JPH0958316A - 補助シート - Google Patents

補助シート

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JPH0958316A
JPH0958316A JP22185995A JP22185995A JPH0958316A JP H0958316 A JPH0958316 A JP H0958316A JP 22185995 A JP22185995 A JP 22185995A JP 22185995 A JP22185995 A JP 22185995A JP H0958316 A JPH0958316 A JP H0958316A
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JP
Japan
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auxiliary seat
seat
auxiliary
tray
occupant
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JP22185995A
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Tsukasa Saraoka
典 更岡
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Central Motor Co Ltd
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Central Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小物を入れるトレーの使い勝手を良くし、同
時に、車のフロアを簡単に乗員が座れるようにすること
ができる補助シートを得る。 【解決手段】 収納部16がフロントシート10の下部
に形成され、補助シート18が収納されている。補助シ
ート18を使用するときは、レール40に沿って補助シ
ート18をスライドさせ、ストッパー44が機能する位
置まで、収納部16から引き出す。ここで、補助シート
18を固定し、背もたれ38を起こして乗員が着座可能
とする。この状態では、乗員が着座したままで、車両前
後側の引出口22及び車両の中央側の引出口26の3方
向からトレー28を引き出すことができる。また、クッ
ション36を開放すれば、取出口からトレーの中の小物
を取り出すこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられる
補助シートに関する。
【0002】
【従来の技術】車には、乗員が座るシートの下部に収納
部を形成し、この収納部へ小物を入れるトレーを収納し
たものがある。
【0003】しかしながら、図7に示すトレー60で
は、着座部62を開放して小物を取り出さなければなら
ず、乗員が着座部62に座ったままでは利用できない。
【0004】また、図8に示すトレー64では、引き出
し方向が一方向であるため、使い勝手が余り良くない。
【0005】一方、フラットフロアタイプの車では、フ
ロントシートの後方がフラットなラゲッジ用のスペース
とされ、荷物等を載せることができるようになっている
が、このフロアを乗員が座れるように適時変更できれ
ば、車の使用形態のバリエーションが向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、小物を入れるトレーの使い勝手を良くし、同時
に、車のフロアを簡単に乗員が座れるようにすることが
できる補助シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の補助シ
ートでは、収納部がフロントシートの下部に形成されて
いる。この収納部には、補助シートが収納されており、
スライド手段によって、簡単に引き出すことができる。
このため、必要なときだけ、補助シートを引き出して着
座し、使用しないときは、収納部に補助シートを収納し
ておけば、フロントシートの後方はラゲッジスペースと
して広く使用できる。
【0008】請求項2に記載の補助シートでは、フロン
トシートの後方へレール手段が延びており、このレール
手段に、補助シートの下面に形成された係合手段がスラ
イド可能に係合している。これによって、補助シートは
スムーズにスライドする。
【0009】請求項3に記載の補助シートでは、ストッ
パー手段によって、補助シートが車両のフロアに固定さ
れるので、ガタ付くことがない。
【0010】請求項4に記載の補助シートでは、補助シ
ートに折り畳み可能な背もたれが設けられている。この
背もたれは、補助シートが収納部へ収納されるときは折
り畳まれ、引き出されたときには起伏されて使用され
る。
【0011】請求項5に記載の補助シートでは、枠体を
備えており、この枠体の上方は開口し、側面には引出口
が形成されている。枠体の中には、トレーが収納されて
おり、引出口から引き出すことができる。また、枠体の
上方の開口は開閉自在な着座部で覆われ、乗員が着座す
ることができるようになっている。
【0012】従って、引出口を車両前後側及び車両の中
央側の3か所に形成すれば、補助シートに座ったままで
も、3方向からトレー内に収納された小物等を取り出す
ことができる。また、着座部を開放すれば、上方向から
の取り出しも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、フロン
トシート10は、フロアパネルPに固定され車両後方側
に開口部12が形成された枠状の台座14に取付けられ
ている。この台座14とフロアパネルPとが構成する空
間が、本形態に係る補助シート18の収納部16とな
る。
【0014】補助シート18は、矩形状の枠体20を備
えている。この枠体20は、車両前後側及び車両の中央
側の3か所の側面が開口されており、図4に示すよう
に、この開口が引出口22、24、26とされている。
また、上方も開口され枠体20内へ納められた箱状のト
レー28に収納された小物の取出口30となっている。
【0015】このトレー28の車両前後側の側面積は、
引出口22、24の開口面積より若干小さくされ、ま
た、中央側の側面積は、引出口26の開口面積より若干
小さくされている。これによって、トレー28を引出口
22、24、26の3方からスムーズに引き出すことが
できる。
【0016】さらに、枠体20の下側には、図5に示す
ように、底板32が設けられており、引出口22、2
4、26の開口縁と面一となっている。これによって、
トレー28を、引出口22、24、26の開口縁に引っ
掛かけることなくスムーズに引き出すことができる。な
お、トレー28は、枠体20の肉厚分だけ内側へ引っ込
んでいるので、上縁部には、乗員が指を掛けることがで
きるように把手34が設けられている。
【0017】一方、枠体20の取出口30は、矩形状の
クッション36で覆われ、乗員が着座することができる
ようになっている。このクッション36は、ヒンジ(図
示省略)で開閉可能となっており、必要に応じて取出口
30を開放できるようになっている。また、枠体20に
は、図示しないラチェットロック機構で折り畳み可能な
背もたれ38が設けられている。この背もたれ38は、
補助シート18が収納部16へ収納されるときは折り畳
まれ、引き出されたときには起伏されて使用される。
【0018】さらに、フロアパネルPには、収納部16
からフロントシート10の後方に亘って2条のレール4
0が敷設されている。このレール40には、枠体20の
下面に凹設されたレール溝42がスライド可能に係合し
ている。また、レール40の端部には、ストッパー44
が形成されており、補助シート18が抜け出さないよう
になっている。
【0019】さらに、フロアパネルPには、図2及び図
3に示すように、2つの係止孔46、48が穿設されて
いる。この係止孔46、48へは、枠体20の下部に設
けられた止めピン50が挿入され、補助シート18を収
納位置と使用位置とで固定することができるようになっ
ている。
【0020】図6に示すように、この止めピン50は、
枠体20の下部に穿設された貫通孔52へ挿入されるよ
うになっている。貫通孔52の上部孔縁は、枠体20の
長手方向に沿って凹設され長溝54となっている。この
長溝54には、操作板56が枠体20の表面から突出し
ないように収納されている。操作板56の一端は起伏可
能に軸支されており、他端には止めピン50が回動可能
に取付けられている。
【0021】次に、本形態に係る補助シートの作用を説
明する。図2に示すように、補助シート18が収納部1
6に収納されているときには、係止孔46(図3参照)
へ止めピン50が挿入され、不用意に補助シート18が
迫り出すことがないようになっている。このとき、小物
が入れられたトレー28は、車両後方側の引出口22か
ら引き出すことができる。また、操作板56は、長溝5
4内へ収納されているので、トレー28の下面が引っ掛
かることもない。さらに、フロントシート10の後方は
ラゲッジスペースとして広く使用できる(図1参照)。
【0022】補助シート18を使用するときは、操作板
56の他端に指を掛け、操作板56を持上ながら係止孔
46から止めピン50を抜き出す。次に、図3に示すよ
うに、レール40に沿って補助シート18をスライドさ
せ、ストッパー44が機能する位置まで、収納部16か
ら引き出す。ここで、係止孔48へ止めピン50を挿入
して、補助シート18を固定し、図4に示すように、背
もたれ38を起こして乗員が着座可能とする。
【0023】この状態では、乗員が着座したままで、車
両前後側の引出口22、24及び車両の中央側の引出口
26の3方向からトレー28を引き出すことができる。
また、図4に示すように、クッション36を開放すれ
ば、取出口30からトレーの中の小物を取り出すことも
できる。
【0024】なお、本形態では、レールをフロアパネル
の上に突設したが、逆にフロアパネルを凹設して溝状の
レールとして、このレールと係合する凸部を枠体に設け
てもよい。これによって、補助シートを収納したとき、
フロアパネルの使い勝手がさらに良くなる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、小物を入
れるトレーの使い勝手が良くなり、同時に、車のフロア
を簡単に乗員が座れるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る補助シートがフロントシートの下
部から引き出された状態を示す平面図である。
【図2】本形態に係る補助シートからトレーを引き出し
た状態を示す斜視図である。
【図3】本形態に係る補助シートを引き出した状態を示
す斜視図である。
【図4】本形態に係る補助シートの着座部を開放した状
態を示す斜視図である。
【図5】本形態に係る補助シートのトレーを引き出した
状態を示す斜視図である。
【図6】本形態に係る補助シートのストッパー機構を示
す斜視図である。
【図7】従来のフロントシートの下部に収納されたトレ
ーを示す断面図である。
【図8】従来のフロントシートの下部に収納されたトレ
ーを示す断面図である。
【符号の説明】
14 収納部 18 補助シート 20 枠体 22 引出口 24 引出口 26 引出口 28 トレー 36 クッション(着座部) 38 背もたれ 40 レール(スライド手段) 42 レール溝(スライド手段) 46 係止孔(ストッパー手段) 48 係止孔(ストッパー手段) 50 止めピン(ストッパー手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられたフロントシートの下
    部に形成された収納部と、前記収納部に収納される補助
    シートと、前記補助シートを前記収納部から引き出し可
    能とするスライド手段と、を有することを特徴とする補
    助シート。
  2. 【請求項2】 前記スライド手段が、前記フロントシー
    トの後方へ延びるレール手段と、前記補助シートの下面
    に形成され前記レールとスライド可能に係合する係合手
    段と、で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    補助シート。
  3. 【請求項3】 前記補助シートを前記車両のフロアに固
    定するストッパー手段が設けられたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の補助シート。
  4. 【請求項4】 前記補助シートに折り畳み可能な背もた
    れが設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3の
    何れかに記載の補助シート。
  5. 【請求項5】 前記補助シートが、上方が開口し側面に
    引出口が形成された枠体と、前記枠体の中へ前記引出口
    から引き出し可能に収納されたトレーと、前記開口を覆
    い乗員が着座する開閉自在な着座部と、で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の補
    助シート。
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