JPH0732252Y2 - 折りたたみシート - Google Patents
折りたたみシートInfo
- Publication number
- JPH0732252Y2 JPH0732252Y2 JP1990078904U JP7890490U JPH0732252Y2 JP H0732252 Y2 JPH0732252 Y2 JP H0732252Y2 JP 1990078904 U JP1990078904 U JP 1990078904U JP 7890490 U JP7890490 U JP 7890490U JP H0732252 Y2 JPH0732252 Y2 JP H0732252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- passenger
- opening
- armrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は折りたたみシート、特にワゴン型車、バン型車
等の乗貨兼用車両の助手席に設置するに適した折りたた
みシートに関するものである。
等の乗貨兼用車両の助手席に設置するに適した折りたた
みシートに関するものである。
［従来技術］ 乗貨兼用車両の助手席用シートは、運転席用シートの側
方にこれとは間隔をおいて、かつ車両出入口より若干後
方位置に設けられており、助手席用シートの前方および
助手席用および運転席用シート間のスペースは、出入口
から車室後部への乗員や貨物の通路となっている。従っ
てコンソールボックスが設けられておらず、不便であ
る。なお、小物や書類を収納するために、シートバック
にポケットやシートバックトレイを設けているが、重要
物の収納には適していない。
方にこれとは間隔をおいて、かつ車両出入口より若干後
方位置に設けられており、助手席用シートの前方および
助手席用および運転席用シート間のスペースは、出入口
から車室後部への乗員や貨物の通路となっている。従っ
てコンソールボックスが設けられておらず、不便であ
る。なお、小物や書類を収納するために、シートバック
にポケットやシートバックトレイを設けているが、重要
物の収納には適していない。
［本考案が解決しようとする課題］ そこで本考案は、折りたたむことによりテーブルおよび
コンソールボックスとしての役割りを果し、かつ重要物
の収納にも適し、更に車室後部への通路を充分に確保し
得る助手席用折りたたみシートを提供することを目的と
する。
コンソールボックスとしての役割りを果し、かつ重要物
の収納にも適し、更に車室後部への通路を充分に確保し
得る助手席用折りたたみシートを提供することを目的と
する。
［課題を解決するための手段］ 本考案は第１図ないし第４図に例示するように、助手席
用シート２のシートバック４をシートクッション３の上
面に前倒し可能に設け、シートクッション３は車室外側
の側端を開口部31とするボックス状に形成するととも
に、車室中央側の側縁を支持するシートレッグ5a、5bに
て運転席用シート１側へ横倒し可能とし、シートクッシ
ョン３の車室外側の側端には、着座状態で開口部31を閉
じるように起立し、シートクッションの横倒し時には上
記開口部31を開閉するアームレスト６を回動可能に設け
たことを特徴とする。
用シート２のシートバック４をシートクッション３の上
面に前倒し可能に設け、シートクッション３は車室外側
の側端を開口部31とするボックス状に形成するととも
に、車室中央側の側縁を支持するシートレッグ5a、5bに
て運転席用シート１側へ横倒し可能とし、シートクッシ
ョン３の車室外側の側端には、着座状態で開口部31を閉
じるように起立し、シートクッションの横倒し時には上
記開口部31を開閉するアームレスト６を回動可能に設け
たことを特徴とする。
［作用、効果］ シートバック４を前倒しにし、シートクッション３を横
倒しにすると、運転席用シート１の側方に、ボックス状
のシートクッション３の上端となる開口部31がアームレ
スト６により開閉されるコンソールボックスが形成され
る。これによりアームレスト６はテーブルの役割を果
す。また、小物や書類はシートクッション３内に収納で
きる。そして収納状態でシートクッション３を着座状態
とすれば、その中に収納されている小物や書類等は直ち
に抜き出すことが出来ないから盗難等に対して安全性が
向上する。またシートクッション３を横倒しにすると、
車両出入口E1から入った右側に、シート２が横倒しとな
った移動跡に大きなスペースができる。従って、助手席
用シートに着座時、および横倒し時のいずれにおいて
も、出入口E1から車室後部への通路は確保される。
倒しにすると、運転席用シート１の側方に、ボックス状
のシートクッション３の上端となる開口部31がアームレ
スト６により開閉されるコンソールボックスが形成され
る。これによりアームレスト６はテーブルの役割を果
す。また、小物や書類はシートクッション３内に収納で
きる。そして収納状態でシートクッション３を着座状態
とすれば、その中に収納されている小物や書類等は直ち
に抜き出すことが出来ないから盗難等に対して安全性が
向上する。またシートクッション３を横倒しにすると、
車両出入口E1から入った右側に、シート２が横倒しとな
った移動跡に大きなスペースができる。従って、助手席
用シートに着座時、および横倒し時のいずれにおいて
も、出入口E1から車室後部への通路は確保される。
［実施例］ 第１図ないし第４図に示す実施例において、第１図に示
すようにバン型車両の車室Ｒには、左右の出入口E1、E2
のやや後方位置にそれぞれ、助手席用シート２および運
転席用シート１が設置してある。両シート１、２は独立
で、両者間には間隔が設けてある。
すようにバン型車両の車室Ｒには、左右の出入口E1、E2
のやや後方位置にそれぞれ、助手席用シート２および運
転席用シート１が設置してある。両シート１、２は独立
で、両者間には間隔が設けてある。
助手席用シート２のシートバック４は、シートクッシヨ
ン３の上面に前倒し可能としてある。シートクッション
３の車室中央側、即ち運転席用シート１側の側縁の前後
にはシートレッグ5a、5bが取付けてあり、これ等の下端
はフロア７に突設したヒンジ８に、シート１方向へ回転
可能に軸支せしめてある。シートクッション３は、車室
外側の側端に開口部31を有する中空のボックス形状とし
てある。そして上記側端は車室の側壁９に突設したブラ
ケット10により支持せしめてある。シートクッション３
はロック装置11によりブラケット10にロックし得る。
ン３の上面に前倒し可能としてある。シートクッション
３の車室中央側、即ち運転席用シート１側の側縁の前後
にはシートレッグ5a、5bが取付けてあり、これ等の下端
はフロア７に突設したヒンジ８に、シート１方向へ回転
可能に軸支せしめてある。シートクッション３は、車室
外側の側端に開口部31を有する中空のボックス形状とし
てある。そして上記側端は車室の側壁９に突設したブラ
ケット10により支持せしめてある。シートクッション３
はロック装置11によりブラケット10にロックし得る。
上記開口部31を形成したシートクッション３の車室外側
の側端の下縁にはアームレスト６が軸支してある。アー
ムレスト６は容器状の基板61とこれを閉じる蓋体62とよ
りなり、シートクッション３と車室の側壁９との間に挟
まれて起立状態としてある。蓋体62にはカップホルダ用
の穴63を設けることができる。
の側端の下縁にはアームレスト６が軸支してある。アー
ムレスト６は容器状の基板61とこれを閉じる蓋体62とよ
りなり、シートクッション３と車室の側壁９との間に挟
まれて起立状態としてある。蓋体62にはカップホルダ用
の穴63を設けることができる。
以上のように構成した助手席用シート２において、着座
状態としたときは、第１図に示すようにシート２の前方
および両シート１、２間にはスペースが存在し、これ等
スペースを通って乗員は出入口E1から車室後部へ入り、
また貨物を搬入することができる。また助手席の乗員は
アームレスト６を利用することができる。
状態としたときは、第１図に示すようにシート２の前方
および両シート１、２間にはスペースが存在し、これ等
スペースを通って乗員は出入口E1から車室後部へ入り、
また貨物を搬入することができる。また助手席の乗員は
アームレスト６を利用することができる。
シート２を横倒しするときは、シートバック４を前倒し
するとともにロック装置11を解除し、シートクッション
３をシートレッグ5a、5bの下端を中心として回動させて
第２図および第４図で２点鎖線で示すようにシート１の
側方に立設する。そして筆記等を行なう場合にはアーム
レスト６の蓋体62をテーブルとして利用することができ
る。また、小物等を一時的に収納するときは、蓋体62を
開いて容器状の基体61内に収納する。また重要な小物、
書類等はアームレスト６全体を開いてボックス状のシー
トクッション３内に収納する。なお、シートクッション
３にはアームレスト６を閉状態で保持するロック装置を
設けてもよい。
するとともにロック装置11を解除し、シートクッション
３をシートレッグ5a、5bの下端を中心として回動させて
第２図および第４図で２点鎖線で示すようにシート１の
側方に立設する。そして筆記等を行なう場合にはアーム
レスト６の蓋体62をテーブルとして利用することができ
る。また、小物等を一時的に収納するときは、蓋体62を
開いて容器状の基体61内に収納する。また重要な小物、
書類等はアームレスト６全体を開いてボックス状のシー
トクッション３内に収納する。なお、シートクッション
３にはアームレスト６を閉状態で保持するロック装置を
設けてもよい。
しかしてシート２の横倒し時、着座状態跡に広いスペー
スが生じるから、このスペースにより乗員および貨物は
出入口から車室後部へ入り得る。
スが生じるから、このスペースにより乗員および貨物は
出入口から車室後部へ入り得る。
再び着座状態へシート２を戻すときは、シートレッグ5
a、5bを回動させてシートクッション３の車室外側の端
部を側壁９のプラケット10に支持せしめ、ロック装置11
をロックする。しかして、小物、書類等は閉じられたシ
ートクッション３やアームレスト６内に収納されている
から、車内への侵入者が収納物を直ちには取出すことが
できず盗難等に対して安定である。なお、シート２が姿
勢を変えたときに収納物が移動しないように、シートク
ッション３およびアームレスト６内に仕切り等の移動防
止手段を設けることが望ましい。
a、5bを回動させてシートクッション３の車室外側の端
部を側壁９のプラケット10に支持せしめ、ロック装置11
をロックする。しかして、小物、書類等は閉じられたシ
ートクッション３やアームレスト６内に収納されている
から、車内への侵入者が収納物を直ちには取出すことが
できず盗難等に対して安定である。なお、シート２が姿
勢を変えたときに収納物が移動しないように、シートク
ッション３およびアームレスト６内に仕切り等の移動防
止手段を設けることが望ましい。
図は本考案の実施例を示すもので、第１図は運転席用お
よび助手席用シートの配置位置を示す図、第２図はシー
トの斜視図、第３図は助手席用シート横倒し時のシート
の上端部を示す図、第４図はシートの正面図である。 E1、E2……車両出入口 １……運転席用シート ２……助手席用シート ３……シートクッション 31……開口部 ４……シートバック 5a、5b……シートレッグ ６……アームレスト ７……フロア 10……シート支持用ブラケット 11……ロック装置
よび助手席用シートの配置位置を示す図、第２図はシー
トの斜視図、第３図は助手席用シート横倒し時のシート
の上端部を示す図、第４図はシートの正面図である。 E1、E2……車両出入口 １……運転席用シート ２……助手席用シート ３……シートクッション 31……開口部 ４……シートバック 5a、5b……シートレッグ ６……アームレスト ７……フロア 10……シート支持用ブラケット 11……ロック装置
Claims (1)
- 【請求項１】車両の助手席用シートにおいて、シートバ
ックをシートクッション上面に前倒し可能に設け、シー
トクッションは車室外側の側端を開口部とするボックス
状に形成するとともに車室中央側の側縁を支持するシー
トレッグにより横倒し可能とし、シートクッションの車
室外側の側端には、着座状態で開口部を閉じるように起
立し、シートクッション横倒し時に上記開口部を開閉す
るアームレストを回動可能に設けたことを特徴とする折
りたたみシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990078904U JPH0732252Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 折りたたみシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990078904U JPH0732252Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 折りたたみシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437027U JPH0437027U (ja) | 1992-03-27 |
| JPH0732252Y2 true JPH0732252Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31622589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990078904U Expired - Lifetime JPH0732252Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 折りたたみシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732252Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5444868B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2014-03-19 | マツダ株式会社 | 車両の下部車体構造 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP1990078904U patent/JPH0732252Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0437027U (ja) | 1992-03-27 |
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