系を動かす事
を示す内部フラグSHONを1とする。
【0073】上記の様にSHONが1になると、一定時
間周期ts毎に動作する図6のサンプリングタイマ割り
込み処理動作では、ステップ#158からステップ#1
61へ移行し、ここではまず上述した方法で求まってい
る予測振れ波形データg(P)(初めはg(0))を、
内部メモリGにセットし、次のステップ#162でこの
Gの値を上記ステップ#157以前で振れセンサ4及び
6の出力から算出した補正系駆動データDの値と加算
し、再びDレジスタに設定する。
【0074】次のステップ#163では、このDの値を
D/Aコンバータ3を通して出力する為、このDレジス
タの値に比例したコイル電流が駆動コイル14に流れ、
補正レンズ23を所定量だけ駆動する事になる。最後に
ステップ#164では、次の波形データ読み出しの為に
データアドレスカウンタPの値を1カウントアップし
て、この割り込み処理動作を終了する。
【0075】以上の様な方法で、露光開始前のイメージ
センサ出力から求めた被写体振れ予測波形、及び、振れ
センサ出力によって実際に補正光学系を駆動開始した
後、まず図3のステップ#120では、図1のシャッタ
駆動回路35を介してシャッタユニット33の先幕駆動
を開始し、次のステップ#122でシャッタ秒時を設定
する為のタイマをスタートさせた後、上記タイマが設定
シャッタ速度に対応する所定時間Tshに達したか否かの
判定を行う。所定時間Tshを計時すると、今度はステッ
プ#123でシャッタ後幕の駆動を開始し、続くステッ
プ#124でシャッタ後幕が走行完了しているか否かの
判定を行う。
【0076】上記ステップ#124でシャッタ後幕走行
の完了を検知すると、次のステップ#125でSHON
フラグを0にリセットする為、図6のフローチャートで
補正系駆動に対する予測振れデータの加算を停止する事
になる。最後に、ステップ#126でメインミラー2
4,AFサブミラーを元の状態に復帰させた後、ステッ
プ#127で所定量のフィルム給送を行ってレリーズシ
ーケンスを終了する。
【0077】この様に上記の実施の第1の形態では、カ
メラの動作状態により、イメージセンサから求まる予測
振れ波形を変更する様にしている。
【0078】(実施の第2の形態)次に、本発明の実施
の第2形態に係るカメラの主要部分の動作について、図
19及び図20のフローチャートを用いて説明を行う。
尚、その他のカメラの動作や電気的及び機械的構成は上
記実施の第1の形態と同様である為、省略する。
【0079】まずステップ#260では、図6に示した
サンプリングタイマ割り込み処理にて、振れセンサから
の信号処理したハイパス演算結果(即ち、振れ速度出
力)をAレジスタに転送する。次のステップ#261で
は、このAレジスタの値が所定値−αから+αの範囲
内、即ち所定速度範囲内か否かの判定を行い、所定速度
範囲内の場合は、撮影者自身が通常の撮影を試みている
ものとして、ステップ#269以降の実行を行う。
【0080】ここで、図9のステップ#269から図2
0のステップ#288の動作については、図15のステ
ップ#238から図16のステップ#257と全く同じ
であり、所定周期、所定振中の予測振れ波形データを演
算/記憶する。
【0081】一方、ステップ#261で振れセンサ出力
が所定速度以上の場合には、次にステップ#262に移
行し、今度はここで図6のフローチャートで演算実行し
た振れセンサ積分演算結果をBレジスタに転送する。次
のステップ#263では、このBレジスタの値、即ち振
れ変位出力が所定値−βから+βの範囲内にある場合に
は、やはり撮影者自身が通常の撮影を試みているものと
して、ステップ#269以降を実行する。
【0082】しかしながら、Bレジスタ出力が−βから
+βの範囲内にない場合には、振れ速度/振れ変位共に
所定レベルを越えており、この場合は明らかに撮影者自
身が意図的にカメラを動かしている様な撮影(例えば流
し撮り等)である可能性が高い為、ステップ#264以
降の動作を実行する。図19のステップ#264〜#2
68の動作については、図15のステップ#233〜#
237と全く同様であり、露光直前のイメージセンサ出
力から単純に露光中の振れ出力を予測するようにしてい
る。
【0083】この様に本実施の第2の形態では、露光前
のメカニカルな振れセンサ(撮影者自身の振れのみを検
出可能)出力より、撮影者自身がどの様な撮影(静止し
ているのか動かしているのか等)を試みているのかを判
断し、その状態によりイメージセンサからの露光中の予
測方法を変更する様にしたものである。
【0084】以上の実施の各形態によれば、イメージセ
ンサによって検出出来る被写体像の動きから、カメラの
撮影モードに応じた最適な予測振れパラメータを算出
し、そのパラメータに応じて露光中の被写体振れを予測
制御出来る為、いかなる場合でも最適な振れ補正が実現
出来る。
【0085】又、イメージセンサとは別に通常の撮影者
自身の振れのみを検出するメカニカルセンサ出力を使用
する事で、イメージセンサからの予測振れパラメータを
変更し、そのパラメータに応じてカメラシャッタ露光中
の被写体振れ予測制御出来る為、より高度/正確な振れ
補正が実現出来る。 (発明と実施の形態の対応)上記実施の各形態におい
て、イメージセンサ16,ビデオ信号処理回路17,A
/Dコンバータ18,フレームメモリ19,動きベクト
ル検出回路20及び全体制御回路1が本発明の像振れ検
出手段に相当し、全体制御回路1内の図3のステップ1
13の動作を実行する部分が本発明の像振れ予測手段に
相当し、モード設定手段10が本発明の判別手段に相当
し、全体制御回路1内の図15のステップ#230,#
231,#232の判別を行う部分や、図19のステッ
プ#261の判別を行う部分が本発明の像振れ予測変更
手段に相当する。
【0086】更に、振れセン4,6が本発明の慣性振れ
センサに相当し、全体制御回路1内の図15のステップ
#230,#231,#232の判別を行う部分や、図
19のステップ#261の判別を行う部分、及び、図6
のステップ#158以降の動作を実行する部分が本発明
の像振れ制御手段に相当し、補正レンズ23,駆動回路
13及びクチュエータコイル14が本発明の像振れ補正
手段に相当する。
【0087】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0088】(変形例)上記の実施の各形態において
は、露光中は撮影光路から退避するミラーを具備した一
眼レフカメラに適用した例を述べているが、本発明はこ
れに限定されるものではない。図1に示す様に防振シス
テムを閉ループ構成とし、リアルタイムで防振制御を行
っている場合、発振し易くなり、適正な防振制御ができ
なく場合があるが、この様な場合に上記の各実施例の様
に像振れ予測を行い、これに基づいて露光中等において
は防振制御を行う様にすれば、より適正な防振制御が可
能となる。この様な点を考慮すれば、仮に露光中に撮影
光路から退避するミラーを有していないカメラ、例えば
レンズシャッタカメラや電子スチルカメラ等への適用で
あっても、その効果は絶大である。更には、その他の光
学機器や他の装置、更には構成ユニットとしても適用す
ることができるものである。
【0089】また、慣性振れセンサとしては、角加速度
計、加速度計、角速度計、速度計、角変位計、変位計、
更には画像の振れ自体を検出する方法等、振れが検出で
きるものであればどの様なものであっても良い。
【0090】また、像振れ補正手段としては、上記図5
に示した様な光軸に垂直な面内で光学部材を動かすシス
ト光学系に限らず、可変頂角プリズム等の光束変更手段
や、光軸に垂直な画面内で撮影面を動かすものであって
も良い。
【0091】更に、本発明は、以上の実施の各形態、又
はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよ
い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設定されるシャッタ速度の状態や、撮影レンズの焦点距
離状態、更には、撮影モードが流し撮りモードであるか
の状態に応じて、前記像振れ予測手段での像振れ予測の
仕方を変更させたり、露光開始直前の前記慣性振れセン
サの出力に応じて、つまり例えば振れ量が所定の値より
も大きいか否かで前記像振れ予測手段での像振れ予測の
仕方を変更させると共に、カメラの露光中は、前記慣性
振れセンサと前記像振れ予測手段の出力のうちの、少な
くとも前記像振れ予測手段からの出力を前記像振れ補正
手段に供給して像振れ補正を行わせるようにしている
為、カメラの動作状態や振れの状態により、露光中の像
振れ制御に最適な予測振れ波形を算出することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの要部
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの一連
の動作を示すフローチャートである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示す振れセンサの一例として振動ジャイ
ロを用いた時のその後段に配置されるフィルタ回路を示
す回路図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係る振れ補正系の
構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態においてサンプリン
グタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第1の形態においてハイパス演
算時の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第1の形態においてハイパス演
算時と積分演算時の演算方法を説明する為の図である。
【図9】本発明の実施の第1の形態において瞳分割方式
によるデフォーカス検知を行う為の光学系を示す図であ
る。
【図10】図9の光学系を使用した際に得られる各方向
のデフォーカス状態を示す図である。
【図11】図2に示したデフォーカス検出時の詳細な動
作を示すフローチャートである。
【図12】図11の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図13】図3に示す振れ検出時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】図13の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図15】図3に示す予測振れ補正データ演算の動作を
示すフローチャートである。
【図16】図15の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図17】図15及び図6の予測振れ補正データ演算の
説明を助ける為の図である。
【図18】同じく図15及び図6の予測振れ補正データ
演算の説明を助ける為の図である。
【図19】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの予
測振れ補正データ演算の動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】図19の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図21】従来の防振システムを具備したカメラの要部
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 全体制御回路 4,6 振れセンサ 10 モード設定回路 13 振れ補正系駆動回路 14 補正系アクチュエータコイル 15 センサ駆動回路 16 イメージセンサ 17 ビデオ信号処理回路 19 フレームメモリ 20 動きベクトル検出回路 23 振れ補正レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム撮影画面相当のある特定領域に
    結像する被写体像の時間的変化から像振れ量を検出する
    像振れ検出手段と、カメラの露光開始前の前記像振れ検
    出手段の出力から露光中の振れ量を予測する像振れ予測
    手段と、該像振れ予測手段からの出力に応じて実際のカ
    メラの露光中の振れ補正する像振れ補正手段と、カメラ
    の撮影動作状態を判別する判別手段とを備えた防振制御
    装置において、前記判別手段によって判別された撮影動
    作状態に応じて、前記像振れ予測手段での像振れ予測の
    仕方を変更させる像振れ予測変更手段を設けたことを特
    徴とする防振制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、カメラのシャッタ速度
    の設定状態を判別する手段であることを特徴とする請求
    項1記載の防振制御装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、撮影レンズの焦点距離
    の設定状態を判別する手段であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の防振制御装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、カメラの撮影モードが
    流し撮りモードであるか否かを判別する手段であること
    を特徴とする請求項1,2又は3記載の防振制御装置。
  5. 【請求項5】 カメラ全体の振れを検出する慣性振れセ
    ンサと、フィルム撮影画面相当のある特定領域に結像す
    る被写体像の時間的変化から像振れ量を検出する像振れ
    検出手段と、カメラの露光開始前の前記像振れ検出手段
    の出力から露光中の振れ量を予測する像振れ予測手段
    と、像振れ補正を行う像振れ補正手段とを備えた防振制
    御装置において、露光開始直前の前記慣性振れセンサの
    出力に応じて前記像振れ予測手段での像振れ予測の仕方
    を変更させると共に、カメラの露光中は、前記慣性振れ
    センサと前記像振れ予測手段の出力のうちの、少なくと
    も前記像振れ予測手段からの出力を前記像振れ補正手段
    に供給して像振れ補正を行わせる像振れ制御手段を設け
    たことを特徴とする防振制御装置。
  6. 【請求項6】 前記像振れ予測手段は、前記像振れ検出
    手段からの信号出力の平均データから像振れ予測データ
    を算出することを特徴とする請求項1又は5記載の防振
    制御装置。
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