JPH0972473A - ホ−ス型可撓性継手 - Google Patents
ホ−ス型可撓性継手Info
- Publication number
- JPH0972473A JPH0972473A JP7248572A JP24857295A JPH0972473A JP H0972473 A JPH0972473 A JP H0972473A JP 7248572 A JP7248572 A JP 7248572A JP 24857295 A JP24857295 A JP 24857295A JP H0972473 A JPH0972473 A JP H0972473A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- hose
- nipple
- fitting
- joint
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、ホ−ス型継手スのホ−ス本体がねじ
れて取り付けられることがない継手構造を提供すること
を課題とするものである。 【解決手段】可撓性ホ−スの端部にホ−スの内周側にニ
ップルを挿入し、外周側にスリ−ブを配置して締結して
なるホ−ス型可撓性継手において、少なくとも一方側の
当該ニップルに相手方の接続端との螺着用ねじ部を有す
る外周継手金具を周方向に回転可能なように装着した回
転機構を有するホ−ス型可撓性継手。 1‥可撓ホ−ス、2‥補強層、3‥ニップル、4‥スリ
−ブ、5‥段部、7‥O−リング、9‥外周継手金具、
91 ‥外周金具、92 ‥袋ナット、10‥段部、20‥
パッキン。
れて取り付けられることがない継手構造を提供すること
を課題とするものである。 【解決手段】可撓性ホ−スの端部にホ−スの内周側にニ
ップルを挿入し、外周側にスリ−ブを配置して締結して
なるホ−ス型可撓性継手において、少なくとも一方側の
当該ニップルに相手方の接続端との螺着用ねじ部を有す
る外周継手金具を周方向に回転可能なように装着した回
転機構を有するホ−ス型可撓性継手。 1‥可撓ホ−ス、2‥補強層、3‥ニップル、4‥スリ
−ブ、5‥段部、7‥O−リング、9‥外周継手金具、
91 ‥外周金具、92 ‥袋ナット、10‥段部、20‥
パッキン。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】水道水を洗面台、調理台、水
洗便器等へ給水する際、従来より銅パイプや、ステンレ
ス製の蛇腹管等を用いてその両端に袋ナットを装着した
ものが一般に用いられている。しかしこれらは取付ける
場所が狭かったり、工事の過程で取付け長さや位置がか
わると、管自体に可撓性が乏しいためにその修正が大変
であったり、取り付ける手間もかかっていた。そのた
め、内面層にEPDM製のゴムチュ−ブを用い、その外
周をステンレス線で編組補強をした可撓性を有するホ−
スに継手金具を加締締結したホ−ス型の可撓性継手が用
いられるようになってきた。
洗便器等へ給水する際、従来より銅パイプや、ステンレ
ス製の蛇腹管等を用いてその両端に袋ナットを装着した
ものが一般に用いられている。しかしこれらは取付ける
場所が狭かったり、工事の過程で取付け長さや位置がか
わると、管自体に可撓性が乏しいためにその修正が大変
であったり、取り付ける手間もかかっていた。そのた
め、内面層にEPDM製のゴムチュ−ブを用い、その外
周をステンレス線で編組補強をした可撓性を有するホ−
スに継手金具を加締締結したホ−ス型の可撓性継手が用
いられるようになってきた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】かかるホ−ス型可撓性
継手は、従来の継手の欠点である狭い場所での取付け
や、取付け位置の変化にも容易に対応できるが、その反
面、可撓性を有するホ−ス部は、ねじれやすく汎用性の
高い両端に袋ナットのついた形状のものでは袋ナットを
相手方にねじ込み締付る時、ホ−ス部がねじれたままで
取り付けられてしまうことがしばしば発生する。このよ
うに、ホ−ス型可撓性継手をねじれたまま取り付ける
と、見栄えが悪いだけでなく、継手金具とホ−ス部の締
結部のシ−ル性の低下や繰返しの加圧によるホ−スの戻
ろうとするねじれの力により、袋ナット等のネジ締結部
がゆるみ、漏水したり、ホ−スの寿命を短くしたりする
問題があった。
継手は、従来の継手の欠点である狭い場所での取付け
や、取付け位置の変化にも容易に対応できるが、その反
面、可撓性を有するホ−ス部は、ねじれやすく汎用性の
高い両端に袋ナットのついた形状のものでは袋ナットを
相手方にねじ込み締付る時、ホ−ス部がねじれたままで
取り付けられてしまうことがしばしば発生する。このよ
うに、ホ−ス型可撓性継手をねじれたまま取り付ける
と、見栄えが悪いだけでなく、継手金具とホ−ス部の締
結部のシ−ル性の低下や繰返しの加圧によるホ−スの戻
ろうとするねじれの力により、袋ナット等のネジ締結部
がゆるみ、漏水したり、ホ−スの寿命を短くしたりする
問題があった。
【0003】そのため、ホ−ス型可撓性継手の継手金具
の一方に例えば特願平4−88025号のような急速継
手といわれる自在継手を装着したり、取り付ける相手方
にこのような機構やスイベル機構を有する接続部品を取
り付けてこれらの問題に対処している。しかし、これら
の部品は比較的高価であり、又、部品の汎用性という点
では大きな問題があった。
の一方に例えば特願平4−88025号のような急速継
手といわれる自在継手を装着したり、取り付ける相手方
にこのような機構やスイベル機構を有する接続部品を取
り付けてこれらの問題に対処している。しかし、これら
の部品は比較的高価であり、又、部品の汎用性という点
では大きな問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の欠点を改
良するためになされたものであって、その要旨は、可撓
性ホ−スの端部にホ−スの内周側にニップルを挿入し、
外周側にスリ−ブを配置して締結してなるホ−ス型可撓
性継手において、少なくとも一方側の当該ニップルに相
手方の接続端との螺着用ねじ部を有する外周継手金具を
周方向に回転可能なように装着したことを特徴とする回
転機構を有するホ−ス型可撓性継手に係るものである。
良するためになされたものであって、その要旨は、可撓
性ホ−スの端部にホ−スの内周側にニップルを挿入し、
外周側にスリ−ブを配置して締結してなるホ−ス型可撓
性継手において、少なくとも一方側の当該ニップルに相
手方の接続端との螺着用ねじ部を有する外周継手金具を
周方向に回転可能なように装着したことを特徴とする回
転機構を有するホ−ス型可撓性継手に係るものである。
【0005】そして、ニップル先端の外周面と外周金具
の内周面とに段部を形成して両者を係止させ、かつ両者
の係合面にO−リングを介在させ、更にその外周に相手
方の接続端との螺着用ねじを有する外周継手金具を設け
るのがよく、特に言えば、外周継手金具が雌ねじを備え
た継手金具であり、雌ねじ部よりもスリ−ブ側が小径と
なる内段部を形成し、この内段部にパッキング材を介在
させた構造のものがよい。勿論、場合によっては外周継
手金具が雄ねじを備えた継手金具であってもよい。
の内周面とに段部を形成して両者を係止させ、かつ両者
の係合面にO−リングを介在させ、更にその外周に相手
方の接続端との螺着用ねじを有する外周継手金具を設け
るのがよく、特に言えば、外周継手金具が雌ねじを備え
た継手金具であり、雌ねじ部よりもスリ−ブ側が小径と
なる内段部を形成し、この内段部にパッキング材を介在
させた構造のものがよい。勿論、場合によっては外周継
手金具が雄ねじを備えた継手金具であってもよい。
【0006】本発明のホ−ス型可撓性継手にあっては、
ホ−ス端の少なくとも一方側の継手金具を周方向に回転
可能としたものであり、相手側の接続端に強固に接続し
ても継手金具自体が回転するものであり、ホ−ス本体が
ねじれた状態で取り付けられることはない。尚、他端の
接続用継手金具は公知の一般的な雄ねじや雌ねじを有す
る袋ナット等でよい。
ホ−ス端の少なくとも一方側の継手金具を周方向に回転
可能としたものであり、相手側の接続端に強固に接続し
ても継手金具自体が回転するものであり、ホ−ス本体が
ねじれた状態で取り付けられることはない。尚、他端の
接続用継手金具は公知の一般的な雄ねじや雌ねじを有す
る袋ナット等でよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の更に具体的な構造として
は、ホ−スと直接固定されたニップルと、外周継手金具
の一部としての外周金具との間にあって、相互に段部を
形成して係合するもので、この段部と、ホ−スと締結さ
れたスリ−ブの間で長手方向を規制し、周方向の回転を
可能としたものである。そして更にニップルと外周金具
の対向する係合面にO−リング溝を形成し、ここにO−
リングを嵌合してシ−ルをし、この外周金具の更に外周
に相手方接続端と螺着されるねじ部を有する外周継手金
具の一部としての継手用袋ナットを設け、袋ナットの内
側に装着されたパッキンで相手方接続端とシ−ルする構
造のものである。又、本発明にあっては、取扱上支障が
ない場合には外周金具と袋ナットを一体化して外周継手
金具としてもよいことは勿論である。
は、ホ−スと直接固定されたニップルと、外周継手金具
の一部としての外周金具との間にあって、相互に段部を
形成して係合するもので、この段部と、ホ−スと締結さ
れたスリ−ブの間で長手方向を規制し、周方向の回転を
可能としたものである。そして更にニップルと外周金具
の対向する係合面にO−リング溝を形成し、ここにO−
リングを嵌合してシ−ルをし、この外周金具の更に外周
に相手方接続端と螺着されるねじ部を有する外周継手金
具の一部としての継手用袋ナットを設け、袋ナットの内
側に装着されたパッキンで相手方接続端とシ−ルする構
造のものである。又、本発明にあっては、取扱上支障が
ない場合には外周金具と袋ナットを一体化して外周継手
金具としてもよいことは勿論である。
【0008】尚、本発明の外周継手金具は必ずしもホ−
スの両端に装着される必要はなく、一方のみを本発明の
構造とするもので十分である。又、可撓性ホ−スの構造
については可撓性を付与したものであればよく、特に限
定されるものではない。ホ−スの構造の一例としては、
内面層に合成樹脂やゴムのチュ−ブを用いこの表面に補
強層として各種の繊維編組層を用いた構造のものや、こ
れを更に塩化ビニル等にて外面層を形成したりする構造
等いずれでもよいことはいうまでもない。
スの両端に装着される必要はなく、一方のみを本発明の
構造とするもので十分である。又、可撓性ホ−スの構造
については可撓性を付与したものであればよく、特に限
定されるものではない。ホ−スの構造の一例としては、
内面層に合成樹脂やゴムのチュ−ブを用いこの表面に補
強層として各種の繊維編組層を用いた構造のものや、こ
れを更に塩化ビニル等にて外面層を形成したりする構造
等いずれでもよいことはいうまでもない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面をもって更に詳細に説明
する。図1は本発明のホ−ス型可撓性継手の第1実施例
を示す一部切断図である。図中、1はゴム製の可撓ホ−
スであり、2はこのホ−ス1中に埋設されたステンレス
線による補強層である。3はこのホ−ス1の先端内に挿
入されたニップルであり、その外周には環状凸部31 が
形成されている。一方、このニップル3を挿入されたホ
−スの外周にスリ−ブ4が配置され、凸部31 、31 間
に加締加工を施して一体化する。そして、このニップル
3の先端には大径の段部5及びこの大径部にO−リング
溝6が形成されて、この溝6内にゴム製のO−リング7
を嵌合させてある。
する。図1は本発明のホ−ス型可撓性継手の第1実施例
を示す一部切断図である。図中、1はゴム製の可撓ホ−
スであり、2はこのホ−ス1中に埋設されたステンレス
線による補強層である。3はこのホ−ス1の先端内に挿
入されたニップルであり、その外周には環状凸部31 が
形成されている。一方、このニップル3を挿入されたホ
−スの外周にスリ−ブ4が配置され、凸部31 、31 間
に加締加工を施して一体化する。そして、このニップル
3の先端には大径の段部5及びこの大径部にO−リング
溝6が形成されて、この溝6内にゴム製のO−リング7
を嵌合させてある。
【0010】更にこのニップルの外周に外周金具91 と
相手方の接続端(雄ねじ)との螺着用雌ねじ81 を設け
た袋ナット92 を組み合わせて組み立てて外周継手金具
9としたもので、ニップル3の段部5と外周金具91 の
段部10を係合するもので、ここに外周金具91 の内周
面11は前記O−リング7に接し、ここにニップル3と
外周金具91 のシ−ルは完全となる。ここで更にこの外
周金具91 の外側に配置された袋ナット92 は外周金具
91 の大径段部12に袋ナット92 の小径段部13に係
合するもので、相手方接続部と雌ねじ81 により螺着さ
れる。この時、袋ナット92 の内周に配置されたパッキ
ン20によりシ−ルされる。
相手方の接続端(雄ねじ)との螺着用雌ねじ81 を設け
た袋ナット92 を組み合わせて組み立てて外周継手金具
9としたもので、ニップル3の段部5と外周金具91 の
段部10を係合するもので、ここに外周金具91 の内周
面11は前記O−リング7に接し、ここにニップル3と
外周金具91 のシ−ルは完全となる。ここで更にこの外
周金具91 の外側に配置された袋ナット92 は外周金具
91 の大径段部12に袋ナット92 の小径段部13に係
合するもので、相手方接続部と雌ねじ81 により螺着さ
れる。この時、袋ナット92 の内周に配置されたパッキ
ン20によりシ−ルされる。
【0011】この構造は、袋ナット92 は外周金具91
に対して自由に回転でき、相手方接続端への袋ナット9
2 の取り付けが容易で、袋ナット92 を強固に相手方接
続端へ締め付けても外周金具91 とニップル3の間では
ホ−ス型可撓性継手の回転が得られるという利点が大き
い。
に対して自由に回転でき、相手方接続端への袋ナット9
2 の取り付けが容易で、袋ナット92 を強固に相手方接
続端へ締め付けても外周金具91 とニップル3の間では
ホ−ス型可撓性継手の回転が得られるという利点が大き
い。
【0012】図2は図1に示した本発明のホ−ス型可撓
性継手の変形例であって、外周金具91 と袋ナット92
を一体化して外周継手金具9とした例である。袋ナット
92が一体化されているため相手方接続端に袋ナット92
を取り付ける際、O−リング7が直接ニップル3との
間で嵌合されているため袋ナット92 がやや廻りにくく
はなるが、前記した図1のものと比べて構造は簡単とな
る。
性継手の変形例であって、外周金具91 と袋ナット92
を一体化して外周継手金具9とした例である。袋ナット
92が一体化されているため相手方接続端に袋ナット92
を取り付ける際、O−リング7が直接ニップル3との
間で嵌合されているため袋ナット92 がやや廻りにくく
はなるが、前記した図1のものと比べて構造は簡単とな
る。
【0013】図3は本発明のホ−ス型可撓性継手の第2
実施例であり、相手方の接続端が雌ねじであるため、外
周継手金具9には雄ねじ82 が刻設された例である。
実施例であり、相手方の接続端が雌ねじであるため、外
周継手金具9には雄ねじ82 が刻設された例である。
【0014】このように、本発明におけるこの外周継手
金具は接続される相手方の接続端との関係で雌ねじでも
雄ねじでも自由に選択されるものであって、又、外周継
手金具はそれ自体が複数に分割されていてもよい。
金具は接続される相手方の接続端との関係で雌ねじでも
雄ねじでも自由に選択されるものであって、又、外周継
手金具はそれ自体が複数に分割されていてもよい。
【0015】本発明は外周継手金具とニップル先端との
間の係合面をもって、或いは外周継手金具自体の係合面
をもって周方向に回転可能としたものであり、取り付け
時にホ−ス自体のねじれが解消されることとなる。尚、
O−リング溝は図例ではニップル側に形成したが、外周
継手金具側の内周面に形成してもよいことは勿論であ
る。
間の係合面をもって、或いは外周継手金具自体の係合面
をもって周方向に回転可能としたものであり、取り付け
時にホ−ス自体のねじれが解消されることとなる。尚、
O−リング溝は図例ではニップル側に形成したが、外周
継手金具側の内周面に形成してもよいことは勿論であ
る。
【0016】(具体例)可撓性ホ−スとして、内面層と
して内径9mm、外径12.5mmのEPDM製ゴムチ
ュ−ブに、0.2mmのステンレス線を6本合糸して2
4ボビンの編組機で補強層として編組み、更にその外側
に0.5mmの厚みの塩化ビニル樹脂で外面層を被覆し
たものを作った。
して内径9mm、外径12.5mmのEPDM製ゴムチ
ュ−ブに、0.2mmのステンレス線を6本合糸して2
4ボビンの編組機で補強層として編組み、更にその外側
に0.5mmの厚みの塩化ビニル樹脂で外面層を被覆し
たものを作った。
【0017】このホ−スの両端に従来の構造である黄銅
製のニップルと袋ナットを装着して従来技術によるホ−
ス型可撓性継手を得た。
製のニップルと袋ナットを装着して従来技術によるホ−
ス型可撓性継手を得た。
【0018】そして本発明のホ−ス型可撓性継手として
図1〜図3に示した構造のものを得た。いずれも一方端
は従来の継手が装着されたものである。これらの例にあ
って、ニップル3側にJIS−2401に規定されたO
−リング溝を設け、ここにJIS−B−2401にて規
定されるP−9サイズのO−リングを嵌め込んでシ−ル
に供した。O−リング材質はEPDMとした。
図1〜図3に示した構造のものを得た。いずれも一方端
は従来の継手が装着されたものである。これらの例にあ
って、ニップル3側にJIS−2401に規定されたO
−リング溝を設け、ここにJIS−B−2401にて規
定されるP−9サイズのO−リングを嵌め込んでシ−ル
に供した。O−リング材質はEPDMとした。
【0019】(試験結果)ここで取り付け時の状態及び
加圧繰り返し試験の結果を示す。先ず、ホ−ス型可撓性
継手の全長を400mmとし、取付け角度が90度とな
るよう各々のホ−スを取付けた。袋ナットにはゴムのパ
ッキンを入れ、雄ねじには市販のシ−ルテ−プを巻い
た。
加圧繰り返し試験の結果を示す。先ず、ホ−ス型可撓性
継手の全長を400mmとし、取付け角度が90度とな
るよう各々のホ−スを取付けた。袋ナットにはゴムのパ
ッキンを入れ、雄ねじには市販のシ−ルテ−プを巻い
た。
【0020】上記試験の結果、従来のホ−ス型可撓伸縮
継手では、一方を締付けた後残りの袋ナットを締め付け
ると、ホ−スが45〜90度ねじれてしまい、外観上極
めて見栄えの悪い取り付け状態となった。更に、このよ
うな状態で水により17.5kgf/cm2 と0kgf
/cm2の加圧繰返し試験を行なったところ、従来のも
のは袋ナットがゆるみ4本中3本が漏水した。
継手では、一方を締付けた後残りの袋ナットを締め付け
ると、ホ−スが45〜90度ねじれてしまい、外観上極
めて見栄えの悪い取り付け状態となった。更に、このよ
うな状態で水により17.5kgf/cm2 と0kgf
/cm2の加圧繰返し試験を行なったところ、従来のも
のは袋ナットがゆるみ4本中3本が漏水した。
【0021】一方、本発明によるホ−ス型可撓性継手
は、いずれも取付時ねじれる心配もないのでより強固に
接続用ねじ部を締付けることができ、加圧繰り返し試験
にあっても上記のような問題は全く生じなかった。
は、いずれも取付時ねじれる心配もないのでより強固に
接続用ねじ部を締付けることができ、加圧繰り返し試験
にあっても上記のような問題は全く生じなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のような構造としたため、
ホ−ス本体がねじれて取り付けられることがなくなり、
ねじれによって生ずる欠点を解消できたものである。
又、汎用的なねじを外側金具として使用できるのでコス
トダウンとなると伴にメンテナンスも容易である。
ホ−ス本体がねじれて取り付けられることがなくなり、
ねじれによって生ずる欠点を解消できたものである。
又、汎用的なねじを外側金具として使用できるのでコス
トダウンとなると伴にメンテナンスも容易である。
【図1】図1は本発明のホ−ス型可撓性継手の第1実施
例を示す一部切断図である。
例を示す一部切断図である。
【図2】図2は図1に示した本発明のホ−ス型可撓性継
手の変形例を示す一部切断図である。
手の変形例を示す一部切断図である。
【図3】図3は本発明のホ−ス型可撓性継手の第2実施
例を示す一部切断図である。
例を示す一部切断図である。
1‥‥可撓ホ−ス、 2‥‥ホ−ス中に埋設された補強層、 3‥‥ホ−スの先端内に挿入されたニップル、 4‥‥ニップル3に対向して外挿されたスリ−ブ、 5‥‥ニップル3の段部、 6‥‥O−リング溝、 7‥‥O−リング、 9‥‥外周継手金具、 91 ‥‥外周金具、 92 ‥‥袋ナット、 10‥‥外周金具91 の段部、 20‥‥パッキン。
Claims (4)
- 【請求項1】 可撓性ホ−スの端部にホ−スの内周側に
ニップルを挿入し、外周側にスリ−ブを配置して締結し
てなるホ−ス型可撓性継手において、少なくとも一方側
の当該ニップルに相手方の接続端との螺着用ねじ部を有
する外周継手金具を周方向に回転可能なように装着した
ことを特徴とする回転機構を有するホ−ス型可撓性継
手。 - 【請求項2】 ニップル先端の外周面と外周金具の内周
面とに段部を形成して両者を係止させ、かつ両者の係合
面にO−リングを介在させ、更にその外周に相手方の接
続端との螺着用ねじを有する外周継手金具を設けた請求
項第1項記載のホ−ス型可撓性継手。 - 【請求項3】 外周継手金具が雌ねじを備えた継手金具
であり、雌ねじ部よりもスリ−ブ側が小径となる内段部
を形成し、この内段部にパッキング材を介在させた請求
項第1項記載の可撓性継手。 - 【請求項4】 外周継手金具が雄ねじを備えた継手金具
である請求項第1項記載の可撓性継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248572A JPH0972473A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ホ−ス型可撓性継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248572A JPH0972473A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ホ−ス型可撓性継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972473A true JPH0972473A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17180141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7248572A Pending JPH0972473A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ホ−ス型可撓性継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972473A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100620035B1 (ko) * | 2005-02-25 | 2006-09-11 | 엘에스전선 주식회사 | 델타형 그루브 니플 구조를 갖는 자동차용 고압호스 조립체 |
JP2008202784A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-09-04 | Bridgestone Corp | 差し込み容易でかつ抜け出しにくいホ−ス及びその接続構造 |
JP2015052376A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 金具、金具付きホース及び金具付きホースの組み付け方法 |
JP2015215006A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 継手 |
JP2015227718A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-17 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 継手 |
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1995
- 1995-08-31 JP JP7248572A patent/JPH0972473A/ja active Pending
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