JPH10125083A - 単一ビットセル及び多量ビットセル動作の同時的な遂行が可能な不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

単一ビットセル及び多量ビットセル動作の同時的な遂行が可能な不揮発性半導体メモリ装置

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JPH10125083A
JPH10125083A JP27095797A JP27095797A JPH10125083A JP H10125083 A JPH10125083 A JP H10125083A JP 27095797 A JP27095797 A JP 27095797A JP 27095797 A JP27095797 A JP 27095797A JP H10125083 A JPH10125083 A JP H10125083A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの基板上の局部的なセルアレイ領域で、
単一ビットセル動作あるいは多重ビットセル動作の遂行
が可能な不揮発性半導体メモリを提供する。 【解決手段】 フラッシュメモリ装置はビットライン対
に連結された2つのラッチが動作モードにより、伝達ゲ
ートにより、相互に電気的に分離されたり連結されたり
する構造を持つ。この装置で2つのラッチ中の一つによ
り、他の一つが制御されることにより、多重ビットデー
タ読出及びプログラミング検証動作が遂行される。多重
ビット読出動作の間の一定な量のビットライン電流と階
段波形のワードライン電圧とにより、選択されたメモリ
セルを通じて流れるセル電流の差により、多重ビットデ
ータが感知される。又、多重ビットプログラム検証動作
の間の選択されたワードラインの電圧が多重ビット読出
動作の間の選択されたワードラインの電圧より一定電位
差だけ高く設定される。読出動作の間のワードライン電
圧レベルよりプログラムされるセルのスレッショルド電
圧レベルをより高く分布させることにより読出動作マー
ジンが改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体メモ
リ装置(nonvolatile semicondu
ctor memory device)に係り、より
具体的には、一つの基板(a substrate)上
から単一ビットセル動作(singlebit cel
l operation)と多重ビット(multib
it)セル動作とが同時に遂行可能なNANDフラッシ
ュEEPROM(flash electricall
y erasable and programmab
le read−only memory)に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高集積度(high densi
ty)不揮発性メモリ装置、特に、その中でもフラッシ
ュEEPROM装置は高いプログラミング速度(hig
herprogramming speed)、そし
て、低い電力消費(lowerpower consu
mption)等の長所を持つので、ディジタルカメラ
(digital camera)、PCカード等のよ
うなポータブルハンディターミナル(portable
handy terminal)用の大量貯蔵用媒体
(media for mass storage)と
して、又は、従来のハードディスク(hard dis
k)の代りとして使用されている。
【0003】フラッシュEEPROM装置は、メモリセ
ル構造の観点で、一般的にNAND構造になる(str
uctured)装置とNOR構造になる装置とに区分
される。これらの中、集積度の観点で優秀な特性を持つ
のはNAND構造装置であり、ランダムアクセス(ra
ndom access)時間特性が優秀なものはNO
R構造装置である。NOR構造装置は、メモリセル各々
が独立的にビットライン(bit line)とワード
ライン(word line)とに連結される構造を持
つので、あるセルの書込動作(writing ope
ration)や読出動作(reading oper
ation)の間に、該当セルが他のセルにより干渉を
あまり受けない長所を持つ。しかし、NOR構造装置
は、各セルとこれに対応するビットラインとの間に、そ
れらを相互連結するためのコンタクト(contac
t)を必要とするので、集積度の観点で、複数のセルが
直列に連結された一つのユニット(unit)、すなわ
ち、ストリング(string)あたり、一つのコンタ
ムだけを必要とするNAND構造装置と比較する時、短
所を持つ。
【0004】最近、このようなフラッシュEEPROM
装置の集積度向上のため、一つのメモリセルに多数のビ
ットのデータを貯蔵する技術として、多重ビット(mu
ltibit)、多重レベル(multileve
l)、あるいは、多重状態(multistate)フ
ラッシュEEPROM技術による研究が活発に行なわれ
ている。大量貯蔵用装置の重要な必須要件はビット当り
の値段(low costper bit)を低減させ
なければならないことである。このような要求により、
フラッシュEEPROM装置のビット当りの値段を画期
的に減らすことができる技術が1995年2月、IEE
E,ISSCC Digest of Technic
al Papers,pp.132−133に、M.B
auer外の多数により、“A Multilevel
−Cell 32Mb FlashMemory”とい
う題目で掲載されたことがある。前記文献に開示された
フラッシュメモリ装置はNOR構造のセルアレイを持つ
装置であり、セルの大きさの減少と共に、2ビット当り
4レベル(4 levels per 2 bits)
を持つ。フラッシュメモリ装置において、2ビット当り
4レベルに該当するデータを2進法で示すと、“0
0”、“01”、“10”、“11”になり、各々のデ
ータには特定なスレッショルド電圧レベル(thres
hold voltage level)、たとえば、
“00”=2.5V、“01”=1.5V、“10”=
0.5V、“11”=−3Vが付与される。各メモリセ
ルが4レベルのスレッショルド電圧中、特定な一つのス
レッショルド電圧レベルを持つことにより、00、0
1、10、11の2進データ中、特定スレッショルド電
圧に該当する一つの2進データが各メモリセルに貯蔵さ
れる。このように、多重状態フラッシュメモリ装置は、
通常的に2つ以上のスレッショルド電圧分布(thre
shold voltage distributio
n)と各々のスレッショルド電圧(Vth)に対応する
状態を持つ。
【0005】一方、文献に開示された多重状態(あるい
は多重ビット)フラッシュメモリ装置は、16メガビッ
ト(Mb)の物理的なセルアレイ(physical
cell array)を持つが、多重ビットセル動作
モード(multibitcell operatio
n mode)では、32Mbの仮想的なセルアレイ
(virtual cell array)を持つ。こ
の装置では、モード選択信号(mode option
signal)により、セルアレイ全体が択一的に単
一あるいは多重ビットセル動作モードになり、16Mb
あるいは32Mbの容量を持つ。なお詳細については、
前記文献を参照することが望ましい。これらは、本発明
の範囲外であるので、ここではこれ以上の説明は省略す
る。
【0006】多重状態フラッシュメモリで、隣接した状
態の間のウィンドゥ(stage−to−state
window)は、一般フラッシュメモリ装置(nor
mal flash memory device)に
比較して、その幅が狭く(たとえば、4状態フラッシュ
メモリの場合には、約0.6V程度)、読出し動作の間
に選択されたワードライン(selected wor
d line)に印加される電圧と、スレッショルド電
圧分布の端(edge)との間のマージン(margi
n)はウィンドゥの中間(たとえば、約0.3V程度)
になる。従って、多重ビットセルアレイの場合、工程変
化(process variation)や選択され
たワードラインの電圧レベル、動作電圧、温度等の変化
による無効感知(invalid sensing)の
可能性が一般フラッシュメモリ装置に比べてより高くな
る。そこで、バイオス(basic input/ou
tput system;BIOS)情報、フォント
(font)情報等のように、優秀な保存特性(sto
rage characteristic)が要求され
る情報の貯蔵のための装置としては、一般フラッシュメ
モリが有利であるが、音声情報等のように大量の連続的
な情報中で一つのビットあるいはいくつのビットについ
て情報の貯蔵失敗(storage failure)
が発生したとしても大きな問題がない情報の貯蔵のため
の大容量の装置としては、多重状態フラッシュメモリが
有利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、一般フラッ
シュメモリの特性と多重状態フラッシュメモリの特性と
が適切な比率で必要となる場合がたびたび発生する。こ
のような場合、従来は単一ビットメモリ基板と多重ビッ
トメモリ基板とを各々別に使用してきた。前述の文献に
開示された多重状態フラッシュメモリ装置でも、チップ
(chip)のセルアレイ全体を対象に、単一あるいは
多重ビット動作のための選択が行なわれるので、チップ
の局部的なセルアレイだけで、単一あるいは多重ビット
動作を遂行することは不可能である。
【0008】本発明の目的は、一つの基板上の局部的な
セルアレイ領域で、単一ビットセル動作あるいは多重ビ
ットセル動作の遂行が可能な不揮発性半導体メモリを提
供することである。
【0009】本発明の他の目的は一つの基板上で、単一
ビットセル動作及び多重ビットセル動作の同時的な遂行
が可能な不揮発性半導体メモリを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の一つの特徴によると、不揮発性半導体
メモリ装置は:行と列とを定義するように基板上に形成
されたメモリセルのアレイと;各行に従って伸張する複
数のワードラインと;各列に従って伸張する複数のビッ
トライン対と;各ビットライン対に各々対応する複数の
各部データライン対と;前記各ビットライン対及び前記
各外部データライン対に対応し、プログラミング及びプ
ログラミング検証動作の間に前記対応するビットライン
対に対応する前記外部データライン対からのデータを伝
達し、プログラミング状態に検証し、読出動作の間に対
応する前記外部データライン対で対応する前記ビットラ
イン対上のデータを伝達する複数のページバッファとを
含み;前記各ページバッファは、第1ノードと、第2ノ
ードと、対応するビットライン対中の第1ビットライン
と第1ノードとの間に連結され、第1制御信号に応答
し、選択的に前記第1ビットラインと前記第1ノードと
を電気的に連結する第1分離手段と、対応するビットラ
イン対中の第2ビットラインと第2ノードとの間に連結
され、前記第1制御信号に応答し、選択的に前記第2ビ
ットラインと前記第2ノードとを電気的に連結する第2
分離手段と、第2及び第3制御信号に応答し、プログラ
ミング動作の間に前記第1及び第2ノードに選択的にプ
ログラム防止電圧を供給すると共に、読出動作の間に前
記第1及び第2ノードに選択的に接地電圧を供給する第
1電圧供給手段と、第3ノード、第4ノードと、第1及
び第3ノード間に連結され、第2制御信号に応答し、選
択的に第1ノードと前記第3ノードとを相互に電気的に
連結する第3分離手段と、前記第2及び第4ノードの間
に連結され、第3制御信号に応答し、選択的に第2ノー
ドと前記第4ノードとを相互に電気的に連結する第4分
離手段と、対応する外部データライン対中の第1データ
ラインに連結される第5ノードと、対応する外部データ
ライン対中の第2データラインに連結される第6ノード
と、前記第3及び第5ノードの間に連結され、第4制御
信号に応答し、選択的に第3ノードと前記第5ノードと
を相互に電気的に連結する第5分離手段と、前記第4及
び第6ノードの間に連結され、第5制御信号に応答し、
選択的に前記第4ノードと前記第6ノードとを相互に電
気的に連結する第6分離手段と、第6制御信号に応答
し、選択的に前記第3ノードと前記第4ノードとに前記
接地電圧を供給する第2電圧供給手段と、第7制御信号
に応答し、選択的に前記第3ノードと前記第4ノードと
に定電流を供給する電流供給手段と、第8制御信号に応
答し、選択的に前記第3ノードと前記第4ノードとを相
互に電気的に連結する第7分離手段と、第7ノードと、
第8ノードと、前記第5ノードと前記第7ノードとの間
に連結され、前記第5及び第7ノード上の情報をラッチ
すると共に、前記第5及び第7ノードに相補的な信号を
各々出力する第1ラッチと、前記第6ノードと前記第8
ノードとの間に連結され、前記第6及び第8ノード上の
情報をラッチすると共に、前記第6及び第8ノードに相
補的な信号を各々出力する第2ラッチと、第9ないし第
11制御信号に応答し、前記プログラミング動作と、前
記プログラミング検証動作及び読出動作との間に前記第
1及び第2ラッチの出力状態を各々制御するラッチ制御
手段とを含む。
【0011】このように、第7分離手段により、多重ビ
ット動作モードの間に、第1及び第2ラッチが相互に電
気的に連結され、単一ビット動作モードの間に、それら
が相互に電気的に分離されることにより、一つの基板上
の局部的な領域で、多重ビット動作モードと単一ビット
動作モードとの同時的な遂行が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態に係る不
揮発性半導体メモリ装置について詳細に説明する。以下
の説明において、増加型MOS電界効果トランジスタ
(enhancement mode metal o
xide semiconductorfield e
ffect tansistor)は単純にMOSトラ
ンジスタと記述し、空乏型(depletion mo
de)MOS電界効果トランジスタは空乏型MOSトラ
ンジスタと記述する。
【0013】図1は本発明の望ましい実施形態によるN
AND構造のセルを持つフラッシュEEPROM装置を
示している。図1を参照すると、本発明の実施形態によ
る新規なフラッシュメモリ装置はビットライン対(bi
t line pair)BL1,BL2に連結された
ラッチ311、311aが動作モードにより、伝達ゲー
ト(transmission gate)360によ
って相互に電気的に分離されたり、連結されたりする構
造を持つ。この装置では、2つのラッチ311、311
a中の一つにより、他の一つが制御されることにより、
多重ビットデータ読出及びプログラミング検証動作が遂
行される。この装置では、多重ビット読出動作の間に、
一定量のビットライン電流と階段波形(stairca
se waveform)のワードライン電圧とによ
り、選択されたメモリセルを通じて流れるセル電流の差
により、多重ビットデータが感知される。又、多重ビッ
トプログラム検証動作の間の選択されたワードラインの
電圧が、多重ビット読出動作の間の選択されたワードラ
インの電圧より一定な電位差だけより高く設定され、読
出動作の間のワードライン電圧レベルよりプログラムさ
れるセルのスレッショルド電圧レベルをより高く分布さ
せ、読出動作マージンを改善する。
【0014】図1を参照すると、行と列を定義する基板
上には、行に従って伸長する複数のワードラインWL1
〜WLmと、列に従って伸張する複数のビットラインB
L1〜BLnと、基板上に形成された複数のメモリセル
のアレイ100とが形成されている。メモリセルアレイ
100はNAND構造のフラッシュEEPROM装置の
典型的なメモリセルアレイ構造を有している。このNA
ND構造メモリセルアレイ100は複数のメモリブロッ
クに区分され、各メモリブロックは複数のビットライン
BL1〜BLnに各々対応する複数のセルストリング1
10(cellstrings)を持つ。前記メモリセ
ルアレイ100の行によっては、ストリング選択ライン
SSLと共通ソースライン及び複数のワードラインWL
1〜WLmが伸張し、それらの列に従って、メモリスト
リングに各々対応するように、複数のビットラインBL
1〜BLnが伸張する。各ストリング110はNMOS
トランジスタからなる2つの選択トランジスタST1、
ST2と、この選択トランジスタST1、ST2の間に
各々のソースドレインチャンネル、すなわち、電流通路
が直列に連結される。各々はフローティングゲートとコ
ントロールゲートとを持つ複数のセルトランジスタM1
〜Mmで構成される。各ストリング110のストリング
選択トランジスタST1の電流通路は対応するビットラ
インとセルトランジスタM1の電流通路と連結され、接
地選択トランジスタST2の電流通路は仮想接地ライン
(virtual ground line)である共
通ソースライン(common source lin
e)CSLとセルトランジスタMmとの電流通路の間に
連結される。各ストリング110のストリング選択トラ
ンジスタST1のゲート、メモリセルトランジスタM1
〜Mmのコントロールゲート及び接地選択トランジスタ
ST2のゲートは各々ストリング選択ラインSSL、ワ
ードラインWL1〜WLm及び、共通ソースラインCS
Lに連結される。このような、メモリセルトランジスタ
の構造は、一例に過ぎないし、この技術分野に通常的な
知識を持つ者は、ストリングが多様な構造を持つことが
出来ることをよく理解しなければならない。
【0015】再度、図1を参照すると、メモリセルアレ
イ100の一方には、ストリング選択ラインSSL、ワ
ードラインWL1〜WLm及び、共通ソースラインCS
Lと連結されるよく知られている行ディコーダ回路20
0が位置する。又、メモリセルアレイ100の他方側に
は、複数のビットラインBL1〜BLnに連結されるペ
ージバッファ回路300が位置する。図1には、一対の
ビットラインBL1、BL2に対応するページバッファ
回路だけが図示されている。図面を参照すると、ビット
ラインBL1にはラッチ感知増幅器310が対応し、ビ
ットラインBL2にはラッチ感知増幅器310aが対応
する。
【0016】各ラッチ感知増幅器310あるいは310
aは外部から電流通路を介して送られてきたデータをラ
ッチし、プログラミング動作の間には、対応するビット
ラインBL1(あるいはBL2)にラッチした情報に該
当する電圧を供給するページバッファとして、プログラ
ミング検証動作の間には、プログラミングが適正に行な
われたか判断するための検証検出器として、読出動作の
間には、対応するビットライン上の情報を感知して増幅
する増幅器として各々動作する。各ラッチ感知増幅器3
10あるいは310aは交差接続された2つのインバー
タからで構成されるラッチ311あるいは311aを具
備している。各ラッチ311あるいは311aの一方の
ノード312あるいは312aは対応するビットライン
BL1あるいはBL2と、外部回路との間のデータ交換
のための対応する入出力データラインIO1あるいはI
O2とに共通的に連結され、それらの他方のノード31
3あるいは313aはラッチ制御器320あるいは32
0aに連結される。又、各ラッチ感知増幅器310ある
いは310aは、ノード315あるいは315aとノー
ド312あるいは312aとの間に連結される電流通路
を持つ分離ゲートトランジスタ314あるいは314a
と、ノード315あるいは315aと接地電圧との間に
連結される電流通路を持つNMOSトランジスタ316
あるいは316aと、電源電圧とノード315あるいは
315aとの間に連結される電流通路を持つPMOSト
ランジスタ317あるいは317aとを具備している。
NMOSトランジスタ316あるいは316aは読出動
作の遂行の前にラッチ311あるいは311aを初期化
させるとともに、ビットラインBL1あるいはBL2に
接地電圧を供給する。トランジスタ316あるいは31
6aのゲートは制御信号DCBに連結される。PMOS
トランジスタ317あるいは317aは読出動作の間に
選択されたビットラインに定電流を供給するためのもの
で、そのゲートは制御信号(Vref)に連結される。
一方、ラッチ感知増幅器310、310aで、分離ゲー
トトランジスタ314、314aのゲートは制御信号P
GM1、PGM2に各々連結される。分離ゲートトラン
ジスタ314、314aはプログラミング動作の間にタ
ーンオンし、ラッチ310、310aによりラッチされ
たデータをビットラインに伝達する。
【0017】ラッチ制御器320はNMOSトランジス
タ321〜325で構成される。トランジスタ321、
322、323の電流通路はラッチ311のノード31
3と接地電圧との間に直列に連結される。トランジスタ
324、325の電流通路はトランジスタ321のソー
スとトランジスタ322とのドレイン接続ノード326
と、接地電圧との間に直列に連結される。トランジスタ
321のゲートはラッチ感知増幅器310のノード31
5と連結される。トランジスタ322のゲートはラッチ
311aの一方のノード312aと連結され、トランジ
スタ324のゲートはラッチ311aの他方のノード3
13aと連結される。トランジスタ323、325のゲ
ートはラッチ制御信号φV1、φR1に各々連結され
る。
【0018】ラッチ制御器320aはNMOSトランジ
スタ321a、322aで構成される。NMOSトラン
ジスタ321a、322aの電流通路はラッチ311a
のノード313aと接地電圧との間に直列に連結され
る。トランジスタ321aのゲートはラッチ感知増幅器
310aのノード315aと連結され、トランジスタ3
22aのゲートはラッチ制御信号φV2に連結される。
【0019】ラッチ制御器320、320aは読出動作
の間にビットラインレベルにより対応するラッチ31
1、311aの状態を反転させたり、あるいはそのまま
維持させる機能を持つ。ラッチ制御器320、320a
に入力されるラッチ制御信号φV1、φV2、φR1は
読出動作の開始から所定の時間が経過した後、すなわ
ち、ラッチ311、311aの状態を反転させる時間に
なった時、エンネーブルされるパルス波形を持つ。
【0020】各ラッチ感知増幅器310あるいは310
aのノード315あるいは315aは分離ゲートトラン
ジスタ330、340あるいは330a、340aを通
じて対応するビットラインBL1あるいはBL2に連結
される。分離ゲートトランジスタ330、330aは空
乏型NMOSトランジスタで構成され、これらのゲート
は制御信号(BLSHF)に共通的に連結される。分離
ゲートトランジスタ340、340aはビットライン対
BL1、BL2中、一つのビットラインを選択するため
のものであり、それらのゲートはアドレス信号Ai、A
i/バーに各々連結される。
【0021】各ビットラインBL1あるいはBL2に対
応する分離ゲートトランジスタ330、340あるいは
330a、340aの間には動作モードにより、対応す
るビットラインで必要とする電圧を供給するトランジス
タ350あるいは350aが連結される。このトランジ
スタ350、350aのゲートは制御信号Inhibi
t1、Inhibit2に各々連結される。トランジス
タ350、350aはプログラミング動作の間には一対
のビットラインBL1、BL2中、非選択された一つの
ビットラインBL1あるいはBL2にプログラミング防
止電圧を供給し、読出動作の間には、非選択された一つ
のビットラインBL1あるいはBL2に接地電圧を供給
し、消去動作の間には全てのビットラインをフローティ
ング状態にする。
【0022】ラッチ感知増幅器310のノード315
と、ラッチ感知増幅器310aのノード315aとの間
にはCMOS伝達ゲート360が連結される。この伝達
ゲート360は制御信号(Seperate)により制
御される。
【0023】この実施の形態のメモリ装置で、与えられ
たアドレスにより該当メモリブロックを選択するディコ
ーディングと一つの選択されたストリング内のワードラ
インWL1〜WLm中、一つのワードラインを選択する
ディコーディングとの組合せにより、ワードライン選択
が成立する。
【0024】次に、本実施の形態によるフラッシュメモ
リ装置の消去、読出、プログラミング及び、プログラミ
ング検証動作を、添付したタイミング図を参照して説明
する。ここでは、3.3Vの動作電圧を持つ装置の動作
を例として説明する。
【0025】まず、多重ビット動作モードに対して説明
する。図2はメモリセルの各データに対応するスレッシ
ョルド電圧分布を示している。まず、図2(A)はビッ
ト読出動作の間の選択されたワードラインの電圧レベル
を示している。この多重ビット読出動作の間に選択され
たワードラインとしては、スレッショルド電圧分布が図
2(A)に示すように、区分することができるように各
スレッショルド電圧分布の中間値の電圧2V、1V、0
Vがワードライン電圧として順次印加される。図2
(A)に示されたようなスレッショルド電圧分布を得る
ため、効果的なプログラミング方法を使用すると、各状
態のスレッショルド電圧は−2.7V以下、0.3V〜
0.7V、1.3V〜1.7V、2.3V〜2.7Vの
分布を持つようになるので、互いに他の4つの状態を一
つのメモリセルに貯蔵することができる。次に、図2
(B)はプログラミング検証動作の間の選択されたワー
ドラインの電圧レベルを示している。この多重ビットプ
ログラミング検出動作の間に選択されたワードラインと
しては、スレッショルド電圧分布が図2(B)に示すよ
うに、電圧0.3V、1.3V、2.3Vが順次印加さ
れる。
【0026】I.多重ビット読出動作 図3は本実施の形態による多重ビット読出動作のタイミ
ングを示している。図3を参照すると、読出動作は2つ
のラッチ311、311aをリセットさせることに(期
間参照)により開始される。この時、伝達ゲート36
0の制御信号(Separate)はローレベルに維持
される。従って、ノード315、315aは相互に電気
的に連結される。次に、与えられた行アドレスにより、
一対のビットラインBL1、BL2中の一方を選択する
ためのアドレス信号AiあるいはAi/バーがパンピン
グレベル(動作電圧3.3Vの装置では、約6V)に遷
移する。ここで、パンピングレベルとはチップ内部のチ
ャージパンプにより動作電圧(3.3V)より昇圧され
た電圧レベルを言う。図3には、アドレス信号(Ai)
がパンピングレベルに遷移し、ビットラインBL2が選
択される場合が例として図示されている。図示したよう
に、アドレス信号Aiがパンピングレベルに遷移する
と、それの相補信号Ai/バーはローレベルに維持さ
れ、プログラミング防止信号Inhibit1、Inh
ibit2も、又、ローレベルに各々維持される。従っ
て、非選択されたビットラインBL1の電圧レベルは仮
想接地ラインのそれと同一になる。選択されたメモリブ
ロックで、非選択されたビットラインは選択されたビッ
トラインに対し、シールド線として作用し、選択された
ビットラインがカップリングされるのを防止する。一
方、感知が必要なビットライン、すなわち、選択された
ビットラインBL2を通じて感知電流が流れるようにす
るため、トランジスタ317、317aのゲートには所
定レベルの基準電圧(Vref)が各々印加される。基
準電圧(Vref)はよく知られているように基準電圧
発生装置から供給される。ここでは、これに対する詳細
な説明は省略する。ただし、この多重ビット動作モード
の間に、活性化されるビットラインの数は単一ビット動
作モードの間に活性化されるビットラインの数の半分で
あるので、この時の基準電圧(Vref)はトランジス
タ317、317aを通じて流れるロード電流が単一ビ
ット動作モードの間のロード電流の半分になるレベルで
維持するのが望ましい。
【0027】与えられた行アドレスにより、選択された
メモリブロックのストリング選択ラインSSLと共通接
地ラインGSL及び、非選択されたワードラインにはパ
ンピンレベルのパス電圧(Vpass)(たとえば、6
V)が各々印加される。メモリセルデータの感知は3つ
のサイクルにかけて遂行される。この時、選択されたワ
ードラインの電圧レベルは一定した感知時間(たとえ
ば、8μs)を単位として2V→1V→0Vの順序に変
わる。選択されたセルのスレッショルド電圧レベルによ
り、該当セルがターンオフするワードライン電圧レベル
が変り、ノード342aが電源電圧(Vcc)レベルに
チャージされる時点も変わる。この時、各ワードライン
電圧レベル2V、1V、0Vで、ラッチ制御信号φR
1、φV2が図3に示すように印加されると、4つの状
態のセルデータの感知が可能になる。これを、具体的に
説明すると、次のようである。
【0028】まず、選択されたワードラインに2Vの電
圧が印加される一番目のサイクルでは、データQ1/バ
ー、Q2/バーが“00”であるかが感知される。図2
(A)を参照すると、選択されたワードラインに2Vの
電圧が印加される時、選択されたワードラインに連結さ
れたセルトランジスタがデータ“00”以外のデータが
書込まれた(あるいはプログラムされた)セルである場
合、該当セルトランジスタはターンオン条件で動作す
る。従って、ラッチ制御信号φR1、φV2が、図3に
示されるように、エンネーブルされ、パルス形態を各々
持つ時点で、トランジスタ321a、324がターンオ
フされることにより、ラッチ311、311aのデータ
は変わらない。しかし、選択されたワードラインに連結
されたセルトランジスタに“00”のデータがプログラ
ムされたセルの場合、該当セルトランジスタがターンオ
フし、選択されたビットラインBL2の電圧レベルが上
昇する。この時、選択されたビットラインBL2の電圧
は空乏型NMOSトランジスタ330aのシャット・オ
フレベルまで上昇する。選択されたビットラインBL2
の電圧がシャット・オフレベルに到達すると、空乏型ト
ランジスタ330aはターンオフされる。これで、トラ
ンジスタ317aを通じて選択されたビットラインBL
2に供給される電荷はビットラインBL2に比べて、相
対的に小さいローディングのノード315bに大部分供
給される。その結果、ノード315bは速く電源電圧
(Vcc)レベルにチャージされる。この時、ラッチ制
御信号φR1、φV2がエンネーブルされ、パルス形態
を各々持つ時点で、トランジスタ321a、324がタ
ーンオンされることにより、ラッチ311、311aの
出力Q1、Q1/バー、Q2、Q2/バーが各々反転さ
れる。だが、この時、ラッチ制御信号φV2がエンネー
ブルされ、ラッチ311aの出力Q2/バーがまず、ロ
ーレベルに反転されると、トランジスタ324がターン
オフされ、他のラッチ311の出力Q1、Q1/バーが
反転できない。従って、ラッチ制御信号φR1のパルス
をラッチ制御信号φV2のパルスより先行して発生さ
せ、ラッチ311の出力Q1、Q1/バーが先に反転す
るようにした後、ラッチ制御信号φV2により、ラッチ
311aの出力Q2、Q2/バーを反転させる。
【0029】次に選択されたセルトランジスタに“0
1”のデータが書込されたセルの場合、選択されたワー
ドラインに1Vの電圧が印加される時、該当セルトラン
ジスタはターンオフされる。従って、図3の期間の
間、ノード342aは電源電圧(Vcc)レベルに変
る。前記期間の間には、ラッチ制御信号φV2だけが
エンネーブルされ、これでラッチ311aの出力Q2/
バーがローレベルに反転される。このように、ラッチ3
11aの出力Q2/バーがローレベルになると、期間
の間、ラッチ制御信号φR1がエンネーブルされても、
トランジスタ324がターンオフ状態に維持されるの
で、期間でラッチされたラッチ311aの出力がその
まま維持される。
【0030】次に選択されたセルトランジスタに“1
0”のデータが書込されたセルの場合、選択されたワー
ドラインに0Vの電圧が印加される時、該当セルトラン
ジスタはターンオフされる。従って、図3の期間の
間、ノード342aはVccレベルに変わる。期間の
間には、ラッチ制御信号φR1だけがエンネーブルさ
れ、これでラッチ311の出力Q1/バーが反転され、
ローレベルになる。
【0031】最後に選択されたセルトランジスタに“1
1”のデータがプログラムされたセルである場合には、
図2(A)を参照すると、セルトランジスタのスレッシ
ョルド電圧が−2.7V以下であるので、該当セルトラ
ンジスタは感知動作の全期間でターンオンされる。従っ
て、ラッチ制御信号φR1、φV2に関係なしに、ノー
ド342aはトランジスタ321a、324のターンオ
ン電圧以下に維持され、ラッチ311、311aの出力
Q1、Q1/バー、Q2、Q2/バーは変わらない。
【0032】II.多重ビットプログラミング及びプログ
ラミング検証動作 図4は本実施の形態による多重ビットプログラミング及
びプログラミング検証動作のタイミングを示している。
図4を参照すると、各プログラミングサイクルは選択さ
れたメモリセルトランジスタのフローティングゲートに
電子を注入するプログラミング動作と、プログラムされ
たメモリセルトランジスタが適定スレッショルド電圧に
到達したかを検証するプログラミング検証動作とからな
る。プログラミングとプログラミング検証動作とはあら
かじめ定められたプログラミング反復回数の範囲内で選
択された全てのメモリセル各々が所定のスレッショルド
電圧に到達するまで、反復的に遂行される。F−Nトン
ネリングを利用して選択されたメモリセルをプログラミ
ングするためには、該当セルのゲートに所定のプログラ
ム電圧(Vpgm)(たとえば、14V〜19V)が各
々印加されるようにし、該当セルのチャンネルには接地
電圧が各々印加されるようにする。従って、プログラム
されるセルのフローティングゲートとチャンネルとの間
には、高い電界が印加される。このような電界によりチ
ャンネルの電子がフローティングゲートとチャンネルと
の間の酸化膜を通過するトンネリングが発生し、該当セ
ルのフローティングゲートに電子が蓄積され、このよう
なフローティングゲートからの電子の蓄積により、プロ
グラムされるセルのスレッショルド電圧が上昇する。
【0033】複数のメモリセルからなる不揮発性半導体
メモリ装置で、プログラミング動作により各メモリセル
がプログラムされる程度には差がある。従って、選択さ
れた各メモリセルに対して一回目のプログラミング動作
が遂行された後、各セルが所望の状態に到達したか否か
を検証し、すでに、所望状態に到達したセルには影響を
与えることなく、所望状態に到達しない残りのセルに対
してだけ、再びプログラミング動作が遂行されるように
しなければならない。このような、プログラミング及び
プログラミング検証動作は選択された全てのメモリセル
が所望のスレッショルド電圧に到達するまで、反復的に
遂行される。
【0034】図1に示された本実施の形態の不揮発性メ
モリ装置は、選択されたワードラインに連結されたセル
中、半分だけがプログラムされる構造を持つ。すなわ
ち、アドレス選択信号Ai、Ai/バー一対のビットラ
インBL1、BL2中、1つのビットライン、例えば、
BL1が選択される場合、選択されない他のビットライ
ンBL2には、対応するプログラミング防止信号Inh
ibit2により、電源電圧(Vcc)が印加され、非
選択されたビットラインBL2の選択されたワードライ
ンに連結されたセルがプログラミングされるのが防止さ
れる。これとは反対の場合にも同一である。
【0035】一方、プログラミング動作の間、外部から
与えられるプログラミングデータ情報は2つのビットラ
インと各々連結される2つのラッチで入力される。図1
に示された本実施の形態の回路では、プログラムされて
いるあるセルのスレッショルド電圧がそれに対応するラ
ッチ感知増幅器により、ラッチされたデータに該当する
レベルに到達すると、2つのラッチ311、311aの
出力Q1、Q2は各々ハイレベルに変わる。これによ
り、プログラミングが完了されたメモリセルが連結され
たビットラインは、対応するラッチから供給される電源
電圧(Vcc)により、チャージされるため、充分にプ
ログラムされていないセルのために、プログラミング動
作が継続的に進行しても、すでにプログラミングが完了
された各セルのスレッショルド電圧は影響を受けない。
【0036】次に、図4のタイミング図を参照し、プロ
グラミング動作とプログラミング検証動作とを具体的に
説明する。
【0037】図4で、サイクルAは一つのプログラミン
グ期間と一つのプログラミング検証期間とからなり、こ
のサイクルの間にはラッチ311にラッチされたデータ
によるプログラミング動作が進行される。サイクルA
は、設計する時、定められた回数(たとえば、16回)
くらい反復され、各プログラミングサイクルで、次のプ
ログラミングサイクルに進行しながら、プログラミング
電圧は設計時、定められた電圧、たとえば、0.2Vぐ
らいずつ増加される。
【0038】プログラミング検証のための感知動作は、
前述した読出動作とほとんど類似するが、図2(A)に
示すように、読出動作の間、選択されたワードラインの
電圧とスレッショルド電圧との間のマージンを確保する
ため、選択されたワードラインとしては読出動作の間
に、それに印加される電圧より、所定レベル、たとえ
ば、0.3V位高い電圧が印加される。又、サイクルA
の間には、ラッチ311に出力Q1によるプログラミン
グ動作が遂行されるので、プログラミング検証の間には
ラッチ311と関連するラッチ制御信号φV1だけがエ
ンネーブルされる。このような、サイクルAに対する1
6回のルーピングが完了すると、次のサイクルBに対す
る16回のルーピングが進行される。この時は、分離ゲ
ート314aの制御信号PGM2がエンネーブルされ、
ハイレベルになる。これで、ラッチ311aの出力Q2
によるプログラミング動作が進行される。このサイクル
のプログラミング検証の間には、ラッチ制御信号φV2
だけがエンネーブルされる。サイクルBに対するルーピ
ングが完了すると、最後のサイクルCに対するルーピン
グが進行され、このサイクルCのルーピングが完了する
と、プログラミングが完了する。
【0039】図5は本発明の実施の形態による多重ビッ
トプログラミング動作の各サイクルに対するルーピング
が順次に進行される間、各データ状態に各々対応するス
レッショルド電圧とラッチ311、311aの出力Q
1、Q2とが変わる状態を示したものである。
【0040】まず、データ“11”の状態、図5(A)
を参照すると、ラッチ311、311aの出力Q1、Q
2が全て‘論理値1’であるので、全体プログラミング
期間の間、二つのビットラインは電源電圧レベルにチャ
ージされる。従って、このような場合には、メモリセル
のプログラミングが防止される。
【0041】次に、データ“10”の場合、図5(B)
を参照すると、ラッチ311の出力Q1だけが‘論理値
0’であるので、サイクルAの間だけ、プログラミング
が遂行される。サイクルAで、該当メモリセルのスレッ
ショルド電圧が所望のレベルに移ると、すなわち、プロ
グラミングが完了すると、ラッチ311の出力Q1が
‘論理値1’に変わって、残りのサイクルB、Cの間
は、プログラミングが防止され、それ以上のプログラミ
ング動作は遂行されない。
【0042】次にデータ“01”の場合、図5(C)を
参照すると、ラッチ311の出力Q1が‘論理値1’で
あるので、一番目のサイクルAの間には、プログラミン
グ動作は遂行されないが、次のサイクルBの間にプログ
ラミングが遂行される。前の場合と同じように、サイク
ルBで、プログラミングが完了すると、ラッチ311a
の出力Q2が‘論理値1’に変わって、最後のサイクル
Cの間は、プログラミングが防止され、それ以上のプロ
グラミング動作は遂行されない。
【0043】最後に、データ“00”の場合、図5
(D)を参照すると、まず、サイクルAの間には、ラッ
チ311の出力Q1によるプログラミングが遂行され
る。これは、たとえ該当メモリセルのスレッショルド電
圧がプログラミング検証の基準電圧、たとえば、0.3
V以上になっても、ラッチ311aの出力Q2が‘論理
値0’により、トランジスタ322がターンオフされ、
ラッチ311の出力Q1が‘論理値1’に変わらないか
らである。それで、プログラミング速度が速いメモリセ
ルの場合には、図5(D)に示されたように、セルのス
レッショルド電圧が0.7V以上である場合にも存在す
る。つづいて、サイクルBの間に、ラッチ311aの出
力Q2によるプログラミングが遂行される。この時、メ
モリセルのスレッショルド電圧が1.3V以上になる
と、プログラミング検証段階でラッチ311aの出力Q
2が‘論理値1’に変わり、プログラミングが防止され
る。しかし、この時は該当メモリセルのスレッショルド
電圧はまだデータ“00”に対応するレベルまで到達で
きない状態にある。再び、最後のサイクルCの間に、ラ
ッチ311の出力Q1によるプログラミングループが進
行しながら、該当メモリセルのスレッショルド電圧は正
(+)の値に増加する。この時、スレッショルド電圧が
2.3V以上になると、ラッチ311の出力Q1は‘論
理値1’に変わり、残りのルーピング期間の間にはプロ
グラミングが防止され、それ以上のプログラミング動作
は遂行されない。これで、該当メモリセルのプログラミ
ングが完了する。
【0044】III.多重ビット消去及び消去検証動作 図6及び図7は本発明の実施の形態による多重ビット消
去及び消去検証動作のタイミングを各々示している。消
去動作はメモリブロックを単位として遂行される。消去
動作の間に、ストリング選択ライン(SSL)及び接地
選択ライン(GSL)が各々フローティングされ、選択
されたブロックのワードラインWL1〜WLmには接地
電圧0Vが印加される。選択された複数のワードライン
WL1〜WLmに連結されたメモリセルM1〜Mmは同
時に消去される。この時、メモリセルが形成されている
基板には、消去電圧(Vers)(通常的に21V〜2
4V)が印加される。これにより、各セルのフローティ
ングゲートと基板との間に高電界が形成される。従っ
て、フローティングゲートに貯蔵されていた電子は高電
界によるF−Nトンネリングにより、フローティングゲ
ートから基板に流出される。これにより、各々の選択さ
れたメモリセルのスレッショルド電圧は負(−)の値に
移動する。この消去動作でもプログラミング動作と類似
して、消去動作と消去検証動作とが反復的に遂行され、
各々の選択されたメモリセルが所望のスレッショルド電
圧に到達すると、消去動作は終了する。
【0045】図6を参照すると、消去動作の間に、基板
に高い消去電圧(Vers)が印加されると、ストリン
グ選択トランジスタST1のソースのP−N接合が順方
向バイアスされ、該当ビットラインの電圧レベルも消去
電圧ほど上昇する。この消去動作の間に、ビットライン
選択信号であるアドレス信号Ai、Ai/バーは接地電
圧レベルに、そして、空乏型トランジスタ330、33
0aの制御信号FBLSHFは所定のバイアスレベル、
たとえば、6Vに各々維持される。
【0046】図7を参照すると、消去検証動作の間、選
択されたメモリブロックのストリング選択ラインSSL
及び接地選択ラインGSLには6Vの電圧が印加され、
選択されたブロックの全てのワードラインには接地電圧
0Vが印加される。消去検証動作は前述した読出動作と
類似するが、消去検証動作ではストリング内の全てのメ
モリセルによりビットラインの電圧レベルが決定され
る。上述したように、消去動作は選択されたブロック内
の全てのビットラインに対して同時に遂行されるので、
消去検証も、又、偶数番目のビットラインと奇数番目の
ビットラインとに対して全て遂行しなければならないの
で、図7に示されたように2番目の読出動作が遂行され
る。まず、ラッチ311、311aがリセットされた状
態で、ハイレベルのアドレス信号Ai/バーにより、ビ
ットラインBL1が選択され、これに対する消去検証動
作が開始される。万一、ビットラインBL1に連結され
たストリング内の全てのセルトランジスタが消去された
状態であると、各ワードラインの電圧が0Vである時、
ストリング内の全てのセルはターンオンされる。従っ
て、ノード342はローレベルになる。このような状態
は一般的にパス状態と呼ばれる。反対に、ストリング内
にある一つのセルでも完全に消去されないと、ノード3
42はハイレベルになり、ラッチ制御信号φR1がエン
ネーブルされた時、ラッチ311の出力Q1がハイレベ
ルに変わり、消去失敗状態が表示される。以上のよう
な、プログラム検証動作はハイレベルのアドレス信号A
iにより、ビットラインBL2が選択された場合にも、
同様に遂行される。消去検証は一つの消去状態データ
“11”に対する読出動作であるので、一つのビットラ
インで、一つのデータだけを読出すればよい。従って、
消去検証のための読出の結果は、各ビットラインに連結
された各々のラッチ感知増幅器に貯蔵することができ
る。
【0047】以上、多重ビット動作モードからの読出、
プログラミング、プログラミング検証、消去、消去検証
動作について説明した。このモードでは伝達ゲート36
0がいつもターンオン状態にあり、ノード315、31
5aが相互に電気的に連結される。
【0048】しかし、単一ビット動作モードでは、伝達
ゲート360がハイレベルの制御信号(Separat
e)により、いつもターンオフ状態にあるようになる。
この時、ラッチ制御信号φV1、φV2、φR1がいつ
も同時にエンネーブルされる。
【0049】図8は本発明の実施の形態による単一ビッ
ト読出動作のタイミングを示し、図9は本発明の実施の
形態による単一ビットプログラミング及びプログラミン
グ動作のタイミングを示し、図10は本発明の実施の形
態による単一ビット消去動作のタイミングをそれぞれ示
している。
【0050】図8ないし図10を参照すると、この単一
ビットの読出、プログラミング、プログラミング検証、
消去、消去検証動作は伝達ゲート360により、2つの
ラッチ311、311aが電気的に分離され、ラッチ3
11、311aの制御信号φV1、φV2、φR1が同
時にエンネーブルされることを除外しては、すでによく
知られている従来の単一ビットナンドフラッシュメモリ
の動作と同一である。従って、ここではこれらに対する
詳細な説明は省略する。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、ビットライン対に連結
された2つのラッチが、動作モードにより、伝達ゲート
により相互に電気的に分離されたり連結されたりするの
で、多重ビット動作と単一ビット動作とがメモリセルア
レイの局部的な領域で同時に遂行することができる。
又、多重ビットプログラム検証動作の間の選択されたワ
ードラインの電圧が多重ビット読出動作の間の選択され
たワードラインの電圧より一定の電位差だけ、高く設定
され、読出動作の間のワードライン電圧レベルより、プ
ログラムされるセルのスレッショルド電圧レベルをより
高く分布させ、読出動作マージンが改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による不揮発性半導体メモリ装置の望し
い実施の形態を示す回路図。
【図2】本発明の実施の形態による多重ビット動作の
間、データ状態に各々対応するスレッショルド電圧の分
布と選択されたワードラインの電圧レベルとを各々示す
図で、図2(A)は多重ビット読出動作の間の選択され
たワードラインの電圧レベルを、図2(B)は多重ビッ
トプログラミング検証動作の間の選択されたワードライ
ンの電圧レベルをそれぞれ示す図。
【図3】本発明の実施の形態による多重ビット読出動作
のタイミング図。
【図4】本発明の実施の形態による多重ビットプログラ
ミング動作及びプログラミング検証動作のタイミング
図。
【図5】本発明の実施の形態による多重ビットプログラ
ミング動作の間、各データ状態に各々対応するスレッシ
ョルド電圧と、ラッチ感知増幅器の出力とが変る様相を
示す図。
【図6】本発明の実施の形態による多重ビット消去動作
のタイミング図。
【図7】本発明の実施の形態による多重ビット消去検証
動作のタイミング図。
【図8】本発明の実施の形態による単一ビット読出動作
のタイミング図。
【図9】本発明の実施の形態による単一ビットプログラ
ミング及びプログラミング動作のタイミング図。
【図10】本発明の実施の形態による単一ビット消去動
作のタイミング図。
【符号の説明】
100 メモリセルアレイ 200 行ディコーダ回路 300 ページバッファ回路 310,310a ラッチ感知増幅器 320,320a ラッチ制御器 360 伝達ゲート

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行と列とを定義するように基板上に形成
    されたメモリセルのアレイと;各行に従って伸張する複
    数のワードラインと;各列に従って伸張する複数のビッ
    トライン対と;各ビットライン対に各々対応する複数の
    外部データライン対と;前記各ビットライン対及び前記
    各外部データライン対に対応し、プログラミング及びプ
    ログラミング検証動作の間に前記対応するビットライン
    対に対応する前記外部データライン対からのデータを伝
    達し、プログラミング状態を検証し、読出動作の間に対
    応する前記外部データライン対に対応する前記ビットラ
    イン対上のデータを伝達する複数のページバッファとを
    含み;前記各ページバッファは、 第1ノードと、 第2ノードと、 対応するビットライン対中の第1ビットラインと第1ノ
    ードとの間に連結され、第1制御信号(BLSHF)に
    応答し、選択的に前記第1ビットラインと前記第1ノー
    ドとを電気的に連結する第1分離手段と、 対応するビットライン対中の第2ビットラインと第2ノ
    ードとの間に連結され、前記第1制御信号に応答し、選
    択的に前記第2ビットラインと前記第2ノードとを電気
    的に連結する第2分離手段と、 第2及び第3制御信号Inhibit1、Inhibi
    t2に応答し、前記プログラミング動作の間に前記第1
    及び第2ノードに選択的にプログラム防止電圧を供給す
    ると共に、前記読出動作の間に前記第1及び第2ノード
    に選択的に接地電圧を供給する第1電圧供給手段と、 第3ノード及び第4ノードと、 前記第1及び第3ノードの間に連結され、第2制御信号
    Ai/バーに応答し、選択的に前記第1ノードと前記第
    3ノードとを相互に電気的に連結する第3分離手段と、 前記第2及び第4ノードの間に連結され、第3制御信号
    Aiに応答し、選択的に前記第2ノードと前記第4ノー
    ドとを相互に電気的に連結する第4分離手段と、 前記対応する外部データライン対中の第1データライン
    に連結される第5ノードと、 前記対応する外部データライン対中の第2データライン
    に連結される第6ノードと、 前記第3及び第5ノードの間に連結され、第4制御信号
    PGM1に応答し、選択的に前記第3ノードと前記第5
    ノードとを相互に電気的に連結する第5分離手段と、 前記第4及び第6ノードの間に連結され、第5制御信号
    GPM2に応答し、選択的に前記第4ノードと前記第6
    ノードとを相互に電気的に連結する第6分離手段と、 第6制御信号DCBに応答し、選択的に前記第3ノード
    と前記第4ノードとに前記接地電圧を供給する第2電圧
    供給手段と、 第7制御信号(Vref)に応答し、選択的に前記第3
    ノードと前記第4ノードとに定電流を供給する電流供給
    手段と、 第8制御信号(Separate)に応答し、選択的に
    前記第3ノードと前記第4ノードとを相互に電気的に連
    結する第7分離手段と、 第7ノードと、 第8ノードと、 前記第5ノードと前記第7ノードとの間に連結され、前
    記第5及び第7ノード上の情報をラッチすると共に、前
    記第5及び第7ノードに相補的な信号を各々出力する第
    1ラッチと、 前記第6ノードと前記第8ノードとの間に連結され、前
    記第6及び第8ノード上の情報をラッチすると共に、前
    記第6及び第8ノードに相補的な信号を各々出力する第
    2ラッチと、 第9ないし第11制御信号φV1、φR1、φV2に応
    答し、前記プログラミング動作と、前記プログラミング
    検証動作及び前記読出動作との間に前記第1及び第2ラ
    ッチの出力状態を各々制御するラッチ制御手段とを具備
    することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1分離手段は、前記第1ビットラ
    インと前記第1ノードとの間に連結される電流通路と前
    記第1制御信号に連結される制御端子とを持つトランジ
    スタを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性
    半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記トランジスタは、空乏型NMOSト
    ランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の不
    揮発性半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2分離手段は、前記第2ビットラ
    インと前記第2ノードとの間に連結される電流通路と前
    記第1制御信号に連結される制御端子とを持つトランジ
    スタを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性
    半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタは、空乏型NMOSト
    ランジスタであることを特徴とする請求項4に記載の不
    揮発性半導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 前記第7分離手段は、前記第8制御信号
    に応答して多重ビット動作モードの間に前記第3及び第
    4ノードを相互に電気的に連結し、単一ビット動作モー
    ドの間に前記第3及び第4ノードを相互に電気的に分離
    することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体
    メモリ装置。
  7. 【請求項7】 第7分離手段は、前記第3及び第4ノー
    ドの間に連結される電流通路と前記第8制御信号に連結
    される相補的なゲートとを持つCMOS伝達ゲートを含
    むことを特徴とする請求項6に記載の不揮発性半導体メ
    モリ装置。
  8. 【請求項8】 前記ラッチ制御手段は、 前記第7ノードに連結される電流通路と前記第3ノード
    に連結される制御端子とを持つ第1トランジスタと、 前記第1トランジスタの前記電流通路に連結される電流
    通路と前記第6ノードに連結される制御端子とを持つ第
    2トランジスタと、 前記第2トランジスタの前記電流通路と前記接地電圧と
    の間に連結される電流通路と前記第9制御信号φV1に
    連結される制御端子とを持つ第3トランジスタと、 前記第1トランジスタの前記電流通路に連結される電流
    通路と前記第8ノードに連結される制御端子とを持つ第
    4トランジスタと、 前記第4トランジスタの前記電流通路と前記接地電圧と
    の間に連結される電流通路と前記第10制御信号φR1
    に連結される制御端子とを持つ第5トランジスタと、 前記第8ノードに連結される電流通路と前記第4ノード
    に連結される制御端子とを持つ第6トランジスタと、 前記第6トランジスタの前記電流通路と前記接地電圧と
    の間に連結される電流通路と前記第11制御信号φV2
    に連結される制御端子とを持つ第7トランジスタと、を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体
    メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記第9ないし第11制御信号の各々
    は、パルス波形を持つことを特徴とする請求項8に記載
    の不揮発性半導体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 前記メモリセルアレイは、NAND構
    造であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半
    導体メモリ装置。
  11. 【請求項11】 多重ビット読出動作モードの間に、階
    段波形の第1ワードライン信号が選択されたワードライ
    ンに印加され、パンピンでレベルの第2ワードライン信
    号が非選択されたワードラインに各々印加されることを
    特徴とする請求項10に記載の不揮発性半導体メモリ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第1ワードライン信号は、所定の
    時間間隔に第1電圧レベルから第3電圧レベルに順次遷
    移することを特徴とする請求項11に記載の不揮発性半
    導体メモリ装置。
  13. 【請求項13】 前記第1電圧レベルは前記第2電圧レ
    ベルより高く、前記第2電圧レベルは前記第3電圧レベ
    ルより高いことを特徴とする請求項12に記載の不揮発
    性半導体メモリ装置。
  14. 【請求項14】 前記第1ないし第3電圧レベルは各々
    2V、1V、0Vであることを特徴とする請求項13に
    記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  15. 【請求項15】 多重ビットプログラミング動作の間、
    前記ラッチ中の一つによりラッチされたデータを利用し
    たプログラミングが完了された後、他の一つによりラッ
    チされたデータを利用したプログラミングが遂行される
    ことを特徴とする請求項10に記載の不揮発性半導体メ
    モリ装置。
  16. 【請求項16】 多重ビットプログラミング検証動作の
    間、選択されたワードラインに印加される電圧は、前記
    多重ビット読出動作の間に前記選択されたワードライン
    に印加される電圧より高いことを特徴とする請求項10
    に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
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